JPH0592843A - 画像形成装置のシート搬送ローラ交換時期検出装置 - Google Patents

画像形成装置のシート搬送ローラ交換時期検出装置

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JPH0592843A
JPH0592843A JP3276832A JP27683291A JPH0592843A JP H0592843 A JPH0592843 A JP H0592843A JP 3276832 A JP3276832 A JP 3276832A JP 27683291 A JP27683291 A JP 27683291A JP H0592843 A JPH0592843 A JP H0592843A
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roller
time
sheet
feeding
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Masahito Yanagida
雅人 柳田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 給紙ローラなどのシート搬送ローラの交換時
期を正しく検出できるシート搬送ローラ交換時期検出装
置を提供する。 【構成】 呼出しローラ3、給紙ローラ4及び逆転ロー
ラ5が回転駆動された時間を計測し、この時間が予め決
められた時間に達したとき、これらのローラを交換すべ
きことを表示器に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像形成装置のシート
搬送ローラ交換時期検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】複写機、プリンタ、ファクシミリ或いは
印刷機などの各種画像形成装置においては、転写紙、記
録紙、印刷紙或いは原稿などのシートを搬送するシート
搬送ローラが多数用いられている。例えば電子複写機の
給紙部においては、所定のサイズにカットされた転写紙
を給紙カセットにセットし、その最上位の転写紙に呼出
しローラを当接させ、このローラを回転駆動して転写紙
を給紙カセットから送り出し、送り出された転写紙を、
その給送方向に向けて回転する給紙ローラと、給送方向
とは逆向きに回転する逆転ローラとの間に通し、転写紙
の重送を防止しつつ、1枚の転写紙を転写部に向けて搬
送しているが、このような呼出しローラ、給紙ローラ又
は逆転ローラが、シート搬送ローラの一例である。
【0003】かかるシート搬送ローラは、その使用時間
の経過に伴って表面が摩耗し、これを放置すれば転写紙
などのシートがスキューやジャムを起こす不具合を免れ
ない。このため、シート搬送ローラを所定時間使用した
後、これを新たなものと交換する必要がある。
【0004】そこで従来より作像枚数が所定数に達した
とき、シート搬送ローラを新たなローラと交換している
が、このような交換方式であると、次に示す如き不具合
が発生する。
【0005】先ず、ここではシート搬送ローラの例とし
て、前述の呼出しローラ、給紙ローラ及び逆転ローラを
取り挙げ、これらのローラを総称するときはこれを給送
ローラと称することにすると、従来は複写機のコピー枚
数をチェックするカウンタが予め決められた枚数、例え
ば3万枚とか、8万枚とか、10万枚とかの枚数をカウ
ントしたとき、専門のサービスマンが給送ローラを交換
していた。ところが、複写機を使用するユーザによって
は、A4サイズ以下の小サイズの転写紙を使用すること
が多い者や、逆にA3サイズの如き大サイズの転写紙を
使用することが多い者など、その使用態様はまちまちで
ある。
【0006】一方、給紙部から大サイズの転写紙を給送
するときは、小サイズの転写紙を給送するときよりも、
給送ローラの回転時間は長くなる。例えばA4サイズの
小サイズの転写紙ばかりを給紙したときと、A3サイズ
の大サイズの転写紙ばかりを給紙したときとでは、後者
の方が給送ローラの正味の使用時間が2倍近く長くな
る。
【0007】従って、従来のようにコピー枚数が所定数
に達したときに画一的に給送ローラを交換すると、未だ
充分に使える給送ローラを交換してしまったり、逆にも
う限界を越えている給送ローラを使用し続けなければな
らない事態も発生し、転写紙のジャムやスキューを起こ
すおそれがあった。
【0008】また給紙カセットを複数段設けて使用する
複写機において、各段の給紙カセットに異なったサイズ
の転写紙をセットして使用した場合、或る段の給紙カセ
