JPH06107360A - フロータによる帯板の搬送方法 - Google Patents

フロータによる帯板の搬送方法

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JPH06107360A
JPH06107360A JP26151592A JP26151592A JPH06107360A JP H06107360 A JPH06107360 A JP H06107360A JP 26151592 A JP26151592 A JP 26151592A JP 26151592 A JP26151592 A JP 26151592A JP H06107360 A JPH06107360 A JP H06107360A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フロータで搬送される鋼帯の蛇行を矯正して
疵の発生を防止する。 【構成】 バッフル板21を配列した静圧式フロータ17を
用いる水平型焼鈍炉17において、フロータ17のサイドプ
レート23と炉側壁との距離Wを 250mm以上とすることに
より、炉高を低くしても気体の循環流に起因する鋼帯S
の蛇行の強制振動が生じない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鋼帯などの帯板を連続
的に熱処理する連続焼鈍炉や乾燥炉・焼付炉などにおい
て、気体の噴出により帯板を非接触下にカテナリー支持
するフロータによる帯板の搬送方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、鋼ストリップなどの帯板を水平に
通板させて連続的に熱処理する連続焼鈍炉、乾燥炉ある
いは焼付炉などにおいては、炉内に設けた支持ロールに
より帯板を支持して搬送する方式が一般に採られてい
た。この支持ロール方式は、帯板が支持ロールに接触す
るため表面疵が発生しやすいという問題があった。
【0003】このため近年、乾燥炉、焼付炉において
は、塗膜などの疵防止のためフロータによる搬送方式が
主流になっておりまた連続焼鈍炉においては、ロールに
よるピックアップ疵を防止するためフロータを用いて搬
送するものも見られるようになってきた。フロータの型
式として、従来、帯板を上下から挟み込むようにし上下
から気体を噴出して浮上させながら搬送する方式(タイ
プ1)が主流であったが、最近、スリット状のノズル開
口から帯板下面に気体を噴出して浮上させながら搬送す
る型式(タイプ2)のものが使用されるようになった。
【0004】このような帯板下面に気体を噴出するタイ
プ2としては、スリット状のノズル開口から帯板下面に
噴出した気体流が側縁へ逸出するのを抑制するバッフル
プレートをフロータの受圧板上に設けるもの(特開昭61
−238923号、特公平4−53933 号公報参照)あるいは、
帯板の蛇行矯正力を付与するサイドプレートをフロータ
の両端に設けるもの(特開平1−38738 号公報参照)、
さらにはバッフルプレートとサイドプレートを併用する
ものも見られる(日本機械学会誌 vol.95. No.882、92
6 )。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】フロータを用いて帯板
を搬送する技術に関して重要な点は、搬送ライン上に配
置されたそれぞれのフロータでの浮上安定性(帯板が板
幅方向や進行方向にバタツキを起こしたり、フロータ上
面と接触することなく所望の浮上量を保持した浮上状態
を維持すること)および、走行安定性(蛇行により帯板
がフロータ上から外れ帯板端部への疵発生や走行不能と
ならないこと)である。
【0006】帯板の浮上安定性および走行安定性の観点
から考えて、帯板の上下から挟むように気体を噴出する
タイプ1に比べ、帯板下面に気体を噴射するタイプ2の
方が良好な性能を持っている。すなわち図1に示すフロ
ータは、帯板の下方で走行経路に交わる方向にわたるス
リット状のノズル開口から帯板下面に噴出した気体流の
側縁への逸出流を抑制するバッフルプレートにより、帯
板下面に生起する静圧を帯板幅方向に安定させる作用が
あるため浮上安定性に優れている。さらに、バッフルプ
レートより高さが高く帯板の蛇行矯正力を付与するサイ
ドプレートがあるので、タイプ1のフロータのように帯
板進行方向の張力のみが帯板の蛇行矯正力となる場合に
比べて、走行安定性に優れている。
【0007】しかし、タイプ2のフロータにおいても、
フロータ支持スパン(フロータにて支持する長さ)が長
い場合や張力がさほど大きくない場合には、蛇行により
帯板端部が炉壁あるいはサイドプレートに接触・衝突し
疵が発生する場合がある。特に帯板の板幅が広いほど蛇
