JPH058488Y2 - - Google Patents

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JPH058488Y2
JPH058488Y2 JP1985060703U JP6070385U JPH058488Y2 JP H058488 Y2 JPH058488 Y2 JP H058488Y2 JP 1985060703 U JP1985060703 U JP 1985060703U JP 6070385 U JP6070385 U JP 6070385U JP H058488 Y2 JPH058488 Y2 JP H058488Y2
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  • Details Of Measuring Devices (AREA)
  • Arrangements Of Lighting Devices For Vehicle Interiors, Mounting And Supporting Thereof, Circuits Therefore (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、例えば、船舶や自動車等の装置に搭
載されている各種機器のパネル上に設置された計
器等において、発光素子で計器若しくは計器周辺
又は計器及び計器周辺が照明され、加えて周囲の
環境に合わせてこの照明の輝度を変化可能に制御
するような構成から成る照明付き装置であつて、
特に、その照明輝度の制御を簡単な構造ながらも
微調整が極めて容易に操作可能なものとした照明
付き装置の改良に関する。尚、本考案において
は、『計器』の照明とは、例えば指示部(又は指
針部等)が発光素子(例えば表示ランプや発光ダ
イオード「LED」)等で照明されている場合や表
示部自身が発光素子で構成されている場合(例え
ばデジタル式英数字表示等から成る表示計器)等
を総称するものとし、『計器周辺』の照明とは、
計器(単数、複数に関係なく)を含んでその計器
に関係する周辺部分(例えば自動車のインストル
メントパネルの様なもの)を照明するような場合
を総称していうものとする。又、『計器』や『計
器周辺』の照明、指示部や表示部の照明等は、以
下においては「表示部」の照明として表わす。
以下、図面を用いて説明する。
<従来の技術> この種の照明付き装置として、以下は、船舶の
船橋に設置されるコントローラや計器類の照明付
き装置を例にとり具体的に説明する。
この照明付き装置は、周囲の環境に合わせて制
御するような構造から成つている。即ち、昼間は
日光が当たつても船橋を取巻く周囲の情況は操舵
者に可視できるため表示部の照明輝度は明るくて
もよい。反対に夜間は周囲が可視困難となるため
に周囲の環境に合わせて表示部を暗くして周囲情
況を把握しやすいようにする必要がある。このよ
うに周囲の環境に合わせて表示部の照明輝度を制
御する機能をデイマ(Dimmer)という。
第3図はこのデイマを採用している従来の照明
付き装置の構成を示すブロツク線図である。
第3図において、VR1,VR2は図示しない表示
部に流れる電流の量を調整する可変抵抗体、1は
デジタル出力であるパルス幅の長短を制御するパ
ルス幅長短制御回路、2はパルス幅長短制御回路
1の出力が導かれて表示部の点灯時間と消灯時間
の比率(デユウテイ)を変化させるON/OFF信
号(バルス幅をτとしパルス繰返し周期をλとす
ると、一般にはパルス繰返し周期λの最長は
5msec程度となつている。パルス幅τが短くなつ
た場合は表示部の点滅のちらつきが目立つ)を出
力するパルス繰返し周期長短制御回路である。
第4図はパルス繰返し周期τを示す波形図であ
る。この第4図において、Lは『明』、Dは『暗』
を示し、同図aは可変抵抗体VR1の抵抗値変化に
よりパルス繰返し周期τを変化させた場合、同図
bは可変抵抗体VR2の抵抗値変化によりパルス幅
τを変化させた場合のパルス波形図である。
通常はこれら両者いずれかの方法でデイマを行
なう。しかしながらデイマの対象が複数あり、し
かも順次切替えて制御する場合は、表示切換えと
パルス繰返し周期τが非同期の時には第4図cの
デイマパルス波形図に示すように各表示点灯時間
が〜(1〜3番目の表示部)で表わすように
不均等になつてしまうことがある。この不具合を
解消するには、同期回路を設けパルス繰返し周波
数と表示切換周波数とを同一にすればよいが、同
期回路を使うと部品点数が増え、信頼性が悪化す
る。加えて、回路全体の配置等の問題もあり小形
化ができなくなる。
そこで同期回路を用いることなくこの問題を解
決する方法として、第4図dのデイマパルス波形
図のようにすることが考えられる。即ち、各表示
点灯時間のそれぞれ一つの表示中に多数のパルス
を含めるようにすることにより不均一の大きさ
(バラツキ)を小さくする(不均一さが目立たな
くする)ようにパルス幅長短制御回路1によりデ
イマすることである。
