JP2712668B2 - 回転ヘッドを備えたテーププレーヤ - Google Patents

回転ヘッドを備えたテーププレーヤ

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JP2712668B2
JP2712668B2 JP1317021A JP31702189A JP2712668B2 JP 2712668 B2 JP2712668 B2 JP 2712668B2 JP 1317021 A JP1317021 A JP 1317021A JP 31702189 A JP31702189 A JP 31702189A JP 2712668 B2 JP2712668 B2 JP 2712668B2
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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
  • Magnetic Heads (AREA)
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  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明回転ヘッドを備えたテーププレーヤを以下の項
目に従って詳細に説明する。
A.産業上の利用分野 B.発明の概要 C.従来技術[第22図、第23図] D.発明が解決しようとする課題[第22図、第23図] E.課題を解決するための手段 F.実施例[第1図乃至第21図] a.テープカセット b.テーププレーヤ b−1.概要 b−2.カセット装着部 b−3.ヘッドドラムの支持 b−4.操作機構 b−5.動作 c.変形例[第20図、第21図] c−1.第1の変形例[第20図] c−2.第2の変形例[第21図] G.発明の効果 (A.産業上の利用分野) 本発明は新規な回転ヘッドを備えたテーププレーヤに
関する。詳しくは、ドラムにリード加工が不要となり、
安価に製造することができると共に、テープのヘッドド
ラムに対する位置が正しく規制される新規な回転ヘッド
を備えたテーププレーヤを提供しようとするものであ
る。
(B.発明の概要) 本発明回転ヘッドを備えたテーププレーヤは、テープ
が巻き付けられる面が段差の無い平滑な面とされたヘッ
ドドラムをテーププレーヤに装着されているテープカセ
ットに離接される摺動体に支持すると共に巻き付けられ
たテープの幅方向での位置を規制するフランジ部を備え
たテープガイドを上記摺動体にヘッドドラムとの位置関
係が固定的となるように設けることによって、ヘッドド
ラムにリードを設けなくとも、テープのヘッドドラムに
対する相対位置をを正しい位置に規制することができる
ので、テーププレーヤを安価に製造することが可能とな
る。
(C.従来技術)[第22図、第23図] 回転ヘッドを備えたヘッドドラムにテープを所定の巻
付角で巻き付けた状態で走行させながら記録及び/又は
再生を行なうテーププレーヤにおいて、テープのヘッド
ドラム、換言すれば、回転ヘッドに対する相対位置が精
確に規制されていないと、記録トラックや再生時の走査
ラインの直線性や再現性が損なわれるので、テープのヘ
ッドドラるムに対する相対位置を精確に規制する手段を
講じることが必要である。
そこで、従来はヘッドドラムに所謂リードと称する微
小な段差部を形成して、テープをその一方のエッジをリ
ードに沿わせた状態で送行させることが行なわれてい
る。
第22図において、aは上ドラム回転型のヘッドドラム
である。
bは下ドラムであり、図示しないシャーシに固定され
ている。そして、該下ドラムbの外周面には上向きの微
小な段差面としてリードcが形成されている。
dは下ドラムbの上側に重なるように位置され下ドラ
ムbに対して回転自在なるように設けられた上ドラムで
あり、その下面の外周縁に形成された切欠e内に回転ヘ
ッドfが配置されている。
そして、テープgはその下縁がリードcと当接した状
態でヘッドドラムaに所定の巻付角で巻き付けられた、
矢印で示す方向へ送行される。そして、テープは図示し
ないテープガイド等によりそのパスが規制されていて、
ヘッドドラムaにそのリードcに対して角度θで巻き
付き始め、また、角度θでヘッドドラムaから離れて
行き、これらやテープテンション等によりテープgのヘ
ッドドラムaに巻き付けられている部分には下方向への
移動力が付勢され、これによって、テープgはその下縁
がリードcに沿って移動するようになっている。
また、第23図において、hは上下ドラム固定、中ドラ
ム回転型のヘッドドラムである。
iは下ドラムであり、図示しないシャーシに固定され
