JP3398736B2 - ヘッド支持装置 - Google Patents

ヘッド支持装置

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JP3398736B2
JP3398736B2 JP2001203600A JP2001203600A JP3398736B2 JP 3398736 B2 JP3398736 B2 JP 3398736B2 JP 2001203600 A JP2001203600 A JP 2001203600A JP 2001203600 A JP2001203600 A JP 2001203600A JP 3398736 B2 JP3398736 B2 JP 3398736B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浮上形のヘッドを
有するディスク装置、例えば磁気ディスク装置、光ディ
スク装置、および光磁気ディスク装置等のヘッド支持装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の浮上形のヘッドを有するディスク
装置のヘッド支持装置の例として、ハードディスク装置
等の磁気記録再生装置における従来のヘッド支持装置に
ついて、図面を用いて説明する。
【0003】図6は、従来の磁気記録再生装置のヘッド
支持装置の構成と、ヘッド支持装置と磁気記録媒体との
関係を示す平面図である。
【0004】図6において、ヘッド支持装置108は、
比較的剛性の低いサスペンション102、板バネ部10
3、及び比較的剛性の高い支持アーム104からなり、
サスペンション102の一端の下面には磁気ヘッド(図
示せず)を搭載したスライダ101が設けられた構成で
あった。
【0005】また、磁気記録媒体107はスピンドルモ
ータ109によって回転するように設けられており、磁
気記録再生装置の記録再生時には、磁気記録媒体の回転
によって発生する空気流による浮揚力と、スライダ10
1を磁気記録媒体107側へ付勢するヘッド支持装置に
よる付勢力との関係により、スライダ101に搭載され
た磁気ヘッドは一定の浮上量を得ていた。
【0006】ヘッド支持装置108は、記録、及び再生
時には、支持アーム104に設けられたボイスコイル1
06の作用によって、軸受部105を中心として回動す
ることにより、スライダ101に搭載された磁気ヘッド
が磁気記録媒体107の希望するトラックに対して位置
決めされ、記録再生が行われる構成となっていた。
【0007】なお、図6に示した磁気記録再生装置は一
般にコンタクト・スタート・ストップ方式(以下、CS
S方式と記す)と呼ばれる磁気記録再生装置であり、前
述したように、磁気記録媒体107の停止時には、磁気
ヘッドが磁気記録媒体107上に接触しているが、記録
再生時にはスライダ101上に設けられた磁気ヘッドが
磁気記録媒体107から浮上していることを特徴として
いる。
【0008】このようなCSS方式の磁気記録媒体10
7においては、図6中のAで示す領域が磁気記録可能な
領域であり、Bに示す領域が停止時に磁気ヘッドを退避
させておく領域であった。磁気記録媒体107の回転が
停止する際には、まず磁気ヘッドを浮上させたままB領
域に移動させる。そして、磁気記録媒体107の回転を
低下させていくと、それによって磁気記録媒体107と
スライダ101との間の空気流が減少して浮揚力が低下
し、ついには磁気ヘッドが磁気記録媒体107と接触し
て、その状態で停止する。
【0009】このため、CSS方式における磁気記録媒
体107においては、領域Aの表面よりも領域Bの表面
を粗く形成しておくことにより、停止時に磁気ヘッドが
磁気記録媒体107に吸着してしまい、起動時に磁気記
録媒体107を機械的、かつ磁気的に損傷してしまうと
いう問題の発生を防止していた。
【0010】また、ヘッド支持装置の別方式の一つとし
て、ロード・アンロード方式(以下、L/UL方式と記
す)があった。
【0011】図8にL/UL方式の磁気記録再生装置の
構成を示す概略斜視図を示す。図8において、ヘッド支
持装置108は図6に示したCSS方式におけるヘッド
支持装置108とほぼ類似した構成であるが、磁気記録
