JPH05945Y2 - - Google Patents
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- JPH05945Y2 JPH05945Y2 JP1987181517U JP18151787U JPH05945Y2 JP H05945 Y2 JPH05945 Y2 JP H05945Y2 JP 1987181517 U JP1987181517 U JP 1987181517U JP 18151787 U JP18151787 U JP 18151787U JP H05945 Y2 JPH05945 Y2 JP H05945Y2
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Landscapes
- Adhesive Tapes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、ガラス瓶やプラスチツクボトル等、
使用後に回収され、再使用に供される容器類等に
装着される筒状ラベルの改良に関する。
使用後に回収され、再使用に供される容器類等に
装着される筒状ラベルの改良に関する。
筒状ラベルは、飲料、その他の商品包装容器に
装着される商品表示ラベルとして広く使用されて
いる。
装着される商品表示ラベルとして広く使用されて
いる。
筒状ラベルは、熱収縮性プラスチツクフイルム
や自己伸縮性プラスチツクフイルム(ストレツチ
フイルム)等のフイルムを、所要の口径に巻き回
し、その両側の端縁部分を接合代として重ね合わ
せ、重ね合わせ面を接着剤により接着し、または
フイルム自身の熱融着性を利用して熱融着させる
ことにより製作される。
や自己伸縮性プラスチツクフイルム(ストレツチ
フイルム)等のフイルムを、所要の口径に巻き回
し、その両側の端縁部分を接合代として重ね合わ
せ、重ね合わせ面を接着剤により接着し、または
フイルム自身の熱融着性を利用して熱融着させる
ことにより製作される。
熱収縮性フイルムを使用した筒状ラベルは、加
熱処理により生じるフイルムの熱収縮力を締付け
力として容器表面に締着され、ストレツチフイル
ムを使用した筒状ラベルは、その弾性伸縮変形に
おける収縮力が締付け力となつて容器表面に締着
される。
熱処理により生じるフイルムの熱収縮力を締付け
力として容器表面に締着され、ストレツチフイル
ムを使用した筒状ラベルは、その弾性伸縮変形に
おける収縮力が締付け力となつて容器表面に締着
される。
飲料、その他の商品の包装容器として使用され
るガラス瓶やプラスチツクボトル等の多くは、使
用後、回収され再使用される。再使用に際して
は、そのつど容器の洗浄、消毒等の処理と併せ
て、容器表面のラベルを除去し、新しいラベルと
取り替える工程が必要である。
るガラス瓶やプラスチツクボトル等の多くは、使
用後、回収され再使用される。再使用に際して
は、そのつど容器の洗浄、消毒等の処理と併せ
て、容器表面のラベルを除去し、新しいラベルと
取り替える工程が必要である。
容器表面に装着された筒状ラベルは、これをそ
の胴長方向の全長に亘つて切断することにより、
容器表面に対する係着関係を失うので、そのまま
容器表面から離脱させることができ、そのラベル
切断方法として、従来より、刃物を使用する方
法、あるいは熱風ジエツトや加熱蒸気のジエツト
を筒状ラベルに向けて一定の傾斜角で吹き付け、
噴射圧力の作用で胴長方向に切断していく方法
(特公昭60−42115号公報等)が行われている。
の胴長方向の全長に亘つて切断することにより、
容器表面に対する係着関係を失うので、そのまま
容器表面から離脱させることができ、そのラベル
切断方法として、従来より、刃物を使用する方
法、あるいは熱風ジエツトや加熱蒸気のジエツト
を筒状ラベルに向けて一定の傾斜角で吹き付け、
噴射圧力の作用で胴長方向に切断していく方法
(特公昭60−42115号公報等)が行われている。
しかしながら、刃物を使用して筒状ラベルを切
断する方法は、容器がプラスチツクボトル等の場
合、容器を疵つけずにラベルのみ確実に切断する
のは至難であり、ガラス瓶の場合では、瓶表面の
樹脂コーテイング膜に疵がつき、瓶の耐用寿命を
損なう原因となる。他方、熱風ジエツトや加熱蒸
