JP2637624B2 - コードレス電話機の送受信制御回路 - Google Patents

コードレス電話機の送受信制御回路

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はコードレス電話機の送受信回路、特に送信電
力を変化させる機能と、盗聴を防ぐために送信信号をス
クランブル(秘話化)する回路と、を備えた送受信回路
の構成に関する。
[従来の技術] 一般に用いられているコードレス電話機は、通話距離
が最大100m程度であるが、他人に通話内容を盗聴される
という問題があり、このためにコードレス電話機では
至近距離であり電界強度が強いときには送信電力を低下
させ、盗聴を防止する回路方式や、送信信号を傍受不
能な信号に変換するスクランブラ(秘話化装置)が設け
られる。
第3図には、従来のコードレス電話機における子機
[図(a)]及び親機[図(b)]の構成が示されてお
り、図(a)において、子機はハンドセットとも言わ
れ、アンテナ10が接続された受信回路11及び送信回路12
を有し、この受信回路11にはスクランブラ13aを介して
スピーカ14が接続され、一方の送信回路12にはスクラン
ブラ13bを介してマイク15が接続される。
一方、図(b)において、親機はベースセットとも言
われ、アンテナ20が接続された受信回路21及び送信回路
22を有し、この受信回路22にはスクランブラ23aを介し
てスピーチネットワーク回路24が接続され、また送信回
路22にはスクランブラ23bを介してスピーチネットワー
ク回路24が接続される。上記スピーチネットワーク24
は、電話回線に接続され2線−4線変換を行うと共に、
音声信号のレベル調整等を行う。
第4図には、従来回路におけるスクランブラの一例を
示す。スクランブラ13(23)の動作特性が示されてお
り、図(a)に示される、0.3〜2.7kHzの音声信号100が
送受信される場合には、例えば周波数3kHzのキャリア信
号101を上記音声信号100に混合する。そうすると、図
(b)に示されるように、キャリア信号101の両サイド
に上記音声信号100とは異なった信号200及び201が現れ
ることになる。従って、図の点線300に示される特性を
持つ帯域フィルタを用いて音声信号200を取り出すこと
により、図(a)に示される元の音声信号とは全く異な
った音声信号を形成することができ、この音声信号200
を送信して、他人の信号傍受に対する予防を行うことが
できる。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記従来のコードレス電話の送受信回
路では、通話距離にかかわらず常にスクランブラ13(2
3)を動作させるため、スクランブラ13(23)の信号変
換により通話品質が劣化するという問題があった。
コードレス電話機における実際の通話においては、子
機と親機を比較的近い距離で用いることも多く、送信電
力を低下させ、盗聴の可能性がないにもかかわらずスク
ランブラを動作させるのは通話品質の点で問題がある。
また、コードレス電話機では半径100m程度の範囲で通
信可能とするために出力を高くしており、距離が短い場
合に高い出力で通信を行うことは、電力消費の面で無駄
がある。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、そ
の目的は、至近距離で通話しており(電界強度が強
い)、送信電力を低下させており、盗聴の可能性がない
場合にはスクランブラを動作させず、通話品質を向上さ
せるコードレス電話機の送受信制御回路を提供すること
にあり、また他の目的は上記目的達成と同時に消費電力
の節減を図ることができる送受信制御回路を提供するこ
とにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、電話回線に接続された親
機と、この親機と無線通信される子機と、を有し、上記
親機及び子機には盗聴を防ぐために送信電力を低下させ
る回路と、信号をスクランブルするスクランブラが備え
られたコードレス電話機の送受信回路において、無線電
波の電界強度を検出する電界強度検出回路と、この電界
強度検出回路の出力に基づいて電界強度が小さい場合に
は送受信信号をスクランブラに通し、電界強度が大きい
場合には送信電力を低下させると同時に送受信信号をス
クランブラに通さないように切換える切換器と、を設け
たことを特徴とする。
[作用] 上記の構成によれば、検出された電界強度が小さい場
合には、比較的遠い距離でコードレス電話機を使用して
いる状態であるから切換器の切換えによりスクランブラ
が動作し、他人が傍受しても聞き取れない信号が送信さ
れる。これに対し、検出された電界強度が大きい場合に
は、比較的近い距離で電話機を使用している状態である
から送信電力を低下させ、更に切換器によりスクランブ
ラを用いないように切換えられ、高い品質を音声を維持
することができる。
[実施例] 以下、本発明の実施例について図面を参照しながら詳
細に説明する。
第1図には、実施例に係るコードレス電話機における
子機[図(a)]及び親機[図(b)]の送受信制御回
路が示されており、従来と同一の部材には同一番号を付
して説明を省略する。
図(a)において、子機には、受信回路11の出力をス
クランブラ13aにより、スクランブル(復調、復号化)
するか否かのに入力するかの選択をする切換器16aと、
マイク15の出力をスクランブラ13bにより、スクランブ
ル(変調、暗号化)するか否かの選択をする切換器16b
を設け、受信回路11に接続し、電界強度を検出する検出
回路17及びこの電界強度検出回路17からの検出値と予め
設定された所定値とを比較するコンパレータ18からなる
電界強度検出回路と、このコンパレータ18の出力に基づ
き上記切換器16a,16bの切換え制御、送信電力の制御等
を行う制御回路19を設ける。上記検出回路17は、一般に
用いられている電界強度測定器等とし、親機からの受信
信号の強度を検知し、コンパレータ18は電界強度が子機
