JPH06104405A - スタティック型メモリ - Google Patents

スタティック型メモリ

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JPH06104405A
JPH06104405A JP4252626A JP25262692A JPH06104405A JP H06104405 A JPH06104405 A JP H06104405A JP 4252626 A JP4252626 A JP 4252626A JP 25262692 A JP25262692 A JP 25262692A JP H06104405 A JPH06104405 A JP H06104405A
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JP
Japan
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insulated gate
transistor
thin film
current path
current
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JP4252626A
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Inventor
Masaki Matsui
正貴 松井
Masayuki Hayakawa
誠幸 早川
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明の目的は、セル面積の増大を抑えて集
積度を向上でき、1ビット当たりの製造コストを低下す
ることが可能なスタティック型メモリを提供することで
ある。 【構成】NMOSトランジスタQ1、Q2はフリップフ
ロップ回路を構成している。NMOSトランジスタQ2
のゲートが接続されたノードN1とビット線BLの相互
間、およびNMOSトランジスタQ1のゲートが接続さ
れたノードN2とビット線/BLの相互間には、トラン
スファーゲートと負荷抵抗を兼用するPチャネル薄膜ト
ランジスタT1、T2がそれぞれ接続されている。これ
らPチャネル薄膜トランジスタT1、T2をNMOSト
ランジスタQ1、Q2の上方に重ねて形成することによ
り、回路パターンの面積を減少することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばスタティック
型メモリに係わり、特に、高集積化に適した面積の小さ
いスタティック型メモリに関する。
【0002】
【従来の技術】図10は、従来のスタティック型メモリ
セルの一例を示すものである。このスタティック型メモ
リセルにおいて、フリップフロップを構成するNチャネ
ルMOS電界効果トランジスタ(以下、NMOSトラン
ジスタと称す)Q1、Q2の電流通路の一端とゲートは
互いに交差接続され、電流通路の他端はそれぞれ接地電
位VSSに接続されている。すなわち、前記NMOSトラ
ンジスタQ1の電流通路の一端はNMOSトランジスタ
Q2のゲートに接続され、前記NMOSトランジスタQ
2の電流通路の一端はNMOSトランジスタQ1のゲー
トに接続されている。前記NMOSトランジスタQ1の
電流通路の一端、すなわち、相補型データの一方を保持
するノードN1と電源VDDとの相互間には抵抗R1が接
続され、前記NMOSトランジスタQ2の電流通路の一
端、すなわち、相補型データの他方を保持するノードN
2と電源Vccとの相互間には抵抗R2が接続されてい
る。前記ノードN1とビット線BLの相互間には、電流
通路の一端および他端が接続されたトランスファーゲー
トとしてのNMOSトランジスタQ3が接続されてい
る。このNMOSトランジスタQ3のゲートはワード線
WLに接続されている。前記ノードN2とビット線/B
Lの相互間には、電流通路の一端および他端が接続され
たトランスファーゲートとしてのNMOSトランジスタ
Q4が接続されている。このNMOSトランジスタQ4
のゲートは前記ワード線WLに接続されている。
【0003】上記構成のスタティック型メモリセルは、
一般に、高抵抗負荷型セルと呼ばれ、抵抗R1、R2を
ドーピングしないポリシリコンによって構成することに
より、1T〜10TΩの抵抗値を得ることができる。こ
のスタティック型メモリセルは、1Mビットの容量で
も、消費電流を数μAに抑えることが可能である。図1
1は、図10に示すスタティック型メモリセルのパター
ン平面図であり、図10と同一部分には同一符号を付
す。
【0004】同図において、フィールド酸化膜によって
素子分離された拡散層10と第1のポリシリコン層(ゲ
ートポリシリコン)11(WL)の交差部にNMOSト
ランジスタQ1〜Q4が形成されている。前記NMOS
トランジスタQ2のゲートを構成する第1のポリシリコ
