JPH06115152A - 光感熱記録における濃度補正方法 - Google Patents

光感熱記録における濃度補正方法

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JPH06115152A
JPH06115152A JP26851692A JP26851692A JPH06115152A JP H06115152 A JPH06115152 A JP H06115152A JP 26851692 A JP26851692 A JP 26851692A JP 26851692 A JP26851692 A JP 26851692A JP H06115152 A JPH06115152 A JP H06115152A
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Wataru Ito
渡 伊藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 濃度特性に個体差のある感熱記録材料に対し
ても常に所望の濃度の画像を記録する。 【構成】 テストパターン信号発生装置23により生成さ
れたテストパターン信号Bt に基づいた濃度パターンP
Tを感熱記録フイルム10に記録し、濃度パターンPTを
なす各セクションPT1 〜PTn の濃度を濃度測定部50
により測定し、得られた濃度信号S1に応じた変換テー
ブルTに基づいて画像データ蓄積装置20からの画像信号
Aを感熱記録フイルム10上において適正な濃度となるよ
うに補正し、補正された信号Bに応じた画像を光ビーム
30により感熱記録フイルム10に記録させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像信号に基づいてレ
ーザビームを走査して感熱記録材料に画像を記録する装
置において、画像記録にかかる種々の因子の変動によっ
て画像濃度が変動することを防止するようにした濃度補
正方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のように従来より、レーザビームを
画像信号に基づいて変調し、この変調されたレーザビー
ムを感光材料上に走査させ、それによりこの感光材料に
上記画像信号が担う画像を記録するようにした光走査記
録装置が知られている。
【0003】一方、近年、上記レーザビームを熱源とし
て用い、感熱記録材料に熱エネルギを付与し、画像の記
録を行う感熱型の光走査記録装置である光感熱記録装置
も出現している。
【0004】この光感熱記録装置はレーザをヒートモー
ドで使ったものであり、現像、定着なしに熱エネルギに
より信号入力と同時に可視像が得られるという利点があ
る(例えば特開昭50-23617号、同58-94494号、同62-779
83号、同62−78964 号公報参照)。
【0005】しかし上記光感熱記録装置においては、上
記感熱記録材料の感熱発色層が可視および赤外線領域の
光を吸収しにくいためにレーザの出力を相当大きくする
必要があり、小型で安価な装置をつくることが極めて困
難であった。
【0006】そこで本願出願人は、上記問題を解決すべ
く、良好な画像を高品位に記録することのできる感熱記
録材料として、支持体上に発色剤、顕色剤および光吸収
色素を備え、付加される熱エネルギに応じた濃度で発色
する材料を開発し、さらにこの感熱記録材料にレーザビ
ームを用いて記録を行なう装置を開発し、特許出願して
いる(特願平3-62684 号、特願平3-187494号公報参
照)。
【0007】この特願平3-62684 号によればこの感熱記
録材料は、支持体に、少なくとも塩基性染料前駆体を含
有するマイクロカプセル、顕色剤および光吸収色素を水
に難溶または不溶の有機溶剤に溶解せしめた後、乳化分
散した乳化物を含有する塗布液を塗布して形成せしめた
感熱記録層を有する。
【0008】塩基性染料前駆体は、エレクトロンを供与
して、あるいは酸等のプロトンを受容して発色する性質
を有するものであって、通常略無色で、ラクトン、ラク
タム、サルトン、スピロピラン、エステル、アミド等の
