JPH059987Y2 - - Google Patents

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JPH059987Y2
JPH059987Y2 JP1987029643U JP2964387U JPH059987Y2 JP H059987 Y2 JPH059987 Y2 JP H059987Y2 JP 1987029643 U JP1987029643 U JP 1987029643U JP 2964387 U JP2964387 U JP 2964387U JP H059987 Y2 JPH059987 Y2 JP H059987Y2
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JP
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fender
bulge
fastener
hole
liner
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JP1987029643U
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JPS63137080U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自動車において車輪を覆うようにフエ
ンダとエプロンとの間に取付けられ、前記車輪の
泥などがフエンダの下面などに跳上げられるのを
防止するフエンダライナの取付構造に関するもの
である。
(従来の技術) この種取付構造は、第4図に示すようにフエン
ダライナaの後端部bにおいて、フエンダcのエ
プロンリヤdとの接合フランジ部eに接近する位
置にグロメツトなどの止着具fを挿通するための
孔gを設け、フエンダライナaの前記後端部bを
フエンダcの後部下面に前記止着具fを用いて取
付けたものが知られている。
しかしこの従来例では、前記接合フランジ部e
が車体側方(図の左方)から見えて見栄えが悪い
ので、フエンダライナaの後端部bに、第5図に
示すような膨出部hを形成し、前記接合フランジ
部eを覆い隠すようにしたものも知られている。
(考案が解決しようとする問題点) このような膨出部を形成した従来例では、フエ
ンダライナの後端部において、止着具を挿通する
ための孔を接合フランジ部に接近した位置に設け
ることが前記膨出部によつて邪魔されるため、前
記止着具が車体外側に寄つて車体外方から見え易
くなるので、見栄えが悪くなるという問題があ
る。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記問題点を解決するため、フエンダ
ライナの後端部をフエンダの後部下面に止着具を
用いて取付けるフエンダライナの取付構造におい
て、フエンダライナの後端部に、フエンダとエプ
ロンリヤとの接合フランジ部を覆う膨出部を形成
すると共にこの膨出部に接近して前記止着具を挿
通するための孔を設け、且つ膨出部側壁の前記孔
に接近する部位をフエンダ側に切り倒して、止着
具の取付面の一部としたことを特徴とする。
(作用) 上記構成によれば、膨出部によりフエンダとエ
プロンリヤとの接合フランジ部を覆い隠し、車体
外方から見えるのを防止することができると共
に、膨出部に接近して止着具を挿通するための孔
を設け、且つ膨出部側壁の前記孔に接近する部位
をフエンダ側に切り倒して、止着部の取付面の一
部としているので、前記膨出部を形成していて
も、止着具を車体内側寄りの位置に設定すること
ができ、前記止着具が車体外方から見えて見栄え
が悪くなるという事態を避けることができると共
に、フエンダライナの後端部を剛性の高い前記接
合フランジ部に接近して固定でき、取付け強度の
向上を図ることができる。又膨出部側壁の一部を
切り倒して止着部の取付面の一部としているの
で、フエンダライナの樹脂成形が容易となる。
(実施例) 本考案の実施例を、第1図ないし第3図に基き
説明する。
フエンダライナ1の後端部2は、第2図に示す
ように、フエンダ3の後部下面に接合された状態
で、グロメツト(止着具)4を介して前記フエン
ダ3に取付けられる。フエンダ3の前記後部下面
には、第1図及び第3図に示すように、エプロン
リヤ5との接合フランジ部6を覆い隠す膨出部7
を形成している。
この膨出部7に接近した位置にグロメツト4を
挿通するための孔8を設ける。又膨出部側壁9の
前記孔8に接近する部位を半円形状に切り倒し
て、グロメツト4の鍔部10が圧接する取付面1
1の一部とする。
又フエンダ3の前記孔8に対応する部位には、
グロメツト4の先端部12を係止する係止孔13
を開設している。
以上の構成において、フエンダライナ1の後端
部2をフエンダ3に取付けるには、先ずフエンダ
3とエプロンリヤ5との接合フランジ部6を前記
後端部2の膨出部7で覆い隠し、次にフエンダラ
イナ1の孔8とフエンダ3の係止孔13とを位置
合わせし、グロメツト4でこれら孔8及び係止孔
13を貫通してその先端部12を開き、前記係止
孔13に係止させる。
これにより、グロメツト4及び接合フランジ部
6の両者が車体外方(図の左方)から見えにくい
ようにしてフエンダライナ1の後端部2をフエン
ダ3に取付けることができ、見栄えを良くするこ
とができる。
本考案は上記実施例に示す外、種々の態様に構
成することができる。例えば、止着具の取付面の
一部となる膨出部側壁のフエンダ側に切り面の一
部となる膨出部側壁のフエンダ側に切り倒す部位
の形状は、上記実施例に示す半円形状に限定され
ない。又前記膨出部の形状も、フエンダとエプロ
ンリヤとの接合突出部の形状などに応じて任意に
設計することができる。
(考案の効果) 本考案は上記構成、作用を有するので、止着具
及び接合突出部の両者が車体外方から見えにくい
ようにして見栄えを良くすることができると共に
取付け強度の向上を図ることができ、更にフエン
ダライナの成形が容易である。フエンダライナの
取付構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の下方から見た斜視
図、第2図はその全体配置を示す斜視図、第3図
は第2図の−線断面図、第4図及び第5図は
従来例における第2図の−線断面図である。 1……フエンダライナ、2……後端部、3……
フエンダ、4……止着具、5……エプロンリヤ、
6……接合フランジ部、7……膨出部、8……
孔、9……膨出部側壁、11……取付面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フエンダライナの後端部をフエンダの後部下面
    に止着具を用いて取付けるフエンダライナの取付
    構造において、フエンダライナの後端部に、フエ
    ンダとエプロンリヤとの接合フランジ部を覆う膨
    出部を形成すると共にこの膨出部に接近して前記
    止着具を挿通するための孔を設け、且つ膨出部側
    壁の前記孔に接近する部位をフエンダ側に切り倒
    して、止着具の取付面の一部としたことを特徴と
    するフエンダライナの取付構造。
JP1987029643U 1987-02-27 1987-02-27 Expired - Lifetime JPH059987Y2 (ja)

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JP1987029643U JPH059987Y2 (ja) 1987-02-27 1987-02-27

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JP1987029643U JPH059987Y2 (ja) 1987-02-27 1987-02-27

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JPS63137080U JPS63137080U (ja) 1988-09-08
JPH059987Y2 true JPH059987Y2 (ja) 1993-03-11

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5859676U (ja) * 1981-10-19 1983-04-22 富士重工業株式会社 自動車用フエンダ

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JPS63137080U (ja) 1988-09-08

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