ン層11の一端は、コンタクト部12を介してNMOS
トランジスタQ1の拡散層10に接続され、これにより
NMOSトランジスタQ1、Q2が交差接続される。ま
た、この前記NMOSトランジスタQ2のゲートを構成
する第1のポリシリコン層の他端はコンタクト部13に
おいて、NMOSトランジスタQ3の拡散層10に接続
されている。さらに、前記NMOSトランジスタQ1の
ゲートを構成する第1のポリシリコン層の他端はコンタ
クト部14において、NMOSトランジスタQ4の拡散
層10に接続されている。
【0005】また、抵抗R1、R2は第1のポリシリコ
ン層の上方に設けられた図示せぬ第2のポリシリコン層
によって構成され、この第2のポリシリコン層はコンタ
クト部15、16(ノードN1、N2)を介して、NM
OSトランジスタQ1〜Q4の拡散層10に接続されて
いる。このように、第2のポリシリコン層によって抵抗
を構成することにより、セルレイアウトを縮小してい
る。
【0006】メモリセルの接地電位配線は、第2のポリ
シリコン層の上方に設けられた図示せぬ第3のポリシリ
コン層によって構成され、この第3のポリシリコン層
は、コンタクト部17、18を介して拡散層10に接続
されている。さらに、ビット線BL、/BLは、通常ア
ルミニウム等の図示せぬメタル配線によって構成され、
このメタル配線は、コンタクト部19、20を介して拡
散層10に接続されている。
【0007】上記構成のスタティック型メモリセルは、
最小加工寸法が 0.5μm、合わせ精度が 0.2μmを想定
したものであり、MOSトランジスタを使用したセルの
中では18.2μm2 と最小の面積である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記スタテ
ィック型メモリセルは、1つのセル内に4つのトランジ
スタと、2つの抵抗素子、9つのコンタクト部を平面的
に集積する必要がある。このため、上記加工寸法を使用
して作成した1トランジスタ、1キャパシタのダイナミ
ック型メモリセルに比べて、セル面積が約4倍となって
しまう。したがって、ダイナミック型メモリセルに比べ
て動作が安定にも関わらず、1ビット当たりのコストが
高いものであった。
【0009】また、読出し時におけるセルの電気的な保
持動作の安定のため、フリップフロップ用のNMOSト
ランジスタQ1、Q2の駆動電流能力を、トランスファ
ゲート用のNMOSトランジスタQ3、Q4よりサイズ
を大きくする必要がある。このため、同一プロセスのシ
リコン基板上にNMOSトランジスタQ1〜Q4を形成
した場合、NMOSトランジスタQ1、Q2のゲート
長、およびNMOSトランジスタQ3、Q4のゲート幅
を最小加工寸法より大きくする必要があり、これもセル
面積を大きくする一因となっている。さらに、メモリセ
ル内に電源VDDの配線と、接地電位VSSの配線を設ける
必要があるため、これもセル面積を大きくする一因とな
っている。
【0010】この発明は、上記課題を解決するためにな
されたものであり、その目的とするところは、セル面積
の増大を抑えて集積度を向上でき、1ビット当たりの製
造コストを低下することが可能なスタティック型メモリ
を提供しようとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記課題を
解決するため、第1導電型の半導体基板内に形成された
第2導電型の第1の絶縁ゲートトランジスタと、前記半
導体基板内に形成され、前記第1の絶縁ゲートトランジ
スタのゲートが電流通路の一端に接続され、ゲートが前
記第1の絶縁ゲートトランジスタの電流通路の一端に接
続された第2導電型の第2の絶縁ゲートトランジスタ
と、前記第1、第2の絶縁ゲートトランジスタの電流通
路の他端に接続された電源配線と、前記第1の絶縁ゲー
トトランジスタの上方に少なくとも一部が重ねて設けら
れ、電流通路の一端が前記第1の絶縁ゲートトランジス
タの電流通路の一端に接続され、電流通路の他端が第1
のビット線に接続され、ゲートがワード線に接続された
第1の薄膜トランジスタと、前記第2の絶縁ゲートトラ
ンジスタの上方に少なくとも一部が重ねて設けられ、電
流通路の一端が前記第2の絶縁ゲートトランジスタの電
流通路の一端に接続され、電流通路の他端が第2のビッ
ト線に接続され、ゲートが前記ワード線に接続された第
2の薄膜トランジスタとを設けている。
【0012】また、前記第1、第2の絶縁ゲートトラン
ジスタとしてNチャネルMOSトランジスタを用い、第
1、第2の薄膜トランジスタとしてPチャネル薄膜トラ
ンジスタを用い、前記ワード線を前記電源配線の電位と
同電位として第1、第2の薄膜トランジスタを導通さ
せ、前記ワード線を前記電源配線の電位より高電位とし
て第1、第2の薄膜トランジスタを非導通とさせ、前記
電源配線の電位より高電位のビット線読出し電位による
第1、第2の薄膜トランジスタの非導通時のリーク電流
