JP3326493B2 - 混色塗装方法及び混色塗装装置 - Google Patents

混色塗装方法及び混色塗装装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、色の異なる2以上
の塗料を混合して塗装する混色塗装方法及び混色塗装装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、有色塗料による塗装は、ベース塗
料とカラー塗料とを目的の色味となるように一定の比率
で計量し、これらを混合タンク内で十分に混合して予め
調色した後、この調色済みの塗料を塗装ガンから噴射す
ることにより行っていた。例えば、船舶ホールドにおい
ては、造船用鋼材の防錆塗装(ショッププライマーの塗
装)を行う際、ベース塗料を灰色とし、カラー塗料を赤
や緑として、鋼材の種類に応じて色分けして塗装をして
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の塗装
方法は、ベース塗料及びカラー塗料を自動計量して均一
に混合する装置が必要になるため、設備費が高くなるだ
けでなく、大きな混合タンクを必要としていた。したが
って、広い設置スペースが必要になるだけでなく、塗装
の色替え時には混合タンク内の多量の塗料を廃棄しなけ
ればならず、更に混合タンク内の洗浄作業に多量の有機
溶剤を要するという問題があった。
【0004】このため、塗料を混合する混合タンクを設
ける代わりに、塗料配管の途中にベース塗料及びカラー
塗料をミキシングするスタティックミキサを設け、塗装
ガンに供給する過程で両者を混合する方法も提案されて
いる。
【0005】しかし、スタティックミキサを用いる場合
には、その形状が複雑であるためにコスト高になるとい
う問題があった。更に、カラー塗料の流量がベース塗料
の流量に対してかなり小さい場合(例えばベース塗料流
量の約1/20)には、カラー塗料をベース塗料に均一
に分散させることが困難であり、塗装面の混色状態が良
好でないという問題があった。
【0006】本発明は、これらの問題を解決すべくなさ
れたものであって、色の異なる2以上の塗料を混合し
て、所望の混色がなされた塗膜を容易且つ廉価に形成す
ることができる混色塗装方法及び混色塗装装置の提供を
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の前記目的は、ベ
ース塗料を液圧により噴射する第1塗装部から前記ベー
ス塗料を噴射すると共に、2流体ノズルからなる第2塗
装部の空気流入口に供給された空気と液体流入口に供給
されたカラー塗料とをノズル内部で混合した後、前記ベ
ース塗料と色の異なる前記カラー塗料を、前記ベース塗
料の噴射量が前記カラー塗料の噴射量よりも多くなるよ
うに、前記ベース塗料の噴射流れに向けて噴射して、前
記ベース塗料及びカラー塗料を衝突させて混合状態とし
た後に、被塗装物に吹き付けて塗装することを特徴とす
る混色塗装方法によって達成される。前記第2塗装部
は、複数設けられていることが好ましい。
【0008】また、本発明の前記目的は、ベース塗料を
噴射する噴射孔を有し、前記ベース塗料を液圧により噴
射するように構成された第1塗装部と、空気流入口及び
液体流入口を有する2流体ノズルからなり、前記空気流
入口に供給された空気と前記液体流入口に供給されたカ
ラー塗料とをノズル内部で混合した後、前記ベース塗料
と色の異なる前記カラー塗料を噴射する噴射孔を有する
第2塗装部とを備えており、前記第1塗装部及び第2塗
装部は噴射方向が交差するように配設され、噴射された
前記ベース塗料及びカラー塗料が衝突して混合状態とな
るように構成されていることを特徴とする混色塗装装置
により達成される。前記第2塗装部は、複数設けられて
いることが好ましい。
【0009】また、前記ベース塗料とカラー塗料との混
合が良好となるように、前記第2塗装部は、前記第1塗
装部の噴射方向に対する前記第2塗装部の噴射方向の傾
斜角度を調整できるように前記第1塗装部に支持されて
