JPH0591087A - コードレス電話の盗聴防止装置 - Google Patents
コードレス電話の盗聴防止装置Info
- Publication number
- JPH0591087A JPH0591087A JP27474991A JP27474991A JPH0591087A JP H0591087 A JPH0591087 A JP H0591087A JP 27474991 A JP27474991 A JP 27474991A JP 27474991 A JP27474991 A JP 27474991A JP H0591087 A JPH0591087 A JP H0591087A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frequency
- unit
- carrier
- carrier wave
- cordless telephone
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 搬送波周波数が第三者に解明された場合で
も、第三者が盗聴を用意に行うことができないようにす
る。 【構成】 送信側Ａの送信側周波数反転器４の搬送波周
波数ｆ0 を通話中に所定のパターンで変化させる。送信
側Ａと受信側Ｂとの搬送波周波数ｆ0 は一致させる必要
があるので、コードレス電話の送信側・受信側制御チャ
ンネルユニット９、12を利用し、搬送波周波数ｆ0 のデ
ータを送信側Ａから受信側Ｂに転送するようにする。
も、第三者が盗聴を用意に行うことができないようにす
る。 【構成】 送信側Ａの送信側周波数反転器４の搬送波周
波数ｆ0 を通話中に所定のパターンで変化させる。送信
側Ａと受信側Ｂとの搬送波周波数ｆ0 は一致させる必要
があるので、コードレス電話の送信側・受信側制御チャ
ンネルユニット９、12を利用し、搬送波周波数ｆ0 のデ
ータを送信側Ａから受信側Ｂに転送するようにする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は周波数反転方式を用いた
コードレス電話の盗聴防止装置に関する。
コードレス電話の盗聴防止装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】コードレス電話で問題となっている盗聴
を防止するために最近のコードレス電話には盗聴防止装
置が装備されていることが多い。
を防止するために最近のコードレス電話には盗聴防止装
置が装備されていることが多い。
【０００３】周波数反転方式を採るコードレス電話の盗
聴防止装置の従来例について説明すると、送信側に設け
られた送話器から出力された音声信号は、周波数反転器
により変調されるとともにその周波数スペクトルが搬送
波周波数を中心に反転され、送信ユニットを介して送信
される。空中線を介して伝播された電波は、受信側に設
けられた受信ユニットで受信される。受信ユニットで受
信された信号は、周波数反転器で復調されるとともにそ
の周波数スペクトルが搬送波周波数を中心に再び反転さ
れ、送信側の音声信号と同一の周波数スペクトルとな
り、音声信号として受話器に出力されるようになってい
る。
聴防止装置の従来例について説明すると、送信側に設け
られた送話器から出力された音声信号は、周波数反転器
により変調されるとともにその周波数スペクトルが搬送
波周波数を中心に反転され、送信ユニットを介して送信
される。空中線を介して伝播された電波は、受信側に設
けられた受信ユニットで受信される。受信ユニットで受
信された信号は、周波数反転器で復調されるとともにそ
の周波数スペクトルが搬送波周波数を中心に再び反転さ
れ、送信側の音声信号と同一の周波数スペクトルとな
り、音声信号として受話器に出力されるようになってい
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、周波数
反転方式を採る限り、周波数反転を行う時の搬送波周波
数が第三者に解明されると、秘話化された信号の解読は
容易になり、盗聴が可能となる。
反転方式を採る限り、周波数反転を行う時の搬送波周波
数が第三者に解明されると、秘話化された信号の解読は
容易になり、盗聴が可能となる。
【０００５】本発明は上記背景の下に創作されたもので
あり、その目的とするところは、容易に盗聴が行えない
ように改良したコードレス電話の盗聴防止装置を提供す
ることにある。
あり、その目的とするところは、容易に盗聴が行えない
ように改良したコードレス電話の盗聴防止装置を提供す
ることにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明にかかるコードレ
ス電話の盗聴防止装置は、送信側周波数反転器に与える