行(帯板が板幅方向に振動する)による疵が発生しやす
い。
【0008】これはフロータ支持スパンが長くなるほ
ど、また、張力が小さくなるほど、帯板が蛇行すること
により発生する蛇行を矯正しようとする張力の板幅方向
の分力が弱くなる為である。さらに、板幅が広いほど、
帯板端部と炉壁との距離が短いため、帯板に許容される
蛇行量が小さく、結果的に張力の蛇行矯正分力(蛇行量
が大きくなるほど大きくなる)も小さいため疵が発生し
やすい。
【0009】本発明は、上記問題点を解決するため、帯
板の蛇行を防止し、蛇行疵の発生しない安定した浮上走
行を達成することができるフロータによる帯板の搬送方
法を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の第1発明は、帯板と帯板の下方で帯板に対向する受圧
面の間に気体を噴出させて帯板を浮揚支持するととも
に、帯板の両側縁の外側に通常の帯板の搬送レベルより
高さが高いサイドプレートを有するフロータによって帯
板を水平方向に非接触搬送するに際して、蛇行する帯板
の側縁がサイドプレートに接触することなく、サイドプ
レートの上方を乗り越えて浮上するに足る気体風量とし
て搬送することを特徴とするフロータによる帯板の搬送
方法である。
【0011】前記目的を達成するための第2発明は、ト
ンネル状の搬送路内を、帯板に対向する受圧面に帯板の
走行経路と交わる方向にわたるノズル開口を有するとと
もに、ノズル開口から帯板下面に噴出した気体流の側縁
方向への逸出流を、受圧面上に走行経路と平行に配列し
たバッフルプレートにより抑制するとともに、該バッフ
ルプレートより高さの高いサイドプレートにより蛇行を
規制するようにしたフロータによって帯板を非接触搬送
するに際して、サイドプレートと搬送路壁との距離を25
0mm 以上かつ、サイドプレート上端から搬送路天井まで
の高さを200mm以上とすることを特徴とするフロータに
よる帯板の搬送方法である。
【0012】また前記目的を達成するための第3発明
は、搬送路のトンネル断面寸法を、少なくともフロータ
の設置されている部分は請求項2記載の寸法とすること
を特徴とする請求項2記載のフロータによる帯板の搬送
方法である。
【0013】
【作用】以下、本発明の構成例およびその作用を図面に
基づいて説明する。図3は、冷延鋼帯S(以下、鋼帯と
いう)の連続焼鈍炉1の要部を示し、この連続焼鈍炉1
の前段に図4に示すように、予熱帯2およびラジアント
チューブを備える竪型加熱炉3を配置し、さらに連続焼
鈍炉1の後段には最終冷却帯4を配置する。
【0014】連続焼鈍炉1は、加熱帯5および冷却帯6
を含み、この加熱帯5には前記予熱帯2および竪型加熱
帯3で 750〜800 ℃に加熱された鋼帯Sを 850〜950 ℃
まで加熱し、続いて冷却帯6にて 750〜800 ℃まで冷却
したのち、最終冷却帯4へ送給して最終冷却する。加熱
帯5には図5に示すように、加熱器としてバーナ7を備
えたラジアントチューブ8を鋼帯Sの走行経路の上方お
よび下方に複数配置し、鋼帯Sを均一に加熱して 850〜
950 ℃にする。加熱帯5に対してシール部9を介して熱
的に遮断された状態で設けた冷却帯6には、冷却器とし
て図6に示すように鋼帯Sを上下から挟んで対をなす二
又状のプレナムチャンバ10に配管11を介してガスクーラ
12およびガス循環ファン13を接続する。
【0015】プレナムチャンバ10には鋼帯Sに向けて多
数のノズル14を設け、これらノズル14から噴出する冷却
用ガスにより、鋼帯Sを 750〜800 ℃に冷却する。そし
て冷却用ガスは炉壁15に設けた回収口16から回収し、ガ
スクーラ12にて冷却後、ガス循環ファン13から再びプレ
ナムチャンバ10に供給する。また加熱帯5、シール部9
および冷却帯6にわたり、フロータ17を所定間隔をもっ
て鋼帯Sの走行経路の下方に複数配置する。なお、前記
ラジアントチューブ8およびプレナムチャンバ10はフロ
ータ17間にそれぞれ配置する。各フロータ17からは鋼帯
Sの下面に向けて炉内雰囲気ガスを噴出させ、この気体
の噴出によって鋼帯Sを水平に非接触下でカテナリー支
持する( 図2参照)。
【0016】フロータ17は特公平4−53933 号公報に示
されたもので図1に示すように配管18を介して内部に
気体が送り込まれるヘッダ19と、ヘッダ19の前後で走行
中の鋼帯Sの幅方向にわたって設けられるスリット状の
ノズル開口20と、ノズル開口20からの気体が鋼帯Sの下
面に衝突後、その側縁から逸出するのを抑制する複数列
のバッフルプレート21とフロータ幅方向の両端部にバッ
フルプレート21より高さの高いサイドプレート23を備え
ており、ヘッダ19の上面は受圧板22となっている。
【0017】バッフルプレート21は、ノズル開口20から
