JPH06102721A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH06102721A
JPH06102721A JP4255071A JP25507192A JPH06102721A JP H06102721 A JPH06102721 A JP H06102721A JP 4255071 A JP4255071 A JP 4255071A JP 25507192 A JP25507192 A JP 25507192A JP H06102721 A JPH06102721 A JP H06102721A
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Withdrawn
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JP4255071A
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English (en)
Inventor
Masato Tokishige
正人 時重
Kiyoshi Inamoto
潔 稲本
Atsushi Kurimoto
篤志 栗本
Nobuyuki Ueda
延幸 上田
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP4255071A priority Critical patent/JPH06102721A/ja
Publication of JPH06102721A publication Critical patent/JPH06102721A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 原稿の複数の画像領域およびこの画像領域に
ついてのコピー色を指定できる機能を備えた画像形成装
置において、指定入力された画像領域に関するコピー色
情報を確認できる色確認モードを備えた画像形成装置を
実現する。 【構成】 オペレータの入力操作により、色確認モード
が指定されると、CPUはROMに格納された色確認モ
ードの制御プログラムに従って、オペレータの入力操作
を待ち、予めコピー色の指定が行われた領域が指定され
ると、RAMに格納されたデータに従い当該領域におけ
るコピー色情報を読み出し、その色を表示装置に表示さ
せる。従って、表示装置の表示内容を視認すれば、コピ
ー色情報を容易に確認できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エディタ等の領域指定
手段を備え、該領域指定手段を用いて原稿台上の原稿の
複数の画像領域を所望のコピー色でコピーできる複写機
等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機の一例として、最近では原稿の画
像領域を部分的に複写できる編集コピー機能を備えたも
のが開発されている。更に、このような編集コピー機能
を備えた複写機の一例として、複数の画像領域を所望の
コピー色でコピーできるようになったものが開発されて
来ている。
【0003】このような複写機においては、原稿台上に
載置された原稿の画像領域および指定された画像領域に
ついてのコピー色を、複写機の制御中枢となるCPUに
入力する手段として、エディタ等の領域指定手段が装備
される。
【0004】領域指定手段による上記のような指定入力
が行われた後、コピーボタンがONされると、CPUが
一連のコピープロセスを制御し、これにより指定された
複数の画像領域について所望のコピー色による編集コピ
ーが行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な機能を有する複写機では、複数の画像領域の入力と、
各画像領域についてのコピー色の入力を行うため、例え
ばオペレータが指定入力を終えた時点で緊急の電話等が
あり、それに対応していると、その後にコピーを行う場
合に入力情報を忘れてしまうことがある。
【0006】このような場合に、従来の複写機では一度
入力した情報を確認する手段を有していなかったため、
例えばコピー動作を実行し、コピー結果を視認して、エ
ラーを発生している場合は、再度、最初から全ての画像
領域についての再入力操作を行う必要があった。このた
め、使い勝手が悪く、またミスコピーを発生するという
欠点があった。
【0007】本発明はこのような従来技術の問題点を解
決するものであり、指定した画像領域および該画像領域
についてのコピー色情報を、その後に容易に確認でき、
結果的に使い勝手を格段に向上できる画像形成装置を提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の画像形成装置
は、原稿上の画像領域を指定する領域指定手段を備え、
該領域指定手段により複数の画像領域を指定入力し、か
