JPH059147B2 - - Google Patents

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JPH059147B2
JPH059147B2 JP18990887A JP18990887A JPH059147B2 JP H059147 B2 JPH059147 B2 JP H059147B2 JP 18990887 A JP18990887 A JP 18990887A JP 18990887 A JP18990887 A JP 18990887A JP H059147 B2 JPH059147 B2 JP H059147B2
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gas
pressure
line
nozzle
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Sadashige Nakajimaya
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Hokusan Co Ltd
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Hokusan Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本発明は、例えば浴室などの床材とか壁材また
は浴槽の表面に、複数異色の熱硬化性樹脂などの
樹脂塗料を用いて、当該塗料の各色による斑点模
様を形成するための塗装手段に係る改良に関す
る。
《従来の技術》 これまで、FRP製の浴槽部材などに所望の模
様を施すためには、予め模様を印刷したシート等
を、ゲルコート層にインサート状態にする手段が
一般に多用されている。
しかし当該手段によるときは、上記模様付シー
トが高価につくだけでなく、その作業もコスト高
となり、しかも平板状の箇所であればともかく、
立体的な曲面部分への施工は困難となる欠陥が指
摘されている。
そこで、特開昭59−103716号の如く、二種の着
色熱硬化性樹脂を夫々各別の近設されたスプレー
ノズルから交互に交わる方向にて浴槽表面に向け
噴出させ、この際当該各樹脂を当該噴出空間にて
混在させた後、この異色混在状態の樹脂塗料を浴
槽表面に噴当されるようにして、斑点模様の付い
たゲルコート層を形成することも、既に提案され
ている。
しかし、上記のスプレー方法なるものは、第3
図に例示される通り軸心の樹脂ノズルaにあつ
て、その先端口に吸引用空気ノズルb1を開口す
ると共に、その外周に拡散用空気ノズルb2を開
通させたスプレーノズルSを用い、吸引用空気ノ
ズルb1から空気流AL1を噴出することによつ
て生ずるスプレーノズルSの先端空所における負
圧を利用し、これにより図示しない着色硬化性樹
脂Rを吸引して樹脂ノズルaから吐出させ、この
ことにより吸引用空気ノズルb1から噴出の空気
流に同伴されて噴出される当該樹脂をミスト化
し、さらに拡散用空気ノズルb2から噴出の空気
流AL2により、ミスト化を促進すると共に拡散
を行い、これが浴槽面など粒子として噴当するよ
うにしたものである。
このため、当該従来手段によるときは、噴霧さ
れる樹脂塗料の噴霧量を、二色中一方だけ多くし
たいとき、あるいは噴当される粒子の大きさを変
えてやろうとする場合、これは空気流による負圧
形成により樹脂塗料を樹脂ノズルaから吐出させ
るものであるため、空気量を多くしたりその流速
を大にすれば、樹脂塗料の噴霧量が大きくなる
が、空気量も多くなつてしまうので、粒子は大き
くできないということになるのであり、結局空気
流は多くするが、樹脂塗料の吐出量は小さくする
といつたことができないため、形成すべき斑点模
様の異色間における量的バランスと粒子の大きさ
を希望通りに調整することができず、これを実現
しようとすれば、少なくとも一方の樹脂塗料につ
き、その粘度を高めてやらねばならない。
この結果、各異色樹脂塗料の粘度を、その都度
所望値に調整し、これにより所望の斑点模様を得
なければならないことになり、極めて面倒な作業
を行わねばならないだけでなく、粘度調整だけに
長時間を費やすこととなる。
さらに、樹脂塗料として通常の単色用ゲルコー
ト樹脂をそのまま用いると、これまた通常の単色
用塗装ノズルを使用したとき、単色塗料に適した
微細ミストとなるよう調整されているので、多色
