JPH06106435A - バネクランプ用流体圧給排回路 - Google Patents

バネクランプ用流体圧給排回路

Info

Publication number
JPH06106435A
JPH06106435A JP28095092A JP28095092A JPH06106435A JP H06106435 A JPH06106435 A JP H06106435A JP 28095092 A JP28095092 A JP 28095092A JP 28095092 A JP28095092 A JP 28095092A JP H06106435 A JPH06106435 A JP H06106435A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
supply
discharge
flow path
spring
clamp
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28095092A
Other languages
English (en)
Inventor
Keitaro Yonezawa
慶多朗 米澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kosmek KK
Original Assignee
Kosmek KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kosmek KK filed Critical Kosmek KK
Priority to JP28095092A priority Critical patent/JPH06106435A/ja
Publication of JPH06106435A publication Critical patent/JPH06106435A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Jigs For Machine Tools (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数台のバネクランプによって固定した被固
定物のうちの所望の被固定物だけをアンクランプできる
ようにする。 【構成】 ピストン3をアンクランプ側へ駆動する流体
作動室5とクランプ用バネ4とを備えたバネクランプ1
を複数台設ける。上記の各流体作動室5を切換弁13に
よって第1流路Aと第2流路Bとへ選択的に接続し、各
流路A・Bを各給排弁21・22によってタンクTとブ
ースタポンプPとへ選択的に接続する。複数のクランプ
1を全てクランプ駆動する時には、前記の切換弁13を
ロック位置Lに切換えるとともに上記の両給排弁21・
22を排出位置Yへ切換える。この全クランプ状態から
所望のクランプ1だけをアンクランプ駆動する時には、
上記の一方の給排弁21を排出位置Yに保持したまま他
方の給排弁22を供給位置Xへ切換え、その後、所望の
切換弁13をリリース位置Rへ切換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複数台のバネクラン
プに圧力流体を供給・排出するための流体圧回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種の流体圧給排回路には、本発明者
が先に提案した特開平4-220119号公報に記載された技術
がある。この技術は次のように構成されている。ピスト
ンをアンクランプ側へ駆動する油圧作動室とクランプ用
バネとを備えたバネクランプを複数台設ける。上記の複
数の油圧作動室を1つの圧油給排路によって連通して、
その給排路の一端部に圧油給排装置を接続する。
【0003】上記の従来構造の流体圧回路は次のように
操作される。クランプ時には、上記の給排装置を排出状
態へ切換えて、上記の給排路を油タンクへ接続する。す
ると、各作動室から圧油が排出されて、各バネクランプ
がクランプ用バネによってクランプ駆動され、全ての被
固定物が同時に押圧固定される。これとは逆に、アンク
ランプ時には、同上の給排装置を供給状態へ切換えて、
上記の給排路を油圧源へ接続する。すると、各作動室へ
圧油が供給されて、各ピストンが同時にアンクランプ側
へ駆動されて、全ての被固定物の押圧状態が同時に解除
される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術は、給
排装置を供給状態に切換えることによって全ての被固定
