JP2020000637A - 枕 - Google Patents

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【課題】仰臥姿勢で安定して頭部を載せて目的の首部周辺を良好にかつ効果的にマッサージすることができる枕を提供する。【解決手段】人の仰臥時にその人の首部及び頭部を受けて緩やかに位置決め支持する第1の頭部載置部14を含む枕10であり、第1頭部載置部14は人の首部の左右が高位で中央部が低位となる緩傾斜位置決め面部と、第1頭部載置部14の中央部に配置され仰臥した人の首部及びその周辺部に接してマッサージするマッサージ部18と、を含む枕10から構成される。【選択図】図1

Description

本発明は、寝た姿勢で頭部を載せて首部周辺のマッサージを行ったり、睡眠時に利用したりすることができる枕に関する。
良質な睡眠は健康には欠かせないが、自身の睡眠に何らかの不満があるものも多いと言われている。良質な睡眠をとるための重要な要素の一つとして、枕が考えられるが、枕にこだわっている人も多い。すなわち、多くの人が枕によって睡眠の質が大きく左右されることを実感しているといえる。従来より、良質な睡眠や健康維持のために、枕に対する関心は高く、単に頭を載せるだけでなく、質の良い睡眠を促すためやマッサージ機能やその他の機能を持たせるために改良された枕に関する技術も種々提案されている。例えば、特許文献1には、頭乗せ部表面から外方へ突出した指圧部材を有する枕が開示されており、枕に頭を載せると指圧部材によって首筋あるいは後頭部を指圧、マッサージすることができるものであった。
実用新案登録第3004119号公報
睡眠前の心身の状態が睡眠に密接な影響を及ぼすが、睡眠前に首や頭を適度にマッサージすると、血流が良くなり、リラックスできて、睡眠の質が向上して快適な睡眠が期待できる。しかしながら、特許文献1の枕では、平板上の枕本体から指圧部材が突出している構造であることから、丸みを帯びた曲面形状の後頭部を安定して平板状の枕本体の上に載せることができないことから、首部周辺の筋肉等が緊張してリラックスしにくいとともに目的の首部箇所に効果的に指圧部材をあてることができにくく、良好なマッサージ効果を期待できないおそれがあった。さらに、特許文献1の枕では、睡眠に利用しようとする場合には指圧部材が邪魔になることから、睡眠用のための枕が別途必要であった。すなわち、睡眠用の枕とマッサージ用の枕の2つ用意する必要があり、枕の保管、管理が不便で、使い勝手が悪いなどの問題があった。
本発明は上記従来の課題に鑑みてなされたものであり、その一つの目的は、仰臥姿勢で安定して頭部を載せて目的の首部周辺を良好にかつ効果的にマッサージすることができる枕を提供することにある。さらに、他の目的は、リラックスした寝姿勢で首部周辺を手軽にマッサージできる状態と、睡眠の際に利用できる状態と、を簡単に変換でき、使い勝手が良く、快適な睡眠を期待できる枕を提供することにある。
上記課題を解決するために本発明は、人の仰臥時にその人の首部及び頭部を受けて緩やかに位置決め支持する第1の頭部載置部14を含む枕であり、第1頭部載置部14は人の首部の左右が高位で中央部が低位となる緩傾斜位置決め面部16と、第1頭部載置部14の中央部に配置され仰臥した人の首部及びその周辺部に接してマッサージするマッサージ部18と、を含む枕10から構成される。
また、第1頭部載置部14は、マッサージ部18に隣接して仰臥した人の後頭部を受ける後頭受部24であり、マッサージ部18の最高位(TP)よりも低い凹陥底部22を有する後頭受部24を含むこととしてもよい。
また、後頭受部24は、人の正仰臥時に首部の延長方向に隣接配置されていることとしてもよい。
また、マッサージ部18は、枕本体12に対して着脱交換自在に設けられていることとしてもよい。
また、マッサージ部18は、第1の頭部載置部14に使用者が頭を載せた際に、首部周辺に対応した位置に設けられ、該首部周辺を押圧刺激しうる複数の突起30を有することとしてもよい。
また、マッサージ部18は、人の仰臥時に人の首部及びその周辺に沿うように配置される円弧状曲面上に複数の突起30を形成させてなることとしてもよい。
