JPH06127531A - 袋結束機 - Google Patents

袋結束機

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JPH06127531A
JPH06127531A JP30474592A JP30474592A JPH06127531A JP H06127531 A JPH06127531 A JP H06127531A JP 30474592 A JP30474592 A JP 30474592A JP 30474592 A JP30474592 A JP 30474592A JP H06127531 A JPH06127531 A JP H06127531A
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JP
Japan
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bag
band
binding
winding
mouth
Prior art date
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Application number
JP30474592A
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English (en)
Inventor
Shigeru Ikoma
茂 生駒
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Taiyo Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Taiyo Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】粉体や粒体等の投入物が充填された袋体の投入
口を機械的に結束することのできる袋結束機を提供す
る。 【構成】袋運搬クレーンの周回経路上に設定した結束位
置に運搬台を移動停止した後、同運搬台に吊下げられた
袋体の投入口を一対の各袋押えアームで扁平状態に押圧
し、左右の各可動台に取付けたガイド板と各口締めアー
ムとで袋体の投入口を結束幅に挾持して、同各可動台に
取付けた各巻付けヘッドで袋体の投入口を保持する。こ
の後、各巻付けヘッドで保持した袋体の投入口に結束用
バンドを巻回し、同結束用バンドの巻付け側始端部と巻
付け側終端部とを重合してバンド押え爪で押圧固定し、
同結束用バンドの巻付け側始端部と巻付け側終端部とを
超音波溶接機で一体的に重合溶接した後、同結束用バン
ドの巻付け側後端部を切断刃により切断することで、一
つの袋体の結束作業が完了する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、粉体や粒体
等の投入物が充填された袋体の投入口を結束するために
用いられる袋結束機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上述のような袋体の投入口を結束
する方法としては、例えば、投入用ホッパの吐出口に袋
体の投入口を連通接続して、同投入用ホッパに貯溜され
た粉体や粒体等の投入物を袋体に所定量充填する。この
後、袋体の投入口に巻回した結束用ロープの左右端部を
作業者の手で締付け方向に牽引し、同袋体の投入口を結
束幅に緊縮した状態で結束用ロープの左右端部を結び止
める結束方法がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のように
袋体の投入口に巻回された結束用ロープを作業者の手で
締付け固定する場合、作業者の締付け力には限界がある
ので、袋体の投入口を強固に締付け固定することが困難
であり、袋体の投入口を結束するのに手間及び時間が掛
かる。且つ、結束用ロープの締付け力が作業者によって
異なるため、運搬時に付加される振動や横揺れにより、
袋体の投入口に巻回した結束用ロープの結止め部分に緩
みが生じやすく、袋体の投入口から粉体や粒体等の投入
物が流出したり、害虫やゴミ等の異物が混入することが
あるという問題点を有している。
【0004】この発明は上記問題に鑑み、粉体や粒体等
の投入物が充填された袋体の投入口を機械的に結束する
ことにより、袋体の投入口を強固に締付け固定すること