ている。そして、該下ドラムiの外周面にはリードjが
形成されている。
kは下ドラムiの上側に下ドラムiと固定的に設けら
れた上ドラムであり、その外周面と下ドラムiの外周面
との間には僅かな間隙lが形成されている。
そして、下ドラムiと上ドラムkとの間には図示しな
い中ドラムが回転自在に設けられており、該中ドラムに
回転ヘッドmが支持されており、該回転ヘッドmが上記
間隙l内を移動するようになっている。
そして、テープgがその下縁がリードjと当接した状
態でヘッドドラムhに所定の巻付角で巻き付けられ、矢
印で示す方向へと送行される。そして、テープgにはF1
及びF2方向への移動力が付勢されており、これによっ
て、テープgは常時その下縁がリードjに接触した状態
で送行されることになる。
(D.発明が解決しようとする課題)[第222、第23図] ところで、上記したヘッドドラムa、hはいずれもリ
ードcやjを設ける必要があり、しかも、リードcやj
の形成には高い精度を要求されるため、製造コストが高
くつくことになる。
また、テープgがリードcやjに沿って送行するため
には、θやθ、テープテンション、テープの剛性、
F1、F2の大きさが精度良く管理される必要がある。即
ち、θやθないしはF1、F2が小さいとテープgの下
縁がリードcやjから浮き上がってしまい、テープgの
ヘッドドラムaやhに対する位置が安定しないことにな
るし、逆に、θ、θやF1、F2がテープgの剛性に比
して大き過ぎると、テープgの下縁がめくれ上がって変
形してしまう等の事故が生じ得る。そこで、θ、θ
やF1、F2あるいはテープテンションやテープの剛性等の
管理がきわめて厳密に為される必要があり、これらがテ
ーププレーヤのコストを増大させる原因となる。
(E.課題を解決するための手段) そこで、本発明回転ヘッドを備えたテーププレーヤ
は、テープが巻き付けられる面が段差の無い平滑な面と
されたヘッドドラムをテーププレーヤに装着されている
テープカセットに離接される摺動体に支持すると共に巻
き付けられたテープの幅方向での位置を規制するフラン
ジ部を備えたテープガイドを上記摺動体にヘッドドラム
との位置関係が固定的となるように設けたものである。
従って、本発明回転ヘッドを備えたテーププレーヤに
あっては、ヘッドドラムにはリードを設ける必要が無
く、その分、ヘッドドラムの加工コストが著しく低減さ
れ、テーププレーヤのコスト低減に寄与する。また、ヘ
ッドドラムにおけるリードが必要で無くなるために、テ
ープの接触する部分が全て回転するドラムでも良く、ヘ
ッドドラムを一体構造とすることが可能となり、この点
でもコストの低減が可能であると共に、エアーフィルム
の形成が容易となり、所望のエアーフィルムを得るため
の設計の困難性等が解消され、この点でもコストの低減
に寄与する。更に、テープがその側縁が長い距離に亘っ
て存在するリードと摺接することが無いのでテープのエ
ッジの損傷も受け難いという利点がある。更にまた、ヘ
ッドドラムとテープガイドとが固定的に位置していて、
他のテープパス規制要素やテープテンション等他の要素
による影響を受け難いので、テープパスの形成やテープ
テンションのとり方に自由度が生じ、この点でもコスト
ダウンの方策を講じることが可能となる等数々の利点を
有する。
(F.実施例)[第1図乃至第21図] 以下に、本発明回ヘッドを備えたテーププレーヤの詳
細を図示した実施例に従って説明する。
(a.テープカセット) 先ず、本発明テーププレーヤで使用するテープカセッ
トの−例1について説明する。
2はカセットケースであり、上方から見て左右方向に
長い長方形状をした扁平な箱状をしている。
該カセットケース2内には2つのテープリール3、3
が回転自在に収納されており、これらテープリール3、
3に磁気テープ4が巻装されている。
カセットケース2の厚み方向で対向した2つの壁には
各2個づつの挿通孔5、5、・・・が形成されており、
これら挿通孔5、5、・・・から上記テープリール3、
3に設けられた係合孔3a、3aが外部に臨まされる。
6、6はカセットケース2の前面の左右両端部に形成
されたテープ出口であり、上記磁気テープ4はこれらテ
ープ出口6、6からカセットケース2外に導出され、カ
セットケース2の前面に沿うように位置している。
7はカセットケース2の前端部のうちテープ出口6、
6が形成された両端部を除いた部分に形成されヘッドド
ラム挿入凹部であり、前方に開口し、上下両端は塞がれ
ている。
8、8はヘッドドラム挿入凹部7内のうち左右両端か
ら稍中央へ寄った位置に形成された当接面であり、口述
するヘッドドラムがこの当接面8、8に当接することに
よってヘッドドラムとテープカセット1との間の位置決
めが為される。
