JP6275624B2 - 電気接続箱 - Google Patents

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Description

本発明は、電気接続箱に関する。
従来の電気接続箱として、例えば、特許文献1には、電気部品が設けられたブロックと、周壁及び奥壁により構成されブロックをブロックから導出された電線と共に収納する中空の内部空間を有すると共に該内部空間にブロックを出し入れする一つの開口部を奥壁に対向して有する筐体と、開口部を塞いで内部空間内のブロックを覆う蓋部とを備える電気接続箱が開示されている。そして、この電気接続箱は、電気部品を取り付けたブロックの部品搭載面が周壁のうちの一つの周壁に対向した姿勢で前記ブロックが開口部からスライドして内部空間内に収納される。
特開2013−085404号公報
ところで、上述の特許文献1に記載の電気接続箱は、例えば、電気接続箱の周囲に蓋部を開閉するためのスペースを確保しにくいような場合であっても、内部に収容された部品に対して適正に作業を行うことができる構成が望まれている。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、内部に収容された部品に対して適正に作業を行うことができる電気接続箱を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る電気接続箱は、ブロックに電子部品を組み付けた電子部品ユニットと、中空状に形成される本体部、前記本体部の内部に形成され前記電子部品ユニットを収容する収容空間部、前記本体部に形成され当該本体部の外部と前記収容空間部とを連通し前記電子部品ユニットを第1方向に沿って前記収容空間部に挿入可能とする第1開口部、及び、前記本体部に形成され当該本体部の外部と前記収容空間部とを連通し前記電子部品ユニットが前記収容空間部に収容された状態で前記ブロックに組み付けられた前記電子部品と前記第1方向と交差する第2方向に沿って対向する第2開口部を有する収容部材と、前記本体部に組み付けられ前記第2方向に沿って移動することで前記第1開口部、及び、前記第2開口部を開閉可能である蓋部材とを備えることを特徴とする。
また、上記電気接続箱では、前記電子部品ユニットは、前記収容空間部に収容された状態で前記ブロックに対して前記電子部品を前記第2方向に沿って着脱可能であるものとすることができる。
また、上記電気接続箱では、前記第1開口部と前記第2開口部とは、それぞれ前記本体部において隣接する異なる面に形成されて連続するものとすることができる。
また、上記電気接続箱では、前記蓋部材は、前記第1開口部を開閉する第1蓋部と、前記第2開口部を開閉する第2蓋部とを有し、前記第1蓋部が前記第1開口部を開放し前記第2蓋部が前記第2開口部を開放する開放位置と前記第1蓋部が前記第1開口部を閉鎖し前記第2蓋部が前記第2開口部を閉鎖する閉鎖位置とに前記第2方向に沿って移動可能であるものとすることができる。
また、上記電気接続箱では、前記第2開口部は、前記本体部の鉛直方向上側の壁面に形成され、前記蓋部材と前記本体部とは、前記蓋部材が前記本体部に組み付けられた状態で前記第2開口部の縁部に沿って前記蓋部材が鉛直方向上側、前記本体部が鉛直方向下側に位置して鉛直方向に重なる鉛直方向重複部位を有し、前記蓋部材は、前記鉛直方向重複部位において鉛直方向下側に突出し前記第2開口部の縁部に沿って延在する第1蓋部材側リブと、前記本体部に組み付けられた状態で前記鉛直方向重複部位において前記第1蓋部材側リブより前記第2開口部の内側に位置し鉛直方向下側に突出して前記第2開口部の縁部に沿って延在する第2蓋部材側リブとを有し、前記本体部は、前記鉛直方向重複部位において鉛直方向上側に突出し前記第2開口部の縁部に沿って延在すると共に前記蓋部材が組み付けられた状態で前記第1蓋部材側リブと前記第2蓋部材側リブとの間に位置する第1収容部材側リブと、前記収容空間部の鉛直方向上側に第1区画壁を介して区画され前記第1収容部材側リブより前記第2開口部の内側に侵入した水を前記本体部の外部に排出する排水通路とを有するものとすることができる。
また、上記電気接続箱では、前記第1収容部材側リブは、前記第2開口部が形成された前記本体部の鉛直方向上側の壁面に形成され、前記排水通路は、前記本体部の鉛直方向上側の壁面と前記第1区画壁とによって区画され水平方向に沿って延在し、前記本体部は、前記排水通路の外部側の開口において前記第1区画壁を挟んで鉛直方向下側に形成される返し凹部を有するものとすることができる。
また、上記電気接続箱では、前記蓋部材は、前記本体部に組み付けられた状態で前記第2蓋部材側リブより前記第2開口部の内側に位置し鉛直方向下側に突出して前記第2開口部の縁部に沿って延在する第3蓋部材側リブを有し、前記本体部は、前記鉛直方向重複部位において鉛直方向上側に突出し前記第2開口部の縁部に沿って延在すると共に前記蓋部材が組み付けられた状態で前記第2蓋部材側リブと前記第3蓋部材側リブとの間に位置する第2収容部材側リブを有し、前記第3蓋部材側リブは、鉛直方向下端部が前記収容空間部に収容された前記電子部品ユニットの前記電子部品から外れた滴下許容位置の鉛直方向上側に位置するものとすることができる。
また、上記電気接続箱では、前記本体部は、前記第1開口部の前記第2方向に沿った縁部に沿って形成される収容部材側ガイド部と、前記第2開口部を挟んで対向する位置に形成される一対の収容部材側係合部とを有し、前記蓋部材は、前記収容部材側ガイド部と係合し前記第2方向に沿って案内される蓋部材側ガイド部と、当該蓋部材が前記第1開口部、及び、前記第2開口部を閉鎖した状態で一対の前記収容部材側係合部と係合する一対の蓋部材側係合部とを有するものとすることができる。
また、上記電気接続箱では、前記収容部材側ガイド部と前記蓋部材側ガイド部とは、前記第1方向、及び、前記第2方向と交差する第3方向に重なるものとすることができる。
また、上記電気接続箱では、前記第1開口部は、鉛直方向に沿って形成され、前記蓋部材と前記本体部とは、前記蓋部材が前記本体部に組み付けられた状態で前記第1開口部の鉛直方向の縁部に沿って前記蓋部材が前記本体部の外部側に位置して水平方向に重なる水平方向重複部位を有し、前記蓋部材は、前記本体部に組み付けられた状態で前記水平方向重複部位において前記本体部の前記収容空間部側に位置し前記第1開口部の鉛直方向に沿った縁部に沿って延在する第4蓋部材側リブと、前記本体部に組み付けられた状態で前記収容空間部の水平方向側方に前記第4蓋部材側リブを介して区画され前記水平方向重複部位を介して前記収容空間部側に侵入した水を鉛直方向下側に誘導する第1誘導通路とを有するものとすることができる。
また、上記電気接続箱では、前記本体部は、前記収容空間部の水平方向側方に第2区画壁を介して区画され前記第2開口部と前記蓋部材との間を介して前記収容空間部側に侵入した水を鉛直方向下側に誘導する第2誘導通路とを有するものとすることができる。
本発明に係る電気接続箱は、ブロックに電子部品を組み付けた電子部品ユニットを、第1開口部を介して第1方向に沿って収容空間部に挿入することができる一方、ブロックに組み付けられた電子部品と第2方向に沿って対向する第2開口部を介して当該電子部品に対して作業を行うことができる。そして、電気接続箱は、蓋部材が第2方向に沿って移動することで第1開口部、及び、第2開口部を開閉することができ、すなわち、蓋部材の開閉軌道を第2方向に沿った線状の軌道とすることができるので、蓋部材の開閉に必要とされるスペースを相対的に小さくすることができる。この結果、電気接続箱は、例えば、電気接続箱の周囲に蓋部材を開閉するためのスペースを確保しにくいような場合であっても、内部に収容された部品に対して適正に作業を行うことができる、という効果を奏する。
図1は、実施形態に係る電気接続箱の概略構成を表す分解斜視図である。 図2は、実施形態に係る電気接続箱のアッパカバーが開放位置にある状態を表す斜視図である。 図3は、実施形態に係る電気接続箱のアッパカバーが閉鎖位置にある状態を表す斜視図である。 図4は、実施形態に係る電気接続箱の第1開口部側を視る側面図である。 図5は、実施形態に係る電気接続箱の第2開口部側を視る平面図である。 図6は、実施形態に係る電気接続箱のアッパカバーの概略構成を表す斜視図である。 図7は、実施形態に係る電気接続箱のロア側ガイド部の概略構成を表す部分斜視図である。 図8は、実施形態に係る電気接続箱のアッパ側ガイド部の概略構成を表す部分斜視図である。 図9は、図4に示すA−A断面図である。 図10は、図4に示すB−B断面図である。 図11は、図10に示すC−C断面図である。 図12は、図4に示すD−D断面図である。