ができ、結束作業の省力化及び能率アップを図ることが
できる袋結束機の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記袋搬送
経路上の結束位置に袋体の投入口を結束可能に集束する
袋集束手段を設け、上記袋体の投入口を中心とする左右
位置に一対の各ヘッドを進退自在に設けると共に、該各
ヘッドの相互対接部に前記袋集束手段で集束した袋体の
投入口を保持する袋保持面を設け、上記各ヘッドの袋保
持面に前記袋集束手段で集束した袋体の投入口と対向し
てバンド巻付け溝を形成し、上記各ヘッドのバンド巻付
け溝に沿って結束用バンドを巻回するバンド巻回手段を
設け、上記バンド巻回手段で巻回した結束用バンドの巻
付け側始端部と、該結束用バンドの巻付け側終端部とを
重合した位置に保持するバンド保持手段を設け、上記バ
ンド固定手段で固定した結束用バンドの巻付け側始端部
と巻付け側終端部とを一体的に重合接続するバンド接続
手段を設け、上記バンド接続手段で接続した結束用バン
ドの巻付け側終端部を適宜位置で切断するバンド切断手
段を設けた袋結束機であることを特徴とする。
【0006】
【作用】この発明は、袋集束手段を駆動して、袋搬送経
路上の結束位置に移動された充填済み袋体の投入口を結
束可能に集束する。同時に、左右一対の各ヘッドを前進
移動して、結束可能に集束された袋体の投入口を各ヘッ
ドの袋保持面で保持する。この後、バンド巻回手段を駆
動して、各ヘッドの袋保持面に形成したバンド巻付け溝
に沿って結束用バンドを周回させ、同各ヘッドの袋保持
面間に保持された袋体の投入口に結束用バンドを巻回す
る。同時に、バンド保持手段を駆動して、袋体の投入口
に巻回された結束用バンドの巻付け側始端部と巻付け側
終端部とを重合した位置に保持し、バンド接続手段を駆
動して、袋体の投入口に巻回された結束用バンドの巻付
け側始端部と巻付け側終端部とを一体的に重合接続した
後、バンド切断手段を駆動して、袋体の投入口に巻回さ
れた結束用バンドの巻付け側後端部を切断することで、
一つの袋体の結束作業が完了する。
【0007】
【発明の効果】この発明によれば、袋体の投入口に巻回
された結束用バンドを機械的に締付け固定するので、従
来方法のように作業者の手で結束用ロープを締付け固定
するよりも大きな締付け力が得られ、袋体の投入口を強
固に締付け固定することができる。しかも、結束用バン
ドの締付け力が常時安定しているため、運搬時に於い
て、袋体の投入口に巻回された結束用バンドが緩んだり
せず、異物の混入及び投入物の流出を確実に防止するこ
とができると共に、一つの袋体の結束作業に要する手間
及び時間が省け、結束作業の省力化及び能率アップを図
ることができる。
【0008】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図面は粉体や粒体等の投入物が充填された柔軟
性を有する袋体の投入口を結束するために用いられる袋
結束機を示し、図1及び図2に於いて、この袋結束機1
は、袋運搬クレーン2の周回経路上に設定した結束位置
に、同周回経路上に架設した走行レール3に沿って各運
搬台4…を1台ずつ順次移動させ、同各運搬台4…に吊
下げられた充填済みの各袋体F…を1袋ずつ結束する装
置である。
【0009】上述の袋結束機1は、袋運搬クレーン2の
周回経路上に設定した結束位置に、運搬台4に吊下げら
れた袋体Fの通過を許容する左右間隔に隔てて各取付け
枠5,6を配設している。
【0010】一方の左側取付け枠5には、同枠の中段両
側部に周回経路と直交して上下2本の各ガイド軸7,8
を進退自在に夫々軸受し、上段側に軸受した各ガイド軸
7,7を各アーム取付け板9,9の上端部に挿通し、下
段側に軸受した各ガイド軸8,8を各アーム取付け板
9,9の下端部に連結し、同各アーム取付け板9,9に
挿通した各ガイド軸7,7の先端部にT字形の各袋押え
アーム10,10を連結固定し、同枠の中段両側部に配
設した油圧式の各進退用シリンダ11,11のピストン
ロッドを各アーム取付け板9,9に連結して、同各進退
用シリンダ11,11の作動により、前述の運搬台4に
吊下げられた袋体Fの通過を許容する後退位置と、同運
搬台4に吊下げられた袋体Fの投入口Faを押圧する前
進位置とに各袋押えアーム10,10を前後動する。
【0011】且つ、上段側に軸受した各ガイド軸7,7
上に各連結アーム12,12の一側端部をスプライン嵌