によって、前記第1、第2の絶縁ゲートトランジスタに
データを保持している。
【0013】さらに、前記第1、第2の絶縁ゲートトラ
ンジスタとしてNチャネルMOSトランジスタを用い、
第1、第2の薄膜トランジスタとしてNチャネル薄膜ト
ランジスタを用い、前記ワード線を前記電源配線の電位
と同電位として第1、第2の薄膜トランジスタを非導通
とさせ、前記ワード線を前記電源配線の電位より高電位
として第1、第2の薄膜トランジスタを導通させ、前記
電源配線の電位より高電位のビット線読出し電位による
第1、第2の薄膜トランジスタの非導通時のリーク電流
によって、前記第1、第2の絶縁ゲートトランジスタに
データを保持している。
【0014】また、この発明は、第1導電型の半導体基
板内に形成された第2導電型の第1の絶縁ゲートトラン
ジスタと、前記半導体基板内に形成され、前記第1の絶
縁ゲートトランジスタのゲートが電流通路の一端に接続
され、ゲートが前記第1の絶縁ゲートトランジスタの電
流通路の一端に接続された第2導電型の第2の絶縁ゲー
トトランジスタと、前記第1、第2の絶縁ゲートトラン
ジスタの電流通路の他端に接続された電源配線と、前記
第1の絶縁ゲートトランジスタの上方に少なくとも一部
が重ねて設けられ、電流通路の一端が前記第1の絶縁ゲ
ートトランジスタの電流通路の一端に接続され、電流通
路の他端が第1のビット線に接続され、第1のゲートが
ワード線に接続され、第2のゲートが前記第2の絶縁ゲ
ートトランジスタの電流通路の一端に接続された第1導
電型の第1の薄膜トランジスタと、前記第2の絶縁ゲー
トトランジスタの上方に少なくとも一部が重ねて設けら
れ、電流通路の一端が前記第2の絶縁ゲートトランジス
タの電流通路の一端に接続され、電流通路の他端が第2
のビット線に接続され、第1のゲートが前記ワード線に
接続され、第2のゲートが前記第1の絶縁ゲートトラン
ジスタの電流通路の一端に接続された第1導電型の第2
の薄膜トランジスタとを設けている。
【0015】さらに、前記第1、第2の第1の薄膜トラ
ンジスタは第1のゲートによってオン状態とされた場合
に流れる電流に対して、第2のゲートによってオン状態
とされた場合に流れる電流が100分の1以下とされて
いる。また、前記第1、第2の第1の薄膜トランジスタ
の第2のゲートは、前記第1、第2の絶縁ゲートトラン
ジスタのゲートと共用されている。さらに、前記第1、
第2の絶縁ゲートトランジスタは、第1、第2の薄膜ト
ランジスタの非導通時のリーク電流によって、データを
保持している。
【0016】さらに、この発明は、第1導電型の半導体
基板内に形成された第2導電型の第1の絶縁ゲートトラ
ンジスタと、前記半導体基板内に形成され、前記第1の
絶縁ゲートトランジスタのゲートが電流通路の一端に接
続され、ゲートが前記第1の絶縁ゲートトランジスタの
電流通路の一端に接続された第2導電型の第2の絶縁ゲ
ートトランジスタと、前記第1、第2の絶縁ゲートトラ
ンジスタの電流通路の他端に接続された電源配線と、前
記第1の絶縁ゲートトランジスタの上方に少なくとも一
部が重ねて設けられ、電流通路の一端が前記第1の絶縁
ゲートトランジスタの電流通路の一端に接続され、電流
通路の他端が第1のビット線に接続され、ゲートがワー
ド線に接続された第2導電型の第1の薄膜トランジスタ
と、前記第1の絶縁ゲートトランジスタと第1の薄膜ト
ランジスタとの相互間に設けられ、電流通路の一端が前
記第1の絶縁ゲートトランジスタの電流通路の一端に接
続され、電流通路の他端が前記第1のビット線に接続さ
れ、ゲートが前記第2の絶縁ゲートトランジスタの電流
通路の一端に接続された第1導電型の第2の薄膜トラン
ジスタと、前記第2の絶縁ゲートトランジスタの上方に
少なくとも一部が重ねて設けられ、電流通路の一端が前
記第2の絶縁ゲートトランジスタの電流通路の一端に接
続され、電流通路の他端が第2のビット線に接続され、
ゲートが前記ワード線に接続された第2導電型の第3の
薄膜トランジスタと、前記第2の絶縁ゲートトランジス
タと第3の薄膜トランジスタとの相互間に設けられ、電
流通路の一端が前記第2の絶縁ゲートトランジスタの電
流通路の一端に接続され、電流通路の他端が前記第2の
ビット線に接続され、ゲートが前記第1の絶縁ゲートト
ランジスタの電流通路の一端に接続された第1導電型の
第4の薄膜トランジスタとを設けている。また、前記第
1、第2の絶縁ゲートトランジスタは、第1乃至第4の
薄膜トランジスタの非導通時のリーク電流によって、デ
ータを保持している。さらに、前記第1乃至第4の薄膜
トランジスタの電流通路はアモロファス半導体によって
構成されている。また、前記第1乃至第4の薄膜トラン
ジスタの電流通路は多結晶半導体によって構成されてい
る。さらに、前記第1乃至第4の薄膜トランジスタの電
流通路は単結晶半導体によって構成されている。また、
前記電源配線は、半胴体基板内に設けられた拡散層によ
って構成されている。