ットからの給紙回数が、他の給紙カセットからの給紙回
数よりもはるかに多くなるようなこともある。このよう
な場合も、給紙回数の多い給紙カセットに付設された給
送ローラは、他の給紙カセットの給送ローラよりも早期
に摩耗する。従って、この場合もコピー回数によって、
画一的に、全ての段の給送ローラを一度に交換してしま
うと、まだ充分に使える給送ローラを交換したり、摩耗
の著しい給送ローラを使い続けなければならない事態が
発生する。
【0009】このように、従来は実際に給送ローラがど
の程度使用され、その摩耗がどの程度進んだかを考慮せ
ずに、画一的に或る時期にローラを交換していたため、
上述のような不具合が発生していた。このようなこと
は、複写機の給送ローラに限らず、各種の画像形成装置
におけるシート搬送ローラについても同様に言えること
である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、従来
よりも正確にシート搬送ローラの交換時期を知ることが
できるようにし、前述の従来の不具合の発生を未然に防
止することの可能な画像形成装置のシート搬送ローラ交
換時期検出装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、シート搬送ローラが駆動手段により回転駆
動される時間を計る計測手段と、その駆動時間を表示す
る表示手段とを具備して成る画像形成装置のシート搬送
ローラ交換時期検出装置を提案する。
【0012】また同じ目的を達成するため、シート搬送
ローラが駆動手段により回転駆動される時間を計る計測
手段と、その駆動時間と予め決められたシート搬送ロー
ラの使用限度時間とを比較判定する比較手段と、その比
較結果に基づき、シート搬送ローラを交換すべきことを
表示する表示手段とを具備して成る画像形成装置のシー
ト搬送ローラ交換時期検出装置を提案する。
【0013】さらに同じ目的を達成するため、シート搬
送ローラの回転数を計る回転数検出手段と、その回転数
を表示する表示手段とを具備して成る画像形成装置のシ
ート搬送ローラ交換時期検出装置を提案する。
【0014】さらに同じ目的を達成するため、シート搬
送ローラの回転数を計る回転数検出手段と、その回転数
と予め決められたシート搬送ローラの使用限度回転数と
を比較判定する比較手段と、その比較結果に基づき、シ
ート搬送ローラを交換すべきことを表示する表示手段と
を具備して成る画像形成装置のシート搬送ローラ交換時
期検出装置を提案する。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に従って詳細に
説明する。
【0016】図1は電子複写機の給紙部を示す概略図で
あり、その給紙カセット1には、シートの一例である転
写紙2が多数枚積載されてセットされている。転写紙2
の給紙時には、最上位の転写紙に当接した呼出しローラ
3が図における時計方向に回転駆動され、転写紙2が図
の左方に向けて送り出される。
【0017】このように送り出された転写紙は、その給
送方向に向けて時計方向に回転駆動される給紙ローラ4
と、給送方向とは逆の向きである時計方向に回転駆動さ
れる逆転ローラ5との間を通り、このとき最上位の転写
紙と共に、他の転写紙が給送されたとき、この他の転写
紙は、給紙ローラ4と逆転ローラ5との作用により給送
を停止される。このようにして転写紙の重送が防止さ
れ、1枚の転写紙だけがレジストローラ対6へ搬送さ
れ、このローラ対6によって所定のタイミングをとられ
て、矢印方向に回転する感光体7の転写部8に送られ、
ここで転写チャージャ9の放電作用によって、感光体8
上に形成されたトナー像が転写紙に転写される。次いで
この転写紙は定着装置を通り、ここで転写トナー像を転
写され、引き続きコピー紙として機外に排出される。
【0018】ここでも上述の呼出しローラ3、給紙ロー
ラ4及び逆転ローラ5を給送ローラと総称するものとす
ると、これらのローラの表面は例えばゴムなどの弾性体
によって形成され、かかる表面は経時的に摩耗する。そ
の摩耗の程度が著しくなると、転写紙のジャムやスキュ
ーが発生しやすくなるので、給送ローラ3,4,5を或
る時間使用したとき、これを新たなものと交換する必要
がある。
【0019】従来はコピー枚数が所定数に達したとき、
画一的に給送ローラ3,4,5を交換していたため、先
に説明した欠点を免れなかった。これを具体的な数値を
挙げて説明すると、例えばA3サイズの転写紙を使用し
て1枚のコピーをとる場合、給送ローラ3,4,5が回
転駆動される時間が例えば約5.8秒であるとしたと
き、A4サイズ(横送り)以下の小サイズのコピーを連
