JPH0574003A - カセツトリワインダー - Google Patents

カセツトリワインダー

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Publication number
JPH0574003A
JPH0574003A JP3258703A JP25870391A JPH0574003A JP H0574003 A JPH0574003 A JP H0574003A JP 3258703 A JP3258703 A JP 3258703A JP 25870391 A JP25870391 A JP 25870391A JP H0574003 A JPH0574003 A JP H0574003A
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JP
Japan
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tape
cassette
reel
rewinder
lid
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Pending
Application number
JP3258703A
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English (en)
Inventor
Akishi Sato
晶司 佐藤
Nobumasa Sakurai
信正 桜井
Akinari Mori
晶成 毛利
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Publication of JPH0574003A publication Critical patent/JPH0574003A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 テープカセットのテープを一のテープリール
に巻き取るカセットリワインダーに関し、小型化するこ
とが出来る。 【構成】 カセットケース2内に磁気テープ3の両端を
止着した2つのテープリール4、5が回転自在に収納さ
れカセットケースの前面部の両端寄りに形成されたテー
プ出口10から導出された磁気テープがカセットケース
の前面に沿って位置されカセットケースの前面部の2つ
のテープ出口の間に少なくとも前方と下方に開口された
マウス部11が形成されたテープカセット1の磁気テー
プを一方のテープリール4に巻き取るカセットリワイン
ダーであって、上記2つのテープリールに各別に係合さ
れる2つのリール台38、39と、一方のリール台38
を回転させるモータ43を備え、該モータはテープカセ
ットが装着されたときに上記マウス部内に位置する箇所
に配置された。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規なカセットリワイン
ダーに関する。詳しくは、テープカセットのテープを一
のテープリールに巻き取るカセットリワインダーに関
し、小型化することが出来る新規なカセットリワインダ
ーを提供しようとするものである。
【0002】
【従来の技術】ビデオテープレコーダ等ヘリカルスキャ
ン方式の記録再生装置にあっては、テープカセット内の
磁気テープを一方向に、即ち、供給側リール(以下、
「Sリール」という。)から引き出されて巻取側リール
(以下、「Tリール」という。)に巻き取られていく方
向にのみ走行させて記録又は再生を行うものである。
【0003】従って、一度記録又は再生したテープカセ
ットについて再び記録又は再生を行うときには、Tリー
ルに巻き取られている磁気テープをSリールに巻き戻す
必要がある。
【0004】ところで、この巻取操作をテープカセット
をビデオテープレコーダに装着したままで行うと、その
巻取操作中は記録或いは再生を行うことが出来ないと言
う不都合があり、また、その巻取には時間が掛かるとい
う問題がある。
【0005】そこで、一旦Tリールに巻回された磁気テ
ープをSリールに迅速に巻き戻すための巻戻専用の装
置、即ち、カセットリワインダーが提供されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記したカ
セットリワインダーは小型の携帯型ビデオカメラと共に
携帯して使用されることが多く、小型であることが要求
されている。
【0007】ところが、従来提案されているカセットリ
ワインダーにあっては、リール台を回転するためのモー