つ指定入力された複数の画像領域のコピー色を指定入力
することにより、該原稿の複数の画像領域を所望の色で
コピーできるようになった画像形成装置において、該画
像領域に指定入力されたコピー色を、その後に確認でき
る色確認モードを備え、該色確認モードが選択され、か
つ該領域指定手段により該当する画像領域が指定入力さ
れると、コピー色の指定入力後記憶手段に格納されてい
る該画像領域に関するコピー色情報を読み出して表示手
段に表示させる制御手段を有しており、そのことによ
り、上記目的が達成される。
【0009】
【作用】上記の構成において、オペレータが、例えば選
択キーを操作して色確認モードを選択すると、ROMに
格納された色確認モードの制御プログラムがスタート
し、CPU(制御手段)がこの制御プログラムに従って
以下の制御動作を実行する。即ち、CPUは色確認モー
ドが選択されたことを確認すると、オペレータのキー入
力を待って、領域指定手段を介して画像領域の指定入力
があったかか否かを判定し、あったことを確認すると、
指定入力後にRAM(記憶手段)に格納されている当該
画像領域に関するコピー色情報を読み出す。続いて、読
み出したコピー色情報をLCD表示装置等の表示手段
に、例えば色表示する。従って、表示手段に表示された
コピー色情報を視認すれば、指定入力した画像領域につ
いてのコピー色情報を直ちに確認できる。
【0010】
【実施例】本発明の実施例について以下に説明する。
【0011】図1は本発明が適用される複写機の上部構
造を示す。原稿3が載置されるテーブルガラス(原稿
台)1は、1枚の透明なガラス板によって形成されてお
り、該テーブルガラス1は後述する信号入力部(エディ
タ)の操作面になっている。テーブルガラス1上には、
原稿3を載置するための原稿載置領域2が設定されてお
り、該原稿載置領域2内に載置される原稿3が複写され
る。
【0012】また、4は原稿3の指定領域を示し操作面
を2箇所のポイント5−5’間を対角線とする四角形の
領域、16は、ポイント14−14’間を対角線とする
領域、17はポイント15−15’間を対角線とする領
域、6は原稿3の先端を基準として載置するための基準
ライン、7は載置される原稿の基準指標であり、例えば
原稿3の画像形成における中心ラインとなり、その位置
を原点O(0,0)とする。
【0013】また、テーブルガラス1の右側部には多数
のキーを配置した入力部8が設けられている。この入力
部8を利用して複写機における機能等のデータ入力が行
われる。入力部8は、例えばテーブルガラス1の上面、
または裏面に印刷されており、印刷内容に応じた入力が
なされるようになっている。
【0014】入力部8には、原稿3の領域指定を行う項
目A、B、複写条件の処理モードを設定する項目C〜G
が設けられている。処理モードの内、項目Gは指定され
た原稿領域に対するコピー色の指定(例えば、赤、青
…)を行うためのものである。また、項目Fは色確認モ
ードをキー入力するためのものであり、項目Fがオペレ
ータによってキー入力されると、項目Gによって指定入
力された原稿領域の色表示が図2に示す液晶表示部10
に表示され、表示内容を視認することにより、オペレー
タが目視でコピー色の確認を行えるようになっている。
この色確認モードの詳細については後述する。なお、入
力部8として、他に数値入力のためのテンキーを設ける
ことにしてもよい。
【0015】更に、テーブルガラス1の周辺部には、X
Y座標の参照目盛12、13が印刷されている。
【0016】テーブルガラス1の4隅近傍には、振動セ
ンサーS1〜S4がテーブルガラス1の裏面または表面に
直接接着されている。上記センサーS1〜S4はテーブル
ガラス1上の打点された位置を検出するために設けられ
ており、打点位置から伝わる振動を検出して、その振動
検知タイミングを検出するようになっている。
【0017】このような複写機では、テーブルガラス1
上に原稿3を載置し、原稿3の指定ポイント5を位置信
号として指定することにより原稿3のコピー領域を指定
できる。また、原稿3の領域指定に限らず、検出した位
置信号に関係する複写条件等を同様にテーブルガラス1
の所望の入力部8を指定ポイントとして手またはペンで
打点することにより入力を可能としている。
【0018】即ち、テーブルガラス1上の1点を打点す
れば、その位置から各センサーS1〜S4に振動が伝わ
り、該センサーS1〜S4は打点位置からの直線距離に応
じて、振動検出する時間が異なる。これにより、例えば
基準指標7に対する打点された位置を計算により演算で
きる。従って、原稿載置領域2の打点か、入力部8の打
点かの判別を行うことができる。更に入力部8において
は、各入力項目毎のどの位置かを判別でき、その項目の
信号入力を行える。
【0019】次に、本発明の複写機における画像編集操
作手順を説明する。
【0020】原稿2の画像面を上にしてコピー可能領