再生装置の停止時には、ヘッド支持装置108が軸受部
105を中心にして回動し、磁気記録媒体107の外側
に移動する。この時、磁気記録媒体107の外側には、
磁気ヘッド保持部110が設けられており、サスペンシ
ョン102に支持されたスライダ101をそのテーパ部
上に乗り上げさせることにより、スライダ101及び磁
気ヘッドと磁気記録媒体107との吸着を防ぐ構成にな
っていた。
【0012】次に図7を用いて、従来のヘッド支持装置
の構成及び作用についてより詳細に説明する。図7は、
従来のヘッド支持装置における磁気ヘッドの設けられた
部分の要部斜視図である。
【0013】磁気ヘッド(図示せず)は、サスペンショ
ン102の一端下面に設けられたスライダ101の、磁
気記録媒体112との対向面に設けられており、サスペ
ンション102の他端が折り曲げられて板バネ部103
として作用し、板バネ部103が支持アーム104に接
続されている。CSS方式の場合、磁気記録媒体の回転
停止時には、スライダ101は磁気記録媒体と接触して
おり、この板バネ部103の磁気記録媒体に対する反力
によって、スライダ101を磁気記録媒体側へ付勢する
構成であった。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】以上述べてきたよう
に、磁気記録再生装置のヘッド支持装置においては、ス
ライダに対して、所定の荷重を磁気記録媒体方向へ印加
することが必要であった。
【0015】これは外部からの衝撃や、記録再生時に磁
気記録媒体面の上下動があっても、スライダを安定に浮
上させて、スライダに搭載された磁気ヘッドのオフトラ
ックを防止するためであった。
【0016】また、磁気記録再生装置の記録再生時にお
いて、磁気記録媒体面の上下動等にスライダを追従させ
る必要があるため、ヘッド支持装置は、ある程度の柔軟
性を有した構成であることが必要であった。
【0017】さらにまた、磁気記録再生装置の小型化、
特に薄形化を達成するためには、ヘッド支持装置を、磁
気記録媒体面の垂直方向に薄く形成する必要があった。
【0018】しかし、従来のヘッド支持装置において
は、前述したように、サスペンションと支持アームとを
板バネ部で接続するような構成であるので、ヘッド支持
装置に対する多様な要求を満足させるためには、相反す
る要件を満たすことが要求された。
【0019】すなわち、具体的には、まず磁気ヘッドを
搭載したスライダを安定して浮上させるために、スライ
ダに必要とする荷重を掛けるに充分な反力を板バネ部が
有することが必要であった。
【0020】次に、磁気記録媒体の上下動や、量産時の
磁気記録再生装置毎のスライダと磁気記録媒体との距離
の製造バラツキ等によって、スライダの磁気記録媒体へ
の荷重が変化することを防ぐために、ヘッド支持装置が
ある程度の柔軟性を有することが必要であった。
【0021】従来のヘッド支持装置においては、板バネ
部に図7に示すような切り欠き部111が設けられ、こ
れにより板バネ部の剛性を下げると共に、そのバネ定数
を小さくし、柔軟性を有させるような設計がなされてい
た。
【0022】また、板バネ部の剛性を下げるためにサス
ペンションを薄板構造にした場合、ヘッド支持装置が位
置決めのために移動する際、主共振点の周波数、いわゆ
る共振周波数が低いために、ねじれ等の振動モードが発
生し、その結果、発生した振動モードをセトリング(整
定)するのに時間がかかり、結果としてアクセス時間を
短時間化することに限界があった。
【0023】さらに、従来のヘッド支持装置において
は、その重心は、板バネ部よりも磁気ヘッド寄りに位置
したために、磁気記録再生装置に外部からの強い衝撃等
が加わった場合、スライダ部分での、磁気記録媒体の回
転によって発生する空気流による浮揚力と、スライダを
磁気記録媒体側へ付勢するヘッド支持装置による付勢力
とのバランスが崩れ、スライダが磁気記録媒体から跳躍
するような現象が発生する。このため、スライダが磁気
記録媒体に衝突し、磁気記録媒体に磁気的損傷または機
械的損傷を与えてしまう可能性があった。
【0024】スライダに加える荷重は、板バネのフォー
ミングにより決まるが、スライダの種類により加える荷
重が異なるためにサスペンションをスライダにあわせて
変更する必要があった。
