JPH06116253A - 光学活性3−クロロ−2−プロパノール誘導体およびその製造法 - Google Patents

光学活性3−クロロ−2−プロパノール誘導体およびその製造法

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JPH06116253A
JPH06116253A JP4265902A JP26590292A JPH06116253A JP H06116253 A JPH06116253 A JP H06116253A JP 4265902 A JP4265902 A JP 4265902A JP 26590292 A JP26590292 A JP 26590292A JP H06116253 A JPH06116253 A JP H06116253A
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信幸 深沢
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鈴木  常司
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Abstract

(57)【要約】 【目的】光学活性3−クロロ−2−プロパノール誘導体
およびその製造法の提供 【構成】一般式(I) (式中、R1は2,2−ジフェニルアセチル基、ジフェ
ニルメチル基、5−ジベンゾスベラニル基を、*は不斉
炭素であることを示す。)で表される光学活性3−クロ
ロ−2−プロパノール誘導体およびその製造法。 【効果】本発明では穏和な条件下で反応を行なうことが
でき、非常に光学純度の高い3−クロロ−2−プロパノ
ール誘導体を容易に得られる。これらの化合物は、医薬
品として重要な光学活性1−アミノ−3−アルコキシ−
2−プロパノール誘導体へ導くことが出来るので、光学
活性な医薬品中間体として非常に有用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光学的に純粋な医薬
品、特に光学活性2−プロパノール構造を持つ薬剤を製
造するために有用な中間体である3−クロロ−2−プロ
パノール誘導体およびその製造法に関する。
【0002】
【従来の技術及び課題】不斉炭素を有する化学物質は一
般にそれぞれの鏡像体が等量混合されたラセミ体として
存在する。これまでの医薬品は光学活性体の分離技術、
選択的合成法が十分確立されていなかったためラセミ体
として使用されることが多かった。しかし、生体物質は
光学活性体で構成されており、それらに作用する薬物も
多くの場合、異性体それぞれが異なる薬理活性を示すこ
とが考えられる。希にそれぞれの異性体及びラセミ体が
同様な活性を示すことがあるが、一般に目的とする薬物
活性と望まない薬物活性、すなわち副作用とで何らかの
相違が認められ、実際そのことに起因する不幸な事故も
過去に知られている。異性体間にほとんど作用の差がな
い場合、光学的に純粋な薬物を製造する必要性はないと
考えられるが、明らかに差がある場合、特に毒性に差が
あるとき必要性が生じる。1−アミノ−3−アルコキシ
−2−プロパノール構造は多くの医薬品に共通の部分構
造であるが、不斉炭素を有するため、光学的な異性体間
で活性と毒性の間で差を持つ可能性が有ることから、そ
の光学的純粋な化合物を簡便に得る方法が望まれてい
た。これまで、これらの光学活性誘導体を得る方法とし
ては、まず光学分割法があげられる。しかし、適当な分
割剤を見いだし、数回の結晶化を行って光学純度を上げ
たのち目的物を回収しなくてはならず、しかも、目的の
立体を持つ化合物は50%以下、通常30−40%程度
しか得ることはできない。このため製造コスト上に問題
があった。また、近年、酸化反応、還元反応や加水分解
反応などでの不斉合成法の進歩が目ざましいが、応用範
囲が限られ、必ずしも目的化合物に適応できるとは限ら
ず、しかも十分満足のゆく高い光学純度が得られないこ
とが多い。そこで、光学活性化合物を得るために有力な
手段として、容易に変換可能な官能基を備えた光学活性
な原料を用いる方法がある。これらの原料として古くか
ら糖やアミノ酸などの天然物が用いられてきたが、近
年、グリシドール誘導体すなわちグリシジルトシレー
ト、エピクロルヒドリン、グリシジル m−ニトロベン
ゼンスルホネート等の光学純度の高い化合物が容易に入
手できるようになり、これらを用いた光学活性化合物の
合成法が報告されている。特に、これらの誘導体は1−
アミノ−3−アルコキシ−2−プロパノール誘導体の合
成に有用であるが、グリシジルトシレート、エピクロル
ヒドリンは容易に1位と3位に置換基を導入できる反
面、反応位置を完全に制御出来ないとラセミ化し光学純
度の低下を引き起こすという問題点があった。グリシジ
ルトシレートを用いて1−アミノ−3−アルコキシ−2
−プロパノール構造の光学活性体を合成している例は、
特開平1−121282、特開平1−279890、特
開平1−279887、EP454385に報告されて
いるが、何れもフェノール性水酸基の金属塩やアミンの
金属塩と反応させ選択的に1位スルフォネート基と反応
させ光学活性エポキシ化合物を得ている。これらの報告
のうち、高い光学純度を持った反応が詳細に示されてい
るのはピペラジン誘導体のナトリウム塩、カリウム塩、
リチウム塩と反応させているEP454385であり有
効な手段を提示している。しかしながら、J.A.C.