タがテープカセットを装着する領域外の領域に配置され
ているため、その分小型化に限界があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明カセット
リワインダーは、上記課題を解決するために、リール台
を回転させるモータをテープカセットが装着されたとき
にテープカセットのマウス部内に位置する箇所に配置し
たものである。
【0009】
【作用】従って、本発明カセットリワインダーにあって
は、リール台を回転させるためのモータをテープカセッ
トが配置されたときにテープカセットのマウス部内に位
置する箇所に配置したので、テープカセットを配置する
領域外の領域にモータを配置したものに比して、その分
形状を小型化することが出来る。
【0010】
【実施例】以下に本発明カセットリワインダーの詳細を
添付図に示す実施例に従って説明する。
【0011】本発明に係るカセットリワインダーを説明
する前に、先ず、本発明のカセットリワインダーによっ
て磁気テープの巻戻を行うテープカセットの一例を説明
する。
【0012】図中1はテープカセットであり、所謂8ミ
リビデオテープレコーダに使用されるテープカセットと
して規格化されているものである。
【0013】2はカセットケースであり、上方から見て
横長の長方形をした薄い箱状に形成されている。
【0014】該カセットケース2の内部には磁気テープ
3の両端が各別に止着された2つのテープリール4、5
が回転自在に収納されている。これらテープリール4、
5は磁気テープ3が巻き付けられるハブ6、6と該ハブ
6、6の上下両端から側方へ突出したフランジ7、7及
び8、8とから成り、ハブ6、6の下端は下フランジ
8、8より僅かに下方へ突出していると共に該ハブ6、
6にはその下面に開口した係合穴6a、6aが形成され
ている。そして、カセットケース2の下面壁には上記2
つのテープリール4、5のハブ6、6に各別に対応した
挿通孔9、9が形成されており、テープリール4、5の
ハブ6、6の下端部はこれら挿通孔9、9内に各別に位
置しており、そして、ハブ6、6の係合穴6a、6aは
カセットケース2外に臨んでいる。
【0015】カセットケース2の前面壁の左右両端部に
はテープ出口10、10が形成され、また、これらテー
プ出口10と10との間の部分には前方と上下に開放さ
れたマウス部と称される大きな凹部11が形成されてい
る。また、テープ出口10、10のマウス部11側の端
部にはカセット内ガイド12、12が形成されている。
【0016】しかして、磁気テープ3はその一部がテー
プ出口10、10からカセットケース2外へ導出され、
カセット内ガイド12、12に巻き付けられてカセット
ケース2の前面に沿ってマウス部11の前面を通って張
設されている。
【0017】13は磁気テープ3のカセットケース2外
に位置している部分の前面を開閉するフロントリッドで
あり、磁気テープ3の前側を覆う前面部14と、前面部
14の左右両側縁から後方へ突出した側面部15、15
と、前面部14の上縁から後方へ突出しその左右両側縁
が側面部15、15の上縁に連続した上面部16とが一
体に形成されて成り、側面部15、15の後端寄りの部
分がカセットケース2の前端部両側に回動自在に支持さ
れている。
【0018】17は上記マウス部11内において磁気テ
ープ3の後側及び下側を覆うバックリッドであり、板状
に形成されており、その左右両端の上下方向における略
中間の部分に突設された被支持ピン18、18がフロン
トリッド13の上面部16から垂設された支持部19、
19の下端部に回動自在に支持されている。
【0019】また、バックリッド17の左右両端部の下
端部からは僅かに後方へ突出した突部20、20が形成
されており、該突部20、20には互いに反対の方向へ
突出した被案内ピン21、21が設けられており、該被
案内ピン21、21はカセットケース2のマウス部11
の両側面に略上下方向に延びるように形成された案内溝
22、22に摺動自在に係合されている。
【0020】23はバックリッド17の上端部に一体に
形成されたアッパーリッドであり、帯状の板状に形成さ
れており、バックリッド17の上端から略前後に突出す
るように形成されている。
【0021】しかして、フロントリッド13が磁気テー
プ3のカセットケース2前面に露出されている部分の前
側を覆う閉蓋位置にある状態で、バックリッド17はマ
ウス部11内において磁気テープ3の後側及び下側を覆
い、フロントリッド13の上面部16がマウス部11の
上面開口の略前半部を覆い、アッパーリッド23がマウ
