JPH0579933A - 三次元測定機の自動停止装置 - Google Patents
三次元測定機の自動停止装置Info
- Publication number
- JPH0579933A JPH0579933A JP26730991A JP26730991A JPH0579933A JP H0579933 A JPH0579933 A JP H0579933A JP 26730991 A JP26730991 A JP 26730991A JP 26730991 A JP26730991 A JP 26730991A JP H0579933 A JPH0579933 A JP H0579933A
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- Japan
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- contact pressure
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- detecting sensor
- measuring machine
- pressure detecting
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 三次元測定機の自動停止装置において、作業
者等が支柱ではさまれたとき、支柱にかかる押圧力を確
実に感知する。 【構成】 三次元測定機のサポータ本体（支柱）32に接
触圧感知センサ33を接着する。サポータ本体32に弾性部
材35を介してブラケット36およびビス37により筒状のカ
バー34を取付け、サポータ本体32をカバー34で覆う。カ
バー34の裏面に接触圧感知センサ33に臨ませて所定圧力
の空気を充填した空気袋38を取付ける。サポータ18で作
業者等がはさまれてカバー34が押圧されると、弾性部材
35が撓んでカバー34が移動する。そして、空気袋38が接
触圧感知センサ33に当接してこれを押圧する。この押圧
力を接触圧感知センサ33が感知して停止装置を作動させ
三次元測定機を停止させる。
者等が支柱ではさまれたとき、支柱にかかる押圧力を確
実に感知する。 【構成】 三次元測定機のサポータ本体（支柱）32に接
触圧感知センサ33を接着する。サポータ本体32に弾性部
材35を介してブラケット36およびビス37により筒状のカ
バー34を取付け、サポータ本体32をカバー34で覆う。カ
バー34の裏面に接触圧感知センサ33に臨ませて所定圧力
の空気を充填した空気袋38を取付ける。サポータ18で作
業者等がはさまれてカバー34が押圧されると、弾性部材
35が撓んでカバー34が移動する。そして、空気袋38が接
触圧感知センサ33に当接してこれを押圧する。この押圧
力を接触圧感知センサ33が感知して停止装置を作動させ
三次元測定機を停止させる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、被測定物を載置するテ
ーブルに立設された支柱に設けられた接触圧感知センサ
の検出に基づいて測定機を自動的に停止させる三次元測
定機の自動停止装置に関するものである。
ーブルに立設された支柱に設けられた接触圧感知センサ
の検出に基づいて測定機を自動的に停止させる三次元測
定機の自動停止装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】三次元測定機は、例えば図５に示すよう
に、被測定物を載置するテーブル１と、テーブル１に立
設されたＹ軸方向に移動可能な一対の支柱２（片側のみ
図示する）と、一対の支柱２の上端部に架設されたＸ軸
方向のビーム３と、ビーム３に沿ってＸ軸方向に移動可
能なスライダ４と、スライダ４に装着されたＺ軸方向に
移動可能なスピンドル５と、スピンドル５に取付けられ
たプローブ６とを備えている。そして、テーブル１上に
載置された被測定物の表面に沿ってプローブ６を移動さ
せることにより、被測定物の寸法、形状、位置をＸ，
Ｙ，Ｚの座標値として測定する。
に、被測定物を載置するテーブル１と、テーブル１に立
設されたＹ軸方向に移動可能な一対の支柱２（片側のみ
図示する）と、一対の支柱２の上端部に架設されたＸ軸
方向のビーム３と、ビーム３に沿ってＸ軸方向に移動可
能なスライダ４と、スライダ４に装着されたＺ軸方向に
移動可能なスピンドル５と、スピンドル５に取付けられ
たプローブ６とを備えている。そして、テーブル１上に