ぼかし斑点模様を形成しようとすると、ミストの
微細化により明白な模様が形成できないこととな
り、この点からも粘度の調整が不可避な作業とな
つてしまうことになる。
《発明が解決しようとする問題点》 本願第1発明では、上記従来の方法がもつ重大
な難点に鑑み、空気流による負圧発生現象を利用
するのではなしに、異色の樹脂塗料はガス圧によ
つて各スプレーノズルの樹脂ノズルに供給するよ
うにし、この際当該樹脂塗料の送出量は上記ガス
圧か当該樹脂圧送ラインの樹脂料調節弁の一方ま
たは双方にて加減するようになし、これとは全く
別に形成されているガス圧送ラインから前記スプ
レーノズルのガスノズルに空気等のガスを圧送す
るに際し、当該ガスの送気量をガス圧調整かガス
圧送ラインに設けたスプレーガス調節弁の一方ま
たは双方によつて可変とすることで、異色樹脂塗
料の送出量とガス供給量とを、互いに全く無関係
に調整可能となし、各樹脂塗料の量的バランス、
そして粒子の大きさを、当該樹脂塗料の粘度調節
によることなしに、簡易に調節可能となし、しか
も通常の単色用樹脂塗料をそのまま用いての多色
斑点模様の形成を可能とするのが、その目的であ
る。
さらに本願第2発明では、上記の方法を実現す
るため、ガス供給源、異色樹脂塗料用の圧力タン
ク、可変減圧弁をもつた加圧ガスライン、洗浄用
閉止弁、ミキサ、樹脂量調節弁そしてスプレーノ
ズルの樹脂ノズルを設けた樹脂圧送ライン、当該
圧送ラインと連結の洗浄剤供給ラインを樹脂硬化
剤供給ライン、スプレーノズルのガスノズルに連
結のスプレーガス調節弁をもつたガス圧送ライン
の諸部材により適切に構成することにより、前記
方法による多色斑点模様の形成を、容易かつ各種
の要望に適合して実施できるようにすると共に、
樹脂硬化剤の適切な利用と、その後の洗浄を容易
に行い得るようにして、生産性を向上しようとす
るのが、その目的である。
《問題点を解決するための手段》 本願第1発明は上記の目的を達成するため、所
要複数個の互いに異色な樹脂塗料が収納されてい
る圧力タンクから、当該タンクに加えられるガス
圧によつて、夫々の異色である樹脂塗料を樹脂圧
送ラインより、隣設された夫々のスプレーノズル
における樹脂ノズルに供給するに際し、当該各樹
脂塗料の送出量が、上記圧力タンクへの圧力調
整、樹脂圧送ラインに設けた樹脂量調節弁による
開度調整の一方または双方により可変となし、か
つ当該樹脂圧送ラインに適所から樹脂硬化剤を添
加すると共に、前記のスプレーノズルにあつて樹
脂ノズルの外周に開口した所要数のガスノズルか
らは、ガス圧調整、ガス圧送ラインに設けたスプ
レーガス調節弁による開度調整の一方または双方
により送気量を可変としたガスが噴出されるよう
にしたことを特徴とする浴室等に多色斑点模様を
形成する方法を提供しようとしており、さらに同
上方法の実施に供する第2発明にあつては、所要
複数個の互いに異色な樹脂塗料が収納された圧力
タンクに、ガス供給源から可変減圧弁をもつた各
加圧ガスラインを連結し、この各圧力タンクに樹
脂導入部を貫着した樹脂圧送ラインに、順次洗浄
用閉止弁、ミキサ、樹脂量調節弁を設けて、当該
圧送ラインの終端部にスプレーノズルの樹脂ノズ
ルを連結し、かつこの樹脂圧送ラインには、上記
洗浄用閉止弁等とラインミキサとの間にあつて順
次洗浄剤供給ラインと、樹脂硬化剤供給ラインと
が連結されると共に、前記スプレーノズルにあつ
て樹脂ノズルの外周に開口した所要数のガスノズ
ルには、スプレーガス調節弁をもつたガス圧送ラ
インが連結されていることを特徴とする浴室等に
多色斑点模様を形成する装置を提供するものであ
る。
《実施例》 本願第1発明の方法につき詳記するのに先立つ
て、当該方法の実施に用いる第2発明の装置につ
き、以下第1図と第2図による実施例により、こ
れを説示する。
Aが当該装置の供給部で、Bがこれに連結され
るスプレー部を示しており、1はコンプレツサ、
窒素やエア等の圧力ボンベなどによるガス供給源
で、これは一次減圧弁2を介して主ヘツダ3に連
結され、この主ヘツダ3から分岐した可変減圧弁
4a,4b,4c付きの加圧ガスライン5a,5
b,5cが、夫々互いに異色である熱硬化性樹脂
等による樹脂塗料R1,R2,R3を収納してあ
る圧力タンク6a,6b,6cと連結されてお
り、図中7a,7b,7cは各圧力タンクの圧力
計を示している。
次に、上記の圧力タンク6a,6b,6cには
樹脂圧送ライン8a,8b,8cの樹脂導入部が