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
[実施形態]
図1は、実施形態に係る電気接続箱の概略構成を表す分解斜視図である。図2は、実施形態に係る電気接続箱のアッパカバーが開放位置にある状態を表す斜視図である。図3は、実施形態に係る電気接続箱のアッパカバーが閉鎖位置にある状態を表す斜視図である。図4は、実施形態に係る電気接続箱の第1開口部側を視る側面図である。図5は、実施形態に係る電気接続箱の第2開口部側を視る平面図である。図6は、実施形態に係る電気接続箱のアッパカバーの概略構成を表す斜視図である。図7は、実施形態に係る電気接続箱のロア側ガイド部の概略構成を表す部分斜視図である。図8は、実施形態に係る電気接続箱のアッパ側ガイド部の概略構成を表す部分斜視図である。図9は、図4に示すA−A断面図である。図10は、図4に示すB−B断面図である。図11は、図10に示すC−C断面図である。図12は、図4に示すD−D断面図である。なお、以下の説明では、電子部品としてのヒューズは、図1に1つを実線で図示しており、その他の図示は二点鎖線で図示、あるいは、省略している。
図1等に示す電気接続箱1は、自動車等の車両に搭載され、ワイヤハーネス・電線等の接続処理用部品を構成するコネクタ、ヒューズ、リレー、分岐部、電子制御ユニット等の電装品を集約して内部に収容するものである。電気接続箱1は、例えば、車両のエンジンルームや車体の下方部分に設置され、バッテリ等の電源と、車両内に搭載される各種電子機器との間に接続されている。電気接続箱1は、電源から供給された電力を車両内の各種電子機器に分配する。なお、電気接続箱1は、ジャンクションボックス、ヒューズボックス、リレーボックスなどとも呼ばれる場合があるが、本実施形態ではこれらを総称して電気接続箱と呼ぶ。
そして、本実施形態の電気接続箱1は、蓋部材(アッパカバー7)の開閉軌道を線状の軌道とすることで当該蓋部材の開閉に必要とされるスペースを相対的に小さくし、蓋部材を開閉するためのスペースを確保しにくいような場合であっても、内部に収容された部品に対して適正に作業を行うことができるようにしたものである。
なお、以下の説明では、互いに交差する第1方向、第2方向、及び、第3方向のうち、第1方向を「奥行き方向」といい、第2方向を「高さ方向」といい、第3方向を「幅方向」という。ここでは、第1方向としての奥行き方向と第2方向としての高さ方向と第3方向としての幅方向とは、相互に直交する。また、典型的には、電気接続箱1が車両に搭載された状態で、奥行き方向、及び、幅方向は、水平方向に沿った方向であり、高さ方向は、鉛直方向に沿った方向であるものとして説明する。さらに、高さ方向において鉛直方向上側を「上側」といい、鉛直方向下側を「下側」という。また、以下の説明で用いる各方向は、特に断りの無い限り、電気接続箱1が車両に搭載された状態での方向として説明する。
具体的には、電気接続箱1は、図1、図2、図3に示すように、ブロック5に電子部品4を組み付けた電子部品ユニット2と、中空状に形成され内部に電子部品ユニット2を収容する筐体3とを備える。電気接続箱1は、筐体3の内部の収容空間部62に、種々の電子部品4を含む電子部品ユニット2が収容される。
電子部品ユニット2は、電子部品4と、ブロック5とを有し、筐体3の内部に収容される。電子部品ユニット2は、電子部品4がブロック5に組み付けられることで構成される。電子部品ユニット2は、収容空間部62に収容された状態でブロック5に対して電子部品4を高さ方向に沿って着脱可能に構成される。
電子部品4は、例えば、上述したように、コネクタ、ヒューズ、リレー、分岐部、電子制御ユニット、電子部品ユニット等が含まれる。本実施形態の電子部品ユニット2は、複数の電子部品4として少なくともヒューズ41を含んで構成される。ここでは、電子部品ユニット2は、複数の電子部品4としてヒューズ41の他、リレー42も含んで構成される。
ブロック5は、絶縁性の合成樹脂によって形成される。ブロック5は、電子部品4が組み付けられるものであり、当該電子部品4が組み付けられる複数のキャビティ51が形成されている。ブロック5は、このキャビティ51の高さ方向上側にヒューズ41やリレー42等の電子部品4が嵌合して組み付けられる一方、高さ方向下側にこれら電子部品4と電気的に接続される電線の端子が嵌合して組み付けられる。また、ブロック5は、保持板状部52を有する。保持板状部52は、筐体3に保持される部分である。保持板状部52は、奥行き方向、及び、高さ方向に沿った矩形板状に形成される。保持板状部52は、ブロック5の幅方向両側に対向して一対で設けられる。一対の保持板状部52は、奥行き方向に所定の間隔をあけて複数対形成される。なお、ブロック5は、各キャビティ51を個別に着脱できるように可変拡張部分としてのサブブロックを組み合わせて構成されてもよい。
筐体3は、収容部材としてのロアカバー6と、蓋部材としてのアッパカバー7とを有し、ロアカバー6とアッパカバー7とが組み合わさって全体として直方体箱状に形成される。ロアカバー6とアッパカバー7とは、ともに絶縁性の合成樹脂によって形成される。
ロアカバー6は、図1、図2、図3、図4、図5に示すように、電子部品ユニット2を収容するための主たる部材であり、当該電子部品ユニット2が組み込まれる部分である。具体的には、ロアカバー6は、本体部61、収容空間部62、第1開口部63、及び、第2開口部64を有する。
本体部61は、上側壁面61aと、下側壁面61bと、側壁面61c、61d、61eとを有し、これら上側壁面61a、下側壁面61b、側壁面61c、61d、61eが一体となって中空状に形成される。上側壁面61aと下側壁面61bとは、ともに矩形板状に形成されると共に高さ方向に対向し、上側壁面61aが高さ方向上側の壁面を構成し、下側壁面61bが高さ方向下側の壁面を構成する。側壁面61c、61dは、ともに矩形板状に形成されると共に上側壁面61aと下側壁面61bとの間で幅方向に対向し、側壁面61cが幅方向一方側の壁面を構成し、側壁面61dが幅方向他方側の壁面を構成する。側壁面61eは、矩形板状に形成されると共に上側壁面61aと下側壁面61bとの間で、かつ、側壁面61cと側壁面61dとの間で奥行き方向一方側の壁面を構成する。本体部61は、上側壁面61a、下側壁面61b、側壁面61c、61d、61eが一体となって第1開口部63、及び、第2開口部64が開口した直方体箱状に形成される。本体部61は、中空状の内部に収容空間部62が形成される。また、本体部61は、上側壁面61aや側壁面61c、61d、61eに収容空間部62内で電子部品ユニット2を保持するための受け部61fが形成される。受け部61fは、図1、図4等に示すように、ブロック5に形成された保持板状部52を高さ方向上下に挟持して保持する部分であり、奥行き方向に沿って延在する。受け部61fは、保持板状部52の数、位置に応じて複数形成される。受け部61fは、電子部品ユニット2を収容空間部62に奥行き方向に沿って挿入する際のガイドとしても機能する。また、本体部61は、下側壁面61bに、電子部品4に接続する電線を配索するための挿通口61gが形成されている。挿通口61gは、下側壁面61bから高さ方向下側に突出するようにして形成される半円筒状部61hと、当該半円筒状部61hに対向するようにして組み付けられる半円筒状部分割体61iとによって区画される。
収容空間部62は、本体部61の内部に形成され電子部品ユニット2を収容する空間部であり、本体部61を構成する上側壁面61a、下側壁面61b、側壁面61c、61d、61eによって区画される。収容空間部62は、上側壁面61aによって高さ方向上側が区画され、下側壁面61bによって高さ方向下側が区画され、側壁面61c、61dによって幅方向両側が区画され、側壁面61eによって奥行き方向一方側が区画される。収容空間部62は、全体として直方体状に形成される。上述の各受け部61fは、この収容空間部62内に位置している。電子部品ユニット2は、各受け部61fによって、電子部品4側が高さ方向上側、電線が高さ方向下側となるような位置関係でこの収容空間部62内に保持される。
第1開口部63は、本体部61に形成され当該本体部61の外部と収容空間部62とを連通し電子部品ユニット2を奥行き方向(水平方向)に沿って収容空間部62に挿入可能とするための開口である。第1開口部63は、典型的には、電子部品ユニット2の設置用の開口である。第1開口部63は、図4等に示すように、本体部61の奥行き方向一方側の面、ここでは、側壁面61eと奥行き方向に対向する面の全面に形成される。つまり、第1開口部63は、鉛直方向に沿って形成される。収容空間部62、及び、第1開口部63は、電子部品ユニット2を電線と共に一括して収容空間部62内に収容できる大きさ及び形状に形成されている。