載置された被測定物の表面に沿ってプローブ６を移動さ
せることにより、被測定物の寸法、形状、位置をＸ，
Ｙ，Ｚの座標値として測定する。
【０００３】また、三次元測定機は、支柱２に接触圧感
知センサ７が取付けられており、この接触圧感知センサ
７の検出に基づいて測定機を停止させる自動停止装置が
設けられている。そして、万一、作業者等が支柱２とス
ライダ４等の可動部とではさまれた場合、これを接触圧
感知センサ７が検出し、自動停止装置が作動して測定機
を停止させる。
知センサ７が取付けられており、この接触圧感知センサ
７の検出に基づいて測定機を停止させる自動停止装置が
設けられている。そして、万一、作業者等が支柱２とス
ライダ４等の可動部とではさまれた場合、これを接触圧
感知センサ７が検出し、自動停止装置が作動して測定機
を停止させる。
【０００４】従来、接触圧感知センサ７は、図６に示す
ように、支柱本体2aの表面に取付けられており、隙間を
介して樹脂製カバー８で覆われている。樹脂製カバー８
は、断面形状が矩形の筒状に形成されており、支柱本体
2aを挿通させ、ねじ９により支柱本体2aに固定されてい
る。この構成により、支柱２とスライダ４等の可動部と
の間に作業者等がはさまれると、樹脂製カバー８が撓み
接触圧感知センサ７を押圧して自動停止装置が作動す
る。
ように、支柱本体2aの表面に取付けられており、隙間を
介して樹脂製カバー８で覆われている。樹脂製カバー８
は、断面形状が矩形の筒状に形成されており、支柱本体
2aを挿通させ、ねじ９により支柱本体2aに固定されてい
る。この構成により、支柱２とスライダ４等の可動部と
の間に作業者等がはさまれると、樹脂製カバー８が撓み
接触圧感知センサ７を押圧して自動停止装置が作動す
る。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の自動停止装置では、樹脂製カバー８は、押圧される
部位により押圧力と撓み量との関係が異なるので、同じ
押圧力であっても押圧される部位によって接触圧感知セ
ンサ７の検出値にばらつきが生じる。例えば、樹脂製カ
バー９の角部付近は撓み剛性が高く、また、ねじ９によ
る支柱本体2aへの取付部も撓みにくくなっており、これ
らの部位では、押圧力が感知されにくい。
来の自動停止装置では、樹脂製カバー８は、押圧される
部位により押圧力と撓み量との関係が異なるので、同じ
押圧力であっても押圧される部位によって接触圧感知セ
ンサ７の検出値にばらつきが生じる。例えば、樹脂製カ
バー９の角部付近は撓み剛性が高く、また、ねじ９によ
る支柱本体2aへの取付部も撓みにくくなっており、これ
らの部位では、押圧力が感知されにくい。
【０００６】また、接触圧感知センサ７は、例えば図４
に示すように、表面に導線10，11を配した平面状の一対
の可撓性部材12，13を導線10，11を対向させて周縁部に
絶縁体からなる弾性部材14を介して平行に配置し、さら
に、それらをカバー15で被覆したものである。そして、
カバー15が押圧されると可撓性部材12または13が撓み導
線10と11とが接触することにより押圧力を感知する。と
ころが、接触圧感知センサ７の周縁部付近を押圧した場
合、導線10と11が弾性部材14によって隔てられているた
め、可撓性部材12または13が撓んでも導線10と11とは接
触せず押圧力が感知されない。その上、このような接触
圧感知センサ７の周縁部の不感帯は、上記樹脂製カバー
８の角部付近に位置される場合が多く、押圧力を著しく
感知しにくくしている。なお、接触圧感知センサ７は、
折曲げると導線10，11が常時接触してしまうため、樹脂
製カバー８の角部には配置することができない。
に示すように、表面に導線10，11を配した平面状の一対
の可撓性部材12，13を導線10，11を対向させて周縁部に
絶縁体からなる弾性部材14を介して平行に配置し、さら
に、それらをカバー15で被覆したものである。そして、
カバー15が押圧されると可撓性部材12または13が撓み導
線10と11とが接触することにより押圧力を感知する。と
ころが、接触圧感知センサ７の周縁部付近を押圧した場
合、導線10と11が弾性部材14によって隔てられているた
め、可撓性部材12または13が撓んでも導線10と11とは接
触せず押圧力が感知されない。その上、このような接触
圧感知センサ７の周縁部の不感帯は、上記樹脂製カバー
８の角部付近に位置される場合が多く、押圧力を著しく
感知しにくくしている。なお、接触圧感知センサ７は、