ス部11の上面開口の略後半部を覆うように位置し、こ
れによってカセットケース2外に位置している磁気テー
プ3への塵埃等の付着や人の手指等が触れるのが防止さ
れる。
【0022】また、フロントリッド13が上方へ回動さ
れて、カセットケース2外に露出している磁気テープ3
の前面を開放した開蓋位置に達すると、バックリッド1
7もマウス部11の上方へ移動してカセットケース2の
上面と略平行な姿勢となる。尚、バックリッド17はそ
の閉蓋位置と開蓋位置との間を移動される間、フロント
リッド13の移動に伴って変化する支持ピン18、18
の位置と案内溝22、22によって案内される被案内ピ
ン21、21の位置の変化とによってその姿勢を制御さ
れる。
【0023】24が本発明に係るカセットリワインダー
である。
【0024】25は筐体であり、主部26と蓋体27と
から成る。
【0025】筐体主部26は、上方からみて横長の長方
形を為し上部が開口した薄い箱状をしており、前側板2
8は回動自在に形成されている。
【0026】筐体主部26の後端部の左右両端部を除い
た部分には後方と下方に開口した電池収納凹部29が形
成されており、該電池収納凹部29は側方から見てL字
状をした蓋片30によって開閉されるようになってい
る。そして、該電池収納凹部29内には乾電池31が収
納されるようになっている。
【0027】蓋体27はその後端部が主部26の後端部
に回動自在に支持されており、その両側部にはテープカ
セット1の両側部を支持するカセット支持部32、32
が形成されている。
【0028】蓋体27にはその後部に変位した部分の略
左右幅いっぱいの幅を有する開口33が形成されてお
り、該開口33は補助蓋34によって開閉される。
【0029】補助蓋34は上記開口33を覆う形状をし
ており、その後端部が主部26の後端部に回動自在に支
持されている。
【0030】35、35は蓋体27と補助蓋34との間
に張設された引張バネであり、この引張バネ35、35
によって補助蓋34には蓋体27の開口33を覆う方向
への回動力が与えられている。そして、補助蓋34に引
張バネ35による引張力に抗する方向への力が加えられ
ていないときは、該補助蓋34はその回動端縁が蓋体2
7の開口33の前側の縁に突設された小さな突片36、
36に上方から当接して該開口33を閉塞した状態にあ
る。
【0031】37は筐体主部26の内側に配置されたシ
ャーシである。
【0032】38、39はシャーシ37の前端部の左右
に離間した位置に回転自在に支持されたリール台であ
り、リール載置部40、40と該リール載置部の下側に
位置したリール台ギヤ41、41とが一体に形成され、
また、リール載置部40、40の上方へ突出したリール
係合軸42、42が設けられている。
【0033】43はシャーシ37の後方寄りの左右方向
における略中央にその軸が上下方向を向く向きで配置さ
れたモータであり、その下方に突出された回転軸43a
にはピニオン44が固定されている。
【0034】45、46はそれぞれシャーシ37に回転
自在に支持され、モータ43の回転をS側リール台38
に伝える伝達ギヤであり、伝達ギヤ45は大ギヤ45a
と小ギヤ45bとが一体に形成されて成り、その大ギヤ
45aが上記ピニオン44と噛合し、小ギヤ45bが上
記伝達ギヤ46と噛合している。また、伝達ギヤ46は
S側リール台38のリール台ギヤ41と噛合されてい
る。
【0035】しかして、モータ43の回転がピニオン4
4、伝達ギヤ45、46の順に伝えられ、これによっ
て、S側リール台38がテープ巻取方向、即ち、上方か
ら見て反時計回り方向へ回転せしめられる。
【0036】47は操作レバーであり、略左右方向に長
く形成され、その左端寄りの部分がモータ43の右側で
シャーシ37に支点軸47aによって回動自在に支持さ
れ、その右端部47bは筐体主部26の右側壁の下端寄
りの位置に形成された前後方向に長いスリット48を挿
通して外部に突出されている。
【0037】操作レバー47の右端寄りの位置には押圧
ピン49が立設され、該押圧ピン49の直ぐ左側に略前
後方向へ上記支点軸47aを中心とした円弧状に延びる
スリット50が形成されている。
【0038】51は回動アームであり、シャーシ37に
立設され、操作レバー47のスリット50を上方へ挿通
されている軸52に回動自在に支持されている。
【0039】この回動アーム51にはテープガイド53
が立設され、また、上記支点軸52に対して放射方向へ
延びる2つの連結孔54、55が形成され、その一方5
4には上記操作レバー47の押圧ピン49が摺動自在に