域の領域内で、原稿位置基準指標7をセンターラインの
目印とし、基準ライン6に沿って原稿3の先端を位置合
わせする。
【0021】領域指定開始を指示する入力部8のスタ
ート項目Aの領域をペンで打点することにより手順で
載置した原稿3に対する領域指定が可能な状態に設定さ
れる。原稿3の画像面側から所望の指定領域4を、対角
線となる2箇所の指定ポイント5、5’を打点すること
で指定する。
【0022】なお、複数の領域を指定する場合は、以上
の操作を繰り返すことにより各領域16、17の入力が
可能である。
【0023】領域指定を終了させるとき、ポイントB
を打点することにより、手順で指定した複数の位置デ
ータが、指定領域として複写機本体(より詳しくは後述
のCPU45)に信号入力される。
【0024】領域指定された原稿3の処理モードは、
トリミング、マスキング、センタリング、色指定、色確
認等があり、それぞれ項目C〜Gの領域内を必要に応じ
て打点することにより、上記各処理モードの選択が入力
される。
【0025】以上の操作により原稿3の領域指定による
入力およびその領域指定による複写処理モード等の入力
が行われる。
【0026】このように原稿3の領域指定が終了した後
には、原稿3を裏返してテーブルガラス1の基準ライン
に6に沿って再度セットし、複写機本体のコピースイッ
チを押すことにより、入力された複写処理モードに従っ
て複写処理が行われる。
【0027】図2は、テーブルガラス1に設けられる信
号入力部の変形例を示す。図2において、原稿載置領域
2における長手方向であるx方向およびそのx方向と直
交するy方向それぞれの軸上には、x軸およびy軸の交
点である原点Oからそれぞれ等しい距離Lだけ離れて、
2個の振動センサーS1およびS3、S2およびS4がそれ
ぞれ配置されている。この変形例においても、原稿載置
領域2には、図1と同様に複数の領域4、16、17が
指定されるようになっている。各振動センサーS1〜S4
は、原稿載置領域2から外れた位置にてテーブルガラス
1の下面に直接接着されており、該テーブルガラス1に
与えられる振動を検出するようになっている。x軸上に
配置された各振動センサーS1およびS3のそれぞれの座
標は、(L,0)、(−L,0)であり、y軸上に配置
された各振動センサーS2およびS4のそれぞれの座標は
(0,L)、(0,−L)である。
【0028】該振動センサーS1の近傍における原稿載
置領域2の外部には、y軸方向に沿って、上記図1と同
様の項目がK1〜Kn-1に振り分けられたキー項目を有す
る入力部8が配置されており、さらに、振動センサーS
4の近傍におけるx軸方向に沿った原稿載置領域2の外
部には、一方の側部に液晶表示部10が設けられてお
り、該液晶表示部10に隣接してキー入力部9が設けら
れている。キー入力部9は、数値データを入力するため
にy軸方向に沿って配置されたテンキー91と、液晶表
示部10とは反対側の側部に位置する複写動作を開始さ
せるためのプリントスイッチ92とを有しており、テン
キー91にて入力される数値データ等は、液晶表示部1
0に表示される。
【0029】各振動センサーS1〜S4は、例えばテーブ
ルガラス1上のポイントPに、ペン等で打点することに
より加えられて、テーブルガラス1の表面もしくは内部
を衝撃波として伝播する振動を検出する。そして、各振
動センサーS1〜S4における振動検出タイミングの時間
差に基づいて、指定ポイントPの座標位置が演算され、
これが複写機本体に入力される。これにより、原稿の複
写領域が指定される。また、この領域指定に限らず、検
出した位置信号に関係する複写条件等を同様にテーブル
ガラス1の所望の入力部8を指定ポイントとして手また
はペンで打点することにより入力できる。
【0030】図3は本発明複写機の制御回路のブロック
図を示す。振動センサーS1は、アンプ41、フィルタ
42、コンパレータ43及びラッチ44にて構成される
検出回路C1の一部を構成する。振動センサーS1によっ
て検出された振動は、該振動センサーS1にて電気信号
に変換された後、アンプ41によって所定の電圧に増幅
される。増幅された信号は、フィルタ42によって検出
に不要な周波数が除去された後、コンパレータ43によ
って一定の大きさ以上の電圧となったときに有効信号と
してラッチ44に直ちに出力される。ラッチ44が、こ
の有効信号I1をラッチすると、CPU45がそのタイ
ミングを検出する。そうすると、CPU45はリセット
信号R1をラッチ44に出力して、ラッチ44の出力を
固定する。検出回路C1は、振動センサーS1〜ラッチ4
4迄を一つの検出ユニットとした検出回路である。同様
に、検出回路C2〜C4はそれぞれ振動センサーS2〜S4
を使用した回路である。
【0031】この複写機の制御中枢となるCPU45に
は、ROM46、RAM47、I/O(入出力レポー
ト)48等が接続されている。ROM46は、各検出回
