JPH06130254A - 光部品結合装置 - Google Patents

光部品結合装置

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JPH06130254A
JPH06130254A JP27747092A JP27747092A JPH06130254A JP H06130254 A JPH06130254 A JP H06130254A JP 27747092 A JP27747092 A JP 27747092A JP 27747092 A JP27747092 A JP 27747092A JP H06130254 A JPH06130254 A JP H06130254A
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JP
Japan
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substrate
optical component
optical
coupling device
pair
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JP27747092A
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Fumihiko Shimizu
文彦 志水
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明の目的は、簡単かつ高精度に相対すべ
き光部品を配置決定することができ、しかも位置合わせ
の微調整を可能とする光部品結合装置を提供することに
ある。 【構成】この発明は、相対すべき第1、第2の光部品を
配置決定して光結合させる光部品結合装置において、前
記第1の光部品が位置決め搭載される第1の基板と、こ
の第1の基板上に搭載され、その搭載状態で前記第1の
光部品と所望の相対位置関係となるように前記第2の光
部品が位置決め固定される第2の基板とを具備し、前記
第1、第2の基板の対向面それぞれに断面がV字型で平
行に凹凸させた一対の規制部を形成し、第2の基板の第
1の基板搭載時に互いの規制部を嵌合することで基板間
を位置決めするようにしたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば多心光ファイ
バアレイと光送信デバイスアレイあるいは光受信デバイ
スアレイとを光結合する光結合装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、通信・放送などの分野にあって
は、伝送信号のデジタル化とその信号速度の向上、通信
ネットワークの広域化、取り扱う信号数の飛躍的な増大
に伴って、光通信システムが急速に実用化されている。
また情報処理などの分野においても処理速度の高速化と
並列コンピュータ等の開発が活発に行われている。
【0003】このような状況のなかで、最近、装置内の
配線に光伝送路を用いた小型・高密度光配線技術が注目
されている。この技術は信号伝送路に多心光ファイバア
レイを使用し、多心光ファイバアレイと光送信デバイス
アレイあるいは光受信デバイスアレイとの光結合部を小
型・高信頼性・低コストで実現しようとするものであ
る。従来の多心光ファイバアレイと光送信デバイスアレ
イとを光結合する光結合装置を図7に示す。
【0004】図7において、1は多心光ファイバアレイ
なるリボンファイバであり、複数本のファイバ線1aが
一列に束ねられている。2は送信デバイスアレイなるレ
ーザチップであり、ここでは一側面に互いに等間隔にか
つ一直線上に複数個のレーザ出射口2aが設けられてい
る。
【0005】まず、レーザチップ搭載用基板11の特定
箇所に予め印されたマーカ位置にレーザチップ1を目測
により固定する。また、ファイバ線固定用基板12に予
め形成されたファイバ線固定用V溝群12aにそれぞれ
リボンファイバ1の各ファイバ線を固定する。これらの
基板11,12を位置固定用基板13上に光結合パワー
をパワーモニタリングしながら位置合わせして固定す