走行中の鋼帯Sと受圧板22との間に噴出した気体が幅方
向に流れるのを抑制する流路抵抗となり、鋼帯Sの下面
と受圧板22との間に静圧を発生させやすくし、鋼帯Sの
下面への気体の噴出衝流と相俟って安定浮上性を増し、
鋼帯Sを非接触下で支持できる。なお、ヘッダ19の上面
をなす受圧板22は平坦面であり、圧力分布の均一化を図
っている。
【0018】またサイドプレート23は図7に示すように
鋼帯Sが蛇行して一方のサイドプレート23に近づいた場
合、鋼帯Sと受圧板22とサイドプレート23とのなす空間
に形成される静圧がノズル開口20から噴出される気体に
より、鋼帯Sがサイドプレート23に近づいた側のポケッ
ト圧P1 が高められて反対側のポケットP2 より高くな
り、P1 >P2 となる。
【0019】このため、鋼帯Sがサイドプレート23に近
づくにつれて鋼帯端部が押し上げられて鋼帯Sが傾き斜
めの押し上げ力F0 が作用し、上向きの浮上力F1 と水
平分力(幅方向分力)F2 が生じ、この水平分力F2
鋼帯Sの蛇行矯正力として作用するため、安定走行性が
向上することになる。しかしながら、前述のようにして
鋼帯Sに作用する水平分力F2 が不足して蛇行が矯正さ
れない場合には、鋼帯Sの一端側がサイドプレート23に
接触して鋼帯Sが損傷することになるが、従来技術で
は、これは止むを得ないものとしていた。
【0020】本発明では鋼帯Sの一端側がサイドプレー
ト23に接触する程度の大きな蛇行を発生させて実験を行
ったところ図8に示すように水平方向に走行する鋼帯S
の下面にノズル開口20から噴出する気体流量を、鋼帯S
が蛇行してサイドプレート23に接近したときには接触し
ないでサイドプレート23の高さとの関係で鋼帯Sの一部
が上方を乗り越えて浮上するに足る気体流量とすれば、
一旦サイドプレート23を一部乗り越えた鋼帯Sは、前述
のような水平分力F2 により押し戻され鋼帯Sをサイド
プレートに接触させることなく蛇行を矯正することがで
きるとの知見を得た。この作用はバッフルプレートつき
のフロータにおいて特に有効であるが、バッフルプレー
トを有しないフロータにおいてもサイドプレートの高さ
と風量を適当に選ぶことによって同様に機能させること
ができる。
【0021】ところでフロータ17を用いて鋼帯Sの蛇行
について更に実験を重ねたところ、ノズル開口20から噴
出する気体流量を確保して鋼帯Sの蛇行により鋼帯Sの
一部がサイドプレート23に非接触で浮上して上方を乗り
越えさせたときに図9に示すように、鋼帯Sとサイドプ
レート23上端との間から連続焼鈍炉1の炉壁に向かって
ノズル開口20からの気体が噴出し、その気体流が炉壁か
ら炉天井を廻って再び鋼帯Sの反対側の側縁近くの上面
に衝突して蛇行矯正力を減殺し、条件によってはかえっ
て蛇行振動を助長させることが明らかになった。
【0022】そこで、蛇行防止対策として、炉壁から天
井を廻って帯板に作用する気体流を弱めないため、フロ
ータ17と連続焼鈍炉1の炉壁との距離を変える実験を実
施した。図9に示すサイドプレート23と炉壁との距離W
及び天井の高さHを変えて鋼帯Sの蛇行量を測定した結
果、図10のようになり距離W≧ 250mmの範囲にすること
により焼鈍炉を低くしても事実上、気体の循環流の影響
を無害なレベルとすることができることが分かった。ま
た、炉の天井の高さは低いほどエネルギーコストが低い
が、200mm より低くすると帯板が大きく上下運動した場
合に接触する危険性が高くなるので200mm 以上が必要で
あり保全性を加味すると500 〜1000mmが好適である。と
くにラジアント・チューブが存在するときは、これの厚
さを含めて700mm 程度が好適である。なお、図10におけ
る鋼帯Sの蛇行量△Wは、鋼帯Sの幅方向への揺れの全
移動量を示し、鋼帯走行時の振幅に相当するものであ
る。したがって本発明では、最大許容蛇行量を 150mmと
してフロータと連続焼鈍炉の炉壁との距離W≧ 250mm、
フロータから炉天井までの高さH≧ 200mmにするのが好
ましい。
【0023】前述のように連続焼鈍炉1の全長にわた
り、炉壁とフロータとの距離W≧ 250mm、フロータから
炉天井までの高さH≧ 200mmとする代わりに図11の平面
図に示すようにフロータ17と連続焼鈍炉1の炉壁との距
離W≧ 250mm、フロータから炉天井までの高さH≧ 200
mmとする炉長方向の長さLを変え、その他の炉断面は通
板に必要な最小限度とする場合の実験を実施した。その
結果、図12に示すように最大許容蛇行量 150mmとして、
距離W≧ 250mmとする連続焼鈍炉の炉長方向長さLはL
≧フロータの炉長方向長さF+ 200mmの範囲にすること
により事実上、蛇行による鋼帯の疵を防止できた。
【0024】
【実施例】