貫設されることで、夫々の樹脂塗料R1,R2,
R3に浸漬されていると共に、これらの各圧送ラ
イン8a,8b,8cには、順次洗浄用閉止弁9
a,9b,9c、ミキサ10a,10b,10
c、樹脂量調節弁11a,11b,11c、スプ
レー用樹脂弁12a,12b,12cが設けら
れ、さらに当該圧送ライン8a,8b,8cの終
端部が、スプレーノズル13a,13b,13c
にあつて、軸心位置に貫通された樹脂ノズル14
a,14b,14cと連結されている。
ここで上記ミキサには、どのような混合器を用
いてもよいが、別途原動力を必要とせずに流体の
流れを利用するようにしたラインミキサを用いる
のがよい。
ラインミキサとしては、板体に捻りをもたせて
形成した混合エレメントを、所要数だけ直交状に
連結して管体に内嵌し、流体流れた際、当該混合
エレメントの作用により流体が分割され、さらに
捻りにより混合される事をエレメント数だけ繰返
すことで、混合の目的を達成するようにしたもの
が用いられ、当該混合エレメントには上記のもの
以外に、平板を直交状に連設したものなどもあ
り、金属や合成樹脂によつて形成され、従つてこ
の混合エレメントを、何箇連装するかによつて混
合の度合を変化させることができる。
さらに、上記樹脂圧送ライン8a,8b,8c
には、前記洗浄用閉止弁9a,9b,9cとミキ
サ10a,10b,10cとの間にあつて順次洗
浄剤供給ライン15a,15b,15cと、樹脂
硬化剤供給ライン16a,16b,16cとが連
結されている。
上記洗浄剤供給ライン15a,15b,15c
には、アセトン等の溶剤17が収納された洗浄剤
圧力タンク18が、洗浄剤送出パイプ19−洗浄
剤開閉弁20−洗浄剤ヘツダ21を介して連結さ
れていると共に、前記主ヘツダ3が二次減圧弁2
2を介して、当該圧力タンク18と連結してあ
り、上記洗浄剤開閉弁20の開成により、上記溶
剤17を夫々の樹脂圧送ライン8a,8b,8c
へ流入し得るようになつている。
また、上記の樹脂硬化剤供給ライン16a,1
6b,16cには、MEKP等の樹脂硬化剤23
が収納された硬化剤圧力タンク24が、硬化剤送
出パイプ25−硬化剤開閉弁26−硬化剤ヘツダ
27を介して、当該圧力タンク24と連結してあ
ると共に、前記主ヘツダ3が、二次減圧弁28を
介して、当該圧力タンク24と連結してあり、上
記硬化剤開閉弁26の開成により、上記樹脂硬化
剤23を夫々の樹脂硬化剤供給ライン16a,1
6b,16cへ流入させ得るようになつており、
図中29は圧力計である。
上記の樹脂圧送ライン8a,8b,8cとは別
に、本発明ではガス圧送ライン30a,30b,
30cが設けられ、その先端側がスプレーガス調
節弁31a,31b,31c、スプレー用ガス弁
32a,32b,32cを介して、前記のスプレ
ーノズル13a,13b,13cにあつて、第2
図に明示の如く樹脂ノズル14a,14b,14
cの外側に平行して貫設されたガスノズル33
a,33b,33cと連結されている。
さらに、上記ガス圧送ライン30a,30b,
30cには、加圧ガスを送り込むため、図示例の
場合前記の主ヘツダ3から分岐させた加圧ガス送
出パイプ34が、加圧ガスヘツダ35を介して連
結されている。
次に上記したスプレーノズル13a,13b,
13cを稼動させるために、作動用操作部36が
設けられており、図示例では前記主ヘツダ3から
の作動ガス送出パイプ37に、操作レバー38を
もつた作動ガス開閉弁39を介装し、さらに当該
送出パイプ37の分岐路37a,37bに夫々、
前記したスプレー用樹脂弁12a,12b,12
c、スプレー用ガス弁32a,32b,32cを
連結するようにし、上記の操作レバー38を操作
することで、作動ガス開閉弁39を開き、作動用
のガスを上記のスプレー用樹脂弁12a,12
b,12cそしてスプレー用ガス弁32a,32
b,32cに送り、これらすべての弁を同時に開
成することで、スプレーノズル13a,13b,
13cの樹脂ノズル14a,14b,14c、ガ
スノズル33a,33b,33cから樹脂塗料と
加圧ガスとを噴出し得るようにしてある。
そこで、上記の装置を用いて本願第1発明に係
る方法を実施するには、前記の如く作動ガス開閉
弁39の操作レバー38を操作することで、樹脂
圧送ライン8a,8b,8cとガス圧送ライン3
0a,30b,30cとを開通状態となし、これ
により圧力タンク6a,6b,6cに夫々収納し
