JPH0588983A - チヤネル装置の動的アドレス変換方法 - Google Patents

チヤネル装置の動的アドレス変換方法

Info

Publication number
JPH0588983A
JPH0588983A JP3250821A JP25082191A JPH0588983A JP H0588983 A JPH0588983 A JP H0588983A JP 3250821 A JP3250821 A JP 3250821A JP 25082191 A JP25082191 A JP 25082191A JP H0588983 A JPH0588983 A JP H0588983A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
page table
page
address
table entry
fetch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3250821A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Hatta
昌弘 八田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP3250821A priority Critical patent/JPH0588983A/ja
Publication of JPH0588983A publication Critical patent/JPH0588983A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Memory System Of A Hierarchy Structure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 チャネル装置における論理アドレスから実ア
ドレスへの動的アドレス変換方式に関し、主記憶装置か
らセグメントテーブルおよびページテーブルをフェッチ
する回数を減少させてアドレス変換処理を高速化するこ
とを目的とする。 【構成】 チャネル装置3においてページテーブル記憶
部7を設けると共に、ページアドレスを得る場合にペー
ジテーブル記憶部7を参照するステップと、参照できな
いときに主記憶装置1から複数のページテーブルエント
リーをフェッチするステップと、フェッチした複数のペ
ージテーブルエントリーをページテーブル記憶部7に格
納するステップとを設けることにより構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、チャネル装置のデータ
転送において、論理アドレスから実アドレスへ動的にア
ドレスを変換する際の、その変換方式に関する。
【0002】近年の大型・中型計算機システムにおいて
は、外部記憶装置にディスクアレイ装置を設けて、高速
かつ大量のデータ通信を行なうなどしている。そのた
め、一回あたりの入出力のデータ量が増大しており、チ
ャネル装置と主記憶装置との間のデータ転送には高速化
が要求されている。現在では、バス幅の拡張やストアノ
フェッチ要求の並列化などが行なわれており、データ転
送の高速化が進んでいる。
【0003】一方、データ転送中のチャネルにおける動
的アドレス変換処理は、従来との互換性やCPUにおけ
る動的アドレス変換機構との整合性を保つため、数KB
といった非常に小さなページの境界到達毎に実行する必
要がある。しかも、アドレス変換処理は入出力データの
転送に伴って逐次的に行なう必要がある。以上の理由に
より、チャネル装置の動的アドレス変換機構によるアド
レス変換処理のオーバヘッドが相対的に大きくなってお
り、計算機システムの性能の低下を招いている。
【0004】
【従来の技術】図4は、チャネル装置のデータ転送処理
を示す図である。図4において、主記憶装置40は入出
力データを保持する。転送制御部41は、主記憶装置4
0へのデータ転送を制御する。チャネル装置42は、入
出力データのデータ転送処理を行なう。ディスクアレイ
装置43は、入出力データを保存する。データ転送に先
立ち、チャネル装置42はアドレス変換処理を行なう。
このアドレス変換処理は、図に示すように、小さなペー
ジの境界到達のたびに行なう必要がある。
【0005】従来のチャネル装置における論理アドレス
から実アドレスへの動的アドレス変換処理は、次のよう
に行なわれていた。まず、データアドレスがページ境界
に到達したことを検出すると、セグメント番号とセグメ
ントテーブル起点を使用して主記憶装置に記憶されてい
るセグメントテーブルエントリーをフェッチする。次
に、ページ番号とセグメントテーブルエントリーにある
ページテーブル起点を使用して主記憶装置に記憶されて
いるページテーブルエントリーをフェッチする。ページ
テーブルエントリーにはページアドレスがあるので、こ
れにページ内変位を付加することにより実アドレスが得
られる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のチ
ャネル装置における動的アドレス変換処理は、ページ境
界に到達する都度、二回に及ぶ主記憶装置へのアクセス
を必要としていた。そして、この連続するアクセスは入
出力データの転送に伴って逐次的に行なわれるため、そ
のオーバヘッドが非常に大きいという問題点があった。
【0007】本発明は、このような従来の問題点に鑑
み、チャネル装置のデータ転送において、ページ境界に
到達した時の動的アドレス変換処理における主記憶装置
へのアクセスをなくすことによって、チャネル装置にお
ける動的アドレス変換処理を高速化することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上述の
目的は、前記特許請求の範囲に記載した手段により達成
される。すなわち、本発明は、論理アドレスから実アド
レスへの動的アドレス変換機構を擁して主記憶装置との
間で入出力データの転送を行なうチャネル装置におい
て、複数のページテーブルエントリーを格納するページ
テーブル記憶部を設けると共に、ページアドレスを得る
場合に該ページテーブル記憶部に存在するページテーブ
ルエントリーを参照するステップと、該ステップによっ
ても目的のページアドレスを得られないときに主記憶装
置から複数のページテーブルエントリーをフェッチする
ステップと、フェッチした複数のページテーブルエント
リーを前記ページテーブル記憶部に格納するステップと
を含むチャネル装置の動的アドレス変換方法である。
【0009】
【作用】図1は、本発明の原理説明図である。図1にお
いて、主記憶装置1はセグメントテーブル4およびペー
ジテーブル5とを有している。転送制御装置2は、チャ
ネル装置3からフェッチ要求を受けると、主記憶装置1
からセグメントテーブルエントリーおよびページテーブ
ルエントリーのフェッチをして、転送制御を行なう。フ
ェッチ制御部6は、フェッチ判定回路12がセグメント
テーブルエントリーおよびページテーブルエントリーの
フェッチを必要と判定した場合に、転送制御部2へ向け
てフェッチ要求を発行する。ページテーブル記憶部7
は、複数のページテーブルエントリーを記憶しておく容
量があり、転送制御装置2が送出する複数のページテー
ブルエントリーを格納する。
【0010】ポインタ8は、ページテーブル記憶部7が