また、第1の頭部載置部14に近接して枕本体12の他の部分に形成される第2頭部載置部20であり、人の首部の左右が高位で中央部が低位となる第2緩傾斜位置決め面部32と、第2緩傾斜位置決め面部32に隣接して仰臥した人の後頭部を受ける第2後頭受部34であり、第2緩傾斜位置決め面部32の最高位よりも低い凹陥底部38を有する第2後頭受部34を含むこととしてもよい。
また、少なくとも第2頭部載置部20の左右両側に、使用者が側臥姿勢で腕を載せることができる腕部載置部42が設けられたこととしてもよい。
本発明の枕によれば、人の仰臥時にその人の首部及び頭部を受けて緩やかに位置決め支持する第1の頭部載置部を含む枕であり、第1頭部載置部は人の首部の左右が高位で中央部が低位となる緩傾斜位置決め面部と、第1頭部載置部の中央部に配置され仰臥した人の首部及びその周辺部に接してマッサージするマッサージ部と、を含むことから、仰臥した姿勢で頭部を安定させた状態で良好に首部及びその周辺をマッサージすることができ、リラックス効果や、コリの解消又は緩和効果、血流増進効果等の向上を期待できる。
また、第1頭部載置部は、マッサージ部に隣接して仰臥した人の後頭部を受ける後頭受部であり、マッサージ部の最高位よりも低い凹陥底部を有する後頭受部を含む構成とすることにより、より安定して頭部を位置決めしてマッサージ効果を向上しうる。
また、後頭受部は、人の正仰臥時に首部の延長方向に隣接配置されている構成とすることにより、人が仰臥して後頭部を第1頭部載置部の後頭受部に載せた際に、マッサージ部が確実に首部周辺に接して、良好にマッサージすることができる。
また、マッサージ部は、枕本体に対して着脱交換自在に設けられている構成とすることにより、使用者の体格や症状等に応じて、例えば、凹凸形状が異なるようなマッサージ部を適宜交換して好適にマッサージすることができる。
また、マッサージ部は、第1の頭部載置部に使用者が頭を載せた際に、首部周辺に対応した位置に設けられ、該首部周辺を押圧刺激しうる複数の突起を有する構成とすることにより、首部の湾曲に対応して首部周辺を良好に押圧できるマッサージ部を具体的に実現できる。
また、マッサージ部は、人の仰臥時に人の首部及びその周辺に沿うように配置される円弧状曲面上に複数の突起を形成させてなる構成とすることにより、首部の湾曲に対応して首部周辺を良好に押圧できるマッサージ部を具体的に実現できる。
また、第1の頭部載置部に近接して枕本体の他の部分に形成される第2頭部載置部であり、人の首部の左右が高位で中央部が低位となる第2緩傾斜位置決め面部と、第2緩傾斜位置決め面部に隣接して仰臥した人の後頭部を受ける第2後頭受部であり、第2緩傾斜位置決め面部の最高位よりも低い凹陥底部を有する第2後頭受部を含む構成とすることにより、一つの枕だけでリラックスした仰臥姿勢で首部周辺を手軽にマッサージできる状態と、睡眠の際に利用できる状態と、を簡単に変換できるとともに、マッサージ後から入眠への移行をスムーズに行え、使い勝手が良く、快適な睡眠を期待できる。
また、少なくとも第2頭部載置部の左右両側に、使用者が側臥姿勢で腕を載せることができる腕部載置部が設けられた構成とすることにより、側臥姿勢で下側になる腕部を腕部載置部に載せて支えることができるので、腕や肩に大きな負担をかけることなく側臥姿勢での快適な睡眠を期待できる。
本発明の一実施形態に係る枕の斜視図である。 図1の枕の平面図である。 図1の枕の正面図である。 図1の枕の背面図である。 図1の枕の側面図である。 図3の枕のA−A線断面図である。 図2の枕のB−B線断面図である。 図2の枕のC−C線断面図である。 図1の枕の使用状態を示す断面説明図である。 図1の枕の使用状態を示す断面説明図である。 図1の枕の使用状態を示す平面説明図である。
以下添付図面を参照しつつ本発明の枕の実施形態について説明する。本発明に係る枕は、例えば、布団やベッド、マットレス上等で寝た姿勢で頭部を載せて使用する枕であり、後頭部側の首部周辺をマッサージするのに好適に利用できる。図1ないし図11は、本発明の枕の一実施形態を示している。図1、図2、図3に示すように、本実施形態では、枕10は、枕本体12部分に第1頭部載置部14を有しており、緩傾斜位置決め面部16と、マッサージ部18と、を含む。