気のジエツトを使用する方法は、ガラス瓶のラベ
ルの切断には有効であるが、プラスチツクボトル
の場合には、ジエツトの噴射圧力でボトルに撓み
を生じるため、筒状ラベルに対し切断に必要な噴
射圧力を作用させることができず、またボトルの
材種によりボトル自体に熱変形や劣化を生じ、再
使用不能となることも少なくない。
断する方法は、容器がプラスチツクボトル等の場
合、容器を疵つけずにラベルのみ確実に切断する
のは至難であり、ガラス瓶の場合では、瓶表面の
樹脂コーテイング膜に疵がつき、瓶の耐用寿命を
損なう原因となる。他方、熱風ジエツトや加熱蒸
気のジエツトを使用する方法は、ガラス瓶のラベ
ルの切断には有効であるが、プラスチツクボトル
の場合には、ジエツトの噴射圧力でボトルに撓み
を生じるため、筒状ラベルに対し切断に必要な噴
射圧力を作用させることができず、またボトルの
材種によりボトル自体に熱変形や劣化を生じ、再
使用不能となることも少なくない。
本考案は、再使用されるガラス瓶やプラスチツ
クボトル等の容器に装着される筒状ラベルについ
て、市場流通過程では、安定した装着状態を維持
しながら、回収後の容器再生工程では、容器を損
傷することなく、しかも短時間に能率良く容器表
面から離脱させることができる筒状ラベルを提供
するものである。
クボトル等の容器に装着される筒状ラベルについ
て、市場流通過程では、安定した装着状態を維持
しながら、回収後の容器再生工程では、容器を損
傷することなく、しかも短時間に能率良く容器表
面から離脱させることができる筒状ラベルを提供
するものである。
本考案は、容器の表面に締着せしめられる筒状
ラベルにおいて、 フイルムの両側の端縁同士が、その両側に跨が
つてフイルム表面に接着された、熱水またはアル
カリ水溶液に可溶性のテープを介して連結されて
筒形状をなしていることを特徴としている。
ラベルにおいて、 フイルムの両側の端縁同士が、その両側に跨が
つてフイルム表面に接着された、熱水またはアル
カリ水溶液に可溶性のテープを介して連結されて
筒形状をなしていることを特徴としている。
本考案の筒状ラベルは、そのフイルムの両側の
端縁同士を、熱水またはアルカリ水溶液に可溶性
のテープで連結することにより筒形状に成形され
ているので、これを装着した容器を使用後、回収
して行うラベル除去処理工程では、熱水またはア
ルカリ水溶液でテープを溶解してフイルムの端縁
同士の連結関係を消失させれば、筒状ラベルは、
筒形状であるが故にそれまで維持していた容器表
面との係合関係から解放され、容器表面から離脱
する。
端縁同士を、熱水またはアルカリ水溶液に可溶性
のテープで連結することにより筒形状に成形され
ているので、これを装着した容器を使用後、回収
して行うラベル除去処理工程では、熱水またはア
ルカリ水溶液でテープを溶解してフイルムの端縁
同士の連結関係を消失させれば、筒状ラベルは、
筒形状であるが故にそれまで維持していた容器表
面との係合関係から解放され、容器表面から離脱
する。
また、商品の流通過程の常態において、あるい
は商品の通常の使用態様においては、容器表面が
熱水やアルカリ水溶液と接触する状態に放置され
ることはないので、流通過程やその商品の使用途
中でのテープの溶解およびそれによるラベルの剥
離・脱落の不都合は回避され、安定な装着状態を
維持することができる。殊に、加熱されたアルカ
リ水溶液に可溶性のテープを使用した筒状ラベル
の場合は、加熱条件とアルカリ条件の2つが重畳
作用しない限り、ラベルの剥離・脱落を生じるこ
とはなく、それだけ、商品流通過程や使用途中に
おけるラベルの装着状態の安定性が高められる点
で好ましい。
は商品の通常の使用態様においては、容器表面が
熱水やアルカリ水溶液と接触する状態に放置され
ることはないので、流通過程やその商品の使用途
中でのテープの溶解およびそれによるラベルの剥
離・脱落の不都合は回避され、安定な装着状態を
維持することができる。殊に、加熱されたアルカ
リ水溶液に可溶性のテープを使用した筒状ラベル
の場合は、加熱条件とアルカリ条件の2つが重畳
作用しない限り、ラベルの剥離・脱落を生じるこ
とはなく、それだけ、商品流通過程や使用途中に
おけるラベルの装着状態の安定性が高められる点
で好ましい。
第1図は本考案の筒状ラベルと、これを瓶等の
