JPH059936Y2 - - Google Patents

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JPH059936Y2
JPH059936Y2 JP1986089580U JP8958086U JPH059936Y2 JP H059936 Y2 JPH059936 Y2 JP H059936Y2 JP 1986089580 U JP1986089580 U JP 1986089580U JP 8958086 U JP8958086 U JP 8958086U JP H059936 Y2 JPH059936 Y2 JP H059936Y2
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center pillar
retainer
window glasses
mounting board
pillar
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  • Window Of Vehicle (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 A 考案の目的 (1) 産業上の利用分野 本考案はセンタピラーを有する自動車におい
て、該センタピラーと前後窓ガラス間の間隙をシ
ールするためのシール装置に関するものである。
(2) 従来の技術 従来車体のセンタピラーにリテーナを設け、こ
のリテーナに保持される弾性シール本体により、
前記センタピラーと、その前後に配置される前後
窓ガラス間の間隙を水密にシールするようにした
自動車のシール装置は公知である(実開昭59−
60051号公報参照)。
(3) 考案が解決しようとする問題点 ところが前記従来のものでは、前記リテーナの
両側に別々に保持される弾性シール本体が前、後
部ドアの開閉や窓ガラスの昇降の繰返しによつて
めくれたり、その全体の倒れを生じたりするとい
う問題点がある。
そこで本考案は前記問題点をすべて解決できる
ようにし、しかもリテーナのセンタピラーへの脱
着が容易でメンテナンス性に優れると共に外観上
の体裁も良好である、自動車におけるセンタピラ
ーと窓ガラス間のシール装置を提供することを目
的とするものである。
B 考案の構成 (1) 問題点を解決するための手段 本考案によれば前記目的達成のため車体にセン
タピラーを設けるとともにこのセンタピラーの前
後に開閉可能な前、後窓ガラスを配設し、これら
の窓ガラスと前センタピラー間の間隙をシールす
るようにした自動車のシール装置において、前記
センタピラーに固着されるリテーナと、このリテ
ーナに取付けられる弾性シール本体とよりなり、
前記リテーナは、前記センタピラーの外側面に開
口した取付孔に装着される支持具を以て該ピラー
に着脱可能に取付けられる取付基板と、該取付基
板より起立されて前記前、後窓ガラス間に向かつ
て延びる起立壁とを一体に形成してなり、また前
記弾性シール本体は、前記取付基板により保持さ
れる前、後基部分と、前記前、後窓ガラスの一側
縁と水密に衝合する前、後ウエザストリツプ部分
とを有して、前記支持具を外部より被覆し、前記
前、後ウエザストリツプ部分の前記前、後窓ガラ
ス間に位置する最外側壁部が、その外面に沿設さ
れるセンタピラーモールドと前記リテーナの起立
壁の自由端部間に挟持する。
(2) 作用 前記構成によれば、センタピラーに固着のリテ
ーナに支持される弾性シール本体は、その最外側
壁部が、ピラーモールドとリテーナの起立壁自由
端間にしつかりと挟持され、弾性シール本体がリ
テーナから剥がれてめくれたり、倒れたりするこ
とがない。
また特に上記リテーナの取付基板が、センタピ
ラーの外側面に開口した取付孔に装着される示す
支持具を以て該ピラーに着脱可能に取付けられる
ため、リテーナのセンタピラーに対する取付けや
取外しを難なく行うことができ、またそのリテー
ナの脱着のために上記支持具を特設するにも拘わ
らずこれを弾性シール本体によつて外部から体裁
よく覆うことができる。
(3) 実施例 以下、第1〜3図により本考案の第一実施例に
ついて説明する。
自動車の車体Bは、センタピラー1を備え、該
ピラー1の前方に前部ドア2が、またその後方に
後部ドア3が配設され、前、後部ドア2,3の
前、後窓4,5をそれぞれ開閉する昇降式前、後
窓ガラス6,7は、それらの閉成時に、それらの
一側縁が直接前記センタピラー1の外側面に設け
られる後述するシール装置Sに水密に衝合され