係合されている。
【0040】従って、操作レバー47が回動されると、
その押圧ピン49が連結孔54の縁を押圧するので、こ
れによって、回動アーム51が回動されることになる。
【0041】56はトーションバネであり、その一端部
がシャーシ37の右後方部に支持され、他端部が回動ア
ーム51のバネ掛け部57にそれぞれ係止されている。
【0042】58は回動アーム51の前部に突設された
略L字状をした突片であり、その外側縁は軸52(回動
アーム51の回動支点)を中心とした円弧状にされ、該
外側縁が多数のギヤ歯が形成された円弧ギヤ59とされ
ている。
【0043】そして、図4に示す状態が初期位置であ
り、この状態で、操作レバー47はその右端部47bが
スリット48の後端部に位置し、回動アーム51はテー
プガイド53がモータ43の略右方に離間して位置し、
バネ掛け部57がテープガイド53の右稍前方に位置し
ている。また、円弧ギヤ59は略前側に位置している。
【0044】そして、この初期の状態では、トーション
バネ56の弾発力は回動支点52の左側にあるバネ掛け
部57を略前方へ押圧するように作用しているので、回
動アーム51には上方から見て反時計回り方向への回動
力が付勢されており、これによって、回動アーム51及
び操作レバー47が共に初期位置に保持される。
【0045】上記初期状態から、操作レバー47の右端
部47bを前方へ移動させると、その押圧ピン49が回
動アーム51の連結孔54の側縁を略前方へ向けて押圧
するので、これによって、回動アーム51は上方から見
て時計回り方向へ回動される。
【0046】そして、操作レバー47の右端部47bが
スリット48の前端に達した位置が図7に示す引出位置
であり、この状態で、回動レバー51は、そのテープガ
イド53が回動支点52の略真後ろの位置にあり、円弧
ギヤ59が回動支点の左方に位置し、バネ掛け部57は
回動支点52の略真後ろに位置した状態となる。
【0047】この引出位置において、トーションバネ5
6のシャーシ37側の支持点と回動アーム51のバネ掛
け部57とを結ぶ線、即ち、トーションバネ56の弾発
力が作用する方向は、回動支点52の稍右側を通るよう
になる。従って、この引出位置においては、回動アーム
51に上方から見て時計回り方向への回動力が付勢さ
れ、これによって、回動アーム51、操作レバー47共
に引出位置に保持されることになる。
【0048】60はその後端部が軸61によってシャー
シ37に回動自在に支持された揺動アームであって、そ
の支点軸61にギヤ62が回転自在に支持され、回動端
部に揺動ギヤ63が回転自在に支持され、これらギヤ6
2、63は互いに噛合されている。そして、上記した初
期状態において、ギヤ62は上記円弧ギヤ59の左端部
と噛合している。また、ギヤ62と揺動アーム60との
間には図示しない摩擦部材が介在されている。
【0049】しかして、回動アーム51が初期位置から
引出位置へと移動する際には、その初期において、ギヤ
62が円弧ギヤ59によって反時計回り方向へ回転さ
れ、従って、このギヤ62と噛合されている揺動ギヤ6
3が時計回り方向へ回転される。しかしながら、この際
の円弧ギヤ59の左方への移動によってギヤ62の軸よ
り後方にある部分に左方への移動力が付勢されるので、
揺動アーム60は上方から見て反時計回り方向へ回動し
て、揺動ギヤ63はT側のリール台39のリール台ギヤ
41と噛合することはない。
【0050】逆に、回動アーム51が引出位置から初期
位置へと移動する際には、その終わり近くにおいて略右
方へ移動する円弧ギヤ59がギヤ62に噛合し、それか
ら初期位置に到るまでの間ギヤ62が時計回り方向へ回
転せしめられ、このギヤ62と噛合している揺動ギヤ6
3が反時計回り方向へ回転せしめられる。そして、この
場合には、円弧ギヤ59の右方への移動によってギヤ6
2の軸より後方にある部分に右方への移動力が付勢され
るので、揺動アーム60は上方から見て時計回り方向へ
回動して、揺動ギヤ63はT側のリール台39のリール
台ギヤ41と噛合し、リール台39を時計回り方向、即
ち、テープ巻取方向へ回転させる。
【0051】64は左右方向に長い略クランク状をした
スライド板であり、シャーシ37の後部に左右方向へ摺
動自在に支持されている。
【0052】スライド板64の右端部には連結ピン65
が立設されており、該連結ピン65は回動アーム51の
もう一つの連結孔55に摺動自在に係合されている。従
って、回動アーム51が上記初期位置ある状態において
は、スライド板64は移動範囲の右端に位置しており、
