JPH0612460Y2 - スポットエアコン - Google Patents

スポットエアコン

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JPH0612460Y2
JPH0612460Y2 JP1988076764U JP7676488U JPH0612460Y2 JP H0612460 Y2 JPH0612460 Y2 JP H0612460Y2 JP 1988076764 U JP1988076764 U JP 1988076764U JP 7676488 U JP7676488 U JP 7676488U JP H0612460 Y2 JPH0612460 Y2 JP H0612460Y2
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JP
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air
condenser
evaporator
heat exchanger
casing body
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憲 瀧川
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  • Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)
  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、工場等の中で局所的に冷房を行うようにした
スポットエアコンに関する。
(従来の技術) 一般に、この種のスポットエアコンにおいては、上記ケ
ーシング本体内に、ケーシング本体に設けられた空気吸
込口から空気を吸引するファンを設けるとともに、圧縮
機、蒸発器および凝縮器などからなる冷凍装置を設けて
なり、上記ファンによりケーシング本体内に吸込まれた
空気のうち、略半分の空気が、低温の蒸発器側を通って
熱交換された低温の空調風となってケーシング本体に設
けた第1吹出口から吹出される一方、ケーシング本体内
に吸込まれた残り略半分の空気が、高温の凝縮器側を通
って熱交換された高温の排熱風となってケーシング本体
に設けた第2吹出口から吹出させるようにしたものはよ
く知られている。
そして、蒸発器側を通って空気中から分離した水分は、
ドレン水として凝縮器の下方に設けられた受皿に受け止
められた後、該受け皿に一端が連通され他端がケーシン
グ本体の下方に設けられたドレンタンク内に開口するド
レンパイプを介してドレンタンク内に貯溜されるように
している。(実公昭62−14498号公報参照)。
(考案が解決しようとする課題) ところが、上記の如くドレンタンクを設けたスポットエ
アコンでは、ドレン水を処理する上でドレンタンクを設
けるスペースが必要なため、スポットエアコン自体が大
きなものになるという問題があった。
また、ドレンタンク内にはスポットエアコンの使用によ
ってドレン水が徐々に溜るため、定期的にドレンタンク
をスポットエアコンから取外してドレン水を排水するな
どのメンテナンスが必要であった。
斯かる点から、ケーシング本体の空気吸込口に対向する
ケーシング本体内に、上部に位置する蒸発器と下部に位
置する凝縮器とが一体に形成された熱交換器を水平面に
対して略直角(90°)となるよう立設して配置すると
ともに、該熱交換器の下流側を仕切る仕切板を設け、上
記蒸発器および凝縮器の下流側にそれぞれ設けられたフ
ァンによって、上記空気吸込口から熱交換器の蒸発器側
を通った低温の空調風をケーシング本体の第1吹出口か
ら吹出させる一方、蒸発器から下方に流れ落ちるドレン
水を熱交換器の凝縮器で蒸発させつつ、この蒸気(ドレ
ン水)を、凝縮器側を通った高温の排熱風と共にケーシ
ング本体の第2吹出口から吹出させるようにしたものが
提案されている(実開昭52−24757号公報参
照)。
かくすることによって、ドレンタンクを不要にして、ス
ポットエアコンのドレンタンク分の省スペース化を図る
とともに、ドレンタンクを取出してドレン水を定期的に
排水するメンテナンスが不要になる。
しかしながら、上記提案のものでは、蒸発器と凝縮器と
を一体に形成した熱交換器が水平面に対して略直角とな
るよう立設して配置されているため、スポットエアコン
のケーシング本体は上下方向に延びる嵩高い大きなもの
になるという欠点があった。また、蒸発器および凝縮器
にそれぞれ対応するようファンが2つ必要となるため、
ケーシング本体のコンパクト化を図ることができないと
いう欠点もあった。
本考案はかかる諸点に鑑みてなされたもので、その目的
とするところは、上記熱交換器およびファンを適切に配
置してファンの単一化を図り、このファンの単一化とド
レンタンクの廃止とによりケーシング本体の高さのみな
らず全体のコンパクト化を図るとともに、ドレンタンク
の廃止とによってドレン水の定期的な排水を不要にして
メンテナンスフリーによるスポットエアコンの使い勝手
性の向上を図ろうとするものである。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、先ず、請求項(1)に係る考案
が講じた手段は、ケーシング本体(1)の下部にケーシン
グ本体(1)内に空気を吸込む空気吸込口(2)を設け、該空
気吸込口(2)に対向するケーシング本体(1)内に空気を吸
引するファン(3)を設けるとともに、該ファン(3)の下流
側に、上部に位置する蒸発器(7)と下部に位置する凝縮
器(8)とを一体に形成した熱交換器(9)を水平面(X)に対
して傾斜配置する。そして、上記ケーシング本体(1)に
熱交換器(9)の蒸発器(7)側を通った低温の空気をケーシ
ング本体(1)外に吹出す第1吹出口(15a),(15b)と上記熱
交換器(9)の凝縮器(8)側を通った高温の空気をケーシン
グ本体(1)外に吹出す第2吹出口(16)とを設けるととも
に、上記熱交換器(9)の下流側にその蒸発器(7)側を通っ
た空気流と凝縮器(8)側を通った空気流とを仕切る仕切
板(18)を設ける構成としたものである。
また、請求項(2)が講じた手段は、上記熱交換器(9)の上
流側に、蒸発器(7)と凝縮器(8)との間に跨る邪魔板(21)
を設ける構成としたものである。
(作用) 上記の構成により、請求項(1)および(2)に係る考案で
は、ケーシング本体(1)下部の空気吸込口(2)からファン
(3)によってケーシング本体(1)内に吸引された空気は、
該ファン(3)の下流側に設けられた熱交換器(9)の蒸発器
(7)側または凝縮器(8)側を通過する。そして、上記熱交
換器(9)の上部に位置する蒸発器(7)側を通った空気は、
該蒸発器(7)で熱交換されて低温の空調風となり、この
空調風が仕切板(18)で仕切られた一方の通路(19)を介し
て第1吹出口(15a),(15b)から吹出される。一方、上記
熱交換器(9)の下部に位置する凝縮器(8)側を通った残り
の空気は、該凝縮器(8)で熱交換されて高温の排熱風と
なり、この排熱風が仕切板(18)で仕切られた他方の通路
(20)を介して第2吹出口(16)から吹出される。
その場合、熱交換器(9)上部の蒸発器(7)では熱交換によ
り空気から水分が分離されてドレン水となり、このドレ
ン水が、該蒸発器(7)の下方に位置する凝縮器(8)側に流
れ落ち、この流れ落ちたドレン水が高温の凝縮器(8)に
よって蒸発せしめられ、しかる後、蒸気となったドレン
水が排熱風と共に第2吹出口(16)から排出(吹出)され
るようになっている。このため、ファン(3)は、ケーシ
ング本体(1)の空気吸込口(2)に対応しかつ熱交換器(4)
(蒸発器(7)および凝縮器(8))の上流側に設けられた1
つのファン(3)で済み、蒸発器(7)側および凝縮器(8)側
を兼用したファン(3)とすることができる。その上、熱
交換器(9)が水平面に対して傾斜して配置されることか
ら、熱交換器が立設して配置されたものに比して、ケー
シング本体(1)の上下方向への延びを抑えることができ
る。また、ドレン水を処理する上で必要であったドレン
タンクを設ける必要がなく、スポットエアコン(A)のド
レンタンクを不要にすることができる。