本実施形態では、枕本体12は、弾性素材で形成されており、例えば、人の頭の重み等の外力が加わるとその形状に沿って容易に変形し、外力を解除すると元の形状に戻る弾性力を有する低反発性のウレタンからなる。図1、図2、図3に示すように、枕本体12の底面は、例えば、平面に形成され、布団やマットレス等の上に安定して載置できるようになっている。枕本体12は、図のような複数の凹凸曲面を有する立体形状に設けられており、人の仰臥時にその人の頭部を受ける第1頭部載置部14と、後述のように該第1の頭部載置部14に近接して設けられる第2頭部載置部20と、が一体的に形成されている。
図1、図2に示すように、第1頭部載置部14は、人の仰臥時にその人の首部及び頭部を受けて緩やかに位置決め支持する第1の頭部載せ部である。図3、図7にも示すように、第1頭部載置部14は、人が仰臥した際に、該人の首部又は頭部の左右側が高位で左右中央部が低位となる緩傾斜位置決め面部16を含む。第1頭部載置部14は、例えば、人の頭部全体を載置できるように左右幅及び奥行(前後幅)が形成されている。第1頭部載置部14の中央部には、仰臥した人の後頭部を受けるように凹曲面で形成された凹陥底部22を有する後頭受部24が設けられている。すなわち、第1頭部載置部14は、仰臥した人の首部及び頭部の左右両側に高位となる***部26が形成されるとともに、左右中央部分に凹部が形成されており、後頭部に対応する位置には後頭受部24が形成され、該後頭受部に隣接して首部に対応する位置となる凹部28部分にはマッサージ部18が配置される。図2、図6、図9にも示すように、後頭受部24は、人の正仰臥時に首部の延長方向に隣接配置されている。図2に示すように、マッサージ部18が配置される第1頭部載置部14の中央部分は、平面視略四角形状に凹設されている。後述のように後頭受部24はマッサージ部18に隣接して設けられるとともに、その凹陥底部はマッサージ部18の最も高くなる部分(TP)よりも低く形成されている。
図1、図2、図6に示すように、マッサージ部18は、第1頭部載置部14の左右中央部の首部側に配置され、仰臥した人の首部及びその周辺部に接してマッサージするマッサージ手段である。本実施形態では、マッサージ部18は、例えば、枕本体12の弾力性素材よりも比較的硬質のウレタンやゴム等で形成されており、第1頭部載置部14に使用者が頭を載せた際に、後頭受部24に隣接して首部周辺に対応した位置に設けられている。マッサージ部18は、例えば、枕本体12の凹部28に対して着脱交換自在に嵌合する平面視略四角形状の基部と、該基部の外面に一体的に形成されて該首部周辺を押圧刺激しうるように規則的又は不規則的に突設された複数の突起30と、を有している。マッサージ部18の基部は、人の仰臥時に人の首部及びその周辺に沿うような円弧状曲面が形成された立体形状で形成され、基部の該円弧状曲面上に複数の突起30が配置される。マッサージ部18は、正面視で首部側から外部に露出するように設けられている。図6に示すように、マッサージ部18の最高位TPすなわち、マッサージ部18の突起30の最も高くなる位置は、第1頭部載置部14の後頭受部24の凹陥底部22よりも高く設定されており、人が後頭部を後頭受部24に載せた状態でも首部の湾曲に対応して、突起30が確実に首部又はその周辺にあたってマッサージできるようになっている。なお、マッサージ部18は、例えば、複数の突起の大きさや形状や配置が異なるマッサージ部18を複数種類用意して、使用者に応じて着脱交換することとしてもよい。
図1、図3に示すように、本実施形態では、1つの枕本体12に2つの頭部載置部(14、20)が一体的に設けられている。枕本体12には、上述の第1頭部載置部14に近接して、枕本体12の他の部分に形成される第2頭部載置部20が設けられている。第2頭部載置部20は、人の仰臥時にその人の首部及び頭部を受けて緩やかに位置決め支持する第2の頭部載せ手段であり、上述の第1頭部載置部14とは異なってマッサージの押圧刺激等は与えることなく頭を載せて使用する他の頭部載せ部である。第1頭部載置部14と第2頭部載置部20は、例えば、平面視でそれぞれの頭部載置部に頭を載せた際に首部の位置が180度対向するように設けられている。よって、平面視で180度回転させることにより、第1頭部載置部14に頭部を載せうる状態と、第2頭部載置部20頭部を載せうる状態と、を選択的に変換させることができる。
