JPH088431Y2 - 抵抗値測定装置 - Google Patents
抵抗値測定装置Info
- Publication number
- JPH088431Y2 JPH088431Y2 JP13463789U JP13463789U JPH088431Y2 JP H088431 Y2 JPH088431 Y2 JP H088431Y2 JP 13463789 U JP13463789 U JP 13463789U JP 13463789 U JP13463789 U JP 13463789U JP H088431 Y2 JPH088431 Y2 JP H088431Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- constant current
- circuit
- current circuit
- temperature detector
- resistance value
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
- Measurement Of Resistance Or Impedance (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、測温抵抗体の抵抗値を、二重化した定電
流回路を利用して測定する抵抗値測定装置に関するもの
である。
流回路を利用して測定する抵抗値測定装置に関するもの
である。
〔従来の技術〕 第2図は従来の測温抵抗体の抵抗値測定装置を示すブ
ロック接続図であり、図において、1はサーミスタなど
の測温抵抗体、2は測温抵抗体1に定電流を供給する定
電流回路、3は電圧増幅回路である。
ロック接続図であり、図において、1はサーミスタなど
の測温抵抗体、2は測温抵抗体1に定電流を供給する定
電流回路、3は電圧増幅回路である。
次に動作について説明する。まず、定電流回路2が測
温抵抗体1に対して、常時一定の電流を供給する。この
ため、測温抵抗体1の両端にその抵抗値に応じた電圧が
得られる。また、周辺環境の温度変化により、その抵抗
値が変化すると、測温抵抗体1の両端の電圧が変化する
ので、これを電圧増幅回路3で増幅して出力することに
より、抵抗値測定を行うことができる。
温抵抗体1に対して、常時一定の電流を供給する。この
ため、測温抵抗体1の両端にその抵抗値に応じた電圧が
得られる。また、周辺環境の温度変化により、その抵抗
値が変化すると、測温抵抗体1の両端の電圧が変化する
ので、これを電圧増幅回路3で増幅して出力することに
より、抵抗値測定を行うことができる。
従来の抵抗値測定装置は以上のように構成されている
ので、測温抵抗体1,定電流回路2及び電圧増幅回路3を
系とする系統誤差を低減するために二重化してその平均
値をとったり、あるいは、定電流回路2及び電圧増幅回
路3の故障による他系統への波及を低減するために二重
化するが、このように2重化を図ろうとする場合には、
定電流特性の故に、2つの定電流回路2を単に測温抵抗
体1に並列に接続することができないなどの課題があっ
た。
ので、測温抵抗体1,定電流回路2及び電圧増幅回路3を
系とする系統誤差を低減するために二重化してその平均
値をとったり、あるいは、定電流回路2及び電圧増幅回
路3の故障による他系統への波及を低減するために二重
化するが、このように2重化を図ろうとする場合には、
定電流特性の故に、2つの定電流回路2を単に測温抵抗
体1に並列に接続することができないなどの課題があっ
た。
この考案は上記のような課題を解消するためになされ
たもので、2つの定電流回路のそれぞれから測温抵抗体
に対し、相互に影響を与えずに定電流を供給することに
より、測温抵抗体の抵抗値を、経済的にしかも高信頼度
で測定できる抵抗値測定装置を得ることを目的とする。
たもので、2つの定電流回路のそれぞれから測温抵抗体
に対し、相互に影響を与えずに定電流を供給することに
より、測温抵抗体の抵抗値を、経済的にしかも高信頼度
で測定できる抵抗値測定装置を得ることを目的とする。
この考案に係る抵抗値測定装置は、第1の定電流回路
に第2の定電流回路を直列接続し、第1の電圧増幅回路
に第2の電圧増幅回路を並列接続し、かつこれらの第1,
第2の定電流回路のそれぞれに電流パイパス用のダイオ
ードを並列接続したものである。
に第2の定電流回路を直列接続し、第1の電圧増幅回路
に第2の電圧増幅回路を並列接続し、かつこれらの第1,
第2の定電流回路のそれぞれに電流パイパス用のダイオ
ードを並列接続したものである。
この考案における電流バイパス用のダイオードは、第
1,第2の定電流回路から出力される電流の大きさが異な
っても、余った分を線路へバイパスさせることができ、
これにより定電流回路の二重化による測温抵抗体の抵抗
値測定を、高信頼度にて実施できるようにする。
1,第2の定電流回路から出力される電流の大きさが異な
っても、余った分を線路へバイパスさせることができ、
これにより定電流回路の二重化による測温抵抗体の抵抗
値測定を、高信頼度にて実施できるようにする。
以下、この考案の一実施例を図について説明する。第
1図において、1は測温抵抗体、2は第1の定電流回
路、3は第1の電圧増幅回路で、これらは第2図に示し
たものと同一の回路および回路接続となっている。ま
た、4は第1の定電流回路2に直列接続された第2の定
電流回路、5は第1の電圧増幅回路3に並列接続された
第2の電圧増幅回路、6,7は第1,第2の定電流回路2,4の
それぞれに並列接続された、つまり入出力端子間に接続
された電流バイパス用のダイオード、8はこれらのダイ
オード6,7および配線の一部をブロック化した電流分配
ユニットである。
1図において、1は測温抵抗体、2は第1の定電流回
路、3は第1の電圧増幅回路で、これらは第2図に示し
たものと同一の回路および回路接続となっている。ま
た、4は第1の定電流回路2に直列接続された第2の定
電流回路、5は第1の電圧増幅回路3に並列接続された
第2の電圧増幅回路、6,7は第1,第2の定電流回路2,4の
