JPH06124264A - 複合画像形成装置 - Google Patents

複合画像形成装置

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JPH06124264A
JPH06124264A JP4275934A JP27593492A JPH06124264A JP H06124264 A JPH06124264 A JP H06124264A JP 4275934 A JP4275934 A JP 4275934A JP 27593492 A JP27593492 A JP 27593492A JP H06124264 A JPH06124264 A JP H06124264A
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JP
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unit
signal
memory
image
cpu
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JP4275934A
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Inventor
Hiroshi Omura
宏志 大村
Hirohiko Ito
裕彦 伊藤
Koichi Unno
浩一 海野
Taketo Utsunomiya
健人 宇都宮
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複合画像形成装置本体で設定された付属装置
に対する制御手順と、外部コンピュータからの指示内容
とに基づいて、付属装置及び複合画像形成装置を制御
し、特別な制御プログラムを不要とする。 【構成】 リーダ部1の操作部124で、例えばパーソ
ナルコンピュータ21からの文書データをファクス部4
で送信するという制御設定を行う。この制御設定内容は
コア部10へ転送されCPU1003にて記憶される。
ここで、パーソナルコンピュータ21から印刷指示が送
信されると、制御部1061は制御設定内容と指示内容
により、データの処理を制御する。ここでは、コンピュ
ータインターフェイス部7を介して入力した文書データ
2105はフォーマッタ部8にてイメージデータ210
6に変換され、更にファクス部4へ転送される。そし
て、操作部124で設定されたファクス番号によりファ
クシミリ送信が実行される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、所定の機能を有する付
属装置を接続することが可能な複合画像形成装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年になって、複写機に、コンピュータ
からの出力をプリントするプリンタ機能、原稿台上の原
稿を読取コンピュータへ入力できるスキャナ機能、公衆
回線と接続され画像の送受信ができるファクシミリ機能
などが付属装置として付加された多機能複写機が発売さ
れている。また、カラー複写機においても、外部機器と
して画像処理装置及びフィルムスキャナを接続し、コン
ピュータとのインターフェースを有し、プリンタ機能、
スキャナ機能、フィルム画像との合成プリント機能等多
機能で使用可能なシステムが実用化されている。
【0003】このような多機能複写機、画像処理装置及
びフィルムスキャナによる複合画像形成システムでは、
汎用のコンピュータから画像処理装置やフィルムスキャ
ナを制御することが可能である。例えば、フィルムスキ
ャナの画像を画像処理装置に取り込む様にコンピュータ
から指示すれば、フィルムスキャナがフィルム画像を読
み取り、画像処理装置のメモリに取り込むことができ
る。また、多機能複写機の操作部からも同様の画像処理
装置やフィルムスキャナを制御することが可能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の付属装置を付加した多機能複写機において
は、スキャナ機能やプリンタ機能、ファクシミリ機能等
の付属装置に依存した操作を、コンピュータから指示す
るための特別な制御プログラムを作成する必要があっ
た。そして、この制御プログラムの作成は非常に手間の
かかるものであるという問題があった。また、既に一般
に使用されている制御プログラム(アプリケーションプ
ログラム)、例えば、ある文書処理ソフトを使用する場
合、この文書処理ソフトで作成された文書データを直接
ファックス送信するという制御は、従来はできなかっ
た。この為に、一般に、文書処理ソフトで作成された文
書データをファックス送信する場合には、その文書デー
タをプリントアウトしてから、ファックス送信を実行し
ており、手間がかかる上に、プリントアウトと、これを
読み取る間に画像のボケやノイズが発生するという問題
があった。
【0005】本発明は、上述した問題点に鑑みてなされ
たものであり、所定の機能を有する付属装置及び外部コ
ンピュータをを接続できる複合画像形成装置において、
複合画像形成装置本体で設定された付属装置に対する制
御手順と、外部コンピュータからの指示内容とに基づい
て、付属装置及び複合画像形成装置を制御することを可
能とし、特別な制御プログラムを不要とする複合画像形
成装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の複合画像形成装置は以下の構成を備え
る。即ち、所定の機能を有する付属装置および外部コン
ピュータを接続できる複合画像形成装置であって、付属
装置及び外部コンピュータを当該複合画像形成装置に接
続し通信を行う接続手段と、少なくとも前記接続手段に
より接続された前記付属装置の制御手順を設定する設定
手段と、前記設定手段により設定された制御手順を記憶
する第1の記憶手段と、前記外部コンピュータから前記
接続手段を介して送られてくる指示内容を記憶する第2
の記憶手段と、前記第1の記憶手段に記憶された制御手
順及び前記第2の記憶手段に記憶された指示内容に基づ
いて前記付属装置を制御する制御手段と、を備える。
【0007】
【作用】以上の構成により、複合画像形成装置におい
て、当該複合画像形成装置に接続されている付属装置の
制御手順を設定すると、これが第1の記憶手段に記憶さ
れる。また、外部コンピュータより送信された指示内容
を第2の記憶手段に記憶する。そして、第1の記憶手段
に記憶されている制御手順と、第2の記憶手段に記憶さ
れている指示内容とに基づいて複合画像形成装置及びこ
れに接続されている付属装置を制御する。
【0008】
【実施例】以下、添付図面に従つて本発明に係る実施例
を詳細に説明する。
【0009】図1は本実施例による画像形成システムの
構成を表すブロック図である。以下に画像形成システム
の基本的な動作を説明する。
【0010】図1において、1は原稿を画像データに変
換する画像入力装置(以下リーダ部と記す)である。2
は、複数種類の記録紙カセットを有し、プリント命令に
より画像出力を行う画像出力装置(以下プリンタと記
す)である。また、3は外部装置であり、リーダ部1と
電気的に接続されており、各種の機能を有する。外部装
置3は、ファックス部4、ファイル部5、またファイル
部と接続されているマンマシンインターフェース部6、
コンピュータ部7、コンピュータからの情報を可視像と
するためのフォーマッタ部8、リーダ部1からの情報を
蓄積したり、コンピュータから送られてきた情報を一時
的に蓄積する為のイメージメモリ部9、及び上記各機能
を制御するコア部10を備えている。また、外部機器2
0は、コア部10とリーダ部1の間と同じインターフェ
ースを有する別の機器であり、これは例えばリーダ部1
と同じ機能を有する機器でもよい。
【0011】以下、詳細に各部の機能を説明する。
【0012】<リーダ部1の説明>リーダ部の詳細な説
明を図2、図3を用いて行う。
【0013】図2において、101の原稿給送装置上に
積載された原稿は、1枚づつ順次102の原稿台ガラス
面上に搬送される。原稿が搬送されると、103のスキ
ャナ部のランプが点灯し、かつ104のスキャナ・ユニ
ットが移動して原稿を照射する。原稿の反射光は、ミラ
ー105、106、107を介してレンズ108を通過
し、その後CCDイメージ・センサ部109(以下CC
Dと記す)に入力される。
【0014】つぎに、図3を用いてリーダ1内の画像処
理について詳しく説明する。CCD109に入力された
画像情報は、ここで光電変換され電気信号に変換され
る。CCD109からのカラー情報は、つぎの増幅器1
10R、110G、110BでA/D変換器111の入
力信号レベルに合わせて増幅される。A/D変換記11
1からの出力信号は、シェーディング回路112に入力
され、ここでランプ103の配光ムラや、CCD109
の感光ムラが補正される。シェーディング回路112か