折曲げると導線10，11が常時接触してしまうため、樹脂
製カバー８の角部には配置することができない。
【０００７】実際に、支柱２の図７および図８に示す各
測定点について、接触圧感知センサ７が検出し得る押圧
力を測定した結果を図９に示す。なお、図７は図５に示
す一方の支柱（サポータ）を示し、図８は他方の図示し
ない支柱（コラム）を示す。図９から、樹脂製カバー８
の角部および支柱への取付部付近では検出し得る押圧力
が大きくなっていることがわかる。なお、接触圧感知セ
ンサ７を直接押圧した場合に検出し得る押圧力は7.8 Ｎ
以上であり、また、支柱２の各部位で検出し得る押圧力
は49.0Ｎ程度以内であることが望ましい。
測定点について、接触圧感知センサ７が検出し得る押圧
力を測定した結果を図９に示す。なお、図７は図５に示
す一方の支柱（サポータ）を示し、図８は他方の図示し
ない支柱（コラム）を示す。図９から、樹脂製カバー８
の角部および支柱への取付部付近では検出し得る押圧力
が大きくなっていることがわかる。なお、接触圧感知セ
ンサ７を直接押圧した場合に検出し得る押圧力は7.8 Ｎ
以上であり、また、支柱２の各部位で検出し得る押圧力
は49.0Ｎ程度以内であることが望ましい。
【０００８】本発明は、上記の点に鑑みて成されたもの
であり、支柱にかかる押圧力を確実に感知することがで
きる三次元測定機の自動停止装置を提供することを目的
とする。
であり、支柱にかかる押圧力を確実に感知することがで
きる三次元測定機の自動停止装置を提供することを目的
とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するために、被測定物を載置するテーブルに立設さ
れた支柱に接触圧感知センサを設け、該接触圧感知セン
サの検出に基づいて測定機を停止させる三次元測定機の
自動停止装置において、前記支柱に前記接触圧感知セン
サを固定し、前記支柱に弾性部材を介して前記支柱を覆
うカバーを取付け、該カバーの裏面に前記接触圧感知セ
ンサに対向させて空気袋を取付けたことを特徴とする。
解決するために、被測定物を載置するテーブルに立設さ
れた支柱に接触圧感知センサを設け、該接触圧感知セン
サの検出に基づいて測定機を停止させる三次元測定機の
自動停止装置において、前記支柱に前記接触圧感知セン
サを固定し、前記支柱に弾性部材を介して前記支柱を覆
うカバーを取付け、該カバーの裏面に前記接触圧感知セ
ンサに対向させて空気袋を取付けたことを特徴とする。
【００１０】
【作用】このように構成したことにより、カバーが押圧
されると、弾性部材が撓んでカバーが移動し、空気袋が
接触圧感知センサに押付けられることにより、接触圧感
知センサが押圧力を感知する。
されると、弾性部材が撓んでカバーが移動し、空気袋が
接触圧感知センサに押付けられることにより、接触圧感
知センサが押圧力を感知する。
【００１１】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。図３に三次元測定機の全体図を示す。図
３に示すように、三次元測定機16は、被測定物を載置す
るテーブル17に、Ｙ軸方向に移動可能な一対の支柱を構
成するサポータ18およびコラム19が立設されている。サ
ポータ18およびコラム19の上端部間にはＸ軸方向のビー
ム20が架設されており、サポータ18、コラム19およびビ
ーム20は、コラム19側に設けられた駆動装置21によって
一体にＹ軸方向に移動可能となっている。ビーム20に
は、ビーム20に沿ってＸ軸方向に移動可能なスライダ22
が設けられている。スライダ22には、Ｚ軸方向に移動可
能なスピンドル23が設けられており、スピンドルの23の
先端部には、プローブ（図示せず）を取付けるためのプ
ローブアダプタ24が装着されている。なお、図中、26は
制御装置、27，28はデータ処理装置、29はジョイスティ
ックコントロールボックスである。
細に説明する。図３に三次元測定機の全体図を示す。図
３に示すように、三次元測定機16は、被測定物を載置す
るテーブル17に、Ｙ軸方向に移動可能な一対の支柱を構
成するサポータ18およびコラム19が立設されている。サ
ポータ18およびコラム19の上端部間にはＸ軸方向のビー
ム20が架設されており、サポータ18、コラム19およびビ
ーム20は、コラム19側に設けられた駆動装置21によって
一体にＹ軸方向に移動可能となっている。ビーム20に
は、ビーム20に沿ってＸ軸方向に移動可能なスライダ22