第2開口部64は、本体部61に形成され当該本体部61の外部と収容空間部62とを連通し電子部品ユニット2が収容空間部62に収容された状態でブロック5に組み付けられた電子部品4と高さ方向に沿って対向する開口である。第2開口部64は、典型的には電子部品4に対する作業用の開口である。第2開口部64は、図5等に示すように、本体部61の高さ方向上側の面、ここでは、本体部61の鉛直方向上側の壁面である上側壁面61aの一部に略矩形状に形成される。つまり、第2開口部64は、水平方向に沿って形成される。そして、本実施形態の第2開口部64は、電子部品ユニット2が収容空間部62に収容された状態で電子部品4としての複数のヒューズ41の直上(高さ方向上側)の領域に形成される。言い換えれば、第2開口部64は、複数のヒューズ41が設けられるキャビティ51を高さ方向に沿って上側壁面61aに投影した領域を含む部分に形成される。つまり、第2開口部64は、高さ方向上側から当該第2開口部64を介して収容空間部62を視た際に、ヒューズ41が組み付けられるキャビティ51、あるいは、キャビティ51に組み付けられたヒューズ41が目視できる位置に形成される。ここでは、第2開口部64は、幅方向に対しては側壁面61cと側壁面61dとの間のほぼ全体に形成され、奥行き方向に対しては第1開口部63側から中央部付近までの領域に形成されている。
ここでは、上記第1開口部63と上記第2開口部64とは、それぞれ本体部61において隣接する異なる面に形成されて連続する。つまり、第1開口部63は、本体部61において側壁面61eと奥行き方向に対向する面の全面に形成される一方、第2開口部64は、本体部61において上側壁面61aの第1開口部63側の部分に形成され、本体部61の角部にて第1開口部63と連続する。そして、第1開口部63の開口方向(第1開口部63の開口に対する法線方向)は、ほぼ奥行き方向に沿った方向となり、第2開口部64の開口方向(第2開口部64の開口に対する法線方向)は、ほぼ高さ方向に沿った方向となり、第1開口部63の開口方向と第2開口部64の開口方向は、ほぼ直交する。
なお、上述した電子部品ユニット2は、収容空間部62に収容された状態で、奥行き方向に対してヒューズ41が第1開口部63に位置し、リレー42が側壁面61e側に位置するように各電子部品4が組み付けられている。
アッパカバー7は、図1、図2、図3、図6に示すように、ロアカバー6の本体部61に組み付けられ高さ方向に沿って移動することで、第1開口部63、及び、第2開口部64を開閉可能である。つまり、アッパカバー7は、第1開口部63を介した電子部品ユニット2の挿入方向と直交する方向に沿ってスライド移動することで第1開口部63、第2開口部64を開閉する。さらに言い換えれば、アッパカバー7は、ブロック5に対して電子部品4としてのヒューズ41を着脱する着脱方向に沿った方向にスライド移動することで第1開口部63、第2開口部64を開閉する。つまり、アッパカバー7のスライド方向と第1開口部63を介した電子部品ユニット2の挿入方向とは直交し、アッパカバー7のスライド方向とブロック5に対する電子部品4の着脱方向とは一致する。
アッパカバー7は、第1蓋部7aと、第2蓋部7bと、側壁面7c、7dとを有し、これら第1蓋部7a、第2蓋部7b、側壁面7c、7dが一体となって略L字型形状に形成される。第1蓋部7aと第2蓋部7bとは、ともに矩形板状に形成されると共に、第1蓋部7aが奥行き方向一方側の壁面を構成し、第2蓋部7bが高さ方向上側の壁面を構成する。第1蓋部7aと第2蓋部7bとは、一体となった状態で幅方向に視て略L字型形状に形成される。第1蓋部7aは、幅方向、及び、高さ方向に沿った矩形板状に形成され、第1開口部63を開閉する部分である。第1蓋部7aは、幅方向、及び、高さ方向の長さが第1開口部63より若干大きくなるように形成され、これにより、アッパカバー7がロアカバー6に所定の位置関係で組み付けられた状態で第1開口部63を覆おうことができる形状、大きさに形成される。第2蓋部7bは、幅方向、及び、奥行き方向に沿った矩形板状に形成され、第2開口部64を開閉する部分である。第2蓋部7bは、幅方向、及び、奥行き方向の長さが第1開口部63より若干大きくなるように形成され、これにより、アッパカバー7がロアカバー6に所定の位置関係で組み付けられた状態で第2開口部64を覆おうことができる形状、大きさに形成される。側壁面7cと側壁面7dとは、第1蓋部7aの幅方向両側に幅方向に対向するように形成される。側壁面7c、7dは、奥行き方向の長さが第2蓋部7bよりも短く形成される。また、側壁面7c、7dは、高さ方向に対して第1蓋部7aの上端から下端まで延在している。
上記のように構成されるアッパカバー7は、第1蓋部7aが奥行き方向の第1開口部63側に位置し、第2蓋部7bが高さ方向の上側に位置するような位置関係でロアカバー6に組み付けられる。アッパカバー7とロアカバー6とは、当該アッパカバー7がロアカバー6に組み付けられた状態で、アッパカバー7の各側壁面7c、7dが本体部61の各側壁面61c、61dの幅方向外側、すなわち、外部側に位置する。アッパカバー7とロアカバー6とは、当該アッパカバー7がロアカバー6に組み付けられた状態で、側壁面7cと側壁面61cとが幅方向に対向して当接し、側壁面7dと側壁面61dとが幅方向に対向して当接する。そして、アッパカバー7は、ロアカバー6に組み付けられた状態で高さ方向に沿って開放位置と閉鎖位置とに移動可能であり、第1開口部63、及び、第2開口部64を開閉可能である。ここで、アッパカバー7の開放位置とは、図2に示すように、第1蓋部7aが第1開口部63を開放し第2蓋部7bが第2開口部64を開放する位置である。なお、図2に示す開放位置は、一例として第1開口部63、第2開口部64が完全に開放された完全開放位置を例示しているが、これに限らず、例えば、第1開口部63、第2開口部64を介した作業等が可能な程度に一部分が開放している位置等も含む概念である。一方、アッパカバー7の閉鎖位置とは、図3に示すように、第1蓋部7aが第1開口部63を完全に閉鎖し第2蓋部7bが第2開口部64を完全に閉鎖する位置である。このように電気接続箱1は、アッパカバー7を高さ方向にスライド移動することで第1開口部63、第2開口部64を開閉することができる。
ここで、本実施形態の電気接続箱1は、アッパカバー7を高さ方向にスライド移動することで第1開口部63、第2開口部64を開閉する構造にあって、さらに、アッパカバー7のスライド移動をガイドするガイド機構8、アッパカバー7をロアカバー6に係止する係止機構9を備えている。
具体的には、図1、図2、図3、図4、図5、図6に示すように、ロアカバー6の本体部61は、収容部材側ガイド部としてのロア側ガイド部61j、61kと、収容部材側係合部としてのロア側係合部61l、61mとを有する。アッパカバー7は、蓋部材側ガイド部としてのアッパ側ガイド部7e、7fと、蓋部材側係合部としてのアッパ側係合部7g、7hとを有する。
ロア側ガイド部61j、61kとアッパ側ガイド部7e、7fとは、図7、図8、図9等に示すように、互いに係合することで、ロアカバー6に対するアッパカバー7の高さ方向に沿ったスライド移動をガイドするガイド機構8を構成する。ロア側ガイド部61j、61kは、本体部61において第1開口部63の高さ方向に沿った縁部に沿って形成される(図1、図2、図4等も参照)。ロア側ガイド部61j、61kは、第1開口部63の幅方向両側、ここでは、側壁面61c、61dの第1開口部63側の縁部にそれぞれ形成される。ロア側ガイド部61j、61kは、それぞれ側壁面61c、61dから凸部状に形成される部分である。ロア側ガイド部61j、61kは、それぞれ側壁面61c、61dから幅方向に突出した基部61nと、基部61nの先端から奥行き方向の側壁面61e側に延在する突起部61oとを含んで構成される。すなわち、ロア側ガイド部61j、61kは、基部61nと突起部61oとが奥行き方向に沿った断面視(図9参照)にて略L字型となるように形成される。ロア側ガイド部61j、61kは、側壁面61c、61dの高さ方向下端部から高さ方向中央部近傍まで高さ方向に沿って延在して形成される。アッパ側ガイド部7e、7fは、アッパカバー7に形成され、それぞれロア側ガイド部61j、61kと係合し高さ方向に沿って案内される部分である。アッパ側ガイド部7e、7fは、それぞれ側壁面7c、7dに高さ方向に沿って形成される。アッパ側ガイド部7e、7fは、それぞれ側壁面7c、7dの内側の面(側壁面61c、61dと対向する面)に、ロア側ガイド部61j、61kを挿入可能な凹部状の部分として形成される。アッパ側ガイド部7e、7fは、奥行き方向に沿った断面視(図9参照)にて幅方向の外側に窪んだ形状で、かつ、高さ方向に沿って形成されるガイド壁面7iによって区画されることで奥行き方向の側壁面61e側にも窪んだ形状に形成される。言い換えれば、アッパ側ガイド部7e、7fは、それぞれ側壁面7c、7dとガイド壁面7iとによって構成される。ガイド壁面7iは、ロア側ガイド部61j、61kを構成する凹部の奥行き方向の側壁面61e側の壁面から奥行き方向に沿って第1蓋部7aに突出するように形成される。アッパ側ガイド部7e、7fは、側壁面61c、61dの高さ方向下端部から高さ方向中央部近傍まで延在して形成されると共に、側壁面61c、61dの高さ方向下端部で開口している。