らの信号は、Y信号・色検出回路113及び外部I/F
切換回路119に入力される。
【0015】Y信号生成・色検出回路113は、シェー
ディング回路112からの信号を下記の式、 Y=0.3R+0.6G+0.1B で演算を行いY信号を得る。
【0016】更に、Y信号生成・色検出回路113は、
R,G,Bの信号から7つの色に分離し、各色に対する
信号を出力する色検出回路を有する。Y信号生成・色検
出回路113からの出力信号は、変倍・リピート回路1
14に入力される。スキャナユニット104の操作スピ
ードにより副走査方向の変倍を行い、変倍回路114に
より主走査方向の変倍を行う。また変倍・リピート回路
114におけるリピート回路により、複数の同一画像を
出力することが可能である。輪郭・エッジ強調回路11
5は、変倍・リピート回路からの信号の高周波成分を強
調することによりエッジ強調及び輪郭情報を得る。輪郭
・エッジ強調回路115からの信号は、マーカエリア判
定・輪郭生成回路116とパターン化・太らせ・マスキ
ング・トリミング回路117に入力される。
【0017】マーカエリア判定・輪郭生成回路116
は、原稿上の指定された色のマーカペンで書かれた部分
を読み取り、マーカの輪郭情報を生成し、つぎのパター
ン化・太らせ・マスキング・トリミング回路117でこ
の輪郭情報から太らせやマスキングやトリミングを行
う。また、Y信号生成・色検出回路113からの色検出
信号によりパターン化を行う。
【0018】パターン化・太らせ・マスキング・トリミ
ング回路117からの出力信号は、レーザドライバ回路
118に入力され、各種処理された信号をレーザを駆動
するための信号に変換する。レーザドライバ回路118
からの信号は、プリンタ2に入力され、可視像として画
像形成が行われる。
【0019】つぎに、外部装置とのI/Fを行う外部I
/F切り替え回路119について説明する。外部I/F
切り替え回路119は、リーダ1から画像情報を外部装
置3に出力する場合、パターン化・太らせ・マスキング
・トリミング回路117からの画像情報をコネクタ12
0に出力する。また、外部装置3からの画像情報をリー
ダ1が入力する場合、外部切り替え回路119は、コネ
クタ120からの画像情報をY信号生成・色検出回路1
13に入力する。
【0020】上記の各画像処理は、CPU122の指示
により行われ、かつCPU122によって設定された値
からエリア信号生成回路121は、上記画像処理に必要
な各種のタイミング信号を生成する。またCPU122
は、内蔵されている通信機能を用いて外部装置3との通
信を行う。SUB・CPU123は、各種設定を行う操
作部124の制御を行う。また、SUB・CPU123
に内蔵されている通信機能を用いて外部装置3との通信
を行う。制御記憶部125は、操作部124で設定され
た設定内容を記憶する。
【0021】<プリンタ部2の説明>プリンタ部2に入
力された信号は、露光制御部201にて光信号に変換さ
れて画像信号に従い感光体202を照射する。照射光に
よって感光体202上に作られた潜像は現像器203に
よって現像される。上記潜像とタイミングを合わせて被
転写紙積載部204、もしくは205より転写紙が搬送
され、転写部206において、上記現像された像が転写
される。転写された像は定着部207にて被転写紙に定
着された後、排紙部208より装置外部に排出される。
排紙部208から出力された転写紙は、ソーター220
でソート機能が働いている場合には、各ビンに、または
ソート機能が働いていない場合には、ソーターの最上位
のビンに排出される。
【0022】続いて、順次読み込む画像を1枚の出力用
紙の両面に出力する方法について説明する。定着部20
7で定着された出力用紙を、一度、排紙部208まで半
相互、用紙の向きを反転して搬送方向切り替え部材20
9を介して再給紙用被転写紙積載部210に搬送する。
つぎの原稿が準備されると、上記プロセスと同様にして
原稿画像が読み取られるが転写紙については再給紙被転
写積載部210より給紙されるので、結局、同一出力紙
の表面、裏面に2枚の原稿画像を出力することができ
る。
【0023】<外部装置3の説明>外部装置3はリーダ
1とケーブルで接続され、外部装置3内のコア部10で
信号の制御や、各機能の制御を行う。外部装置3内に
は、ファクス送受信を行うファクス部4、各種原稿情報
を電気信号に変換し保存するファイル部5、コンピュー
タからのコード情報をイメージ情報に展開するフォーマ
ッタ部8とコンピュータとのインターフェースを行うコ
ンピュータ・インターフェース部7、リーダ部1からの
情報を蓄積したり、コンピュータから送られてきた情報
を一時的に蓄積するためのイメージメモリ部9、及び上
記各機能の制御を行うコア部10を備える。以下、詳細
に各部の機能を説明する。
【0024】<コア部10の説明>コア部10の説明を
図4を用いて行う。コア部10のコネクタ1001は、
リーダ部1のコネクタ120とケーブルで接続される。
コネクタ1001には、3種類の信号が内蔵されてお
り、信号1054は、8bit多値のビデオ信号及びビ
デオ制御信号である。信号1051は、リーダ1内のC
PU122と通信を行うための信号である。信号105
2は、リーダ1内のSUB・CPU123と通信を行う
ための信号である。信号1052と信号1053は、通
信用IC1002で通信プロトコル処理され、CPUバ
ス1053を介してCPU1003に通信情報を伝達す
る。
【0025】信号1054は、双方向の信号ラインであ
り、リーダ1からの情報をコア部10で受け取ること
や、コア部10からの情報をリーダ部1へ出力すること
が可能である。信号1054は、2値化回路1004、
コネクタ1010、コネクタ1013に接続されてい
る。コネクタ1010はファイル部5と接続されてお
り、コネクタ1013はイメージメモリ部9と接続され
ている。
【0026】2値化回路1004は、信号1054の8
bit多値信号を2値の信号に変換する機能を有する。
2値化回路1004には、多値の信号1054を固定の
スライスレベルで2値化する単純2値化機能、スライス
レベルが注目画素の回りの画素の値から変動する変動ス
ライスレベルによる2値化機能、及び誤差拡散法による
2値化機能を有する。2値化回路1004の出力信号1
055は回転回路1005とセレクタ1008に入力さ
れる。
【0027】回転回路1005は、メモリ1006と共
に機能する。リーダ部1から出力された情報はコネクタ
1001を介し2値化回路1004で2値信号に変換さ
れた後、回転回路1005に入力される。そして、回転
回路1005の制御下でメモリ1006にリーダ部1か
らの情報を記憶する。つぎにCPU1003からの指示
により回転回路1005は、メモリ1006からの情報
を回転して読み出す。回転回路1005の出力信号10
56は、拡大回路1007に入力される。
【0028】拡大回路1007は、信号1056の2値
信号をまず多値の信号に変換する。信号1056が0の
とき00hex、信号1056が1のときFFhexに
変換する。拡大回路1007は、CPU1003からの
指示によりX方向、Y方向独立に拡大倍率を設定するこ
とが可能である。拡大方法は、1次の線形補間方法であ
る。拡大回路1007の出力信号1054は、CPU1
003の指示によりコネクタ1001または、コネクタ
1010、コネクタ1013に入力される。
【0029】2値化回路1004の出力信号1055と
回転回路1005の出力信号1056はセレクタ100
8に入力されCPU1003の指示により選択される。
セレクタ1008の出力信号1058は、コネクタ10
09、コネクタ1010、コネクタ1012に接続され
る。
【0030】CPUバス1053は、CPU1003、
通信IC1002、コネクタ1009、コネクタ101
0、コネクタ1011、コネクタ1012、コネクタ1
013と接続されている。CPU1003は、通信IC
1002を介してリーダ部1との通信を行う。また、C
PU1003は、コネクタ1009を介してファクス部
4との通信を行う。同様に、コネクタ1010を介して
ファイル部5、コネクタ1011を介してコンピュータ
・インターフェース部7、コネクタ1012を介してフ
ォーマッタ部8、コネクタ1013を介してイメージ・
メモリ部9と通信を行う。指示内容記憶部1060は後
述するコンピュータインターフェース部7から送られて
くるコンピュータからの指示内容を記憶しておくもので
ある。制御記憶部125の内容はSUB・CPU123
の中の通信機能により、コネクタ120、1001を介
して通信IC1002へ送信される。制御部1061
は、この制御記憶部125より送信された制御内容と、
指示内容記憶部1060に記憶された指示内容を結合制
御するための制御手段である。
【0031】以下、コア部10と各部の信号の流れを説
明する。
【0032】<ファクス部4の情報によるコア部10の