いることが好ましく、更に、前記第2塗装部は、前記第
1塗装部に対する位置を調整できるように前記第1塗装
部に支持されていることが好ましい。
【0010】また、前記第1塗装部及び第2塗装部は、
前記噴射孔が底部に開口した噴射溝を有しており、前記
噴射溝は、前記噴射孔の軸線方向に対して直交するよう
に形成され、前記各噴射溝の向きは略平行であることが
好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明に係る混色塗装方法及び混色塗装装置の具体的な
実施の形態について説明する。図1は、本発明の一実施
形態に係る混色塗装装置を示す斜視図であり、図2はそ
の平面図である。
【0012】図1及び図2に示すように、この塗装装置
1は、ベース塗料を噴射する第1塗装部10、及び、ベ
ース塗料と色の異なるカラー塗料を噴射する2つの第2
塗装部20を備えている。ベース塗料及びカラー塗料の
材料としては種々のものを使用することができ、例え
ば、ジンクリッチプライマー、エポキシ樹脂塗料、ウレ
タン樹脂塗料、ポリエステル樹脂塗料、アミノ・アルキ
ッド塗料、アクリル樹脂塗料などが挙げられる。ベース
塗料及びカラー塗料の粘度は、10〜5000mPa・
sであることが好ましく、100〜1000mPa・s
の範囲がより好ましい。また、ベース塗料及びカラー塗
料の色は、両者の調和を考慮して任意のものを選択する
ことが可能である。例えば船舶ホールドにおける鋼板の
防錆塗装では、ベース塗料を白色やグレー色としカラー
塗料を赤錆色や緑色とすることが多いが、これらに限定
されるものではない。
【0013】第1塗装部10は、本体部12の先端中央
にノズル14が設けられた公知のエアレスガンであり、
ノズル14の内部にはニードル弁(図示せず)が設けら
れている。そして、このニードル弁がエア電磁バルブ3
2の作動により開くと、供給されたベース塗料Bが液圧
により噴射されるように構成されている。また、ノズル
14の先端には、噴射溝18を有するノズルチップ16
が取り付けられている。図3に断面図で示すように、噴
射溝18は、底部18aに塗料の噴射孔17が開口し、
噴射孔17の軸線方向に対して直交するように形成され
ており、略V字形の縦断面形状を有している。噴射孔1
7から吐出されたベース塗料は、噴射溝18の側面18
bに沿って拡がりながら噴射される。
【0014】第2塗装部20は、2流体ノズルとして公
知のものとすることができ、空気流入口22に供給され
た空気Aと液体流入口24に供給されたカラー塗料Cと
がノズル内部で混合された後、第1塗装部10と同様
に、ノズルチップ26に形成された噴射孔(図示せず)
を介して噴射溝28から噴射されるように構成されてい
る。カラー塗料の噴射のオン/オフは、空気配管中に設
けられたバルブ34及び塗料配管中に設けられたポンプ
36の作動又は停止によって行われ、カラー塗料の噴射
量は、バルブ34の開度及びポンプ36の吐出量を調節
するコントローラ(図示せず)によって制御される。第
2塗装部20の噴射角度は、20〜40度であることが
好ましい。
【0015】この第2塗装部20は、板状のブラケット
40を介して第1塗装部10のノズル14の両側にそれ
ぞれ設けられており、ブラケット40の一端側は、ネジ
42によって第1塗装部10に揺動自在に取り付けられ
ている。これにより、第1塗装部10の噴射方向に対す
る第2塗装部20の噴射方向の傾斜角度θを任意の角度
に調整することができ、噴射されたベース塗料にカラー
塗料を衝突させることができる。ベース塗料とカラー塗
料との衝突面積が大きくなるように、第1塗装部10及
び第2塗装部20における各噴射孔の軸線を同一平面内
に位置させることが好ましく、更に、各噴射溝18,2
8の向き(対応する各噴射孔の軸線と垂直方向の向き)
を略平行にすることが好ましい。
【0016】次に、このような構成を備えた塗装装置の
作用について説明する。まず、第1塗装部10の噴射方
向に対する第2塗装部20の噴射方向を傾斜させ、ベー
