JPH05293979A - 熱記録装置 - Google Patents

熱記録装置

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JPH05293979A
JPH05293979A JP9781792A JP9781792A JPH05293979A JP H05293979 A JPH05293979 A JP H05293979A JP 9781792 A JP9781792 A JP 9781792A JP 9781792 A JP9781792 A JP 9781792A JP H05293979 A JPH05293979 A JP H05293979A
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JP
Japan
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laser beam
laser
recording material
thermal recording
light emitting
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JP9781792A
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English (en)
Inventor
Toshitaka Agano
俊孝 阿賀野
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 変調すべき電力を節減し且つ廉価な熱記録装
置を提供することを目的とする。 【構成】 感熱記録材料Sを一定の出力で発色温度未満
の所定温度まで加熱するレーザビームを出力する発光部
と、記録すべき画像等に応じて変調され、前記感熱記録
材料Sを所定の発色温度まで加熱するレーザビームを出
力する発光部と、前記複数の発光部から出力されたレー
ザビームを合波するホログラム素子とを有するレーザビ
ーム発生器12と、前記レーザビーム発生器12から出
力されたレーザビームLを前記感熱記録材料Sに対して
走査する走査光学系とから構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感熱記録材料に対し、
複数のレーザ光源のうちの一部が発色温度未満の一定の
エネルギのレーザビームを出力し、他のレーザ光源が変
調されたレーザビームを出力し、該出力されたレーザビ
ームを合波し、該合波されたレーザビームにより画像等
の記録を行う熱記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】感熱記録材料に対して熱エネルギを付与
し、画像等の記録を行う熱記録装置が普及している。特
に、熱源としてレーザを用いることで高速記録を可能と
したものが出現している(特開昭50−23617号、
特開昭58−94494号、特開昭62−77983
号、特開昭62−78964号等参照)。
【0003】本出願人は、このような熱記録装置に適用
され、良好な画像を高品位で記録することのできる感熱
記録材料として、支持体上に発色剤、顕色剤および光吸
収色素を備え、付加される熱エネルギに応じた濃度で発
色する材料を開発し、さらに、この感熱記録材料にレー
ザビームを用いて記録を行う装置を開発し、特許出願し
ている(特願平3−62684号、特願平3−1874
94号参照)。
【0004】この感熱記録材料は、支持体に、少なくと
も塩基性染料前駆体を含有し、熱溶融するマイクロカプ
セル、顕色剤および光吸収色素を水に難溶または不溶の
有機溶剤に溶解せしめた後、乳化分散した乳化物を含有
する塗布液を塗布して形成せしめた感熱層を有する。
【0005】前記塩基性染料前駆体は、エレクトロンを
供与して、あるいは酸等のプロトンを受溶して発色する
性質を有するものであって、通常略無色で、ラクトン、
ラクタム、サルトン、スピロピラン、エステル、アミド
等の部分骨格を有し、顕色剤と接触してこれらの部分骨
格が開環もしくは開裂する化合物が用いられる。具体的
には、クリスタルバイオレットラクトン、ベンゾイルロ
イコメチレンブルー、マラカイトグリーンラクトン、ロ
ーダミンBラクタム、1,3,3−トリメチル−6’−
エチル−8’−ブトキシインドリノベンゾスピロピラン
等がある。
【0006】これらの発色剤に対する顕色剤としては、