実施例1 以下、鋼帯の連続焼鈍炉において下記の条件により前記
の蛇行防止方法を実施した。その結果、表1に示すよう
に、従来発生していた蛇行による疵は、完全に解消し
た。表1において発生率は従来の板幅1300mmの場合を基
準(1.0) とした比率で示す。 フロータ ノズル間隔 1200mm 幅方向長さ 1500mm フロータ支持スパン 約 160m 帯板 厚み 0.5mm 帯板の浮上量 約 50mm 張力 0.2kgf/mm2 フロータサイドプレートと炉側壁との距離炉全長にわ
たり 250mm フロータサイドプレートから炉天井までの高さ
700mm
【0025】
【表1】
【0026】実施例2 フロータ幅方向端部と炉側壁との距離W= 250mmとする
長さL=1600mmとする他は実施例1と同条件にて蛇行防
止方法を実施したところ、表1と同等の蛇行防止効果を
得ることができた。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、フロータ支持スパ
ン(フロータにて支持する長さ)が長い場合や張力がさ
ほど大きくない場合でも、水平分力により帯板の蛇行を
矯正できるので蛇行による疵の発生もなく、安定した走
行を達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明で使用するフロータの構造を示す斜視図
である。
【図2】図1のA−A矢視を示す断面図である。
【図3】連続焼鈍炉の要部を示す説明図である。
【図4】連続焼鈍炉の全体を示す説明図である。
【図5】図3のA−A矢視を示す断面図である。
【図6】図3のB−B矢視を示す断面図である。
【図7】フロータ上でのサイドプレートに接近して鋼帯
が蛇行する状況を示す説明図である。
【図8】フロータ上でサイドプレートの上方に浮上して
鋼帯が蛇行する状況を示す説明図である。
【図9】鋼帯とサイドプレートとの間から噴出する気体
により鋼帯の蛇行が助長される状況を示す説明図であ
る。
【図10】フロータと炉側壁との距離および蛇行量の関係
を示す線図である。
【図11】フロータと炉側壁との距離および蛇行量の関係
を示す線図である。
【図12】連続焼鈍炉の構造を示す平面図である。
【符号の説明】
1 連続焼鈍炉 2 予熱帯 3 竪型加熱炉 4 最終冷却帯 5 加熱帯 6 冷却帯 7 バーナ 8 ラジアントチューブ 9 シール部 10 プレナムチャンバ 11 配管 12 ガスクーラ 13 循環ファン 14 ノズル 15 炉壁 16 回収口 17 フロータ 18 配管 19 ヘッダ 20 ノズル開口 21 バッフルプレート 22 受圧板 23 サイドプレート
フロントページの続き (72)発明者 安達 一成 岡山県倉敷市水島川崎通1丁目(番地な し) 川崎製鉄株式会社水島製鉄所内 (72)発明者 足立 重好 岡山県倉敷市水島川崎通1丁目(番地な し) 川崎製鉄株式会社水島製鉄所内 (72)発明者 市 智之 岡山県倉敷市水島川崎通1丁目(番地な し) 川崎製鉄株式会社水島製鉄所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯板と帯板の下方で帯板に対向する受圧
    面の間に気体を噴出させて帯板を浮揚支持するととも
    に、帯板の両側縁の外側に通常の帯板の搬送レベルより
    高さが高いサイドプレートを有するフロータによって帯
    板を水平方向に非接触搬送するに際して、蛇行する帯板
    の側縁がサイドプレートに接触することなく、サイドプ
    レートの上方を乗り越えて浮上するに足る気体風量とし
    て搬送することを特徴とするフロータによる帯板の搬送
    方法。
  2. 【請求項2】 トンネル状の搬送路内を、帯板に対向す
    る受圧面に帯板の走行経路と交わる方向にわたるノズル
    開口を有するとともに、ノズル開口から帯板下面に噴出
    した気体流の側縁方向への逸出流を、受圧面上に走行経
    路と平行に配列したバッフルプレートにより抑制すると
    ともに、該バッフルプレートより高さの高いサイドプレ
    ートにより蛇行を規制するようにしたフロータによって
    帯板を非接触搬送するに際して、サイドプレートと搬送
    路壁との距離を250mm 以上かつ、サイドプレート上端か
    ら搬送路天井までの高さを200mm 以上とすることを特徴
    とするフロータによる帯板の搬送方法。
  3. 【請求項3】 搬送路のトンネル断面寸法を、少なくと
    もフロータの設置されている部分は請求項2記載の寸法
    とすることを特徴とする請求項2記載のフロータによる
    帯板の搬送方法。
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