ス塗料及びカラー塗料が被塗装物に吹き付けられる前に
両者を衝突させる。ベース塗料の噴射量は、一般にカラ
ー塗料の噴射量よりもかなり多いので、ベース塗料の粒
子に衝突したカラー塗料の粒子は、ベース塗料と混じり
合いながらベース塗料の流れに乗って被塗装物に到達す
る。このようにして、ベース塗料とカラー塗料とが混合
され、所望の色からなる塗膜が形成される。
【0017】また、ノズルチップ16,26の交換によ
り噴射溝18,28の形状を変更したり、ベース塗料又
はカラー塗料の粘性が変化した場合には、第2塗装部2
0の傾斜角度θを適宜調整することにより、ベース塗料
とカラー塗料とを所望の位置で衝突させることができ
る。この衝突位置は、被塗装面から10〜50cmの距
離とすることが好ましい。尚、ベース塗料へのカラー塗
料の衝突位置は、2つの第2塗装部20の間で必ずしも
一致させる必要はなく、それぞれ異なる位置とすること
も可能である。
【0018】このように形成された塗膜は、予めタンク
内部などで十分均一に混合された場合の塗膜に比べると
美観の点で若干劣るものの、それほど高い調色精度が要
求されない塗装の場合には、その混色状態は十分である
といえる。例えば、上述したショッププライマーの塗装
の場合には、鋼板の種類をショッププライマーの色によ
り識別するために本塗装装置を使用することができる一
方、ショッププライマーの表面には更に複数の塗膜が形
成されるため、ショッププライマーの色が完成品の外観
に影響を与えることはない。
【0019】以上、本発明の具体的な実施形態について
詳述したが、第1塗装部10は、エアレスガンを用いる
代わりに、圧縮空気流によって塗料を噴霧する公知のエ
アスプレーガンを使用することも可能である。一般に
は、毎分50〜500ccの噴射量ではエアスプレーガ
ンが使用され、毎分1000〜2500ccの噴射量で
はエアレスガンが使用される。第2塗装部20について
は、2流体ノズルの代わりにエアレスガンを使用するこ
とが可能である。
【0020】また、本実施形態においては第2塗装部2
0をブラケット40に固定して取り付けているが、図4
に示すように、ブラケット40に長孔44を形成し、こ
の長孔44に沿って移動可能となるように第2塗装部2
0を取り付けても良い。これにより、第2塗装部20の
傾斜角度θの調整だけでなく、その位置調整も可能にな
るので、ベース塗料とカラー塗料との衝突位置をより容
易且つ的確に調整することができる。
【0021】また、第2塗装部20は、本実施形態のよ
うに必ずしも2個設ける必要はなく、いずれか1個のみ
とすることも可能であるが、本実施形態のように2個又
はそれ以上とすることが好ましい。このように、第2塗
装部20を複数設けることで、ベース塗料の噴射流れと
カラー塗料の噴射流れの衝突位置を分散させることがで
き、より良好な混色を得ることができる。更に、第2塗
装部20からそれぞれ異なる色の塗料が噴射されるよう
にして、実際に噴射する1又は複数の塗料を適宜選択す
ることにより、塗装の色替えを容易且つ迅速に行うこと
ができるだけでなく、複数の色の組み合わせにより塗装
色のバリエーションを大幅に拡げることが可能になる。
第2塗装部20を3つ以上設ける場合には、例えば、第
1塗装部10におけるノズル14の左右及び上下のそれ
ぞれにブラケットを介して揺動自在に取り付けても良
く、或いは、図4に示すブラケット40の長孔44に2
つ以上設けても良い。
【0022】
【実施例】[実施例1]図1及び図2に示す第1塗装部
10に、旭サナック(株)製のエアレス自動ガン「AG
ガン」を使用し、第1塗装部10のノズルチップ16に
は、日本グレー社製「エアレスチップ821」を使用し
た。また、第2塗装部20に、エバーロイ製の2流体ノ
ズルである「ミニミスト」を使用した。ノズルチップ1
6,26間の距離は3cmであり、第2塗装部20の傾
斜角度θを30度に調整した。
【0023】また、ベース塗料として、関西ペイント
(株)製の灰色塗料である「SDジンク1000HA