【0025】また、板バネのばらつきにより所定の荷重
が得られない場合は、サスペンションを廃棄するしか方
法がなかった。その理由として、板バネ部のフォーミン
グ形状が、単に荷重調整だけではなくサスペンションの
共振特性に大きく関与するためである。したがって、後
から荷重調整するとサスペンションの共振性能を犠牲に
することになる。
【0026】以上のような課題は、磁気記録再生装置に
特有な課題ではなく、浮上形のヘッドを有するディスク
装置、例えば光ディスク装置や光磁気ディスク装置等に
おいても同様の課題を有していた。
【0027】本発明は、これらの課題を解決するために
なされたもので、ヘッドに必要充分な荷重を掛けなが
ら、高い柔軟性を有すると共に、薄く、耐衝撃性の高い
ヘッド支持装置を提供する。さらにスライダに加える荷
重を任意に設定できることを目的とする。
【0028】
【課題を解決するための手段】本発明のヘッド支持装置
は、ヘッドの取り付けられた支持アームと、前記支持ア
ームを記録媒体の半径方向に回動可能にする軸受部と、
前記支持アームを記録面に対して垂直方向に回動可能に
する一対の頂部を有するピボット軸受と、前記支持アー
ムに対して、前記記録媒体に向かう方向に付勢力を付与
する弾性手段と、前記弾性手段を前記軸受部に固定する
固定手段と、前記弾性手段の変形量を可変する調整手段
とを有することを特徴とする。これにより、剛体を有す
る部分と弾性を有する部分とをそれぞれ独立して設ける
ことができるので、共振周波数の高いヘッド支持装置を
提供することができる。
【0029】また、外部から衝撃が印加された場合、支
持アーム部分を高剛性部材で形成することができるの
で、耐衝撃性を高くすることができる。ヘッド支持装置
が上下方向に回動自在に構成されることにより、記録媒
体の停止時にヘッドを記録媒体から離して保持すること
ができる。
【0030】また、弾性手段が軸受部と支持アームとの
間に設けられた板バネによることにより、記録媒体に垂
直な方向に薄い構成のヘッド支持装置を簡易に提供する
ことができる。
【0031】また、軸受部には、支持アームと接するよ
うに、一対の頂部を有するピボット軸受が設けられ、ピ
ボット軸受の頂部と支持アームとが当接する点を支点と
して、支持アームが記録面に対して垂直方向に回動可能
に設けられることにより、簡易な構成で回動中心を正確
に定めることができるので、ヘッドの位置決め制御をよ
り正確に行うことが可能となる。
【0032】また、前記ピボット軸受に設けられた一対
の頂部が、前記軸受部の軸心を通り、前記支持アームの
長手方向に垂直であり、且つ、前記支持アームの長手方
向を通る線上で前記支持アームと当接するように設けら
れることにより、支持アームの長手方向の重量バランス
が良い耐衝撃性に優れたヘッド支持装置を提供すること
ができる。
【0033】さらに、ピボット軸受の各頂部が、支持ア
ームの長手方向の中心線に対して対称な位置に設けられ
ることにより、支持アームの幅方向の重量バランスが良
い、耐衝撃性に優れたヘッド支持装置を提供することが
できる。
【0034】また、ヘッドが支持アーム上に設けられた
スライダによって保持されたことにより、より正確にヘ
ッドを浮上させることがスライダ設計により可能とな
る。
【0035】また、スライダを、ロール方向及びピッチ
方向に自在に支持するジンバル機構を支持アーム上に設
けたことにより、記録再生装置の記録再生時に、スライ
ダの記録媒体に対するロール方向、ピッチ方向の不要な
傾きを、ジンバル機構によって吸収することが可能とな
る。
【0036】さらに、支持アームの、記録媒体の半径方
向の回動が、支持アームに設けられたボイスコイルモー
タによることにより、より高速の回動動作が可能とな
る。
【0037】さらにまた、弾性手段によって保持された
支持アームの重心位置が、支持アームの記録媒体の半径
方向の回動軸と記録媒体の記録面に対して垂直方向の
回動軸との交点と同一であるように構成すれば、外部か
らの衝撃等があった場合に、支持アームの不要な振動を
最小限に抑えることができる。
【0038】板バネの軸受け側固定部の高さを変えるこ
とによりスライダーの磁気ディスク媒体に対する付勢力
を任意に調整できる。これにより、スライダの荷重仕様