回動アーム51が初期位置から引出位置へと移動してい
くと、その連結孔55の縁が連結ピン65を略左方へ向
けて押圧するので、これによって、スライド板64は左
方へと移動され、回動アーム51が引出位置に達する
と、スライド板64は移動範囲の左端に達する。
【0053】66はスライド板の前縁のうち左右方向に
おける中央より左寄りの位置に突設された操作突部であ
り、67はスライド板64の左端部に立設された連結ピ
ンである。
【0054】68はシャーシ37の後端部の左端部に回
動自在に支持された回動アームであり、テープガイド6
9が立設され、また、その支点軸70に対して放射方向
へ延びる連結孔71が形成され、該連結孔71に上記ス
ライド板64の連結ピン67が摺動自在に係合されてい
る。
【0055】しかして、図4に示すように、スライド板
64がその移動範囲の右端に位置しているときの回動ア
ーム68の位置が初期位置であり、この初期位置にある
状態において、テープガイド69はモータ43の左方に
離間した位置にあり、連結孔71は右後方に延びる位置
にある。
【0056】そして、スライド板64が左方へ移動する
と、その連結ピン67が回動アーム68の連結孔71の
縁を略左方へ向けて押圧するので、これによって、回動
アーム68は上方から見て反時計回り方向に回動され、
スライド板64が移動範囲の左端に達したときに、回動
アーム68は引出位置に達する。
【0057】図7が回動アーム68が引出位置に達した
状態を示すものであり、この状態で、テープガイド69
は支点軸70の後方に位置している。
【0058】72はリーフスイッチ状をした巻取開始ス
イッチであり、その接触片72a、72bが移動範囲の
右端にあるスライド板64の操作突部66の左方に離間
した位置において該操作突部66の移動軌跡を横切るよ
うにに位置している。そして、スライド板64が左方に
移動されてくると、その移動範囲の左端近くに来たとき
にその操作突部66がスイッチ72の接触片72aを左
方へ押圧して、接触片72aと72bとを接触せしめ、
これによって、スイッチ72がオンとなり、後述のカセ
ット検出スイッチがオンとなっていることを条件にモー
タ43が回転される。
【0059】73はカセット検出スイッチであり、テー
プカセット1がカセット支持部に装填された状態で、蓋
体27が閉じられて筐体25内に装着されると、テープ
カセット1の底面がカセット検出スイッチ73の接触片
73aを押圧して別の接触片73bと接触させスイッチ
73がオンとなる。これによって、テープカセット1が
装着されたことが検知される。
【0060】74は筐体主部26の左側壁の前端寄りの
位置から内方へ突設されたリッドオープナーであり、テ
ープカセット1がカセット支持部に装填された状態で、
蓋体27が閉じられて筐体25内に装着される過程で該
リッドオープナー74がフロントリッド13の一方の側
面部の下縁に当接し、且つ、相対的に上方へ向けて押圧
して、フロントリッド13を開蓋位置へと移動させる。
尚、フロントリッド13が開蓋位置へ移動すると、該フ
ロントリッド13に押圧されて補助蓋34が上方へ回動
して蓋体27の上面から突出する。
【0061】しかして、操作レバー47の右端部47b
がスリット48の後端部にある状態で、テープカセット
1がカセットリワインダー24に装着される。この時リ
ール台38、39のリール係合軸42、42がテープカ
セット1のテープリール4、5の係合孔6a、6aに各
別に係合する。そして、カセット検出スイッチ73がオ
ンとなる。尚、テープカセット1を装着するときは、筐
体主部26の前側板28を前側に倒すように回動させて
おく。
【0062】そして、この時左右2つの回動アーム5
1、68は初期位置にあるので、そのテープガイド5
3、69はテープカセットのマウス部11内に位置す
る。また、モータ43もマウス部11の略中央部に位置
する。
【0063】そこで、操作レバー47の右端部47bを
スリット48の前端に向けて移動させる。すると、回動
アーム51、68は引出位置に向けて移動して行くの
で、テープガイド53、69がマウス部11から出てテ
ープカセット1の前方へ向けて移動していく。これによ
って、磁気テープ3がカセットケース2から引き出され
て行き、少し拡大したテープパスを通される。
【0064】そして、回動アーム51、68が引出位置
に達する直前に巻取開始スイッチ72がオンとなり、モ
ータ43が回転し、リール台38と係合しているS側テ
ープリール4が反時計回り方向、即ち、テープ巻取方向
へ回転され、T側テープリール5に巻き取られていた磁