S.101,3666−3668,(1979)に明ら
かなようにグリシジルスルフォネートに比べエピクロル
ヒドリンは反応の位置選択性が得られにくい上、塩素イ
オン存在下での1,3−ジクロロ−2−プロパノ−ルの
生成などにより光学純度の低下を起こし易い。そのた
め、エピクロルヒドリンを用いた光学活性な1−アミノ
−3−アルコキシ−2−プロパノール誘導体の合成報告
は少なく、例えばChem.Pharm.Bull.3
5,3691(1987)や同38(8)2092−2
096(1990)に見られるが貴重な光学活性エピク
ロルヒドリンを過剰に用いなければならず、高い光学純
度も得られにくい。そこで、商業的に比較的容易に得ら
れる光学活性エピクロルヒドリンを用いた、より簡便
で、収率が高く光学純度も高い化合物を得られる方法が
望まれていた。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するために鋭意検討した結果、光学活性なエピク
ロルヒドリンをピペラジン誘導体と反応させると光学的
に純度の高い一般式(I)で表される3−クロロ−2−
プロパノール誘導体が容易に得られ、この化合物は光学
活性を維持したまま容易に1−アミノ−3−アルコキシ
−2−プロパノール誘導体を生成することを見い出し
た。さらに、これらの3−クロロ−2−プロパノール誘
導体は反応系からの結晶化や再結晶により光学純度を高
められることを見いだした。すなわち、本発明は光学活
性エピクロルヒドリンとピペラジン誘導体を付加反応さ
せることを特徴とする下記一般式(I)[化2]で表さ
れる光学活性3−クロロ−2−プロパノール誘導体およ
びその塩、およびその製造法を提供するものである。
【0004】
【化2】 (式中、R1は2,2−ジフェニルアセチル基、ジフェ
ニルメチル基、5−ジベンゾスベラニル基を、*は不斉
炭素であることを示す。) 本発明化合物の塩としては塩酸、硫酸、リン酸等の無機
酸、あるいはしゅう酸、フマル酸、メタンスルホン酸、
カンファースルホン酸、酒石酸等の有機酸が挙げられ
る。
【0005】光学活性エピクロルヒドリンとピペラジン
誘導体との反応において、反応量は後者に対して前者は
1当量〜5当量が好ましく、特に好ましくは約3当量が
よい。反応後、ろ液中の未反応の過剰な光学活性エピク
ロルヒドリンは更に同様の反応に供することができる。
【0006】本発明において得られる3−クロロ−2−
プロパノール誘導体は原料の光学活性エピクロルヒドリ
ンの光学純度を保持して得ることができる。この反応
は、氷冷下または室温で、特に制限はないが通常数時間
から1日、無溶媒条件下または溶媒存在下の非常に穏和
な条件で反応できるが、適当な溶媒、好ましくはエタノ
ール、2−プロパノール等を用い室温で行うのがよい。
これにより反応後の結晶化または再結晶により光学純度
を原料よりさらに高くできるので純粋な光学活性化合物
を得るために非常に有用な製造法である。
【0007】
【発明の効果】一般式(I)で表される光学活性クロロ
プロパノール誘導体は、光学活性エピクロルヒドリンと
ピペラジン誘導体とを、室温または氷冷下すみやかに反
応させ容易に安定な結晶として得ることができる。さら
に本発明は再結晶により原料より高い光学純度を持った
化合物を得ることができ非常に有効な反応である。ま
た、クロロプロパノール誘導体は、比較的反応性の高い
化合物であり、容易に他の誘導体へ導くことができる。
その結果得られる2−プロパノール誘導体は多くの医薬
品にみられる部分構造であるため光学活性化合物の合成
のために非常に重要な中間体として利用できる。このよ
うに医薬品として重要な化合物である2−プロパノール
誘導体の光学活性体の簡便な合成法は強く望まれるもの
であったが、特に特開平3−101662に含有される
制癌効果増強作用を有する複素環化合物の光学活性体の
合成においても非常に有用な方法となる。すなわち、本
発明は光学活性クロロプロパノール誘導体を簡便にかつ
収率、光学純度ともに高く得ることが出来、光学活性な
医薬品製造のために非常に有益な方法と中間体を提供す
るものである。
【0008】
【実施例】以下に実施例で本発明を詳しく説明するが、
これらに限定されるものではない。 実施例1 (2R)−3−クロロ−1−{4−(ジベンゾスベラン
−5−イル)ピペラジン−1−イル}−2−プロパノー