9、9はピンチローラであり、テープ出口6、6のう
ちヘッドドラム挿入凹部7側に寄った位置に回転自在に
支持されている。
10、10はヘッドドラム挿入凹部7内のうち当接面8、
8のテープ出口6、6側に近接した位置に設けられたサ
ブガイドであり、当接面8、8より前面開口端側に位置
している。
しかして、磁気テープ4はこれらピンチローラ9、9
に巻き付いた状態でカセットケース2の前面部に架け渡
されて、上記ヘッドドラム挿入凹部7の前面を横断した
状態とされている。そして、この磁気テープ4がヘッド
ドラム挿入凹部7の前面を横断している面がテープ架渡
面てある。そして、前記サブガイド10、10はこのテープ
架渡面より稍内側に位置している。
11は前面蓋であり、撓み弾性を有する合成樹脂で形成
されており、カセットケース2の前面を覆う覆部11aと
該覆部11aの両端から後方へ向って突出した側片11b、11
bとが一体に形成されて成り、側片11b、11bの先端部が
カセットケース2の左右両側面に回動自在に支持され、
第3図(A)に示す閉塞位置と第3図(B)に実線及び
2点鎖線で示す開放位置との間を回動されるようになっ
ている。
そして、側方から見て、前面蓋11の回動支点から覆部
11aまでの間隔より回動支点からカセットケース2前面
の上端又は下端までの距離の方が若干大きくなっている
ので、上記2つの位置の間を移動する際は、覆部11aが
カセットケース2前面の上端又は下端を通過するときに
前方へ引張られるような力を受け、それによって、全体
が緩やかなアーチ状に撓むことによって覆部11aがカセ
ットケース2前面の上端又は下端を通過することができ
る。そして、閉塞位置にあっては該位置にクリックロッ
クされることになる。
(b.テーププレーヤ) (b−1.概要) 12はテーププレーヤである。
13はメインシャーシ、14はメインシャーシ13に固定さ
れたサブシャーシである。
15、16はメインシャーシ13の底板部の前寄りの位置に
左右に離間して回転自在に配置されたリール台であり、
リール台ギヤ17、17′とリール係合軸18、18′とを備え
ており、リール台ギヤ17、17′とリール係合軸18、18′
との間は摩擦結合されており、リール台ギヤ17、17′が
後述する駆動系によって回転されると、リール台ギヤ1
7、17′との間に働く摩擦力によってリール係合軸18、1
8′が回転されるようになっている。
サブシャーシ14はメインシャーシ13の底板部の上方に
該底板部と平行になるようにメインシャーシ13に支持さ
れている。
19、19、19′はメインシャーシ13の適宜の箇所に突設
された支持ピンであり、その先端部19a、19a、19′aは
細径部とされ、かつ、該細径部19a、19a、19′aの更に
先端部に螺溝19b、19b、19′bが形成されている。
20、20、20′はサブシャーシ14に形成された支持孔で
あり、該支持孔20、20、20′に上記支持ピン19、19、1
9′の細径部19a、19a、19′aが挿通され、サブシャー
シ14の支持孔20、20、20′の縁部が上記支持ピン19、1
9、19′の細径部19a、19a、19′aの基端に連続した肩
部19c、19c、19′c上に載置される。そして、該細径部
19a、19a、19′aの先端部の螺溝19b、19b、19′bに止
めナット21、21、21が螺着される。
22、22、22は圧縮コイルバネであり、支持ピン19、1
9、19′の細径部19a、19a、19′aのうちサブシャーシ1
4と止めナット21、21、21との間に位置した部分に外嵌
され、その弾発力によってサブシャーシ14を支持ピン1
9、19、19′の肩部19c、19c、19c′に押し付けている。
サブシャーシ14は、このように、圧縮コイルバネ22、
22、22の弾発力によってメインシャーシ13に押し付けら
れているので、メカシャーシに加えられた何らかの応力
によってメインシャーシ13に歪みが生じた場合でも、該
歪みが直接的にサブシャーシ14に波及することが無く、
サブシャーシ14の面精度を維持し易くなっている。
そして、サブシャーシ14の前部がカセット装着部とな
っており、そこに上記テープカセット1が装着される。
23はヘッドドラムであり、サブシャーシ14の上面に前
後方向へ移動自在なるように支持されている。
このヘッドドラム23は中ドラム回転型であり、該中ド
ラム24の外周面部に磁気ヘッド25、25、25が支持されて
おり、上下ドラム26、27間に形成された間隙28内に位置
している。そして、該ヘッドドラム23の前部23aにおい
て上ドラム26の上面と下ドラム27の下面との間の間隔は
上記テープカセット1のヘッドドラム挿入凹部7の上下
幅より稍小さくされている。また、該前部23aにおいて
