JPH06104285B2 - ダイスの放電加工用制御データ作成方法 - Google Patents

ダイスの放電加工用制御データ作成方法

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JPH06104285B2
JPH06104285B2 JP60208426A JP20842685A JPH06104285B2 JP H06104285 B2 JPH06104285 B2 JP H06104285B2 JP 60208426 A JP60208426 A JP 60208426A JP 20842685 A JP20842685 A JP 20842685A JP H06104285 B2 JPH06104285 B2 JP H06104285B2
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JP
Japan
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machining
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processing
wire
input
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JP60208426A
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JPS6268226A (ja
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邦男 梶川
外嗣 小畑
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明はダイスの放電加工用CAMシステム、詳しくはワ
イヤー放電加工機で部品加工する際の制御データを作成
するダイスの放電加工用CAMシステムに関し、特に切刃
部とテーパ状の逃がし部とを有する金型を加工する用途
に適するものである。
(従来技術) 従来、ダイスの如き金型を加工する際に数値制御のワイ
ヤー放電加工機が用いられており、ワイヤー放電加工機
に制御データを与えるNCテープを、入力した任意の形状
から作成するCAMシステムも既に存在している。
第6図はダイスを断面図で示したものであるが、切刃部
αと、切断した断片を落下しやすくするための逃し部β
とを有しており、これらをワイヤー放電加工機で加工す
るには、先ずワイヤーを逃し部βの角度に応じて傾けた
状態で加工(テーパ加工)を行い、次いでワイヤーを素
材に対して垂直にセツトして切刃部αの加工(ストレー
ト加工)を行うことになる。
(発明が解決しようとする問題点) 従来の技術において上記のようなダイスの加工を行う場
合には、逃し部βのテーパ加工と切刃部αのストレート
加工の両方のNCテープを作成しなければならず、NCテー
プ作成の工数が大であるという問題があつた。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、そ
の目的とするところは、CAMシステム内で逃し部のテー
パ加工のデータから切刃部のストレート加工のデータを
自動的に作成するようにして、制御データ作成の工数削
減を図つたダイスの放電加工用CAMシステムを提供する
にある。
(問題点を解決するための手段) 本発明に係るダイスの放電加工用CAMシステムは、上記
の問題点を解決するために、第1図に示すように、ワイ
ヤー放電加工機(A)で部品加工する際の制御データ
を、少なくともワイヤーの加工軌跡(B)と、ワイヤー
の傾斜角(C)とを含む加工データに基づいて作成する
CAMシステムにおいて、ワイヤーの傾斜角(C)が零で
ないテーパ加工のデータ(D2)の存在を検知して、当該
テーパ加工の加工軌跡(B2)と、零に設定されたワイヤ
ーの傾斜角(C3)とを含む切刃加工用のデータ(D3)を
作成する自動編集処理部(E)を設けたものである。
(作用) 本発明にあつては、逃し部のテーパ加工が指示されれ
ば、対応する切刃部のストレート加工が必要になること
が明らかである点を利用しており、テーパ加工のデータ
の存在を検知した場合に切刃部のストレート加工のデー
タを同時に作成するようにしている。
このため本発明における自動編集処理部(E)は、加工
データに含まれるワイヤーの傾斜角(C)を調べて、テ
ーパ加工のデータ(D2)とストレート加工のデータ
(D1)とを区別する。ワイヤーの傾斜角(C)が零であ
る加工データはストレート加工のデータ(D1)であるか
ら、これに対応する切刃加工用のデータは作成しない。
一方、ワイヤーの傾斜角(C)が零でない加工データは
テーパ加工のデータ(D2)であるから、これに対応する
切刃加工用のデータ(D3)を作成する。切刃加工用のデ