路C1〜C4から出力される有効信号I1〜I4の検知タイ
ミングに基づいて、振動入力ポイントPの位置を演算す
る計算プログラムや入力部8および入力部9等から入力
される複写に必要なデータに基づいて複写機を動作制御
するプログラム等が格納されている。
【0032】RAM47は、振動センサーS1〜S4の検
出タイミング、前記指定ポイントの演算結果、複写装置
の複写条件、複写装置の複写状態等を一時的に記憶す
る。I/O48はCPU45の入出力端子数を拡張する
ものであり、CPU45の制御を補助する。I/O48
には、複写機の光学系の駆動制御や複写用紙の搬送制御
に必要な各種の振動センサー49、キーボード50が接
続されると共に、複数の駆動要素51、複数の制御要素
52、音声発信器54、発振器Sを駆動するためのドラ
イバー53が背接続されている。さらに、該I/O48
には、液晶表示部からなる表示装置10も接続されてい
る。
【0033】次に、振動入力ポイントPの位置の演算方
法について説明する。この演算プログラムは、ROM4
6に記憶されている。
【0034】テーブルガラス1内を振動が伝達する速度
をv〔m/sec〕とし、また、図1に示すように各振
動センサーS1(L,O)、S2(O,L)、S3(−
L,O)、S4(O,−L)に対してテーブルガラス1
におけるポイントP(x,y)に振動が入力されている
ものとする。x軸上に配置された振動センサーS1とS3
における振動検知タイミングの時間差T1は、P点から
各振動センサーS1およびS3に至る直線距離の差を、テ
ーブルガラス1内を伝達する振動の速度vで除した値に
等しいことから、その関係を数式化すれば下記式で示
される。
【0035】 T1=t3−t1 =[√{(L+x)2+y2}−√{(L−x)2+y2}]/v …… 同様に、y軸上に配置された各振動センサーS2とS4
おける振動検知タイミングの時間差T2も、同様に、下
記式で示される。
【0036】 T2=t4−t2 =[√{x2+(L+y)2}−√{x2+(L−y)2}]/v …… 式および式において、A1=(L2−K1 2)/2、A
2=(L2+K2 2)/2、また、B1=(L2+K1 2)/
2、B2=(L2−K2 2)/2、さらに、K1 2=T1 22
/2−L2、K2 2=T1 22/2−L3とすると、下記
式および式がそれぞれ得られる。
【0037】 y2=(A1/B1)x2−A1 …… A22−B22+A22=0 …… 式および式より、x,yをそれぞれ計算すると次式
および次式が得られる。
【0038】 x=±√{|B12(A1+A2)/(A12−A21)|}…… y=±√{|A12(B1+B2)/(A12−A21)|}…… このようにして、振動が入力されたP点の(x,y)座
標が演算される。この演算は、CPU45において、各
振動センサーS1〜S4における振動受信タイミングt1
〜t4を検出することによってROM46のプログラム
に従って実行される。
【0039】次に、図4および図5に示すフローチャー
トに従って振動センサーS1〜S4における振動の受信タ
イミングt1〜t4の検出手順におけるCPU45の制御
内容について説明する。テーブルガラス1が振動を受信
できる状態、例えば、複写機本体が複写可能な状態にな
った場合のみ、この制御プログラムはスタートする。プ
ログラムがスタートすると、CPU45はタイミング検
出のためのタイマーTMをスタートさせる(ステップS
10)。
【0040】ここで、タイマーTMは、検出位置の許容
誤差を1mm以内とするために0.1μsecをカウン
ト単位としている。その理由は、テーブルガラスとして
通常使用されるソーダガラスの音波伝達速度を4300
m/sec(=4.3mm/μsec)とすると、距離
1mmを音波が伝播する時間は、0.23μsecとな
るので、その2倍以上の周期で測定を行えば、許容誤差
を1mm以内とすることができるからである。従って、
本実施例では、例えば約0.1μsecを測定単位とし
ている。
【0041】続いて、CPU45はステップS20で、
振動センサーS1が振動を検知したことを示す検出回路
1におけるラッチ44からの有効信号I1の有無を判定
する。有効信号I1が検出されたことを確認すると、次
にステップS30で、その有効信号I1が検出されたこ
とを示すフラグF1がセットされているか否かの判定を
行う。最初に有効信号I1が検出されたときは、フラグ
1がセットされていないので、この場合は、検出フラ
グF1をセットし、そのときのタイマーTMの計時時間
値を検出タイミングt1としてRAM47のM1の記憶領
域に記憶させる。そして、ラッチ44の出力をLOWに
固定するために、リセット信号R1が出力される(ステ
ップS40)。
【0042】以上の処理を終了すると、次にステップS
50〜ステップS70で、振動センサーS2について、
上記同様の処理を行って検出タイミングt2をRAM4
7のM2の記憶領域に記憶させる。以下同様にして、ス