それぞれに並列接続された、つまり入出力端子間に接続
された電流バイパス用のダイオード、8はこれらのダイ
オード6,7および配線の一部をブロック化した電流分配
ユニットである。
次に動作について説明する。まず、第1の定電流回路
2と第2の定電流回路4は上記のように直列に接続され
て、各々が規定電流を測温抵抗体1に供給している。そ
して、第1,第2の電圧増幅回路3,5はその測温抵抗体1
の端子電圧をそれぞれ増幅する。一方、ダイオード6,7
は第1,第2の定電流回路2,4から出力される規定電流の
値が異なった場合に、余った分を線路へバイパスする。
例えば、第1の定電流回路2の規定電流が第2の定電流
回路4の規定電流よりも大きい場合、その差分の余った
電流が、第2の定電流回路4に流れないように、ダイオ
ード7を通して線路へバイパスされる。このようにし
て、測温抵抗体1の抵抗値測定に使用する定電流回路の
二重化が、これらの2つの定電流回路2,4によって図ら
れ、安全で安定した抵抗値測定を容易に実現できること
になる。
2と第2の定電流回路4は上記のように直列に接続され
て、各々が規定電流を測温抵抗体1に供給している。そ
して、第1,第2の電圧増幅回路3,5はその測温抵抗体1
の端子電圧をそれぞれ増幅する。一方、ダイオード6,7
は第1,第2の定電流回路2,4から出力される規定電流の
値が異なった場合に、余った分を線路へバイパスする。
例えば、第1の定電流回路2の規定電流が第2の定電流
回路4の規定電流よりも大きい場合、その差分の余った
電流が、第2の定電流回路4に流れないように、ダイオ
ード7を通して線路へバイパスされる。このようにし
て、測温抵抗体1の抵抗値測定に使用する定電流回路の
二重化が、これらの2つの定電流回路2,4によって図ら
れ、安全で安定した抵抗値測定を容易に実現できること
になる。
なお、上記実施例では電流バイパス用のダイオード6,
7を電流分配ユニット8に取り付けたものを示したが、
各々の定電流回路2,4ごとに設けられた端子台におけ
る、2つずつの入出力端子に直接取り付けてもよい。
7を電流分配ユニット8に取り付けたものを示したが、
各々の定電流回路2,4ごとに設けられた端子台におけ
る、2つずつの入出力端子に直接取り付けてもよい。
以上のように、この考案によれば第1の定電流回路に
第2の定電流回路を直列接続し、第1の電圧増幅回路に
第2の電圧増幅回路を並列接続し、かつこれらの第1,第
2の定電流回路のそれぞれに電流バイパス用のダイオー
ドを並列接続するように構成したので、定電流回路の二
重化による測温抵抗体の対抗値測定を高信頼度にて、し
かも安価に実現できるものが得られる効果がある。
第2の定電流回路を直列接続し、第1の電圧増幅回路に
第2の電圧増幅回路を並列接続し、かつこれらの第1,第
2の定電流回路のそれぞれに電流バイパス用のダイオー
ドを並列接続するように構成したので、定電流回路の二
重化による測温抵抗体の対抗値測定を高信頼度にて、し
かも安価に実現できるものが得られる効果がある。
第1図はこの考案の一実施例による抵抗値測定装置を示
すブロック接続図、第2図は従来の抵抗値測定装置を示
すブロック接続図である。 1は測温抵抗体、2は第1の定電流回路、3は第1の電
圧増幅回路、4は第2の定電流回路、5は第2の電圧増
幅回路、6,7はダイオード。 なお、図中、同一符号は同一、または相当部分を示す。
すブロック接続図、第2図は従来の抵抗値測定装置を示
すブロック接続図である。 1は測温抵抗体、2は第1の定電流回路、3は第1の電
圧増幅回路、4は第2の定電流回路、5は第2の電圧増
幅回路、6,7はダイオード。 なお、図中、同一符号は同一、または相当部分を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】測温抵抗体に定電流を供給する第1の定電
流回路と、上記測温抵抗体の端子電圧を検出して増幅す
る第1の電圧増幅回路とを備えた抵抗値測定装置におい
て、上記第1の定電流回路に直列接続した第2の定電流
回路と、上記第1の電圧増幅回路に並列接続した第2の
電圧増幅回路と、上記第1の定電流回路および第2の定
電流回路のそれぞれに並列接続した電流バイパス用のダ
イオードとを設けたことを特徴とする抵抗値測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13463789U JPH088431Y2 (ja) | 1989-11-20 | 1989-11-20 | 抵抗値測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13463789U JPH088431Y2 (ja) | 1989-11-20 | 1989-11-20 | 抵抗値測定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0372335U JPH0372335U (ja) | 1991-07-22 |
JPH088431Y2 true JPH088431Y2 (ja) | 1996-03-06 |
Family
ID=35395537
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13463789U Expired - Lifetime JPH088431Y2 (ja) | 1989-11-20 | 1989-11-20 | 抵抗値測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH088431Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-11-20 JP JP13463789U patent/JPH088431Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0372335U (ja) | 1991-07-22 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |