JP3111878B2 - 煙感知器用led電流制御回路 - Google Patents

煙感知器用led電流制御回路

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JP3111878B2
JP3111878B2 JP08005196A JP519696A JP3111878B2 JP 3111878 B2 JP3111878 B2 JP 3111878B2 JP 08005196 A JP08005196 A JP 08005196A JP 519696 A JP519696 A JP 519696A JP 3111878 B2 JP3111878 B2 JP 3111878B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】この発明は煙感知器用LED電流
制御回路に関するものであり、特に、温度特性又は環境
要因特性がLED及び検出回路系の特性と相反するLE
D駆動回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は一般的な光電式煙感知器の構造を
示す。LED11は駆動回路12により間欠的に駆動さ
れている。駆動回路12は参照回路13によって温度特
性を支配されている。煙が存在しないときには、LED
11からの光パルスはフォトダイオード14には到達し
ない。一方、煙が存在するときには、LED11からの
光パルスが煙により反射・散乱されて、フォトダイオー
ド14に入射する。このフォトダイオード14の受光電
流を検出回路15で検出することにより、煙の存在が検
出される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の参照回路13の
出力は参照電流ではなくて参照電圧であり、この参照電
圧がLEDを駆動するトランジスタを制御するために用
いられている。しかしながら、従来例には何のフィード
バックも無いので、LED駆動回路は、LEDを駆動し
ている回路素子のパラメータの変化に対して敏感であ
る。
【0004】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たものであり、その目的とするところは、LEDに流れ
る電流の制御を改善し、温度特性又は環境要因特性の影
響を受けにくくすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明にあって
は、上記の課題を解決するために、図1に示すように、
LEDに流れる電流I2を測定して、LED及び検出回
路系とは相反する温度特性又は環境要因特性を有する参
照回路により設定された参照電流I1と比較することに
より生成された制御信号によりLEDに流れる電流を制
御することを特徴とするものである。
【0006】また、請求項2の発明によれば、図2に示
すように、LEDに流れる電流を直接測定できない場合
において、LED駆動手段の電流利得を十分に高くする
ことにより、制御信号によりLED駆動手段に流れる制
御電流とLED駆動手段を介してLEDに流れる電流の
合計を測定することを特徴とするものである。これによ
り、LEDに流れる電流を直接測定できない場合におい
ても、LEDに流れる電流の近似値を測定することがで
きる。
【0007】さらに、請求項3の発明によれば、図3に
示すように、制御信号の出力段にソースフォロワ又はエ
ミッタフォロワを使用できないような低電圧の電源を用
いている場合において、この電源にソース又はエミッタ
を接続されたトランジスタを制御信号の出力段に有する
ことを特徴とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】図1はLEDの電源と制御回路の
電源が同一である場合に用いられる本発明のLED駆動
回路の回路図である。LED21の陰極は、駆動用トラ
ンジスタ22のコレクタに接続されており、陽極は抵抗
器23に接続されている。抵抗器23の他端は、正電源
に接続されている。LED21の陽極は、導電性制御用
のアンプ24の非反転入力に接続されている。導電性制
御用のアンプ24の反転入力は、抵抗器25と参照電流
発生器26に接続されている。抵抗器25の他端は、正
電源に接続されている。参照電流源26は、抵抗器25
とアースの間に接続されている。導電性制御用のアンプ
24の出力は、トランジスタ22のベースに接続されて
いる。トランジスタ22のエミッタは、アースに接続さ
れている。
【0009】この回路では、LED21に流れる電流I
2は、バイポーラトランジスタ22のベースに流れる電
流によって支配されており、このLED21に流れる電
流I2は抵抗器23の中を流れる。抵抗器23の電圧
は、電流源26による参照電流I1が流れている抵抗器
25の電圧とアンプ24によって比較される。アンプ2
4の電流出力はトランジスタ22のベースに流れて、L
ED21で流れている電流I2を支配する。電流源26
による参照電流I1は、システムの環境特性とは正反対
の環境特性を有している。この参照電流I1は、LED
21を流れている電流I2を支配する。したがって、光
出力は参照電流I1の関数となり、そしてそれ故、シス
テムの環境特性の影響を相殺する。
【0010】図2はLEDの駆動電源が制御回路の電源
と異なる場合に用いられる、図1の回路の一変形例であ
る。LED31の陽極は電源に接続されている。LED
31の陰極は、トランジスタ32のコレクタに接続され
ている。トランジスタ32のエミッタは、抵抗器33を
経てアースに接続されている。参照電流源34は、制御
回路用の電源と抵抗器35の間に接続されている。抵抗
器35の他端は、アースに接続されている。導電性制御
用のアンプ36の非反転入力は、抵抗器35と電流源3
4の接続点に接続されている。導電性制御用のアンプ3
6への反転入力は、トランジスタ32のエミッタに接続
されている。導電性制御用のアンプ36の出力は、トラ
ンジスタ32のベースに接続されている。
【0011】この回路では、LED31は、バイポーラ
トランジスタ32により駆動されている。仮に、トラン
ジスタのベータ(電流増幅率)が十分に高いならば、ト
ランジスタ32のエミッタ電流が、LED31の電流の
大部分となる。エミッタ電流は、抵抗器33を通して電
圧に変換される。この電圧は、導電性制御用のアンプ3
6によって電流源34と抵抗器35によって生み出され
た参照電圧と比較される。アンプ36の出力が、トラン
ジスタ32のベースを駆動する。
【0012】もし、低い電源電圧での動作が必要である
ならば、図3に示す改良回路を使用することができる。
図3は低い電圧動作が望まれるときに使われる本発明の
LED駆動回路の回路を示す。LED41の陰極はトラ
ンジスタ42のコレクタに接続されており、LED41
の陽極は正電源に接続されている。トランジスタ42の
エミッタは、抵抗器43を介してアースに接続されてい
る。参照電流源44は、制御回路用の電源と抵抗器45
の間に接続されている。抵抗器45の他端は、アースに
接続されている。演算増幅器46の反転入力は、抵抗器
45と参照電流発生器44の接続点に接続されている。
演算増幅器46への非反転入力は、PMOSFET47
のゲートに接続されている。PMOSFET47のドレ
インはトランジスタ42のベースに接続されており、P
MOSFET47のソースは正電源に接続されている。
【0013】この回路では、LED41がバイポーラト
ランジスタ42により駆動されている。トランジスタ4
2のエミッタ電流は抵抗器43と共に電圧を生成する。
この電圧は、演算増幅器46によって電流源44と抵抗
器45によって生成された参照電圧と比較されている。
演算増幅器46には出力バッファ用のソースフォロワ段
が無いので、ソースを電源に接続されたFET47を通
してトランジスタ42を駆動している。
【0014】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、光電式煙感知
器のLED駆動回路において、LEDに流れる電流を測
定し、LED及び検出回路系とは相反する温度特性又は
環境要因特性を有する参照回路により設定された参照電
流と比較することにより生成された制御信号によりLE
Dに流れる電流を制御するようにしたので、LED及び
検出回路系の温度特性又は環境要因特性の影響に対して
相反するようにLEDを駆動することができ、周囲温度
のような環境条件の範囲で回路を動作させることができ
る。
【0015】請求項2の発明によれば、LEDに流れて
いる電流を直接測定できない場合において、LED駆動
手段として電流利得の高いものを使用することにより、
制御電流とLED電流の合計としてLEDに流れている
電流の近似を測定することができる。
【0016】請求項3の発明によれば、電源電圧が低く
てソースフォロワ又はエミッタフォロワを使用できない
場合に、ソース又はエミッタを電源に接続されたトラン
ジスタよりなる出力段を用いることにより、低電圧動作
を可能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】LEDと制御回路の電源が同じ場合の本発明の
LED駆動回路の回路図である。
【図2】LEDと制御回路の電源が異なる場合の本発明
のLED駆動回路の回路図である。
【図3】低電圧動作が必要な場合の本発明のLED駆動
回路の回路図である。
【図4】従来の一般的な光電式煙感知器の概略構成図で
ある。
【符号の説明】
21 LED 22 LED駆動用のトランジスタ 23 抵抗器 24 導電性制御用のアンプ 25 抵抗器 26 参照電流源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08B 17/02 - 17/12

