JPH06101214B2 - 磁気ヘッド組立体 - Google Patents

磁気ヘッド組立体

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JPH06101214B2
JPH06101214B2 JP18710988A JP18710988A JPH06101214B2 JP H06101214 B2 JPH06101214 B2 JP H06101214B2 JP 18710988 A JP18710988 A JP 18710988A JP 18710988 A JP18710988 A JP 18710988A JP H06101214 B2 JPH06101214 B2 JP H06101214B2
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JP
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finger
central
annular
head slider
head assembly
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JP18710988A
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忠治 山田
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NEC Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はインライン形シーク方式の磁気ディスク装置に
使用する磁気ヘッド組立体に関する。
〔従来の技術〕
回転する剛性または可撓性の磁気ディスク媒体に対して
情報の読書きを行う磁気ヘッド組立体のヘッドスライダ
は、磁気ディスク媒体の表面の不規則性に追従すると共
に、磁気ディスク媒体の所定のトラック上に高速かつ正
確に位置決めされる必要がある。このようなヘッドスラ
イダの磁気ディスク媒体の所定のトラック上への位置決
め動作の方式には、ヘッドスライダが円弧を描いて移動
するロータリシーク方式があり、このロータリシーク方
式は、ヘッドスライダを直線的に移動させるリニアシー
ク方式に比較して空間を効率的に利用できることのた
め、小形の磁気ディスク装置に広く採用されている。
この中で、特に磁気ヘッド組立体をその加圧支持部の長
手方向に対してほぼ直角の方向にシークさせるロータリ
ーシーク方式(これをインライン形シーク方式と称す
る)は、可動部の質量を小さくすることができるため、
高速のシーク動作を可能にする技術として広く使用され
ている。
このインライン形シーク方式の磁気ディスク装置に使用
される従来の磁気ヘッド組立体は、第4図に示すような
構成を有している。すなわち、磁気ヘッド組立体をアー
ム(図示省略)に取付けるためのマウント61と、その末
端部を溶接されたロードビーム20と、ロードビーム20の
先端に溶接されてヘッドスライダ70を保持するジンバル
スプリング40と、ヘッドスライダ70とを有して構成され
ている。ジンバルスプリング40は、ロードビーム20の長
手方向に平行な二つの可撓性の外側フィンガ42aおよび4
2bと、ヘッドスライダ70を固着する中央フィンガ46を有
している。ヘッドスライダ70は、その浮上面72と反対側
の面76において中央フィンガ46に固着されている。
従ってこのような従来の磁気ヘッド組立体は、シーク動
作時のヘッドスライダ70への作用点は、浮上面72と反対
側の面76となり、ヘッドスライダ70の重心位置75と離れ
た位置となる。このため、シーク動作時にヘッドスライ
ダ70にモーメントを生じてロール方向の浮上バランスが
損われるという欠点があり、特に大きな力が加わる高速
シーク動作のときは、ヘッドスライダ70のエッジが磁気
ディスク媒体に接触する危険が増大するために高速シー
ク動作の実現を阻んでいる。
また、従来の磁気ヘッド組立体で使用している加圧支持
部は、片持ち梁の構造であるため、ロードビーム20の長
手方向には剛性があるが、長手方向に直角な方向(横方
向)の剛性が乏しく、シーク動作時の横方向の力がヘッ
ドスライダと加圧支持部とに対して有害な機械振動を誘
発するため、この点からも高速シーク動作の実現が困難
である。
さらに従来の磁気ヘッド組立体は、ヘッドスライダと加
圧支持部の厚さの寸法の和がそのまま磁気ヘッド組立体
の高さとなるため、それぞれの部品の厚さを薄くする以
外に磁気ヘッド組立体の厚さを薄くすることができず、
従って磁気ディスク装置の薄形化の実現をも阻んでい
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明が解決しようとする問題点すなわち本発明の目的
は、上述のような従来の磁気ヘッド組立体が有するヘッ
ドスライダへのシーク動作時における作用点とヘッドス
ライダの重心とのずれおよび横方向の剛性不足を解消す
ることである。
すなわち、ヘッドスライダの重心とシーク動作時の作用
点を近接させることによって、高速シーク動作を行って
もヘッドクラッシュの危険が少なく、またヘッドスライ
ダと加圧支持部の振動特性を改善した磁気ヘッド組立体
を提供することにある。さらに、ヘッドスライダまたは
加圧支持部自体を薄くしないで磁気ヘッド組立体の厚さ
を薄くすることができ、従って磁気ディスク装置の薄形
化を可能にする磁気ヘッド組立体を提供することにあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
本発明のインライン形シーク方式の磁気ディスク装置用