【0017】
【作用】すなわち、この発明は、データを記憶するため
の第1、第2の絶縁ゲートトランジスタの上方に、電流
通路の一端が前記第1、第2の絶縁ゲートトランジスタ
の電流通路の一端にそれぞれ接続され、電流通路の他端
が第1、第2のビット線にそれぞれ接続され、ゲートが
ワード線に接続された第1、第2の薄膜トランジスタの
少なくとも一部を重ねて設けている。したがって、第
1、第2の薄膜トランジスタがトランスファーゲートと
負荷抵抗を兼用するとともに、電源VDDを省略すること
ができるため、回路素子を削減でき、回路パターンを従
来に比べて縮小することができる。
【0018】また、第1、第2の薄膜トランジスタのゲ
ートを二重構造としたり、導電型が異なる2つの薄膜ト
ランジスタを組み合わせて使用することにより、回路動
作を安定化することができる。
【0019】
【実施例】以下、この発明の実施例について、図面を参
照して説明する。尚、図11と同一部分には同一符号を
付し、異なる部分についてのみ説明する。図1は、この
発明の第1の実施例を示すものである。図1において、
図10と同一部分には同一符号を付す。
【0020】このスタティック型メモリセルにおいて、
フリップフロップ回路を構成するNMOSトランジスタ
Q1、Q2の電流通路の一端とゲートは互いに交差接続
され、電流通路の他端はそれぞれ接地電位VSSに接続さ
れている。すなわち、前記NMOSトランジスタQ1の
電流通路の一端はNMOSトランジスタQ2のゲートに
接続され、前記NMOSトランジスタQ2の電流通路の
一端はNMOSトランジスタQ1のゲートに接続されて
いる。前記NMOSトランジスタQ1の電流通路の一端
とNMOSトランジスタQ2のゲートが接続され、相補
型データの一方を保持するノードN1とビット線BLの
相互間には、トランスファーゲートおよび負荷抵抗とし
てのPチャネル薄膜トランジスタT1の電流通路の一端
および他端が接続されている。この薄膜トランジスタT
1のゲートはワード線WLに接続されている。また、前
記NMOSトランジスタQ2の電流通路の一端とNMO
SトランジスタQ1のゲートが接続され、相補型データ
の他方を保持するノードN2とビット線/BLの相互間
には、トランスファーゲートおよび負荷抵抗としてのP
チャネル薄膜トランジスタT2の電流通路の一端および
他端が接続されている。この薄膜トランジスタT2のゲ
ートは前記ワード線WLに接続されている。
【0021】上記構成において、データの読出し時は、
選択するメモリセルに接続されたワード線WLが低電位
とされ、薄膜トランジスタT1、T2がオン状態とされ
る。データの読出し時間は、薄膜トランジスタT1、T
2のオン電流によって決定される。現状では、従来のメ
モリセルより電流が2桁以上低いため、読出し時間は、
長くなる。しかし、薄膜トランジスタの製造技術の進歩
に伴って、従来のメモリセルと同等の読出し時間を実現
することが可能である。
【0022】一方、データの書込み時は、選択するメモ
リセルに接続されたワード線WLが低電位とされ、薄膜
トランジスタT1、T2がオン状態とされる。この状態
において、ノードを低電位としたい側のビット線の電位
を低電位とすることにより、高電位だったノードの電位
が、薄膜トランジスタT1またはT2を介して放電さ
れ、フリップフロップ回路が反転する。この際、書込み
を行っているセルと同一のビット線に接続されたメモリ
セル群の高電位電圧が低下することとなる。したがっ
て、この書込み時間は、非選択状態のメモリセルのデー
タが破壊される以前に終了する必要がある。この書込み
時間を決定する薄膜トランジスタのオン電流はオフ電流
よりも十分大きくする必要があり、オン電流/オフ電流
比が100以上とする必要を有している。
【0023】また、非選択状態のメモリセルは、薄膜ト
ランジスタT1、T2がオフ状態とされ、このオフ状態
の薄膜トランジスタT1、T2を介してビット線BL、
/BLからリークする電流によって書込みデータが保持
される。
【0024】通常、シリコン基板内に形成されたバルク
NMOSトランジスタのオン電流は10-3A、オフ電流
は10-14 A以下とされている。一方、薄膜トランジス
タは、近年、オン電流が10-6A、オフ電流が10-12
A程度の特性を有している。このオフ電流を得るために
は薄膜トランジスタのオフ時の等価抵抗を1TΩとすれ
ばよい。このような薄膜トランジスタT1、T2を用い
ることにより、電源電位付近のビット線電位から、薄膜
トランジスタT1、T2を負荷抵抗として、NMOSト
ランジスタQ1、Q2によって構成されたフリップフロ
ップ回路にデータを保持するための電流を供給できる。
【0025】上記スタティック型メモリセルによれば、
薄膜トランジスタT1、T2をトランスファーゲートお
よび負荷抵抗としている。したがって、抵抗素子を使用
することなく、スタティック型メモリセルを構成するこ