動作>まず、ファクス部4に情報を出力する場合につい
て説明する。CPU1003は、通信IC1002を介
して、リーダ部1のCPU122と通信を行い、原稿ス
キャン命令を出す。リーダ部1は、この原稿スキャン命
令を受けて、スキャンユニット104が原稿をスキャン
することにより画像を読み取り、その画像情報をコネク
タ120に出力する。リーダ部1と外部装置3はケーブ
ルで接続されており、リーダ部1からの情報はコア部1
0のコネクタ1001に入力される。コネクタ1001
に入力された画像情報は、多値8bitの信号ライン1
054を通って2値化回路1004へ入力される。2値
化回路1004は8bit多値信号1054を2値化信
号に変換する。こうして得られた2値化信号1055
は、セレクタ1008または、回転回路1005に入力
される。回転回路1005の出力信号1056もセレク
タ1008に入力され、セレクタ1008は、信号10
55か、信号1056のどちらかを選択する。信号の選
択は、CPU1003がデータバス1053を介してフ
ァクス部4と通信を行うことにより決定する。セレクタ
1008からの2値化信号1058は、コネクタ100
9を介してファクス部4に送られる。
【0033】つぎに、ファクス部4からの情報を受け取
る場合について説明する。ファクス部4からの画像情報
はコネクタ1009を介して2値化信号として信号ライ
ン1058に伝送される。セレクタ1008は、CPU
1003の指示により信号1058を信号1055か、
信号1056に出力する。信号1055が選択された場
合は、ファクス部4からの2値化信号は、回転回路10
05により回転処理された後、つぎの拡大回路1007
に入力される。セレクタ1008から出力信号として信
号1056が選択された場合、回転処理を受けずに直接
拡大回路1007に入力される。拡大回路1007は、
2値信号を8bit多値に変換した後、1次の線形補間
法により拡大処理を行う。拡大回路1007からの8b
it多値信号は、コネクタ1001を介してリーダ部1
に送られる。リーダ部1において、この信号はコネクタ
120を介して外部I/F切り替え回路119に入力さ
れる。外部I/F切り替え回路119は、ファクス部4
からの信号をY信号生成・色検出回路113に入力す
る。Y信号生成・色検出回路113からの出力信号は、
前述したような処理を施された後、プリンタ部2に出力
され、出力用紙上に画像形成が行われる。
【0034】<ファイル部5の情報によるコア部10の
動作>ファイル部5に情報を出力する場合にについて説
明する。CPU1003は、通信IC1002を介し
て、リーダ部1のCPU122と通信を行い、原稿スキ
ャン命令を出す。リーダ部1は、この命令によりスキャ
ンユニット104が原稿をスキャンすることにより、画
像情報をコネクタ120に出力する。リーダ部1と外部
装置3は、ケーブルで接続されておりリーダ部1からの
情報は、コア部10のコネクタ1001に入力される、
コネクタ1001に入力された画像情報は、多値8bi
tの信号ライン1054を通ってコネクタ1010また
は、2値化回路1004に入力する。ファイル部5が8
bit多値の情報を圧縮しファイリングする場合は、信
号1054の情報をコネクタ1010を介してファイル
部5に送る。ファイル部5が2値の情報を圧縮してファ
イリングする場合、2値化回路1004によって2値化
を行う。2値化処理及び回転処理は、上記したファクス
の場合と同様なためここでは説明を省略する。セレクタ
1008からの2値化信号1058は、コネクタ101
0を介してファイル部5に送られる。
【0035】つぎにファイル部5からの情報を受け取る
場合について説明する。ファイル部5からの画像情報は
コネクタ1010を介し、8bit多値信号の場合は信
号ライン1054に、2値化信号の場合には信号ライン
1058にそれぞれ伝送される。信号ライン1054
は、コネクタ1001を介しリーダ部1に送られる。信
号1058は、セレクタ1008に入力される。セレク
タ1008は、CPU1003の指示により信号105
8を信号1055か、信号1056に出力する。信号1
055が選択された場合は、回転処理された後、つぎの
拡大回路1007に入力される。セレクタ1008から
出力信号として信号1056が選択された場合、回転処
理を受けずに直接拡大回路1007に入力される。拡大
回路1007からの8bit多値信号は、コネクタ10
01を介してリーダ1に送られる。リーダ部1に送られ
たファイル部5の情報は、上記したファクス部4の場合
と同様に、プリンタ部2に出力され、出力用紙上に画像
形成が行われる。
【0036】<コンピュータ・インターフェース部7の
情報によるコア部10の動作>コンピュータ・インター
フェース部7は、外部装置3に接続されるコンピュータ
とのインターフェースを行うものであり、コンピュータ
・インターフェースとしてSCSI,RS232C,セ
ントロニクスの各インターフェースを備える。各インタ
ーフェースからの情報は、コネクタ1011とデータバ
ス1053を介しCPU1003に送られる。CPU1
003は、送られてきた内容から各種の制御を行う。ま
た、コンピュータインターフェース部7から送られてく
るコンピュータの指示内容を記憶しておく指示内容記憶
部1060に記憶された指示内容と、コネクタ1001
を介して通信IC1002へ送られてきた制御内容を結
合制御する場合もある。
【0037】<フォーマッタ部8の情報によるコア部1
0の動作>フォーマッタ部8は、上に述べたコンピュー
タインターフェース部7から送られてきた文書ファイル
等のコマンドデータをイメージデータに展開する機能を
有する。CPU1003は、コンピュータ・インターフ
ェース部7からデータバス1053を介して送られてき
たデータが、フォーマッタ部8に関するデータであると
判断すると、コネクタ1012を介しフォーマッタ部8
に転送する。フォーマッタ部8は、転送されたデータか
ら可視像としてメモリに展開する。
【0038】つぎにフォーマッタ部8からの情報を受け
取り、出力用紙上に画像形成を行う手順について説明す
る。フォーマッタ部8からの画像情報はコネクタ101
2を介して、信号ライン1058に2値化信号として伝
送される。信号1058は、セレクタ1008に入力さ
れる。セレクタ1008は、CPU1003の指示によ
り信号10058を信号1055か、信号1056に出
力する。信号1055が選択された場合は、回転処理さ
れた後、つぎの拡大回路1007に入力される。セレク
タ1008から出力信号として信号1056が選択され
た場合、回転処理を受けずに直接拡大回路1007に入
力される。拡大回路1007からの8bit多値信号
は、コネクタ1001を介してリーダ部1に送られる。
リーダ部1に送られたフォーマッタ部8の情報は、上記
したファクスと同様に、プリンタ部2に出力され出力用
紙上に画像形成が行われる。
【0039】<イメージ・メモリ部9の情報によるコア
部10の動作>イメージ・メモリ部9に情報を出力する
場合について説明する。CPU1003は、通信IC1
002を介して、リーダ部1のCPU122と通信を行
い、原稿スキャン命令を出す。リーダ部1は、この命令
によりスキャンユニット104が原稿をスキャンするこ
とにより、画像情報をコネクタ120に出力する。リー
ダ部1と外部装置3は、ケーブルで接続されておりリー
ダ部1からの情報は、コア部10のコネクタ1001に
入力される。コネクタ1001に入力された画像情報
は、多値8bitの信号ライン1054、及びコネクタ
1013を介してイメージメモリ部9に送られる。イメ
ージメモリ部9に記憶された画像情報は、コネクタ10
13のデータバスを介してCPU1003に送られる。
CPU1003は、上に述べたコンピュータインターフ
ェース部7にイメージメモリ部9から送られてきたデー
タを転送する。コンピュータインターフェース部7は、
上記した3種類のインターフェース(SCSI,RS2
32C,セントロニクス)のうちで所望するインターフ
ェースでコンピュータに転送する。
【0040】つぎにイメージメモリ部9からの情報を受
け取る場合について説明する。まず、コンピュータイン
ターフェース部7を介してコンピュータから画像情報が
コア部10に送られる。コア部10のCPU1003
は、コンピュータ・インターフェース部7からデータバ
ス1053を介して送られてきたデータが、イメージメ
モリ部9に関するデータであると判断すると、コネクタ
1013を介しイメージメモリ部9に転送する。つぎに
イメージメモリ部9は、コネクタ1013を介して8b
it多値信号1054に伝送する。信号ライン1054
上の情報は、コネクタ1001を介してリーダ部1に送
られる。リーダ部1に送られたイメージメモリ部9の情
報は、上記したファクス部4の場合と同様に、プリンタ
部2へ出力され、出力用紙上に画像形成が行われる。
【0041】<ファクス部4の説明>ファクス部4の詳