の磁気ヘッド組立体は、固定点を回動の中心とするヘッ
ドアームと、前記ヘッドアームの先端に結合するマウン
トと、末端部に前記マウントを固着しそれに連続する部
分を円筒状に成形して加圧ばね部とし前記加圧ばね部に
連続する部分をロードビームとし前記ロードビームの先
端部分に環状の五角形の環状部を形成して前記環状部の
中に中空部を設けた加圧支持部と、平行な2個の外側フ
ィンガおよび1個の中央フィンガを有し前記中央フィン
ガの中央部に設けた突起において前記環状部の先端の辺
の中央部に設けた台形部と接触し前記平行な外側フィン
ガおよび前記中央フィンガを磁気ヘッド組立体のシーク
方向とほゞ平行に配設してその末端部を前記環状部に取
付けたジンバルスプリングと、浮上面と反対側の面に前
記ジンバルスプリングの前記外側フィンガおよび前記中
央フィンガを収容できる溝を有しリーディング側ブロッ
クを前記環状部の前記中空部の中に挿入できる大きさと
して前記溝の中央部において前記中央フィンガに取付け
たヘッドスライダとを備えている。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図(a)および(b)は本発明の第一の実施例の平
面図および正面図である。
第1図の実施例の磁気ヘッド組立体は、ヘッドスライダ
50と、これを搭載する加圧支持部1とを有している。加
圧支持部1は、ロードビーム10と、ヘッドアーム62に装
着するためのマウント60と、ロードビーム10の先端に設
けたジンバルスプリング30とを有し、ロードビーム10の
一端にマウント60が溶接によって取付けられている。ロ
ードビーム10のマウント60側の一部は加圧ばね20となる
よう円筒状に加工されており、またマウント60と反対側
の端部はほぼ五角形の環状の環状部18となっている。ジ
ンバルスプリング30は、その末端部をこの環状部18に溶
接によって取付けられており、2個の外側フィンガ32a
および32b(第2図参照)と、これらの中間にあってヘ
ッドスライダ50を取付ける中央フィンガ36とを有して構
成されている。
第2図(a)および(b)は、第1図の実施例のヘッド
スライダ50およびジンバルスプリング30およびロードス
プリング10の環状部18を含む部分を拡大して示した平面
図および正面図である。
第1図の実施例の加圧支持部1は、第2図に示すよう
に、ジンバルスプリング30の平行な2個の外側フィンガ
32aおよび32bならびに中央フィンガ36が、ロードビーム
10の長手方向とほぼ直角をなすように配置されている。
またヘッドスライダ50の浮上面52に対して反対側の面56
には、ジンバルスプリング30を収容できる幅を有する溝
58が形成してある。さらに、ロードビーム10の環状部18
に囲まれた中空部19は、ヘッドスライダ50のリーディン
グ側ブロック57が収容できる寸法となっている。このよ
うにして、本実施例の磁気ヘッド組立体は、ヘッドスラ
イダ50の加圧支持部1への取付け部を溝58の中に収容す
ることができ、シーク動作時の作用点をヘッドスライダ
50の重心位置55に近接させることができる。このため、
この磁気ヘッド組立体は、高速シーク動作時において
も、ヘッドスライダに発生するモーメントが小さく、シ
ーク動作時のヘッドクラッシュの危険を軽減することが
できる。
第3図(a)および(b)および(c)は第1図の実施
例のロードスプリング10先端の環状部18とジンバルスプ
リング30を含む部分をディスク板90の側から見た平面図
および正面図および側面図である。
第3図に示すように、ジンバルスプリング30のヘッドス
ライダ50を取付ける中央フィンガ36の中央部には、突起
37が形成されており、この突起37がロードビーム10の環
状部18の先端の中央に形成してある台形部19と接触する
ことによってヘッドスライダ50に加圧力を伝達する。さ
らにこの突起37は、ヘッドスライダ50がその浮上面52の
長手方向の軸およびそれに直角方向の軸の2軸の回りに
回動するための回動中心となる。中央フィンガ36とこれ
と平行な2個の外側フィンガ32aおよび32bは、ロードビ
ーム10の長手方向にほぼ直角な方向、すなわちほぼ磁気
ヘッド組立体のシーク方向に一致するように配置してあ
る。このため、ジンバルスプリングの中央フィンガおよ
び外側フィンガがシーク方向に対してほぼ直角方向とな
っている従来の磁気ヘッド組立体(第4図参照)にくら
べて、シーク方向に対する剛性を高くすることができ
る。さらに、第1図の実施例における加圧支持部1のロ
ードビーム10の先端は、上述のように環状部18となって
おり、ヘッドスライダ50をシーク方向の前後で支持する
形となっているため、この点においてもシーク方向に対
する剛性の改善に寄与している。このように、本実施例
は加圧支持部のシーク方向(すなわち横方向)の剛性が
改善されているため、シーク時に発生する振動を除去し
て高速のシーク動作に耐えることができる構造となって
いる。
また、本実施例は、ヘッドスライダ50の浮上面52と反対
側の面に形成した溝58の中において加圧支持部1に取り
付けることができるため、高さ方向の空間を有効に活用
することができる。すなわち加圧支持部1またはヘッド
スライダ50を薄くせずに磁気ヘッド組立体の高さを低く
することができるため、磁気ディスク装置の薄形化を容
易に実現することができる。
第5図は本発明の第二の実施例を示す平面図である。第
5図の実施例は、磁気ヘッド組立体のシーク方向がディ
スク板の中心方向となっていないため、ヘッドスライダ
80の長手方向を加圧支持部2の長手方向に対して傾斜し
て取付けたものである。本実施例は、ヘッドスライダ80