(S)グレー」を使用し、カラー塗料として、関西ペイ
ント(株)製の赤錆色塗料である「SDジンク1000
HA(S)赤さびペースト」を使用した。
【0024】第1塗装部10の液圧を8MPaとしてベ
ース塗料の噴射量を毎分1700gとし、第2塗装部2
0の霧化エア圧力を0.3〜0.4MPaとしてカラー
塗料の噴射量を1ノズル当たり毎分60gとし、被塗装
物までの距離を20〜40cmに保ちながら塗装した。
塗装後、塗膜の混色性を目視により確認したところ良好
であった。
【0025】[実施例2]図1及び図2に示す第1塗装
部10及び第2塗装部20に、旭サナック(株)製のエ
アレス自動ガンである「AGガン」を使用した。第1塗
装部10のノズルチップ16には、日本グレー社製の
「エアレスチップ423〜429」を使用し、第2塗装
部20のノズルチップ26には、日本グレー社製の「エ
アレスチップ315」を使用した。ノズルチップ16,
26間の距離は5cmであり、第2塗装部20の傾斜角
度θを32度に調整した。
【0026】また、ベース塗料として、関西ペイント
(株)製の白色塗料である「ニューフォルテ・ホワイ
ト」を使用し、カラー塗料として、関西ペイント(株)
製の緑色塗料である「ニューフォルテ・グリーン」を使
用した。ベース塗料及びカラー塗料の粘度は、専用シン
ナーで3000mPa・sに調整した。
【0027】第1塗装部10及び第2塗装部20の液圧
を10〜12MPaとして、ベース塗料の噴射量を毎分
2000〜3000g、カラー塗料の噴射量を毎分80
0gとし、被塗装物までの距離を30〜50cmに保ち
ながら塗装した。塗装後、塗膜の混色性を目視により確
認したところ良好であった。
【0028】[実施例3]図1及び図2に示す第1塗装
部10に、デビルビス製のエアスプレー自動ガンである
「T−AGB(エアキャップ番号265)」を使用し、
第2塗装部20に、エバーロイ製の2流体ノズルである
「ミニミスト」を使用した。この第2塗装部20を、図
4に示すように位置調整可能となるように取り付け、ノ
ズルチップ16,26間の距離を3cmとし、第2塗装
部20の傾斜角度θを30度に調整した。
【0029】また、ベース塗料として、関西ペイント
(株)製の白色塗料である「ネオアミラック6000・
ホワイト」を使用し、カラー塗料として、関西ペイント
(株)製の赤色塗料である「ネオアミラック6000・
レッド」を使用した。ベース塗料及びカラー塗料の粘度
は、専用シンナーで100mPa・sに調整した。
【0030】第1塗装部10のエア圧力を0.35MP
aとしてベース塗料の噴射量を毎分200〜300gと
し、第2塗装部20の霧化エア圧力を0.3MPaとし
てカラー塗料の噴射量を毎分50gとし、被塗装物まで
の距離を20〜40cmに保ちながら塗装した。塗装
後、塗膜の混色性を目視により確認したところ良好であ
った。
【0031】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係る混色塗装方法及び混色塗装装置によれば、色の異
なる2以上の塗料を第1塗装部及び第2塗装部からそれ
ぞれ噴射した後に、両者を混合して被塗装面に吹き付け
るようにしているので、従来のように塗料を混合タンク
等で予め混合する必要がなくなる。したがって、設備の
小型化が図れると共に、所望の混色がなされた塗膜を容
易且つ廉価に形成することができる。
【0032】また、第2塗装部を2つ以上設けると、各
第2塗装部から同じ色のカラー塗料を噴射する場合に
は、塗膜の混色状態をより良好にすることができ、各第
2塗装部から異なる色のカラー塗料を噴射する場合に
は、容易且つ迅速な色替えが可能になると共にカラーバ
リエーションが豊富になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る混色塗装装置を示
す斜視図である。
【図2】 図1に示す混色塗装装置の平面図である。
【図3】 図1に示す混色塗装装置の要部断面図であ
る。
【図4】 本発明の他の実施形態に係る混色塗装装置の