搬送波の周波数ｆO を所定パターンで変化させると共に
周波数ｆO のデータを出力する送信側搬送波発生部と、
送信側搬送波発生部の出力データを受信側に送信する送
信部と、送信部から送信されたデータを受信する受信部
と、受信側周波数反転器に与える搬送波を生成するとと
共に前記受信部にて受信されたデータに基づいて当該搬
送波の周波数を周波数ｆO に同調させる受信側搬送波発
生部とを具備していることを特徴としている。
ス電話の盗聴防止装置は、送信側周波数反転器に与える
搬送波の周波数ｆO を所定パターンで変化させると共に
周波数ｆO のデータを出力する送信側搬送波発生部と、
送信側搬送波発生部の出力データを受信側に送信する送
信部と、送信部から送信されたデータを受信する受信部
と、受信側周波数反転器に与える搬送波を生成するとと
共に前記受信部にて受信されたデータに基づいて当該搬
送波の周波数を周波数ｆO に同調させる受信側搬送波発
生部とを具備していることを特徴としている。
【０００７】
【実施例】以下、本発明にかかるコードレス電話の盗聴
防止装置の一実施例を図面を参照して説明する。図１は
実施例装置のブロック図である。
防止装置の一実施例を図面を参照して説明する。図１は
実施例装置のブロック図である。
【０００８】図中Ａが送信側、Ｂが受信側として説明す
る。送信側Ａの受話器１から出力された音声信号は送信
側周波数反転器４に入力される。なお、図中２は音声信
号の周波数スペクトルの概略を示したものである。
る。送信側Ａの受話器１から出力された音声信号は送信
側周波数反転器４に入力される。なお、図中２は音声信
号の周波数スペクトルの概略を示したものである。
【０００９】送信側周波数反転器４は送話器１からの音
声信号を後述する送信側搬送波発生部５から導かれた搬
送波６を用いて変調するとともに、周波数スペクトルを
搬送波周波数ｆ0 を中心に反転するような回路構成とな
っている。送信側周波数反転器４から出力信号は送信ユ
ニット８に導かれる。なお、図中７は送信側周波数反転
器４の出力信号の周波数スペクトルの概略、図中６は送
信側搬送周波数の周波数スペクトルの概略を示したもの
である。
声信号を後述する送信側搬送波発生部５から導かれた搬
送波６を用いて変調するとともに、周波数スペクトルを
搬送波周波数ｆ0 を中心に反転するような回路構成とな
っている。送信側周波数反転器４から出力信号は送信ユ
ニット８に導かれる。なお、図中７は送信側周波数反転
器４の出力信号の周波数スペクトルの概略、図中６は送
信側搬送周波数の周波数スペクトルの概略を示したもの
である。
【００１０】送信ユニット８は送信側周波数反転器４か
らの信号を空中線11を介して受信側Ｂに送信するような
構成となっている。
らの信号を空中線11を介して受信側Ｂに送信するような
構成となっている。
【００１１】次に、送信側搬送波発生部５について説明
する。送信側搬送波発生部５は搬送波６を生成するとと
もに、搬送波周波数ｆ0 を所定パターンで変化させるよ
うになっている。ここでは搬送波周波数ｆ0 を所定時間
間隔で所定の周波数に切り替えるようになっている。し
かも搬送波周波数ｆ0 のデータを信号として送信側制御
用チャンネルユニット12に所定のタイミングで出力する
ようになっている。
する。送信側搬送波発生部５は搬送波６を生成するとと
もに、搬送波周波数ｆ0 を所定パターンで変化させるよ
うになっている。ここでは搬送波周波数ｆ0 を所定時間
間隔で所定の周波数に切り替えるようになっている。し
かも搬送波周波数ｆ0 のデータを信号として送信側制御
用チャンネルユニット12に所定のタイミングで出力する
ようになっている。
【００１２】送信側制御用チャンネルユニット９は、送
信側Ａ及び受信側Ｂを制御する上で必要なデータを送・
受信するための既存のユニットであって、この制御デー
タの他に、送信側搬送波発生部５から導入された搬送波
周波数ｆ0 のデータをも空中線10を介して受信側Ｂに送
信するような構成となっている（即ち、送信側制御用チ
ャンネルユニット９は送信部としての機能を有する）。
信側Ａ及び受信側Ｂを制御する上で必要なデータを送・
受信するための既存のユニットであって、この制御デー
タの他に、送信側搬送波発生部５から導入された搬送波
周波数ｆ0 のデータをも空中線10を介して受信側Ｂに送
信するような構成となっている（即ち、送信側制御用チ
ャンネルユニット９は送信部としての機能を有する）。
【００１３】但し、送信側制御用チャンネルユニット９
については若干の設計変更を行ったものの、送信側周波
数反転器４及び送信ユニット８についてはコードレス電
話の既存のものをそのまま利用している。
については若干の設計変更を行ったものの、送信側周波
数反転器４及び送信ユニット８についてはコードレス電