気テープ3がS側テープリール4に巻き取られていく。
【0065】磁気テープ3のS側テープリール4への巻
取が終了したら、操作レバー47を元の位置、即ち、そ
の右端部47bがスリット48の後端部に位置した位置
へと戻す。これによって、回動アーム51、68は初期
位置に戻され、テープガイド53、69はテープカセッ
ト1のマウス部11内へ戻っていく。この時、磁気テー
プ3が外へ引き出されていた分弛むことになるが、円弧
ギヤ59によってリール台39がテープ巻取方向へ回転
され、カセットケース2外へ出ていた磁気テープ3がT
側テープリール5へ戻される。
【0066】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、本発明カセットリワインダーは、カセットケース内
にテープの両端を止着した2つのテープリールが回転自
在に収納されカセットケースの前面部の両端寄りに形成
されたテープ出口から導出されたテープがカセットケー
スの前面に沿って位置されカセットケースの前面部の2
つのテープ出口の間に少なくとも前方と下方に開口され
たマウス部が形成されたテープカセットのテープを一方
のテープリールに巻き取るカセットリワインダーであっ
て、上記2つのテープリールに各別に係合される2つの
リール台と、これらリール台の少なくとも一方を回転さ
せるモータを備え、該モータはテープカセットが装着さ
れたときに上記マウス部内に位置する箇所に配置された
ことを特徴とする。
【0067】従って、本発明カセットリワインダーにあ
っては、リール台を回転させるためのモータをテープカ
セットが配置されたときにテープカセットのマウス部内
に位置する箇所に配置したので、テープカセットを配置
する領域外の領域にモータを配置したものに比して、そ
の分形状を小型化することが出来る。
【0068】尚、上記実施例において示した具体的な形
状乃至構造は何れも本発明の具体化に当たってのほんの
一例を示したものにすぎず、これらによって本発明の技
術的範囲が限定的に解釈されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明カセットリワインダーの実施の一例を示
す斜視図である。
【図2】機構部を示す平面図である。
【図3】要部を分解して示す斜視図である。
【図4】動作を示す平面図であり、初期状態を示すもの
である。
【図5】テープカセットを装着した状態を示す平面図で
ある。
【図6】テープカセットを装着した状態における主要部
分の拡大断面図である。
【図7】巻戻動作をしている状態を示す平面図である。
【図8】テープカセットを一部分解して示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 テープカセット 2 カセットケース 3 テープ 4 テープリール 5 テープリール 10 テープ出口 11 マウス部 24 カセットリワインダー 38 リール台 39 リール台 43 モータ 53 テープガイド 69 テープガイド

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カセットケース内にテープの両端を止着
    した2つのテープリールが回転自在に収納されカセット
    ケースの前面部の両端寄りに形成されたテープ出口から
    導出されたテープがカセットケースの前面に沿って位置
    されカセットケースの前面部の2つのテープ出口の間に
    少なくとも前方と下方に開口されたマウス部が形成され
    たテープカセットのテープを一方のテープリールに巻き
    取るカセットリワインダーであって、上記2つのテープ
    リールに各別に係合される2つのリール台と、これらリ
    ール台の少なくとも一方を回転させるモータを備え、該
    モータはテープカセットが装着されたときに上記マウス
    部内に位置する箇所に配置されたことを特徴とするカセ
    ットリワインダー。
  2. 【請求項2】 テープカセットが装着されたときにその
    マウス部内に位置し、テープがテープリールに巻き取ら
    れるときには上記マウス部内から外に出てテープパスを
    拡げるテープガイドを備えたことを特徴とする請求項1
    に記載のカセットリワインダー。
JP3258703A 1991-09-11 1991-09-11 カセツトリワインダー Pending JPH0574003A (ja)

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