てある異色の熱硬化性樹脂等による樹脂塗料R
1,R2,R3を、夫々のガス圧送ライン30
a,30b,30cを介してスプレーノズル13
a,13b,13cの樹脂ノズル14a,14
b,14cに送出すと共に、主ヘツダ3からの加
圧空気等を、同上スプレーノズル13a,13
b,13cのガスノズル33a,33b,33c
に送気することとなる。
この際、樹脂塗料R1,R2,R3中には、樹
脂硬化剤でなく、ナフテン酸コバルト、オフテン
酸コバルト等の硬化促進剤を添加しておくのがよ
く、圧力タンク6a,6b,6cは、ガス供給源
1からの空気等が、一次減圧弁2にて減圧後、可
変減圧弁4a,4b,4cによつて調節された所
定ガス圧値に加圧され、夫々の加圧に対応した送
出量にて樹脂圧送ライン8a,8b,8cへ送り
出されて行く。
もちろん、この際洗浄用閉止弁9a,9b,9
cは開成させており、さらに硬化剤開閉弁26を
開成しておくことで、硬化剤圧力タンク24に収
納されているメチルエチルケトンパーオキシド
(MEKP)等の樹脂硬化剤23が、二次減圧弁2
8を介してのガス圧による加圧により、硬化剤ヘ
ツダ27を介して樹脂硬化剤供給ライン16a,
16b,16cより、夫々の樹脂圧送ライン8
a,8b,8cへ導入されることとなる。
上記樹脂硬化剤23はミキサ10a,10b,
10cによつて、流送の樹脂塗料R1,R2,R
3に混合され、樹脂量調節弁11a,11b,1
1cの開成度合に応じて樹脂ノズル14a,14
b,14cから浴槽等の塗装対象物へ向け噴出さ
れる。
上記樹脂ノズル14a,14b,14cの外周
には、ガスノズル33a,33b,33cが開口
しており、ここから前記の加圧ガスが噴出するこ
ととなるから、当該噴気流により吐出された樹脂
塗料R1,R2,R3が、夫々空間にて撹乱され
ながら粒子となり、当該塗面に衝当して、スプレ
ーノズル13a,13b,13c夫々の斑点模様
を形成することとなり、本実施例では三色の斑点
がランダムに散在する所望の斑点模様を得ること
となる。
このようにして作業が終れば、操作レバー38
の操作によつて当該作業を停止させ、次にミキサ
10a,10b,10cよりも上流側には、樹脂
硬化剤の添加がないから、特に洗浄の必要はない
が、下流側では硬化剤が添加されているので、そ
のまま放置しておくと、ミキサ10a,10b,
10c以降スプレーノズル13a,13b,13
cまでは、残留樹脂塗料が硬化してしまうことと
なるので、洗浄しておく必要がある。
そこで、先ず樹脂圧送ライン8a,8b,8c
の洗浄用閉止弁9a,9b,9cを閉止した上
で、洗浄剤開閉弁20を開き、これにより洗浄剤
圧送タンク18のアセトン等による溶剤17を、
主ヘツダ3からの空気圧等により圧送し、これを
洗浄剤ヘツダ21から洗浄剤供給ライン15a,
15b,15cを介して、樹脂圧送ライン8a,
8b,8cの下流側へ注入し、樹脂塗料の洗浄を
行うのである。
このように本願第1発明に係る方法であつて
は、圧力タンク6a,6b,6cの異色である樹
脂塗料につき、夫々の樹脂送出量を変化させ、得
られる斑点模様の色調を所望のものにしようとす
る際、例えば樹脂塗料R1だけを多くして、これ
をベース色にしようとするような場合には、圧力
タンク6a,6b,6cの可変減圧弁4a,4
b,4cを調節して、例えば圧力タンク6aのゲ
ージ圧を2Kg/cm3にし、他の圧力タンク6b,6
cは1Kg/cm3に調節することとなる。
また、上記の圧力調整手段とは別個に、または
同時に樹脂圧送ライン8a,8b,8cの樹脂量
調節弁11a,11b,11cの開成度合を変化
させるようにしても、樹脂塗料の量的バランスを
変更することができ、この際樹脂量調節弁11
a,11b,11cには開度目盛を付しておき、
再現性のよい塗装作業を行い得るようにするのが
望ましい。
次に本法にあつて樹脂塗料につき、その粒子の
大きさを調整し、斑点の大きさを種々の寸法にし
ようとする場合は、スプレーガス調節弁31a,
31b,31cに関し、例えば当該調節弁31a
だけ、その開度を絞ることで噴気量を少なくし、
これにより当該スプレーノズル13aによる斑点
を大きくするといつたことができることとなる。
すなわち噴気量が少なくなれば、吐出された樹
脂塗料を撹乱し、分散させようとする空気流のエ
ネルギーが小さくなり、樹脂塗料が分散され難な
くなる結果、大きな粒子が塗面に衝当することと
なるからであり、従つて当該調節弁の開成度合を