る。
次に前記シール装置Sの構成について詳述する
に、第3図において前記センタピラー1は、前、
後窓ガラス6,7よりも車室側にあつて、その山
型をなす外側面には、これに沿つてリテーナ8が
固着される。前記リテーナ8は鋼板等の金属板に
より形成されており、前記センタピラー1の外側
面に重合される取付基板9と、この取付基板9の
中間部より車体Bの外側方に向かつて延びる起立
壁10とを備え、この起立壁10は、前記前、後
窓ガラス6,7間に向かつて延びている。前記取
付基板9は、センタピラー1に間隔を置いて穿設
されてその外側面に開口する複数の取付孔1aに
螺挿される支持具としての複数のタツプスクリユ
ー11を以て、該ピラー1の外側面に着脱可能に
固着される。また前記取付基板9の前、後縁には
横断面フツク状のリテーナ端部91が屈曲形成さ
れる。また前記起立壁10の自由端には閉断面形
状の補強ピラー101が一体に形成され、この補
強ピラー101は起立壁10の自由端を補強し閉
成時の前、後窓ガラス6,7間に位置する。
前記リテーナ8には、横断面半月状の弾性シー
ル本体12が取付けられる。このシール本体12
はゴム、合成樹脂材等の弾性体により形成されて
おり、前記取付基板9によつて把持される前、後
基部分13f,13rと前記前、後窓ガラス6,
7の一側縁が衝合される前、後ウエザストリツプ
部分14f,14rとより構成されていて、前記
支持具としてのタツプスクリユー11を外部より
被覆している。前、後ウエザストリツプ部分14
f,14rの前、後窓ガラス6,7間に位置する
最外側壁部分15は平坦に形成され、前記前、後
ウエザストリツプ部分14f,14rを一体に結
合して前記補強ピラー101を跨ぐようにのびて
いる。前記最外側壁部分15の外面には、センタ
ピラーモールド17が沿設されている。このセン
タピラーモールド17はセンタピラー1と略平行
に上下方向に延長されており、前記最外側壁部分
15と補強ピラー101間に複数のクリツプ18
をもつてしつかりと挟持される。この場合前、後
ウエザストリツプ部分14f,14rの最外側壁
部分15が変形してセンタピラーモールド17と
リテーナ8の補強ピラー101にくわえ込まれる。
前記前、後ウエザストリツプ部分14f,14r
内部には、それぞれ中空部16が形成され、そこ
に前、後窓ガラス6,7の一側縁が衝合すると
き、第3図に示すようにその側縁を包むように凹
状に弾性変形し易いようになつている。
前記弾性シール本体12には、前、後部ドア
2,3の閉成時に前、後窓ガラス6,7の一側縁
が衝合し、センタピラー1とそれら窓ガラス6,
7間の間隙を水密にシールする。そして前、後窓
4,5の開閉のために、前、後窓ガラス6,7を
昇降作動すれば、それら窓ガラス6,7の一側縁
は、弾性シール本体12の前、後ウエザストリツ
プ部分14f,14rの外面に沿つて摺動する。
而して前記弾性シール本体12には、その前、
後ウエザストリツプ部分14f,14rの平坦な
最外側壁部分15が、リテーナ8の自由端部、す
なわち補強ピラー101とセンタピラーモールド
17間に挟持されるため、前、後部ドア2,3の
開閉の都度、前、後窓ガラス6,7の一側縁が
前、後ウエザストリツプ部分14f,14rへの
衝合、離反を繰り返しても、また前、後窓ガラス
6,7の昇降開閉の都度ウエザストリツプ部分1
4f,14rとの摺動を繰返してもウエザストリ
ツプ部分14f,14rがリテーナ8から剥がれ
て、めくれたり倒れたりすることがない。
第4図には、本考案の第二実施例が示されてい
る。
この第二実施例では弾性シール本体Sを前、後
2つ、すなわち前シール半体Sfと後シール半体
Srとに分割した場合で、それらは略同形に形成
され、前シール半体Sfは前基部分13fおよび前
ウエザストリツプ部分14fよりなり、また後シ
ール半体Srは後基部分13rと後ウエザストリ
ツプ部分14rとよりなる。
前、後シール半体Sf,Srの平坦状外側壁部分
151,152の端面同士は衝合されそれらはリテ
ーナSの起立壁10の補強ピラー101とセンタ
ピラーモールド17間にしつかりと挟持される。
而してこの第二実施例も前記第1実施例と同じく
前、後シール半体Sf,SrがリテーナSから剥が
れてめくれたり、倒れたりすることがない。
なお本考案は2ドア車体にも実施できるもので
あつて、この場合後窓5は車体に固定され、後窓
ガラス7は後ウエザストリツプ部分14rに接触
したまま昇降開閉される。
C 考案の効果 以上の実施例により明らかなように本考案によ