ータ(D3)のうち、加工軌跡(B3)についてはテーパ加
工の加工軌跡(B2)をそのまま利用し、またワイヤーの
傾斜角(C3)については零に設定する。
これによつて、切刃加工用のストレート加工のデータが
自動的に得られるから、本発明にあつては、テーパ加工
のデータを設定しておけば、それに対応する切刃加工用
のデータは設定する必要がなくなるものである。
(実施例) 以下、本発明の好ましい実施例を図面に沿つて詳述す
る。
第2図は本発明の一実施例に係るダイスの放電加工用CA
Mシステムの概略構成図であり、本システムにより、ワ
イヤー放電加工機(図示せず)を数値制御するためのNC
テープが作成されるものである。第2図において、メイ
ンプロセツサ1は、金型図2から作成した入力データ3
もしくは対話型CADシステム4により作成した入力デー
タを受け、ポストプロセツサ5を介してNCテープ6およ
びプロセスシート7を作成する機能を有している。
メインプロセツサ1は主として、 SECTION−1:入力処理プログラム10 SECTION−2:点列計算プログラム12 SECTION−3:入力検証プログラム14 SECTION−4:CL作成プログラム17 を含み、入力処理プログラム10と点列計算プログラム12
との間に1次データフアイル11が、点列計算プログラム
12と入力検証プログラム14との間に2次データフアイル
13が、そして点列計算プログラム12とCL(工具軌跡)作
成プログラム17との間に3次データフアイル13′が夫々
設けられている。
各セクシヨンの機能を概説すれば、 〇SECTION−1:入力処理プログラム10 入力データのチエツク,図形(線,円弧)の計算等の処
理 〇SECTION−2:点列計算プログラム12 図形情報を点群情報にする等の処理 〇SECTION−3:入力検証プログラム14 入力情報の検証等の処理(NC情報検証プログラム16およ
び対話型CADシステム15のCRTを利用) 〇SECTION−4:CL作成プログラム17 加工情報の計算,CL即ち工具軌跡の作成,加工指図書18
の作成等の処理 である。
しかして、本システムは点列計算プログラム12内を設け
られた自動編集処理部12Aに特徴を有しており、この自
動編集処理部12Aにより逃し部のテーパ加工のデータか
ら切刃部のストレート加工のデータを自動的に作成する
ものである。
第3図は自動編集処理部12Aにおける処理のフローチヤ
ートを示したものであり、また第4図は処理前のデータ
(2次データフアイル)と処理後のデータ(3次データ
フアイル)との対応関係を示している。さらに第5図
(イ),(ロ)は、処理前及び処理後のデータの詳細を
夫々示している。
しかして、動作にあつては、点列計算プログラム12から
出力された2次データフアイル13をステツプ100で再度
読み込む。2次データフアイル13には部品共通データ
と、ストレート加工及びテーパ加工のデータのみが含ま
れており、切刃部を加工するためのストレート加工のデ
ータは含まれていない。ここで、部品共通データには素
材の厚み(=t)や、素材の1枚の寸法、素材の加工部
の面の粗さ、などのデータが含まれている。ストレート
加工及びテーパ加工のデータは、第5図(イ)に示すよ
うに、加工軌跡と、ワイヤーの傾斜角、及び加工部板厚
に関するデータを含んでいる。ストレート加工のデータ
においては、ワイヤーの傾斜角は0に設定されており、
加工部板厚は素材の厚み(=t)に設定されている。ま
た、テーパ加工のデータにおいては、ワイヤーの傾斜角
はテーパ加工の角度(=θ)に設定されており、加工部
板厚は切刃部の厚み(=a)に設定されている。すなわ
ち、2次データフアイル13におけるテーパ加工のデータ
には、加工部板厚を書き込むべき箇所に、本来書き込む
べき素材の厚み(=t)ではなく、切刃部の厚み(=
a)を書き込んである。
ステツプ101では2次データフアイル13から読み込んだ
データの中からストレート加工のデータだけを抽出し、
そのままの形で編集して3次データフアイル13′に出力
する。ストレート加工のデータのみを抽出するには、ワ
イヤーの傾斜角が0の加工データのみを抽出すればよ
い。なお、部品共通データのストレート加工に関するも
のだけをストレート加工のデータの先頭に置く。この部
品共通データは、主としてNCテープ上に目視で識別可能
な文字が点群で表示されるようにして、加工データの区
切り部分を明確にするために用いられるデータである。
次いで、ステツプ102ではテーパ加工のデータのみを抽
出し、テーパ加工に関する部品共通データとともに編集
して3次データフアイル13′に出力する。テーパ加工の
データのみを抽出するには、ワイヤーの傾斜角が0でな
い加工データのみを抽出すればよいものである。なお、
上述のように、テーパ加工のデータ中の加工部板厚には
切刃部の厚みa(第6図参照)が入つているので、この
厚みaを実際の板厚(=t)に置き換え、加工条件に適
合するようにする。この後、ステツプ103ではテーパ加
工に対応して切刃部をストレート加工する切刃加工用の
データを作成し、3次データフアイル13′に出力する。
具体的にはテーパ加工のデータにおける加工軌跡につい
てはそのままにして、ワイヤーの傾斜角を0に変更し、
加工部板厚に切刃部の寸法aを代入することによりデー
タの作成が行われる。
以上のようにして作成された3次データフアイル13′の
データは、CL作成プログラム17における処理及びポスト
プロセツサ5における処理を経てNCテープ6上に、ワイ
ヤー放電加工機の制御データとして記録されるものであ
る。なお、制御データを記録するための記録媒体として
は、フロツピーデイスクその他の記録媒体を使用しても
構わない。また、このような記録媒体を介さずに直接に
ワイヤー放電加工機を制御することも可能である。
(発明の効果) 以上のように本発明にあつては、テーパ加工のデータを
設定しておけば、それに対応する切刃加工用のデータは
設定する必要がなくなるものであり、したがつて、ワイ
ヤー放電加工機により切刃部とテーパ状の逃し部とを加
工する際の制御データ作成の工数を大幅に低減すること
ができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の基本構成を示すクレーム対応図、第2
図は本発明の一実施例に係るダイスの放電加工用CAMシ
ステムの概略構成図、第3図は自動編集処理部の処理の
フローチヤート、第4図は処理前と処理後のデータの説
明図、第5図(イ)は処理前のデータの詳細な説明図、
同図(ロ)は処理後のデータの詳細な説明図、第6図は
ダイスの断面図である。 (A)はワイヤー放電加工機、(B),(B1),
(B2),(B3)はワイヤーの加工軌跡、(C),
(C1),(C2),(C3)はワイヤーの傾斜角、(D1)は
ストレート加工のデータ、(D2)はテーパ加工のデー
タ、(D3)は切刃加工用のデータ、(E)及び12Aは自
動編集処理部である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ワイヤー放電加工機で金属抜き型のダイス
    を製作する際の制御データをCAMシステムで作成するダ
    イスの放電加工用制御データ作成方法において、 加工すべき孔の数に対応した数の入力加工データを用意
    し、 該入力加工データはワイヤーの加工軌跡とワイヤーの傾
    斜角として零の値と加工部板厚として素材板厚とを含む
    ストレート加工の入力加工データ、 または、ワイヤーの加工軌跡とワイヤーの傾斜角として
    零でない値と加工部板厚として切刃部厚とを含むテーパ
    加工の入力加工データからなり、 該入力加工データのワイヤーの傾斜角が零か否かを識別
    し、 ワイヤーの傾斜角が零の場合には素材に対して垂直に加
    工するストレート加工の入力加工データであると判断し
    てストレート加工の入力加工データそのものであるワイ
    ヤーの加工軌跡と零のワイヤー傾斜角及び素材板厚の加
    工部板厚からなるストレート加工用の制御データを作成
    し、 ワイヤーの傾斜角が零でない場合には傾斜した逃がし部
    の切断を行うテーパ加工の入力加工データであると判断
    してテーパ加工の入力加工データである加工軌跡と零で
    ないワイヤーの傾斜角及びストレート加工の入力加工デ
    ータである素材板厚の加工部板厚からなるテーパ加工用
    の制御データを作成し、 更に、前記テーパ加工の入力加工データである加工軌跡
    と切刃部厚の加工部板厚及び前記ストレート加工の入力
    加工データである零のワイヤー傾斜角からなる切刃加工
    用の制御データを作成しすることによりワイヤー放電加
    工機でダイスを放電加工することを特徴とするダイスの
    放電加工用制御データ作成方法。
JP60208426A 1985-09-20 1985-09-20 ダイスの放電加工用制御データ作成方法 Expired - Lifetime JPH06104285B2 (ja)

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JP5752196B2 (ja) * 2013-09-03 2015-07-22 ファナック株式会社 ワイヤ放電加工機用のプログラム作成装置

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JPS5518380A (en) * 1978-07-28 1980-02-08 Mitsubishi Electric Corp Electric spark machining

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