が設けられている。スライダ22には、Ｚ軸方向に移動可
能なスピンドル23が設けられており、スピンドルの23の
先端部には、プローブ（図示せず）を取付けるためのプ
ローブアダプタ24が装着されている。なお、図中、26は
制御装置、27，28はデータ処理装置、29はジョイスティ
ックコントロールボックスである。
【００１２】サポータ18およびコラム19には、プローブ
アダプタ24に対向する面に接触圧感知装置30および31が
設けられている。なお、接触圧感知装置30，31はサポー
タ18およびコラム19に同様に設けられているので、以
下、サポータ18側の接触圧感知装置30についてのみ説明
する。
アダプタ24に対向する面に接触圧感知装置30および31が
設けられている。なお、接触圧感知装置30，31はサポー
タ18およびコラム19に同様に設けられているので、以
下、サポータ18側の接触圧感知装置30についてのみ説明
する。
【００１３】図１および図２に示すように、角柱状のサ
ポータ本体32のプローブアダプタ24に対向する表面に、
図４に示す従来のものと同様の接触圧感知センサ33が接
着されている。接触圧感知センサ33は、接触圧感知セン
サ33の検出によって三次元測定機を停止させる停止装置
（図示せず）に接続されている。サポータ本体32を挿通
させて、この周囲を所定の隙間をもって覆う断面形状が
矩形の筒状のカバー34が設けられている。カバー34は、
その上端部付近および下端部付近に弾性部材35を介して
ブラケット36およびビス37でサポータ本体32に取付けら
れており、弾性部材35によりフローティングされた状態
でサポータ本体32に支持されている。よって、カバー34
は、弾性部材35の撓みに応じて上下左右に自由に移動さ
せることができる。
ポータ本体32のプローブアダプタ24に対向する表面に、
図４に示す従来のものと同様の接触圧感知センサ33が接
着されている。接触圧感知センサ33は、接触圧感知セン
サ33の検出によって三次元測定機を停止させる停止装置
（図示せず）に接続されている。サポータ本体32を挿通
させて、この周囲を所定の隙間をもって覆う断面形状が
矩形の筒状のカバー34が設けられている。カバー34は、
その上端部付近および下端部付近に弾性部材35を介して
ブラケット36およびビス37でサポータ本体32に取付けら
れており、弾性部材35によりフローティングされた状態
でサポータ本体32に支持されている。よって、カバー34
は、弾性部材35の撓みに応じて上下左右に自由に移動さ
せることができる。
【００１４】カバー34の裏面には、所定の隙間をもって
接触圧感知センサ33に対向する平板状の空気袋38が取付
けられている。空気袋38には、バルブ39を有するホース
40が接続されており、このホース40を介して外部の空気
給排装置（図示せず）により空気袋38内に充填される空
気量を調整できるようになっている。
接触圧感知センサ33に対向する平板状の空気袋38が取付
けられている。空気袋38には、バルブ39を有するホース
40が接続されており、このホース40を介して外部の空気
給排装置（図示せず）により空気袋38内に充填される空
気量を調整できるようになっている。
【００１５】以上のように構成した本実施例の作用につ
いて次に説明する。サポータ18とスライダ22等の可動部
との間に作業者等がはさまれてカバー34が押圧される
と、弾性部材35が撓んでカバー34が移動する。そして、
この押圧力が所定以上になると空気袋38が接触圧感知セ
ンサ33に当接してこれに接触圧を作用させる。接触圧感
知センサ33がこの接触圧を検出すると、停止装置により
三次元測定機16が停止される。
いて次に説明する。サポータ18とスライダ22等の可動部
との間に作業者等がはさまれてカバー34が押圧される
と、弾性部材35が撓んでカバー34が移動する。そして、
この押圧力が所定以上になると空気袋38が接触圧感知セ
ンサ33に当接してこれに接触圧を作用させる。接触圧感
知センサ33がこの接触圧を検出すると、停止装置により
三次元測定機16が停止される。
【００１６】このとき、カバー34は、弾性部材35により
フローティング状態で支持されおり上下左右に自由に移
動することができるので、いずれの部分が押圧された場
合でも僅かな押圧力で移動することになる。したがっ
て、作業者等がカバー34のいずれの部分ではさまれた場
合でも、接触圧感知センサ33がカバー34の移動を確実に
検出して三次元測定機16を停止させることができる。
