JP2506778B2 - テ−プカセツト - Google Patents

テ−プカセツト

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JP2506778B2
JP2506778B2 JP62149650A JP14965087A JP2506778B2 JP 2506778 B2 JP2506778 B2 JP 2506778B2 JP 62149650 A JP62149650 A JP 62149650A JP 14965087 A JP14965087 A JP 14965087A JP 2506778 B2 JP2506778 B2 JP 2506778B2
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JP
Japan
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tape
front lid
tape cassette
guide pin
lid
Prior art date
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JP62149650A
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JPS63313380A (ja
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松本  聡
修 財津
誠 奥田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ビデオテープレコーダー等の磁気記録再生
装置に使用するのに最適なテープカセットに関するもの
である。
従来の技術 従来のテープカセットとしては、例えば実開昭60−54
277号公報に示されている。第4図はこの従来例のテー
プカセットの斜視図a及び内部平面図bを示すものであ
る。このテープカセットには前面に開口部25が設けら
れ、この前面開口部25と連通してテープカセット下面に
も下面開口部26が設けられており、上記前面開口部25の
左右両端にはテープガイド部27が設けられ左右両リール
4から供給されたテープ3をあらかじめ架張させてあ
る。テープ使用時には、上記下面開口部26からテープガ
イド部27に架張させたテープの内側に上記磁気記録再生
装置のテープローディングガイド(図示せず)を挿入
し、テープ3とともに上記前面開口部25からテープカセ
ット前面に引出すことで、テープ3を所定のテープ走行
位置にローディングできるようにしている。そこで、テ
ープが不用意に上記前面開口部25及び下面開口部26から
テープカセット外に露出して損傷を起こしたり塵埃等が
付着しないように、上記前面開口部25の前面には回動自
在の回動蓋28が設けられ、また上記下面開口部26の下面
には摺動自在の摺動蓋29が設けられている。なお、第4
図の斜視図aは回動蓋28を回動させ摺動蓋29をはずした
状態を示し、内部平面図bは上ハーフ1・回動蓋28・摺
動蓋29を除いた状態を示している。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成では、テープカセット
の下部に下面開口部26を設けて、テープガイド部27間に
架張させたテープ3と左右両リール4との間に磁気記録
再生装置等のテープローディングガイド(図示せず)を
挿入するための空間を確保せねばならず、テープカセッ
トがこの空間の分だけ大きくなり小型化を妨げていた。
また、テープカセットの密封性を高めるために、前面開
口部25及び下面開口部26を各々閉塞する回動蓋28及び摺
動蓋29を設けることは、テープカセットの構成を複雑に
するという問題点を有していた。
本発明はかかる点に鑑み、テープカセット下面の開口
部をなくし、テープ引出し時のみに磁気記録再生装置等
のテープローディングガイドを挿入させるための空間を
確保するようなテープガイドピン移動機構を設けてテー
プカセットの小型化を図ると共に、1枚の前蓋のみの単
純な構成でテープを密閉することにより容易にテープカ
セットの密封性を高められるように構成されたテープカ
セットを提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 本発明は、テープを巻回した一対のリールを収納し、
このテープを架張させるためのテープガイドピンと架張
させたテープを覆う前蓋とを具備した筐体であって、前
記テープガイドピンを前記筐体に回転自在に軸支された
アーム上に設けるとともに、前記前蓋に設けた支点ピン
により前記前蓋を案内するべく前記筐体の側部に設けら
れた第1の摺動案内溝と、前記前蓋の前記支点ピンと係
合する摺動体を案内するべく前記筐体の下部に設けられ
た第2の摺動案内溝と、前記アーム上に設けた回転案内
溝と係合させるべく前記摺動体に設けた回転案内ピンと
を備え、前記前蓋の摺動動作とともに前記摺動体が摺動
され、前記回転案内ピンにより前記アームが回転され、
前記テープガイドピンを所定の位置にまで移動させるよ
うに構成されたテープカセットである。
作用 本発明のテープカセットは前記した構成により、テー
プ未使用時には、前蓋がテープを筐体内に密閉した状態
にある。一方、記録あるいは再生等テープ使用時には前
蓋を摺動させ、この前蓋の摺動動作とともに摺動体を摺
動させ、この摺動体上に設けた回転案内ピンによりアー
ムを回転させ、テープガイドピンを所定の位置にまで移
動させる。さらに前蓋を支点ピンを中心に回動させ、テ
ープカセット前面を開放して、リールから供給したテー
プを露呈させる。
実施例 以下に、本発明のテープカセットの実施例について説
明する。
第1図はテープ未使用時及び記録・再生等テープ使用
時における本実施例の上ハーフ1と前蓋7を取り除いた
場合のテープカセットの内部平面図a及びbであり、テ
ープ3はaではテープカセット内に収納され、bではテ
ープカセットの外でテープガイドピン6の間に架張され
た状態にある。同様に、第2図はテープ未使用時及び使
用時におけるテープカセットの側面図a及びbであり、
前蓋7は前面への摺動ののちに上方へ回動して、テープ
3を開放する。第3図は本実施例のテープカセットの上
側からみた分解斜視図である。
本実施例のテープカセットの構成について説明する。
テープカセットは、上ハーフ1と下ハーフ2から構成さ
れる筺体であり、内部にはテープ3を巻装した左右一対
のリール4を収納している。このテープカセットの一端
面には開口部5が設けられ、リール4に巻装されたテー