る。尚、上記光結合に際して、ファイバ線1aとレーザ
出射口2aとの間にマイクロレンズアレイ(図示せず)
を挿入して結合効率を改善することもある。
【0006】しかしながら、上記のような光部品結合装
置では、レーザチップ2の固定、及びレーザチップ搭載
用基板11、ファイバ線固定用基板12及び基板上での
位置合わせを目測手作業で行っているため、大変な手間
と時間がかかり、このことがコスト増大の大きな原因と
なっている。さらに、調整箇所が多数あることにより、
光結合精度や信頼性の点でも問題が多い。
【0007】そこで、従来では、簡単な構成でしかも光
部品間の光軸調整を自己整合で自動的に行えるように、
図8または図9に示すような、市販されている多心光コ
ネクタの雄側部品を利用した光部品結合装置が提案され
ている。
【0008】図8において、21は多心光コネクタの雄
側部品であり、リボンファイバ1の端部において、複数
のファイバ線を樹脂モールド22で一列かつ等間隔に配
置固定し、同時にその両側から一対のガイドピン23を
平行に突出させて構成される。
【0009】このような多心光コネクタ部品21に対し
て、レーザチップ搭載用基板25は予めエッチングや高
精度機械加工あるいは切削等の手法でレーザチップ2の
幅と等しい幅の溝26が形成され、さらにその両側面が
光コネクタ部品21の一対のガイドピン23の内幅に等
しい幅で切り出され、レーザチップ位置固定用基板27
に固定される。尚、レーザチップ2の複数個のレーザ出
射口2aは多心光コネクタ部品21側のファイバ線数、
間隔と同じであるものとする。
【0010】すなわち、上記構成の光部品結合装置は、
溝26上にレーザチップ2を搭載固定した状態で基板2
5を位置固定用基板27上に固定し、基板25の側面に
沿って一対のガイドピン23を合わせて多心光コネクタ
部品21を配置固定する。これによって、レーザチップ
2の各レーザ出射口2aと多心光コネクタ部品21側の
各ファイバ線1aとの光軸合わせを自動的に行う。
【0011】一方、図9において、21は多心光コネク
タの雄側部品であり、図8のものと同じである。このよ
うな多心光コネクタ部品21に対して、レーザチップ搭
載用基板28には、予めエッチングや高精度機械加工あ
るいは切削等の手法でレーザチップ2の幅と等しい幅の
溝29を形成し、同時にその両側に光コネクタ部品21
の一対のガイドピン23をその径に等しい幅の位置で案
内する一対のV字型溝30を形成しておく。
【0012】すなわち、上記構成の光部品結合装置は、
基板28の溝29上にレーザチップ2を搭載固定し、同
じ基板28のV字型溝26にガイドピン23を合わせて
多心光コネクタ部品21を配置固定する。これによっ
て、レーザチップ2の各レーザ出射口2aと多心光コネ
クタ部品21側の各ファイバ線1aとの光軸合わせを自
動的に行う。
【0013】しかしながら、図8に示す装置では、レー
ザチップ搭載用基板25において、レーザチップ位置決
め用溝26の形成位置に対して両側面を正確に切り出す
ことが非常に困難であり、さらに一対のガイドピン23
の加工精度も材質上あまり高くとることができない。よ
って、レーザ出射口2aとファイバ線1aとの間の位置
合わせに精度上の問題が残る。
【0014】一方、図9に示す装置では、レーザチップ
搭載用基板28にレーザチップ位置決め用溝29を形成
すると同時に、同じ手法(例えばエッチング)でガイド
ピン案内用のV字型溝30を形成するため、図8の装置
と比較して高い精度を出すことができる。しかしなが
ら、この場合もガイドピン23の加工精度に依存してお
り、基板28側の精度を高くすることができても、やは
り位置合わせに精度上の問題が残る。
【0015】さらに、図8、図9のいずれの装置も、位
置合わせ後の調整が困難であり、例えば径10μmのフ
ァイバコア線に対して数μmオーダーで光軸調整するこ
とはほとんど不可能である。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、従
来の光部品結合装置では、相対すべき第1、第2の光部
品の配置決定に精度上の問題があり、しかも微調整が困
難であった。
【0017】この発明は上記の課題を解決するためにな