とができるため、素子数を減少できるとともに、抵抗素
子に接続される電源配線およびコンタクトの数を削除で
きる。よって、セルの面積を縮小することができるもの
である。図2は、この発明の第2の実施例を示すもので
ある。
【0026】この実施例は、第1の実施例におけるPチ
ャネル薄膜トランジスタT1、T2をNチャネル薄膜ト
ランジスタT3、T4によって構成したものであり、他
の構成は第1の実施例と同様である。この実施例の場
合、メモリセルを選択する際、ワード線WLは高電位と
され、メモリセルを選択しない場合、ワード線WLは低
電位とされる。図3は、この発明の第3の実施例を示す
ものである。
【0027】この実施例は、第1の実施例におけるPチ
ャネル薄膜トランジスタT1、T2を2重ゲート型のP
チャネル薄膜トランジスタT5、T6によって構成した
ものである。この薄膜トランジスタT5、T6は、それ
ぞれ第1、第2のゲートG51、G52、G61、G6
2の相互間に薄膜が設けられている。薄膜トランジスタ
T5、T6の第1のゲートG51、G61は、それぞれ
前記ワード線WLに接続されている。薄膜トランジスタ
T5の第2のゲートG52は、ノードN2に接続され、
薄膜トランジスタT6の第2のゲートG62は、ノード
N1に接続されている。
【0028】上記構成において、ノードN1が高電位、
ノードN2が低電位、すなわち、“1”データを記憶し
ている場合について考える。ワード線が選択されていな
い時、薄膜トランジスタT5は第2のゲートG52によ
ってオン状態とされ、薄膜トランジスタT6は第2のゲ
ートG62によってオフ状態とされている。高電位を保
持するノードN1とビット線BL間の等価抵抗は小さ
く、低電位を保持するノードN2とビット線/BL間の
等価抵抗は大きくなる。
【0029】このように、薄膜トランジスタT5、T6
の抵抗値を変えることにより、高電位を保持するノード
の電位を安定化でき、低電位を保持するノードに接続さ
れた薄膜トランジスタを流れる電流を減少することがで
きる。したがって、この実施例の場合、メモリセルの消
費電力を低減できる。
【0030】この実施例のメモリセルの書込み、読出し
動作は、第1の実施例と同様である。書込み動作時にお
いて、メモリセルの破壊を防止するための条件は、第1
のゲートG51が低電位、第2のゲートG52が高電位
の場合の薄膜トランジスタT1の駆動電流が、第1のゲ
ートG51が高電位、第2のゲートG52が低電位の場
合の駆動電流よりも100倍以上大きいことが必要であ
る。
【0031】また、逆に第1のゲートG51が高電位、
第2のゲートG52が低電位の場合の薄膜トランジスタ
T1の駆動電流が、第1のゲートG51が低電位、第2
のゲートG52が高電位の場合の薄膜トランジスタT1
の駆動電流よりも100倍以上大きいことが必要であ
る。図4は、この発明の第4の実施例を示すものであ
る。
【0032】この実施例は、トランスファーゲートおよ
び負荷抵抗として、Nチャネル薄膜トランジスタとPチ
ャネル薄膜トランジスタを組合わせたものである。すな
わち、ノードN1とビット線BLの相互間には、Nチャ
ネル薄膜トランジスタT7とPチャネル薄膜トランジス
タT8の電流通路が接続され、Nチャネル薄膜トランジ
スタT7のゲートG7はワード線WLに接続され、Pチ
ャネル薄膜トランジスタT8のゲートG8はノードN2
に接続されている。また、ノードN2とビット線/BL
の相互間には、Nチャネル薄膜トランジスタT9とPチ
ャネル薄膜トランジスタT10の電流通路が接続され、
Nチャネル薄膜トランジスタT9のゲートG9はワード
線WLに接続され、Pチャネル薄膜トランジスタT10
のゲートG10はノードN1に接続されている。上記構
成とすることにより、図3と同様のセルフリップ動作の
安定を図ることができるとともに、図2と同様の書込
み、読出し動作を実現できる。図5は、図3に示す回路
のパターンを示し、図6、図7はそれぞれ図5に示す6
−6、7−7線に沿った断面図である。
【0033】図5乃至図7において、P型の半導体基板
30の内部にはソース、ドレイン領域としての拡散層3
1が設けられている。この半導体基板30の上にはゲー
ト酸化膜32が設けられ、このゲート酸化膜32の上に
は第1のポリシリコン層33によってNMOSトランジ
スタQ1、Q2のゲートG1が形成されている。この第
1のポリシリコン層33の上には絶縁層34が設けら
れ、この絶縁層34の上に第2のポリシリコン層35が
設けられている。この第2のポリシリコン層35の一端
部は、コンタクト部C1において、第1のポリシリコン
層33を介して前記拡散層31に接続されている。この
第2のポリシリコン層35の前記ゲートG1と対向する
部分には、Pチャネル薄膜トランジスタTFT5のチャ
ネル領域CHが設けられ、このチャネル領域CHの両側
にソース、ドレイン領域が設けられている。前記NMO
SトランジスタQ1のゲートG1は薄膜トランジスタT
FT5の第2のゲートG52と共用されている。薄膜ト
ランジスタTFT5のゲート用として、別途ポリシリコ
ン層を設けることも可能であるが、この実施例のような
構成とすることにより、ポリシリコン層を削減すること
ができる。
【0034】前記第2のポリシリコン層35の上には絶
縁層36が設けられ、この絶縁層36の上には、第3の
ポリシリコン層37が設けられている。この第3のポリ
シリコン層37によって薄膜トランジスタTFT5の第
1のゲートG51およびワード線WLが構成されてい
る。
【0035】前記第3のポリシリコン層37の上には絶
縁層38が設けられ、この絶縁層38の上にはアルミニ
ウム配線からなるビット線BL、/BLが設けられてい
る。このビット線BL、/BLは、コンタクト部C2に
おいて前記第2のポリシリコン層35の他端に接続され
ている。
【0036】前記第1のゲートG51は前記チャネル領
域CHより長くされ、オーバラップトランジスタを構成
している。また、前記第2のゲートG52は前記チャネ
ル領域CHのチャネル長より短くされ、オフセットトラ
ンジスタを構成している。
【0037】さらに、前記第2のゲートG52と第2の
ポリシリコン層35の間の絶縁層34の厚みは、第2の
ポリシリコン層35と第1のゲートG51との間の絶縁
層36の厚みより厚くされ、第1、第2のゲートG5
1、G52に応じて、薄膜トランジスタT5の駆動力に
差がつけられている。
【0038】図6、図7は、NMOSトランジスタQ1
およびPチャネル薄膜トランジスタT5について示して
いるが、NMOSトランジスタQ2およびPチャネル薄
膜トランジスタT6の構成は、図6、図7をミラー投影
した構成とされている。図8は、図5の変形例を示すも
のである。図8において、図5と同一部分には同一符号
を付す。
【0039】図5において、接地電位VSSの電源線は拡
散層31を使用している。これに対して、図8において
は、別途ポリシリコン層40を設け、このポリシリコン
層40を図示せぬ埋込みコンタクトを介して拡散層31
と接続しているものである。
【0040】上記実施例によれば、NMOSトランジス
タQ1、Q2と、これらNMOSトランジスタQ1、Q
2に比べて、電流駆動能力が十分小さい薄膜トランジス
タT1、T2を積層するとともに、これら薄膜トランジ
スタT1、T2によって抵抗素子とトランスファーゲー
トを兼用し、さらに、電源電位VDDの配線を省略してい
る。したがって、回路パターンの面積を従来に比べて減
少することができるものである。すなわち、図5、図8
は、図10と同様 0.5μmの加工技術を想定したもので
ある。図5に示す回路パターンの面積は、2.9 × 3.9=
11.31 μm2 であり、図8に示す回路パターンの面積
は、2.9 × 3.1=8.99μm2 である。したがって、図1
0に示す回路パターンに比べて、面積を62% 〜49% 縮小
することができる。
【0041】図9は、図4に示す回路の構造を示す断面
図である。切断位置は図5に示す6−6線と同一部分で
あり、図5、図6と同一部分には同一符号を付し、異な
る部分についてのみ説明する。
【0042】この実施例の場合、NMOSトランジスタ
Q1のゲートG1はPチャネル薄膜トランジスタT8の
ゲートG8を兼ねている。第2のポリシリコン層35に
はPチャネル薄膜トランジスタT8のソース、ドレイン
およびチャネル領域CHが設けられている。この第2の
ポリシリコン層35の上には絶縁層51が設けられ、こ
の絶縁層51の上には第4のポリシリコン層52が設け
られている。この第4のポリシリコン層52にはNチャ
ネル薄膜トランジスタT7のソース、ドレインおよびチ
ャネル領域CHが設けられている。この第4のポリシリ
コン層52の一端はコンタクト部C1において、前記第
2のポリシリコン層35の一端に接続され、他端はコン
タクト部C2において、前記第2のポリシリコン層35
の他端およびビット線BL、/BLに接続されている。
この第4のポリシリコン層52の上には絶縁層36が設
けられ、この絶縁層36の上にはワード線としての第3
のポリシリコン層37が設けられている。この第3のポ
リシリコン層37はNチャネル薄膜トランジスタT7の
ゲートG7を構成している。この実施例においても、前
述した実施例と同様に回路パターンの面積を削減でき
る。
【0043】尚、図1、図2に示す実施例も、層の数は
それぞれ相違するが、平面的に見た場合、回路はパター
ンは図5、図8とほぼ同様である。したがって、これら
の実施例も前述した実施例とほぼ等しい面積となる。
【0044】また、上記実施例において、薄膜トランジ
スタT1〜T10の電流通路はポリシリコンによって構
成したが、これに限定されるものではなく、例えばアモ
ルファス・シリコンや単結晶シリコンを使用することも
可能である。その他、この発明の要旨を変えない範囲に
おいて、種々変形実施可能なことは勿論である。