細な説明を第5図を用いて行う。
【0042】ファクス部4は、コネクタ400でコア部
10と接続され各種信号のやり取りを行う。信号451
は、双方向の2値化画像信号でありバッファ401に接
続される。バッファ401は、双方向信号451をファ
クス部4からの出力信号452とファクス部4への入力
信号453に分離する。信号452と信号453は、セ
レクタ402に入力され、セレクタ402は、CPU4
12からの指示により信号470との接続を選択する。
【0043】コア部10からの2値情報をメモリA40
5〜メモリD408のいずれかに記憶する場合には、セ
レクタ402は、信号453を選択する。また、1つの
メモリ(A405〜D408のうちどれか1つ)から他
のメモリにデータを転送する場合には、セレクタ402
は、信号452を選択する。セレクタ402の出力信号
470は、変倍回路403に入力され変倍処理を受け
る。変倍回路403は、リーダ1の読取解像度400d
piをファクス送信する場合、受信側のファクスに合わ
せて解像度を変換する。変倍回路403の出力信号45
4は、メモリコントローラに入力され、メモリコントロ
ーラの制御下でメモリA405、メモリB406、メモ
リC407、メモリD408のいずれか、または2組の
メモリをカスケード接続したものに記憶される。
【0044】メモリコントローラ404は、CPU41
2の指示のより、 1.メモリA405、メモリB406、メモリC40
7、メモリD408とCPUバス462とデータのやり
取りを行うモードと、 2.符号化・複合化機能を有するCODEC411のC
ODECバス463とデータのやり取りを行うモード
と、 3.タイミング生成回路409の制御下で2値のビデオ
入力データ454をメモリA405〜メモリD408の
いずれかに記憶するモードと、 4.メモリA405〜メモリD408のいずれかかから
メモリ内容を読み出し、信号ライン452に出力するモ
ード、 の4つの機能を有する。
【0045】メモリA405、メモリB406、メモリ
C407、メモリD408は、それぞれ2Mbytes
の容量を有し、400dpiの解像度でA4相当の画像
を記憶する。タイミング生成回路409は、コネクタ4
00と信号ライン459で接続されており、コア部10
からの制御信号(HSYNC,HEN,VSYNC,V
EN)により起動され、下記の2つの機能を達成する為
の信号を生成する。即ち、 1.コア部10からの画像信号をメモリA405〜メモ
リD408のいずれか1つのメモリ、または2つのメモ
リに記憶する機能、 2.メモリA405〜メモリD408のいずれか1つか
ら読み出し信号ライン452に伝送する機能である。
【0046】デュアルポートメモリ410は、信号ライ
ン461を介してコア部10のCPU1003、信号ラ
イン462を介してファクス部4のCPU412が接続
されている。各々のCPU(1003,462)は、こ
のデュアルポートメモリ410を介してコマンドのやり
取りを行う。SCSIコントローラ413は、図1のフ
ァクス部4に接続されているハードディスクとのインタ
ーフェースを行う。このハードディスクは、ファクス送
信時やファクス受信時のデータ等の蓄積を行う。
【0047】CODEC411は、メモリA405〜メ
モリD408のいずれかに記憶されているイメージ情報
を読みだし、MH,MR,MMR方式の所望する方式で
符号化を行った後、メモリA405〜メモリD408の
いずれかに符号化情報として記憶する。また、メモリA
405〜メモリD408に記憶されている符号化情報を
読み出しMH,MR,MMR方式の所望する方式で復号
化を行った後、メモリA405〜メモリD408のいず
れかに復号化情報、即ちイメージ情報として記憶する。
MODEM414は、CODEC411またはSCSI
コントローラ413に接続されているハードディスクか
らの符号化情報を電話回線上に伝送するために変調する
機能と、NCU415から送られてきた情報を復調し復
号化情報に変換する機能を有する。CODEC411ま
たは、SCSIコントローラ413に接続されているハ
ードディスクに符号化情報を転送する。NCU415
は、電話回線と直接接続され、電話局等に設置されてい
る交換機と所定の手順により情報のやり取りを行う。
【0048】次に、ファクス送信における一実施例を説
明する。リーダ部1からの2値化画像信号は、コネクタ
400より入力され、信号ライン451を通りバッファ
401に入力される。バッファ401は、CPU412
の設定により信号451を信号ライン453に出力す
る。信号453は、セレクタ402に入力した後、変倍
回路403に達する。変倍回路403は、リーダ部1の
解像度400dpiからファクス送信の解像度に変換す
る。変倍回路403からの出力信号454は、メモリコ
ントローラ404によってメモリA405に記憶され
る。メモリA405に記憶するタイミングは、リーダ部
1からのタイミング信号459によってタイミング生成
回路409で生成される。
【0049】CPU412は、メモリコントローラ40
4のメモリA405及びメモリB506をCODEC4
11のバスライン463に接続する。CODEC411
は、メモリA405からイメージ情報を読み出しMR法
により符号化を行い符号化情報をメモリB406に書き
込む。A4サイズのイメージ情報をCODEC411が
符号化すると、CPU412は、メモリコントローラ4
04のメモリB406をCPUバス462に接続する。
CPU412は、符号化された情報をメモリB406よ
り順次読み出しMODEM414に転送する。MODE
M414は、符号化された情報を変調しNCUを介し電
話回線上にファクス情報を送信する。
【0050】つぎに、ファクス受信における一実施例を
説明する。電話回線より送られてきた情報は、NCU4
15に入力され、NCU415で所定の手順で電話回線
と接続する。NCU415からの情報は、MODEM4
14に入り復調される。CPU412は、CPUバス4
62を介してMODEM414からの情報をメモリC4
07に記憶される。1画面の情報がメモリC407に記
憶されると、CPU412はメモリコントローラ404
を制御することにより、メモリC407のデータライン
457をCODEC411のライン463に接続する。
CODEC411は、メモリC407の符号化情報を順
次読み出し復号化し、イメージ情報としてメモリD40
8に記憶する。
【0051】CPU412はデュアルポートメモリ41
0を介してコア部10のCPU1003と通信を行い、
メモリD408からコア部10を通りプリンタ2に画像
を出力するための設定を行う。設定が終了すると、CP
U412は、タイミング生成回路409に起動をかけ、
信号ライン460から所定のタイミング信号をメモリコ
ントローラに出力する。メモリコントローラ404は、
タイミング生成回路409からの信号に同期にてメモリ
D408からイメージ情報を読み出し、信号ライン45
2に伝送する。信号452はバッファ401に入力し信
号ライン451を介しコネクタ400に出力する。コネ
クタ400からプリンタ3に出力するまでの処理手順の
説明は、コア部10で前述したのでここでは省略する。
【0052】<ファイル部5の説明>ファイル部5の詳
細な説明を図6を用いて行う。
【0053】ファイル部5は、コネクタ500でコア部
10と接続され、各種信号のやり取りを行う。信号55
1は、双方向の8bit多値の画像信号であり、バッフ
ァ501に入力される。バッファ501は双方向信号5
51をファイル部5からの多値出力信号556とファイ
ル部5への多値入力信号555に分離する。多値入力信
号555は、圧縮回路503に入力される。ここで多値
画像情報から2値の圧縮情報に変換され、セレクタ50
5に出力される。
【0054】信号552は双方向の2値化画像信号であ
り、バッファ502に接続される。バッファ502は、
双方向2値信号552をファイル部5からの2値出力信
号558とファイル部5への2値入力信号557に分離
する。2値入力信号557は、セレクタ505に入力さ
れる。セレクタ505はCPU516からの指示により
圧縮回路503からの出力信号561、バッファ502
からの出力信号557、バッファ512からの出力信号
562の3種類の信号より一つを選択し、これをメモリ
コントローラ510に入力する。セレクタ505の出力
信号563は、セレクタ511にも入力される。コア部
10からの8bit多値情報を圧縮して得られる圧縮情
報をメモリA506〜D509のいずれかに記憶する場
合には、セレクタ505は、信号561を選択する。2
値情報をメモリに記憶する場合には、セレクタ505
は、信号557を選択する。また、図1に示すマンマシ
ンインターフェース部6からの情報をメモリに記憶する
場合は、セレクタ505は、信号562を選択する。
【0055】セレクタ505の出力信号563は、メモ
