JPH059144Y2 - - Google Patents

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JPH059144Y2
JPH059144Y2 JP11038088U JP11038088U JPH059144Y2 JP H059144 Y2 JPH059144 Y2 JP H059144Y2 JP 11038088 U JP11038088 U JP 11038088U JP 11038088 U JP11038088 U JP 11038088U JP H059144 Y2 JPH059144 Y2 JP H059144Y2
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JP
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mold
slide core
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molded product
slide
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JP11038088U
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は合成樹脂の射出成形金型に関する。
(ロ) 従来の技術 アンダーカツト部を有する成形品の場合、成形
後どのようにして型から外すかにつきこれまでに
も様々な工夫がなされてきた。特開昭58−84740
号公報に記載された金型では、アンダーカツト部
を成形品の内・外部に有するものにおいて、アン
ダーカツト部を内・外一対のスライドコアで成形
する。成形品外部のスライドコアは、固定金型に
取り付けられたアンギユラピンがスライドコア内
部を貫通しており、型が開くとアンギユラピンが
スライドコアから離脱し、押圧バネによりスライ
ドコアは押し出され型開き方向と直角方向へスラ
イドする。又、成形品内部のスライドコアはアン
ギユラロツドを介してエジエクタプレートに連結
され、成形品突き出し時にエジエクタプレートを
押圧することによりコア部の斜面に沿つてスライ
ドしアンダーカツト部からそれぞれ離脱してい
た。
(ハ) 考案が解決しようとする課題 本考案は、成形品内部にアンダーカツト部を形
成するスライドコアの駆動メカニズムをより単純
なものにすることを目的とする。
(ニ) 課題を解決するための手段 本考案では、成形品を突き出すためのストリツ
パプレートを移動金型に設ける。ストリツパプレ
ートはロツドを介してエジエクタプレートに連結
する。成形品内部にアンダーカツト部を形成する
スライドコアは、移動金型に対し型開き方向に相
対移動を行なうことによりアンダーカツト部から
離脱するようスライド経路を設定されており、動
力伝達ピンを介してストリツパプレートに、相互
間隔可変に連結されている。
(ホ) 作用 成形品を突き出す場合、エジエクタプレートが
押されるとロツドを介してストリツパプレートも
移動する。ストリツパプレートとスライドコアは
動力伝達ピンにより連結しているので、スライド
コアはコア部に斜面に沿つてスライドし、成形品
を押し出しつつアンダーカツト部から離脱する。
(ヘ) 実施例 第1図において、1は固定金型、2は移動金
型、3は固定金型1、移動金型2とストリツパプ
レート5及び1対のスライドコア4との間に成形
される成形品である。ストリツパープレート5
は、移動金型2の内部に配置されたエジエクタプ
レート11にロツド12を介して連結され正面に
彫り込んだ環状凹所15に成形品3の周縁部を係
合させている。スライドコア4は、コア部7の外
面に装着され又成形品3の内部に突起状のアンダ
ーカツト部6を形成する。スライドコア4のスラ
イド経路はコア部7の外面の傾斜に沿つて設定さ
れており、移動金型2とスライドコア4の間に型
開き方向の相対移動が生じることにより、1対の
スライドコア4の間隔が狭まるかあるいは広がる
ものである。ストリツパプレート5とスライドコ
ア4には型開き方向と直角方向に透孔9を設け、
ストリツパプレート5を通しスライドコア4に向
つて動力伝達ピン8を挿入する。動力伝達ピン8
の根元はストリツパプレート5に固定されるが、
先端部はスライドコア4に対し摺動自在である。
又スライドコア4にはストリツパプレート5の背
面に係合するピン10を植え込む。エジエクタプ
レート11はロツド12の他エジエクタピン13
を取り付けている。
次に動作について、第2図,第3図に基づき説
明する。上記金型にて成形を行なつた後、型開き
すると図に示すように、ノツクピン14がエジエ
クタプレート11に突き当たりエジエクタピン1
3、ストリツパプレート5及びスライドコア4に
より成形品3の突き出しが行なわれる。突き出し
と同時にストリツパプレート5は移動金型2から
離れ始め、スライドコア4は動力伝達ロツド8に
より押し出されてコア部7の斜面に沿つてスライ
ドし成形品内部のアンダーカツト部6から離脱す
る(第3図)。これにより成形品3の取り外しが
可能になる。型閉め時には動力伝達ピン8による
引き込みに加え、ストリツパプレート5がピン1
0を押してスライドコア4を元の位置にぴつたり
と納めるのである。
(ト) 考案の効果 本考案によれば、スライドコアとストリツパプ
レートを動力伝達ピンにより連結し、エジエクタ
プレートの動きがストリツパプレートを介してス
ライドコアにも伝わるようにしたから、スライド
コアとエジエクタプレートを傾斜ロツドとスライ
ダによつて、あるいは傾斜ロツドとリンクによつ
て、連結するといつた配慮は不要であり、スライ
ドコアの駆動メカニズムを単純化できる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示し、第1図は、型閉
め時の断面図、第2図,第3図は型開き時の一連
の動作を示す断面図である。 1……固定金型、2……移動金型、3……成形
品、4……スライドコア、5……ストリツパプレ
ート、6……アンダーカツト部、8……動力伝達
ピン、11……エジエクタプレート。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 固定金型、移動金型、移動金型に設けられたエ
    ジエクタプレートに連結したストリツパプレー
    ト、及び同じく移動金型に設けられ、成形品内部
    にアンダーカツト部を形成するスライドコアを備
    え、 前記スライドコアは、移動金型に対し型開き方
    向に相対移動を行なうことによりアンダーカツト
    部から離れるようそのスライド経路を設定し、こ
    のスライドコアと前記ストリツパプレートを、動
    力伝達ピンにより相互間隔可変に連結してなる射
    出成形金型。
JP11038088U 1988-08-23 1988-08-23 Expired - Lifetime JPH059144Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0231715U JPH0231715U (ja) 1990-02-28
JPH059144Y2 true JPH059144Y2 (ja) 1993-03-08

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JPH0231715U (ja) 1990-02-28

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