されたもので、簡単かつ高精度に相対すべき光部品を配
置決定することができ、しかも位置合わせの微調整を可
能とする光部品結合装置を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
にこの発明は、相対すべき第1、第2の光部品を配置決
定して光結合させる光部品結合装置において、前記第1
の光部品が位置決め搭載される第1の基板と、この第1
の基板上に搭載され、その搭載状態で前記第1の光部品
と所望の相対位置関係となるように前記第2の光部品が
位置決め固定される第2の基板とを具備し、前記第1、
第2の基板の対向面それぞれに断面がV字型で平行に凹
凸させた一対の規制部を形成し、第2の基板の第1の基
板搭載時に互いの規制部を嵌合することで基板間を位置
決めするようにしたことを特徴とする
【0019】
【作用】上記構成による光部品結合装置では、第1の基
板の溝部に端部を合わせて第1の光部品31を配置する
だけで、第1の光部品を位置決めすることができ、第2
の基板の溝部に端部を合わせて配置するだけで第2の光
部品を位置決めすることができ、第2の基板を第1の基
板上に搭載する際に、互いの規制部をそれぞれ嵌合する
ことで基板間の位置決めをすることができる。このた
め、上記規制部をそれぞれエッチングや高精度機械加工
あるいは切削等の手法で形成することで互いに高い精度
で形成すれば、規制部の嵌合で第1、第2の基板を高精
度に位置決めすることができ、これらに搭載される第
1、第2の光部品も結果的に高精度に位置決めすること
ができる。
【0020】
【実施例】以下、図1を参照してこの発明の実施例を詳
細に説明する。
【0021】図1はこの発明に係る第1の実施例の構成
を示すもので、31は第1の光部品、32は第2の光部
品である。ここでは光部品31,32を互いに相対位置
に配置して光軸合わせを行うことで両者を光結合する光
部品結合装置を示している。
【0022】この光部品結合装置は、第1の光部品31
が位置決め搭載される第1の基板33と、この第1の基
板33上に搭載され、その搭載状態で第1の光部品31
と所望の相対位置関係となるように第2の光部品32が
位置決め固定される第2の基板34とで構成される。
【0023】第1の基板33には、上面中央に第1の光
部品31の幅に相当する底面と適度な深さの溝部33a
が図中Y軸方向(第1、第2の光部品31,32の光軸
方向)に形成される。すなわち、この溝部33aに端部
を合わせて第1の光部品31を配置するだけで、第1の
光部品31を位置決めすることができる。
【0024】一方、第2の基板34にも、第1の基板3
3との対向面中央に第2の光部品32の幅に相当する底
面と適度な深さの溝部34aが図中Y軸方向に形成され
る。すなわち、この溝部34aに端部を合わせて第2の
光部品32を配置するだけで、第2の光部品32を位置
決めすることができる。
【0025】第1、第2の基板33,34には、さらに
対向面の溝部33a,34a両側にそれぞれ断面がV字
型で平行に凹凸させた一対の規制部33bと34b,3
3cと34cが図中Y軸方向に形成される。すなわち、
第2の基板34を第1の基板33上に搭載する際に、互
いの規制部33bと34b,33cと34cをそれぞれ
嵌合することで基板33,34間の図中X軸方向(Y軸
に直交しかつ基板33,34に水平な方向)の位置決め
をすることができる。
【0026】上記規制部33bと34b,33cと34
cは、それぞれエッチングや高精度機械加工あるいは切
削等の手法で形成される。よって、互いに高い精度で形
成可能であり、規制部33bと34b,33cと34c
の嵌合で第1、第2の基板33,34を高精度に位置決
めすることができ、これらに搭載される第1、第2の光
部品31,32も結果的に高精度に位置決めすることが
できる。
【0027】図2はこの発明に係る第2の実施例を示す
ものである。但し、図2において、図1と同一部分には
同一符号を付して示し、ここでは異なる部分について説
明する。
【0028】第1の実施例ではX軸方向の位置決めを自
己整合で行えるようにした場合を説明したが、Y軸方向
の位置決めにも応用可能である。そこで、第2の基板3