話の既存のものをそのまま利用している。
【００１４】次に、受信側Ｂの構成について説明する。
送信側Ａの送信側制御用チャンネルユニット８から空中
線10を介して送信されたデータは、受信側制御用チャン
ネルユニット12にて受信される。受信側制御用チャンネ
ルユニット12は送信側制御用チャンネルユニット９に対
応するユニットであって、受信したデータの中でも搬送
波周波数ｆ0 のデータを受信側搬送波発生部13に所定の
タイミングで出力するようになっている（即ち、受信側
制御用チャンネルユニット12は受信部としての機能を有
する）。
送信側Ａの送信側制御用チャンネルユニット８から空中
線10を介して送信されたデータは、受信側制御用チャン
ネルユニット12にて受信される。受信側制御用チャンネ
ルユニット12は送信側制御用チャンネルユニット９に対
応するユニットであって、受信したデータの中でも搬送
波周波数ｆ0 のデータを受信側搬送波発生部13に所定の
タイミングで出力するようになっている（即ち、受信側
制御用チャンネルユニット12は受信部としての機能を有
する）。
【００１５】受信側搬送波発生部13は、受信側制御用チ
ャンネルユニット12から導かれた搬送波周波数ｆ0 のデ
ータに基づいて周波数ｆ0 の搬送波を生成するととも
に、この搬送波を次に説明する受信側周波数反転器17に
出力するようになっている。即ち、受信側搬送波発生部
13は、受信側周波数反転器17に対して出力する搬送波の
周波数を送信側の搬送波周波数ｆO に同調させる機能を
有している。なお、図中15は受信側搬送波周波数の周波
数スペクトルの概略を示したものである。
ャンネルユニット12から導かれた搬送波周波数ｆ0 のデ
ータに基づいて周波数ｆ0 の搬送波を生成するととも
に、この搬送波を次に説明する受信側周波数反転器17に
出力するようになっている。即ち、受信側搬送波発生部
13は、受信側周波数反転器17に対して出力する搬送波の
周波数を送信側の搬送波周波数ｆO に同調させる機能を
有している。なお、図中15は受信側搬送波周波数の周波
数スペクトルの概略を示したものである。
【００１６】一方、送信側Ａの送信ユニット８から空中
線11を介して送信された信号は受信ユニット14で受信さ
れる。受信ユニット14は受信した信号を受信側周波数反
転器17に出力する。なお、図中16は受信ユニット14の出
力信号の周波数スペクトルを概略的に示したものであ
る。
線11を介して送信された信号は受信ユニット14で受信さ
れる。受信ユニット14は受信した信号を受信側周波数反
転器17に出力する。なお、図中16は受信ユニット14の出
力信号の周波数スペクトルを概略的に示したものであ
る。
【００１７】受信側周波数反転器17は、受信ユニット14
の出力信号を受信側搬送波発生器13から導かれた搬送波
15を用いて復調するとともに、周波数スペクトルを受信
側搬送波発生部13から導かれた搬送波周波数ｆ0 を中心
に反転するような回路構成となっている。受信側周波数
反転器17の出力信号は受話器20に導かれている。なお、
図中18は受信側周波数反転器17の出力信号の周波数スペ
クトルを概略的に示したものである。
の出力信号を受信側搬送波発生器13から導かれた搬送波
15を用いて復調するとともに、周波数スペクトルを受信
側搬送波発生部13から導かれた搬送波周波数ｆ0 を中心
に反転するような回路構成となっている。受信側周波数
反転器17の出力信号は受話器20に導かれている。なお、
図中18は受信側周波数反転器17の出力信号の周波数スペ
クトルを概略的に示したものである。
【００１８】但し、受信側制御用チャンネルユニット12
については若干の設計変更を行ったものの、受信側周波
数反転器17及び受信ユニット14についてはコードレス電
話の既存のものをそのまま利用している。
については若干の設計変更を行ったものの、受信側周波
数反転器17及び受信ユニット14についてはコードレス電
話の既存のものをそのまま利用している。
【００１９】以上のように構成された実施例装置による
場合には、送信側Ａの搬送波周波数ｆ0 が第三者に解明
されたとしても、通話中に搬送波周波数ｆ0 が所定パタ
ーンで変化するようになっているので、第三者による盗
聴は極めて困難となる。しかも既存の構成を十分に利用
した構成となっているので、コストの点で大きなメリッ
トを期待できる。
場合には、送信側Ａの搬送波周波数ｆ0 が第三者に解明
されたとしても、通話中に搬送波周波数ｆ0 が所定パタ
ーンで変化するようになっているので、第三者による盗
聴は極めて困難となる。しかも既存の構成を十分に利用
した構成となっているので、コストの点で大きなメリッ
トを期待できる。
【００２０】なお、本発明にかかるコードレス電話の盗
聴防止装置は上記実施例に限定されず、搬送波周波数ｆ