テップS80〜ステップS100でタイミングt3が検
出され、ステップS110〜ステップS130でタイミ
ングt4がそれぞれ検出される。
【0043】このようにして、全ての振動受信タイミン
グt1〜t4が検出されると、ステップS140で検出実
行を示すフラグF1〜F4がすべてセットされているか否
を判定する。そして、全フラグF1〜F4がセットされ、
タイミングt1〜t4が検出されていることを確認する
と、次にステップS150で検出終了をオペレータに報
じるために、図3に示す警報器(SP)54を鳴動す
る。
【0044】以上の処理によって、テーブルガラス1の
ポイントPからの振動を、各振動センサーS1〜S4が検
出したタイミングt1〜t4は、CPU45によって認識
され、RAM47の各記憶領域M1〜M4に記憶され
る。
【0045】続いて、CPU45は図5に示す内容の制
御を行って指定ポイントPの位置(x,y)を求める。
以下にその詳細を説明する。
【0046】CPU45は、まず、ステップS160
で、RAM47に記憶された振動センサーS1、S3の振
動受信タイミングt1およびt3を読み出し、x方向の振
動センサS1、S3の検出時間差T1=t3−t1を演算
し、RAM47の記憶領域M5に記憶させる。続いて、
ステップS170で同様にして、y軸方向に配置された
振動センサーS2、S4それぞれのRAM47に記憶され
た振動受信タイミングt2およびt4を読み出し、時間差
2=t4−t2を演算してRAM47の記憶領域M6に
記憶させる。
【0047】次に、ステップS180で振動が入力され
るポイントPのx座標値を上記式に従って演算する。
続いて、ステップS190で、上記式に従ってポイン
トPのy座標値を演算する。
【0048】次に、ステップS200で、X軸方向の振
動センサーS1、S3のいずれが速く振動を受信したかを
受信タイミングt1およびt3に基づいて判定し、振動セ
ンサーS1の振動受信タイミングt1が速いと判定した場
合には、演算したxの値を正の値としてRAM47の記
憶領域Mxに記憶させる(S210)。一方、振動セン
サーS3の振動受信タイミングt3が速いと判定した場合
には、演算したxの値を負の値としてRAM47の記憶
領域Mxに記憶する(S220)。
【0049】同様に、ステップS230でy軸方向の振
動センサーS2、S4のいずれが速く振動を受信したかを
受信タイミングt2、t4に基づいて判定し、振動センサ
ーS2の振動受信タイミングt2が速いと判定した場合に
は、ステップS240で、演算したyの値を正の値とし
てRAM47の記憶領域Myに記憶させる。一方、振動
センサーS4の振動受信タイミングt4が速いと判定した
場合には、ステップS250で、演算したyの値を負の
値としてRAM47の記憶領域Myに記憶させる。
【0050】このようにして振動が入力される指定ポイ
ントPの位置の座標(x,y)が演算されて、その値が
RAM47の指定された記憶領域Mx、Myに記憶され
る。このポイントPの座標に基づいて、振動入力ポイン
トPの位置が特定されて、キー入力部8および9のいず
れかであれば、所定の入力指示であると判断して、その
指示に従った処理が実行される。これに対して、振動入
力ポイントPが原稿載置領域2内であれば、原稿の複写
領域が指定されていると判断して、その指定された原稿
部分のみが複写される。
【0051】以上のような構成により、この複写機は、
原稿3の領域指定と共に指定された領域についてのコピ
ー色の指定が可能になる。このコピー色の指定は、上記
した入力不8の項目Gを入力操作して行われる。一例と
して、領域4を赤、領域16を青、領域17を緑に、そ
れぞれ指定入力した場合には、各領域の座標と色指定デ
ータがCPU45を介してRAM47に一旦格納され
る。
【0052】このような機能を有する場合において、オ
ペレータが指定入力動作の後にいずれの領域にいずれの
コピー色を指定入力したかを忘れる場合がある。本発明
の複写機では、このような場合に該当する領域に指定入
力されたコピー色情報がどのようなものであるかを、複
写動作を行うことなく容易に確認できる機能を備えてい
る。
【0053】すなわち、本発明複写機には、ROM46
に色確認モードの制御プログラムが格納されており、オ
ペレータが入力部8の項目Fに相当する色確認モードを
入力操作すると、この色確認モードが選択され、領域毎
のコピー色情報、例えば、色が表示装置10に表示され
るようになっている。図6はこの色確認モードにおける
CPU45の制御手順を示す。
【0054】ステップS300で、オペレータにより、
領域指定および指定された領域についてのコピー色の指
定入力処理が行われると、CPU45はステップS31
0でオペレータの入力処理を待ち、項目Fが入力操作さ
れ、色確認モードが選択されたか否かを判定する。色確
認モードが選択されない場合は、ステップS320で領
域入力等の他の処理を実行する。