フローティング状態で支持されおり上下左右に自由に移
動することができるので、いずれの部分が押圧された場
合でも僅かな押圧力で移動することになる。したがっ
て、作業者等がカバー34のいずれの部分ではさまれた場
合でも、接触圧感知センサ33がカバー34の移動を確実に
検出して三次元測定機16を停止させることができる。
【００１７】カバー34は、いずれの部分が押圧されて
も、全体が移動するので、１つの接触圧感知センサ33に
より、その移動を確実に検出することができる。よっ
て、従来のものに比べて接触圧感知センサ33の数が少な
くてすむのでコストが安い。
も、全体が移動するので、１つの接触圧感知センサ33に
より、その移動を確実に検出することができる。よっ
て、従来のものに比べて接触圧感知センサ33の数が少な
くてすむのでコストが安い。
【００１８】また、ホース40を空気給排装置に接続して
空気袋38に空気を給排し、空気袋38内の空気圧を高くす
ると、空気袋38と接触圧感知センサ33との隙間が小さく
なるとともに空気袋38の弾性が大きくなるので、カバー
34に作用する押圧力に対する接触圧感知センサ33の感度
が高くなる。空気袋38内の空気圧を低くすると、空気袋
38と接触圧感知センサ33との隙間が大きくなるとともに
空気袋38の弾性が小さくなるので、カバー34に作用する
押圧力に対する接触圧感知センサ33の感度が低くなる。
このように、空気袋38内の空気圧を調整することによ
り、カバー34に作用する押圧力に対する接触圧感知セン
サ33の感度を容易に調整することができる。
空気袋38に空気を給排し、空気袋38内の空気圧を高くす
ると、空気袋38と接触圧感知センサ33との隙間が小さく
なるとともに空気袋38の弾性が大きくなるので、カバー
34に作用する押圧力に対する接触圧感知センサ33の感度
が高くなる。空気袋38内の空気圧を低くすると、空気袋
38と接触圧感知センサ33との隙間が大きくなるとともに
空気袋38の弾性が小さくなるので、カバー34に作用する
押圧力に対する接触圧感知センサ33の感度が低くなる。
このように、空気袋38内の空気圧を調整することによ
り、カバー34に作用する押圧力に対する接触圧感知セン
サ33の感度を容易に調整することができる。
【００１９】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の三次元測
定機の自動停止装置は、支柱に接触圧感知センサを固定
し、弾性部材を介して支柱を覆うカバーを取付け、カバ
ーの裏面に接触圧感知センサに対向させて空気袋を取付
けたので、カバーが押圧されると、弾性部材が撓んでカ
バーが移動し、空気袋が接触圧感知センサに押付けられ
ることにより、接触圧感知センサが押圧力を感知して三
次元測定機を停止させる。その結果、作業者等がカバー
のいずれの部分ではさまれた場合でも、接触圧感知セン
サがカバーの移動を確実に検出して三次元測定機を停止
させることができる。また、空気袋内の空気圧を調整す
ることにより、カバーに作用する押圧力に対する接触圧
感知センサの感度を容易に調整することができる。さら
に、１つの接触圧感知センサにより、カバー移動を確実
に検出することができるので、従来のものに比べて接触
圧感知センサの数が少なくてすみコストが安いという優
れた効果を奏する。
定機の自動停止装置は、支柱に接触圧感知センサを固定
し、弾性部材を介して支柱を覆うカバーを取付け、カバ
ーの裏面に接触圧感知センサに対向させて空気袋を取付
けたので、カバーが押圧されると、弾性部材が撓んでカ
バーが移動し、空気袋が接触圧感知センサに押付けられ
ることにより、接触圧感知センサが押圧力を感知して三
次元測定機を停止させる。その結果、作業者等がカバー
のいずれの部分ではさまれた場合でも、接触圧感知セン
サがカバーの移動を確実に検出して三次元測定機を停止
させることができる。また、空気袋内の空気圧を調整す
ることにより、カバーに作用する押圧力に対する接触圧
感知センサの感度を容易に調整することができる。さら
に、１つの接触圧感知センサにより、カバー移動を確実
に検出することができるので、従来のものに比べて接触
圧感知センサの数が少なくてすみコストが安いという優
れた効果を奏する。
【図１】本発明の一実施例の要部の縦断面図である。
【図２】図１の装置のＡ−Ａ線による横断面図である。
【図３】本発明に係る三次元測定機の全体を示す斜視図
である。
である。
【図４】接触圧感知センサの縦断面図である。
【図５】従来の三次元測定機の要部を示す斜視図であ