フェノール化合物、有機酸もしくはその金属塩、オキシ
安息香酸エステル等の酸性物質が用いられる。この顕色
剤は融点が50℃〜250℃のものが好ましく、特に融
点が60℃〜200℃の水に難溶性のフェノールまたは
有機酸が望ましい。これらの顕色剤の具体例は、例え
ば、特開昭61−291183号に記載されている。
【0007】光吸収色素は、可視光領域における光の吸
収が少なく、赤外線領域の波長の吸収が特に高い色素が
好ましい。この色素としては、シアニン系色素、フタロ
シアニン系色素、ピリリウム系・チオピリリウム系色
素、アズレニウム系色素、スクワリリウム系色素、N
i、Cr等の金属錯塩系色素、ナフトキノン系・アント
ラキノン系色素、トリアリルメタン系色素、アミニウム
系・ジインモニウム系色素、ニトロソ化合物等をあげる
ことができる。これらのなかでも、特に、近赤外光を発
振する半導体レーザが実用化されている観点から、波長
が700nm〜900nmの近赤外領域の光の吸収率が
高いものを使用することが好ましい。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般に、感
熱記録材料にレーザビームを用いて記録を行う熱記録装
置では、前記感熱記録材料に記録される画像の階調に応
じて、レーザの光強度変調またはパルス幅変調等が行わ
れる。この場合、感熱記録材料に所望の画像を記録する
ためには、相当の熱エネルギが必要とされる。そこで、
複数の半導体レーザを用い、各レーザ光源から射出され
るレーザビームを合波して感熱記録材料に照射し所望の
画像を記録することが考えられる。
【0009】しかしながら、複数の半導体レーザを夫々
変調する場合、変調すべき電力が増大するとともに、変
調回路の構成が複雑になり、結果的にコスト高になる不
都合が生じる。
【0010】本発明は、前記の点に鑑みてなされたもの
であり、変調すべき電力を節減し、且つ廉価な熱記録装
置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、支持体上に発色剤、顕色剤および光吸
収色素を備え、付加される熱エネルギに応じた濃度で発
色する感熱記録材料に対して、レーザビームを走査させ
画像等を記録する熱記録装置であって、複数のレーザ光
源からなり、一部の前記レーザ光源は前記感熱記録材料
を発色温度未満の所定温度とするべく一定のエネルギの
レーザビームを出力し、他の前記レーザ光源は記録すべ
き画像等に応じて変調され、前記感熱記録材料を所定の
発色温度まで加熱するためのレーザビームを出力するレ
ーザビーム発生手段と、前記複数のレーザ光源から出力
されたレーザビームを合波する合波手段と、前記合波手
段により合波されたレーザビームを前記感熱記録材料に
対して走査する走査光学系と、を備えることを特徴とす
る。
【0012】
【作用】上記の本発明に係る熱記録装置では、複数のレ
ーザ光源の一部であり、一定のエネルギを有するレーザ
ビームにより感熱記録材料を発色温度未満の所定温度に
するとともに、他の前記レーザ光源から出力されるレー
ザビームにより感熱記録材料が記録すべき画像等に応じ
て変調され、所定の発色温度まで加熱される。
【0013】また、複数のレーザ光源から出力された前
記レーザビームは、合波手段により合波され、走査光学
系を介して感熱記録材料を走査する。
【0014】
【実施例】次に、本発明に係る熱記録装置について好適
な実施例を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に
説明する。
【0015】図1に示すように、熱記録装置10は、矢
印B方向に副走査搬送される感熱記録材料Sをレーザビ
ームLによって矢印A方向に主走査し、画像等を記録す
るものである。この場合、感熱記録材料Sとしては、支
持体上に発色剤、顕色剤および光吸収色素を備え、付加
される熱エネルギに応じた濃度で発色する材料、例え
ば、前述した特願平3−62684号、特願平3−18
7494号等に記載されたものを用いるものとする。
【0016】熱記録装置10は、レーザ光源としての複
数の発光部を含み、一定の出力により感熱記録材料Sを
発色温度未満の所定温度に加熱する発光部34a〜34
d、並びに感熱記録材料Sを発色温度まで加熱する発光
部36a、36bを有するレーザビーム発生器12と、
シリンドリカルレンズ16と、前記レーザビーム発生器
12から出力されたレーザビームLを反射する反射ミラ