ル N−(ジベンゾスベラン−5−イル)ピペラジン1.0
8gをイソプロピルアルコール10mlに懸濁し(R)
−(−)−エピクロルヒドリン1.08gを加え溶解し
た。室温で5時間攪拌し析出晶をろ取、乾燥した。 収量1.05g [α]D(25℃,c=1.0,CHCl3) +19.5
゜,光学純度 >98%e.e.(ダイセル キラルセ
ルOD ヘキサン/エタノール/メタノール=100/
2/2,1.2ml/min),(R)体9.5分,
(S)体8.4分 NMR(δppm;CDCl3)2.2〜2.9(m,
8H),3.5〜4.1(m,9H),3.96(s,
1H),7.0〜7.2(m,8H) なお、(2S)−エピクロルヒドリンを用い上記と同様
の反応を行うと(2S)−3−クロロ−1−{4−(ジ
ベンゾスベラン−5−イル)ピペラジン−1−イル}−
2−プロパノールを得ることが出来る。
【0009】実施例2 (2R)−3−クロロ−1−{4−(ジベンゾスベラン
−5−イル)ピペラジン−1−イル}−2−プロパノー
ル N−(ジベンゾスベラン−5−イル)ピペラジン5.0
gをイソプロピルアルコール45mlに懸濁し(R)−
(−)−エピクロルヒドリン5.04g(3当量)を加
え6時間室温で攪拌した。析出晶をろ取、乾燥して5.
0g(収率75%)の目的物を得た。ついで、ろ液にN
−(ジベンゾスベラン−5−イル)ピペラジン5.0g
と(R)−(−)−エピクロルヒドリン1.7g(1.
02当量)を加え室温で10時間攪拌した。析出晶をろ
取、乾燥して6.67g(定量的)の目的物を得た。さ
らに同様にろ液を5回処理し、同様に目的物を得ること
が出来た。得られた結晶の光学純度はいずれも98%
e.e.以上であった。
【0010】実施例3 (2R)−3−クロロ−1−{4−(2,2−ジフェニ
ルアセチル)ピペラジン−1−イル}−2−プロパノー
ル N−(2,2−ジフェニルアセチル)ピペラジン0.5
gを2−プロパノール7ml中に懸濁し、(2R)−エ
ピクロルヒドリン0.42gを加えた。室温で1夜攪拌
の後、ヘキサン2mlを加え析出晶をろ取、乾燥した。 収量0.52g [α]D +21.7゜(25℃,c=1.0,CHC
3)光学純度 >99%(ダイセル キラルセルO
D,ヘキサン:エタノール=5:1,1.2ml/mi
n.で分離) (R)体6.58分,(S)体5.83
分 NMR(δppm;CDCl3)2.1〜2.7(m,
6H),3.4〜4.95(m,7H),5.19
(s,1H),7.2〜7.4(m,10H) なお、(2S)−エピクロルヒドリンを用い上記と同様
の反応を行うと(2S)−3−クロロ−1−{4−
(2,2−ジフェニルアセチル)ピペラジン−1−イ
ル}−2−プロパノールを得ることが出来る。
【0011】実施例4 (2R)−3−クロロ−1−{4−ジフェニルメチルピ
ペラジン−1−イル)−2−プロパノール N−ジフェニルメチルピペラジン0.5gを2−プロパ
ノール7ml中に懸濁し(2R)−エピクロルヒドリン
0.55gを加え室温で1夜攪拌した。ついで、p−ト
ルエンスルホン酸1水和物0.36gを加え析出晶をろ
取、乾燥し目的物をp−トルエンスルホン酸塩として得
た。 収量1.05g [α]D +14.1゜(25℃,c=1.0,MeO
H) NMR(δppm;CDCl3)2.2〜2.9(m,
10H),3.5〜4.0(m,3H),4.20
(s,1H),7.0〜7.5(m,10H) なお、(2S)−エピクロルヒドリンを用い上記と同様
の反応を行うと(2S)−3−クロロ−1−{4−ジフ
ェニルメチルピペラジン−1−イル)−2−プロパノー
ルを得ることが出来る。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式(I)[化1] 【化1】 (式中、R1は2,2−ジフェニルアセチル基、ジフェ
    ニルメチル基、5−ジベンゾスベラニル基を、*は不斉
    炭素であることを示す。)で表される光学活性3−クロ
    ロ−2−プロパノール誘導体およびその塩。
  2. 【請求項2】光学活性エピクロルヒドリンとピペラジン
    誘導体を付加反応させることを特徴とする一般式(I)
    で表される光学活性3−クロロ−2−プロパノール誘導
    体の製造法。
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