続してとるときの1枚当りの給送ローラ3,4,5の駆
動時間は例えば約3秒である。従って、前者の場合の給
送ローラ3,4,5の回転駆動時間は、後者の場合の回
転駆動時間の約2倍となる。そこで、給送ローラ3,
4,5の使用限度時間を例えば約50時間とすると、従
来は、その寿命の最悪条件を想定して、50時間×60
×60=180000秒をA3サイズのコピーを1枚ず
つとる時間(5,8秒)で割った約3万枚を給送ローラ
3,4,5の寿命と定め、実際にとられたコピーサイズ
に関係なく、この回数のコピーをとった時点で、サービ
スマンが給送ローラ3,4,5を交換するようにしてい
た。ところが仮にA4サイズ(横送り)ばかりの転写紙
に連続してコピーしたときには、給送ローラ3,4,5
はその寿命の1/2の使用時間で交換されることにな
る。これは大変不経済である。
【0020】図1に示した給紙部には、給紙カセット1
とは異なるサイズの転写紙2aを収容したもう1つの給
紙カセット1aと、これに付設された給送ローラ3a,
4a,5aが設けられているが、上下の給紙カセット
1,1aの使用頻度の相違によっても、先に説明したよ
うに、上述したところと同様な不具合が発生する。
【0021】そこで本発明では、コピー枚数に基づいて
給送ローラ3,4,5の交換時期を定める代りに、これ
らのローラが実際に回転駆動される時間によって、その
交換時期を検出するように構成されている。以下にその
具体例を明らかにする。
【0022】図2は給送ローラ3,4,5の駆動制御ブ
ロック図であり、符号10で示すものは、給送ローラ
3,4,5を回転駆動する駆動手段の一例であるモータ
を示している。このモータ10は、CPU11の指令に
より、出力インターフェース12及びモータドライバ1
3を介して所定のタイミングで制御され、これによって
給送ローラ3,4,5が回転駆動される。
【0023】ここで、給送ローラ3,4,5がモータ1
0により実際に回転駆動された時間がCPU11の内部
のタイマによって計測される。すなわちモータ10への
通電時間中、上記タイマはモータ10の通電時間をカウ
ントアップし、その通電終了後に、カウント値は不揮発
性RAM14にストアされる。次にモータ10が通電さ
れるときは、不揮発性RAM14から、ストアされたカ
ウント値がCPU11に取り込まれ、そのタイマによっ
てカウントアップの続きが行われる。このようにして給
送ローラ3,4,5の使用開始から、そのトータルの駆
動時間が計測される。
【0024】図3は上記動作を示すフローチャートであ
り、給紙部がオンされると、この図に示すタイマ割込み
に入り、レジスタの待避のあと、前述のCPU11のタ
イマのカウント値をロードする。すなわち、不揮発性R
AM14にストアされたカウント値がCPU11に取り
込まれ、タイマにより給送ローラ3,4,5の駆動時間
のカウントが続けられる。このときのカウント値をAと
する。次いでモータ10への通電終了後、そのときのカ
ウント値Aが不揮発性RAM14にストアされ、レジス
タが回復される。このようにして、新しい給送ローラ
3,4,5を使い始めてから、その全回転駆動時間が計
測されるのである。
【0025】一方、上述のように計測された給送ローラ
3,4,5の駆動時間は、複写機に設けられた操作パネ
ル15(図2)の表示器に表示される。この表示の態様
としては、駆動時間を数値でディジタル表示するほか、
給送ローラが寿命となるまでの時間に対して、現在まで
の駆動時間がどの程度進んだかを、割合などによって図
式的に表示するようなものであってもよい。
【0026】上述のように、給送ローラ3,4,5の使
用開始から、現在までのその全駆動時間をいつでも表示
器によって確認できるため、給送ローラ3,4,5をど
の程度使用したか、すなわちどの程度これらのローラが
摩耗しているかを知ることができる。給送ローラ3,
4,5の使用限度時間、すなわちその寿命は予め判って
いるので、表示器の表示を見て、その交換時期を知るこ
とができ、しかもあとどの程度の時間給送ローラ3,
4,5が駆動したとき、その交換を行えばよいかを容易
に予測することができる。
【0027】なお、表示器の表示内容を一般のユーザが
常に確認できるように、表示器に常時表示しておくよう
にしてもよいし、サービスマンだけがサービスマンモー
ドにより表示内容を呼び出せるようにしてもよい。前者
の方式によると、サービスマン以外の一般のユーザも常
に給送ローラ3,4,5の摩耗状態を確認でき、これら
のローラの交換時期を知ることができる。
【0028】後者の方式を採用した場合、サービスマン
モードにより、給送ローラ3,4,5の駆動時間を、電