保持するある一つのページテーブルエントリーを指し示
しており、その指示値はNOT回路11およびAND回
路10の論理に基づいて動作する加算器9によってイン
クリメントされていく。境界到達判定回路13は、デー
タアドレスがページ境界に到達したか否かを判定する。
レジスタ16が格納するDAT制御ビットは、チャネル
装置3が実アドレスモードで動作するのか、論理アドレ
スモードで動作するのかを示す。ポインタ8が指し示す
ページテーブル記憶部7内のページテーブルエントリー
にあるページアドレスとレジスタ15が格納する論理ア
ドレスにあるページ内変位とからレジスタ14に実アド
レスが生成される。
【0011】論理アドレスにあるページ番号のページテ
ーブルエントリーがページテーブル記憶部7にない場合
には、ポインタ8をリセットすると共に、新たに複数の
ページテーブルエントリーをフェッチして、これをペー
ジテーブル記憶部7に格納する。一方、目的のページテ
ーブルエントリーがページテーブル記憶部7にある場合
には、主記憶装置1へアクセスする必要がないので高速
に実アドレスを生成することができる。
【0012】
【実施例】図2は、境界到達判定回路の構成例を示す図
である。図2において、境界到達判定回路20はレジス
タ21から論理アドレスモードを示すDAT制御ビット
を、またレジスタ22から論理アドレスのページ内変位
をそれぞれ読み出す。動作指示回路23は、DAT制御
ビットが論理アドレスモードを示していた時に、境界到
達判定回路20の各部に対して動作指示を行なう。
【0013】レジスタ24は、ページの大きさを記憶し
ておりこれは加算器25の一方の入力となる。加算器2
5の他方の入力は論理アドレスにあるページ内変位の補
数である。従って、加算器25の加算結果を格納するレ
ジスタ26には、ページ境界までの値が設定される。比
較器28は、このページ境界までの値と、転送データ数
を計数するカウンタ27の値とを比較する。比較結果が
一致した場合がページ境界到達時となる。
【0014】図3は、本発明の実施例を示す図である。
図3において、チャネル装置32はデータ転送に先立っ
てアドレス変換処理を行なう。その変換処理では、まず
データアドレスが論理アドレスで表わされているもので
あるのか、あるいは実アドレスで表わされているもので
あるかの判断をする。実アドレスの場合には変換処理を
する必要はなくそのまま変換処理を終了する。この場合
のDAT制御ビットはオフを示している。
【0015】DAT制御ビットがオンを示して、データ
アドレスが論理アドレスの場合には、続くステップでそ
の論理アドレスにあるページ番号のページテーブルエン
トリーがページテーブル記憶部36にあるか否かを判断
する。ページテーブルエントリーがないことと判断した
場合にはセグメントテーブルおよびページテーブルのフ
ェッチを行なう。この時、フェッチ制御部35が転送制
御装置31に対してフェッチ要求を発行する。
【0016】転送制御装置31は、主記憶装置30のセ
グメントテーブル33およびページテーブル34からフ
ェッチ要求で示されたセグメントテーブルエントリー並
びに複数のページテーブルエントリーを得て、これらを
チャネル装置32へ送出する。フェッチ要求では、例え
ばページ番号{m×2n }〜{(m+1)2n −1}ま
での2n 個の複数のページテーブルエントリーの要求を
行なう。
【0017】転送制御装置31から受け取る複数のペー
ジテーブルエントリーはページテーブル記憶部36に格
納する。このとき、ポインタ37をリセットしておく。
一方、論理アドレスにあるページ番号のページテーブル
エントリーが既にページテーブル記憶部36にあること
と判断した場合には、先のアドレス変換に係るページテ
ーブルエントリーの次のページテーブルエントリーを指
し示すようにポインタ37を進める。
【0018】最後に、ポインタ37が指し示しているペ
ージテーブルエントリーにあるページアドレスと、論理
アドレスにあるページ内変位とから実アドレスを生成す
る。なお、上述した2n 個のページテーブルエントリー
のフェッチ要求をする場合において、必要なページテー
ブルエントリーがページテーブル記憶部36にあるか否
かの判断では、論理アドレスにあるページ番号が2n
倍数であるか否かをみればよい。この時、2n の倍数で
なければページテーブル記憶部36にあることとなり、
n の倍数であればフェッチを行なう必要がある。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
とりわけ大量データ転送におけるチャネル装置による動
的アドレス変換処理において、主記憶装置からセグメン
トテーブルおよびページテーブルをフェッチする回数を
大きく減少させることができるので、データ転送速度の
向上に寄与するところが大きいという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】境界到達判定回路の構成例を示す図である。
【図3】本発明の実施例を示す図である。
【図4】チャネル装置のデータ転送処理を示す図であ
る。
【符号の説明】
1,30,40 主記憶装置 2,31,41 転送制御装置 3,32,42 チャネル装置 4,33 セグメントテーブル 5,34 ページテーブル 6,35 フェッチ制御部 7,36 ページテーブル記憶部 8,37 ポインタ 9,25 加算器 10 AND回路 11 NOT回路 12 フェッチ判定回路 13,20 境界到達判定回路 14〜16,21,22,24,26 レジスタ 23 動作指示回路 27 カウンタ 28 比較器 43 ディスクアレイ装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 論理アドレスから実アドレスへの動的ア
    ドレス変換機構を擁して主記憶装置との間で入出力デー
    タの転送を行なうチャネル装置において、 複数のページテーブルエントリーを格納するページテー
    ブル記憶部を設けると共に、 ページアドレスを得る場合に該ページテーブル記憶部に
    存在するページテーブルエントリーを参照するステップ
    と、 該ステップによっても目的のページアドレスを得られな
    いときに主記憶装置から複数のページテーブルエントリ
    ーをフェッチするステップと、 フェッチした複数のページテーブルエントリーを前記ペ
    ージテーブル記憶部に格納するステップとを含むことを
    特徴とするチャネル装置の動的アドレス変換方法。
JP3250821A 1991-09-30 1991-09-30 チヤネル装置の動的アドレス変換方法 Pending JPH0588983A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3250821A JPH0588983A (ja) 1991-09-30 1991-09-30 チヤネル装置の動的アドレス変換方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3250821A JPH0588983A (ja) 1991-09-30 1991-09-30 チヤネル装置の動的アドレス変換方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0588983A true JPH0588983A (ja) 1993-04-09