物が同時にアンクランプされるので、所望の被固定物だ
けをアンクランプすることができなかった。本発明は、
所望の被固定物だけをアンクランプできるようにすると
ともに、そのアンクランプのための切換操作を容易にす
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために、バネクランプ用流体圧給排回路を、例
えば図1から図3に示すように、次のように構成した。
ピストン3をアンクランプ側へ駆動する流体作動室5と
クランプ用バネ4とを備えたバネクランプ1を複数台設
ける。上記の各流体作動室5を第1流路Aと第2流路B
との2つ流路へ選択的に接続する切換弁13を設けて、
これらの各流路A・Bに給排切換手段17を接続する。
上記の給排切換手段17は、上記の両流路A・Bをタン
クTへ接続する第1操作状態と、上記の両流路A・Bを
流体圧源Pへ接続する第2操作状態と、上記の第1流路
AをタンクTへ接続するとともに上記の第2流路Bを流
体圧源Pへ接続する第3操作状態とに切換え可能に構成
する。
【0006】なお、上記の切換弁13は、1つの3ポー
ト2位置切換弁によって構成する場合や2つの開閉弁に
よって構成する場合が考えられる。
【0007】
【作用】本発明は、例えば図1から図3に示すように、
次のように作用する。全ての被固定物9を同時にクラン
プする操作は次のようになされる。図1に示すように、
給排切換手段17を第1操作状態に切換えて、第1流路
Aから圧力流体を排出可能にするとともに第2流路Bか
らも圧力流体を排出可能にする。この状態で各切換弁1
3を全てロック位置Lへ切換えると、各流体作動室5が
第1流路Aへ接続される。これにより、上記の作動室5
の圧力流体が上記の第1流路Aを通ってタンクTへ排出
されて、各バネクランプ1がクランプ用バネ4によって
クランプ駆動され、全ての被固定物9が同時に押圧固定
される。
【0008】上記クランプ状態の複数の被固定物9(図
1参照)を同時にアンクランプする操作は次のようにな
される。図2に示すように、給排切換手段17を第2操
作状態に切換えて、第1流路Aへ圧力流体を供給すると
ともに第2流路Bへも圧力流体を供給する。前記の各切
換弁13は全て前記のロック位置Lの切換え状態に保っ
ておく。これにより、上記の第1流路Aの圧力流体が上
記の各作動室5へ供給されて、各バネクランプ1のピス
トン3がアンクランプ側へ駆動され、全ての被固定物9
が押圧固定状態が同時に解除される。
【0009】前記クランプ状態の複数の被固定物9(図
1参照)のうちの所望の被固定物9だけをアンクランプ
する操作は次のようになされる。図3に示すように、給
排切換手段17を第3操作状態に切換えて、第1流路A
を排圧状態に保つとともに第2流路Bへ圧力流体を供給
する。次いで、アンクランプしようとする所望のバネク
ランプ1の切換弁13を図示のロック位置Lからリリー
ス位置Rへ切換える。すると、上記の第2流路Bの圧力
流体が流体作動室5へ供給され、そのバネクランプ1の
ピストン3だけがアンクランプ側へ駆動され、所望の被
固定物9の押圧固定状態だけが解除される。
【0010】
【発明の効果】本発明は、上記のように構成され作用す
ることから次の効果を奏する。クランプ状態の複数のバ
ネクランプのうちの所望のバネクランプだけをアンクラ
ンプする時には、給排切換手段によって第1流路をタン
クへ接続するともに第2流路を圧力源へ接続し、この状
態で、所望のバネクランプの流体作動室だけを切換弁に
よって上記の第2流路へ接続する。すると、上記の第2
流路の圧力流体が上記の作動室だけに供給されるので、
所望の被固定物だけをアンクランプできる。しかも、上
記の切換弁を切換え操作するだけで所望のバネクランプ
をアンクランプできるので、そのアンクランプのための
切換操作が容易である。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1から図7で説
明する。まず、図1から図3の各系統図によってクラン
プ装置全体の構成を説明する。図1は複数台のバネクラ
ンプ1を全てクランプした状態を示し、図2はこれらバ
ネクランプ1を全てアンクランプした状態を示し、図3
はこれらバネクランプ1を部分的にアンクランプ可能に
した状態を示している。
【0012】上記の各バネクランプ1は、ハウジング2
内に挿入したピストン3をクランプ用バネ4によってク
ランプ側へ駆動するとともに、同上ピストン3を流体作
動室5の圧力によってアンクランプ側へ駆動するように
構成される。符号8は固定台で、符号9は被固定物であ