部分骨格を有し、顕色剤と接触してこれらの部分骨格が
開環もしくは開裂する化合物が用いられる。具体的に
は、クリスタルバイオレットラクトン、ベンゾイルロイ
コメチレンブルー、マラカイトグリーンラクトン、ロー
ダミンBラクタム、1,3,3-トリメチル-6'-エチル-8'-ブ
トキシインドリノベンゾスピロピラン等がある。
【0009】これらの発色剤に対する顕色剤としては、
フェノール化合物、有機酸もしくはその金属塩、オキシ
安息香酸エステル等の酸性物質が用いられる。顕色剤は
融点が50℃〜250 ℃のものが好ましく、特に融点が60℃
〜200 ℃の水に難溶性のフェノールまたは有機酸が望ま
しい。これらの顕色剤の具体例は、例えば、特開昭61-2
91183 号に記載されている。
【0010】光吸収色素は、可視光領域における光の吸
収が少なく、赤外線領域の波長の吸収が特に高い色素が
好ましい。この色素としては、シアニン系色素、フタロ
シアニン系色素、ピリリウム系・チオピリリウム系色
素、アズレニウム系色素、スクワリリウム系色素、N
i,Cr等の金属錯塩系色素、ナフトキノン系・アント
ラキノン系色素、インドフェノール系色素、インドアニ
リン系色素、トリフェニルメタン色素、トリアリルメタ
ン系色素、アミニウム系・ジインモニウム系色素、ニト
ロソ化合物等を挙げることができる。これらの中でも特
に近赤外光を発振する半導体レーザが実用化されている
観点から、波長が700nm 〜900nm の近赤外領域の光の吸
収率が高いものを使用することが好ましい。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の如き光
感熱記録装置においては、例えば半導体レーザ等の光源
から射出されるレーザビームの径が変動したり、感熱記
録材料の個体差が存在するため、同一の画像信号に対し
て記録された画像の濃度が異なってしまうことがある。
【0012】このような不都合は、例えば特に高階調が
必要とされる医療用画像の記録においてこのような画像
濃度の変動があると、その画像の診断性能が損なわれて
しまう。
【0013】一方、本発明と類似の技術として特開平4-
147870号公報により開示されている画像記録における濃
度補正方法がある。この技術は、サーマルヘッドを加熱
手段として用い、これを駆動させて記録材料に画像を記
録する際、この画像記録に先立って上記サーマルヘッド
の通過方向前方側に複数の濃度パターンを記録し、次い
でこの記録された濃度パターンの濃度を計測し、この濃
度の計測結果に基づいて、その後前記記録材料に記録さ
れる画像を最適な濃度となるように補正するものであ
る。
【0014】しかしサーマルヘッドを用いた感熱記録方
法は、レーザビーム走査による記録方法と比べ、記録速
度が遅くまた記録された画像の解像度の観点からもレー
ザビームを用いた方法が優れているため、レーザビーム
を用いた方法が実用上有用性が高い。
【0015】本発明は上記事情に鑑みなされたものであ
り、各感熱記録材料ごとに濃度パターンを試し記録し、
濃度パターンの各セクションごとに計測された濃度に基
づいて、この感熱記録材料に記録される画像を最適な濃
度とするように補正することができる光感熱記録におけ
る濃度補正方法を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の光感熱記録にお
ける濃度補正方法は、支持体上に発色剤、顕色剤および
光吸収色素を設けた感熱記録材料にレーザビームを走査
させて記録を行なう前述の光感熱記録装置において、感
熱記録材料への画像記録に先立って前記レーザビームに
よりこの感熱記録材料上の一部に、段階的に濃度の異な
る複数のセクションからなる濃度パターンを記録し、こ
の記録された濃度パターンの各々のセクションの濃度を
測定し、この測定結果に基づいて、この感熱記録材料に
記録される画像が適正な濃度範囲で記録されるように、
画像信号を変換処理する変換テーブルを作成し、上記濃
度パターンが記録された感熱記録材料に上記画像を記録
する際に、上記変換テーブルにより上記画像信号を変換
処理することを特徴とするものである。