話で呼び出せるように、複写機に電話回線を接続してお
けば、サービスマンがわざわざユーザの元まで出向かず
とも、現在までの給送ローラ総駆動時間、すなわちその
摩耗状態を確認することができる。
【0029】またサービスマンがユーザの元に来たと
き、給送ローラ3,4,5の消耗状況や、そのユーザが
どの程度の時間複写機を使用するかを把握できるので、
いつ頃給送ローラ3,4,5の交換作業を行えばよいか
を容易に予測でき、的確なメインテナンスサービスを行
うことが可能である。
【0030】上述のように、本例では、CPU11の内
部のタイマと不揮発性RAM14によって給送ローラが
モータにより回転駆動される時間を計る計測手段の一例
が構成されている。同様に表示パネル15の表示器が、
その駆動時間を表示する表示手段の一例を構成し、これ
らの手段によって画像形成装置のシート搬送ローラ交換
時期検出装置が構成されている。
【0031】以上説明した実施例においては、給送ロー
ラ3,4,5の駆動時間を表示器に表示するだけである
が、次に示すように給送ローラ3,4,5を交換する時
期がきたとき、その事実を表示器に表示するように構成
することもできる。
【0032】すなわち、図2及び図3を参照して先に説
明したように、給送ローラ3,4,5がモータ10によ
って回転駆動された時間が、CPU11のタイマや不揮
発性RAM14などによって計測されるが、この駆動時
間と予め決められた使用限度時間とを、例えばCPU内
の比較手段によって比較判定し、その比較結果から、給
送ローラ3,4,5を交換すべきことが検出されたと
き、その事実を表示パネル15の表示器より成る表示手
段に表示するのである。これにより、サービスマンやユ
ーザは、給送ローラ3,4,5が寿命となったことを正
確に知ることができ、迅速にその交換作業を行うことが
できる。従って、まだ充分に使用に耐え得る給送ローラ
3,4,5を交換してしまったり、逆に寿命がきた給送
ローラ3,4,5を使用し続けることにより、転写紙2
のジャムやスキューが発生する不具合を未然に防止する
ことができる。
【0033】図4は上述したシート搬送ローラ交換時期
検出装置に関連するフローチャートを示す。このフロー
チャートにおいては、給送ローラ3,4,5が寿命とな
ったことを検出して表示することのほかに、その寿命が
くる前の或る一定時間前に、ユーザに交換時間が間もな
く到来することを「警告表示」として表示器に表示でき
るようにも構成されている。
【0034】図4において、先ず、上述の「警告表示」
のフラグがセットされているか否か、すなわち既に警告
表示がなされているかどうかがチェックされる。ここ
で、このフラグがセットされていないときは、図3を参
照して先に説明した態様で計測されたカウント値A、す
なわち給送ローラ3,4,5のトータル駆動時間と、予
め決められた第1の設定値とがCPU内の比較手段によ
って比較される。この第1の設定値は給送ローラ3,
4,5の使用限度時間よりも短かいものである。
【0035】カウント値Aが第1の設定値よりも小なる
ときは表示器に特別な表示はなされない。逆にカウント
値Aが第1の設定値以上となっているときは、警告フラ
グがセットされ、操作パネル15の表示器に、間もなく
給送ローラ3,4,5が寿命となることが表示される。
例えば表示器が点滅するなどして、この警告表示がなさ
れるのである。
【0036】次にCPU内の比較手段により、上述のカ
ウント値Aが給送ローラ3,4,5の使用限度時間に相
当する第2の設定値と比較され、カウント値Aがこの第
2の設定値以上となったとき、表示器に、給送ローラ
3,4,5が寿命となったこと、すなわちこれらのロー
ラを交換すべき「交換表示」がなされる。この表示は例
えば表示器を点滅ではなく、点灯し続けることによって
行われる。
【0037】例えば給送ローラ3,4,5が寿命となる
時間が50時間であるとしたとき、これに先立つ例えば
48時間を経過したところで、警告表示を行い、50時
間を経過したところで、給送ローラ3,4,5を交換す
べき表示をなすのである。
【0038】このように事前に給送ローラ3,4,の交
換時期が近づいていることをユーザに報せることで、ユ
ーザは予めサービスマンに連絡をとったり、或いは自ら
交換作業を行えるときは交換用の給送ローラを用意する
ことができる。
【0039】また上述の第1の設定値をサービスマンが
自由に設定できるようにすれば、コピーの使用頻度の高
いユーザの複写機に対しては、警告表示が出るまでの時
間を47時間とか45時間とし、使用頻度の低いユーザ
の複写機に対しては、この時間を49時間とか、49.