4をコ字状に形成し、第1、第2の基板33,34にそ
れぞれY軸に平行する規制部33bと34b,33cと
34cを溝部33a,34aの両側に設けると共に、X
軸に平行し断面がV字型で平行に凹凸させた一対の規制
部33dと34d,33eと34eをそれぞれ増設部分
両側に設ける。
【0029】この構成によれば、第2の基板34を第1
の基板33上に搭載する際に、互いの規制部33bと3
4b,33cと34c,33dと34d,33eと34
eをそれぞれ嵌合することで、基板33,34間の位置
決めを、図中X軸方向のみならずY軸方向も自己整合で
行うことができる。
【0030】図3はこの発明に係る第3の実施例を示す
ものである。但し、図3において、図1と同一部分には
同一符号を付して示し、ここでは異なる部分について説
明する。
【0031】すなわち、この光部品結合装置は、第1の
基板33を利用し、第3の基板35を用いて第3の光部
品36を搭載するようにしたものである。第3の基板3
5は第2の基板34と全く同様であり、第1の基板33
との対向面中央に第3の光部品36の幅に相当する底面
と適度な深さの溝部35aが図中Y軸方向に形成され
る。これにより、溝部35aに端部を合わせて第3の光
部品36を配置するだけで、第3の光部品36を位置決
めすることができる。
【0032】また、溝部35aの両側に第1の基板33
の規制部33b,33cと嵌合するように、それぞれ断
面がV字型で平行に凹凸させた一対の規制部35b,3
5が図中Y軸方向に形成される。すなわち、第3の基板
35を第1の基板33上に搭載する際に、互いの規制部
33bと35b,33cと35cをそれぞれ嵌合するこ
とで基板33,35間の図中X軸方向の位置決めをする
ことができる。
【0033】上記規制部35b,35cは、それぞれエ
ッチングや高精度機械加工あるいは切削等の手法で形成
される。よって、第1の基板33の規制部33b,33
cと同じく高い精度で形成可能であり、規制部33bと
35b,33cと35cの嵌合で第1、第3の基板3
3,35を高精度に位置決めすることができ、第2、第
3の基板34,35に搭載される第2、第3の光部品3
2,36を結果的に高精度に位置決めすることができ
る。
【0034】尚、この構成によれば、第1の光部品31
を第1の基板33に直接搭載するのではなく、第3の基
板35を用いて間接的に搭載するようにすることもでき
る。図4はこの発明に係る第4の実施例を示すものであ
る。但し、図4において、図1、図3、図7と同一部分
には同一符号を付して示し、ここでは異なる部分につい
て説明する。
【0035】この実施例の光部品結合装置は、図7に示
したリボンファイバ1、レーザチップ2を光結合するも
ので、リボンファイバ1のファイバ線1aは第2の基板
34に取り付けられ、レーザチップ1は第3の基板35
に取り付けられる。
【0036】第2の基板34には、前述の溝部34aに
代わって、複数本のファイバ線1aを光軸方向に所定間
隔で配設するためのV溝群34fが形成されており、こ
こにファイバ線1aを配設した後、固定板37で固定さ
れる。一方、第3の基板35の溝部35aには端部を合
わせてレーザチップ1が配設される。
【0037】このようにファイバ線1a、レーザチップ
2を配設した第2、第3の基板34,35をそれぞれ第
1の基板33に各規制部33bと34b,33cと34
cを合わせて搭載することで、自己整合的にファイバ線
1aとレーザチップ2の図中X軸方向の位置決めするこ
とができる。
【0038】ここで、リボンファイバ1のファイバ線直
径が125μm、そのコアの直径が10μmである場合
を想定する。これに対して、上記規制部33b,33
c,34b,34cの凹凸のピッチは、前述の形成手法
によれば数μmオーダーで実現できる。したがって、初
期設定でレーザ光軸がファイバ線のコア中心からずれた
場合であっても、規制部33bと34b,33cと34
cの嵌合位置をX軸方向にずらすことで数μmごとに位
置調整でき、これによってレーザ光軸をコア中心に極め
て高い精度で合わせることができる。
【0039】尚、上記実施例において、さらに第2の実
