JPH06102463A - 光学走査用回転鏡 - Google Patents

光学走査用回転鏡

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Publication number
JPH06102463A
JPH06102463A JP5399192A JP5399192A JPH06102463A JP H06102463 A JPH06102463 A JP H06102463A JP 5399192 A JP5399192 A JP 5399192A JP 5399192 A JP5399192 A JP 5399192A JP H06102463 A JPH06102463 A JP H06102463A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mirror
rotary
rotation
center
rotating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5399192A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Takahashi
悟 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Akita Electronics Systems Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Akita Electronics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Akita Electronics Co Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP5399192A priority Critical patent/JPH06102463A/ja
Publication of JPH06102463A publication Critical patent/JPH06102463A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転鏡の反射面に回転軸の中心をもってくる
ことで、回転鏡の反射位置のずれを無くせるようにす
る。 【構成】 回転に応じて入射ビーム光を走査または偏向
する光学走査用回転鏡であって、その鏡体8の反射面に
回転中心が一致するように回転軸9a,9bを鏡体8の
両側に取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転鏡の反射位置のず
れを無くす技術、特に、レーザー応用機器に用いられる
平面回転鏡などの回転鏡の反射位置ずれを無くすために
用いて効果のある技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】レーザープリンタ、形状測定器、表面変
位測定器などにあっては、レーザービームを回転鏡に入
射させて走査(または偏向)を行っている。
【0003】図5はオートコリメーション法による形状
測定器を示す構成図である。
【0004】レーザーダイオードなどからのレーザービ
ーム1は、回転鏡2(平面鏡)に入射される。この回転
鏡2の反射光路上には、回転鏡2からの光を通過させな
がら反射光を90°方向へ反射させるハーフミラー3、
及びハーフミラー3からの光を平行光にするコリメート
レンズ4が順次配設され、このコリメートレンズ4の出
射光が被測定物5の表面に投光される。この被測定物5
からの反射光の一部は、コリメートレンズ4を経てハー
フミラー3の下面に到達し、水平方向へ反射する。この
反射光路上でかつコリメートレンズ4の焦点(f)位置
には、位置検出素子6が配設される。
【0005】以上の構成において、レーザービーム1は
回転鏡2によって偏向の後、ハーフミラー3及びコリメ
ートレンズ4を介し、被測定物5に向けて投光される。
回転鏡2は回転しているため、コリメートレンズ4に対
する照射角度は時間と共に変化する。このため、回転鏡
2の回転に応じてコリメートレンズ4の一端から他端へ
レーザービームが移動、すなわちレーザービームは被測
定物5上を移動(走査)する。被測定物5の傾き角をθ
とすれば、コリメートレンズ4からの入射光に対する反
射光は2θの偏角を生じ、位置検出素子6上には2θ・
fの位置に反射スポット像を生成する。このようにし
て、被測定物5の傾斜分布が求まり、これを積分するこ
とによって形状を認識することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明者の検討によれ
ば、平面回転鏡を用いて光走査(光偏向)を行う場合、
反射面が回転軸からtの距離にあり、図6に示すよう
に、入射光に対して回転軸心2aを有する回転鏡がαだ
け回転したとすると、反射点はα=0とα=αのときで
あり、回転鏡2の厚みをtとすると、Δx=(1/co
sα)t/2のずれを生じる。このため、fθレンズな
どで補正せねばならず、その設計も難しくなるという問
題があった。
【0007】そこで、本発明の目的は、回転鏡の反射位
置のずれを無くすことのできる技術を提供することにあ
る。
【0008】本発明の前記ならびに他の目的と新規な特
徴は、本明細書の記述及び添付図面から明らかになるで
あろう。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
以下の通りである。
【0010】すなわち、その回転に応じて入射ビーム光
を走査または偏向する光学走査用回転鏡であって、その
反射面に回転中心が一致するように回転軸を取り付ける