容器の表面に装着した例を示している。1は筒状
ラベル、3は熱水またはアルカリ水溶液に可溶性
のテープ(以下、「可溶性テープ」)である。可溶
性テープ3は、ラベルフイルム2の左右の端縁2
aおよび2bの表面に接着剤4,4により接着さ
れている。ラベルフイルム2は、左右の端縁2a
と2bとに跨がつてその表面に接着された可溶性
テープ3により連結されて筒状ラベル1を形成
し、容器10の胴部表面10aに装着されてい
る。この筒状ラベル1の可溶性テープ3を溶解す
ると、第2図のように、ラベルフイルム2の左右
の端縁2aと2bは相互の連結関係を失うと共
に、容器10に対する係合関係が解かれるので、
そのまま容器表面から離脱する。
容器の表面に装着した例を示している。1は筒状
ラベル、3は熱水またはアルカリ水溶液に可溶性
のテープ(以下、「可溶性テープ」)である。可溶
性テープ3は、ラベルフイルム2の左右の端縁2
aおよび2bの表面に接着剤4,4により接着さ
れている。ラベルフイルム2は、左右の端縁2a
と2bとに跨がつてその表面に接着された可溶性
テープ3により連結されて筒状ラベル1を形成
し、容器10の胴部表面10aに装着されてい
る。この筒状ラベル1の可溶性テープ3を溶解す
ると、第2図のように、ラベルフイルム2の左右
の端縁2aと2bは相互の連結関係を失うと共
に、容器10に対する係合関係が解かれるので、
そのまま容器表面から離脱する。
本考案の筒状ラベルにおいて、可溶性テープ3
は、前記のように、その材種として熱水に可溶性
のもの、または常温ないし加熱されたアルカリ水
溶液に可溶性のものが使用される。
は、前記のように、その材種として熱水に可溶性
のもの、または常温ないし加熱されたアルカリ水
溶液に可溶性のものが使用される。
熱水に可溶性のテープには、例えば熱水にのみ
溶解性を示すポリビニルアルコール樹脂フイルム
等を使用でき、その具体例として、「K.クラレビ
ニロンフイルム」〔(株)クラレ製〕、「アイセロビニ
ロンフイルム」〔アイセロ化学(株)製〕、および「ボ
ブロン」〔日本合成化学工業(株)製〕等が挙げられ
る。
溶解性を示すポリビニルアルコール樹脂フイルム
等を使用でき、その具体例として、「K.クラレビ
ニロンフイルム」〔(株)クラレ製〕、「アイセロビニ
ロンフイルム」〔アイセロ化学(株)製〕、および「ボ
ブロン」〔日本合成化学工業(株)製〕等が挙げられ
る。
なお、熱水に可溶性のテープとして、温度約50
℃以上で溶解する材種を選択すれば、対象商品が
台所や浴室等での湯(通常、約45℃以下)と接触
する使用環境に置かれるものであつても、ラベル
の剥離・脱落をきたすことなく使用することがで
きる。もつとも、その耐熱性が余り高過ぎると、
使用途中でのラベルの脱落防止はより確実となる
反面において、回収容器の再生処理工程における
ラベルの除去(テープの溶解)処理に、それだけ
高温の処理液が必要となり、プラスチツクボトル
等の容器の場合は、その材種により容器自体に変
形・劣化をきたすことがあるので、熱水溶解性の
テープの材種は、対象商品の使用態様や容器の材
種等に応じて適宜選択すべきである。容器がプラ
スチツクボトルである場合の熱水溶解性テープと
して、例えば50〜70℃の熱水に可溶性のものが使
用される。
℃以上で溶解する材種を選択すれば、対象商品が
台所や浴室等での湯(通常、約45℃以下)と接触
する使用環境に置かれるものであつても、ラベル
の剥離・脱落をきたすことなく使用することがで
きる。もつとも、その耐熱性が余り高過ぎると、
使用途中でのラベルの脱落防止はより確実となる
反面において、回収容器の再生処理工程における
ラベルの除去(テープの溶解)処理に、それだけ
高温の処理液が必要となり、プラスチツクボトル
等の容器の場合は、その材種により容器自体に変
形・劣化をきたすことがあるので、熱水溶解性の
テープの材種は、対象商品の使用態様や容器の材
種等に応じて適宜選択すべきである。容器がプラ
スチツクボトルである場合の熱水溶解性テープと
して、例えば50〜70℃の熱水に可溶性のものが使
用される。
常温のアルカリ水溶液に可溶性のテープとして
は、常温水に可溶性のフイルム(例えば、水溶性
のポリビニルアルコール樹脂フイルム)の表面
に、アルカリ可溶性の水性コーテイングを施した