一部を示す組立斜視図である。
【符号の説明】
1 塗装装置 10 第1塗装部 16 ノズルチップ 17 噴射孔 18 噴射溝 20 第2塗装部 22 空気流入口 24 流体流入口 26 ノズルチップ 28 噴射溝 40 ブラケット 42 ネジ 44 長孔 θ 傾斜角度 A 空気 B ベース塗料 C カラー塗料
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩村 達也 神奈川県平塚市東八幡4丁目17番1号 関西ペイント株式会社内 (72)発明者 浜 正司 兵庫県尼崎市神崎町33番1号 関西ペイ ント株式会社内 (72)発明者 戸田 展久 兵庫県尼崎市神崎町33番1号 関西ペイ ント株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−155200(JP,A) 実開 平1−69648(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B05B 7/08 B05D 1/02

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 色の異なる2以上の塗料を混合して塗装
    する塗装方法であって、 ベース塗料を液圧により噴射する第1塗装部から前記
    ース塗料を噴射すると共に、2流体ノズルからなる第2
    塗装部の空気流入口に供給された空気と液体流入口に供
    給されたカラー塗料とをノズル内部で混合した後、前記
    ベース塗料と色の異なる前記カラー塗料を、前記ベース
    塗料の噴射量が前記カラー塗料の噴射量よりも多くなる
    ように、前記ベース塗料の噴射流れに向けて噴射して、
    前記ベース塗料及びカラー塗料を衝突させて混合状態と
    した後に、被塗装物に吹き付けて塗装することを特徴と
    する混色塗装方法。
  2. 【請求項2】 前記第2塗装部は、複数設けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載の混色塗装方法。
  3. 【請求項3】 色の異なる2以上の塗料を混合して塗装
    する塗装装置であって、 ベース塗料を噴射する噴射孔を有し、前記ベース塗料を
    液圧により噴射するように構成された第1塗装部と、空気流入口及び液体流入口を有する2流体ノズルからな
    り、前記空気流入口に供給された空気と前記液体流入口
    に供給されたカラー塗料とをノズル内部で混合した後、
    前記ベース塗料と色の異なる前記カラー塗料を噴射する
    噴射孔を有する第2塗装部とを備えており、 前記第1塗装部及び第2塗装部は噴射方向が交差するよ
    うに配設され、噴射された前記ベース塗料及びカラー塗
    料が衝突して混合状態となるように構成されていること
    を特徴とする混色塗装装置。
  4. 【請求項4】 前記第2塗装部は、複数設けられている
    ことを特徴とする請求項3に記載の混色塗装装置。
  5. 【請求項5】 前記第2塗装部は、前記第1塗装部の噴
    射方向に対する前記第2塗装部の噴射方向の傾斜角度を
    調整できるように、前記第1塗装部に支持されているこ
    とを特徴とする請求項3又は4に記載の混色塗装装置。
  6. 【請求項6】 前記第2塗装部は、前記第1塗装部に対
    する位置を調整できるように、前記第1塗装部に支持さ
    れていることを特徴とする請求項3から5のいずれかに
    記載の混色塗装装置。
  7. 【請求項7】 前記第1塗装部及び第2塗装部は、前記
    噴射孔が底部に開口した噴射溝を有しており、 前記噴射溝は、前記噴射孔の軸線方向に対して直交する
    ように形成され、 前記各噴射溝の向きは略平行であることを特徴とする請
    求項3から6のいずれかに記載の混色塗装装置。
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