合し、同各連結アーム12,12の他側端部をアーム連
結板13に形成した各ガイド孔13a,13aに夫々係
合し、下段中央部に配設した油圧式の旋回用シリンダ1
4のピストンロッドをアーム連結板13に固定して、同
旋回用シリンダ14の作動により、前述の運搬台4に吊
下げられた袋体Fの投入口Faを前後方向に押圧する閉
位置と、同運搬台4に吊下げられた袋体Fの横幅寸法よ
りも幅広間隔に離間した開位置とに各袋押えアーム1
0,10を旋回する。
【0012】上述の各取付け枠5,6には、左側取付け
枠5の上段両側部に架設した各走行レール15,15間
に、運搬台4に吊下げられた袋体Fの投入口Faと対向
する方向に可動台16を水平移動自在に取付け、同枠の
上段中央部に配設した油圧式の進退用シリンダ17のピ
ストンロッドを可動台16の上面側中央部に連結してい
る。
【0013】且つ、右側取付け枠6の上段両側部に架設
した各走行レール18,18間に、運搬台4に吊下げら
れた袋体Fの投入口Faと対向する方向に可動台19を
水平移動自在に取付け、同枠の中段中央部に軸支した回
動枠20の各ガイド軸20a,20aと、可動台19の
下面側両端部に垂設した各支持枠21,21の各ガイド
孔21a,21aとを夫々係合し、同枠の下段中央部に
配設した油圧式の進退用シリンダ22のピストンロッド
を回動枠20の下端中央部に連結している。
【0014】すなわち、各進退用シリンダ17,22の
同期作動により、前述の運搬台4に吊下げられた袋体F
の投入口Faを後述する各巻付けヘッド23,23で結
束幅に保持する前進位置と、同運搬台4に吊下げられた
袋体Fの通過を許容する後退位置とに各可動台16,1
9を前後動する。
【0015】上述の各可動台16,19には、図3、図
4、図5に示すように、同各可動台16,19の先端部
中段に袋体Fの投入口Faと対向して左右分割した各巻
付けヘッド23,23を固定し、同各巻付けヘッド2
3,23に形成した各袋保持孔23a,23aの対向周
面に各バンド巻付け溝23b,23bを刻設すると共
に、一方の左側可動台16に固定した巻付けヘッド23
にバンド巻付け溝23bと連通してバンド挿入孔23c
を形成し、同バンド挿入孔23cと連通してバンド挿入
路23dを形成している。
【0016】且つ、左側可動台16の先端部下段に袋体
Fの投入口Faを結束幅に集束ガイドするV字形のガイ
ド板24を固定し、同可動台16の先端部上段に袋体F
の投入口Faを結束幅に挾持する一対の各口締めアーム
25,25を水平回動自在に軸支し、同各口締めアーム
25,25の基端部周面に刻設した各ギャ25a,25
aを互いに噛合すると共に、後端側に配設した油圧式の
開閉用シリンダ26のピストンロッドを一方の口締めア
ーム25に連結している。
【0017】且つ、右側可動台19の先端部上段に袋体
Fの投入口Faを結束幅に集束ガイドするV字形のガイ
ド板27を固定し、同可動台19の先端部下段に袋体F
の投入口Faを結束幅に挾持する一対の各口締めアーム
28,28を水平回動自在に軸支し、同各口締めアーム
28,28の基端部周面に刻設した各ギャ28a,28
aを噛合すると共に、後端側に配設した油圧式の開閉用
シリンダ29のピストンロッドを一方の口締めアーム2
8に連結している。
【0018】すなわち、各進退用シリンダ17,22を
同期作動して、前述の運搬台4に吊下げられた袋体Fの
投入口Faを集束する方向に各可動台16,19を前進
移動したとき、左側可動台16に取付けたガイド板24
及び各口締めアーム25,25と、右側可動台19に取
付けたガイド板27及び各口締めアーム28,28とを
段違いに嵌合し、同各可動台16,19に取付けた各巻
付けヘッド23,23の対向端面を合致固定する。同時
に、各開閉用シリンダ26,29を同期作動して、前述
の運搬台4に吊下げられた袋体Fの投入口Faを結束幅
に挾持する閉位置と、同運搬台4に吊下げられた袋体F
の投入口Faよりも幅広間隔に開角した開位置とに、左
側可動台16に取付けた各口締めアーム25,25と、
右側可動台19に取付けた各口締めアーム28,28と
を水平回動する。
【0019】上述の左側可動台16には、同可動台16
の下面側後端部にバンド巻付け治具30を上下揺動自在
に軸支し、同可動台16の下面側中央部に垂設した油圧
式の差込み用シリンダ31のピストンロッドをバンド巻
付け治具30に連結して、同差込み用シリンダ31の作