【0045】
【発明の効果】以上、詳述したようにこの発明によれ
ば、セル面積の増大を抑えて集積度を向上でき、1ビッ
ト当たりの製造コストを低下することが可能なスタティ
ック型メモリを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例を示す回路図。
【図2】この発明の第2の実施例を示す回路図。
【図3】この発明の第3の実施例を示す回路図。
【図4】この発明の第4の実施例を示す回路図。
【図5】図3に示す回路のパターン平面図。
【図6】図5に示す6−6線に沿った断面図。
【図7】図5に示す7−7線に沿った断面図。
【図8】図5の変形例を示すパターン平面図。
【図9】図4に示す回路の構造を示す断面図。
【図10】従来のスタティック型メモリセルの一例を示
す回路図。
【図11】図10に示す回路のパターン平面図。
【符号の説明】
Q1、Q2…NMOSトランジスタ、T1、T2、T
5、T6、T8、T10…Pチャネル薄膜トランジス
タ、T3、T4、T7、T9…Nチャネル薄膜トランジ
スタ、BL、/BL…ビット線、WL…ワード線。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1導電型の半導体基板内に形成された
    第2導電型の第1の絶縁ゲートトランジスタと、 前記半導体基板内に形成され、前記第1の絶縁ゲートト
    ランジスタのゲートが電流通路の一端に接続され、ゲー
    トが前記第1の絶縁ゲートトランジスタの電流通路の一
    端に接続された第2導電型の第2の絶縁ゲートトランジ
    スタと、 前記第1、第2の絶縁ゲートトランジスタの電流通路の
    他端に接続された電源配線と、 前記第1の絶縁ゲートトランジスタの上方に少なくとも
    一部が重ねて設けられ、電流通路の一端が前記第1の絶
    縁ゲートトランジスタの電流通路の一端に接続され、電
    流通路の他端が第1のビット線に接続され、ゲートがワ
    ード線に接続された第1の薄膜トランジスタと、 前記第2の絶縁ゲートトランジスタの上方に少なくとも
    一部が重ねて設けられ、電流通路の一端が前記第2の絶
    縁ゲートトランジスタの電流通路の一端に接続され、電
    流通路の他端が第2のビット線に接続され、ゲートが前
    記ワード線に接続された第2の薄膜トランジスタと、 を具備することを特徴とするスタティック型メモリ。
  2. 【請求項2】 前記第1、第2の絶縁ゲートトランジス
    タとしてNチャネルMOSトランジスタを用い、第1、
    第2の薄膜トランジスタとしてPチャネル薄膜トランジ
    スタを用い、前記ワード線を前記電源配線の電位と同電
    位として第1、第2の薄膜トランジスタを導通させ、前
    記ワード線を前記電源配線の電位より高電位として第
    1、第2の薄膜トランジスタを非導通とさせ、前記電源
    配線の電位より高電位のビット線読出し電位による第
    1、第2の薄膜トランジスタの非導通時のリーク電流に
    よって、前記第1、第2の絶縁ゲートトランジスタにデ
    ータを保持することを特徴とする請求項1記載のスタテ
    ィック型メモリ。
  3. 【請求項3】 前記第1、第2の絶縁ゲートトランジス
    タとしてNチャネルMOSトランジスタを用い、第1、
    第2の薄膜トランジスタとしてNチャネル薄膜トランジ
    スタを用い、前記ワード線を前記電源配線の電位と同電
    位として第1、第2の薄膜トランジスタを非導通とさ
    せ、前記ワード線を前記電源配線の電位より高電位とし
    て第1、第2の薄膜トランジスタを導通させ、前記電源
    配線の電位より高電位のビット線読出し電位による第
    1、第2の薄膜トランジスタの非導通時のリーク電流に
    よって、前記第1、第2の絶縁ゲートトランジスタにデ
    ータを保持することを特徴とする請求項1記載のスタテ
    ィック型メモリ。
  4. 【請求項4】 第1導電型の半導体基板内に形成された
    第2導電型の第1の絶縁ゲートトランジスタと、 前記半導体基板内に形成され、前記第1の絶縁ゲートト
    ランジスタのゲートが電流通路の一端に接続され、ゲー
    トが前記第1の絶縁ゲートトランジスタの電流通路の一
    端に接続された第2導電型の第2の絶縁ゲートトランジ
    スタと、 前記第1、第2の絶縁ゲートトランジスタの電流通路の
    他端に接続された電源配線と、 前記第1の絶縁ゲートトランジスタの上方に少なくとも
    一部が重ねて設けられ、電流通路の一端が前記第1の絶
    縁ゲートトランジスタの電流通路の一端に接続され、電
    流通路の他端が第1のビット線に接続され、第1のゲー
    トがワード線に接続され、第2のゲートが前記第2の絶
    縁ゲートトランジスタの電流通路の一端に接続された第