施例のように、y軸に垂直でかつ基板33,34,35
に対して水平な方向に断面がV字型の凹凸を形成してな
る規制部を、基板33,34,35の各対向位置に設け
ることで、自己整合的にY軸方向の位置決めをも同時に
行うことができる。また、Y軸方向の数μmごとの位置
調整も可能である。図5はこの発明に係る第5の実施例
を示すものである。但し、図5において図1と同一部分
には同一符号を付して示し、ここでは特徴部分を中心に
説明する。
【0040】図5は一つの一対の規制部(例として33
b,34bとする)を取り出して示す第1、第2の基板
33,34の断面図である。ここでは、第1の基板33
側の規制部33bの凹凸数を第2の基板34側の規制部
34bの凹凸数より数倍(図では4倍)多くし、規定部
34bと噛み合う個数を1グループとして、グループ単
位で深さを順に浅くするようにしている。他の規制部に
ついても同様に設定する。
【0041】この構成によれば、第1の基板33に対す
る第2の基板34の搭載位置をずらすことで、第1の基
板33に対する第2の基板34の高さ(X,Y軸に垂直
なZ軸方向)を調整することができる。図4の実施例に
適用すれば、第1の基板33に対して、第3の基板35
の高さを調整することができ、図2の実施例の構成を合
わせて適用すれば、X,Y,Z軸全ての方向の調整が可
能となる。
【0042】図6はこの発明に係る第6の実施例を示す
もので、(a)は外観を示す斜視図、(b)は(a)図
のA−A線断面図である。但し、図6において図1と同
一部分には同一符号を付して示し、ここでは特徴部分を
中心に説明する。
【0043】図6はリボンファイバ1の各ファイバ線1
aとフォトダイオードチップアレイ(以下、PDチップ
と称する)38とを光結合する光部品結合装置の構成を
示すものである。
【0044】PDチップ38は第1の基板33の中央に
形成された溝部33aの適当な位置に配設される。ま
た、リボンファイバ1の各ファイバ線1aはそれぞれ第
2の基板34の中央に光軸方向に形成されたV溝群34
fに配設され、透明の固定板37で固定される。
【0045】第1、第2の基板33,34にはそれぞれ
X軸方向の規制部33bと34b,33cと34c及び
X軸方向の規制部33dと34d,33eと34eが形
成される。第2の基板34は第1の基板上にPDチップ
38の真上にファイバ線1aの端部が位置するように載
置固定される。
【0046】この際、各ファイバ線1aが取り付けられ
た第2の基板34は、さらにファイバ線1aの端部が位
置する側面(ファイバ線1a及び固定板37を含む)が
第1の基板33との対向面に対して例えば45°となる
ようにスライスされる。これによってファイバ線1aの
端面は光軸に対して45°の反射鏡を配置したと同様の
効果を発揮するようになり、ファイバ線1a中を伝送さ
れてきた信号光は端面で第1の基板33上に配置したP
Dチップ38に向けて反射される。
【0047】したがって、ファイバ線1aの反射光軸と
PDチップ38の入射光軸が一致するように第2の基板
34の配置をX,Y軸方向に調整すれば、高精度に光軸
を合わせてファイバ線1aとPDチップ38とを光結合
することができる。尚、この発明は上記の各実施例に限
定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範
囲で種々変形しても同様に実施可能である。
【0048】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、簡単か
つ高精度に相対すべき光部品を配置決定することがで
き、しかも位置合わせの微調整を可能とする光部品結合
装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る光部品結合装置の第1の実施例
の構成を示す斜視図。
【図2】この発明に係る第2の実施例の構成を示す分解
斜視図。
【図3】この発明に係る第3の実施例の構成を示す分解
斜視図。
【図4】この発明に係る第4の実施例の構成を示す分解
斜視図。
【図5】この発明に係る第5の実施例の構成を示す断面
図。
【図6】この発明に係る第6の実施例の構成を示す斜視
図及び断面図。