上記のように構成されるガイド機構8は、アッパ側ガイド部7e、7fの高さ方向下端部の開口からロア側ガイド部61j、61kの先端部が挿入される。そして、ガイド機構8は、アッパ側ガイド部7e、7f内に挿入されたロア側ガイド部61j、61kの各突起部61oがそれぞれ側壁面7c、7dとガイド壁面7iとによって保持された状態で、ロアカバー6に対するアッパカバー7の高さ方向に沿ったスライド移動をガイドする。
なお、上記のように構成されるロア側ガイド部61j、61kとアッパ側ガイド部7e、7fとは、幅方向に重なるように構成される。ここでは、図9に示すように、ロア側ガイド部61jとアッパ側ガイド部7eとは、幅方向に対して、外側から収容空間部62側に向かって、側壁面7c、突起部61o、ガイド壁面7iの順で重なる。同様に、ロア側ガイド部61kとアッパ側ガイド部7fとは、幅方向に対して、外部側から収容空間部62側に向かって、側壁面7d、突起部61o、ガイド壁面7iの順で重なる。これにより、このガイド機構8は、ロア側ガイド部61j、61kとアッパ側ガイド部7e、7fとが互い違いに入り組んだ迷路状の構造を構成し、ロア側ガイド部61j、61kとアッパ側ガイド部7e、7fとの隙間を介して外部側から収容空間部62側に水が浸入することを抑制している。
また、ガイド機構8は、ロア側ガイド部61j、61kの高さ方向上側の端部、及び、アッパ側ガイド部7e、7fの高さ方向下側の端部に、それぞれ、アッパ側ガイド部7e、7fの高さ方向下端部の開口からロア側ガイド部61j、61kの先端部を挿入する際の当該先端部の拾い部として機能するテーパ61p、7j(図7、図8参照)が形成されている。テーパ61pは、ロア側ガイド部61j、61kの各突起部61oの奥行き方向の側壁面61e側の端面に形成される。テーパ7jは、アッパ側ガイド部7e、7fの各ガイド壁面7iの奥行き方向の第1蓋部7a側の端面に形成される。
ロア側係合部61l、61mとアッパ側係合部7g、7hとは、図1、図2、図3、図4、図5、図6に示すように、互いに係合することでロアカバー6に対してアッパカバー7を係止する係止機構9を構成する。ロア側係合部61l、61mは、本体部61において第2開口部64を挟んで対向する位置に一対で形成される。ここでは、ロア側係合部61l、61mは、幅方向に対して第2開口部64を挟んで対向する位置に形成される。また、ロア側係合部61lは、本体部61の側壁面61cの高さ方向上側の端部に形成される。ロア側係合部61mは、本体部61の側壁面61dの高さ方向上側の端部に形成される。ロア側係合部61l、61mは、例えば、爪状に形成された部分を有する。アッパ側係合部7g、7hは、アッパカバー7が第1開口部63、及び、第2開口部64を閉鎖した状態でアッパカバー7においてロア側係合部61l、61mと係合するように一対で形成される。ここでは、アッパ側係合部7g、7hは、幅方向に対して第2蓋部7bを挟んで対向する位置に形成される。また、アッパ側係合部7gは、アッパカバー7の側壁面7cの高さ方向上側の端部に形成される。アッパ側係合部7hは、アッパカバー7の側壁面7dの高さ方向上側の端部に形成される。アッパ側係合部7g、7hは、例えば、爪状に形成された部分を有する。
上記のように構成される係止機構9は、アッパカバー7が高さ方向に沿って閉鎖位置にスライド移動すると、アッパ側係合部7gとロア側係合部61lとが係合しアッパ側係合部7hとロア側係合部61mとが係合する。この結果、係止機構9は、アッパカバー7をロアカバー6に対して閉鎖位置で係止することができる。
さらに、本実施形態の電気接続箱1は、各種の防水/排水構造も備えている。
具体的には、電気接続箱1は、図1、図3、図5、図6、図10、図11等に示すように、アッパカバー7とロアカバー6とが鉛直方向重複部位10(図3、図10等参照)を有し、当該鉛直方向重複部位10の近傍に、第1蓋部材側リブとしての第1アッパ側止水リブ7k、第2蓋部材側リブとしての第2アッパ側止水リブ7l、第3蓋部材側リブとしての第3アッパ側止水リブ7m、第1収容部材側リブとしての第1ロア側止水リブ61q、第2収容部材側リブとしての第2ロア側止水リブ61rが設けられている。
鉛直方向重複部位10は、アッパカバー7とロアカバー6とにおいて、アッパカバー7がロアカバー6の本体部61に組み付けられた状態で第2開口部64の縁部に沿ってアッパカバー7が鉛直方向上側、ロアカバー6が鉛直方向下側に位置して鉛直方向に重なる部位である。ここでは、鉛直方向重複部位10は、アッパカバー7の第2蓋部7bとロアカバー6の上側壁面61aとが第2開口部64の縁部に沿って鉛直方向に重なることで略コの字型(あるいは略Uの字型)に形成される(図3、図10等参照)。
第1アッパ側止水リブ7k、第2アッパ側止水リブ7l、第3アッパ側止水リブ7mは、それぞれアッパカバー7の第2蓋部7bの高さ方向下側の面、言い換えれば、第2開口部64と高さ方向に対向する面に形成される。第1アッパ側止水リブ7kは、鉛直方向重複部位10において第2蓋部7bの高さ方向下側の面から鉛直方向下側に突出し第2開口部64の縁部に沿って延在する(図6、図10等参照)。第1アッパ側止水リブ7kは、第2蓋部7bの幅方向両側の縁部、及び、奥行き方向の側壁面61e側の縁部に略コの字型(あるいは略Uの字型)に形成される。第2アッパ側止水リブ7lは、アッパカバー7がロアカバー6に組み付けられ閉鎖位置にある状態で、鉛直方向重複部位10において第1アッパ側止水リブ7kより第2開口部64の内側に位置し第2蓋部7bの高さ方向下側の面から鉛直方向下側に突出して第2開口部64の縁部に沿って延在する(図6、図10、図11等参照)。第2アッパ側止水リブ7lは、第2蓋部7bの幅方向両側の縁部、及び、奥行き方向の側壁面61e側の縁部に沿って、第1アッパ側止水リブ7kよりも若干小さい略コの字型(あるいは略Uの字型)に形成される。第2アッパ側止水リブ7lは、鉛直方向下側への突出量が第1アッパ側止水リブ7kの鉛直方向下側への突出量より大きくなるように形成される。第3アッパ側止水リブ7mは、アッパカバー7がロアカバー6に組み付けられ閉鎖位置にある状態で、第2アッパ側止水リブ7lよりさらに第2開口部64の内側に位置し第2蓋部7bの高さ方向下側の面から鉛直方向下側に突出して第2開口部64の縁部に沿って延在する(図6、図10、図11等参照)。ここでは、第3アッパ側止水リブ7mは、鉛直方向重複部位10からやや外れた位置に形成される。第3アッパ側止水リブ7mは、第2蓋部7bの幅方向両側の縁部、及び、奥行き方向の側壁面61e側の縁部に沿って、第2アッパ側止水リブ7lよりもさらに小さい略コの字型(あるいは略Uの字型)に形成される。第3アッパ側止水リブ7mは、鉛直方向下側への突出量が第2アッパ側止水リブ7lの鉛直方向下側への突出量よりさらに大きくなるように形成される。第1アッパ側止水リブ7k、第2アッパ側止水リブ7l、第3アッパ側止水リブ7mは、略コの字型(あるいは略Uの字型)の両端部にて互いに連結され閉塞端部を構成する。
第1ロア側止水リブ61qは、第2開口部64が形成された本体部61の鉛直方向上側の壁面である上側壁面61aの高さ方向上側の面に形成される。第1ロア側止水リブ61qは、鉛直方向重複部位10において上側壁面61aの高さ方向上側の面から鉛直方向上側に突出し第2開口部64の縁部に沿って延在すると共に、アッパカバー7がロアカバー6に組み付けられ閉鎖位置にある状態で、第1アッパ側止水リブ7kと第2アッパ側止水リブ7lとの間に位置する(図1、図5、図10等参照)。第1ロア側止水リブ61qは、上側壁面61aに形成された第2開口部64の幅方向両側の縁部、及び、奥行き方向の側壁面61e側の縁部に沿って略コの字型(あるいは略Uの字型)に形成される。第2ロア側止水リブ61rは、ロアカバー6の本体部61に形成される第1区画壁61sの高さ方向上側の面に形成される。第2ロア側止水リブ61rは、鉛直方向重複部位10において第1区画壁61sの高さ方向上側の面から鉛直方向上側に突出し第2開口部64の縁部に沿って延在すると共に、アッパカバー7がロアカバー6に組み付けられ閉鎖位置にある状態で、第2アッパ側止水リブ7lと第3アッパ側止水リブ7mとの間に位置する(図1、図5、図10、図11等参照)。第2ロア側止水リブ61rは、上側壁面61aに形成された第2開口部64の幅方向両側の縁部、及び、奥行き方向の側壁面61e側の縁部に沿って第1ロア側止水リブ61qより小さい略コの字型(あるいは略Uの字型)に形成される。ここでは、第2ロア側止水リブ61rは、先端部が奥行き方向の側壁面61eに屈曲している。第1ロア側止水リブ61q、第2ロア側止水リブ61rは、略コの字型(あるいは略Uの字型)の両端部にて互いに連結され閉塞端部を構成する。