る。
る。
【図６】従来の三次元測定機の支柱の一部を示す縦断面
図である。
図である。
【図７】従来の三次元測定機のサポータ側の支柱の接触
圧感知センサの感度の測定点の配置を示す図である。
圧感知センサの感度の測定点の配置を示す図である。
【図８】従来の三次元測定機のコラム側の支柱の接触圧
感知センサの感度の測定点の配置を示す図である。
感知センサの感度の測定点の配置を示す図である。
【図９】図７の各測定点に対する接触圧感知センサの感
度を示す図である。
度を示す図である。
16 三次元測定機 17 テーブル 18 サポータ（支柱） 19 コラム（支柱） 33 接触圧感知センサ 34 カバー 35 弾性部材 38 空気袋
Claims (1)
- 【請求項１】 被測定物を載置するテーブルに立設され
た支柱に接触圧感知センサを設け、該接触圧感知センサ
の検出に基づいて測定機を停止させる三次元測定機の自
動停止装置において、前記支柱に前記接触圧感知センサ
を固定し、前記支柱に弾性部材を介して前記支柱を覆う
カバーを取付け、該カバーの裏面に前記接触圧感知セン
サに対向させて空気袋を取付けたことを特徴とする三次
元測定機の自動停止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26730991A JPH0579933A (ja) | 1991-09-18 | 1991-09-18 | 三次元測定機の自動停止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26730991A JPH0579933A (ja) | 1991-09-18 | 1991-09-18 | 三次元測定機の自動停止装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0579933A true JPH0579933A (ja) | 1993-03-30 |
Family
ID=17443039
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26730991A Pending JPH0579933A (ja) | 1991-09-18 | 1991-09-18 | 三次元測定機の自動停止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0579933A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7193498B2 (en) | 1999-04-09 | 2007-03-20 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Method of producing temperature sensor and mounting same to a circuit board |
| US7847662B2 (en) | 2007-04-17 | 2010-12-07 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Inductance element, method for manufacturing the same, and switching power supply using the same |
| US10488062B2 (en) | 2016-07-22 | 2019-11-26 | Ademco Inc. | Geofence plus schedule for a building controller |
| US10534331B2 (en) | 2013-12-11 | 2020-01-14 | Ademco Inc. | Building automation system with geo-fencing |
| US10895883B2 (en) | 2016-08-26 | 2021-01-19 | Ademco Inc. | HVAC controller with a temperature sensor mounted on a flex circuit |
-
1991
- 1991-09-18 JP JP26730991A patent/JPH0579933A/ja active Pending
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