動により、左側巻付けヘッド23のバンド挿入孔23c
に対してバンド巻付け治具30の巻付け端部30aが差
込まれる上昇位置と、同巻付けヘッド23のバンド挿入
孔23cに対してバンド巻付け治具30の巻付け端部3
0aが抜取られる降下位置とに上下動する。
【0020】且つ、左側巻付けヘッド23のバンド挿入
孔23cと対向する一側位置にバンド押え爪32を水平
回動自在に軸支し、同位置後方に配設した油圧式の押圧
用シリンダ33のピストンロッドをバンド押え爪32に
連結して、同押圧用シリンダ33の作動により、左側巻
付けヘッド23のバンド挿入孔23cに差込まれたバン
ド巻付け治具30の巻付け端部30aに対して結束用バ
ンドBを押圧する押圧位置と、同バンド巻付け治具30
の巻付け端部30aに対して結束用バンドBの巻付けが
許容される適宜間隔に離間した解除位置とにバンド押え
爪32を水平回動する。
【0021】且つ、左側巻付けヘッド23のバンド挿入
孔23cと対向する中央位置にバンド幅と対応する寸法
に形成した切断刃34を配設し、同位置後方に配設した
油圧式の切断用シリンダ35のピストンロッドを切断刃
34に連結して、同切断用シリンダ35の作動により、
左側巻付けヘッド23のバンド挿入路23d上に張架さ
れた結束用バンドBを切断する前進位置と、同バンド挿
入路23d上に供給される結束用バンドBを通過許容す
る後退位置とに前後動する。
【0022】且つ、左側巻付けヘッド23のバンド挿入
孔23cと対向する他側位置に超音波溶接機36を前後
動自在に配設し、同超音波溶接機36の先端側中心部に
バンド幅と対応する寸法に形成した振動子37を突設
し、同位置後方に配設した油圧式の溶接用シリンダ38
のピストンロッドを超音波溶接機36に連結して、同溶
接用シリンダ38の作動により、左側巻付けヘッド23
のバンド挿入孔23cに差込まれたバンド巻付け治具3
0の巻付け端部30aに対して結束用バンドBを押圧す
る前進位置と、同バンド巻付け治具30の巻付け端部3
0aに対して結束用バンドBの巻付けが許容される後退
位置とに超音波溶接機36の振動子37を前後動する。
【0023】且つ、左側巻付けヘッド23に形成したバ
ンド挿入路23dと、左側可動台16の内側中央部に架
設したバンドガイド39との間に送りローラ40及び各
従動ローラ41,41を軸支し、同バンドガイド39の
通路途中に結束用バンドBと対抗して送りローラ42を
軸支し、左側取付け枠5の下段一側部に合成樹脂製の結
束用バンドBが所定量巻回された巻取りドラム43を軸
受している。
【0024】すなわち、左側可動台16の下面側中央部
に固定した油圧式の送り用モータ44の駆動力により、
各ホイール45,46,47,48,49及び各チェー
ン50,51を介して各送りローラ40,42を同期回
転させ、巻取りドラム43に巻回された結束用バンドB
をバンドガイド39に挿入して、送りローラ40と各従
動ローラ41,41との間に結束用バンドBを連続供給
すると共に、左側巻付けヘッド23のバンド挿入孔23
c及びバンド挿入路23dを介して、合致固定した各巻
付けヘッド23,23の各バンド巻付け溝23b,23
bに沿って結束用バンドBを周回させ、同各巻付けヘッ
ド23,23の各袋保持孔23a,23a間に保持され
た袋体Fの投入口Fa周面に結束用バンドBを巻回す
る。
【0025】図示実施例は上記の如く構成するものとし
て、以下、袋結束機1により充填済み袋体Fの投入口F
aを結束するときの作用動作を説明する。先ず、袋運搬
クレーン2の周回経路上に設定した吊下げ位置に各運搬
台4…を1台ずつ移動して、同各運搬台4…の下面側に
空の各袋体F…を1袋ずつ吊下げると共に、同各運搬台
4の下面側中央部に各袋体F…の各投入口Fa…を連通
接続する。
【0026】次に、袋運搬クレーン2の周回経路上に設
定した充填位置に各運搬台4…を1台ずつ移動して、各
運搬台4…に吊下げられた各袋体F…に粉体や粒体等の
投入物を所定量充填する。
【0027】次に、図1及び図2に示すように、袋運搬
クレーン2の周回経路上に設定した結束位置に各運搬台
4…を1台ずつ移動して、各運搬台4…に吊下げられた
各袋体F…を1袋ずつ結束する。すなわち、1台の運搬
台4を結束位置に移動停止した後、左側取付け枠5に配
設した各進退用シリンダ11,11を作動して、運搬台
4に吊下げられた袋体Fの投入口Faを押圧する位置に
一対の各袋押えアーム10,10を移動する。同時に、