したがって、電気接続箱1は、鉛直方向重複部位10の近傍に設けられた第1アッパ側止水リブ7k、第2アッパ側止水リブ7lと第1ロア側止水リブ61qとが奥行き方向に重なり互い違いに入り組んだ第1の迷路状の構造を構成し、さらに第2アッパ側止水リブ7l、第3アッパ側止水リブ7mと第2ロア側止水リブ61rとが奥行き方向に重なり互い違いに入り組んだ第2の迷路状の構造を構成する。これにより、電気接続箱1は、アッパカバー7の第2蓋部7bとロアカバー6の上側壁面61aとの隙間を介して外部側から収容空間部62側に水が浸入することを抑制している。
ここで、ロアカバー6の本体部61に形成される上記第1区画壁61sは、図10、図11等に示すように、収容空間部62の鉛直方向上側に排水通路61tを区画するものである。第1区画壁61sは、矩形板状に形成される。第1区画壁61sは、高さ方向に対して上側壁面61aの下側に当該上側壁面61aと所定の間隔をあけて形成される。第1区画壁61sは、奥行き方向に対して第2開口部64と側壁面61eとの間に延在するようにして形成される。排水通路61tは、収容空間部62の鉛直方向上側に当該第1区画壁61sを介して区画される。排水通路61tは、図1、図10、図11等に示すように、奥行き方向の一端が第1ロア側止水リブ61qと第2ロア側止水リブ61rとの隙間に連通し、他端が本体部61の外部、ここでは奥行き方向の側壁面61eに開口する。これにより、排水通路61tは、第1ロア側止水リブ61qより第2開口部64の内側に侵入した水を本体部61の外部に排出する流路として機能する。ここでは、排水通路61tは、上側壁面61aと第1区画壁61sとの間に奥行き方向に沿って形成される補強リブ61u(図11参照)で3つの通路に分割されているがこれに限らない。
なお、排水通路61tは、上述したように、本体部61の鉛直方向上側の壁面である上側壁面61aと第1区画壁61sとによって区画され水平方向に沿って延在する。そして、本実施形態の本体部61は、図10に示すように、排水通路61tの外部側の開口において第1区画壁61sを挟んで鉛直方向下側に形成される返し凹部61t’を有することで、外部側からの水の跳ね返りが排水通路61tの開口に侵入することを抑制している。
またここでは、第3アッパ側止水リブ7mは、上述したように鉛直方向重複部位10からやや外れた位置に形成され、これにより、収容空間部62内に露出する。そして、第3アッパ側止水リブ7mは、鉛直方向下端部が収容空間部62に収容された電子部品ユニット2の電子部品4から外れた滴下許容位置の鉛直方向上側に位置するように形成される。ここでは、第3アッパ側止水リブ7mは、鉛直方向下端部が電子部品4としてのヒューズ41と電子部品4としてのリレー42との間の鉛直方向上側に位置する。つまりここでは、電子部品4から外れた滴下許容位置は、ヒューズ41とリレー42との間の位置である。これにより、電気接続箱1は、万が一、第2ロア側止水リブ61rを越えて収容空間部62側に水が浸入した場合であっても、当該侵入した水の滴下位置を電子部品4から外れた滴下許容位置にコントロールすることができる。
さらに、電気接続箱1は、図3、図9、図12等に示すように、アッパカバー7とロアカバー6とが水平方向重複部位11を有し、当該水平方向重複部位11の近傍に、第4蓋部材側リブとしての第4アッパ側止水リブ7n、第1誘導通路7o等が設けられている。
水平方向重複部位11は、アッパカバー7とロアカバー6とにおいて、アッパカバー7がロアカバー6に組み付けられた状態で第1開口部63の鉛直方向に沿った縁部に沿ってアッパカバー7が本体部61の外部側に位置して水平方向に重なる部位である。ここでは、水平方向重複部位11は、アッパカバー7の側壁面7c、7dとロアカバー6の各側壁面61c、61dとがそれぞれ第1開口部63の鉛直方向に沿った縁部に沿って重なることで電気接続箱1の幅方向両側に直線状に一対で形成される。なお、上述したロア側ガイド部61j、61k、アッパ側ガイド部7e、7fもこの水平方向重複部位11の一部を構成する。
第4アッパ側止水リブ7nは、各水平方向重複部位11にそれぞれ設けられる。各第4アッパ側止水リブ7nは、それぞれアッパカバー7の第1蓋部7aの奥行き方向内側の面、すなわち、収容空間部62と対向する面の各側壁面61c、61dの近傍に形成される。各第4アッパ側止水リブ7nは、アッパカバー7がロアカバー6の本体部61に組み付けられ閉鎖位置にある状態で、各水平方向重複部位11において本体部61の収容空間部62側に位置し第1開口部63の鉛直方向に沿った縁部に沿って延在する。各第4アッパ側止水リブ7nは、各水平方向重複部位11において第1蓋部7aの奥行き方向内側の面から奥行き方向の側壁面61eに突出し高さ方向に延在する。各第4アッパ側止水リブ7nは、幅方向に側壁面61c、61d、側壁面7c、7dと重なるように構成される。ここでは、図12に示すように、ロアカバー6とアッパカバー7とは、一方の水平方向重複部位11において、幅方向に対して、外側から収容空間部62側に向かって、側壁面7c、側壁面61c、第4アッパ側止水リブ7nの順で重なる。同様に、ロアカバー6とアッパカバー7とは、他方の水平方向重複部位11において、幅方向に対して、外側から収容空間部62側に向かって、側壁面7d、側壁面61d、第4アッパ側止水リブ7nの順で重なる。これにより、電気接続箱1は、ロアカバー6とアッパカバー7との水平方向重複部位11において、各第4アッパ側止水リブ7n、側壁面7c、7dと側壁面61c、61dとが互い違いに入り組んだ迷路状の構造を構成し、側壁面7c、7dと側壁面61c、61dとの隙間を介して外部側から収容空間部62側に水が浸入することを抑制している。
第1誘導通路7oは、各水平方向重複部位11にそれぞれ形成される。各第1誘導通路7oは、アッパカバー7がロアカバー6の本体部61に組み付けられ閉鎖位置にある状態で、収容空間部62の水平方向側方に上述の各第4アッパ側止水リブ7nを介して区画され水平方向重複部位11の側壁面7c、7dと側壁面61c、61dとの隙間を介して収容空間部62側に侵入した水を鉛直方向下側に誘導する流路である。各第1誘導通路7oは、各第4アッパ側止水リブ7nと側壁面61c、61dとによって区画され高さ方向に延在する。これにより、電気接続箱1は、万が一、側壁面7c、7dと側壁面61c、61dとの隙間を介して外部側から収容空間部62側に水が浸入した場合であっても、当該侵入した水を鉛直方向下側に誘導することで当該侵入した水が収容空間部62に収容された電子部品ユニット2側に移動し付着することを抑制している。
なお、電気接続箱1は、さらに、図12に示すように、本体部61の側壁面61c、61d近傍にてそれぞれブロック5の保持板状部52を幅方向に挟持するようにリブ61v、リブ61wが形成されている。各リブ61v、各リブ61wは、奥行き方向に沿って延在する。各第4アッパ側止水リブ7nは、幅方向に対して各リブ61vと各リブ61wとの間に位置し、各リブ61wは、奥行き方向に対して各第4アッパ側止水リブ7nの近傍まで延設されている。これにより、電気接続箱1は、各リブ61v、各リブ61wと各第4アッパ側止水リブ7nとが協働して、万が一、側壁面7c、7dと側壁面61c、61dとの隙間を介して外部側から収容空間部62側に水が浸入した場合であっても、当該侵入した水が収容空間部62に収容された電子部品ユニット2側に回り込み付着することを抑制している。