テープを使用することができる。その具体例とし
て、「クラレビニロンフイルム」〔(株)クラレ製〕、
「ソルブロン」〔アイセロ化学(株)製〕等のフイルム
の表面に、「ハイドリツクGTメジウム」、「WGK
メジウム」〔共に大日精化工業(株)製〕のコーテイ
ングを施してなるテープが挙げられる。
は、常温水に可溶性のフイルム(例えば、水溶性
のポリビニルアルコール樹脂フイルム)の表面
に、アルカリ可溶性の水性コーテイングを施した
テープを使用することができる。その具体例とし
て、「クラレビニロンフイルム」〔(株)クラレ製〕、
「ソルブロン」〔アイセロ化学(株)製〕等のフイルム
の表面に、「ハイドリツクGTメジウム」、「WGK
メジウム」〔共に大日精化工業(株)製〕のコーテイ
ングを施してなるテープが挙げられる。
また、加熱されたアルカリ水溶液に可溶性のテ
ープとしては、常温アルカリ水溶液に可溶性の上
記テープにおけるフイルム(常温水に可溶)を、
熱水に可溶性のフイルム(前掲の「K.クラレビ
ニロンフイルム」、「アイセロビニロンフイルム」、
「ボブロン」等)に代え、その表面に上記のアル
カリ可溶性の水性コーテイングを施したものを使
用することができる。
ープとしては、常温アルカリ水溶液に可溶性の上
記テープにおけるフイルム(常温水に可溶)を、
熱水に可溶性のフイルム(前掲の「K.クラレビ
ニロンフイルム」、「アイセロビニロンフイルム」、
「ボブロン」等)に代え、その表面に上記のアル
カリ可溶性の水性コーテイングを施したものを使
用することができる。
第3図〜第5図は、可溶性テープによるフイル
ムの端縁相互の連絡態様の例を示している。第3
図は、フイルム2の左右の端縁2a,2bの端面
2a′,2b′同士を突き合わせたうえ、端縁2aと
端縁2bとに跨がつてその表面に可溶性テープ3
を接着して連結した例であり、第4図では、フイ
ルム2の端縁2a,2bを上下に重ね合わせ、そ
の上に可溶性テープ3を接着して左右の端縁同士
を連結し、第5図では、フイルム2の左右の端縁
2aと2bを適宜の距離をおいて向かい合わせた
うえ、両端縁2a,2bに跨がつて可溶性テープ
3を接着して左右の端縁同士の連結関係を形成し
ている。
ムの端縁相互の連絡態様の例を示している。第3
図は、フイルム2の左右の端縁2a,2bの端面
2a′,2b′同士を突き合わせたうえ、端縁2aと
端縁2bとに跨がつてその表面に可溶性テープ3
を接着して連結した例であり、第4図では、フイ
ルム2の端縁2a,2bを上下に重ね合わせ、そ
の上に可溶性テープ3を接着して左右の端縁同士
を連結し、第5図では、フイルム2の左右の端縁
2aと2bを適宜の距離をおいて向かい合わせた
うえ、両端縁2a,2bに跨がつて可溶性テープ
3を接着して左右の端縁同士の連結関係を形成し
ている。
上記可溶性テープ3のフイルム2に対する接着
は、従来の筒状ラベルを製作する場合におけるフ
イルムの端縁同士の接合と同様に、各種の接着
剤、例えば感圧接着剤、感熱接着剤、あるいはド
ライラミネート接着剤等を適宜使用すればよく、
またフイルム2とテープ3が熱融着可能な材種で
ある場合は、テープ3とフイルム2との界面の熱
融着(但し、第4図のようにフイルム2の端縁2
a,2bを上下に重ね合わせる場合は、端縁同士
の界面に熱融着を生じないようにする)によりフ
イルムとテープを接着させてもよい。
は、従来の筒状ラベルを製作する場合におけるフ
イルムの端縁同士の接合と同様に、各種の接着
剤、例えば感圧接着剤、感熱接着剤、あるいはド
ライラミネート接着剤等を適宜使用すればよく、
またフイルム2とテープ3が熱融着可能な材種で
ある場合は、テープ3とフイルム2との界面の熱
融着(但し、第4図のようにフイルム2の端縁2
a,2bを上下に重ね合わせる場合は、端縁同士
の界面に熱融着を生じないようにする)によりフ
イルムとテープを接着させてもよい。
本考案の筒状ラベルは、ラベルフイルムの左右
の端縁同士が可溶性テープにより連結された筒形
状を有している点を除いて、その製作および容器
への装着要領等は、通常の筒状ラベルのそれと特
に異ならない。すなわち、ラベルフイルム2は、
熱収縮性フイルム、あるいはストレツチフイルム
等を任意に使用することができ、熱収縮性フイル
ムをラベルフイルム2とする筒状ラベル1は、対