ー22と、レーザビームLを偏向するポリゴンミラー2
4と、fθレンズ26と、前記シリンドリカルレンズ1
6と共働してポリゴンミラー24の面倒れを補正するシ
リンドリカルミラー28とを備える。なお、前記レーザ
ビーム発生器12はドライバ30、31に接続され、該
ドライバ30、31を介して制御部32によって制御さ
れる。
【0017】また、前記レーザビーム発生器12は、図
2に示すように、レーザ光源として複数の発光部34a
〜34d並びに36a、36bを有している。前記発光
部36a、36bには、夫々ドライバ31を介して画像
信号に応じて制御部32により変調されるレーザダイオ
ードが配設される。各レーザダイオードは、強度変調さ
れることで感熱記録材料Sに階調画像を記録するための
レーザビームを出力する。これに対して、前記発光部3
6a、36bを除く他の発光部34a〜34dには、レ
ーザダイオードと、ネオジウム(Nd)がドーピングさ
れた固体レーザ媒質であるYVO4 ロッド(以下、N
d:YVO4 ロッドという)とからなるレーザダイオー
ド励起型YAGレーザ(以下、単にYAGレーザとい
う)が配設されている。このYAGレーザは、レーザダ
イオードから出力されたレーザビームの波長を変換して
出力アップを図るものであり、夫々ドライバ30を介し
て制御部32により常時点灯するように制御される。な
お、本実施例では、前記レーザビーム発生器12に有す
る複数の発光部34a〜34d並びに複数の発光部36
a、36bを設けて説明しているが、これに限定される
ものではなく、各ドライバ30、31に対応して夫々1
以上の複数の発光部があればよい。また、レーザビーム
発生器12の発光部34a〜34dに夫々YAGレーザ
を配設しているが、レーザダイオード等の半導体レーザ
でもよい。
【0018】次に、レーザビーム発生器12の発光部3
4a〜34d、36a、36bから出力されたレーザビ
ームは、コリメータレンズ38a〜38d、42a、4
2bを介し、合波手段としてのホログラム素子40に夫
々入力される。前記ホログラム素子40は、各レーザビ
ームを合波し、一本のレーザビームLを生成する。この
ようにして、レーザビーム発生器12は、前記合波され
たレーザビームLを出力する。
【0019】本実施例に係る熱記録装置10は、基本的
には以上のように構成されるものであり、次に、その作
用効果について説明する。
【0020】制御部32は、夫々ドライバ30およびド
ライバ31を介してレーザビーム発生器12を駆動す
る。前記ドライバ30が駆動されることにより、発光部
34a〜34dを構成するYAGレーザは、励起光源と
してのレーザダイオードから出力されたレーザビームを
Nd:YVO4 ロッドを透過させることにより、一定の
高出力のレーザビームを出力する。前記発光部34a〜
34dから出力されたレーザビームは、コリメータレン
ズ38a〜38dによって平行光束とされた後、ホログ
ラム素子40に入射される。
【0021】一方、制御部32は、同時にドライバ31
を介してレーザビーム発生器12の発光部36a、36
bを駆動させる。レーザダイオードが設けられた前記発
光部36a、36bは、前記制御部32を介して夫々変
調されることにより、感熱記録材料Sに記録される画像
の階調に応じて変調されたレーザビームを夫々出力す
る。すなわち、各発光部36a、36bから出力される
レーザビームは、記録される画像の各階調に対応して各
レーザダイオードに入力される励起電流を制御部32に
より変調して直接的に変調される。このレーザビーム
は、コリメータレンズ42a、42bを介してホログラ
ム素子40により合波され、レーザビームLとして出力
される。
【0022】前記複数の発光部34a〜34d、36
a、36bから出力されたレーザビームは、夫々コリメ
ータレンズ38a〜38d、42a、42bを介してホ
ログラム素子40に入射され、該ホログラム素子40で
合波されてレーザビームLが出力される。前記合波され
たレーザビームLは、シリンドリカルレンズ16および
反射ミラー22を介してポリゴンミラー24に導かれ
る。前記ポリゴンミラー24は、高速で回転しており、
その反射面によって反射されたレーザビームLは、fθ
レンズ26およびシリンドリカルミラー28を介して感
熱記録材料Sに導かれ、矢印B方向に副走査搬送される
前記感熱記録材料Sを矢印A方向に主走査して所望の画
像情報が感熱記録される。
【0023】以上のように、前記ドライバ30を介して