さらに、電気接続箱1は、図1、図2、図4に示すように、ロアカバー6の本体部61が第2区画壁61xと、第2誘導通路61yとを有する。第2区画壁61x、第2誘導通路61yは、本体部61の幅方向両側に設けられる。各第2区画壁61x、各第2誘導通路61yは、電子部品ユニット2が保持される部位よりも高さ方向上側に形成される。各第2区画壁61xは、収容空間部62の水平方向側方に各第2誘導通路61yを区画するものである。各第2区画壁61xは、矩形板状に形成される。各第2区画壁61xは、幅方向に対して各側壁面61c、61dの内側(すなわち、収容空間部62側)に当該各側壁面61c、61dと所定の間隔をあけて形成される。各第2区画壁61xは、奥行き方向、及び、高さ方向に延在し形成される。各第2誘導通路61yは、収容空間部62の水平方向側方に各第2区画壁61xを介して区画される。より詳細には、各第2誘導通路61yは、各第2区画壁61xと各側壁面61c、61dとによって区画される。各第2誘導通路61yは、第2開口部64とアッパカバー7との間を介して収容空間部62側に侵入した水を鉛直方向下側に誘導する流路として機能する。これにより、電気接続箱1は、万が一、第2開口部64とアッパカバー7との間を介して外部側から収容空間部62側に水が浸入した場合であっても、当該侵入した水を鉛直方向下側に誘導することで当該侵入した水が収容空間部62に収容された電子部品ユニット2側に移動し付着することを抑制している。
なお、各第1誘導通路7o、各第2誘導通路61y等を介して鉛直方向下側に誘導された水は、例えば、自重で下側壁面61b上に落下し、当該下側壁面61bに形成された挿通口61g等を介して本体部61の外部に排出される。
上記のように構成される電気接続箱1は、ブロック5に電子部品4を組み付けることで電子部品ユニット2が構成され、当該電子部品ユニット2が第1開口部63を介してロアカバー6の収容空間部62に挿入される。このとき、電子部品ユニット2は、ブロック5の各保持板状部52を第1開口部63から各受け部61fに挿入するようにして奥行き方向に沿ってスライド挿入され、各受け部61fによって収容空間部62に保持される。そして、電気接続箱1は、電子部品ユニット2の高さ方向下側から延在する電線を挿通口61gに挿通させた後、半円筒状部分割体61iが組み付けられる。このように電気接続箱1は、電子部品ユニット2の各保持板状部52が各受け部61fによって高さ方向の上下に挟持されて保持されることで、鉛直方向(高さ方向)に対するガタツキを低減しやすい構造とすることができる。例えば、電気接続箱1は、車両に搭載した場合、鉛直方向に沿った振動が相対的に大きくなる傾向にあるが、上記のように鉛直方向に対するガタツキを低減しやすい構造とすることができるので、電子部品ユニット2を適正に保持しておくことができる。
そして、電気接続箱1は、アッパカバー7のアッパ側ガイド部7e、7fの高さ方向下端部の開口にロアカバー6のロア側ガイド部61j、61kの先端部を挿入するようにしてアッパカバー7がロアカバー6に組み付けられる。そして、アッパカバー7は、アッパ側ガイド部7e、7fがロア側ガイド部61j、61kにガイドされながら高さ方向に沿って開放位置と閉鎖位置とにスライド移動することができる。電気接続箱1は、アッパカバー7が閉鎖位置に位置した状態で、第1開口部63、第2開口部64が閉鎖され、電子部品ユニット2を収容している収容空間部62が外部に対して閉鎖された空間となる。一方、電気接続箱1は、アッパカバー7が開放位置に位置した状態で、第2開口部64を介してキャビティ51に組み付けられた電子部品4としてのヒューズ41を高さ方向上側から目視し、当該ヒューズ41に対する作業が可能な状態となり、例えば、第2開口部64を介して当該ヒューズ41を交換することができる。つまり、電気接続箱1は、上記のように、アッパカバー7のスライド方向と第1開口部63を介した電子部品ユニット2の挿入方向とが直交し、アッパカバー7のスライド方向とブロック5に対する電子部品4の着脱方向とが一致する。
以上で説明した電気接続箱1によれば、ブロック5に電子部品4を組み付けた電子部品ユニット2と、中空状に形成される本体部61、本体部61の内部に形成され電子部品ユニット2を収容する収容空間部62、本体部61に形成され当該本体部61の外部と収容空間部62とを連通し電子部品ユニット2を奥行き方向に沿って収容空間部62に挿入可能とする第1開口部63、及び、本体部61に形成され当該本体部61の外部と収容空間部62とを連通し電子部品ユニット2が収容空間部62に収容された状態でブロック5に組み付けられた電子部品4と奥行き方向と交差する高さ方向に沿って対向する第2開口部64を有するロアカバー6と、本体部61に組み付けられ高さ方向に沿って移動することで第1開口部63、及び、第2開口部64を開閉可能であるアッパカバー7とを備える。
したがって、電気接続箱1は、ブロック5に電子部品4を組み付けた電子部品ユニット2を、第1開口部63を介して奥行き方向に沿って収容空間部62に挿入することができる一方、ブロック5に組み付けられた電子部品4と高さ方向に沿って対向する第2開口部64を介して当該電子部品4に対して作業を行うことができる。そして、電気接続箱1は、アッパカバー7が高さ方向に沿って移動することで第1開口部63、及び、第2開口部64を開閉することができ、すなわち、アッパカバー7の開閉軌道を高さ方向に沿った線状の軌道とすることができるので、アッパカバー7の開閉に必要とされるスペースを相対的に小さくすることができる。この結果、電気接続箱1は、例えば、電気接続箱1の周囲にアッパカバー7を開閉するためのスペースを確保しにくいような場合であっても、内部に収容された電子部品4に対して適正に作業を行うことができる。これにより、電気接続箱1は、例えば、電子部品4の交換等を容易に行うことができ、メンテナンス時の作業性を向上することができる。
また、電気接続箱1は、電子部品ユニット2を、第1開口部63を介して奥行き方向に沿って収容空間部62に挿入すると共に、アッパカバー7を電子部品ユニット2の挿入方向と交差する方向に移動させることで開閉する構成であることから、例えば、アッパカバー7の開閉時に電線の噛み込みが発生することを抑制することができる。
さらに、以上で説明した電気接続箱1によれば、電子部品ユニット2は、収容空間部62に収容された状態でブロック5に対して電子部品4を高さ方向に沿って着脱可能である。しがたって、電気接続箱1は、電子部品4と高さ方向に対向する第2開口部64を介して、当該電子部品4を高さ方向に沿って着脱することができるので、電子部品4の着脱時の作業性を向上することができる。
さらに、以上で説明した電気接続箱1によれば、第1開口部63と第2開口部64とは、それぞれ本体部61において隣接する異なる面に形成されて連続する。したがって、電気接続箱1は、第1開口部63と第2開口部64とが本体部61において異なる面に連続して形成されることで、アッパカバー7を高さ方向に移動させることで第1開口部63と第2開口部64とが同時に開閉される構成を、よりコンパクトに構成することができる。
さらに、以上で説明した電気接続箱1によれば、アッパカバー7は、第1開口部63を開閉する第1蓋部7aと、第2開口部64を開閉する第2蓋部7bとを有し、第1蓋部7aが第1開口部63を開放し第2蓋部7bが第2開口部64を開放する開放位置と第1蓋部7aが第1開口部63を閉鎖し第2蓋部7bが第2開口部64を閉鎖する閉鎖位置とに高さ方向に沿って移動可能である。したがって、電気接続箱1は、アッパカバー7が閉鎖位置に移動することで、第1蓋部7a、第2蓋部7bによって第1開口部63、第2開口部64を閉鎖し、電子部品ユニット2を収容している収容空間部62を外部に対して閉鎖された空間とすることができる。一方、電気接続箱1は、アッパカバー7が開放位置に移動することで、第2開口部64を介してキャビティ51に組み付けられた電子部品4を高さ方向上側から目視し、当該電子部品4に対する作業が可能な状態とすることができる。
さらに、以上で説明した電気接続箱1によれば、第2開口部64は、本体部61の鉛直方向上側の上側壁面61aに形成され、アッパカバー7と本体部61とは、アッパカバー7が本体部61に組み付けられた状態で第2開口部64の縁部に沿ってアッパカバー7が鉛直方向上側、本体部61が鉛直方向下側に位置して鉛直方向に重なる鉛直方向重複部位10を有し、アッパカバー7は、鉛直方向重複部位10において鉛直方向下側に突出し第2開口部64の縁部に沿って延在する第1アッパ側止水リブ7kと、本体部61に組み付けられた状態で鉛直方向重複部位10において第1アッパ側止水リブ7kより第2開口部64の内側に位置し鉛直方向下側に突出して第2開口部64の縁部に沿って延在する第2アッパ側止水リブ7lとを有し、本体部61は、鉛直方向重複部位10において鉛直方向上側に突出し第2開口部64の縁部に沿って延在すると共にアッパカバー7が組み付けられた状態で第1アッパ側止水リブ7kと第2アッパ側止水リブ7lとの間に位置する第1ロア側止水リブ61qと、収容空間部62の鉛直方向上側に第1区画壁61sを介して区画され第1ロア側止水リブ61qより第2開口部64の内側に侵入した水を本体部61の外部に排出する排水通路61tとを有する。したがって、電気接続箱1は、鉛直方向重複部位10の近傍に設けられた第1アッパ側止水リブ7k、第2アッパ側止水リブ7lと第1ロア側止水リブ61qとが奥行き方向に重なり互い違いに入り組んだ迷路状の構造を構成するので、アッパカバー7とロアカバー6との隙間を介して外部側から収容空間部62側に水が浸入することを抑制することができる。そして、電気接続箱1は、万が一、第1ロア側止水リブ61qを乗り越えて第2開口部64の内側に水が侵入した場合であっても、排水通路61tによって第2開口部64の内側に侵入した水を本体部61の外部に排出することができる。これにより、電気接続箱1は、仮に第2開口部64の内側に水が侵入した場合であっても、当該侵入した水が電子部品4にかからないようにすることができる。