象容器よりやや大きい口径に製作してこれを第1
図の鎖線に示すように容器10に外嵌し、熱風吹
付け等の加熱処理を加えて熱収縮させることによ
り図示のように容器の胴部表面10aに密着状態
に装着することができる。また、熱収縮性フイル
ム2を容器10の表面に巻き回し、左右の端縁2
a,2bに可溶性テープ3を接着(左右の端縁を
連結)して筒形状に成形したうえ、加熱処理を施
して容器表面に密着させるようにしてもよい。ラ
ベルフイルム2としてストレツチフイルムを使用
する場合の筒状ラベル1は、容器よりやや小さい
口径に製作され、これを弾性拡張させて容器に外
嵌し、その弾性収縮力で容器表面に密着状態に装
着される。
の端縁同士が可溶性テープにより連結された筒形
状を有している点を除いて、その製作および容器
への装着要領等は、通常の筒状ラベルのそれと特
に異ならない。すなわち、ラベルフイルム2は、
熱収縮性フイルム、あるいはストレツチフイルム
等を任意に使用することができ、熱収縮性フイル
ムをラベルフイルム2とする筒状ラベル1は、対
象容器よりやや大きい口径に製作してこれを第1
図の鎖線に示すように容器10に外嵌し、熱風吹
付け等の加熱処理を加えて熱収縮させることによ
り図示のように容器の胴部表面10aに密着状態
に装着することができる。また、熱収縮性フイル
ム2を容器10の表面に巻き回し、左右の端縁2
a,2bに可溶性テープ3を接着(左右の端縁を
連結)して筒形状に成形したうえ、加熱処理を施
して容器表面に密着させるようにしてもよい。ラ
ベルフイルム2としてストレツチフイルムを使用
する場合の筒状ラベル1は、容器よりやや小さい
口径に製作され、これを弾性拡張させて容器に外
嵌し、その弾性収縮力で容器表面に密着状態に装
着される。
本考案の筒状ラベルを装着して使用された容器
から、筒状ラベルを除去する処理は、筒状ラベル
の可溶性テープの材種に応じて、熱水、常温アル
カリ水溶液、または加熱されたアルカリ水溶液を
処理液とし、シヤワーリングあるいは浸漬処理す
ることにより行われる。その処理液は、回収容器
の再生処理工程におけるアルカリ洗浄や消毒処理
に使用されている苛性ソーダ水溶液、熱水等を使
用してよく、それらの洗浄、消毒処理工程と連携
させてラベルの除去処理を行うようにすることも
できる。
から、筒状ラベルを除去する処理は、筒状ラベル
の可溶性テープの材種に応じて、熱水、常温アル
カリ水溶液、または加熱されたアルカリ水溶液を
処理液とし、シヤワーリングあるいは浸漬処理す
ることにより行われる。その処理液は、回収容器
の再生処理工程におけるアルカリ洗浄や消毒処理
に使用されている苛性ソーダ水溶液、熱水等を使
用してよく、それらの洗浄、消毒処理工程と連携
させてラベルの除去処理を行うようにすることも
できる。
本考案の筒状ラベルは、これを容器表面に装着
した商品の流通過程では容器表面から容易に剥
離・脱落せず、安定な装着状態を保持しつつ、使
用後の回収容器の再生工程では、熱水またはアル
カリ水溶液を処理液とする簡単な処理操作によ
り、従来の筒状ラベルと異なつて、複雑な装置を
必要とせず、容器の損傷、変形等の不都合を伴う
ことなく、大量の容器のラベル除去を効率よく行
うことができる。
した商品の流通過程では容器表面から容易に剥
離・脱落せず、安定な装着状態を保持しつつ、使
用後の回収容器の再生工程では、熱水またはアル
カリ水溶液を処理液とする簡単な処理操作によ
り、従来の筒状ラベルと異なつて、複雑な装置を
必要とせず、容器の損傷、変形等の不都合を伴う
ことなく、大量の容器のラベル除去を効率よく行
うことができる。
なお、本考案の筒状ラベルの装着対象となる容
器は、使用後、洗浄・消毒等の処理を経てそのま
ま再使用されるものに限定されない。使用後、破
砕され新たな容器原料として使用されるプラスチ
ツク容器では、容器とラベルのプラスチツクが異
材種の場合(多くの場合がそうである)におい
て、容器とラベルの分別回収が必要であり、この
ような場合の対策としても本考案の筒状ラベルは
有効に使用することができる。
器は、使用後、洗浄・消毒等の処理を経てそのま
ま再使用されるものに限定されない。使用後、破
砕され新たな容器原料として使用されるプラスチ
ツク容器では、容器とラベルのプラスチツクが異