が変更されてもヘッド支持機構の変更を必要としない。
【0039】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて説明する。
【0040】(実施の形態1)まず、実施の形態1とし
て、本発明のヘッド支持装置の動作原理を磁気記録再生
装置を例として説明する。
【0041】図1は本発明のヘッド支持装置の動作原理
について示すための、ヘッド支持装置の概略構成を示す
側面図であり、図2はその平面図であり、図3は分解構
成図である。
【0042】図1、および図2において、下面に磁気ヘ
ッド(図示せず)を設けたスライダ1を、一端下面に搭
載した支持アーム2は、他端側において、図示するよう
に板バネ部4の一端側部分と止着されている。板バネ部
4の他端側部分はバネ固定部材5と固着され、スペーサ
ー50を介してピボット軸受11に止着されている。
【0043】これによって、支持アーム2はピボット軸
受11に板バネ部4を介して弾性的に保持された状態と
なる。
【0044】また、ピボット軸受11には一対の頂部1
1a及び11b(図示せず)が設けられており、その頂
部が支持アーム2に対し、それぞれ図2におけるPa、
およびPb点において当接し、板バネ部4の弾性力によ
って支持アーム2の一端側が磁気記録媒体12方向へ付
勢され、このとき、当接点Pa及びPb点には圧縮応力
が発生する。磁気記録媒体12が無い場合は、板バネ部
4が変形して、支持アーム2は図1における点線で示し
た位置になるように構成されている。
【0045】なお、ピボット軸受11の各頂部11a及
び11bは、支持アーム2が磁気記録媒体12の半径方
向に回動する際の回動中心軸方向及び支持アーム2の長
手方向に対して垂直で、その回動中心軸を通る線上にお
いて支持アーム2と当接するように設けられている。
【0046】磁気記録再生装置の動作時、ピボット軸受
11の各頂部11a及び11bにより支持アーム2は図
1における実線で示した状態になる。このとき、板バネ
4は平面状態から図に示す略S字状に変形する。このと
きスライダ1へのロード荷重は、ピボット軸受11の各
頂部11a及び11bをてこの支点として板バネ4の弾
性力により生じることになる。
【0047】板バネ4の変形量は、スペーサ50の厚み
によって変えることが可能である。すなわち、ヘッド支
持アームを組み立てた後、スライダの付勢力を測定し規
格値を満足しない場合には、スペーサー50の厚みを変
更することによりスライダの付勢力を調整することがで
きる。
【0048】本発明の特徴は、スペーサー50の厚みを
変更しスライダの付勢力を変化させても支持アーム2の
磁気記録媒体に対する位置は不変でスライダの浮上特性
に影響を与えないことである。従来のサスペンション
(図7)でサスペンションの取り付け高さを変えてスラ
イダの付勢力を変えようとすると、サスペンション10
2の記録媒体に対する傾きが変わる。したがって、スラ
イダ101の姿勢が微妙に変化しスライダの浮上特性に
影響を生じる。
【0049】ヘッド支持装置をこのような構成にするこ
とにより、支持アーム2を剛性の高い材料で形成するこ
とができる。このため、ピボット軸受11から、ピボッ
ト軸受の各頂部11a及び11b、支持アーム2のピボ
ット軸受11に支持された領域からスライダ1が形成さ
れる領域にいたるまでの全領域において、剛性の高い材
料によってヘッド支持装置を形成することができる。
【0050】このように支持アーム2を高剛性な材料で
形成すれば、支持アーム2の共振周波数を高くすること
ができるので、従来問題となっていた振動モードが発生
せず、セトリング動作が必要ないので、高速な支持アー
ム2の回動及び位置決めが可能となり、磁気記録再生装
置のアクセス速度を向上することが可能となる。
【0051】また弾性手段である板バネ部4が、支持ア
ーム2の構造の中には組み込まれず、支持アーム2とは
独立して設けられているために、板バネ部4の厚み、材
質等を変更することにより、板バネ部4の強度及びバネ
定数を選定することが可能となる。
【0052】また、ヘッド支持装置を使用する際の構成
によって、板バネ部4によって保持された部分の重心位
置、たとえばボイスコイルモータによって回動を行う場
