JPH07143340A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH07143340A
JPH07143340A JP5290927A JP29092793A JPH07143340A JP H07143340 A JPH07143340 A JP H07143340A JP 5290927 A JP5290927 A JP 5290927A JP 29092793 A JP29092793 A JP 29092793A JP H07143340 A JPH07143340 A JP H07143340A
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color
display
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color image
light source
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Shigeru Fujita
茂 藤田
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ディスプレイE6が反射型の場合、あらかじ
め使用するディスプレイの標準となる画像、例えば、白
画面での反射光と標準となる原稿、例えば、白原稿の反
射光をスキャナで読み込み、ディスプレイからの反射光
の明るさが原稿からの反射光の明るさに等しくなるよう
に照明光源の電圧を決定しておく。また、ディスプレイ
が透過型の場合は、照明光源電圧値を0に、すなわち照
明光源E8を点灯せず、ディスプレイが発光する光を読
み込む。 【効果】 イメージスキャナE7を表示画面前面に密着
させて画面に表示されたカラー画像データを読み込み、
このデータを用いて表示装置の色補正を行うことで、カ
ラー補正専用のセンサを必要としなくなり、カラーイメ
ージスキャナの使用効率を高くすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカラー原稿を読み込むカ
ラーイメージスキャナと、カラー画像を表示するカラー
表示装置を持つ画像処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータ等の小型
デジタルコンピュータの処理能力の向上により、カラー
デジタル画像をコンピュータ上で扱うアプリケーション
が増加しつつある。
【0003】カラー画像をデジタイズして、コンピュー
タに取り込む際に使用される代表的なデバイスの一つに
カラーイメージスキャナがある。カラー原稿をカラーイ
メージスキャナで走査し、カラーディスプレイに表示し
た時、カラー原稿と表示された画像で色合いが異なる場
合が多いが、これはカラーディスプレイの色合わせが正
しく行われていないことが一因である。
【0004】このような場合、カラーディスプレイの色
補正を行う必要がある。一般に、カラーディスプレイに
表示された画像の色を読み取り、色補正を自動的に行う
装置はすで開発されているが、ディスプレイの読み取り
には専用のセンサを使用するように構成されている。
【0005】また、従来のディスプレイ色補正装置は、
ディスプレイ前面にセンサを装着したことをシステムが
検知する手段を持たなかったため、色補正を行う場合は
手動で色補正モードへ入る必要があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のカラーディスプレイの色補正装置ではカラーイメージ
スキャナを備えているシステムでもカラーディスプレイ
の色補正を行うためには専用のカラーセンサを使用しな
ければならなかったため、装置の使用効率が悪く、その
結果コストも高くなっていた。
【0007】また、一般に原稿を読み取るイメージスキ
ャナは、内蔵した光源で原稿を照明し、その反射光を読
み込むように構成されている。
【0008】一方、ディスプレイ装置は、反射型液晶デ
ィスプレイのような外光を反射する方式のものと、CR
Tやバックライト付きの透過型液晶ディスプレイのよう
に自ら発光し、その透過光によって画像を形成する方式
のものに大別できる。
【0009】そこで、原稿を読み取るイメージスキャナ
とディスプレイを読み取るイメージスキャナを共用しよ
うとした場合、反射型のディスプレイを読み取る場合
は、原稿およびディスプレイ共にスキャナの内蔵光源を
発光させればよいが、原稿読み取り時とディスプレイ読
み取り時で全く同じスキャン動作をすると、原稿の反射
率とディスプレイの反射率の違いによって読み込んだ画
像の明るさが異なってしまうという欠点があった。
【0010】また、透過型のディスプレイを対象とする
場合、ディスプレイ読み取り時に内蔵光源を発光させる
とディスプレイからの透過光と内蔵光源の反射光が混合
されてしまう。その結果、ディスプレイが発色している
色とは異なる色の光を読み取ることになってしまい、色
補正に使えるデータを得ることができなかった。