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光パルスを放射するLEDと、煙によ
    り反射された散乱光を検出する検出回路系とを有する光
    電式煙感知器に用いるLED駆動回路において、LED
    に流れる電流を測定して、LED及び検出回路系とは相
    反する温度特性又は環境要因特性を有する参照回路によ
    り設定された参照電流と比較することにより生成された
    制御信号によりLEDに流れる電流を制御することを特
    徴とする煙感知器用LED電流制御回路。
  2. 【請求項2】 制御信号によりLEDに流れる電流を
    制御するLED駆動手段は高い電流利得を有しており、
    制御信号によりLED駆動手段に流れる制御電流とLE
    D駆動手段を介してLEDに流れる電流の合計を測定す
    ることにより、LEDに流れる電流の近似値を測定する
    ことを特徴とする請求項1記載の煙感知器用LED電流
    制御回路。
  3. 【請求項3】 制御信号の出力段にソースフォロワ又
    はエミッタフォロワを使用できない低電圧の電源を備え
    ており、この電源にソース又はエミッタを接続されたト
    ランジスタを制御信号の出力段に有することを特徴とす
    る請求項1又は2記載の煙感知器用LED電流制御回
    路。
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ITMI20090498A1 (it) * 2009-03-30 2010-09-30 St Microelectronics Srl Apparato di controllo di diodi led.

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