JPH0599973A - 故障検出装置付計器 - Google Patents
故障検出装置付計器Info
- Publication number
- JPH0599973A JPH0599973A JP3324968A JP32496891A JPH0599973A JP H0599973 A JPH0599973 A JP H0599973A JP 3324968 A JP3324968 A JP 3324968A JP 32496891 A JP32496891 A JP 32496891A JP H0599973 A JPH0599973 A JP H0599973A
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- JP
- Japan
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- voltage
- sensor
- amplifier
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- Pending
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- Testing Or Calibration Of Command Recording Devices (AREA)
- Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
- Measurement Of Current Or Voltage (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な回路構成で断線等の異常を検出可能に
した故障検出装置付計器を提供することを目的とする。 【構成】 センサ1とセンサ出力を増幅すオペアンプ2
とを接続する接続線6に断線があった場合、電源12を
介してダイオード11と抵抗器10とに電流が流れる。
この時、オペアンプの非反転入力端子2cの電圧は所定
の電圧以下になる。この電圧はA/Dコンバータ7を介
してマイクマイピュータ9に入力されるが、マイクロコ
ンピュータ9は、A/Dコンバータ7の出力データ7a
と基準データ8とを比較し、この比較結果に基づき、所
定の制御を行なう。
した故障検出装置付計器を提供することを目的とする。 【構成】 センサ1とセンサ出力を増幅すオペアンプ2
とを接続する接続線6に断線があった場合、電源12を
介してダイオード11と抵抗器10とに電流が流れる。
この時、オペアンプの非反転入力端子2cの電圧は所定
の電圧以下になる。この電圧はA/Dコンバータ7を介
してマイクマイピュータ9に入力されるが、マイクロコ
ンピュータ9は、A/Dコンバータ7の出力データ7a
と基準データ8とを比較し、この比較結果に基づき、所
定の制御を行なう。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、故障検出装置付計器
に係り、特に、センサとセンサ出力を増幅する増幅器と
を接続する接続線に断線等の異常があった場合、この異
常を検出可能にした故障検出装置に関する。
に係り、特に、センサとセンサ出力を増幅する増幅器と
を接続する接続線に断線等の異常があった場合、この異
常を検出可能にした故障検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、センサの電圧出力が1V及至
5Vの計器では、センサとセンサ出力を増幅する増幅期
間を接続する接続線に断線が発生した場合、電圧値が大
であること及び電圧源のインピーダンスが大であるた
め、熱電対センサで行なわれている様な高抵抗によるプ
ルアップでは断線検出が出来ず、この様な場合低電流源
を用いるなどして、複雑な回路で断線検出を行なってい
た。
5Vの計器では、センサとセンサ出力を増幅する増幅期
間を接続する接続線に断線が発生した場合、電圧値が大
であること及び電圧源のインピーダンスが大であるた
め、熱電対センサで行なわれている様な高抵抗によるプ
ルアップでは断線検出が出来ず、この様な場合低電流源
を用いるなどして、複雑な回路で断線検出を行なってい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上記した点
に鑑みてなされたものであり、その目的とするところ
は、簡単な回路構成で断線等の異常を検出可能にした故
障検出装置付計器を提供することにある。
に鑑みてなされたものであり、その目的とするところ
は、簡単な回路構成で断線等の異常を検出可能にした故
障検出装置付計器を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明の故障検出装置
付計器は、出力が直流電圧であるセンサと、前記センサ
の直流電圧を増幅する直流増幅器と、前記直流増幅器の
出力電圧をディジタルデータに変換するA/Dコンバー
タと、前記センサと前記直流増幅器とを結ぶ接続線に断
線等の異常がある場合前記直流増幅器の入力を所定の値
に制御する回路手段と、予め定めた基準データと、前記
A/Dコンバータの出力値である前記ディジタルデータ
と前記基準データとを比較するデータ比較手段とで構成
したものである。
付計器は、出力が直流電圧であるセンサと、前記センサ
の直流電圧を増幅する直流増幅器と、前記直流増幅器の
出力電圧をディジタルデータに変換するA/Dコンバー
タと、前記センサと前記直流増幅器とを結ぶ接続線に断
線等の異常がある場合前記直流増幅器の入力を所定の値
に制御する回路手段と、予め定めた基準データと、前記
A/Dコンバータの出力値である前記ディジタルデータ
と前記基準データとを比較するデータ比較手段とで構成
したものである。
【0005】
【作用】この発明によれば、センサとセンサ出力を増幅
する増幅器とを接続する接続線に断線があった場合、電
源を介してダイオードと抵抗器に電流が流れる。この
時、オペアンプの非反転入力端子の電圧は所定の電圧以
下になる。この電圧は、A/Dコンバータを介してマイ
クロコンピュータに入力されるが、マイクロコンピュー
タは、A/Dコンバータの出力データと、基準データと
を比較し、この比較結果に基づき、所定の制御を行な
う。
する増幅器とを接続する接続線に断線があった場合、電
源を介してダイオードと抵抗器に電流が流れる。この
時、オペアンプの非反転入力端子の電圧は所定の電圧以
下になる。この電圧は、A/Dコンバータを介してマイ
クロコンピュータに入力されるが、マイクロコンピュー
タは、A/Dコンバータの出力データと、基準データと
を比較し、この比較結果に基づき、所定の制御を行な
う。
【0006】
【実施例】この発明に係る故障検出装置付計器の実施例
を図1に基づき説明する。
を図1に基づき説明する。
【0007】図中、1は、0.6V及至5.4V電圧値
を出力するセンサ、2はセンサ1の直流電圧を増幅する
オペアンプ、3はオペアンプ2の出力端2aと反転入力
端子2bとを接続する抵抗器、4はオペアンプ2の反転
入力端子2bとグランド5間に設けた抵抗器、6はセン
サ1とオペアンプ2の非反転入力端子2cとを結ぶ接続
線、7はオペアンプ2の出力端2aの、電圧データを、
ディジタルデータに変換するA/Dコンバータ、8は接
続線6を介してセンサ1が、オペアンプ2の非反転入力
端子2cに接続している正規の状態の時にA/Dコンバ
ータ7の出力に得られるはずの基準データ、9はA/D
コンバータ7の出力データ7aと基準データ8とを比較
する比較手段を有するマイクロコンピュータ、10は接
続線6の異常を検出するために、オペアンプ2の非反転
入力端子2cとグランド間5に設けた抵抗器、11は、
同じ目的で設けたショットキーダイオード(以下、ダイ
オードという)であり、アノードを非反転入力端子2c
に、また、カソードを電源12に接続している。なおダ
イオード11の順方向の電圧降下は0.3Vと非常にち
いさい。
を出力するセンサ、2はセンサ1の直流電圧を増幅する
オペアンプ、3はオペアンプ2の出力端2aと反転入力
端子2bとを接続する抵抗器、4はオペアンプ2の反転
入力端子2bとグランド5間に設けた抵抗器、6はセン
サ1とオペアンプ2の非反転入力端子2cとを結ぶ接続
線、7はオペアンプ2の出力端2aの、電圧データを、
ディジタルデータに変換するA/Dコンバータ、8は接
続線6を介してセンサ1が、オペアンプ2の非反転入力
端子2cに接続している正規の状態の時にA/Dコンバ
ータ7の出力に得られるはずの基準データ、9はA/D
コンバータ7の出力データ7aと基準データ8とを比較
する比較手段を有するマイクロコンピュータ、10は接
続線6の異常を検出するために、オペアンプ2の非反転
入力端子2cとグランド間5に設けた抵抗器、11は、
同じ目的で設けたショットキーダイオード(以下、ダイ
オードという)であり、アノードを非反転入力端子2c
に、また、カソードを電源12に接続している。なおダ
イオード11の順方向の電圧降下は0.3Vと非常にち
いさい。
【0008】そして、電源12の電圧及び抵抗器10の
抵抗値R10は、接続線6が断線したとき、非反転入力
端子2cの電圧が0.6V以下になる様に、それぞれ設
定している。
抵抗値R10は、接続線6が断線したとき、非反転入力
端子2cの電圧が0.6V以下になる様に、それぞれ設
定している。
【0009】この様に構成した故障検出装置付計器にお
いて、接続線6が正規の状態にある時には、ダイオード
6は、OFF状態であり、入力インピーダンスはR10
の状態でセンサ1の出力電圧がオペアンプ2に入力され
ている。オペアンプ2は、非反転増幅器を構成している
から、同相で増幅され、A/Dコンバータ7でディジタ
ルデータに変換される。そして、マイクロコンピュータ
9は、この値と基準データ8とを比較するが、A/Dコ
ンバータ7の出力データ7aは正常な値であるから、マ
イクロコンピュータ9は制御信号を出力しない。
いて、接続線6が正規の状態にある時には、ダイオード
6は、OFF状態であり、入力インピーダンスはR10
の状態でセンサ1の出力電圧がオペアンプ2に入力され
ている。オペアンプ2は、非反転増幅器を構成している
から、同相で増幅され、A/Dコンバータ7でディジタ
ルデータに変換される。そして、マイクロコンピュータ
9は、この値と基準データ8とを比較するが、A/Dコ
ンバータ7の出力データ7aは正常な値であるから、マ
イクロコンピュータ9は制御信号を出力しない。
【0010】さて、接続線6が断線もしくは、はずれた
りした様な場合、ダイオード11はPN状態となり、非
反転入力端子2cの電圧は、0.6V以下の通常の電圧
範囲外に固定される。この時マイクロコンピュータ9
は、A/Dコンバータ7の出力データ7aと基準データ
8とを比較するが、A/Dコンバータ7のしゅつりょく
データ7aは、明らかに通常得られるデータの範囲外で
あるから、マイクロコンピュータ9は、所定の制御信号
(図示していない。)を出力して系を安全な状態に制御
する。
りした様な場合、ダイオード11はPN状態となり、非
反転入力端子2cの電圧は、0.6V以下の通常の電圧
範囲外に固定される。この時マイクロコンピュータ9
は、A/Dコンバータ7の出力データ7aと基準データ
8とを比較するが、A/Dコンバータ7のしゅつりょく
データ7aは、明らかに通常得られるデータの範囲外で
あるから、マイクロコンピュータ9は、所定の制御信号
(図示していない。)を出力して系を安全な状態に制御
する。
【0011】
【発明の効果】この発明の故障検出装置付計器によれば
上述の様に構成したので、センサ出力に異常があって
も、安価に系を安全な状態に制御することが出来る。
上述の様に構成したので、センサ出力に異常があって
も、安価に系を安全な状態に制御することが出来る。
【図1】この発明に係る故障検出装置付計器の実施例を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
1 センサ 2 オペアンプ 6 接続線 7 A/Dコンバータ 8 基準データ 9 マイクロコンピュータ 10 抵抗器 11 ショットキーダイオード
Claims (2)
- 【請求項1】 出力が直流電圧であるセンサと、前記セ
ンサの直流電圧を増幅する直流増幅器と、前記直流増幅
器の出力電圧をディジタルデータ変換するA/Dコンバ
ータと、前記センサと前記直流増幅器とを結ぶ接続線
に、断線等の異常がある場合、前記直流増幅器の入力を
所定の値に制御する回路手段と、予め定めた基準データ
と、前記A/Dコンバータの出力値である前記ディジタ
ルデータと前記基準データとを比較する比較手段とで構
成したことを特徴とする故障検出装置付計器。 - 【請求項2】 前記回路手段は、直流増幅器の入力端子
とグランド間に設けた抵抗器と、前記入力端子にアノー
ドをまた、カソードを電源に接続したダイオードから成
り、接続線に断線等の異常がある場合、前記ダイオード
を導通せしめるように構成したことを特徴とする請求項
1記載の故障検出装置付計器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3324968A JPH0599973A (ja) | 1991-10-08 | 1991-10-08 | 故障検出装置付計器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3324968A JPH0599973A (ja) | 1991-10-08 | 1991-10-08 | 故障検出装置付計器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0599973A true JPH0599973A (ja) | 1993-04-23 |
Family
ID=18171642
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3324968A Pending JPH0599973A (ja) | 1991-10-08 | 1991-10-08 | 故障検出装置付計器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0599973A (ja) |
-
1991
- 1991-10-08 JP JP3324968A patent/JPH0599973A/ja active Pending
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