リコントローラ510の制御下でメモリA506,メモ
リB507,メモリC508,メモリD509のいずれ
か、もしくは2組のメモリをカスケード接続したものに
記憶される。メモリコントローラ510は、CPU51
6の指示により以下の4つのモードで機能する。
【0056】即ち、 メモリA506,メモリB507,メモリC508,
メモリD509とCPUバス560とでデータのやり取
りを行うモード、 符号化・復号化を行うCODEC517のCODEC
バス570とデータのやり取りを行うモード、 タイミング生成回路514の制御化で信号563をメ
モリA506〜D509のいずれかに記憶するモード
と、 メモリA506〜メモリD509のいずれかからメモ
リ内容を読み出し信号ライン558に出力するモード、 である。
【0057】メモリA506,メモリB507,メモリ
C508,メモリD509は、それぞれ2Mbytes
の容量を有し、400dpiの解像度にてA4相当の画
像を記憶できる。タイミング生成回路514はコネクタ
500と信号ライン553で接続されており、コア部1
0からの制御信号(HSYNC,HEN,VSYNC,
VEN)により起動され、下記の2つの機能を達成する
ための信号を生成する。第1の機能は、コア部10から
の情報をメモリA506〜メモリD509のいずれか1
つのメモリ、または2つのメモリに記憶する機能であ
る。また、第2の機能は、メモリA506〜メモリD5
09のいずれか1つから読み出した情報を信号ライン5
58に伝送する機能である。
【0058】コネクタ513は、図1に示すマンマシン
インターフェース部6と信号のやり取りを行う。画像情
報はバッファ512に、コマンドは通信回路518に接
続される。信号569は双方向の画像信号であり、バッ
ファ512がマンマシンインターフェース部6から画像
情報を受け取る場合には、信号ライン562にこれを出
力する。またファイル部5からマンマシンインターフェ
ース部6に画像情報を出力する場合には、信号ライン5
68の情報をバッファ512、コネクタ513を介して
転送する。
【0059】デュアルポートメモリ515には、信号ラ
イン554を介してコア部10のCPU1003に接続
され、信号ライン560を介してファイル部5のCPU
516に接続されている。各々のCPUは、このデュア
ルポートメモリ515を介してコマンドのやり取りを行
う。SCSIコントローラ519は、図1のファイル部
5に接続されている外部記憶装置520とのインターフ
ェースを行う。外部記憶装置520は、具体的には光磁
気ディスクで構成され、画像情報等のデータの蓄積を行
う。
【0060】CODEC517は、メモリA506〜メ
モリD509のいずれかに記憶されているイメージ情報
を読み出しMH,MR,MMR方式等の所望の方式で符
号化を行った後、メモリA506〜メモリD509のい
ずれかに符号化情報として記憶する。また、メモリA5
06〜メモリD509に記憶されている符号化情報を読
み出しMH,MR,MMR方式の所望の方式で復号化を
行い、メモリA506〜メモリD509のいずれかに復
号化情報即ちイメージ情報として記憶する。
【0061】外部記憶装置520にファイル情報を蓄積
する一実施例を説明する。リーダ部1からの8bit多
値画像信号は、コネクタ500より入力され、信号ライ
ン551を通りバッファ501に入力される。バッファ
501は、CPU516の設定により信号551を信号
ライン555に出力する。信号555は、圧縮回路50
3に入力され、ここで2値の圧縮情報561に変換され
る。圧縮情報561は、セレクタ505に入力された
後、メモリコントローラ510に達する。信号563
は、メモリコントローラ510に入力されると共に、セ
レクタ511,バッファ512,コネクタ513を介し
てマンマシンインターフェース部6へ出力される。メモ
リコントローラ510は、コア部10からの信号553
によってタイミング生成回路514でタイミング信号5
59を生成する。そしてメモリコントローラ510は、
この信号に従つて圧縮信号563をメモリA506に記
憶する。
【0062】CPU516は、メモリコントローラ51
0を制御し、メモリA506及びメモリB507をCO
DEC517のバスライン570に接続する。CODE
C517は、メモリA506から圧縮された情報を読み
出しMR法によって符号化を行い符号化情報をメモリB
507に書き込む。CODEC517が符号化を終了す
ると、CPU516は、メモリコントローラ510によ
り、メモリB507をCPUバス560に接続する。C
PU516は、符号化された情報をメモリB507より
順次読み出し、これをSCSIコントローラ519に転
送する。SCSIコントローラ519は、外部記憶装置
520を制御し、符号化された情報572を記憶する。
【0063】つぎに、外部記憶装置520から情報を取
り出しプリンタ2に出力する一実施例を説明する。マン
マシンインターフェース部6から情報の検索・プリント
の指示を受け取ると、CPU516は、SCSIコント
ローラ519を介して外部記憶装置520から符号化さ
れた情報を受け取り、その符号化情報をメモリC508
に転送する。この時メモリコントローラ510は、CP
U516の指示によりCPUバス560をメモリC50
8のバス566に接続する。
【0064】メモリC508への符号化情報の転送が終
了すると、CPU516は、メモリコントローラ510
を制御することにより、メモリC508とメモリD50
9をCODEC517のバス570に接続する。COD
EC517は、メモリC508から符号化情報を読取
り、これを順次復号化した後、メモリD509に転送す
る。CPU516は、デュアルポートメモリ515を介
してコア部10のCPU1003と通信を行い、メモリ
D509からコア部10を通りプリンタ2に画像をプリ
ント出力する為の設定を行う。設定が終了すると、CP
U516は、タイミング生成回路514に起動をかけ、
信号ライン559を介して所定のタイミング信号をメモ
リコントローラ510に出力する。メモリコントローラ
510は、タイミング生成回路514からの信号に同期
してメモリD509から復号化情報を読み出し、信号ラ
イン558に伝送する。信号ライン558は、伸張回路
504に入力し、ここで復号化情報を伸張し、イメージ
情報に変換する。伸張回路504の出力信号556は、
バッファ501に入力され、信号ライン551を介して
コネクタ500に出力される。コネクタ500からプリ
ンタ3に出力されるまでは、コア部10で説明してある
のでここでは省略する。
【0065】<マンマシンインターフェース部6の説明
>マンマシンインターフェース部6の説明を図7を用い
て行う。
【0066】まず、ファイル部5からの画像情報を受け
取りディスプレイに表示する一実施例について説明す
る。コネクタ600は、ファイル部5のコネクタ513
とケーブルで接続される。CPU615は、CPUバス
660および通信回路610を介して、ファイル部5の
CPU516と通信を行い画像入力モードに設定する。
コネクタ600からの双方向の画像信号651は、バッ
ファ601で片方向の信号に分離される。ファイル部5
からの信号は、バッファ601で片方向の信号652と
なり縮小回路602に入力される。縮小回路602は、
FLCディスプレイ(高誘電導ディスプレイ)608の
表示サイズに合わせて入力画像信号を縮小する。縮小回
路602の出力信号654は、バッファ603を通って
デュアルポートメモリ605に入力される。デュアルポ
ートメモリ605への書込みは、タイミング生成回路6
04からの信号658によって行われる。タイミング生
成回路604は、ファイル部5からのタイミング信号6
57によって起動される。
【0067】デュアルポートメモリ605に1ライン分
の画像情報が書き込まれると、タイミング生成回路60
4からの信号666によってCPU615にDMA(ダ
イレクトメモリアクセス)要求をする。CPU615は
CPU615に内蔵するDMAC(ダイレクトメモリア
クセスコントローラ)によってデュアルポートメモリ6
05からCPUバス660を介してDRAM(ダイナミ
ックランダムアクセスメモリ)612に画像情報を転送
する。上記動作を繰り返すことにより一画面の画像情報
をDRAM612に記憶する。FLCディスプレイ60
8は、ケーブル662でコネクタ607と接続され画像
要求信号(以後FHSYNC)665をタイミング生成
回路609に出力する。タイミング生成回路609は、
FHSYNC665を受け取るとDMA要求信号667
をCPU615に出力する。
【0068】CPU615は、DMA要求信号667を
受け取るとCPU615に内蔵しているDMAC(ダイ
レクトメモリアクセスコントローラ)を起動しDRAM
612からFLCディスプレイ608に表示するライン
アドレスと1ライン分の画像情報をCPUバス660を
介してFIFO606にDMA転送する。つぎに、タイ