と親機との距離が近いことを示す所定値以上になったと
きにその旨の信号を出力する。そして、制御回路19は上
記コンパレータ18の出力を入力し、電界強度が所定値以
上になった場合には切換え制御信号を送信回路12へ出力
する。
一方、図(b)において、親機の場合は受信回路21の
出力をスクランブラ23aによりスクランブル(復調)す
るか否かの選択を行う切換器26aと、スピーチネットワ
ーク24の出力をスクランブラ23bによりスクランブル
(変調)するか否かの選択を行う切換器26bを設け、上
記子機の場合と同様に電界強度を検出する検出回路27と
コンパレータ28からなる電界強度検出回路及び制御回路
29を設ける。そして、制御回路29は電界強度が所定値以
上になったとき、切換え制御信号を送信回路22へ出力す
る。
第2図には、上記子機及び親機における送信回路12,2
2の内部構成が示されており、送信回路12,22は合成器3
0、FM変調を行う変調器31、中間周波信号へ変換するミ
キサ32及び送信出力を決定するアンプ33から構成され、
上記制御回路19,29の切換え制御信号は合成器30とアン
プ33へ出力される。従って、合成器30に入力された切換
え制御信号は音声信号と共に変調され、送信器12,22か
ら相手側に送信されることになり、またアンプ33へ切換
え信号が出力されると、送信出力を低下させるようにア
ンプゲインを変える。
実施例は以上の構成からなり、以下にその作用を説明
する。
上記子機及び親機において、受信信号の電界強度が検
出回路17,27にて検出されており、この電界強度がコン
パレータ18,28で設定された所定値よりも小さいときに
は、両機の切換器16a,16b,26a,26bは端子a側へ接続さ
れており、送受信信号はスクランブラ13a,13b,23a,23b
を用いて処理される。従って、送信される音声信号は従
来と同様に傍受不能な信号に変換されることになり、受
信時には上記傍受不能な信号を元の信号に変換し、盗聴
を防止した状態で良好な通話が行われる。
一方、子機と親機との距離が短くなり、検出回路17,2
7で検出された電界強度が所定値よりも大きくなったと
きには、制御回路19,29から切換え制御信号が送信回路1
2,22へ出力される。すなわち、切換え制御信号は、第2
図に示されるように合成器30にて送信信号に加えられFM
変調の後に相手側へ送信されることになり、この切換え
制御信号は相手方の受信回路11,21にて受信される。
実施例では、制御回路19,29にて相手方から切換え制
御信号を受信し、且つ自機でも電界強度が所定値以上に
なったことを判断した場合に、送信出力及びスクランブ
ラ13,23の切換えを行うようにしている。すなわち、子
機では検出回路17にて所定値以上の電界強度を検出し、
且つ受信回路11にて相手から送信された切換え制御信号
を受信した場合に、制御回路19は送信回路12内のアンプ
33と切換器16a,16bへ切換え信号を出力しており、上記
アンプ33では送信電力を低下させるように動作し、切換
器16a,16bは端子b側へ切換わる。
また、親機においては、検出回路27にて所定値以上の
電界強度を検出し、且つ受信回路22にて相手から送信さ
れた切換え制御信号を受信した場合に、制御回路29は送
信回路22内のアンプ33と切換器26a,26bへ切換え信号を
出力しており、アンプ33では送信電力を低下させるよう
に動作し、切換器26a,26bは端子b側へ切換えられる。
従って、距離が短い場合には子機及び親機共にスクラ
ンブラ13,23を用いることなく送受信信号を処理するこ
ととなり、スクランブラ13,23を動作させることによる
通話品質の劣化を防止することができる。また、同時に
送信電力を低下させることにより、消費電力を節約する
ことができ、長時間バッテリーを使用することが可能と
なる。
上記実施例では、子機及び親機の両者が電界強度が大
きいことを検出した場合にスクランブラ13,23を切換え
るようにしたが、これに限らず、一方が検出した場合で
も切換えることができ、また一方にのみ電界強度検出回
路を設けて切換え制御を行うようにしてもよい。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、電界強度検出
回路により電界強度を検出し、電界強度が大きいときに
は送信電力を低下させると共に、スクランブラを用いな
いように切換えるようにしたので、盗聴の心配をする必
要がない場合の通話品質を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係るコードレス電話機の送受
信制御回路を示し、図(a)は子機、図(b)は親機の
構成を示すブロック図、 第2図は送信回路の内部構成を示すブロック図、 第3図は従来の回路を示し、図(a)は子機、 図(b)は親機の構成を示すブロック図、 第4図はスクランブラの動作を示す説明図である。 11,21…受信回路 12,22…送信回路 13,23…スクランブラ 16a,16b,26a,26b…切換器 17,27…電界強度検出回路 18,28…コンパレータ 19,29…制御回路 30…合成器 33…アンプ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電話回線に接続された親機と、この親機と
    無線通信される子機と、を有し、上記親機及び子機には
    盗聴を防ぐために信号をスクランブルするスクランブラ
    が備えられたコードレス電話機の送受信回路において、 無線電波の電界強度を検出する電界強度検出回路と、こ
    の電界強度検出回路の出力に基づいて電界強度が小さい
    場合には送受信信号をスクランブラに通し、電界強度が
    大きい場合には送受信信号をスクランブラに通さないよ
    うに切換える切換器と、を設けると共に送信電力を低下
    させるように制御することを特徴とするコードレス電話
    機の送受信制御回路。
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