材種の場合(多くの場合がそうである)におい
て、容器とラベルの分別回収が必要であり、この
ような場合の対策としても本考案の筒状ラベルは
有効に使用することができる。
第1図は本考案の筒状ラベルとその容器への装
着態様の例を示す斜視図、第2図は容器表面に装
着された筒状ラベルのフイルムの両端縁が分離さ
れた状態を示す斜視図、第3図〜第5図はそれぞ
れ、可溶性テープによる筒状ラベルのフイルム端
縁の連結態様の例を示す斜視図である。 1……筒状ラベル、2……ラベルフイルム、2
a,2b……フイルムの端縁、3……可溶性テー
プ、4……接着剤。
着態様の例を示す斜視図、第2図は容器表面に装
着された筒状ラベルのフイルムの両端縁が分離さ
れた状態を示す斜視図、第3図〜第5図はそれぞ
れ、可溶性テープによる筒状ラベルのフイルム端
縁の連結態様の例を示す斜視図である。 1……筒状ラベル、2……ラベルフイルム、2
a,2b……フイルムの端縁、3……可溶性テー
プ、4……接着剤。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 容器の表面に締着せしめられる筒状ラベルに
おいて、 フイルムの両側の端縁同士が、その両側に跨
がつてフイルム表面に接着された、熱水または
アルカリ水溶液に可溶性のテープを介して連結
されて筒形状をなしていることを特徴とする筒
状ラベル。 2 テープが、加熱されたアルカリ水溶液に可溶
性であることを特徴とする上記第1項に記載の
筒状ラベル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987181517U JPH05945Y2 (ja) | 1987-11-27 | 1987-11-27 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987181517U JPH05945Y2 (ja) | 1987-11-27 | 1987-11-27 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0185878U JPH0185878U (ja) | 1989-06-07 |
JPH05945Y2 true JPH05945Y2 (ja) | 1993-01-12 |
Family
ID=31472999
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987181517U Expired - Lifetime JPH05945Y2 (ja) | 1987-11-27 | 1987-11-27 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05945Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53132298A (en) * | 1977-04-22 | 1978-11-17 | Kanzaki Paper Mfg Co Ltd | Method of sticking label* and label paper |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59149173U (ja) * | 1983-03-25 | 1984-10-05 | 東洋インキ製造株式会社 | リサイクル容器の粘着ラベル |
-
1987
- 1987-11-27 JP JP1987181517U patent/JPH05945Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53132298A (en) * | 1977-04-22 | 1978-11-17 | Kanzaki Paper Mfg Co Ltd | Method of sticking label* and label paper |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0185878U (ja) | 1989-06-07 |
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