ミング生成回路609は、タイミング信号663を出力
しFIFO606から1ライン分の画像情報を読み出し
コネクタ607を介してFLCディスプレイ608に転
送する。FLCディスプレイ608は、表示すべきライ
ンアドレスから画像表示位置を決め1ライン分の画像情
報をFLCディスプレイ上に表示する。上記動作を繰り
返すことにより一画面の画像情報をFLC前面に表示す
る。
【0069】次に、マンマシンインターフェース部6内
の画像情報をファイル部5に転送する一実施例を説明す
る。CPU615は、通信回路610を介してファイル
部5のCPU615と通信を行い画像出力モードに設定
する。マンマシンインターフェース部6の画像情報は、
DRAM612に記憶されており、CPU615は、タ
イミング生成回路604からのDMA要求信号666を
受け取るとDRAM612から1ライン分の画像情報を
デュアルポートメモリ605に転送する。つぎに、タイ
ミング生成回路604からの読み出しタイミング信号6
58により、デュアルポートメモリ605から画像情報
656を読み出す。デュアルポートメモリ605からの
出力信号656は、バッファ603、バッファ601を
介してコネクタ600に画像信号651を出力する。フ
ァイル部5内の動作については、前述してあるのでここ
では省略する。
【0070】キーボードI/F618及びマウスI/F
616は、キーボード、マウスとの通信を行い、マンマ
シンインターフェース部6に対して操作の指示などを行
う。
【0071】<コンピュータ・インターフェース部7の
説明>コンピュータ・インターフェース部7の説明を図
8を用いて行う。
【0072】コネクタA700及びコネクタB701
は、SCSIインターフェース用のコネクタである。コ
ネクタC702は、セントロニクスインターフェース用
コネクタである。コネクタD703は、RS232Cイ
ンターフェース用コネクタである。コネクタE707
は、コア部10と接続する為のコネクタである。
【0073】SCSIインターフェースは、2つのコネ
クタ(コネクタA700、コネクタB701)を有し、
複数のSCSIインターフェースを有する機器を接続す
る場合には、コネクタA700、コネクタB701を用
いてカスケード接続することにより行う。また、外部装
置3とコンピュータを1対1で接続する場合には、コネ
クタA700とコンピュータをケーブルで接続し、コネ
クタB701にはターミネイタを接続するか、コネクタ
B701とコンピュータをケーブルで接続し、コネクタ
A700にターミネイタを接続する。コネクタA700
またはコネクタB701から入力される情報は、信号ラ
イン751を介してSCSI・I/F704に入力す
る。SCSI・I/F704は、SCSIのプロトコル
による手続きを行ったのちデータを信号ライン754を
介してコネクタ707Eに出力する。
【0074】コネクタE707は、コア部10のCPU
バス1053に接続されており、コア部10のCPU1
003は、CPUバス1053から、SCSI・I/F
用コネクタ(コネクタA700、コネクタB701)に
入力した情報を受け取る。コア部10のCPU1003
からのデータをSCSI・コネクタ(コネクタA70
0、コネクタB701)に出力する場合は、上記と逆の
手順によって行われる。
【0075】セントロニクス・インターフェースは、コ
ネクタC702に接続され、信号ライン752を介して
セントロニクスI/F705に入力される。セントロニ
クスI/F705は決められたプロトコルの手順により
データの受信を行い、信号ライン754を介してコネク
タE707に出力する。コネクタE707は、コア部1
0のCPUバス1053に接続されており、コア部10
のCPU1003は、CPUバス1053から、セント
ロニクスI/F用コネクタ(コネクタC702)より入
力した情報を受け取る。
【0076】RS232Cインターフェースは、コネク
タD703に接続され、信号ライン753を介してRS
232C・I/F706に入力される。RS232・I
/F706は決められたプロトコルの手順によりデータ
の受信を行い、信号ライン754を介してコネクタE7
07に出力する。コネクタE707は、コア部10のC
PUバス1053に接続されており、コア部10のCP
U1003は、CPUバス1053から、RS232C
・I/F用コネクタ(コネクタD703)に入力した情
報を受け取る。コア部10のCPU1003からのデー
タをRS232C・I/F用コネクタ(コネクタD70
3)に出力する場合は、上記と逆の手順によって行われ
る。
【0077】<フォーマッタ部8の説明>フォーマッタ
部8の説明を図9を用いて行う。
【0078】先に説明したコンピュータ・インターフェ
ース部7からのデータは、コア部10で判別され、ファ
ーマッタ部8に関するデータである場合には、コア部1
0のCPU1003は、コア部10のコネクタ1012
及びフォーマッタ部9のコネクタ800を介してコンピ
ュータからのデータをデュアルポートメモリ803に転
送する。フォーマッタ部8のCPU809は、コンピュ
ータから送られてきたコードデータをデュアルポートメ
モリ803より受け取る。CPU809は、このコード
データを順次イメージデータに展開し、メモリコントロ
ーラ808を介してメモリA806、またはメモリB8
07にイメージデータを転送する。
【0079】メモリA806及びメモリB807は、各
2Mbytesの要領を持ち、1つのメモリ(メモリA
806または、メモリB807)で400dpiの解像
度でA4の用紙サイズまで対応可能である。400dp
iの解像度でA3用紙まで対応する場合には、メモリA
806とメモリB807をカスケード接続してイメージ
データを展開する。上記のメモリの制御は、CPU80
9からの指示によりメモリコントローラ808によって
行われる。
【0080】また、イメージデータの展開の際、文字や
図形等の回転が必要な場合には、回転回路804にて回
転したのちメモリA806または、メモリB807に転
送する。メモリA806またはメモリB807にイメー
ジデータの展開が終了すると、CPU809は、メモリ
コントローラ808を制御し、メモリA806のデータ
バスライン858または、メモリB807のデータバス
ライン859をメモリコントローラ808の出力ライン
855に接続する。つぎにCPU809は、デュアルポ
ートメモリ803を介しコア部10のCPU1003と
通信を行いメモリA806または、メモリB807から
画像情報を出力するモードに設定する。
【0081】コア部10のCPU1003は、コア部1
0内の通信回路1002を介しリーダ部1のCPU12
2に内蔵されている通信機能を用いてCPU122をプ
リント出力モードに設定する。コア部10のCPU10
03は、コネクタ1013、及びフォーマッタ部8のコ
ネクタ800を介してタイミング生成回路802に起動
をかける。タイミング生成回路802は、コア部10か
らの信号に応じてメモリコントローラ808にメモリA
806またはメモリB807から画像情報を読み出す為
のタイミング信号を発生する。メモリA806または、
メモリB807からの画像情報は、信号ライン858も
しくは856、及び855を通って変倍回路801に入
力される。変倍回路801は、CPU809の指示によ
る変倍を行った後、信号ライン851及びコネクタ80
0を介して画像情報をコア部10に転送する。コア部1
0からプリンタ2の出力に関しては、コア部10で前述
してあるので、その説明は省略する。
【0082】<イメージメモリ部9の説明>イメージメ
モリ部9の説明を図10を用いて説明する。
【0083】イメージメモリ部9は、コネクタ900で
コア部10と接続され各種信号のやり取りを行う。信号
951は、双方向の8bit多値の画像信号であり、バ
ッファ901に入力される。バッファ901は双方向信
号951をイメージメモリ部9からの多値出力信号95
5とイメージメモリ部9への多値入力信号954に分離
する。多値入力信号954は、メモリコントローラ90
5の制御下でメモリ904に記憶される。
【0084】メモリコントローラ905は、CPU90
6の指示により以下の3つのモードにて機能する。即
ち、 メモリ904とCPUバス957とデータのやり取り
を行うモード、 タイミング生成回路902の制御下で信号954とメ
モリ904に記憶するモード、 メモリ904からメモリ内容を読み出し信号ライン9
55に出力するモード の3つである。
【0085】メモリ904は、3Mbytesの容量を
有し、400dpiの解像度、及び256階調でA3相
当の画像を記憶する。タイミング生成回路902は、コ
ネクタ900と信号ライン952で接続されており、コ
ア部10からの制御信号(HSYNC,HEN,VSY
NC,VEN)により起動され、下記の2つの機能を達
成する為の信号を生成する。1つは、コア部10からの