0 を変化させるパターンを幾つも予め用意しておき、入
力設定によりパターンを切り替えることができるように
すれば、盗聴の可能性をより少なくすることも可能とな
る。
聴防止装置は上記実施例に限定されず、搬送波周波数ｆ
0 を変化させるパターンを幾つも予め用意しておき、入
力設定によりパターンを切り替えることができるように
すれば、盗聴の可能性をより少なくすることも可能とな
る。
【００２１】
【発明の効果】以上、本発明にかかるコードレス電話の
盗聴防止装置による場合には、送信側の搬送波周波数ｆ
0 が第三者に解明されたとしても、通話中に搬送波周波
数ｆ0 が所定パターンで変化する構成となっているの
で、第三者による盗聴は極めて困難となる。よって、コ
ードレス電話の性能アップが図られる。
盗聴防止装置による場合には、送信側の搬送波周波数ｆ
0 が第三者に解明されたとしても、通話中に搬送波周波
数ｆ0 が所定パターンで変化する構成となっているの
で、第三者による盗聴は極めて困難となる。よって、コ
ードレス電話の性能アップが図られる。
【図１】本発明の実施例装置のブロック図である。
Ａ 送信側 ４ 送信側周波数反転器 ５ 送信側搬送波周波数生成部 ８ 送信ユニット ９ 送信側制御用チャンネルユニット Ｂ 受信側 12 受信側制御用チャンネルユニット 13 受信側搬送波周波数生成部 14 受信ユニット 17 受信側周波数反転器
Claims (1)
- 【請求項１】 周波数反転方式を用いたコードレス電話
の盗聴防止装置において、送信側周波数反転器に与える
搬送波の周波数ｆO を所定パターンで変化させると共に
周波数ｆO のデータを出力する送信側搬送波発生部と、
送信側搬送波発生部の出力データを受信側に送信する送
信部と、送信部から送信されたデータを受信する受信部
と、受信側周波数反転器に与える搬送波を生成するとと
共に前記受信部にて受信されたデータに基づいて当該搬
送波の周波数を周波数ｆO に同調させる受信側搬送波発
生部とを具備していることを特徴とするコードレス電話
の盗聴防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27474991A JPH0591087A (ja) | 1991-09-25 | 1991-09-25 | コードレス電話の盗聴防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27474991A JPH0591087A (ja) | 1991-09-25 | 1991-09-25 | コードレス電話の盗聴防止装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0591087A true JPH0591087A (ja) | 1993-04-09 |
Family
ID=17546054
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27474991A Pending JPH0591087A (ja) | 1991-09-25 | 1991-09-25 | コードレス電話の盗聴防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0591087A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8664802B2 (en) | 2008-04-15 | 2014-03-04 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Wireless energy transfer device |
| JP2016136299A (ja) * | 2015-01-23 | 2016-07-28 | 株式会社日本総合研究所 | 認証サーバ、声紋認証システム、及び声紋認証方法 |
-
1991
- 1991-09-25 JP JP27474991A patent/JPH0591087A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8664802B2 (en) | 2008-04-15 | 2014-03-04 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Wireless energy transfer device |
| JP2016136299A (ja) * | 2015-01-23 | 2016-07-28 | 株式会社日本総合研究所 | 認証サーバ、声紋認証システム、及び声紋認証方法 |
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