    1導電型の第1の薄膜トランジスタと、 前記第2の絶縁ゲートトランジスタの上方に少なくとも
    一部が重ねて設けられ、電流通路の一端が前記第2の絶
    縁ゲートトランジスタの電流通路の一端に接続され、電
    流通路の他端が第2のビット線に接続され、第1のゲー
    トが前記ワード線に接続され、第2のゲートが前記第1
    の絶縁ゲートトランジスタの電流通路の一端に接続され
    た第1導電型の第2の薄膜トランジスタと、 を具備することを特徴とするスタティック型メモリ。
  5. 【請求項5】 前記第1、第2の第1の薄膜トランジス
    タは第1のゲートによってオン状態とされた場合に流れ
    る電流に対して、第2のゲートによってオン状態とされ
    た場合に流れる電流が100分の1以下とされているこ
    とを特徴とする請求項4記載のスタティック型メモリ。
  6. 【請求項6】 前記第1、第2の第1の薄膜トランジス
    タの第2のゲートは、前記第1、第2の絶縁ゲートトラ
    ンジスタのゲートと共用されていることを特徴とする請
    求項4記載のスタティック型メモリ。
  7. 【請求項7】 前記第1、第2の絶縁ゲートトランジス
    タは、第1、第2の薄膜トランジスタの非導通時のリー
    ク電流によって、データを保持することを特徴とする請
    求項4記載のスタティック型メモリ。
  8. 【請求項8】 第1導電型の半導体基板内に形成された
    第2導電型の第1の絶縁ゲートトランジスタと、 前記半導体基板内に形成され、前記第1の絶縁ゲートト
    ランジスタのゲートが電流通路の一端に接続され、ゲー
    トが前記第1の絶縁ゲートトランジスタの電流通路の一
    端に接続された第2導電型の第2の絶縁ゲートトランジ
    スタと、 前記第1、第2の絶縁ゲートトランジスタの電流通路の
    他端に接続された電源配線と、 前記第1の絶縁ゲートトランジスタの上方に少なくとも
    一部が重ねて設けられ、電流通路の一端が前記第1の絶
    縁ゲートトランジスタの電流通路の一端に接続され、電
    流通路の他端が第1のビット線に接続され、ゲートがワ
    ード線に接続された第2導電型の第1の薄膜トランジス
    タと、 前記第1の絶縁ゲートトランジスタと第1の薄膜トラン
    ジスタとの相互間に設けられ、電流通路の一端が前記第
    1の絶縁ゲートトランジスタの電流通路の一端に接続さ
    れ、電流通路の他端が前記第1のビット線に接続され、
    ゲートが前記第2の絶縁ゲートトランジスタの電流通路
    の一端に接続された第1導電型の第2の薄膜トランジス
    タと、 前記第2の絶縁ゲートトランジスタの上方に少なくとも
    一部が重ねて設けられ、電流通路の一端が前記第2の絶
    縁ゲートトランジスタの電流通路の一端に接続され、電
    流通路の他端が第2のビット線に接続され、ゲートが前
    記ワード線に接続された第2導電型の第3の薄膜トラン
    ジスタと、 前記第2の絶縁ゲートトランジスタと第3の薄膜トラン
    ジスタとの相互間に設けられ、電流通路の一端が前記第
    2の絶縁ゲートトランジスタの電流通路の一端に接続さ
    れ、電流通路の他端が前記第2のビット線に接続され、
    ゲートが前記第1の絶縁ゲートトランジスタの電流通路
    の一端に接続された第1導電型の第4の薄膜トランジス
    タと、 を具備することを特徴とするスタティック型メモリ。
  9. 【請求項9】 前記第1、第2の絶縁ゲートトランジス
    タは、第1乃至第4の薄膜トランジスタの非導通時のリ
    ーク電流によって、データを保持することを特徴とする
    請求項8記載のスタティック型メモリ。
  10. 【請求項10】 前記第1乃至第4の薄膜トランジスタ
    の電流通路はアモロファス半導体によって構成されてい
    ることを特徴とする請求項1、4、8のいずれかに記載
    のスタティック型メモリ。
  11. 【請求項11】 前記第1乃至第4の薄膜トランジスタ
    の電流通路は多結晶半導体によって構成されていること
    を特徴とする請求項1、4、8のいずれかに記載のスタ
    ティック型メモリ。
  12. 【請求項12】 前記第1乃至第4の薄膜トランジスタ
    の電流通路は単結晶半導体によって構成されていること
    を特徴とする請求項1、4、8のいずれかに記載のスタ
    ティック型メモリ。
  13. 【請求項13】 前記電源配線は、半胴体基板内に設け
    られた拡散層によって構成されていることを特徴とする
    請求項1、4、8のいずれかに記載のスタティック型メ
    モリ。
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