【0017】すなわち、本発明の光感熱記録における濃
度補正方法は、レーザビームの走査により画像を感熱記
録材料に記録する以前に、このレーザビームを濃度が段
階的に変化するように設定して上記感熱記録材料上の一
部に記録し、その記録されたそれぞれの濃度を計測する
ことによって、この感熱記録材料とレーザビームとの濃
度特性が求められ、その後に画像をこの感熱記録材料に
記録する際に上記濃度特性に基づいて濃度補正を行な
い、適正な階調の画像を得ることを特徴とするものであ
る。
【0018】上記セクションとは感熱記録材料にレーザ
ビームを照射することにより得られるある濃度の比較的
小さい領域をいう。
【0019】従って上記濃度パターンとは、複数の段階
的に変調されたレーザビームを感熱記録材料に照射する
ことにより、この感熱記録材料上に記録された段階的に
濃度の異なる複数のセクションからなる領域をいう。
【0020】
【作用】画像を感熱記録材料に記録する前に、この感熱
記録材料に濃度パターンを記録し、この濃度パターンの
各セクションの濃度を計測して画像信号を適正な濃度の
画像に変換する変換テーブルを作成する。こうして各感
熱記録材料毎に濃度パターンを記録し、その濃度を測定
し、変換テーブルを作成し、画像信号の変換をすること
により各感熱記録材料間にどのような個体差が存在して
も、濃度補正は各感熱記録材料に応じて常に正しく行な
われ得る。
【0021】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例について
説明する。
【0022】図1は本発明の方法により濃度補正を行な
う光感熱記録装置の一例を示すものである。感熱記録フ
イルム10はレーザヒートモード記録用の感熱記録材料で
あって、例えば前述した特願平3-62684 号に開示されて
いるような、可視光に対して透明な支持体上に発色剤と
顕色剤と光吸収色素とを備え、付加される熱エネルギに
応じた濃度で発色するものである。
【0023】この感熱記録フイルム10は矢印E方向に回
転するドラム11上において光ビーム30の副走査のために
矢印Y方向に搬送される。
【0024】一方、画像データ蓄積装置20に蓄積された
デジタル画像信号Aは、信号変換部21において後述する
変換テーブルに基づいて信号Bに変換され、データ入力
切換部22を介してD/A変換器24に入力され、そこでア
ナログ化されて変調回路25に入力される。そしてこの変
調回路25がアナログの画像信号Ba に基づいて半導体レ
ーザ31のドライバ26を制御することにより、光ビーム30
がこの半導体レーザ31から射出される。この射出された
光ビーム30はコリメータレンズ32によって平行光とされ
たうえで回転多面鏡34に反射され、長尺のミラー35にお
いて反射して前記感熱記録フイルム10上を矢印Y方向と
略直角なX方向に主走査する。
【0025】この光ビーム30の主走査と前記副走査とに
より感熱記録フイルム10上には図2に示すように信号B
が担持する画像Kが記録される。
【0026】上述のようにして画像Kを記録する前に、
データ入力切換部22は、テストパターン信号発生装置23
を変調回路25に接続する状態に設定される。それにより
テストパターン信号Bt が変調回路25に入力され、図2
に示すように感熱記録フイルム10には、この信号Bt が
担持する、段階的に濃度のことなる複数のセクションP
1 ,PT2 ,……,PTn からなる濃度パターンPT
が記録される。このセクションは感熱記録フイルム10の
移送方向Yと直角な方向に並べられ、例えば16程度のセ
クションが記録される。
【0027】この濃度パターンPTが記録されると、デ
ータ入力切換部22は信号変換部21を変調回路25に切換え
られ、それにより前述のようにして画像Kが感熱記録フ
イルム10に記録される。
【0028】したがって図2に示されるとおり、感熱記
録フイルム10においては、光ビーム30の通過方向(矢印
Y方向)の前方側に濃度パターンPTが記録され、それ
の後方側に画像Kが記録されることになる。
【0029】光ビーム30が感熱記録フイルム10を走査す