合には、ボイスコイルとコイルホルダとを装着した状態
での支持アーム2の重心位置を、支持アーム2の磁気記
録媒体12の半径方向の回動軸と磁気記録媒体12の記
録面に対して垂直方向の回動軸との交点と同一、つまり
支持アーム2とピボット軸受11の頂部11a及び11
bとが当接する点Pa及びPbを結ぶ線上の中点Pと実
質的に同じ位置となる(図2において、P点とPa点と
の距離及びP点とPb点との距離が等しくLとなる)よ
うにヘッド支持装置を設計することにより、外部からの
衝撃等に対して、振動の少ない、安定したヘッド支持装
置を提供することが可能となる。この場合、最も耐衝撃
性の大きいヘッド支持装置を提供することができるが、
多少のずれは実用上問題ない。
【0053】さらに、図1に示すように、スライダ1を
ジンバル機構13に設けるとともに、支持アーム2に直
接ジンバル機構13を設け、支持アーム2の一端下面に
形成したディンプル14を介して支持することにより、
磁気記録再生装置の動作時におけるスライダ1の磁気記
録媒体12に対するロール方向、ピッチ方向の不要な振
動等にも追従する柔軟性あるヘッド支持装置を実現する
ことができる。
【0054】以上のように、本発明のヘッド支持装置に
おいては、スライダ1へのロード荷重を大きく、柔軟性
を高く、さらに構造体の剛性を高くしたい、という相反
する要請を、それぞれ別々の構成要素の作用として独立
して実現することができ、ヘッド支持装置の設計が簡易
になると共に、その設計の自由度を飛躍的に広げること
が可能となる。
【0055】さらに、本発明のヘッド支持装置において
は、板バネ4はフリーな状態では平板である。したがっ
て、従来のヘッド支持装置のような非常に精密な板バネ
部のフォーミング加工(曲げ加工)の必要が無いので、
従来と比較して簡易にヘッド支持装置を製造することが
できる。
【0056】さらにまた、スライダ仕様が変更となりス
ライダの付勢力を変更する場合、これまではサスペンシ
ョンも新しいスライダに対応した付勢力のものに変える
必要があったが、本願では、変更の必要がなく同じヘッ
ド支持アームを使えるという利点がある。
【0057】次に本発明のヘッド支持装置の動作につい
て、図1及び図2を用いて説明する。
【0058】前述のように、磁気記録媒体12が停止し
ている際には、スライダ1と磁気記録媒体12が接触し
て停止しているが、磁気記録媒体12が記録再生時に回
転開始した場合には、スライダ1が浮上し、板バネ部4
が変形し、支持アーム2が図1における実線で示した状
態で、磁気ヘッドと磁気記録媒体12との間に一定の空
隙を保って磁気記録再生が行われる。
【0059】この場合、図1中の点線の状態に支持アー
ム2を戻そうとする板バネ部4の反力が、スライダ1に
印加されるロード荷重となる。
【0060】板バネ部4の材質、厚み、ピボット軸受1
1の頂部11a及び11bの高さ、または支持アーム2
と板バネ部4との継部である図1中のG点との位置関係
によって、基本となるロード荷重を設計することができ
る。
【0061】例えば、板バネ部4を剛性の高い材料で、
厚く形成することにより大きなロード荷重を印加するこ
とができ、またピボット軸受11の頂部11a及び11
bを高くすること、または図における支持アーム2と
板バネ部4との継部G点の位置をP点に近づけることに
よっても、大きなロード荷重をスライダ1に対して印加
することができる。
【0062】(実施の形態2)次に本発明の実施の形態
2として、実施の形態1に示した動作原理を実現するた
めの、ヘッド支持装置として、本発明の磁気記録再生装
置のヘッド支持装置の構成を示す。
【0063】図3は、本発明のヘッド支持装置の構成を
示す分解斜視図であり、図4は、図3の状態より組み付
けが進んだ状態の本発明のヘッド支持装置の構成を示す
分解斜視図であり、図5は、本発明のヘッド支持装置の
要部側面図である。
【0064】図3及び図4に示すように、ヘッド支持装
置9において、環状の板バネ部4と同じく環形状のバネ
固定部材5と溶接ポイント4a,4b,4c,及び4d
で接続されている。支持アーム2と板バネ4とは、溶接
ポイント4e,4f,4g,及び4hで支持アーム2と
結合されている。支持アーム2は、ボイスコイルモータ