【0011】さらに、従来のディスプレイ自動色補正装
置は、ディスプレイ前面にセンサを装着したことをシス
テムが検知する手段がなかったため、色補正を行う場合
は、まずセンサをディスプレイ前面に装着し、次に手動
でカラー補正モードへ入る必要があり、不便であった。
【0012】よって本発明の目的は上述の点に鑑み、カ
ラー原稿を読み込むカラーイメージスキャナと、カラー
画像を表示するカラー表示装置を持つ情報処理装置にお
いて、適切・正確にかつ容易にカラー表示画面の補正を
行うことができる画像処理装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】 かかる目的を達成す
るために、カラー原稿を読み込むカラーイメージスキャ
ナと、カラー画像を表示するカラー表示装置を持つ情報
処理装置において、前記カラーイメージスキャナを前記
カラー表示装置の表示画面前面に密着させて画面表示さ
れたカラー画像データを読み込むことにより、該カラー
画像データを用いて前記カラー表示装置の色補正を行う
色補正手段を具備したものである。
【0014】 更に加えて、前記カラーイメージスキ
ャナに内蔵された原稿照明用光源の明るさを少なくとも
2段階に変化させる手段を備え、前記カラー原稿を読み
取るときは該スキャナの内蔵光源を原稿読み取り用の明
るさに設定して発光させ、他方、前記カラーイメージス
キャナを前記カラー表示装置の画面前面に密着させて表
示画面を読み取るときは、該スキャナの内蔵光源を表示
画面読み取り時の適切な明るさに設定して発光させるこ
とが可能である。
【0015】 また、更に加えて、前記カラーイメー
ジスキャナに内蔵された原稿照明用光源を消灯する手段
を備え、前記カラー原稿を読み取るときは該スキャナの
内蔵光源を発光させて原稿を読み取り、他方、前記カラ
ーイメージスキャナを前記カラー表示装置の画面前面に
密着させて表示画面を読み取るときは該スキャナ内蔵光
源を消灯することも可能である。
【0016】 あるいは、更に加えて、前記カラー表
示装置の表示画面前面に座標位置入力装置を備え、前記
カラーイメージスキャナの読み取り面側に該表示画面前
面の座標位置入力装置を指示する機構を持たせ、前記カ
ラーイメージスキャナを該表示画面前面に密着させたと
きに、該座標入力装置指示機構によって座標入力装置が
指示され、その座標を検出して、カラー補正モードへ入
る構成とすることもできる。
【0017】
【作用】 本発明の上記構成によれば、イメージスキ
ャナを表示画面前面に装着した時は画面表示されたカラ
ー画像データを読み込み、このデータを用いて表示装置
の色補正を行うことができる。
【0018】 本発明に係る画像処理装置では、スキ
ャナを表示装置画面前面に装着せず、原稿を読み取ると
きはスキャナの内蔵光源を原稿読み取り用の明るさに設
定して発光させ、ディスプレイを読み取る時はスキャナ
内蔵光源をディスプレイ読み取り時の明るさに設定して
発光させることができる。
【0019】 また、本発明に係る画像処理装置は、
原稿を読み取るときはスキャナの内蔵光源を発光させて
原稿を読み取り、スキャナを表示装置画面前面に密着さ
せてディスプレイを読み取る時はスキャナ内蔵光源を消
灯することができる。
【0020】 あるいは、本発明に係る画像処理装置
は、イメージスキャナを表示画面前面に装着した時に、
座標入力装置指示機構によって座標入力装置が指示さ
れ、この座標を検出し、自動的にカラー補正モードへ入
ることができる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の各実施例を詳細に説明する。
【0022】実施例1 図1は、本発明の第1の実施例による画像処理装置を示
すブロック図である。
【0023】図1において、E1は本実施例全体の動作
を制御する制御部である。この制御部E1において、E
2はCPUであり、各種アプリケーションの実行、各種
デバイスの制御などを行う。E3はROMであり、本装
置の制御プログラム(図3に示す制御手順を含む)など
が記憶されている。E4はRAMであり、本装置の制御
の様々な演算や処理を行う際のプログラムやデータを記
憶する。
【0024】E5はカラー表示信号出力装置であり、本
装置内部に持つカラーデジタルデータをディスプレイに
表示する信号へ変換する。
【0025】E6はカラーディスプレイであり、カラー
画像や本システムの様々な情報を表示する。
【0026】E7はカラーイメージスキャナである。ま
たE8は、カラーイメージスキャナに内蔵された照明光
源である。
【0027】E9は電圧制御装置であり、照明光源E8
へ供給する電圧を制御部E1からの制御信号に従って変
化させる。
【0028】E10はキー入力装置であり、本装置の動
作を使用者が指示するために使用する。
【0029】図2は、本実施例による画像処理装置の外
観構造図である。
【0030】図2において、M1はカラーディスプレイ
である。M2は情報処理装置本体である。
【0031】M3はカラーイメージスキャナである。図