さらに、ドレンタンクが不要となることから、ドレンタ
ンク内に溜ったドレン水を定期的に排水するメンテナン
スを不要にすることができる。
また、請求項(2)に係る考案では、空気吸込口(2)からケ
ーシング本体(1)内にファン(3)によって吸引された空気
は、熱交換器(9)に当接する前に邪魔板(21)に当接して
蒸発器(7)側と凝縮器(8)側とにそれぞれ分けられ、蒸発
器(7)側を通った空調風と凝縮器(8)側を通った排熱風と
の混合を確実に防止することができる。その上、邪魔板
(21)の大きさを適切に設定することによって、ファン
(3)により吸引された空気の蒸発器(7)側および凝縮器
(8)側に対する配分を簡易に調整することができる。
(考案の効果) 以上の如く、請求項(1)に係る考案によれば、熱交換器
(9)の蒸発器(7)側に流れ落ちて蒸発するドレン水が排熱
風と共に第2吹出口(16)から排出されてドレンタンクが
不要になるとともに、傾斜させた熱交換器(9)への空気
の送給が1つのファンによってなされるので、ドレンタ
ンク分スポットエアコン(A)の省スペース化を図りつ
つ、スポットエアコン(A)のケーシング本体(1)の高さの
みならず全体のコンパクト化を図ることができる。しか
も、ドレン水の定期的な排水を不要にしたメンテナンス
フリーによりスポットエアコン(A)の使い勝手性の向上
を図ることができる。
また、請求項(2)に係る考案によれば、邪魔板(21)に当
接した空気が配分調整されて蒸発器(7)側と凝縮器(8)側
とにそれぞれ分けられるので、空調風と排熱風との混合
が確実に防止できるとともに、空調風の風量調節を簡易
に行うことができ、よってスポットエアコン(A)の冷却
性能の向上を図ることができる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図および第2図は本考案の実施例に係るスポットエ
アコン(A)を示し、(1)はスポットエアコン(A)のケーシ
ング(ケーシング本体)であって、該ケーシング(1)の
前板(1a)(第2図では右側)の下部には空気を吸込む空
気吸込口(2)が設けられている。該空気吸込口(2)に対応
するケーシング(1)内には、シロッコファンよりなるブ
ロア(3)(ファン)が設けられている。上記ブロア(3)の
上方(下流側)には、上記ケーシング(1)内を上下に仕
切る隔壁(4)が設けられている。また、上記隔壁(4)に
は、上記ブロア(3)の吹出口(3a)に対応する開口(4a)が
設けられている。そして、上記ブロア(3)によって空気
吸込口(2)から吸引された空気は、ブロア(3)の吹出口(3
a)および隔壁(4)の開口(4a)を介してケーシング(1)内の
上部に導かれている。さらに、上記ブロア(3)の後方に
は、該ブロア(3)を駆動回転させる電動機(5)が設けられ
ているとともに、該電動機(5)の後方には圧縮機(6)が設
けられている。
また、上記ブロア(3)の下流側となる隔壁(4)を介したブ
ロア(3)の上方には、第3図に拡大詳示するように、蒸
発器部分(7)(蒸発器)と凝縮器部分(8)(凝縮器)とを
一体に形成した熱交換器(9)が設けられている。上記熱
交換器(9)の左右端部に設けられた管板(10),(10)間に
は、該各管板(10)の側面形状と略一致する薄いフィン材
(13)が左右方向所定間隔置きに複数枚設けられている。
また、上記熱交換器(9)の上部側略三分の一を占める蒸
発器部分(7)および下部側略三分の二を占める凝縮器部
分(8)は、上記各フィン材(13)の側方から上下方向およ
び前後方向に順次貫通させたパイプ材(11),(12)によっ
て構成され、該パイプ材(11),(12)はそれぞれコイル状
に屈曲形成されてなる。上記蒸発器部分(7)のパイプ材
(11)は上下方向にn(nは3以上の正数)列設けられて
いる一方、上記凝縮器部分(8)のパイプ材(12)は上下方
向に2n列設けられている。さらに、上記蒸発器部分
(7)と凝縮器部分(8)との境界には上下に2列の抜本部(1
4)(パイプ材のない部分)が設けられており、該抜本部
(14)によって、上記蒸発器部分(7)側のパイプ材(11)お