によって磁気記録媒体12の半径方向に回動可能となる
ように、ボイスコイル3を取り付けたコイルホルダ8に
接続されている。これらの部材がピボット軸受11とス
ペーサ50とカラー26共に、軸受部10とナット27
とによって挟持される構成となっている。
【0065】また、図5に示すように、軸受部10に設
けられた取付ねじ7によって、ヘッド支持装置9全体が
基板15に軸止されている。
【0066】図5を用いて各部材間の接続をさらに詳細
に説明する。まず、回転軸の紙面に向かって右側の部分
において、板バネ部4の上面と支持アーム2の下面とが
接続され、紙面に向かって左側の部分において板バネ部
4及びバネ固定部材5は、ピボット軸受11のカラー部
11c、スペーサ50と共に、軸受部10とナット6と
によって挟持されている。また、コイルホルダ8は支持
アーム2に取り付けられた構成になっている。
【0067】このような構成にすることにより、板バネ
部4は、図5に示すように略S字状に2段階に折れ曲が
るように変形し、支持アーム2が弾性的に保持される構
成が実現できる。
【0068】また、軸受部10はベアリングを内蔵して
おり、支持アーム2は磁気記録媒体の半径方向に回動
し、一端下面に設けられた磁気ヘッドを所定の位置へ移
動させることができる。
【0069】ピボット軸受11の頂部11a及び11b
は、軸受部10の軸方向及び支持アーム2の長手方向に
垂直で、軸受部10の磁気記録媒体の半径方向の回動中
心を通る線上で支持アーム2と当接するように設けられ
ている。
【0070】さらに、ピボット軸受11の各頂部11
a、及び11bは、それぞれ支持アーム2の長手方向の
中心線に対して対称な位置に設けられており、この一対
の頂部11a、及び11bによって、支持アーム2が押
下される構成になっている。
【0071】また、板バネ部4によって保持された部分
の重心位置、つまりボイスコイル3とコイルホルダ8と
を装着した状態での支持アーム2の重心位置を、支持ア
ーム2とピボット軸受11の頂部11a及び11bとが
当接する点Pa及びPbを結ぶ線上の中点Pと実質的に
同じ位置となる(図2において、P点とPa点との距離
及びP点とPb点との距離が等しくLとなる)ように、
ヘッド支持装置9を設計することにより、外部からの衝
撃等に対して、振動の少ない、安定したヘッド支持装置
を提供することが可能となる。この場合、最も耐衝撃性
の大きいヘッド支持装置を提供することができるが、多
少のずれは実用上問題ない。
【0072】また、スライダ1及びジンバル機構13の
重量も考慮し、ボイスコイル3、コイルホルダ8、スラ
イダ1及びジンバル機構13とを装着した状態での支持
アーム2の重心位置をP点と実質的に同じ位置となるよ
うにヘッド支持装置9を形成してもよい。
【0073】ここで各部材について説明する。まず支持
アーム2は金属、例えばステンレス鋼(SUS304)
にて一体に厚さ64μmに形成されている。支持アーム
2の形成にはエッチング法又はプレス加工法を用いるこ
ともできる。
【0074】このような支持アーム2を用いることによ
り、その共振周波数を、従来の2kHz前後から10k
Hz前後へと非常に高周波にすることができるために、
従来よりさらにヘッド支持装置の回動速度及びそのアク
セス速度の速い磁気記録再生装置を得ることができる。
【0075】なお、支持アーム2の先端部の図中Cに
示した領域に、長手方向の剛性を上げるために、磁気記
録媒体の記録面に垂直な方向に高さ0.2mm程度の折
り曲げ部を設けてもよい。
【0076】また、図3に示すように、スライダ1はジ
ンバル機構13によって、ディンプル(図示せず)を介
してロール方向、ピッチ方向に傾動可能に支持されてお
り、スライダ1の磁気記録媒体12との対向する面側
に、磁気ヘッドが設けられている。
【0077】バネ固定部材5は金属、例えばステンレス
鋼(SUS304)にて厚さ0.1mmに形成され、板
バネ部4は金属、例えばステンレス鋼(SUS304)
にて厚さ38μmに形成されている。これらの形成はエ
ッチング法、もしくはプレス加工法を用いて加工、成形
を行うことができる。
【0078】また、コイルホルダ8は金属、例えばA
l、またはPPS(ポリフェニルサルファイド)を用い