ではカラーセンサ面は下側を向いており、使用者はカラ
ー原稿を上側に向けて置き、その上を本カラースキャナ
で走査することにより、原稿を読み込むことができる。
ディスプレイを読み取るときは、カラーセンサ側がディ
スプレイ表面に来るようにして密着させる。
【0032】M4はキー入力装置である。
【0033】図3は、カラーイメージスキャナの画像読
み取り動作を示すフローチャートである。
【0034】図3において、ステップS1(以下、“ス
テップ”なる文言は省略する)は画像読み取り手順のス
タートである。
【0035】S2はカラー補正モードであるかどうかを
判定する。モードは使用者によって、図1のキー入力装
置E10から指示され、それによってRAM(E4)内
のカラー補正モードを示すフラグビットがセットされ、
このビットをチェックすることによってカラー補正モー
ドであるかどうかを判定する。
【0036】S3はカラー補正モードでない場合の画像
読み込みである。すなわち、原稿の読み取りであり、カ
ラーイメージスキャナE8の内蔵照明光源の電圧は所定
の電圧から変化させずに発光させ、画像を読み取る。本
実施例では、照明光源電圧は原稿読み取り用の電圧にあ
らかじめ設定されているものとする。ここで原稿読み取
り動作を終えるとS9へ進み、本手続きを終了する。
【0037】S4はカラーイメージスキャナ内蔵の照明
光源E8の電圧の変更処理である。電圧制御装置E9は
制御部E1からの制御信号によって、その出力電圧を所
定の値に変化させる。具体的には電圧制御可変抵抗器
(図示せず)によって実現される。また、その電圧値は
ディスプレイが、先に述べた反射型ディスプレイか透過
型ディスプレイかによって異なる。
【0038】ディスプレイが反射型の場合、あらかじめ
使用するディスプレイの標準となる画像、例えば、白画
面での反射光と標準となる原稿、例えば、白原稿の反射
光をスキャナで読み込み、ディスプレイからの反射光の
明るさが原稿からの反射光の明るさに等しくなるように
照明光源の電圧を決定しておけば良い。
【0039】また、ディスプレイが透過型の場合は、照
明光源電圧値を0に、すなわち照明光源を点灯せず、デ
ィスプレイが発光する光を読み込む。
【0040】S5は照明光源電圧変更後の照明光でのデ
ィスプレイの画像読み込み処理である。この処理を行な
う前に、使用者は図2に示したカラーイメージスキャナ
M3をカラーディスプレイM1の表示画面に密着させる
必要がある。
【0041】S6はカラー補正が終了したかどうかを判
定する。カラーイメージスキャナから読み込んだカラー
デジタルデータとカラーディスプレイへの表示に使用し
たカラーデジタルデータ間の差分を計算し、その差分値
が所定の値よりも小さければカラー補正終了と判定し、
S8へ進む。
【0042】S7はカラー調整処理である。図1に示し
たカラー表示信号出力装置E5でカラー誤差が小さくな
るように表示装置へのRGB信号を調整する。その後、
S5へ進み、画像を読み込み、S6の終了条件を満たす
まで、これらの処理をくり返し行う。また、このとき終
了判定に使用する値は、言い換えればカラーディスプレ
イ表示の色誤差であり、大きい値を用いると誤差が大き
くなってカラー補正の意味をなさないが、あまりに小さ
い値に設定するとカラー補正の終了条件を満たすまでに
S5、S6、S7をくり返す回数が多くなりすぎるの
で、実験によって妥当な値を選んでおく。
【0043】S8はS4で変更した照明光源電圧を元の
値へ戻す処理である。
【0044】S9は本処理の終了である。
【0045】以上に述べた制御手順を実行することによ
り、本発明の第1の実施例による画像処理装置を実現す
ることができる。
【0046】実施例2 上述した第1の実施例では、カラー補正を実行する場
合、使用者はカラーイメージスキャナをカラーディスプ
レイの表示画面に装着し、かつカラー補正プログラムを
自ら起動しなければならない。カラーイメージスキャナ
をディスプレイに装着する場合はカラー補正を行う時に
限られていても、いちいち手動でカラー補正プログラム
を起動しなければならないのは面倒であり、不便であ
る。
【0047】一方、情報処理装置にはディスプレイ画面
の前面にタッチパネルのような座標位置入力装置を設
け、使用者が画面を触れる要領で情報処理装置に指示
し、操作を行うことができるように構成されたものが知
られている。
【0048】そこで、第2の実施例では第1の実施例の
ディスプレイ前面に座標位置入力装置を設け、またカラ
ーイメージスキャナのセンサ面側に座標入力装置を指示
する機構を設けて、この指示機構によって座標入力装置
が指示されたことで、カラーイメージスキャナがディス
プレイ画面に装着されたことを検出し、カラー補正モー
ドへ入る。
【0049】以下に、本発明の第2の実施例による画像
処理装置について説明する。
【0050】図4は、本発明の第2の実施例による画像
処理装置を示すブロック図である。
【0051】図4において、E11は制御部である。E