る。
【0013】上記の各バネクランプ1に第1流路Aと第
2流路Bとの2つの流路が設けられる。隣り合う第1流
路A・A同士が第1連通管11によって接続され、隣り
合う第2流路B・B同士が別の連通管12によって接続
される。また、前記の各流体作動室5が、手動操作式の
切換弁13によって、上記の第1流路A又は第2流路B
へ選択的に接続される。さらに、上記の各流路A・B
に、給排ユニット16の給排切換手段17が接続され
る。
【0014】上記の給排ユニット16は、流体圧源であ
るブースタポンプPと、第1と第2の空圧給排弁19・
20と、第1と第2の圧油給排弁21・22とを備え
る。これらの給排弁19から22によって前記の給排切
換手段17が構成される。上記ブースタポンプPは、空
圧源Qの圧縮空気によって往復駆動されて、タンクT内
のオイルを高圧で吐出するようになっている。
【0015】クランプ装置は、上記の切換手段17によ
って、図1・2・3にそれぞれ示す第1操作状態と第2
操作状態と第3操作状態とに任意に切換えられる。図1
の第1操作状態では、上記の2つの空圧給排弁19・2
0を共に排出位置Nへ切換えることによって、上記の2
つの圧油給排弁21・22を共に排出位置Yへ切換え
る。これにより、両流路A・BがタンクTへ接続され
る。また、前記の各バネクランプ1の前記の切換弁13
をロック位置Lへ切換える。その結果、各流体作動室5
内の圧油が第1流路Aから排出されるので、上記の各ハ
ウジング2が前記クランプ用バネ4によって全てクラン
プ駆動される。これにより、複数の被固定物9を同時に
押圧固定できる。
【0016】図2の第2操作状態では、前記の2つの空
圧給排弁19・20を共に供給位置Mへ切換えることに
よって、前記の2つの圧油給排弁21・22を共に供給
位置Xへ切換える。これにより、前記の両流路A・Bが
ブースタポンプPへ接続される。前記の各切換弁13
は、図1の場合と同様に、ロック位置Lへ切換えられて
いる。その結果、第1流路Aの圧油が各流体作動室5へ
供給されて、上記の各ハウジング2が全てアンクランプ
駆動されて、前記の被固定物9の押圧状態が解除され
る。これにより、上記の複数の被固定物9を同時に取り
外すことができる。
【0017】図3の第3操作状態では、第2空圧給排弁
20を供給位置Mへ切換え、第1空圧給排弁19を排出
位置Nへ切換える。これにより、第2流路Bがブースタ
ポンプPに接続され、第1流路AがタンクTへ接続され
る。前記の各切換弁13は、図1の場合と同様に、ロッ
ク位置Lへ切換えられている。その結果、各流体作動室
5内の圧油が第1流路Aから排出されるので、上記の各
ハウジング2が前記クランプ用バネ4によって全てクラ
ンプ駆動される。
【0018】上記の図3の状態において、切換弁13を
リリース位置Rへ切換えると、第2流路Bの圧油が流体
作動室5へ供給されて、上述のように切換え操作したハ
ウジング2だけがアンクランプ駆動される。これによ
り、複数の被固定物9のうちの所望の被固定物9だけを
取り外すことができる。
【0019】上記の構成は次の長所が得られる。複数台
のバネクランプ1を設けたクランプ装置において、給排
切換手段17を切換え操作するだけで、全クランプ状態
と全アンクランプ状態と部分アンクランプ可能状態との
3つの状態が得られ、上記の部分アンクランプ可能状態
では、各被固定物9を必要に応じて個別にアンクランプ
できるので、作業工程の自由度が高まる。
【0020】上記クランプ装置をプレスブレーキに適用
した具体例を、図4から図7で説明する。図4は正面
図、図5は図4のV−V線矢視断面図、図6は図4のVI−
VI線矢視断面図、図7は部分アンクランプ状態を示す図
である。なお、これらの図では、前記の図1から図3に
示した要素と同じ構成の部材に同一の符号を付けてあ
る。ちなみに、符号8は、プレスブレーキのラムで、こ
れは前記の固定台に対応している。また、符号9は、上
記ラム8に押圧固定される上型で、これは前記の被固定
物に対応している。符号2は、押さえ板で、これは前記
ハウジングに対応している。
【0021】図4から図6のクランプ状態で示すよう
に、水平方向へ延びるラム8の下部8aに、上型9の上
部9aが下側から突き合わされる。その上型上部9a
は、第1クランプ部材26と第2クランプ部材27とに
よって、ラム下部8aに前後両側から狭持固定される。
上記の第1クランプ部材26は、後側(図5から図7上で
左側、以下おなじ)に配置され、上記の第2クランプ部
材27は、前側(同図上で右側、以下おなじ)に配置され