【0055】一方、ステップS310で色確認モードが
選択されたことを確認すると、ROM46に格納された
色確認モードの制御プログラムがスタートし、CPU4
5はステップS330でオペレータの入力操作を待つ。
オペレータの打点入力により領域指定が行われると、ス
テップS340に進み、ここで領域指定された領域に関
するコピー色情報をRAM47の該当する記憶領域より
読み出し、読み出したデータに対応する色表示を表示装
置10に行わせる。従って、表示装置10の表示内容を
視認すれば、コピー動作を行うまでもなく領域に関する
コピー色情報を確認できる。
【0056】一方、ステップS330で、オペレータの
入力操作がなかったと判定すると、ステップS350に
進み、ここでオペレータの入力操作を待ち、他の操作入
力があったか否かを判定する。他の操作入力がなかった
ことを確認すると、ステップS330に進み、上記同様
の処理を再行する。
【0057】一方、ステップS350で他の操作入力が
あったことを確認すると、ステップS360で色確認モ
ードを解除すべきか否かを判定し、解除すべきと判定し
た時点でこの色確認モードを終了する。
【0058】
【発明の効果】以上の本発明複写機によれば、色確認モ
ードを備え、この色確認モードが選択されると、オペレ
ータにより予め指定入力され、記憶手段に格納されてい
る原稿の複数の画像領域についてのコピー色情報を制御
手段が読み出し、続いて読み出したコピー色情報を表示
手段に表示する構成をとるので、コピー色情報をその後
に容易に確認できる。また、表示内容がオペレータの認
識と異なる場合は、異なる画像領域についてのみ再入力
を行えばよいので、最初から全ての画像領域についての
再入力操作を要する従来例に比べて、操作性を格段に向
上できる。また、ミスコピーを発生することもない。こ
のような理由により本発明によれば、使い勝手を格段に
向上できる画像形成装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の複写機におけるテーブルガラスを示す
平面図。
【図2】テーブルガラスに設けられる入力部の変形例を
示す平面図。
【図3】本発明複写機の制御系の構成を示すブロック
図。
【図4】振動センサーの受信タイミング検出におけるC
PUの制御手順を示すフローチャート。
【図5】図4の制御手順に引き続いて行われる打点位置
の演算処理におけるCPUの制御手順を示すフローチャ
ート。
【図6】色確認モードにおけるCPUの制御手順を示す
フローチャート。
【符号の説明】
1 テーブルガラス 2 原稿載置領域 3 原稿 8 入力部 F 色確認モードを選択するための項目 G 色指定入力を行うための項目 10 表示装置 45 CPU 46 ROM 47 RAM F 色確認モードを選択するための項目 G 色指定入力を行うための項目 S1〜S4 振動センサー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/387 4226−5C (72)発明者 上田 延幸 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿上の画像領域を指定する領域指定手
    段を備え、該領域指定手段により複数の画像領域を指定
    入力し、かつ指定入力された複数の画像領域のコピー色
    を指定入力することにより、該原稿の複数の画像領域を
    所望の色でコピーできるようになった画像形成装置にお
    いて、 該画像領域に指定入力されたコピー色を、その後に確認
    できる色確認モードを備え、 該色確認モードが選択され、かつ該領域指定手段により
    該当する画像領域が指定入力されると、コピー色の指定
    入力後記憶手段に格納されている該画像領域に関するコ
    ピー色情報を読み出して表示手段に表示させる制御手段
    を有する画像形成装置。
JP4255071A 1992-09-24 1992-09-24 画像形成装置 Withdrawn JPH06102721A (ja)

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Family

ID=17273735

Family Applications (1)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011227266A (ja) * 2010-04-19 2011-11-10 Nikon Corp 表示装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011227266A (ja) * 2010-04-19 2011-11-10 Nikon Corp 表示装置

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