さらに、以上で説明した電気接続箱1によれば、第1ロア側止水リブ61qは、第2開口部64が形成された本体部61の鉛直方向上側の上側壁面61aに形成され、排水通路61tは、本体部61の鉛直方向上側の上側壁面61aと第1区画壁61sとによって区画され水平方向に沿って延在し、本体部61は、排水通路61tの外部側の開口において第1区画壁61sを挟んで鉛直方向下側に形成される返し凹部61t’を有する。したがって、電気接続箱1は、返し凹部61t’をによって、外部側からの水の跳ね返りが排水通路61tの開口に侵入することを抑制することができ、水が排水通路61tを介して収容空間部62側に逆流することを抑制することができる。
さらに、以上で説明した電気接続箱1によれば、アッパカバー7は、本体部61に組み付けられた状態で第2アッパ側止水リブ7lより第2開口部64の内側に位置し鉛直方向下側に突出して第2開口部64の縁部に沿って延在する第3アッパ側止水リブ7mを有し、本体部61は、鉛直方向重複部位10において鉛直方向上側に突出し第2開口部64の縁部に沿って延在すると共にアッパカバー7が組み付けられた状態で第2アッパ側止水リブ7lと第3アッパ側止水リブ7mとの間に位置する第2ロア側止水リブ61rを有し、第3アッパ側止水リブ7mは、鉛直方向下端部が収容空間部62に収容された電子部品ユニット2の電子部品4から外れた滴下許容位置の鉛直方向上側に位置する。したがって、電気接続箱1は、鉛直方向重複部位10の近傍に設けられた第2アッパ側止水リブ7l、第3アッパ側止水リブ7mと第2ロア側止水リブ61rとが奥行き方向に重なり互い違いに入り組んだ迷路状の構造を構成するので、アッパカバー7とロアカバー6との隙間を介して外部側から収容空間部62側に水が浸入することを抑制することができる。そして、電気接続箱1は、万が一、第2ロア側止水リブ61rを越えて収容空間部62側に水が浸入した場合であっても、当該侵入した水の滴下位置を電子部品4から外れた滴下許容位置にコントロールすることができる。この結果、電気接続箱1は、侵入した水が電子部品4にかからないようにすることができる。
さらに、以上で説明した電気接続箱1によれば、本体部61は、第1開口部63の高さ方向に沿った縁部に沿って形成されるロア側ガイド部61j、61kと、第2開口部64を挟んで対向する位置に形成される一対のロア側係合部61l、61mとを有し、アッパカバー7は、ロア側ガイド部61j、61kと係合し高さ方向に沿って案内されるアッパ側ガイド部7e、7fと、当該アッパカバー7が第1開口部63、及び、第2開口部64を閉鎖した状態で一対のロア側係合部61l、61mと係合する一対のアッパ側係合部7g、7hとを有する。したがって、電気接続箱1は、ロア側ガイド部61j、61kによってアッパ側ガイド部7e、7fがガイドされることでロアカバー6に対するアッパカバー7の高さ方向に沿ったスライド移動を円滑にガイドすることができる。そして、電気接続箱1は、ロア側ガイド部61j、61kとアッパ側ガイド部7e、7fとによってロアカバー6に対してアッパカバー7が位置決めされつつ、一対のロア側係合部61l、61mと一対のアッパ側係合部7g、7hとが係合することで、アッパカバー7をロアカバー6に対して所定の位置、ここでは、閉鎖位置で確実に係止することができる。
さらに、以上で説明した電気接続箱1によれば、ロア側ガイド部61j、61kとアッパ側ガイド部7e、7fとは、奥行き方向、及び、高さ方向と交差する幅方向に重なる。したがって、電気接続箱1は、ロア側ガイド部61j、61kとアッパ側ガイド部7e、7fとが幅方向に重なり互い違いに入り組んだ迷路状の構造を構成するので、ロア側ガイド部61j、61kとアッパ側ガイド部7e、7fとの隙間を介して外部側から収容空間部62側に水が浸入することを抑制することができる。
さらに、以上で説明した電気接続箱1によれば、第1開口部63は、鉛直方向に沿って形成され、アッパカバー7と本体部61とは、アッパカバー7が本体部61に組み付けられた状態で第1開口部63の鉛直方向の縁部に沿ってアッパカバー7が本体部61の外部側に位置して水平方向に重なる水平方向重複部位11を有し、アッパカバー7は、本体部61に組み付けられた状態で水平方向重複部位11において本体部61の収容空間部62側に位置し第1開口部63の鉛直方向に沿った縁部に沿って延在する第4アッパ側止水リブ7nと、本体部61に組み付けられた状態で収容空間部62の水平方向側方に第4アッパ側止水リブ7nを介して区画され水平方向重複部位11を介して収容空間部62側に侵入した水を鉛直方向下側に誘導する第1誘導通路7oとを有する。したがって、電気接続箱1は、ロアカバー6とアッパカバー7との水平方向重複部位11において、各第4アッパ側止水リブ7n、側壁面7c、7dと側壁面61c、61dとが互い違いに入り組んだ迷路状の構造を構成し、側壁面7c、7dと側壁面61c、61dとの隙間を介して外部側から収容空間部62側に水が浸入することを抑制することができる。また、電気接続箱1は、万が一、側壁面7c、7dと側壁面61c、61dとの隙間を介して外部側から収容空間部62側に水が浸入した場合であっても、第1誘導通路7oによって当該侵入した水を鉛直方向下側に誘導することで当該侵入した水が収容空間部62に収容された電子部品ユニット2側に移動し付着することを抑制することができる。この結果、電気接続箱1は、侵入した水が電子部品4にかからないようにすることができる。
さらに、以上で説明した電気接続箱1によれば、本体部61は、収容空間部62の水平方向側方に第2区画壁61xを介して区画され第2開口部64とアッパカバー7との間を介して収容空間部62側に侵入した水を鉛直方向下側に誘導する第2誘導通路61yとを有する。したがって、電気接続箱1は、万が一、第2開口部64とアッパカバー7との間を介して外部側から収容空間部62側に水が浸入した場合であっても、第2誘導通路61yによって当該侵入した水を鉛直方向下側に誘導することで当該侵入した水が収容空間部62に収容された電子部品ユニット2側に移動し付着することを抑制することができる。
さらに、以上で説明した電気接続箱1によれば、奥行き方向は、水平方向に沿った方向であり、高さ方向は、鉛直方向に沿った方向である。つまり、電気接続箱1は、電子部品ユニット2を、第1開口部63を介して水平方向に沿って収容空間部62に挿入することができる一方、ブロック5に組み付けられた電子部品4と鉛直方向に沿って対向する第2開口部64を介して当該電子部品4に対して作業を行うことができる。
さらに、以上で説明した電気接続箱1によれば、電子部品4は、ヒューズ41を含む。したがって、電気接続箱1は、リレー42等の他の電子部品4よりも交換可能性が高い傾向にあるヒューズ41を、第2開口部64を介して交換しやすいように構成することができる。
なお、上述した本発明の実施形態に係る電気接続箱は、上述した実施形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された範囲で種々の変更が可能である。
以上の説明では、第1方向としての奥行き方向と第2方向としての高さ方向と第3方向としての幅方向とは相互に直交し、電気接続箱1が車両に搭載された状態で、奥行き方向、及び、幅方向が水平方向に沿った方向であり、高さ方向が鉛直方向に沿った方向であるものとして説明したがこれに限らない。例えば、第2方向としての高さ方向は、当該電気接続箱1の設置状況によっては鉛直方向に対して所定の角度を有してもよく、これに応じて、第1方向としての奥行き方向、第3方向としての幅方向も水平方向に対して所定の角度を有してもよい。