情報をメモリ904に記憶する機能、2つは、メモリ9
04から読み出し信号ライン955に伝送する機能であ
る。デュアルポートメモリ903は、信号ライン953
を介してコア部10のCPU1003、信号ライン95
7を介してイメージメモリ部9のCPU906が接続さ
れている。各々のCPUは、このデュアルポートメモリ
903を介してコマンドのやり取りを行う。
【0086】ここで、イメージメモリ部9に画像情報を
蓄積し、この情報をコンピュータに転送する一実施例を
説明する。
【0087】リーダ1からの8bit多値画像信号は、
コネクタ900より入力され信号ライン951を通りバ
ッファ901に入力される。バッファ901は、CPU
906の設定により信号951を信号ライン954に出
力する。コア部10からの信号952によってタイミン
グ生成回路902ではタイミング信号956が生成され
る。そして、このタイミング信号956に従つてメモリ
コントローラ905は、信号954をメモリ904に記
憶する。CPU906の指令により、メモリコントロー
ラ905のメモリ904をCPUバス957に接続す
る。CPU906は、メモリ904から順次イメージ情
報を読み出しデュアルポートメモリ903に転送する。
コア部10のCPU1003は、イメージメモリ部9の
デュアルポートメモリ903のイメージ情報を信号ライ
ン953、コネクタ900を介して読み取り、この情報
をコンピュータ・インターフェース部7に転送する。コ
ンピュータインターフェース部7からコンピュータへの
情報の転送については、前述したのでここではその説明
を省略する。
【0088】つぎに、コンピュータから送られてきたイ
メージ情報をプリンタ2に出力する一実施例を説明す
る。
【0089】コンピュータから送られてきたイメージ情
報は、コンピュータ・インターフェース部7を介してコ
ア部10に送られる。コア部10のCPU1003はC
PUバス1053及びコネクタ1013を介してイメー
ジメモリ部9のデュアルポートメモリ903にイメージ
情報を転送する。
【0090】この時CPU906はメモリコントローラ
905を制御しCPUバス957をメモリ904のバス
に制御する。CPU906は、デュアルポートメモリ9
03からイメージ情報をメモリコントローラ905を介
してメモリ904に転送する。メモリ904へイメージ
情報を転送し終わると、CPU906は、メモリコント
ローラ905を制御しメモリ904のデータラインを信
号ライン955に接続する。CPU906は、デュアル
ポートメモリ903を介してコア部10のCPU100
3と通信を行い、メモリ904からコア部10を通りプ
リンタ2に画像をプリント出力する為の設定を行う。
【0091】設定が終了すると、CPU906は、タイ
ミング生成回路902に起動をかけ信号ライン956か
ら所定のタイミング信号をメモリコントローラ905に
出力する。メモリコントローラ905は、タイミング生
成回路902からの信号に同期してメモリ904からイ
メージ情報を読み出し、信号ライン955に伝送する。
信号ライン955よりイメージ情報はバッファ901に
入力され、信号ライン951を介しコネクタ900に出
力される。コネクタ900からプリンタ3に出力するま
では、コア部10のところで説明してあるのでここでは
省略する。
【0092】以上説明した構成を備える本実施例の動作
を添付図面を参照して以下に説明する。
【0093】図11は、本実施例による復号画像形成装
置本体の操作部124の表示例である。これを用いて、
付属装置と複写機本体の制御方法を設定する制御設定方
法を以下に説明する。
【0094】INキー2040を押すことで、表示部2
041にメニュー画面が表示される。これは、どの機能
部に入力されるデータに対して以下の制御内容を設定す
るかを決定するものである。図11の例ではファーマッ
タ部8を入力手段として選択することを示している。設
定が終了すると、図12に示す初期画面に戻る。
【0095】つぎに、OUTキー2050を押すこと
で、図13に示されるように、表示部2041にメニュ
ー画面が表示される。これは、どの機能部にデータを出
力したいかを設定するものである。図13の例ではファ
クス部4を出力手段として選択することを示している。
設定が終了すると、図14に示すファクス内容設定画面
が表示される。これにより、宛先の電話番号を設定する
ものである。
【0096】以上のような設定が終了すると、例えば、 入力部:ファーマッタ部 出力部:ファクス部 相手先ファクス番号:03−123−1111 という内容が、SUB・CPU123により制御記憶手
段125に記憶される。また、制御記憶手段125に記
憶された内容が、SUB・CPU123より、SUB・
CPU123の内部にある通信手段を用いてコネクタ1
20、コネクタ1001を介して付属装置10の通信手
段1002へ送られ、CPU1003内のメモリへ記憶
される。
【0097】これと同時に、SUB・CPU123は操
作部124に対して図15に示すメッセージを表示す
る。ユーザーは図1に示すパーソナルコンピュータ(P
C/WS)21から、文書処理ソフトで作成された文書
データに対して、例えばA4サイズ紙への印刷指示を行
う。
【0098】インターフェース部7からこの文書データ
とA4サイズ紙への印刷指示を受けたCPU1003
は、その指示内容を指示内容記憶手段1060へ格納す
る。CPU1003は、CPU内メモリに格納された内
容(操作部124により設定された内容)と指示内容記
憶手段1060に記憶された内容(パーソナルコンピュ
ータ21より送信された指示内容)を制御手段1061
へ送る。そして、制御手段1061により、画像信号が
コンピュータインターフェース部7からフォーマッタ部
8へ転送され、ファーマッタ部8にて前述した画像展開
制御がなされる様に制御される。この時、ファーマッタ
部8では通常のプリントがなされる様に、ファーマッタ
部8内で制御される。
【0099】つぎに、制御手段1601はファクス部4
に対して、画像信号が入力される電話番号等を有する準
備信号を送り、フォーマッタ部8内のプリント要求に対
して、画像信号をファクス部4に転送する様に制御す
る。これによって、前述した様に、ファクス部4では、
受け取った画像信号を符号化して、送信する。この時、
SUB・CPU123は操作部124に対して図16に
示すようなメッセージを表示して、ファックス送信が終
了すると図17に示す初期画面に戻る。
【0100】以上の動作を図18から図20に示すフロ
ーチャートを用いて更に説明する。図18は、複合画像
形成装置本体における制御設定時の処理手順を表すフロ
ーチャートである。
【0101】ステップS11において、操作部124を
用いて処理すべきデータを入力する装置としての入力部
を設定する。上述の例では入力部としてフォーマッタ部
8を設定している。次に、ステップS12で、入力部よ
り入力された情報を最終的に処理する装置としての出力
部を設定する。更に、ステップS13において、必要な
制御事項を設定する。例えば、出力部としてファクス部
4を設定した場合は送信先のファクス番号をここで設定
する。以上の設定内容は、制御記憶部125に記憶され
る(ステップS14)。そして、ステップS15で必要
な設定が完了したか否かをチェックし、完了していなけ
ればステップS11へ戻り上述の処理を繰り返す。ま
た、必要な設定が完了していればステップS16へ進
む。
【0102】ステップS16では、コア部10に対し
て、制御記憶部125に格納された制御指示を送信す
る。そして、ステップS17において、コア部10から
の処理終了信号を待つ。この処理終了信号については、
後述の図20のフローチャートにおけるステップS38
において出力される。尚、この処理終了信号を待つ間に
コア部10より必要に応じて処理の経過を表す情報が入
力され、本画像形成装置本体の操作部124上の表示部
2041が適宜更新される。これについては、前述の図
14〜図16における表示部の変化の説明から明かであ
る。
【0103】そして、ステップS17において、処理終
了信号を受信すると、ステップS18へ進み、操作部1
24の表示部2041の画面を初期化した後、本処理を
終了する。
【0104】次に、上述のようにして送信された制御指
示を受信した場合のコア部10の制御手順について説明
する。
【0105】まず、図19のフローチャートにおいて、
ステップS21で制御指示を受信し、これをCPU10
03の内部メモリに記憶する。次にステップS22で、
パーソナルコンピュータ21から制御指示を受信し、こ
れを指示内容記憶部1060に記憶する。そして、ステ
ップS21及びステップS22で受信した各制御指示を
用いて、制御部1061は外部装置の制御を行う。
【0106】図20は、制御部1061による制御の一
例を表すフローチャートである。本例では、パーソナル
コンピュータ21上の文書処理ソフトで作成された文書