12はCPUである。E13は、図6に示した制御手順
を記憶してあるROMである。E14はRAMである。
【0052】E15はカラー表示信号出力装置である。
E16はカラーディスプレイである。E17はカラーイ
メージスキャナである。E18はカラーイメージスキャ
ナに内蔵された照明光源である。
【0053】E19は電圧制御装置である。E20はキ
ー入力装置である。E21は座標位置入力装置である。
【0054】以上、E11からE20は、E17を除い
て、第1の実施例の図1のE1からE10に準ずる。E
17のカラーイメージスキャナはE21の座標入力装置
指示機構を備える点が第1の実施例と異なる。
【0055】図5は、本実施例におけるカラーイメージ
スキャナを示す外観構造図である。
【0056】図5において、M11はカラーイメージス
キャナ本体である。
【0057】M12は画像読み込みおよび原稿照明光通
過用のスリットである。原稿読み取り時および反射型デ
ィスプレイ読み取り時は、スキャナ内蔵の照明光源から
の照明光がこのスリットから照射され、反射光を取り込
む。また、透過型ディスプレイ読み取り時はディスプレ
イが発光する光を取り込む。
【0058】M13はローラである。一般にハンディス
キャナは原稿上を移動した距離をこのローラの回転によ
って検出し、画像を取り込む。本実施例ではローラを4
ヶ所に設け、このローラをディスプレイ前面に設置した
座標位置入力装置の指示機構としても使用する。
【0059】M14は情報処理装置本体への接続ケーブ
ルである。
【0060】図6は、カラーイメージスキャナがディス
プレイ前面に密着されたことを座標位置入力手段によっ
て検出する手順を示すフローチャートである。
【0061】図6において、S10は本手順のスタート
である。座標入力手段に入力が発生したときに開始され
る。
【0062】S11は座標入力手段に4点が入力されて
いるかどうかを判定する。4点が入力されている場合は
S12へ進む。4点が入力されていない場合は、S14
へ進む。なお、本実施例では、座標入力手段を指示する
機構としてのローラを4個備えたイメージスキャナを用
いているため4点の入力で判断する。ここで判定する入
力点数はイメージスキャナに備えられた座標入力手段指
示機構の指示点数に合わせて変わり、3個の場合は3点
の入力で判断することになる。
【0063】本実施例の座標入力装置は、使用者が本情
報処理装置を操作する手段としても使用する。使用者は
指等でディスプレイを指示するので入力される座標は通
常1回につき1点であり、3点あるいは4点を同時に指
示することは事実上ありえない。従って、本実施例では
通常操作の1点指示と区別するために多点指示を検出し
た場合に色補正モードへ入るように構成した。その一例
として本実施例では4点を選んでいる。
【0064】S12は検出された座標入力点の相互の位
置関係がスキャナのローラ間の距離に等しいかを判定す
る。これはS11で4点入力以外は除去しているが、ス
キャナがディスプレイに正しく密着されているかどうか
を確実に検出するために行う。検出した座標間距離が正
しい場合は、S13へ進む。検出した座標間距離が正し
くない場合は、不正な入力があったと判定してS15へ
進み、この手順を終了する。
【0065】S13はカラーイメージスキャナがディス
プレイ前面に密着されたと判断し、カラー補正モードに
入る。具体的には、カラー補正モードを示すフラグビッ
トをセットし、図3のフローチャートに示した手続きを
呼び出し、カラー補正を実行する。
【0066】S14は通常のタッチパネルによる座標入
力処理を行なう。すなわち、入力された座標点に従っ
て、各アプリケーションを呼び出す処理を行う。
【0067】S15は本処理を終了する。
【0068】上述した制御手順では、使用者はスキャナ
をディスプレイ表面に密着させるだけで、カラー補正モ
ードへ移行し、カラー補正を行うことができる。
【0069】以上に述べた制御手順を実行することによ
り、本発明の第2の実施例による画像処理装置を実現す
ることができる。
【0070】
【発明の効果】本発明を実施することにより、以下に列
挙する効果を得ることができる。
【0071】 カラー原稿を読み込むカラーイメージ
スキャナとカラー画像等を表示するカラー表示装置を持
つ情報処理装置において、イメージスキャナを表示画面
前面に密着させて画面に表示されたカラー画像データを
読み込み、このデータを用いて表示装置の色補正を行う
ことで、カラー補正専用のセンサを必要としなくなり、
カラーイメージスキャナの使用効率を高くすることがで
きる。
【0072】 また、上記構成のスキャナに内蔵され
た原稿照明用光源の明るさを少なくとも2段階に変化さ
せる手段を備え、原稿を読み取るときはスキャナの内蔵
光源を原稿読み取り用の明るさに設定して発光させ、ス
キャナを表示装置画面前面に密着させてディスプレイを
読み取る時は、スキャナ内蔵光源をディスプレイ読み取
り時の明るさに設定して発光させることにより、原稿を
読み取る場合は原稿用の明るさで光源を発光させ、反射