れば、弾性シール本体の前、後窓ガラス間に位置
する最外側壁部が、センタピラーモールドとリテ
ーナの起立壁の自由端部間に挟持されるので、弾
性シール本体の前、後ウエザストリツプ部分に、
前、後窓ガラスの一側縁が、衝合、離反を繰返
し、あるいはそこに沿つて摺動を繰り返しても弾
性シール本体がリテーナから剥がれてめくれた
り、倒れたりすることがなく長期に亘つて良好な
シール効果を保ち、かつ外観上の体裁もきわめて
よい。
また特に上記リテーナの取付基板が、センタピ
ラーの外側面に開口した取付孔に装着される支持
具を以て該ピラーに着脱可能に取付けられ、その
支持具が上記弾性シール本体によつて外部より被
覆されるので、その支持具を利用してリテーナの
センタピラーに対する取付けや取外しを難なく行
うことができメンテナンス性が良好であり、また
そのリテーナ脱着のために上記支持具を特設する
にも拘わらずこれを弾性シール本体によつて外部
から体裁よく覆うことができるから外観を損なう
虞れはなく、しかも上記弾性シール本体が支持具
に対する被覆手段に兼用されていて専用の被覆手
段を設ける必要がないから、それだけ装置の構造
簡素化に寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
第1〜3図は本考案装置の第一実施例を示すも
ので、第1図は本考案装置を備えた自動車の斜視
図、第2図は第1図の一部の拡大図、第3図は第
2図−線拡大部分横断面図、第4図は本考案
の第二実施例を示すもので、第3図と同じ断面図
である。 B……車体、1……センタピラー、1a……取
付孔、6,7……前、後窓ガラス、8……リテー
ナ、9……取付基板、10……起立壁、11……
支持具としてのタツプスクリユー、12……弾性
シール本体、13f,13r……前、後基部分、
14f,14r……前、後ウエザストリツプ部
分、15……最外側壁部分、151,152……外
側壁部分、17……センタピラーモールド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体Bにセンタピラー1を設けるとともにこの
    センタピラー1の前後に開閉可能な前、後窓ガラ
    ス6,7を配設し、これらの窓ガラス6,7と前
    記センタピラー1間の間隙をシールするようにし
    た自動車のシール装置において、前記センタピラ
    ー1に固着されるリテーナ8と、このリテーナ8
    に取付けられる弾性シール本体12とよりなり、
    前記リテーナ8は、前記センタピラー1の外側面
    に開口した取付孔1aに装着される支持具11を
    以て該ピラー1に着脱可能に取付けられる取付基
    板9と、該取付基板9より起立されて前記前、後
    窓ガラス6,7間に向かつて延びる起立壁10と
    を一体に形成してなり、また前記弾性シール本体
    12は、前記取付基板9により保持される前、後
    基部分13f,13rと、前記前、後窓ガラス
    6,7の一側縁と水密に衝合する前、後ウエザス
    トリツプ部分14f,14rとを有して、前記支
    持具11を外部より被覆し、前記前、後ウエザス
    トリツプ部分14f,14rの、前記前、後窓ガ
    ラス6,7間に位置する最外側壁部15,151
    152が、その外面に沿設されるセンタピラーモ
    ールド17と前記リテーナ8の起立壁10の自由
    端部間に挟持されることを特徴とする自動車にお
    けるセンタピラーと窓ガラス間のシール装置。
JP1986089580U 1986-06-12 1986-06-12 Expired - Lifetime JPH059936Y2 (ja)

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JPS62200012U JPS62200012U (ja) 1987-12-19
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JP2527095Y2 (ja) * 1989-05-10 1997-02-26 本田技研工業株式会社 車両における窓ガラスのシール構造

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JPH0352175Y2 (ja) * 1985-11-07 1991-11-12

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