て厚さ0.3mmに形成されている。形成にはAlの場
合はダイカスト法またはプレス加工法を用い、PPSの
場合には公知の樹脂成形方法にて行うことができる。
【0079】また、各部材間の接続については、スポッ
ト溶接法、超音波溶接法、およびレーザ溶接法等の公知
の方法で行うことができる。
【0080】なお、本発明においては、各部材の製造方
法、または各部材間の接続方法について、何ら限定する
ものではない。
【0081】以上のような構成にすることにより、実施
の形態1に示したような原理を具現化できるヘッド支持
装置を提供することができる。
【0082】また、このようなヘッド支持装置9の構成
にすることにより、ピボット軸受11の頂部11a及び
11bを支点として支持アーム2が磁気記録媒体の記録
面に垂直な方向に自由に回動することができるので、従
来にない、新しい動作を行うことができる。
【0083】つまり、例えばCSS方式の磁気記録再生
装置において、従来は支持アーム2を上下方向に任意に
動かすことができなかったために、図6における、B領
域の表面を、A領域の表面よりも粗く形成しておくこと
により、停止時にスライダ1が磁気記録媒体12に吸着
することを防止する必要があったが、本発明のヘッド支
持装置によれば、支持アーム2を図4に示す支持アーム
解除用バネ51により、支持アーム解除ピン53を下に
操作することが可能であり、磁気記録再生装置の停止時
には、支持アーム2を磁気記録媒体12から少し離して
おくことが可能である。このために、磁気記録媒体12
にB領域のような磁気ヘッドの退避領域を不要とするこ
とができる。
【0084】なお、本発明の実施の形態においては、磁
気ヘッドを用いた磁気記録再生装置のヘッド支持装置に
ついて説明したが、本発明のヘッド支持装置は、非接触
型のディスク記録再生装置、たとえば光ディスク装置や
光磁気ディスク装置等のヘッド支持装置として用いた場
合も同様の効果を有する。
【0085】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のヘッド支持
装置を用いれば、ヘッドに十分な荷重を掛けながら、高
い柔軟性を有し、耐衝撃性の高い、高速アクセスが可能
なヘッド支持装置を提供することができる。
【0086】また、本発明のヘッド支持装置を用いれ
ば、支持アームの上下動が可能となるので、記録媒体の
回転停止時には、ヘッドを記録媒体から離して保持する
ことが可能となる。
【0087】さらに、スライダの付勢力の仕様が変更さ
れても、本ヘッド支持機構を変更する必要がない。これ
により磁気ディスク装置の機種変更が生じてもヘッド支
持機構を共通に使用できるためコストの大幅削減が可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1におけるヘッド支持装置
の動作原理について示す側面図
【図2】本発明の実施の形態1におけるヘッド支持装置
の動作原理について示す平面図
【図3】本発明の実施の形態2におけるヘッド支持装置
の構成を示す斜視図
【図4】本発明の実施の形態2におけるヘッド支持装置
の構成を示す分解斜視図
【図5】本発明の実施の形態2におけるヘッド支持装置
の構成を示す軸受部付近の要部側面図
【図6】従来の磁気記録再生装置のヘッド支持装置の構
成と、ヘッド支持装置と磁気記録媒体との関係を示す平
面図
【図7】従来のヘッド支持装置における磁気ヘッドの設
けられた部分の要部斜視図
【図8】従来のL/UL方式の磁気記録再生装置の構成
を示す概略斜視図
【符号の説明】
1 スライダ 2 支持アーム 3 ボイスコイル 4 板バネ部 5 バネ固定部材 6 ナット 7 取付ねじ 8 コイルホルダ 9 ヘッド支持装置 10 軸受部 11 ピボット軸受 11a、11b 頂部 11c カラー部 12 磁気記録媒体 13 ジンバル機構 14 ディンプル 15 基板 50 スペーサ 51 支持アーム解除用バネ 52 ヨーク 53 支持アーム解除ピン 101 スライダ 102 サスペンション 103 板バネ部 104 支持アーム 105 軸受部 106 ボイスコイル 107 磁気記録媒体 108 ヘッド支持装置 109 スピンドルモータ 110 磁気ヘッド保持部 111 切り欠き部 112 磁気記録媒体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 5/56 - 5/60 G11B 17/32 - 17/34 G11B 21/00 - 21/06 G11B 21/12 - 21/26