る。上記の上型9は、左右寸法の異なる多数の分割型を
選択して組み合わせることにより、左右方向の全長を適
宜変更できるようになっている。
【0022】上記の両クランプ部材26・27は、それ
ぞれ、複数の受け板28と複数の押さえ板2とを左右方
向に並列させてなる。図5に示すように、上記の受け板
28は、ラム下部8aの下部の貫通ネジ孔30に固定用
ボルト31によってネジ止めされる。また、その貫通ネ
ジ孔30にネジ止めしたバネ受けボルト32によって前
記クランプ用バネ4を受け止めて、そのバネ4によって
上記の押さえ板2を受け板28側へ弾圧してある。
【0023】また、上記の各押さえ板2の途中高さ部に
形成したシリンダ穴34に前記ピストン3が前後方向へ
移動自在に挿入され、同上の押さえ板2の下部と上部と
に前記の第1流路Aと第2流路Bとがそれぞれ形成され
る。前記の第1連通管11は左右一対のOリング35・
36を介して隣り合う押さえ板2・2の各流路A・Aの
開口端に油密状に嵌合されて、下ボルト37によって抜
け止めされる。前記の第2連通管12も上記の同様に油
密状に嵌合されて上ボルト38によって抜け止めされ
る。
【0024】前記の切換弁13は、閉止弁室41と、そ
の閉止弁室41に切換路42によって連通させた逆止弁
室43とを備える。上記の閉止弁室41に左ネジからな
る操作具44を保密移動自在に嵌合して、その操作具4
4の先端に設けた閉止ボール45を上記の切換路42右
端に設けた閉止弁座に開閉自在に接当させる。
【0025】上記の操作具44は、皿ビス48で固定し
たリング49によって抜け止めされる。その操作具44
の前端面に2つのスプリングピン51によって外筒52
を固定し、その外筒52の第1溝53と押さえ板2の第
2溝54とが合致した状態が前記ロック位置Lとされ
る。なお、その押さえ板2の前面には、上記ロック位置
Lへの操作方向と前記リリース位置Rへの操作方向とが
それぞれ矢印で表示される。
【0026】前記の逆止弁室43に挿入した逆止ボール
56が、逆止バネ57によって、前記切換路42の左端
に設けた逆止弁座に弾圧される。上記の逆止ボール56
と前記の閉止ボール45との間に連結ピン59が設けら
れる。前記の第1流路Aが第1連通路Dを通って前記の
閉止弁室41に連通され、前記の第2流路Bが第2連通
路Eを通って前記の逆止弁室43に連通され、上記の切
換路42が給排路Cを通って前記の流体作動室5に連通
される。
【0027】上記クランプ装置は次のように作動する。
図4から図6の全クランプ状態では、前記の操作具44
の六角穴61にレンチ(図示せず)を挿入して、その操作
具44を前側から見て時計回りの方向へ旋回操作するこ
とにより、切換弁13がロック位置Lへ切り換えられて
いる。これにより、図6に示すように、左ネジからなる
操作具44が右側へ退避して、逆止バネ57によって逆
止ボール56が閉弁されるとともに、連結ピン59によ
って閉止ボール45が開弁される。
【0028】これにより、流体作動室5は、給排路C・
切換路42・閉止弁室41・第1連通路Dを順に通って
第1流路Aへ連通される。この第1流路Aが前記タンク
T(図1参照)へ接続されているため、前記ピストン3が
右側へ退避している。このため、図5に示すように、前
記の押さえ板2がクランプ用バネ4によって左向きに弾
圧され、その押さえ板2が上型9を受け板28へ押圧固
定する。
【0029】図7の部分アンクランプ状態では、上記の
操作具44を反時計回りの方向へ旋回操作することによ
り、切換弁13がリリース位置Rへ切換えられている。
これにより、左ネジからなる操作具44が左側へ進出し
て、閉止ボール45が閉弁されるとともに、連結ピン5
9によって逆止ボール56が開弁される。すると、流体
作動室5は、給排路C・切換路42・逆止弁室43・第
2連通路Eを通って第2流路Bへ連通される。この第2
流路Bを前記ブースタポンプP(図1参照)へ接続するこ
とにより、前記ピストン3が左側へ進出される。このた
め、押さえ板2がラム8から離間し、上型9の取り外し
が可能となる。
【0030】図5から図7に示すように、各押さえ板2
の下部後面に、横向きに延びるウレタンゴム65が嵌入
される。図5に示すように、このウレタンゴム65は、
皿ビス66によって図上で左向きに膨出される。そし
て、押さえ板2をアンクランプ駆動した状態で上型上部
9aを両クランプ部材26・27の間に下側から挿入す
ると、上記ウレタンゴム65の摩擦力によって上型上部
9aが仮に位置決めされる。このため、上型9をクラン
プ又はアンクランプする際の準備作業に手間がかからな
