JPH0591120U - 電気接続箱 - Google Patents
電気接続箱Info
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- JPH0591120U JPH0591120U JP3219792U JP3219792U JPH0591120U JP H0591120 U JPH0591120 U JP H0591120U JP 3219792 U JP3219792 U JP 3219792U JP 3219792 U JP3219792 U JP 3219792U JP H0591120 U JPH0591120 U JP H0591120U
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- Japan
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- box body
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 接続箱本体内にコネクタをスライド式に組み
付けて汎用性を持たせた電気接続箱を提供する。 【構成】 接続箱本体4の一側にコネクタ組付用の開口
3を設けると共に、開口から接続箱本体の相対向する内
側壁9に、接続箱本体の底壁2と平行な一対のスライド
ガイド10を設け、複数の各コネクタ5の外周に、スラ
イドガイドと係合可能なフランジ板13を突設し、フラ
ンジ板を相互に突き合わせた状態に各コネクタを接続箱
本体内にスライド式に組み付ける。
付けて汎用性を持たせた電気接続箱を提供する。 【構成】 接続箱本体4の一側にコネクタ組付用の開口
3を設けると共に、開口から接続箱本体の相対向する内
側壁9に、接続箱本体の底壁2と平行な一対のスライド
ガイド10を設け、複数の各コネクタ5の外周に、スラ
イドガイドと係合可能なフランジ板13を突設し、フラ
ンジ板を相互に突き合わせた状態に各コネクタを接続箱
本体内にスライド式に組み付ける。
Description
【0001】
本考案は、接続箱本体内にコネクタをスライド式に組付可能とした電気接続箱 に関するものである。
【0002】
図4は、車両に使用される従来の電気接続箱を示すものである。 該電気接続箱31は、各種コネクタハウジング32を一体に成形した合成樹脂 製の接続箱本体33と、該接続箱本体33に対する上カバー34と下カバー35 とにより構成される。
【0003】 該コネクタハウジング32には、電線36に接続した端子37を下方から挿入 収容させ、該電線36を下カバー35の切欠部38から外部に導出させると共に 、上方から図示しないリレーやヒューズ等を接続させ、それらの電線(図示せず )を接続箱本体33の外側壁の凹部39から下カバー35の凹部40に沿って導 出させる。
【0004】 しかしながら、上記従来の構造にあっては、コネクタハウジング32が接続箱 本体33と一体に形成されているために、車両毎の汎用性がなく、車両グレード 別に電気接続箱31を新設しなければならないという煩わしさがあった。また、 接続箱本体33内の各種コネクタハウジング32に対して色々な種類の端子37 を装着する作業を必要とするため、端子37の誤装着を起こし易いという問題が あった。
【0005】
本考案は、上記した点に鑑み、各種車両グレード等に対応できる汎用性を有し 、しかも端子の誤装着を防止し得る電気接続箱を提供することを目的とする。
【0006】
上記目的を達成するために、本考案は、接続箱本体の一側にコネクタ組付用の 開口を設けると共に、該開口から該接続箱本体の相対向する内側壁に、該接続箱 本体の底壁と平行な一対のスライドガイドを設け、複数の各コネクタの外周に、 該スライドガイドと係合可能なフランジ板を突設し、該フランジ板を相互に突き 合わせた状態に各コネクタを該接続箱本体内にスライド式に組み付けることを特 徴とする。
【0007】
車両グレード等によって適宜コネクタを選択し、フランジ板をスライドガイド に沿わせて接続箱本体内の適宜位置にスライド式に組み付ける。該コネクタ内に は予め端子を個別に装着させておく。
【0008】
図1は、本考案に係る電気接続箱の一実施例を示すものである。 該電気接続箱1は、底壁2を有して且つ一側にコネクタ組付用の開口3を設け た合成樹脂製の接続箱本体4と、該開口3から組み付られる各種コネクタ51 , 52 と、該接続箱本体4の上部開口7を覆うカバー8とにより構成される。
【0009】 該接続箱本体4には、側部開口3に続く相対向した両内側壁9,9に、底壁2 と平行にコネクタ組付用の一対のスライドガイド10を設けてあり、また該開口 3の外側にはヒンジ開閉式の蓋部11を一体的に設けてある。該スライドガイド 10は、上下に一対のガイド板10a,10bを近接して対向させ、その間にガ イド溝10cを形成させたものである。
【0010】 前記コネクタ51 ,52 には、合成樹脂製のコネクタハウジング121 ,12 2 の外周に、該スライドガイド10に対するスライド係合用のフランジ板131 ,132 を突出して設けてある。該フランジ板131 ,132 には、一端に係合 凸部141 ,142 、他端に係合凹部151 ,152 をそれぞれ設けてあり、フ ランジ板131 の係合凹部151 には、隣接するフランジ板132 の係合凸部1 42 が嵌め合わされ、各コネクタ51 ,52 は相互にフランジ板131 ,132 を突き合わせて位置決めされる。
【0011】 各フランジ板131 ,132 の両側には、係止突起16aを有する可撓片16 を切り起こして形成してあり、前記スライドガイド10の上側ガイド板10aに 、該係止突起16aに対する係合孔17を設けている。該可撓係止片16は、上 部開口7から該係止突起16aを押圧することにより離脱が可能である。