【図7】従来の光部品結合装置の構成を示す斜視図。
【図8】従来の光部品結合装置の他の構成を示す斜視
図。
【図9】従来の光部品結合装置の他の構成を示す斜視
図。
【符号の説明】
1…リボンファイバ、1a…ファイバ線、2…レーザチ
ップ、11…レーザチップ搭載用基板、12…ファイバ
線固定用基板、12a…ファイバ線固定用V溝群、13
…位置固定用基板、21…多芯光コネクタ雄側部品、2
2…樹脂モール度、23…ガイドピン、25…レーザチ
ップ搭載用基板、26…レーザチップ位置決め用溝、2
7…位置固定用基板、28…レーザチップ搭載用基板、
29…レーザチップ位置決め用溝、30…ガイドピン案
内用V字型溝、31…第1の光部品、32…第2の光部
品、33…第1の基板、33a…溝部、33b,33c
…X軸方向規制部、33d,33e…Y軸方向規制部、
34…第2の基板、34a…溝部、34b,34c…X
軸方向規制部、34d,34e…Y軸方向規制部、34
f…V溝群、35…第3の基板、35a…溝部、35
b,35c…X軸方向規制部、36…第3の光部品、3
7…固定板、38…PDチップ。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】相対すべき第1、第2の光部品を配置決定
    して光結合させる光部品結合装置において、前記第1の
    光部品が位置決め搭載される第1の基板と、この第1の
    基板上に搭載され、その搭載状態で前記第1の光部品と
    所望の相対位置関係となるように前記第2の光部品が位
    置決め固定される第2の基板とを具備し、前記第1、第
    2の基板の対向面それぞれに断面がV字型で平行に凹凸
    させた一対の規制部を形成し、第2の基板の第1の基板
    搭載時に互いの規制部を嵌合することで基板間を位置決
    めするようにしたことを特徴とする光部品結合装置。
  2. 【請求項2】さらに、前記第1の基板上に搭載され、前
    記第1の光部品が位置決め搭載される第3の基板を備
    え、前記第1、第3の基板の対向面それぞれに断面がV
    字型で平行に凹凸させた一対の規制部を形成し、第3の
    基板の第1の基板搭載時に互いの規制部を嵌合すること
    で基板間を位置決めするようにしたことを特徴とする請
    求項1記載の光部品結合装置。
  3. 【請求項3】前記一対の規制部は、互いに直交する2方
    向に形成されることを特徴とする請求項1及び2のいず
    れか一方記載の光部品結合装置。
  4. 【請求項4】前記一対の規制部は、少なくとも一方の凹
    凸が複数列形成され、他方が任意の一つに嵌合すること
    により位置調整する位置調整機能を有するようにしたこ
    とを特徴とする請求項1及び2のいずれか一方記載の光
    部品結合装置。
  5. 【請求項5】前記一対の規制部は、一方の凹凸が複数
    列、かつ互いに深さが異なるように形成され、他方が任
    意の一つに嵌合することにより高さ調整する高さ調整機
    能を有するようにしたことを特徴とする請求項1及び2
    のいずれか一方記載の光部品結合装置。
  6. 【請求項6】前記第1の光部品は受光素子であり、前記
    第2の光部品は光ファイバであり、前記光ファイバから
    の信号光を前記受光素子の受光面に導くものであって、
    前記第1の基板は前記受光素子を配置決定する溝部を備
    え、前記第2の基板は前記光ファイバを前記第1の基板
    との対向面側にその面に沿って固定する溝部を備え、さ
    らに前記光ファイバを固定した状態で前記光ファイバの
    端部及び側面を対向面に対して斜めにカットしてなり、
    前記第1の基板に対して前記受光素子を受光面が上方を
    向くように配置した状態で、前記光ファイバの端部が前
    記受光素子の受光面の上方に位置するように前記第1、
    第2の基板にそれぞれ前記一対の規制部を形成するよう
    にしたことを特徴とする請求項1記載の光部品結合装
    置。
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