の浮上面と反対側の面に溝を形成してこの溝の中におい
て加圧支持部2にヘッドスライダ80を取付けることと、
加圧支持部2のジンバルスプリング20の中央フィンガと
2個の外側フィンガとをほぼシーク方向と一致させるこ
ととによって、第1図の実施例と同等の効果が得られる
ようにしたものである。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明の磁気ヘッド組立体は、加
圧支持部のロードビームの先端を五角形の環状の環状部
とし、ヘッドスライダの媒体対向面と反対側の面に溝を
形成し、ヘッドスライダをこの溝の中においてロードビ
ームの環状部にジンバルスプリングを取り付けることに
より、ヘッドスライダの重心にシーク動作時の作用点を
近接させることができるという効果があり、また横方向
の剛性をも高めることができるためインライン形シーク
方式において高速シーク動作を実現できるという効果が
ある。さらに、ヘッドスライダに形成した溝の中でヘッ
ドスライダを加圧支持部に取付けることができるため、
ヘッドスライダや加圧支持部自体の高さ寸法を変えずに
磁気ヘッド組立体を薄くできるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)および(b)は本発明の第一の実施例を示
す平面図および正面図、第2図(a)および(b)は第
1図の実施例のヘッドスライダ部の拡大平面図および正
面図、第3図(a)および(b)および(c)は第1図
の実施例の加圧支持部のロードビーム先端部の拡大平面
図および正面図および側面図、第4図(a)および
(b)は従来の磁気ヘッド組立体の一例を示す平面図お
よび正面図、第5図は本発明の第二の実施例を示す平面
図である。 1…加圧支持部、10…ロードビーム、18…環状部、30…
ジンバルスプリング、32a・32b…外側フィンガ、36…中
央フィンガ、50…ヘッドスライダ、52…浮上面、58…
溝。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定点を回動の中心とするヘッドアーム
    と、前記ヘッドアームの先端に結合するマウントと、末
    端部に前記マウントを固着しそれに連続する部分を円筒
    状に成形して加圧ばね部とし前記加圧ばね部に連続する
    部分をロードビームとし前記ロードビームの先端部分に
    環状の五角形の環状部を形成して前記環状部の中に中空
    部を設けた加圧支持部と、平行な2個の外側フィンガお
    よび1個の中央フィンガを有し前記中央フィンガの中央
    部に設けた突起において前記環状部の先端の辺の中央部
    に設けた台形部と接触し前記平行な外側フィンガおよび
    前記中央フィンガを磁気ヘッド組立体のシーク方向とほ
    ぼ平行に配設してその末端部を前記環状部に取付けたジ
    ンバルスプリングと、浮上面と反対側の面に前記ジンバ
    ルスプリングの前記外側フィンガおよび前記中央フィン
    ガを収容できる溝を有しリーディング側ブロックを前記
    環状部の前記中空部の中に挿入できる大きさとして前記
    溝の中央部において前記中央フィンガに取付けたヘッド
    スライダとを備えることを特徴とするインライン形シー
    ク方式の磁気ディスク装置用の磁気ヘッド組立体。
JP18710988A 1988-07-25 1988-07-26 磁気ヘッド組立体 Expired - Lifetime JPH06101214B2 (ja)

Priority Applications (2)

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JP18710988A JPH06101214B2 (ja) 1988-07-26 1988-07-26 磁気ヘッド組立体
US07/382,882 US4954919A (en) 1988-07-25 1989-07-21 Rotary seek magnetic head assembly having a looped load beam end to achieve high speed access

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18710988A JPH06101214B2 (ja) 1988-07-26 1988-07-26 磁気ヘッド組立体

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JPH0237583A JPH0237583A (ja) 1990-02-07
JPH06101214B2 true JPH06101214B2 (ja) 1994-12-12

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ID=16200258

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Families Citing this family (5)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03162782A (ja) * 1989-11-21 1991-07-12 Yotaro Hatamura 情報読取ヘッド装置
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JPH0237583A (ja) 1990-02-07

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