旋回用シリンダ14を作動して、運搬台4に吊下げられ
た袋体Fの投入口Faを一対の各袋押えアーム10,1
0で扁平状態に押圧する。
【0028】次に、左右の各進退用シリンダ17,22
を同期作動して、運搬台4に吊下げられた袋体Fの投入
口Faと対向する方向に左右の各可動台16,19を前
進移動すると共に、図3、図4、図5に示すように、上
述の各袋押えアーム10,10により扁平した袋体Fの
投入口Faを左側可動台16のガイド板24と右側可動
台19のガイド板27とで結束幅に集束ガイドする。同
時に、左右分割した各巻付けヘッド23,23を合致固
定して、同各巻付けヘッド23,23に刻設した各バン
ド巻付け溝23b,23bを1本に接続すると共に、左
側巻付けヘッド23のバンド挿入孔23cに差込まれた
バンド巻付け治具30の巻付け端部30aを袋体Fの投
入口Fa周面に位置させる。
【0029】同時に、左右の各開閉用シリンダ26,2
9を同期作動して、上述の各袋押えアーム10,10に
より扁平した袋体Fの投入口Faを、左側可動台16の
各口締めアーム25,25と右側可動台19の各口締め
アーム28,28とで結束幅に挾持し、結束幅に集束さ
れた袋体Fの投入口Faを各巻付けヘッド23,23の
各袋保持孔23a,23a間に保持する。
【0030】次に、左側可動台16に固定した送り用モ
ータ44を駆動して、送りローラ40と各従動ローラ4
1,41とをバンド送り方向に同期回転させ、左側巻付
けヘッド23のバンド挿入孔23c及びバンド挿入路2
3dを介して結束用バンドBを所定量供給し、合致固定
した各巻付けヘッド23,23の各バンド巻付け溝23
b,23bに沿って結束用バンドBを周回させ、同各巻
付けヘッド23,23の各袋保持孔23a,23a間に
保持された袋体Fの投入口Fa周面に結束用バンドBを
巻回する。
【0031】次に、図6に示すように、左側巻付けヘッ
ド23のバンド挿入孔23cに差込まれたバンド巻付け
治具30の巻付け端部30a上に結束用バンドBの巻付
け側始端部が到達したとき、送り用モータ44を駆動停
止し、押圧用シリンダ33を作動して、バンド巻付け治
具30の巻付け端部30a上に結束用バンドBの巻付け
側始端部をバンド押え爪32で押圧固定する。
【0032】次に、送り用モータ44を逆転して、袋体
Fの投入口Fa周面に巻回された結束用バンドBの巻付
け側終端部を牽引し、結束幅に集束された袋体Fの投入
口Faを結束用バンドBで締付け固定する。この後、溶
接用シリンダ38を作動して、バンド巻付け治具30の
巻付け端部30a上に周回された結束用バンドBの巻付
け側始端部と巻付け側終端部とを超音波溶接機36の振
動子37で重合押圧して、同結束用バンドBの巻付け側
始端部と巻付け側終端部とを重合した状態のまま超音波
溶着する。この後、切断用シリンダ35を作動して、巻
付けヘッド23のバンド挿入路23d側に張架された結
束用バンドBを切断刃34で切断する。
【0033】バンド結束後に於いて、図1及び図2に示
すように、差込み用シリンダ31を復帰作動して、左側
巻付けヘッド23のバンド挿入孔23cに差込まれたバ
ンド巻付け治具30の巻付け端部30aを、袋体Fの投
入口Faと結束用バンドBとの間から強制的に抜取ると
共に、各シリンダ33,35,38を復帰作動して、バ
ンド押え爪32と、切断刃34と、超音波溶接機36と
を初期位置に復帰移動させる。
【0034】同時に、各開閉用シリンダ26,29を復
帰作動して、左側可動台16の各口締めアーム25,2
5と右側可動台19の各口締めアーム28,28とを開
放し、旋回用シリンダ14及び各進退用シリンダ11,
11を復帰作動して、一対の各袋押えアーム10,10
を開放してから初期位置に後退し、各進退用シリンダ1
7,22を復帰作動して、袋体Fの通過を許容する位置
に左右の各可動台16,19を後退させることで、一つ
の袋体Bの結束作業が完了する。
【0035】以下同様に、袋運搬クレーン2の周回経路
上に設定した結束位置に各運搬台4…を1台ずつ移動し
て、同各運搬台4…に吊下げられた各袋体F…を1袋ず
つ結束すると共に、同周回経路上に設定した出荷位置に
各運搬台4…を1台ずつ移動して、同各運搬台4…に吊
下げられた結束済みの各袋体F…をパレット等に積載し
て出荷する。
【0036】以上のように、袋体Fの投入口Faに巻回
された結束用バンドBを機械的に締付け固定するので、