5時間などとして、交換表示がなされるまでの50時間
に極く近い時期に警告表示が出るようにすることができ
る。
【0040】給送ローラ3,4,5の使用限度時間に相
当する第2の設定値は、給送ローラの摩耗が著しくなっ
て、転写紙のジャムやスキューが多発する以前の適宜な
時間値に設定すべきは当然である。
【0041】図1に示した下段の給送ローラ3a,4
a,5aは、上段の給送ローラ3,4,5とは別個にそ
の駆動時間を検出され、その駆動時間、警告表示及び交
換表示が表示器になされる。
【0042】以上説明した実施例においては、給送ロー
ラ3,4,5がモータ10によって回転駆動された時間
を計測し、この時間を表示すると共に、警告表示や交換
表示を行ったが、給送ローラ3,4,5が実際に回転し
た回転数を検出することもできる。
【0043】給送ローラ3,4,5は、通常これが駆動
されている時だけ回転しているものではなく、給紙カセ
ット1から給送された転写紙がレジストローラ対6によ
って引っぱられているときも、給送ローラ3,4,5は
連れ回わりしている。従って給送ローラ3,4,5が駆
動されている時間を計るだけでは、その使用時間を正確
に把握できないこともある。そこで、給送ローラ3,
4,5が実際に回転している時間を検出し、その時間な
どを表示するのである。
【0044】例えば図2に示すように、エンコーダ16
より成る回転数検出手段を、該ローラの軸や、モータ1
0の軸などに付設し、このエンコーダ16の出力を、入
力インターフェース17を介してCPU11に入力し、
該CPU11のタイマと、不揮発性RAM14とによっ
て、給送ローラ3,4,5を使用し始めてからの、その
総回転数を計測する。そして、その各時点での回転数
と、警告表示と、給送ローラの交換表示を先の実施例と
同様にして表示器上に表示するのである。かかる構成の
制御態様は先の実施例と全く同じであり、先の説明中の
給送ローラ3,4,5の駆動時間、ないしはそのカウン
ト値Aが、給送ローラ3,4,5の回転数、ないしはそ
のカウント値に変り、給送ローラの使用時間に対応する
第1及び第2の設定値が、給送ローラの回転数に対応す
る第1及び第2の設定値に変るだけであり、第2の設定
値は、給送ローラの使用限度回転数に対応する値とな
る。よってその詳細な説明は省略する。またこの構成
を、下段の給送ローラ3a,4a,5aに対しても通用
できることは当然である。
【0045】上述のように、給送ローラの実際の回転数
を検出することによって、その摩耗状態や、寿命などを
より正確に知ることができる。
【0046】給送ローラの回転数を計る回転数検出手段
としては、上述のエンコーダ16に代えて、給送ローラ
の軸に付設した回転計を用いてもよいし、給送ローラや
その軸の表面の一部にマーキングを設け、給送ローラが
回転するとき、このマーキングを光学式センサによって
検知し、その回転数を計測することも可能である。
【0047】本発明は、実施例に示した給送ローラ以外
のシート搬送ローラや、複写機以外の各種画像形成装置
におけるシート搬送ローラの交換時期検出装置にも広く
適用できるものである。
【0048】
【発明の効果】請求項1に記載の構成によれば、シート
搬送ローラの摩耗状態をいつの時点でも確認でき、その
交換時期を予測することができる。
【0049】請求項2に記載の構成によれば、シート搬
送ローラを交換すべき表示がなされるので、その交換時
期を正しく知ることができる。
【0050】請求項3に記載の構成によれば、シート搬
送ローラの摩耗状況を、より正確に知ることができる。
【0051】請求項4に記載の構成によれば、シート搬
送ローラの交換時期をより正確に表示することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】複写機の給紙部を示す概略図である。
【図2】本発明実施例のブロック図である。
【図3】そのフローチャートである。
【図4】シート搬送ローラを交換すべきことを表示でき
る実施例のフローチャートである。
【符号の説明】
3 ローラ 3a ローラ 4 ローラ 4a ローラ 5 ローラ 5a ローラ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート搬送ローラが駆動手段により回転
    駆動される時間を計る計測手段と、その駆動時間を表示
    する表示手段とを具備して成る画像形成装置のシート搬
    送ローラ交換時期検出装置。
  2. 【請求項2】 シート搬送ローラが駆動手段により回転
    駆動される時間を計る計測手段と、その駆動時間と予め
    決められたシート搬送ローラの使用限度時間とを比較判
    定する比較手段と、その比較結果に基づき、シート搬送
    ローラを交換すべきことを表示する表示手段とを具備し
    て成る画像形成装置のシート搬送ローラ交換時期検出装
    置。
  3. 【請求項3】 シート搬送ローラの回転数を計る回転数
    検出手段と、その回転数を表示する表示手段とを具備し
    て成る画像形成装置のシート搬送ローラ交換時期検出装
    置。
  4. 【請求項4】 シート搬送ローラの回転数を計る回転数
    検出手段と、その回転数と予め決められたシート搬送ロ
    ーラの使用限度回転数とを比較判定する比較手段と、そ
    の比較結果に基づき、シート搬送ローラを交換すべきこ
    とを表示する表示手段とを具備して成る画像形成装置の
    シート搬送ローラ交換時期検出装置。
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