ようにしている。
【0011】
【作用】上記した手段によれば、回転鏡の反射面に回転
軸の中心が位置しているため、回転鏡の回転位置にかか
わりなく反射位置にずれを生じることがない。したがっ
て、fθレンズの設計を簡略にできる。
【0012】
【実施例】図1は本発明による光学走査用回転鏡の一実
施例を示す側面図、図2は正面図、図3は平面図、図4
は使用時の状態を示す側面図である。
【0013】本発明による回転鏡7は、片面に反射鏡面
を有する鏡体8(アルミ材またはステンレスで作成さ
れ、片面が鏡面仕上げされている)、及び鏡体8の両側
に突出させて設けられる回転軸9a,9bからなる。こ
の回転軸9a,9bの取り付けに際し、本発明では回転
中心9cが鏡体8の反射面8aにくるようにする。因み
に従来は、鏡体8の厚みの1/2の位置に回転軸9a,
9bの回転中心9cがくるように取り付けていた。この
ため、回転軸9a,9bの回転中心9cと反射面8aと
の間に厚みtの1/2のずれがあった。
【0014】以上のようにすることで、図4に示すよう
に、入射光10は回転軸9a,9bの回転中心上の反射
点11で反射し、反射光12が回転鏡7の回転に応じて
図示の矢印方向へ振られる。この結果、反射点のずれが
無くなり、ビーム走査の精度が向上し、また、fθレン
ズの設計を簡易にすることができる。
【0015】以上、本発明者によってなされた発明を実
施例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例
に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲
で種々変更可能であることは言うまでもない。例えば、
芯ぶれを低減するため、ミラーの両サイドにモーメント
が釣り合うような重りを設けることもできる。
【0016】また、前記実施例では回転鏡2が1枚の平
面鏡の例を示したが、2面鏡(2枚の平面鏡の接合部に
回転軸が配設される構成のもの)であってもよい。
【0017】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
下記の通りである。
【0018】すなわち、その回転に応じて入射ビーム光
を走査または偏向する光学走査用回転鏡であって、その
反射面に回転中心が一致するように回転軸を取り付ける
ようにしたので、反射点の位置ずれを低減し、fθレン
ズの設計を簡略にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光学走査用回転鏡の一実施例を示
す側面図である。
【図2】図1の実施例の正面図である。
【図3】図1の実施例の平面図である。
【図4】図1の実施例の使用時の状態を示す側面図であ
る。
【図5】オートコリメーション法による形状測定器の一
例を示す構成図である。
【図6】回転鏡の反射面と回転軸中心のずれを説明する
説明図である。
【符号の説明】
1 レーザービーム 2 回転鏡 2a 回転軸心 3 ハーフミラー 4 コリメートレンズ 5 被測定物 6 位置検出素子 7 回転鏡 8 鏡体 8a 反射面 9a,9b 回転軸 9c 回転中心 10 入射光 11 反射点 12 反射光

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 その回転に応じて入射ビーム光を走査ま
    たは偏向する光学走査用回転鏡であって、その反射面に
    回転中心が一致するように回転軸を取り付けることを特
    徴とする光学走査用回転鏡。
  2. 【請求項2】 前記回転鏡は、平面鏡であることを特徴
    とする請求項1記載の光学走査用回転鏡。
  3. 【請求項3】 前記回転鏡の両側に、芯ぶれを低減させ
    る重りを設けることを特徴とする請求項1記載の光学走
    査用回転鏡。
JP5399192A 1992-03-13 1992-03-13 光学走査用回転鏡 Pending JPH06102463A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5399192A JPH06102463A (ja) 1992-03-13 1992-03-13 光学走査用回転鏡

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5399192A JPH06102463A (ja) 1992-03-13 1992-03-13 光学走査用回転鏡

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06102463A true JPH06102463A (ja) 1994-04-15

Family

ID=12958089

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5399192A Pending JPH06102463A (ja) 1992-03-13 1992-03-13 光学走査用回転鏡

Country Status (1)

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JP (1) JPH06102463A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014119200A1 (ja) * 2013-01-31 2014-08-07 ギガフォトン株式会社 ミラー装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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