型のディスプレイを読み取る場合はディスプレイ用の明
るさで光源を発光させるようにしたため、原稿、ディス
プレイともに均一な明るさで画像を読み取ることがで
き、カラー補正に使用するための正確なカラーデータを
得ることができる。
【0073】 また、上記構成のスキャナに内蔵され
た原稿照明用光源を消灯する手段を備え、原稿を読み取
るときはスキャナの内蔵光源を発光させて原稿を読み取
り、スキャナを表示装置画面前面に密着させてディスプ
レイを読み取る時はスキャナ内蔵光源を消灯することに
より、透過型のディスプレイを読み取るときは光源を消
灯して、ディスプレイが発する光を読み取ることがで
き、ディスプレイ読み取り時には不要は、スキャナ光源
の反射光による影響がない、カラー補正に使用するため
の正確なカラーデータを得ることができる。
【0074】 さらに、上記構成の情報処理装置に加
えて、表示画面前面に座標位置入力装置を備え、イメー
ジスキャナの読み取り面側に表示画面前面の座標位置入
力装置を指示する機構を持たせ、イメージスキャナを表
示画面前面に密着させた時に、座標入力装置指示機構に
よって座標入力装置が指示され、この座標を検出して、
カラー補正モードへ入るようにしたことにより、使用者
は手動でカラー補正モードへ切り換える必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による画像処理装置を示
すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施例の外観構造図である。
【図3】第1の実施例における画像読み取り制御手順を
示すフローチャートである。
【図4】本発明の第2の実施例による画像処理装置を示
すブロック図である。
【図5】第2の実施例におけるカラーイメージスキャナ
の外観構造図である。
【図6】第2の実施例においてカラーイメージスキャナ
のディスプレイへの密着を検出する手順を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
E1 制御部 E2 CPU E3 ROM E4 RAM E5 カラー表示信号出力装置 E6 カラーディスプレイ E7 カラーイメージスキャナ E8 カラーイメージスキャナに内蔵された照明光源 E9 電圧制御装置 E10 キー入力装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 15/64 310 7251−5C H04N 1/04 D

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カラー原稿を読み込むカラーイメージス
    キャナと、カラー画像を表示するカラー表示装置を持つ
    情報処理装置において、 前記カラーイメージスキャナを前記カラー表示装置の表
    示画面前面に密着させて画面表示されたカラー画像デー
    タを読み込むことにより、該カラー画像データを用いて
    前記カラー表示装置の色補正を行う色補正手段を具備し
    たことを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、更に加えて、前記カ
    ラーイメージスキャナに内蔵された原稿照明用光源の明
    るさを少なくとも2段階に変化させる手段を備え、前記
    カラー原稿を読み取るときは該スキャナの内蔵光源を原
    稿読み取り用の明るさに設定して発光させ、他方、前記
    カラーイメージスキャナを前記カラー表示装置の画面前
    面に密着させて表示画面を読み取るときは、該スキャナ
    の内蔵光源を表示画面読み取り時の適切な明るさに設定
    して発光させることを特徴とする画像処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、更に加えて、前記カ
    ラーイメージスキャナに内蔵された原稿照明用光源を消
    灯する手段を備え、前記カラー原稿を読み取るときは該
    スキャナの内蔵光源を発光させて原稿を読み取り、他
    方、前記カラーイメージスキャナを前記カラー表示装置
    の画面前面に密着させて表示画面を読み取るときは該ス
    キャナ内蔵光源を消灯することを特徴とする画像処理装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、更に加えて、前記カ
    ラー表示装置の表示画面前面に座標位置入力装置を備
    え、前記カラーイメージスキャナの読み取り面側に該表
    示画面前面の座標位置入力装置を指示する機構を持た
    せ、前記カラーイメージスキャナを該表示画面前面に密
    着させたときに、該座標入力装置指示機構によって座標
    入力装置が指示され、その座標を検出して、カラー補正
    モードへ入ることを特徴とする画像処理装置。
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