大きくすれば、粒子を小さくすることができる。
また実際上、粒子の大きさを変更するには、樹
脂ノズル14a,14b,14cの経を大きくし
たり、小さくすることによつてもよく、このよう
な手段によるときは各種寸法のスプレーガス調節
弁31a,31b,31cを用意しておき、これ
を適時交換するようにすればよい。
《発明の効果》 本願第1発明に係る方法は、以上のようにして
実施されるものであるから、通常の単色用樹脂塗
料を、粘度の調整なしにそのまま使用し、当該塗
料による塗装と実質的に同じ作業内容にて簡易に
多色斑点模様の形成ができ、しかも各異色樹脂塗
料の量的バランス斑点の大きさを調節する際も、
樹脂粘度の調節といつた面倒な作業を行うことな
しに、ガス圧の調節とかバブルの調節といつた単
純な操作だけで、目的を達することができるの
で、その生産性を向上でき、かつ得ようとする所
望の模様に対する中実性をも向上することが可能
となり、かつ再現性をもよくすることができる。
そして、本願第2発明に係る装置も、前記のよ
うにして構成することができるから、上記第1発
明を容易かつ確実に実現させ得ると共に、樹脂硬
化剤の添加も適所にて行われるから、作業後の洗
浄も最低限の小範囲で事足り、樹脂塗料の無駄使
いも少ない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本願第1発明に係る方法を実施するの
に用いる第2発明に係る浴室等に多色斑点模様を
形成する装置の全体配管説明図、第2図は同装置
のスプレーノズルを示す端面図、第3図は従来の
多色斑点模様を形成する手段に用いられているス
プレーノズルの縦断側面説明図である。 1……ガス供給源、2……一次減圧弁、4a,
4b,4c……可変減圧弁、5a,5b,5c…
…加圧ガスライン、6a,6b,6c……圧力タ
ンク、8a,8b,8c……樹脂圧送ライン、9
a,9b,9c……洗浄用閉止弁、10a,10
b,10c……ミキサ、11a,11b,11c
……樹脂量調節弁、13a,13b,13c……
スプレーノズル、14a,14b,14c……樹
脂ノズル、15a,15b,15c……洗浄剤供
給ライン、16a,16b,16c……樹脂硬化
剤供給ライン、30a,30b,30c……ガス
圧送ライン、31a,31b,31c……スプレ
ーガス調節弁、33a,33b,33c……ガス
ノズル、R1,R2,R3……樹脂塗料。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 所要複数個の互いに異色な樹脂塗料が収納さ
    れている圧力タンクから、当該タンクに加えられ
    るガス圧によつて、夫々の異色である樹脂塗料を
    樹脂圧送ラインより、隣設された夫々のスプレー
    ノズルにおける樹脂ノズルに供給するに際し、当
    該各樹脂塗料の送出量が、上記圧力タンクへの圧
    力調整、樹脂圧送ラインに設けた樹脂量調節弁に
    よる開度調整の一方または双方により可変とな
    し、かつ当該樹脂圧送ラインに適所から樹脂硬化
    剤を添加すると共に、前記のスプレーノズルにあ
    つて樹脂ノズルの外周に開口した所要数のガスノ
    ズルからは、ガス圧調整、ガス圧送ラインに設け
    たスプレーガス調節弁による開度調整の一方また
    は双方により送気量を可変としたガスが噴出され
    るようにしたことを特徴とする浴室等に多色斑点
    模様を形成する方法。 2 所要複数個の互いに異色な樹脂塗料が収納さ
    れた圧力タンクに、ガス供給源から可変減圧弁を
    もつた各加圧ガスラインを連結し、この各圧力タ
    ンクに樹脂導入部を貫着した樹脂圧送ラインに、
    順次洗浄用閉止弁、ミキサ、樹脂量調節弁を設け
    て、当該圧送ラインの終端部にスプレーノズルの
    樹脂ノズルを連結し、かつこの樹脂圧送ラインに
    は、上記洗浄用閉止弁とラインミキサとの間にあ
    つて順次洗浄剤供給ラインと、樹脂硬化剤供給ラ
    インとが連結されると共に、前記スプレーノズル
    にあつて樹脂ノズルの外周に開口した所要数のガ
    スノズルには、スプレーガス調節弁をもつたガス
    圧送ラインが連結されていることを特徴とする浴
    室等に多色斑点模様を形成する装置。
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