【0012】 前記蓋部11には、内壁面に、後部側コネクタ52 のフランジ係合凹部152 に対する係合凸部18を一体に設けると共に、外側に接続箱本体外壁の係止突起 19に対する係合枠部20を設けて、該蓋部11の閉止によって各コネクタ51 ,52 の装着完了を検知可能である。なお、接続箱本体4の前壁21内面に、係 合凸部141 に対する係合凹部(図示せず)を設けてもよい。
【0013】 各コネクタ51 ,52 内には、電線22に接続した端子(図示せず)を予め個 別に挿着しておく。そのため、端子を各コネクタ51 ,52 に間違えることなく 確実に挿着できる。そして電線22を導出させた状態でコネクタ51 ,52 を接 続箱本体4内に順次スライド装着させる。電線22は、底壁2に設けた切欠孔2 3から外部に導出される。次いでリレー24等の部品とカバー8とを装着する。
【0014】 各コネクタの組み合わせにおいては、図2に示す如く、フランジ板のみのスペ ーサ25を介して接続箱本体4内の不要スペースを埋めることもできる。コネク タ53 ,54 にはヒューズ26やヒュージブルリンク27の接続も可能である。
【0015】 また、図3に示す如く、カバー8を廃止して上壁28を一体的に設けた接続箱 本体29を用いることもできる。この場合は前記コネクタ51 ,52 にリレー2 4等を予め装着して、スライドガイド10′に沿って収納させる。本例は防水性 の必要な箇所に最適である。
【0016】
以上の如くに、本考案によれば、車両のグレード等によって適宜コネクタの組 み合わせを変えることができるから、汎用性があり、設変等においても迅速な対 応が可能である。また、コネクタ単体の状態で端子を挿着できるから、端子の誤 挿着が防止され、製品品質が安定する。さらに、スライド式にコネクタ装着でき るから、自動組付により生産性の向上を図ることができる。
【図1】本考案に係る電気接続箱の一実施例を示す分解
斜視図である。
斜視図である。
【図2】同じくコネクタの組み合せの一例を示す分解斜
視図である。
視図である。
【図3】接続箱本体の他の実施例を示す斜視図である。
【図4】従来例を示す分解斜視図である。
2 底壁 3 開口 4,29 接続箱本体 51 〜54 コネクタ 9 内側壁 10,10′ スライドガイド 131 ,132 フランジ板
Claims (1)
- 【請求項1】 接続箱本体の一側にコネクタ組付用の開
口を設けると共に、該開口から該接続箱本体の相対向す
る内側壁に、該接続箱本体の底壁と平行な一対のスライ
ドガイドを設け、複数の各コネクタの外周に、該スライ
ドガイドと係合可能なフランジ板を突設し、該フランジ
板を相互に突き合わせた状態に各コネクタを該接続箱本
体内にスライド式に組み付けることを特徴とする電気接
続箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992032197U JP2594610Y2 (ja) | 1992-05-15 | 1992-05-15 | 電気接続箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992032197U JP2594610Y2 (ja) | 1992-05-15 | 1992-05-15 | 電気接続箱 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0591120U true JPH0591120U (ja) | 1993-12-10 |
JP2594610Y2 JP2594610Y2 (ja) | 1999-05-10 |
Family
ID=12352185
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992032197U Expired - Fee Related JP2594610Y2 (ja) | 1992-05-15 | 1992-05-15 | 電気接続箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2594610Y2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002084620A (ja) * | 2000-09-08 | 2002-03-22 | Yazaki Corp | 電気接続箱 |
JP2003348225A (ja) * | 2002-05-30 | 2003-12-05 | Sharp Corp | 端末網制御装置 |
JP2013085404A (ja) * | 2011-10-12 | 2013-05-09 | Yazaki Corp | 電気接続箱 |
JP2013146123A (ja) * | 2012-01-13 | 2013-07-25 | Yazaki Corp | 電気接続箱のねじ締めブロック組付構造 |
JP2018133875A (ja) * | 2017-02-14 | 2018-08-23 | 矢崎総業株式会社 | 電気接続箱、及び、ワイヤハーネス |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6275624B2 (ja) * | 2014-11-12 | 2018-02-07 | 矢崎総業株式会社 | 電気接続箱 |
-
1992
- 1992-05-15 JP JP1992032197U patent/JP2594610Y2/ja not_active Expired - Fee Related
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2594610Y2 (ja) | 1999-05-10 |
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