<考案が解決しようとする問題点> しかしながら、第4図dの場合も、パルスの幅
や数をどの程度にするか等は実験で確認したり、
又、難しい調整や微妙な照度調整(表示部の大部
分がLEDの場合、それ等の輝度のバラツキによ
る調整)が必要であつて、実現は困難であり、仮
にこれ等をマイクロプロセツサを用いて実現した
としても、ソフトウエアの負担が大きいものとな
る。加えて、マイクロプロセツサ使用の機器とし
た場合は、照度調整機能だけをボリユウムつまみ
で実現するという訳にはいかず、オンオフスイツ
チ入力でこれを調整すると必然的にデジタルアナ
ログ変換回路が必要となる等、かなりコスト高と
なる。又、表示の為の電源容量も大きなものとな
る。
本考案はこの従来の技術の問題点に鑑みてなさ
れたものであつて、機器の小形化や部品点数の削
減をはかりながらかつ高信頼性を有する、デジタ
ル信号を簡単にアナログ信号に変換してこのアナ
ログ信号によつて定電流回路からの定電流値を可
変して表示部の輝度調整をする構成の照明付き装
置を提供することを目的とする。
<問題点を解決するための手段> 上述の目的を達成するため、本考案の表示部の
照明輝度を周囲の環境に合わせて制御する照明付
き装置は、発光素子で計器若しくは計器周辺又は
計器及び計器周辺が照明され、加えてこの照明の
輝度を変化可能に構成して成る照明付き装置にお
いて、前記輝度の増減変化を指示して照明信号を
出力する入力部と、該入力部が接続されて前記照
明信号の指示内容を判定して制御信号を出力する
輝度制御部と、前記制御信号に応じて夫々がオン
オフする複数のスイツチから成る切替要素、前記
複数のスイツチの夫々に直列接続される複数の抵
抗要素及び所定の電圧に一端が接続され他端が前
記複数の抵抗要素の共通接続部分に接続される抵
抗要素から成り、前記制御信号の信号変化に比例
した抵抗比分割を形成して該抵抗比分割に応じた
値の電圧出力を前記共通接続部分の接続点αから
得る電圧出力部と、該電圧出力部に接続されて前
記電圧出力に比例した値の定電流値を得て前記発
光素子に流す定電流回路と、を具備して成ること
を特徴とするものである。
<作用> このため、照明輝度の変化を入力部で指示し、
輝度制御部において前記入力部からの指示内容を
判定して制御信号を電圧出力部に出力し、電圧出
力部で前記制御信号に比例した抵抗比分割を形成
してこの抵抗比分割に応じた値の電圧出力を得、
定電流回路が前記電圧出力部に接続されて前記電
圧出力に比例した値の定電流を前記表示部に出力
する構成となつている。
<実施例> 以下、本考案の実施例を第1図の本考案の具体
的実施例である照明付き装置のブロツク線図に基
づき詳細に説明する。
第1図において、3は表示部8の照明輝度の変
化(増減)を指示して照明信号LSを出力する入力
部であり、この例では表示部8を明るくするとき
に使用するアツプスイツチ3aと、表示部8を暗
くするときに使用するダウンスイツチ3bとから
成る。4は、入力部3が接続されて、この時の照
明信号LS(入力値)の指示内容(状態)を判定し
て、コード出力である制御信号DIを出力する例
えばマイクロプロセツサで構成した輝度制御部で
ある。この輝度制御部4は、アツプスイツチ3a
がONの時制御信号DIの値を増し、ダウンスイツ
チ3bがONの時制御信号DIの値を減じるような
動作をする(尚、図では省略したが、この輝度制
御部4に照明信号LSを取入れる場合は、定周期の
スキヤニングに引掛る場合を取入れるように入力
ポート部を外部に設けるようにしてもよい)。5
は輝度制御部4からの制御信号DIの信号変化に
比例した抵抗比分割を形成し、この抵抗比分割に
応じた値の電圧出力を得る電圧出力部である。こ
の電圧出力部5は、制御信号DIの値に応じて
夫々がオンオフする他端が共通接続されて接地さ
れるスイツチSW1〜SW8から成る切替要素6と、
この切替要素6の各スイツチSW1〜SW8の一端に
夫々共通接続されてこの例では他端が抵抗R0
介して+VREFに接続される抵抗R1〜R8とで構成
される。この電圧出力部5の制御信号DIの信号
変化に比例した抵抗比分割に応じた電圧出力VA
は、抵抗R1〜R8と抵抗R0の接続点αから得られ
る。即ち、電圧出力VAは、抵抗R0とスイツチ
SW1〜SW8がオンとなつた時のこれに接続される
抵抗R1〜R8との合成抵抗の値の比(抵抗比分割)
と+VREFの値によつて決まる。今、スイツチSW1
〜SW8の全てがオンとなつた時の合成抵抗を
R1/R2/R4/R8と表わすとその時の電圧出力VA
は、 VA={(R1/R2/R4/R8)/ (R1/R2/R4/R8)+R0}VREF …(1) となる。7は電圧出力部5に接続され電圧出力
VAに比例した値の定電流ILを表示部8に出力す
る定電流回路である。
この定電流回路7は、トランジスタTr1のベー
スに入力抵抗RIが接続されエミツタに他方が接
地された抵抗RLが接続されコレクタに他端が電
源Vhに接続された例えば発光ダイオードで構成
される発光素子H1…Hoから成る表示部8が接続
されている。今トランジスタTr1のベースエミツ