プ3は、開口部5の左右両端部に設けた一対のテープガ
イドピン6に案内されて、この開口部5に沿ってパスを
形成している。なお、このテープパスは、テープ未使用
時には前蓋7によって覆われている。前蓋7は、断面が
コの字型をしており、その左右両端の側板8には支点ピ
ン9が一体的に設けられている。この支点ピン9を上ハ
ーフ側面壁10と下ハーフ側面壁11とを互いに組合わせた
際に形成される摺動案内溝12aに嵌め込んで軸支してあ
る。一方、左右両リール4から供給されたテープ3を案
内するテープガイドピン6は、下ハーフ底面壁14上の回
転支点ピン15に軸支されたアーム16上に設置されてい
る。なお、このアーム16と前蓋7とを連動させるために
L字型の摺動体17が開口部5両端に設けられ、この摺動
体17は連動手段として前蓋支持部18と回転案内ピン19と
を備えている。前蓋支持部18は前蓋7の支点ピン9と接
合しており、また回転案内ピン19はアーム16に設けた回
転案内溝20と係合している。
次に、本実施例のテープカセットの動作について説明
すると、テープ未使用時には、例えばねじりコイルバネ
により前方附勢された前蓋7がテープカセット前面の開
口部5を閉塞した状態にあり、その側板8の一部を上ハ
ーフ1と下ハーフ2の側面壁10及び11に接触させてお
り、むやみに開口部5を開放しないよう回動を阻止して
いる。
テープ使用時には、磁気記録再生装置のカセットホル
ダー等(図示せず)に設けた突起を、テープカセット下
面から前蓋7の側板8に切欠状に設けた前蓋押圧部分22
に挿入させ、テープカセット前面方向へと押圧すること
により、前蓋7をその支点ピン9をテープカセット側面
の摺動案内溝12aに当接させながらテープカセット前面
方向に摺動させる。前蓋7のテープカセット前面方向へ
の摺動のストッパーとして、上ハーフ1前面に一体的に
突起部13が設けられている。このとき、テープカセット
内の摺動体17も支点ピン9にその前蓋支持部18を押圧さ
れ前面に摺動し、摺動体17上の回転案内ピン19も移動す
る。アーム16は回転案内溝20においてこの回転案内ピン
19に押圧され、下ハーフ2上の回転支点ピン15を中心に
回転する。アーム16上のテープガイドピン6はテープ3
を架張させながら、開口部5からテープカセット外へと
引き出される。更に、適当な前蓋押上げ手段(図示せ
ず)によって前蓋7を例えばねじりコイルバネの反発力
に抗して支点ピン9を中心に上方に回動させてテープカ
セット前面の開口部5を開放して、磁気記録再生装置の
テープローディングポストの挿入とテープカセット前方
へのテープ3の引出しを可能にする。
逆に、テープ収納時には、前記前蓋押上げ手段を解除
させて前蓋7を例えばねじりコイルバネの抗力によって
下方に回動させ、上記カセットホルダー等に設けた突起
を前蓋押圧部分22に挿入させテープカセット後面方向に
押圧することにより前蓋7を摺動させて、開口部5を閉
塞する。このとき、テープガイドピン6も前蓋7に連動
して回転し、テープ3をテープカセット内に収納するた
め、テープ3はテープカセット内に完全に密封される。
発明の効果 以上説明したように、本発明のテープカセットによれ
ば、前蓋の摺動動作とともに摺動体を摺動させ、この摺
動体上に設けた回転案内ピンによりアームを回転させ、
テープガイドピンを所定の位置に移動させて磁気記録再
生装置等のテープローディングガイドを挿入するための
空間を形成するような構成であるため、あらかじめテー
プカセット内に上記のような空間を確保しておく必要が
なく、テープカセットの小型化・軽量化が図れる。ま
た、テープカセット前面に架張したテープを覆う前蓋を
設けるだけの簡単な構成で、テープ未使用時にテープを
テープカセット内に完全に密封することができ、テープ
に手指等で触れ損傷を与えたり、塵埃等が付着したりす
ることがなく、テープを確実に保護することができ、そ
の実用的効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bはそれぞれテープ未使用時、使用時における
本発明の一実施例のテープカセットの内部平面図、第2
図a,bはそれぞれテープ未使用時、使用時におけるテー
プカセットの側面図、第3図は本実施例のテープカセッ
トの上側からみた分解斜視図、第4図a,bはそれぞれ従
来のビデオテープレコーダーに用いられるテープカセッ
トの分解斜視図及び内部平面図である。 1……上ハーフ、2……下ハーフ、3……テープ、4…
…リール、5……開口部、6……テープガイドピン、7
……前蓋、16……アーム、17……摺動体。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テープを巻回した一対のリールを収納し、
    このテープを架張させるためのテープガイドピンと架張
    させたテープを覆う前蓋とを具備した筐体であって、前
    記テープガイドピンを前記筐体に回転自在に軸支された
    アーム上に設けるとともに、前記前蓋に設けた支点ピン
    により前記前蓋を案内するべく前記筐体の側部に設けら
    れた第1の摺動案内溝と、前記前蓋の前記支点ピンと係
    合する摺動体を案内するべく前記筐体の下部に設けられ
    た第2の摺動案内溝と、前記アーム上に設けた回転案内
    溝と係合させるべく前記摺動体に設けた回転案内ピンと
    を備え、前記前蓋の摺動動作とともに前記摺動体が摺動
    され、前記回転案内ピンにより前記アームが回転され、
    前記テープガイドピンを所定の位置にまで移動させるよ
    うに構成されたことを特徴とするテープカセット。
JP62149650A 1987-06-16 1987-06-16 テ−プカセツト Expired - Lifetime JP2506778B2 (ja)

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JPS63313380A JPS63313380A (ja) 1988-12-21
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57150174A (en) * 1981-03-10 1982-09-16 Sony Corp Tape cassette

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JPS63313380A (ja) 1988-12-21

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