データを入力し、これをファクス部4よりファクシミリ
送信する場合を説明する。この場合、上述のステップS
22でパーソナルコンピュータ21より受信する制御指
示は、例えば「A4サイズで文書データを印刷する」と
いう指示となる。
【0107】図20のフローチャートにおいて、まずス
テップS31で、印刷すべき文書データをフォーマッタ
部8へ転送する。そして、ステップS32では、フォー
マッタ部8において、コードデータで構成される文書デ
ータからイメージデータを生成する。ステップS33に
て、イメージデータの生成が完了したか否かをチェック
し、イメージデータの生成が完了したらステップS34
へ進む。ステップS34では、画像データをファクス部
4へ転送する。また、ステップS35では、前述の図1
8のフローチャートにおけるステップS13で設定され
た送信先のファクス番号をファクス部4へ転送する。そ
して、ステップS36で、ファクス部4に対して、先に
転送されたイメージデータ及び送信先ファクス番号でフ
ァクシミリ送信の実行を指示する。
【0108】ステップS37では、ファクシミリ送信の
完了を待ち、送信が完了するとステップS38へ進み、
画像形成装置本体に対して処理が完了した旨の信号を出
力して、本処理を終了する。
【0109】図21は上述の制御におけるデータの流れ
を説明するための図である。リーダ部1の操作部124
により設定された制御内容は制御記憶部125に記憶さ
れ、続いてコア部10へ送信される。コア部10のCP
U1003はこれを受信しメモリに記憶する。一方、パ
ーソナルコンピュータ21より送信された「A4サイズ
で文書データを印刷する」等の指示はコンピュータイン
ターフェイス部7を介してコア部10の指示内容記憶部
1060に記憶される。
【0110】CPU1003のメモリに記憶された制御
内容と、指示内容記憶部1060に記憶された指示内容
により、制御部1061が付属装置各部の制御を行う。
ここで、上記のように、入力部としてフォーマッタ部
が、出力部としてファクス部が設定され、パーソナルコ
ンピュータ21からは文書データが印刷指示とともに入
力されている場合について説明する。まず、コンピュー
タインターフェイス部7を介して受信した文書データ2
105はフォーマッタ部8へ転送される。フォーマッタ
部8では、転送された文書データをイメージデータに展
開し、これをイメージデータ2106としてファクス部
4へ転送する。制御部1061は制御記憶部125より
転送されたファクス送信先番号を用いてファクス部4よ
りイメージデータ2106をファクシミリ送信する。こ
こで、2101、2102、2103はそれぞれ制御部
1061からコンピュータインターフェイス部7、フォ
ーマッタ部8、ファクス部4への制御信号である。
【0111】以上説明したように本実施例によれば、例
えば、パーソナルコンピュータ21上で文書処理ソフト
を用いて作成した文書データを、直接ファックス送信す
るとことができる様になる。これは、画像形成装置本体
において設定された制御手順(入力部、出力部等の設
定)と、パーソナルコンピュータ21上における当該文
書処理ソフトによる印刷指示とに基づいて実行される。
このため、文書データをファックス送信する場合に、プ
リントアウトしてからファックス送信をする、という手
間が不要となる効果がある。更に、文書データをプリン
トアウトしてから、ファックス送信をするときに発生す
る原稿読取時のボケやノイズが無くなるという効果もあ
る。また、当該文書処理ソフトによる印刷指示により実
行されるものであり、画像形成装置、付属装置を制御す
るために、パーソナルコンピュータ上に特別な制御プロ
グラムを作成する必要がないという効果がある。
【0112】尚、上記実施例では、フォーマッタ部8へ
入力した文書データをファクス部4へ送信する場合を例
にとって説明したが、操作部124における入力部/出
力部の設定により、他の構成の組み合わせについても上
記実施例に準じて容易に実現され得ることが理解でき
る。
【0113】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても1つの機器から成る装置に適用し
ても良い。また、本発明は、システム或は装置にプログ
ラムを供給することによって達成される場合にも適用で
きることはいうまでもない。
【0114】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明の複合画
像形成装置は、所定の機能を有する付属装置及び外部コ
ンピュータを接続し、複合画像形成装置本体で設定され
た付属装置に対する制御手順と外部コンピュータからの
指示内容とに基づいて、前記付属装置及び複合画像形成
装置を制御することが可能となり、外部コンピュータに
おいて特別な制御プログラムを不要とする効果がある。
【0115】
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例による画像形成システムの構成を表す
ブロック図である。
【図2】リーダ部1及びプリンタ部2の概要を説明する
ための側断面図である。
【図3】リーダ部1内の画像処理部の制御構成を表すブ
ロック図である。
【図4】コア部10の制御構成を表すブロック図であ
る。
【図5】ファクス部4の制御構成を表すブロック図であ
る。
【図6】ファイル部5の制御構成を表すブロック図であ
る。
【図7】マンマシンインターフェース部6の制御構成を
表すブロック図である。
【図8】コンピュータインターフェース部7の制御構成
を表すブロック図である。
【図9】ファーマッタ部8の制御構成を表すブロック図
である。
【図10】イメージメモリ部9の制御構成を表すブロッ
ク図である。
【図11】本実施例による復号画像形成装置本体の操作
部の表示例を表す図である。
【図12】本実施例による復号画像形成装置本体の操作
部の表示例を表す図である。
【図13】本実施例による復号画像形成装置本体の操作
部の表示例を表す図である。
【図14】本実施例による復号画像形成装置本体の操作
部の表示例を表す図である。
【図15】本実施例による復号画像形成装置本体の操作
部の表示例を表す図である。
【図16】本実施例による復号画像形成装置本体の操作
部の表示例を表す図である。
【図17】本実施例による復号画像形成装置本体の操作
部の表示例を表す図である。
【図18】複合画像形成装置本体における制御設定時の
処理手順を表すフローチャートである。
【図19】コア部10における制御手順を表すフローチ
ャートである。
【図20】制御部1061による制御手順の一例を表す
フローチャートである。
【図21】本実施例における各制御信号及びデータの流
れを説明する図である。
【符号の説明】
1 リーダ部 2 プリンタ部 4 ファクス部 5 ファイル部 7 コンピュータインターフェイス部 8 フォーマッタ部 9 イメージメモリ部 10 コア部 124 操作部 125 制御記憶部 1060 指示内容記憶部 1061 制御部
フロントページの続き (72)発明者 宇都宮 健人 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の機能を有する付属装置を接続でき
    る複合画像形成装置であって、 付属装置及び外部コンピュータを当該複合画像形成装置
    に接続し通信を行う接続手段と、 少なくとも前記接続手段により接続された前記付属装置
    の制御手順を設定する設定手段と、 前記設定手段により設定された制御手順を記憶する第1
    の記憶手段と、 前記外部コンピュータから前記接続手段を介して送られ
    てくる指示内容を記憶する第2の記憶手段と、 前記第1の記憶手段に記憶された制御手順及び前記第2
    の記憶手段に記憶された指示内容に基づいて前記付属装
    置を制御する制御手段と、 を備えることを特徴とする複合画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記設定手段は、前記接続手段により接
    続された前記付属装置もしくは当該複合画像形成装置の
    制御手順を設定し、 前記制御手段は、前記第1の記憶手段に記憶された制御
    手順及び前記第2の記憶手段に記憶された指示内容に基
    づいて前記付属装置もしくは当該複合画像形成装置を制
    御する、 ことを特徴とする請求項1に記載の複合画像形成装置。
JP4275934A 1992-10-14 1992-10-14 複合画像形成装置 Pending JPH06124264A (ja)

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JP4275934A JPH06124264A (ja) 1992-10-14 1992-10-14 複合画像形成装置

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