るよりもフイルム搬送方向前方側には、濃度測定部50が
配されている。この濃度測定部50は、例えばセクション
PT1 〜PTn の各々に対向するようにアレイ状に並設
されたn個のLED等の光源51と、これらの光源31の各
々と前記セクションを通して対向するようにアレイ状に
配されたn個のフォトダイオード等の光検出器52と、こ
れらの光検出器52の出力を受ける濃度測定回路53とを有
する。そして各光源51から発せられて感熱記録フイルム
10を透過した測定光の強度を光検出器52で検出すること
により、セクションPT1 〜PTn それぞれの濃度が測
定される。
【0030】測定回路53は、以上のようにして測定され
たセクションPT1 〜PTn の濃度を示すn通りの濃度
信号S1を変換テーブル作成部54に送る。変換テーブル
作成部54は、こうして入力される濃度信号S1に基づい
て、前記画像信号Aを信号Bに変換する変換テーブルT
を作成し、このテーブルTを信号変換部21において設定
させる。
【0031】以下、この変換テーブルTの作成について
詳しく説明する。
【0032】変換テーブル作成部54は各濃度信号S1が
担持するパターン濃度Dと、テストパターン信号発生部
24から送られたテストパターン信号Bt とから、両者の
実際の関係を求める。この際、第m番目の光検出器52が
測定した濃度Dと、第m番目のセクションPTm を担持
するテストパターン信号Bt とが対応付けされた上で、
両者の関係が求められる。この関係は、大略図3の第1
象限に示すようなものとなる。
【0033】また変換テーブル作成部54には、所望の画
像信号対画像濃度特性g、つまり画像信号Aに対する感
熱記録フイルム10上の濃度Dの関係(図3の第2象限)
が記憶されており、この変換テーブル作成部54はこの特
性gと、上記テストパターン信号Bt とパターン濃度D
の関係とに基づいて変換テーブルTを作成する。
【0034】すなわち変換テーブル作成部54は、各テス
トパターン信号Bt に対応する画像濃度Dを上記画像信
号対画像濃度特性gの下に得る画像信号Aを求め、最終
的にこの画像信号Aとテストパターン信号Bt との関係
f(図3の第4象限)を求める。
【0035】なおこの画像信号AとテストパターンBt
との関係fは実際に濃度パターン発生に利用されたいく
つか(前述のように例えば16点程度)のテストパターン
信号Bt について求めた後、それらを補間する等によ
り、連続的に求めることができる。そして変換テーブル
作成部54は、この画像信号Aとテストパターン信号Bt
との関係fに基づいて、画像信号Aを信号Bに変換する
変換テーブルTを作成し、信号変換部21において設定さ
せる。
【0036】画像データ蓄積記録装置20から出力された
画像信号Aが担持する画像を、前述のようにして感熱記
録フイルム10の所定位置(濃度パターンPTの後方位
置)に記録する際に、信号変換部21において上記のよう
な変換テーブルTに従って画像信号Aが信号Bに変換さ
れれば、この画像信号Aと感熱記録フイルム10上の画像
濃度Dとの関係は、結局図3の第2象限に示される所望
の関係となる。
【0037】前述したように、感熱記録フイルム10の個
体差、光ビーム30の特性の変動等により、図3に示した
テストパターン信号Bt と画像濃度Dとの関係が変動す
ることがある。しかしこの関係がどのように変動して
も、その関係と前記所望の画像信号対画像濃度特性g
(図3の第2象限)とに基づいて変換テーブルTを作成
すれば、必ず上記所定の特性の下に画像記録がなされる
ようになる。
【0038】そして本方法においては、画像記録を行な
う際に各感熱記録フイルム10毎に濃度パターンPTを記
録して変換テーブルTを作成し直すようにしているの
で、画像記録を行なう度に変換テーブルTが最適化さ
れ、常に濃度が安定した記録画像を得ることが可能とな
る。
【0039】なおセクションPT1 〜PTn の濃度測定
は、以上説明したような光源51のアレイと光検出器52の
アレイとを用いる他、一対の光源と光検出器とをセクシ
ョンPT1 〜PTn の並び方向に一次元的に走査させる
機構を利用して行なうことも可能である。