本実施形態では、図4、図8に示すように、第2頭部載置部20は、仰臥した人の首部の左右側が高位で左右中央部が低位となる第2緩傾斜位置決め面部32と、第2緩傾斜位置決め面部32に隣接して仰臥した人の後頭部を受ける第2後頭受部34と、を含む。第2頭部載置部20は、例えば、人の頭部全体を載置できるように左右幅及び奥行(前後幅)が形成されている。第2頭部載置部20は、例えば、人が仰臥姿勢又は側臥姿勢で第2頭部載置部20に頭部を載せた際に、首部周辺を中空に浮かさずに該首部周辺を支持するように第2緩傾斜位置決め面部32の首載せ部36の高さが設定されている。第2後頭受部34は、首受け部38より低く形成される凹陥底部38を有している。よって、第2後頭受部34の凹陥底部38は、第2緩傾斜位置決め面部32の最高位よりも低く設定されており、後頭部にフィットした状態で頭部を載置することができる。第2頭部載置部20は、仰臥した人の首部及び頭部の左右両側に高位となる***部40が形成されるとともに、左右中央部分に凹部が形成されており、後頭部に対応する位置には第2後頭受部34が形成され、第2後頭受部34に隣接して首部に対応する位置に第2緩傾斜位置決め面部32の首部載せ部36が設けられている。首部載せ部36の首部側の立ち上がり面36aは比較的急な傾斜で形成されている。
また、図1、図2に示すように、本実施形態では、第1頭部載置部14の***部26と第2頭部載置部20の***部40とは、連続して形成されており、中間位置で左右幅がやや狭くなるように形成されている。図6にも示すように、第1頭部載置部14と第2頭部載置部20とは、稜部41によって連続的に接続されており、稜部41を挟んで両側に後頭受部24と第2後頭受部34が配置される。さらに、本実施形態では、マッサージ部18が設けられた第1頭部載置部14の凹陥底部22より、第2頭部載置部20の第2後頭受部34の凹陥底部38が低位に設定されている。このように第1頭部載置部14と第2頭部載置部20とで凹陥底部を異ならせて設定できたことから、例えば、マッサージを行う第1頭部載置部14ではより安定して頭部を支持できる一方で、第2頭部載置部20では、寝返り等で仰臥姿勢、側臥姿勢に姿勢を変えやすい状態で頭部を支持でき、マッサージ状態と、長時間の睡眠状態とで、それぞれ適した頭部の支持状態を実現することができる。
図1、図2、図3に示すように、枕本体12の左右両側には、使用者側臥姿勢で第2頭部載置部20に頭部を載せた際に、腕を載せて支持することができる腕部載置部42が設けられている。本実施形態では、腕部載置部42は、第1頭部載置部14、第2頭部載置部20の頭部を載せる部分の高さ位置よりも、段下がり状に低い位置に設けられている。腕部載置部42は、例えば、枕本体12と同じウレタン素材で該枕本体12(第1、第2頭部載置部)と一体的に形成されている。図5に示すように、腕部載置部40は、側面視で、略流線形状に形成されており、首部側から頭部側方向に向けて緩やかに***するような形状で形成されている。また、腕部載置部42の上面と第1頭部載置部14及び第2頭部載置部20の***部26、40の側面とは、滑らかな曲面で接続されている。第2頭部載置部20の第2緩傾斜位置決め面32の左右の高位部分を形成している***部40の首部側と腕部載置部42の首部側との接続部分は、括れ状に凹設された凹曲面40aで形成されており、肩口から伸びる腕を置きやすくなっている。なお、本実施形態では、腕部載置部40は、第2頭部載置部20から第1頭部載置部14側に及んで形成されているが、少なくとも第2頭部載置部20側に設けられているとよい。