以上の説明では、筐体3は、全体として直方体箱状に形成されるものとして説明したがこれに限らない。また、第1開口部63、第2開口部64が形成される位置、形状は、上記のものに限らない。例えば、上記第1開口部63と上記第2開口部64とは、それぞれ本体部61において隣接する異なる面に形成されて連続するものとして説明したが、必ずしも連続しなくてもよい。
以上の説明では、電気接続箱1は、第1蓋部材側リブとしての第1アッパ側止水リブ7k、第2蓋部材側リブとしての第2アッパ側止水リブ7l、第3蓋部材側リブとしての第3アッパ側止水リブ7m、第1収容部材側リブとしての第1ロア側止水リブ61q、第2収容部材側リブとしての第2ロア側止水リブ61rが設けられているものとして説明したがこれらを備えない構成であってもよい。同様に、電気接続箱1は、収容部材側ガイド部としてのロア側ガイド部61j、61k、収容部材側係合部としてのロア側係合部61l、61m、蓋部材側ガイド部としてのアッパ側ガイド部7e、7f、蓋部材側係合部としてのアッパ側係合部7g、7hが設けられているものとして説明したがこれらを備えない構成であってもよい。
以上の説明では、第2開口部64は、電子部品ユニット2が収容空間部62に収容された状態で電子部品4としての複数のヒューズ41の直上(高さ方向上側)の領域に形成されるものとして説明したがこれに限らない。第2開口部64は、他の電子部品、例えば、電子部品4としての複数のリレー42の直上(高さ方向上側)の領域に形成されてもよい。
1 電気接続箱
2 電子部品ユニット
4 電子部品
5 ブロック
6 ロアカバー(収容部材)
7 アッパカバー(蓋部材)
7a 第1蓋部
7b 第2蓋部
7f、7e アッパ側ガイド部(蓋部材側ガイド部)
7g、7h アッパ側係合部(蓋部材側係合部)
7k 第1アッパ側止水リブ(第1蓋部材側リブ)
7l 第2アッパ側止水リブ(第2蓋部材側リブ)
7m 第3アッパ側止水リブ(第3蓋部材側リブ)
7n 第4アッパ側止水リブ(第4蓋部材側リブ)
7o 第1誘導通路
10 鉛直方向重複部位
11 水平方向重複部位
41 ヒューズ
42 リレー
61 本体部
61j、61k ロア側ガイド部(収容部材側ガイド部)
61l、61m ロア側係合部(収容部材側係合部)
61q 第1ロア側止水リブ(第1収容部材側リブ)
61r 第2ロア側止水リブ(第2収容部材側リブ)
61s 第1区画壁
61t 排水通路
61t’ 返し凹部
61x 第2区画壁
61y 第2誘導通路
62 収容空間部
63 第1開口部
64 第2開口部

Claims (11)

  1. ブロックに電子部品を組み付けた電子部品ユニットと、
    中空状に形成される本体部、前記本体部の内部に形成され前記電子部品ユニットを収容する収容空間部、前記本体部に形成され当該本体部の外部と前記収容空間部とを連通し前記電子部品ユニットを第1方向に沿って前記収容空間部に挿入可能とする第1開口部、及び、前記本体部に形成され当該本体部の外部と前記収容空間部とを連通し前記電子部品ユニットが前記収容空間部に収容された状態で前記ブロックに組み付けられた前記電子部品と前記第1方向と交差する第2方向に沿って対向する第2開口部を有する収容部材と、
    前記本体部に組み付けられ前記第2方向に沿って移動することで前記第1開口部、及び、前記第2開口部を開閉可能である蓋部材とを備えることを特徴とする、
    電気接続箱。
  2. 前記電子部品ユニットは、前記収容空間部に収容された状態で前記ブロックに対して前記電子部品を前記第2方向に沿って着脱可能である、
    請求項1に記載の電気接続箱。
  3. 前記第1開口部と前記第2開口部とは、それぞれ前記本体部において隣接する異なる面に形成されて連続する、
    請求項1又は請求項2に記載の電気接続箱。
  4. 前記蓋部材は、前記第1開口部を開閉する第1蓋部と、前記第2開口部を開閉する第2蓋部とを有し、前記第1蓋部が前記第1開口部を開放し前記第2蓋部が前記第2開口部を開放する開放位置と前記第1蓋部が前記第1開口部を閉鎖し前記第2蓋部が前記第2開口部を閉鎖する閉鎖位置とに前記第2方向に沿って移動可能である、
    請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の電気接続箱。
  5. 前記第2開口部は、前記本体部の鉛直方向上側の壁面に形成され、
    前記蓋部材と前記本体部とは、前記蓋部材が前記本体部に組み付けられた状態で前記第2開口部の縁部に沿って前記蓋部材が鉛直方向上側、前記本体部が鉛直方向下側に位置して鉛直方向に重なる鉛直方向重複部位を有し、
    前記蓋部材は、前記鉛直方向重複部位において鉛直方向下側に突出し前記第2開口部の縁部に沿って延在する第1蓋部材側リブと、前記本体部に組み付けられた状態で前記鉛直方向重複部位において前記第1蓋部材側リブより前記第2開口部の内側に位置し鉛直方向下側に突出して前記第2開口部の縁部に沿って延在する第2蓋部材側リブとを有し、
    前記本体部は、前記鉛直方向重複部位において鉛直方向上側に突出し前記第2開口部の縁部に沿って延在すると共に前記蓋部材が組み付けられた状態で前記第1蓋部材側リブと前記第2蓋部材側リブとの間に位置する第1収容部材側リブと、前記収容空間部の鉛直方向上側に第1区画壁を介して区画され前記第1収容部材側リブより前記第2開口部の内側に侵入した水を前記本体部の外部に排出する排水通路とを有する、
    請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の電気接続箱。
  6. 前記第1収容部材側リブは、前記第2開口部が形成された前記本体部の鉛直方向上側の壁面に形成され、
    前記排水通路は、前記本体部の鉛直方向上側の壁面と前記第1区画壁とによって区画され水平方向に沿って延在し、
    前記本体部は、前記排水通路の外部側の開口において前記第1区画壁を挟んで鉛直方向下側に形成される返し凹部を有する、
    請求項5に記載の電気接続箱。
  7. 前記蓋部材は、前記本体部に組み付けられた状態で前記第2蓋部材側リブより前記第2開口部の内側に位置し鉛直方向下側に突出して前記第2開口部の縁部に沿って延在する第3蓋部材側リブを有し、
    前記本体部は、前記鉛直方向重複部位において鉛直方向上側に突出し前記第2開口部の縁部に沿って延在すると共に前記蓋部材が組み付けられた状態で前記第2蓋部材側リブと前記第3蓋部材側リブとの間に位置する第2収容部材側リブを有し、
    前記第3蓋部材側リブは、鉛直方向下端部が前記収容空間部に収容された前記電子部品ユニットの前記電子部品から外れた滴下許容位置の鉛直方向上側に位置する、
    請求項5又は請求項6に記載の電気接続箱。
  8. 前記本体部は、前記第1開口部の前記第2方向に沿った縁部に沿って形成される収容部材側ガイド部と、前記第2開口部を挟んで対向する位置に形成される一対の収容部材側係合部とを有し、
    前記蓋部材は、前記収容部材側ガイド部と係合し前記第2方向に沿って案内される蓋部材側ガイド部と、当該蓋部材が前記第1開口部、及び、前記第2開口部を閉鎖した状態で一対の前記収容部材側係合部と係合する一対の蓋部材側係合部とを有する、
    請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の電気接続箱。
  9. 前記収容部材側ガイド部と前記蓋部材側ガイド部とは、前記第1方向、及び、前記第2方向と交差する第3方向に重なる、
    請求項8に記載の電気接続箱。
  10. 前記第1開口部は、鉛直方向に沿って形成され、
    前記蓋部材と前記本体部とは、前記蓋部材が前記本体部に組み付けられた状態で前記第1開口部の鉛直方向の縁部に沿って前記蓋部材が前記本体部の外部側に位置して水平方向に重なる水平方向重複部位を有し、
    前記蓋部材は、前記本体部に組み付けられた状態で前記水平方向重複部位において前記本体部の前記収容空間部側に位置し前記第1開口部の鉛直方向に沿った縁部に沿って延在する第4蓋部材側リブと、前記本体部に組み付けられた状態で前記収容空間部の水平方向側方に前記第4蓋部材側リブを介して区画され前記水平方向重複部位を介して前記収容空間部側に侵入した水を鉛直方向下側に誘導する第1誘導通路とを有する、
    請求項1乃至請求項9のいずれか1項に記載の電気接続箱。
  11. 前記本体部は、前記収容空間部の水平方向側方に第2区画壁を介して区画され前記第2開口部と前記蓋部材との間を介して前記収容空間部側に侵入した水を鉛直方向下側に誘導する第2誘導通路とを有する、
    請求項1乃至請求項10のいずれか1項に記載の電気接続箱。
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