JPH0574516U - 眼圧マスク - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目 的】 眼の疲れた時、本考案の眼圧マスクを１
日数回掛けたり、外したりして、眼球を押圧刺激する事
により眼の疲れを取る事をねらいとするものである。 【構 成】 アイマスクの裏側に、スポンジ等の弾性
体から成る押圧体を着脱自在に取り付け、その押圧体を
眼球に対して適度の押圧力をもって刺激を与えるように
したものである。

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】

本考案は、眼球を刺激する事により、眼の疲れを取り、視力を回復させる眼 圧マスクに関するものである。

【従来の技術】

この種の技術は、光をさえぎって、安眠を取る為に、眼を被うためのアイマ スクとして使用しているもので、眼の疲れを積極的に取れるようなものではな かった。

【課題を解決するための手段】

従来のアイマスクに於て、眼を被う眼圧体の裏側に、スポンジ等で構成され る弾力性を有した眼圧体を着脱自在に取付け、前記眼圧体をゴムバンド等で、 眼球を適度の弾性力により押圧刺激するようにしたものである。

【作 用】

本考案は、アイマスクの押圧体に取り付けた眼圧体を眼球に当接し、弾性を 有するバントで、前記眼圧体を適度の弾性力で押圧する様にし、このアイマス クを何回か掛けたり、取り外したりして、眼に刺激を与え、眼の疲れを積極的 に取るようにしたものである。

【実施例】

第１図は、本考案の眼圧マスク１の実施例を示す傾視図である。２は眼圧マ スク１の表押圧体で、布又は塩ビ等の樹脂又はその両者の合体で構成され、型 くずれしない硬さを施している。 ３は裏押圧体で、軟らかい布で構成され、前記表押圧体２と略同形状をなし 裏押圧体３と表押圧体２とが一体になるように縫い付けてある。しかしながら裏 と表の押圧体３と２は、マジックテープ又はホック等で両者が脱着自在にして、 汚れた時、裏押圧体も取替えできる様にしてもよい。 ４は表押圧体２に取り付けされたバンドで、全体が弾性体で延び縮みする材質 で構成されている。５はバンドの長さを調整できる調整止めである。６は２ケの 眼圧体で、前記裏押圧体３にマジックテープ又は、ホック等で、着脱自在に取り つけられている。又その眼圧体３の位置は眼球を押圧できる位置に止められてい る。 尚、マジックテープで止める場合は、個々の人の眼の位置に合わせて眼圧体６ を取り付ける事ができる。 ８は塩ビ、硬質紙等で眼球に合わせて形くずれしない様に適度の硬さと厚みを もった第１保持板である。９はスポンジ体で、眼球を弾力性をもって押圧できる 様になっている。又、９はスポンジ体の代わりに、ワタ、エヤーダマリ等の弾性 体を有するものでもよい。１０はスポンジ体９を挟んで、前記第１保持板８と反 対側に位置した第２保持板で、比較的軟らかい塩ビ、ゴム等で構成されている。 １１は前記スポンジ体９、第１、２保持板８、１０を被う清潔な布で直接眼に 当る部分となる。 次に、第３図は、前記バンド４の他実施例で、１２の部分は弾性体で延び縮み をなす。１３，１４，１５の部分は延び縮みのない布で構成されている。 更に、第４図は、眼圧体６の他実施例で、その両外側部１６は厚みが大きく、 内側は薄くなった構成になっており、眼球の両外側部は特に押圧力が大きく働く 様に構成されている。又、その他の構成については、第２図と全く同じである。 以上の構成に於て、その作用を説明すると、今眼が疲れたとき、本考案の眼圧 マスクを掛けると、前記眼圧体６を眼球に当て、バンド４の弾性体で狭着すると 眼圧体６は両側に引張られる為、眼圧体６の両側、即ち眼球の両側は、特にスポ ンジ体９で、弾力的に押圧されるものである。この眼圧マスク１を適度の間隔を おいて、掛けたり、外したりして、１日に数回繰り返すと眼に刺激をあたえるの で、眼の疲れがとれ、強いては視力の衰えが押さえられるものである。

【考案の効果】

本考案では、眼球の特に両側にあるつぼを適度の間隔をおいて１回に数回掛け たり、外したりすると、眼の神経を刺激する為、眼の疲れを取り、視力の回復が 期待できるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の実施例を示す傾視図 第２図は本考案の眼圧マスクに取り付けされる眼圧体６
の断面図 第３図はバンド４の他実施例図 第４図は前記眼圧体の他実施例を示す図である。 １…眼圧マスク， ６…眼圧体， ９…スポンジ
体，４…バンド， ８…第１保持体， １０…第２
保持板

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 眼の周囲を被う表押圧体に対して、その裏面に裏押圧体
   を取りつけ、その両者を眼球に対して、弾性的に保持す
   るバンドから成るアイマスクに於て、両眼球に対して、
   その眼球を弾力的に押圧する眼圧体を前記アイマスクの
   押圧体に着脱自在に取付けた眼圧マスク。