い。
【0031】前記の連通管11・12は、固定管に代え
て、可撓性ホースであってもよい。前記の第1クランプ
部材26は、複数の受け板28で構成することに代え
て、1枚もので構成してもよい。また、その第1クラン
プ部材26は、ボルト31によってラム8に固定するこ
とに代えて、そのラム8と一体に形成してもよい。
【0032】図8と図9、図10・図11は、それぞれ、
切換弁13の変形例を示している。図8の平面図と図9
の縦断面図とは第1変形例を示している。切換弁13
は、押さえ板2に油密状に挿入したロータリー式の弁部
材71を備えてなる。その弁部材71のフランジ72に
設けた周溝73には、ストッパーピン74が嵌合され
る。上記の弁部材71を図示のロック位置Lに旋回させ
た状態では、給排路Cが下路77と上路76とを通って
第1連通路Dに連通される。その第1連通路Dは第1流
路Aへ連通されている。上記とは逆に、その弁部材71
をリリース位置Rへ旋回させると、同上の給排路Cが下
路77と上路76とを通って第2連通路Eへ連通され
る。その第2連通路Eは第2流路Bへ連通されている。
【0033】図10は第2変形例を示している。切換弁
13は、押さえ板2に設けた開閉弁室81に閉止ボール
82を挿入してなる。図示のロック位置では、操作ボル
ト84によってピストン83が下側へ進出される。する
と、上記の閉止ボール82が第1閉止弁座85へ接当さ
れる。これにより、給排路Cが第1連通路Dへ連通され
る。上記とは逆に、ボルト84を緩めると、ピストン8
3が上側へ退避することが許容されて、上記の閉止ボー
ル82がバネ86によって第2閉止弁座87へ接当され
る。これにより、給排路Cが第2連通路Eへ連通され
る。
【0034】図11は第3変形例を示し、上記の図10
のものを次のように変更してある。即ち、押さえ板2に
油密状にネジ嵌合した操作ボルト84に、閉止ボール8
2を固定したものである。その他の構成は図10と実質
的に同じである。
【0035】上記の実施例や変形例は、さらに次のよう
に変更できる。切換弁13は、2つの開閉弁によって構
成してもよい。アンクランプ用の作動流体は、圧油に代
えて、水などの他の種類の液体であってもよく、圧縮空
気等の気体であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】給排回路の第1操作状態を示す系統図である。
【図2】上記の回路の第2操作状態を示す系統図であ
る。
【図3】上記の回路の第3操作状態を示す系統図であ
る。
【図4】上記の回路に設けたクランプ装置の正面図であ
る。
【図5】上記クランプ装置のクランプ状態を示す側面図
であって、図4のV−V線矢視断面図である。
【図6】同上クランプ装置のクランプ状態を示す側面図
であって、図4のVI−VI線矢視断面図である。
【図7】同上クランプ装置の部分アンクランプ状態を示
す側面図であって、上記の図6に相当する図である。
【図8】上記クランプ装置の切換弁の第1変形例を示す
平面図である。
【図9】同上の第1変形例に係わる切換弁の縦断面図で
ある。
【図10】上記の切換弁の第2変形例を示し、図9に相
当する図である。
【図11】上記の切換弁の第3変形例を示し、図9に相
当する図である。
【符号の説明】
1…バネクランプ、3…ピストン、4…クランプ用バ
ネ、5…流体作動室、13…切換弁、17…給排切換手
段、A…第1流路、B…第2流路、P…流体圧源(ブー
スタポンプ)、T…タンク。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピストン(3)をアンクランプ側へ駆動す
    る流体作動室(5)とクランプ用バネ(4)とを備えたバネ
    クランプ(1)を複数台設け、 上記の各流体作動室(5)を第1流路(A)と第2流路(B)
    との2つ流路へ選択的に接続する切換弁(13)を設け、
    これらの各流路(A)(B)に給排切換手段(17)を接続
    し、 上記の給排切換手段(17)は、上記の両流路(A)(B)を
    タンク(T)へ接続する第1操作状態と、上記の両流路
    (A)(B)を流体圧源(P)へ接続する第2操作状態と、上
    記の第1流路(A)をタンク(T)へ接続するとともに上記
    の第2流路(B)を流体圧源(P)へ接続する第3操作状態
    とに切換え可能に構成した、ことを特徴とするバネクラ
    ンプ用流体圧給排回路。