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッドの取り付けられた支持アームと、 前記支持アームを記録媒体の半径方向に回動可能にする
    軸受部と、 前記支持アームを記録面に対して垂直方向に回動可能に
    する一対の頂部を有するピボット軸受と、 前記支持アームに対して、前記記録媒体に向かう方向に
    付勢力を付与する弾性手段と、 前記弾性手段を前記軸受部に固定する固定手段と、 前記弾性手段の変形量を可変する調整手段とを有するこ
    とを特徴とするヘッド支持装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のヘッド支持装置におい
    て、 前記調整手段を介して前記弾性部材と前記ピボット軸受
    が止着されていることを特徴とするヘッド支持装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のヘッド支持装置におい
    て、 前記支持アームが金属により形成されていることを特徴
    とするヘッド支持装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のヘッド支持装置におい
    て、 前記弾性手段は、前記軸受部と前記支持アームとの間に
    設けられた板バネであることを特徴とするヘッド支持装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載のヘッド支持装置におい
    て、 前記弾性手段が前記軸受部と前記支持アームとを連結す
    る板バネであることを特徴とするヘッド支持装置。
  6. 【請求項6】 請求項に記載のヘッド支持装置におい
    て、 前記一対の頂部が、前記軸受部の軸方向及び前記支持ア
    ームの長手方向に垂直で、前記軸受部の前記記録媒体の
    半径方向の回動中心を通る線上で前記支持アームと当接
    するように設けられたことを特徴とするヘッド支持装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項に記載のヘッド支持装置におい
    て、 前記ピボット軸受の各頂部が、前記支持アームの長手方
    向の中心線に対して対称な位置に設けられたことを特徴
    とするヘッド支持装置。
  8. 【請求項8】 請求項1から請求項までのいずれかに
    記載のヘッド支持装置において、 前記ヘッドが前記支持アーム上に設けられたスライダに
    よって保持されたことを特徴とするヘッド支持装置。
  9. 【請求項9】 請求項に記載のヘッド支持装置におい
    て、 前記スライダをロール方向及びピッチ方向に自在に支持
    するジンバル機構を、前記支持アーム上に設けたことを
    特徴とするヘッド支持装置。
  10. 【請求項10】 請求項1から請求項までのいずれか
    に記載のヘッド支持装置において、 前記支持アームの、前記記録媒体の半径方向の回動が、
    前記支持アームに設けられたボイスコイルモータによる
    ことを特徴とするヘッド支持装置。
  11. 【請求項11】 請求項1から請求項10までのいずれ
    かに記載のヘッド支持装置において、前記弾性手段によって保持された前記支持アームの 重心
    位置が、前記支持アームの前記記録媒体の半径方向の回
    動軸と前記記録媒体の記録面に対して、垂直方向の回動
    軸との交点と同一であることを特徴とするヘッド支持装
    置。
  12. 【請求項12】 請求項1から11までのいずれかに
    載のヘッド支持装置において、 前記調整手段は、スペーサの厚みを変えることで、前記
    スライダの付勢力を調整することを特徴とするヘッド支
    持装置。
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