よび凝縮器部分(8)側のパイプ材(12)からの互いの熱伝
導が可及的に抑制されている。上記各パイプ材(11),(1
2)(蒸発器部分(7),凝縮器部分(8))および抜本部(14)
は、各中央列が上下方向にズラせた格好で前後方向にそ
れぞれ3列づつ設けられている。そして、上記熱交換器
(9)は、水平面(X)に対する傾斜角度(α)が60°以上
となるよう上端部が前方に傾斜する前傾斜状態で設けら
れている。尚、上記圧縮機(6)および熱交換器(9)(蒸発
器部分(7),凝縮器部分(8))は、各々冷媒配管(図示せ
ず)で冷媒の流通可能に接続されている。
さらに、上記ケーシング(1)の天板(1b)は、前部が前方
に傾斜する前傾状に形成されているとともに、後部が略
水平状に形成されている。上記ケーシング(1)の天板(1
b)の前部(傾斜面部)には、開孔部(15a),(15b)(第1
吹出口)が左右にそれぞれ設けられている一方、天板(1
b)の後部(水平面部)には、略四角形状の開口部(16)
(第2吹出口)が設けられている。上記ケーシング(1)
の天板(1b)の開孔部(15a),(15b)には、略L字状の筒状
のダクト(17a),(17b)の各一端がそれぞれ回動自在に取
付けられている。また、上記熱交換器(9)の抜本部(14)
が位置する熱交換器(9)の表面側(上流側)には、蒸発
器部分(7)と凝縮器部分(8)との境界に跨る邪魔板(21)が
設けられている。さらに、上記熱交換器(9)の抜本部(1
4)が位置する熱交換器(9)の裏面側(下流側)には、蒸
発器部分(7)と凝縮器部分(8)との境界(抜本部(14))に
下端部が連結され、上端部がケーシング(1)の天板(1b)
内面に連結された上下方向に延び仕切板(18)が設けられ
ており、該仕切板(18)によって隔壁(4)よりも上部のケ
ーシング(1)内が前後に仕切られている。そして、上記
ケーシング(1)内の上部空間には、上記仕切板(18)によ
って前側の第1通路(19)(一方の通路)と後側の第2通
路(20)(他方の通路)とに仕切られていて、上記ブロア
(3)によりケーシング(1)内上部に導かれて上記邪魔板(2
1)に当接した空気のうち、その略三分の一が低温の蒸発
器部分(7)を介して第1通路(19)側に、残り略三分の二
の空気が高温の凝縮器部分(8)を介して第2通路(20)側
にそれぞれ配分するようにしている。また、上記第1通
路(19)は、各開孔部(15a),(15b)およびダクト(17a),(17
b)を介してケーシング(1)の外方に、上記第2通路(20)
は開口部(16)を介してケーシング(1)の外方にそれぞれ
開口している。
尚、(22)は、ケーシング(1)の底板(1c)の四隅に取付け
られてスポットエアコン(A)の移動をスムーズにするキ
ャスタである。
次に、上記実施例の作用・効果について説明するが、ケ
ーシング(1)の前板(1a)下部に設けられた空気吸込口(2)
からケーシング(1)内にブロア(3)によって吸引された空
気は、第2図の矢印(実線)で示すように、該ブロア
(3)の上方(下流側)に設けられた熱交換器(9)に当接す
る前に邪魔板(21)に当接し、該邪魔板(21)によって熱交
換器(9)の上部に位置する蒸発器部分(7)に略三分の一の
空気が配分される一方、熱交換器(9)の下部に位置する
凝縮器部分(8)に残り略三分の二の空気が配分される。
そして、上記蒸発器部分(7)を通った略三分の一の空気
は、第2図の矢印(二点鎖線)で示すように、該蒸発器
部分(7)で熱交換されて低温の空調風となり、この空調
風が仕切板(18)で前後に仕切られた第1通路(19)および
各開孔部(15a),(15b)を介してダクト(17a),(17b)から吹
出される。一方、上記凝縮器部分(8)を通った残り略三
分の二の空気は、第2図の矢印(破線)で示すように、
該凝縮器部分(8)で熱交換されて高温の排熱風となり、
この排熱風が仕切板(18)で仕切られた第2通路(20)を介
して開口部(16)から吹出される。この場合、熱交換器
(9)上部の蒸発器部分(7)で熱交換により分離された空気
中に含まれた水分たるドレン水は、該蒸発器部分(7)の