JP28095092A 1992-09-25 1992-09-25 バネクランプ用流体圧給排回路 Pending JPH06106435A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28095092A JPH06106435A (ja) 1992-09-25 1992-09-25 バネクランプ用流体圧給排回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28095092A JPH06106435A (ja) 1992-09-25 1992-09-25 バネクランプ用流体圧給排回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06106435A true JPH06106435A (ja) 1994-04-19

Family

ID=17632168

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28095092A Pending JPH06106435A (ja) 1992-09-25 1992-09-25 バネクランプ用流体圧給排回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06106435A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005288599A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Tec Yasuda:Kk バイス

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005288599A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Tec Yasuda:Kk バイス
JP4583794B2 (ja) * 2004-03-31 2010-11-17 株式会社テック・ヤスダ バイス

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0493972B1 (en) Manifold valve
US4721293A (en) Self-locking clamping device
US5336462A (en) Mold-closing apparatus for injection-molding machine
US6409161B1 (en) Double station hydraulically operated machining vise
EP0719949B9 (en) Selector valve aggregate
US4511127A (en) Hydraulic-mechanical clamping device
US7156384B1 (en) Multi-purpose flexible jaw universal vise with removable clamp feature
EP0440527B1 (en) Check Valve with valve opening device
KR102287145B1 (ko) 바이스
US4846287A (en) Impact apparatus
JPH06106435A (ja) バネクランプ用流体圧給排回路
JPH1058254A (ja) チルトテーブル装置
US7370570B2 (en) Fluid pressure cylinder
EP0006899B1 (en) Bayonet clamping apparatus for machine tools
JPH06106247A (ja) プレスブレーキ用クランプ装置
JP4451551B2 (ja) シリンダ装置
KR100804239B1 (ko) 실린더 테스트 장치
US4748897A (en) Subbase for a pneumatic control assembly for a pneumatic cylinder
JP3196032B2 (ja) プレスブレーキ用クランプ装置
JPH0632263Y2 (ja) 油圧クランプのクランプ用圧力切換え可能な油圧給排装置
JP2591929Y2 (ja) プレスブレーキの上型固定装置
JPS6246516Y2 (ja)
US7216580B2 (en) Multistage stroke cylinder apparatus
CN217800395U (zh) 气动夹具
JPH0746434Y2 (ja) クランプ装置