【0040】また変換テーブルTの作成は、1枚の感熱
記録フイルム10毎に逐一行なう他、感熱フイルム10のロ
ッドが変わる毎に、あるいは所定時間経過毎に行なうよ
うにしてもよい。
【0041】さらに、各セクションPT1 ,PT2 ,…
…,PTn の間にはその濃度に線形関係が存在するとは
限らないため、そのようなセクションを濃度の薄い順番
あるいは濃い順番に段階的に順序よく並べたのでは、こ
の濃度パターンPTと画像Kとが記録された感熱記録フ
イルム10を観察した者がこの濃度パターンPTの濃度の
階調状態を見て画像Kの階調状態の良否を誤認するおそ
れがある。
【0042】そこでテストパターン信号発生装置24から
発生するテストパターンBt が、段階的に濃度の異なる
複数のセクションPT1 〜PTn がランダムな順序とな
る濃度パターンPT′を担持するステトパターンBt ′
とするようにしてもよい。
【0043】
【発明の効果】以上詳細に説明したとおり、本発明の光
感熱記録における濃度補正方法によれば、画像を記録す
る感熱記録材料上に濃度パターンを記録して変換テーブ
ルを作成し、画像記録を行なう際に、画像信号を上記変
換テーブルに従って変換するようにしているので、常に
所望の画像信号対画像濃度特性の下に、濃度変動の無い
画像を得ることができる。
【0044】そして本発明方法においては、ある感熱記
録材料に記録された濃度パターンに基づいて得られた変
換テーブルは、その感熱記録材料に画像記録を行なう際
に利用されるので、感熱記録材料間の個体差も吸収可能
な、極めて高精度の濃度補正がなされ得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる濃度補正方法を行なう光感熱記
録装置の実施例に示す構成説明図
【図2】図1に示した光感熱記録装置により得られる濃
度パターンと画像とが記録された感熱記録フイルムを示
す平面図
【図3】図1に示した光感熱記録装置における変換テー
ブルの作成作用を示す作用説明図
【符号の説明】
10 感熱記録フイルム 11 ドラム 20 画像データ蓄積装置 21 信号変換部 22 データ入力切換部 23 テストパターン信号発生装置 24 D/A変換器 25 変調回路 26 ドライバ 30 光ビーム 31 半導体レーザ 32 コリメータレンズ 33 ミラー 34 回転多面鏡 35 長尺のミラー 50 濃度測定部 51 光源 52 光検出器 53 濃度測定回路 54 変換テーブル作成部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41J 2/355 2/36 29/46 D 9113−2C 9305−2C B41J 3/20 109 A 114 A 115 Z

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザビームを画像信号に基づいて変調
    し、この変調されたレーザビームを、支持体上に発色
    剤、顕色剤および光吸収色素を設けた感熱記録材料に走
    査させ、それにより該感熱記録材料に前記画像信号が担
    う画像を記録するようにした光感熱記録装置において、 前記感熱記録材料への画像記録に先立って前記レーザビ
    ームにより該感熱記録材料上の一部に、段階的に濃度の
    異なる複数のセクションからなる濃度パターンを記録
    し、 該濃度パターンの各々のセクションの濃度を測定し、 その測定結果に基づいて、前記画像が適正な濃度範囲で
    前記感熱記録材料に記録されるように、前記画像信号を
    変換処理する変換テーブルを作成し、 前記濃度パターンが記録された感熱記録材料に前記画像
    を記録する際に、前記変換テーブルにより前記画像信号
    を変換処理することを特徴とする光感熱記録における濃
    度補正方法。
JP26851692A 1992-10-07 1992-10-07 光感熱記録における濃度補正方法 Pending JPH06115152A (ja)

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