従来方法のように作業者の手で締付け固定するよりも大
きな締付け力が得られ、袋体Fの投入口Faを強固に締
付け固定することができる。しかも、結束用バンドBの
締付け力が常時安定しているため、運搬時に於いて、袋
体Fの投入口Faに巻回した結束用バンドBが緩んだり
せず、異物の混入及び投入物の流出を確実に防止するこ
とができると共に、一つの袋体Fの結束作業に要する手
間及び時間が省け、結束作業の省力化及び能率アップを
図ることができる。
【0037】この発明の構成と、上述の実施例との対応
において、この発明の袋集束手段は、実施例の各袋押え
アーム10,10及び開閉用シリンダ11、旋回用シリ
ンダ14と、各ガイド板24,27と、各口締めアーム
25,25及び開閉用シリンダ26と、各口締めアーム
28,28及び開閉用シリンダ29の何れか一つ又は複
数とに対応し、以下同様に、ヘッドは、巻付けヘッド2
3に対応し、バンド巻回手段は、送りローラ40,42
及び各従動ローラ41,41と、送り用モータ44とに
対応し、バンド保持手段は、バンド巻付け治具30及び
巻付け端部30aと、差込み用シリンダ31と、バンド
押え爪32と、押圧用シリンダ33とに対応し、バンド
接続手段は、超音波溶接機36及び振動子37と、溶接
用シリンダ38トに対応し、バンド切断手段は、切断刃
34と、切断用シリンダ35とに対応するも、この発明
は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではな
い。
【0038】上述の実施例では、運搬台4に吊下げられ
た袋体Fの投入口Faを各袋押えアーム25,25と、
各ガイド板24,27と、各口締めアーム25,25
と、各口締めアーム28,28とで結束幅に集束してか
ら結束用バンドBを巻回するが、例えば、運搬台4に吊
下げられた袋体Fを一方向に回転させて、同袋体Fの投
入口Faを螺旋状に捩った状態のままで結束用バンドB
を巻回するもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】袋結束機による袋体の結束動作を示す正面図。
【図2】左側取付け枠に軸支した各袋押えアームの開閉
動作を示す側面図。
【図3】左右の各取付け枠に架設した各可動台の合致状
態を示す縦断側面図。
【図4】左右の各可動台に軸支した各口締めアームの開
閉動作を示す平面図。
【図5】結束幅に集束した袋体の結束動作を示す可動台
の内部構成図。
【図6】結束用バンドの巻付け動作を示す巻付けヘッド
の平面図。
【符号の説明】
F…袋体 Fa…投入口 B…結束用バンド 1…袋結束機 2…袋運搬クレーン 4…運搬台 10…袋押えアーム 16,19…可動台 23…巻付けヘッド 23b…バンド巻付け溝 23c…バンド挿入孔 24,27…ガイド板 25,28…口締めアーム 30…バンド巻付け治具 30a…巻付け端部 32…バンド押え爪 34…切断刃 36…超音波溶接機 37…振動子 40…送りローラ 41…従動ローラ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】袋搬送経路上の結束位置に移動した充填済
    み袋体の投入口を結束する袋結束機であって、上記袋搬
    送経路上の結束位置に袋体の投入口を結束可能に集束す
    る袋集束手段を設け、上記袋体の投入口を中心とする左
    右位置に一対の各ヘッドを進退自在に設けると共に、該
    各ヘッドの相互対接部に前記袋集束手段で集束した袋体
    の投入口を保持する袋保持面を設け、上記各ヘッドの袋
    保持面に前記袋集束手段で集束した袋体の投入口と対向
    してバンド巻付け溝を形成し、上記各ヘッドのバンド巻
    付け溝に沿って結束用バンドを巻回するバンド巻回手段
    を設け、上記バンド巻回手段で巻回した結束用バンドの
    巻付け側始端部と、該結束用バンドの巻付け側終端部と
    を重合した位置に保持するバンド保持手段を設け、上記
    バンド固定手段で固定した結束用バンドの巻付け側始端
    部と巻付け側終端部とを一体的に重合接続するバンド接
    続手段を設け、上記バンド接続手段で接続した結束用バ
    ンドの巻付け側終端部を適宜位置で切断するバンド切断
    手段を設けた袋結束機。
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