YAGレーザが配設された発光部34a〜34dを常時
駆動させることにより、図3の感熱記録材料Sの濃度・
エネルギ特性曲線に示すように、感熱記録材料Sに供給
する熱エネルギをE0 の状態からE1 の状態にすること
ができる。前記感熱記録材料Sは、安定した保存状態を
維持するためにスレッショルド以下の低い熱エネルギで
は発色しないように構成されている。このため、前記Y
AGレーザが配設された発光部34a〜34dから、常
時、レーザビームを照射することにより一定の熱エネル
ギを感熱記録材料Sに供給し、該感熱記録材料Sが発色
する直前の熱エネルギE1 の状態に保持することができ
る。
【0024】感熱記録材料Sは前記レーザビームによっ
て熱エネルギE1 まで予熱されるため、直接変調される
レーザビームは、図3に示す特性曲線の熱エネルギE1
と熱エネルギE2 との間の所定の熱エネルギを感熱記録
材料Sに供給すればよい。そこで、前記発光部34a〜
34dから出力されるレーザビームと同時に、発光部3
6a、36bのレーザダイオードを直接変調することに
よりレーザビームを感熱記録材料Sに照射し、記録する
画像の階調に対応して感熱記録材料Sを発色させること
ができる。従って、例えば、複数のレーザダイオードの
みからレーザビームを感熱記録材料Sに照射して、該感
熱記録材料Sに供給する熱エネルギをE 0 とE2 との間
の所定のレベルに到達させる場合と比較して、変調すべ
き電力を節減することができる。
【0025】
【発明の効果】本発明に係る熱記録装置によれば、以下
の効果が得られる。
【0026】すなわち、複数のレーザ光源の一部であ
り、一定のエネルギを有するレーザビームにより感熱記
録材料を発色温度未満の所定温度にするとともに、他の
前記レーザ光源から出力されるレーザビームにより感熱
記録材料が記録すべき画像等に応じて変調され、所定の
発色温度まで加熱される。
【0027】従って、複数のレーザ光源から出力される
レーザビームの全てを変調する必要がなく、前記複数の
レーザ光源の一部のレーザ光源から射出されるレーザビ
ームにより感熱記録材料が発色温度未満の所定温度に加
熱されるため、前記複数のレーザ光源の他のレーザ光源
から射出されるレーザビームの変調すべき電力を節減す
ることができるとともに、複雑な変調回路を必要としな
いため廉価な熱記録装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る熱記録装置の構成説明図
である。
【図2】図1に示すレーザビーム発生器の構成図であ
る。
【図3】図1に示す熱記録装置に用いられる感熱記録材
料の特性図である。
【符号の説明】
10…熱記録装置 12…レーザビーム発生器 34a〜34d、36a、36b…発光部 38a〜38d、42a、42b…コリメータレンズ 40…ホログラム素子 L…レーザビーム S…感熱記録材料
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年4月24日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】熱記録装置10は、レーザ光源として図2
に示すように複数の発光部を含み、一定の出力により感
熱記録材料Sを発色温度未満の所定温度に加熱する発光
部34a〜34d、並びに感熱記録材料Sを発色温度ま
で加熱する発光部36a、36bを有するレーザビーム
発生器12と、シリンドリカルレンズ16と、前記レー
ザビーム発生器12から出力されたレーザビームLを反
射する反射ミラー22と、レーザビームLを偏向するポ
リゴンミラー24と、fθレンズ26と、前記シリンド
リカルレンズ16と共働してポリゴンミラー24の面倒
れを補正するシリンドリカルミラー28とを備える。な
お、前記レーザビーム発生器12はドライバ30、31
に接続され、該ドライバ30、31を介して制御部32
によって制御される。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】記発光部36a、36bには、夫々ドラ
イバ31を介して画像信号に応じて制御部32により変
調されるレーザダイオードが配設される。各レーザダイ
オードは、強度変調されることで感熱記録材料Sに階調
画像を記録するためのレーザビームを出力する。これに
対して、前記発光部36a、36bを除く他の発光部3
4a〜34dには、レーザダイオードと、ネオジウム