タ間の電圧をVBEとすると定電流ILは、 IL=(VA−VBE)/RL …(2) となる。ここでVA》VBEであるから、(2)式は、 IL≒{(R1/R2/R4/R8)/ (R1/R2/R4/R8)+R0}・ VREF/RL …(3) となる。即ち、電圧出力部5の合成比抵抗の内容
によつて定電流ILの値は決定できることとなる。
各抵抗R1,R2,R4,R8重みを付けると(例えば
R8=2R4−4R2=8R1)、制御信号DIに対応したリ
ニヤな変化をした定電流を得ることができる。
第2図はこれ等の関係のフローを表わしたフロ
ーシートである。
<考案の効果> 以上、実施例と共に具体的に本考案を説明した
ように、入力部で照明輝度の変化を指示し、この
指示内容に基づいて電圧出力部で抵抗比分割に応
じた値の電圧出力を得て、定電流回路から電圧出
力に比例した値の定電流を表示部に出力する構成
の本考案の照明付き装置によれば、 :パルス幅や周波数等の時分割回路等を別に設
ける必要がないので、装置を簡単・小型化で
き、且つ安価に製作できる。
:原理的に定電圧回路に直列に発光素子を設け
る構造としているので、発光素子の照度(一般
に電流に比例する)のバラツキが出ない。又、
電源電圧変動の影響による照度のチラツキが少
なくなる。
:輝度制御部からはただコード出力である輝度
制御信号を出せばよいので、輝度制御部のソフ
トウエアは容易に実現できる。等の効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の具体的実施例である照明付き
装置のブロツク線図、第2図は第1図のフローシ
ート、第3図は従来の照明付き装置のブロツク線
図、第4図はパルス繰返し周期波形図である。 3……入力部(アツプスイツチ3a、ダウンス
イツチ3b)、4……輝度制御部、5……電圧出
力部、7……定電流回路、8……表示部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 発光素子で計器若しくは計器周辺又は計器及び
    計器周辺が照明され、加えてこの照明の輝度を変
    化可能に構成して成る照明付き装置において、前
    記輝度の増減変化を指示して照明信号を出力する
    入力部3と、該入力部が接続されて前記照明信号
    の指示内容を判定して制御信号を出力する輝度制
    御部4と、前記制御信号に応じて夫々がオンオフ
    する複数のスイツチから成る切替要素、前記複数
    のスイツチの夫々に直列接続される複数の抵抗要
    素及び所定の電圧に一端が接続され他端が前記複
    数の抵抗要素の共通接続部分に接続される抵抗要
    素から成り、前記制御信号の信号変化に比例した
    抵抗比分割を形成して該抵抗比分割に応じた値の
    電圧出力を前記共通接続部分の接続点αから得る
    電圧出力部5と、該電圧出力部に接続されて前記
    電圧出力に比例した値の定電流値を得て前記発光
    素子に流す定電流回路7と、を具備して成ること
    を特徴とする照明付き装置。
JP1985060703U 1985-04-23 1985-04-23 Expired - Lifetime JPH058488Y2 (ja)

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JP1985060703U JPH058488Y2 (ja) 1985-04-23 1985-04-23

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985060703U JPH058488Y2 (ja) 1985-04-23 1985-04-23

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JPS61176410U JPS61176410U (ja) 1986-11-04
JPH058488Y2 true JPH058488Y2 (ja) 1993-03-03

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ID=30588298

Family Applications (1)

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JP1985060703U Expired - Lifetime JPH058488Y2 (ja) 1985-04-23 1985-04-23

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55155916U (ja) * 1979-04-25 1980-11-10

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JPS61176410U (ja) 1986-11-04

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