下方に位置する熱交換器(9)下部の凝縮器部分(8)に流れ
落ち、この流れ落ちたドレン水が高温の凝縮器部分(8)
によって蒸発せしめられ、しかる後、蒸気となったドレ
ン水が排熱風と共に開口部(16)から排出(吹出)され
る。
これにより、ブロア(3)は、ケーシング(1)の空気吸込口
(2)に対応しかつ熱交換器(4)(蒸発器部分(7)および凝
縮器部分(8))の上流側に設けられた1つのブロア(3)で
済み、蒸発器部分(7)側および凝縮器部分(8)側を兼用し
たブロア(3)とすることができる。その上、熱交換器(9)
が傾斜して配置されることから、ケーシング(1)の全高
が低くなる。また、ドレン水を処理する上で必要であっ
たドレンタンクを設ける必要がなく、スポットエアコン
(A)のドレンタンクを不要にすることができる。この結
果、ドレンタンク分のスポットエアコン(A)の省スペー
ス化を図りつつ、スポットエアコン(A)のケーシング(1)
の高さのみならず全体のコンパクト化を図ることができ
る。
また、ドレンタンクが不要となることから、ドレンタン
ク内に溜ったドレン水を定期的に排水するメンテナンス
が不要となり、よってドレン水の定期的な排水を不要に
したメンテナンスフリーによるスポットエアコン(A)の
使い勝手性の向上を図ることができる。
さらに、熱交換器(9)の上流側に設けた邪魔板(21)によ
って、蒸発器部分(7)を通った空調風と凝縮器部分(8)を
通った排熱風との混合を確実に規制することができる
上、ブロア(3)により吸引された空気の蒸発器部分(7)側
および凝縮器部分(8)側に対する配分を調整することが
でき、よってスポットエアコン(A)の冷却性能の向上を
図ることができる。
尚、上記実施例では、略三分の一の空気を蒸発器部分
(7)に、略三分の二の空気を凝縮器部分(8)にそれぞれ配
分するようにしたが、この配分率は自由に設定して良
い。例えば、略半分の空気がそれぞれ蒸発器部分および
凝縮器部分に配分されるようにしても良く、この場合、
邪魔板は、熱交換器の上下方向中央部に設けられた抜本
部の上流面側に取付けられることになる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図はスポット
エアコンの斜視図、第2図は第1図のII−II線における
断面図、第3図は第2図の要部拡大図である。 (1)……ケーシング、(2)……空気吸込口、(3)……ブロ
ア、(7)……蒸発器部分、(8)……凝縮器部分、(9)……
熱交換器、(15a),(15b)……開孔部、(16)……開口部、
(18)……仕切板、(21)……邪魔板、(A)……スポットエ
アコン、(X)……水平面。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケーシング本体(1)の下部にケーシング本
    体(1)内に空気を吸込む空気吸込口(2)が設けられ、該空
    気吸込口(2)に対向するケーシング本体(1)内に空気を吸
    引するファン(3)が設けられているとともに、該ファン
    (3)の下流側に、上部に位置する蒸発器(7)と下部に位置
    する凝縮器(8)とを一体に形成した熱交換器(9)が水平面
    (X)に対して傾斜配置され、上記ケーシング本体(1)に熱
    交換器(9)の蒸発器(7)側を通った低温の空気をケーシン
    グ本体(1)外に吹出す第1吹出口(15a),(15b)と上記熱交
    換器(9)の凝縮器(8)側を通った高温の空気をケーシング
    本体(1)外に吹出す第2吹出口(16)とが設けられてお
    り、上記熱交換器(9)の下流側にその蒸発器(7)側を通っ
    た空気流と凝縮器(8)側を通った空気流とを仕切る仕切
    板(18)が設けられていることを特徴とするスポットエア
    コン。
  2. 【請求項2】熱交換器(9)の上流側には、上記蒸発器(7)
    と凝縮器(8)との間に跨る邪魔板(21)が設けられている
    請求項(1)記載のスポットエアコン。
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