Family

ID=17213538

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3250821A Pending JPH0588983A (ja) 1991-09-30 1991-09-30 チヤネル装置の動的アドレス変換方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0588983A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7136933B2 (en) 2001-06-06 2006-11-14 Nec Corporation Inter-processor communication systems and methods allowing for advance translation of logical addresses
JP2012533135A (ja) * 2009-07-13 2012-12-20 アップル インコーポレイテッド Tlbプリフェッチング

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7136933B2 (en) 2001-06-06 2006-11-14 Nec Corporation Inter-processor communication systems and methods allowing for advance translation of logical addresses
JP2012533135A (ja) * 2009-07-13 2012-12-20 アップル インコーポレイテッド Tlbプリフェッチング

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2665111B2 (ja) ベクトル処理装置
US11294675B2 (en) Writing prefetched data into intra-core caches of cores identified by prefetching instructions
US6205531B1 (en) Method and apparatus for virtual address translation
US7844752B2 (en) Method, apparatus and program storage device for enabling multiple asynchronous direct memory access task executions
US5805930A (en) System for FIFO informing the availability of stages to store commands which include data and virtual address sent directly from application programs
JP2001060169A (ja) キャッシュコントローラ及びコンピュータシステム
JPH1196072A (ja) メモリアクセス制御回路
JPH0588983A (ja) チヤネル装置の動的アドレス変換方法
US7382970B2 (en) Process control manager for audio/video file system
JPS5858752B2 (ja) アドレス変換装置
JP3447820B2 (ja) バスコントローラ
JP2778623B2 (ja) プリフェッチ制御装置
JPH10111798A (ja) 情報処理装置
JPH04348442A (ja) アドレス変換装置
US5524221A (en) Next instruction pointer calculation system for a microcomputer
JP2895892B2 (ja) データ処理装置
JP2743604B2 (ja) データ転送装置
JP2805786B2 (ja) 情報処理装置
JPS6058500B2 (ja) アクセス制御方式
JPS63208144A (ja) キヤツシユ・メモリ制御装置
JPS61128371A (ja) ベクトル処理装置
JPS59132483A (ja) アドレス変換装置
JPH07114507A (ja) 間接データ・アドレス語制御回路
JPH04273347A (ja) キャッシュ容量最適設定機構付情報処理装置
JPH04277846A (ja) 高速アドレス変換方式

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20010424