(Nd)がドーピングされた固体レーザ媒質であるYV
4 ロッド(以下、Nd:YVO4 ロッドという)とか
らなるレーザダイオード励起型YAGレーザ(以下、単
にYAGレーザという)が配設されている。このYAG
レーザは、レーザダイオードから出力されたレーザビー
ムの波長を変換して出力アップを図るものであり、夫々
ドライバ30を介して制御部32により常時点灯するよ
うに制御される。なお、本実施例では、前記レーザビー
ム発生器12に有する複数の発光部34a〜34d並び
に複数の発光部36a、36bを設けて説明している
が、これに限定されるものではなく、各ドライバ30、
31に対応して夫々1以上の複数の発光部があればよ
い。また、レーザビーム発生器12の発光部34a〜3
4dに夫々YAGレーザを配設しているが、レーザダイ
オード等の半導体レーザでもよい。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】一方、制御部32は、同時にドライバ31
を介してレーザビーム発生器12の発光部36a、36
bを駆動させる。レーザダイオードが設けられた前記発
光部36a、36bは、前記制御部32を介して夫々変
調されることにより、感熱記録材料Sに記録される画像
の階調に応じて変調されたレーザビームを夫々出力す
る。すなわち、各発光部36a、36bから出力される
レーザビームは、記録される画像の各階調に対応して各
レーザダイオードに入力される励起電流を制御部32に
より変調して直接的に変調される。このレーザビーム
は、コリメータレンズ42a、42bを介してホログラ
ム素子40に入射される。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】前記複数の発光部34a〜34d、36
a、36bから出力されたレーザビームは、ホログラム
素子40で合波されてレーザビームLが生成される。前
記合波されたレーザビームLは、シリンドリカルレンズ
16および反射ミラー22を介してポリゴンミラー24
に導かれる。前記ポリゴンミラー24は、高速で回転し
ており、その反射面によって反射されたレーザビームL
は、fθレンズ26およびシリンドリカルミラー28を
介して感熱記録材料Sに導かれ、矢印B方向に副走査搬
送される前記感熱記録材料Sを矢印A方向に主走査して
所望の画像情報が感熱記録される。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持体上に発色剤、顕色剤および光吸収色
    素を備え、付加される熱エネルギに応じた濃度で発色す
    る感熱記録材料に対して、レーザビームを走査させ画像
    等を記録する熱記録装置であって、 複数のレーザ光源からなり、一部の前記レーザ光源は前
    記感熱記録材料を発色温度未満の所定温度とするべく一
    定のエネルギのレーザビームを出力し、他の前記レーザ
    光源は記録すべき画像等に応じて変調され、前記感熱記
    録材料を所定の発色温度まで加熱するためのレーザビー
    ムを出力するレーザビーム発生手段と、 前記複数のレーザ光源から出力されたレーザビームを合
    波する合波手段と、 前記合波手段により合波されたレーザビームを前記感熱
    記録材料に対して走査する走査光学系と、 を備えることを特徴とする熱記録装置。
JP9781792A 1992-04-17 1992-04-17 熱記録装置 Pending JPH05293979A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06234235A (ja) * 1993-02-10 1994-08-23 Mitsubishi Electric Corp レーザビーム記録装置
JPH06234226A (ja) * 1993-02-10 1994-08-23 Mitsubishi Electric Corp レーザビーム記録装置
JP2002014427A (ja) * 2000-06-29 2002-01-18 Noritsu Koki Co Ltd レーザ露光装置及び写真処理装置
JPWO2008139691A1 (ja) * 2007-04-26 2010-07-29 パナソニック株式会社 光ディスク用レーベルプリンタ、感熱記録型プリンタ及び感熱記録方法

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