次に図9ないし図11を参照しつつ、本実施形態に係る枕10を作用について説明する。図9に示すように、例えば、首部周辺をマッサージする際には、第1頭部載置部14側を使用者側に向けた状態で、仰臥姿勢で第1頭部載置部14に頭部を載せる。これにより、頭部を該第1頭部載置部によって緩やかに位置決めされた支持された状態で、首部及びその周辺にマッサージ部18の複数の突起30があたり、良好にマッサージすることができる。比較的リラックスした状態で後頭部の首部との付け根を含む首部周辺を良好にマッサージすることができる。図10、図11に示すように、例えば、睡眠をとる際には、図9の状態から180度回転させて、第2頭部載置部20側を人側に向けて、該第2頭部載置部20に頭部を載せて寝ることができる。なお、図10、図11では、説明のために枕本体の形状は変形しない状態で図示しているが、実際には枕本体12はウレタン等の弾性素材で形成されているので、頭部や首部の重み等が加わるとつぶれてその頭部や首部形状に沿って変形しうる。図10に示すように、仰臥姿勢で寝る際には、後頭部を第2後頭受部34に受けさせるとともに首部を首部受け部に受けさせて、緩やかに位置決め支持された状態で寝ることができる。また、図11に示すように、側臥姿勢で寝る際には、第2頭部載置部20に横向きで頭部を載せるとともに、腕部を腕部載置部40の上に載せて支持させた状態で寝ることができる。これにより、側臥姿勢で寝る際に、頭部、首部、腕部を支持させることができ、下側になる片側の腕部を腕部載置部に載せて支えることができるので、腕部や肩部に大きな負担をかけることなく、側臥姿勢での快適な睡眠を期待できる。なお、例えば、使用者の体格に応じて枕10の高さを調節するために、枕10の下に、一枚又は複数枚のウレタン製の平板部材を敷設することとしてもよい。
以上説明した本発明の枕は、上記した実施形態のみの構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した本発明の本質を逸脱しない範囲において、任意の改変を行ってもよい。
本発明の枕は、後頭部側の首部周辺をマッサージするのに好適に利用できる。
10 枕
12 枕本体
14 第1頭部載置部
16 緩傾斜位置決め面部
18 マッサージ部
20 第2頭部載置部
22 凹陥底部
24 後頭受部
30 突起
32 第2緩傾斜位置決め面部
34 第2後頭受部
38 凹陥底部
42 腕部載置部

Claims (8)

  1. 人の仰臥時にその人の首部及び頭部を受けて緩やかに位置決め支持する第1の頭部載置部を含む枕であり、
    第1頭部載置部は人の首部の左右が高位で中央部が低位となる緩傾斜位置決め面部と、
    第1頭部載置部の中央部に配置され仰臥した人の首部及びその周辺部に接してマッサージするマッサージ部と、を含むことを特徴とする枕。
  2. 第1頭部載置部は、マッサージ部に隣接して仰臥した人の後頭部を受ける後頭受部であり、マッサージ部の最高位よりも低い凹陥底部を有する後頭受部を含むことを特徴とする請求項1記載の枕。
  3. 後頭受部は、人の正仰臥時に首部の延長方向に隣接配置されていることを特徴とする請求項2記載の枕。
  4. マッサージ部は、枕本体に対して着脱交換自在に設けられていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の枕。
  5. マッサージ部は、第1の頭部載置部に使用者が頭を載せた際に、首部周辺に対応した位置に設けられ、該首部周辺を押圧刺激しうる複数の突起を有することを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の枕。
  6. マッサージ部は、人の仰臥時に人の首部及びその周辺に沿うように配置される円弧状曲面上に複数の突起を形成させてなることを特徴とする請求項5記載の枕。
  7. 第1の頭部載置部に近接して枕本体の他の部分に形成される第2頭部載置部であり、人の首部の左右が高位で中央部が低位となる第2緩傾斜位置決め面部と、第2緩傾斜位置決め面部に隣接して仰臥した人の後頭部を受ける第2後頭受部であり、第2緩傾斜位置決め面部の最高位よりも低い凹陥底部を有する第2後頭受部を含むことを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の枕。
  8. 少なくとも第2頭部載置部の左右両側に、使用者が側臥姿勢で腕を載せることができる腕部載置部が設けられたことを特徴とする請求項7記載の枕。
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