上ドラム26の上縁及び下ドラム27の下縁には僅かに外方
へ張り出した突当縁26a、27aが形成されている。そし
て、この突当縁26aと27aとの間の間隔は磁気テープ4の
幅より僅かに大きくされている。
しかして、ヘッドドラム23は第7図に示すように、そ
の前部23aの殆んどがテープカセット1のヘッドドラム
挿入凹部7内に入った第1の位置と、第8図に示すよう
に、前部23aがヘッドドラム挿入凹部7内に少し入った
第2の位置と、第9図に示すように、ヘッドドラム23が
ヘッドドラム挿入凹部7から完全に出た第3の位置との
間を移動し得るようになっている。
そして、ヘッドドラム23が第1の位置に移動すると、
磁気テープ4はヘッドドラム挿入凹部7内へ押し込まれ
ヘッドドラム23に所定の巻付角で巻き付けられる。この
状態で磁気ヘッド25、25、25による磁気テープ4に対す
る記録及び/又は再生が為される。
ヘッドドラム23が第2の位置へ移動すると、磁気テー
プ4は上記記録及び/又は再生時より浅い巻付角でヘッ
ドドラム23に巻き付けられ、この状態で磁気テープ4の
早送り、巻戻し及びサーチが選択的に為される。
そして、テープカセット1を取り出すときは、ヘッド
ドラム23が第3の位置に移動される。
(b−2.カセット装着部) サブシャーシ14の略前半部分の上面がカセット装着部
29となる。
サブシャーシ14の前部14aには左右方向に間隔を置い
て挿通孔30、30が形成され、該挿通孔30、30を通して上
記リール台15、16のリール係合軸18、18′がサブシャー
シ14の上方へ突出されている。
31はプレイギヤアームであり、その基端部がリール台
16の支持時16aに回動自在に支持されている。そして、
該アーム31の回動端部にはプレイギヤ32が回転自在に支
持され、該プレイギヤ32は大ギヤ32aと小ギヤ32bとが一
体に形成さて成り、小ギヤ32bはリール台16のリール台
ギヤ17と常時噛合されている。
プレイギヤ32の支持軸33の下端はメインシャーシ13の
下方にまで延びていて、メインシャーシ13に形成された
規制孔34に挿通されている。該規制孔34は上記支持軸16
aを中心とする円弧状に形成されており、これによって
アーム31の回動範囲が規制されている。
35はプレイギヤアーム31とメインシャーシ13との間に
張設された引張バネであり、この引張バネ35によってプ
レイギヤアーム31には上方から見て反時計回り方向への
回動力が付勢されている。従って、プレイギヤアーム31
はその回動端側を後方から押圧されないかぎりは、支持
軸33の下端部が規制孔34の後端に当接した位置に保持さ
れている。
36はFFギヤアームであり、その中間部分が上記支持軸
16aに回動自在に支持されており、その後端部にはFFギ
ヤ37が回転自在に支持されており、該FFギヤ37はリール
台ギヤ17の小ギヤ17aと常時噛合されている。FFギヤア
ーム36の前端部の左側縁には前に行くに従って左方へ変
位するカム縁38が形成されている。
39はFFギヤアーム36とメインシャーシ13との間に張設
された引張バネであり、この引張バネ39によってFFギヤ
アーム36には上方から見て時計回り方向への回動力が付
勢されている。
40はREWギヤアームであり、その中間部分がリール台1
5の支持軸15aに回動自在に支持されており、その後端部
にはREWギヤ41が回転自在に支持されており、該REWギヤ
41はリール台ギヤ17′と常時噛合されている。REWギヤ
アーム40の前端部の右側縁には前に行くに従って右方へ
変位するカム縁42が形成されている。
43はREWギヤアーム40とメインシャーシ13との間に張
設された引張バネであり、この引張バネ43によってREW
ギヤアーム40には上方から見て反時計回り方向への回動
力が付勢されている。
そして、これらアーム36、40は後述する操作用のレバ
ーが操作されることによって回動され、リール台15、16
を高速で回転させるFFモード、サーチモード、REWモー
ドが形成される。
44、44、44はサブシャーシ14に立設されたカセット支
持ピンであり、該カセット支持ピン44、44、44の上面に
テープカセット1が載置されてテープカセット1の上下
方向での位置決めが為される。
45、45はサブシャーシ14の前端縁の左右両端部から立
ち上げられた規制片であり、カセット装着部29に装着さ
れたテープカセット1の後面(尚、テーププレーヤに装
着された状態のテープカセット1の前後の向きはテープ
プレーヤの前後の向きと逆になっている。)が突き当る
ことによってテープカセット1の前後方向での位置決め
が為される。
46はカセットホルダーであり、前方から見て扁平な長
四角状をしたカセット保持部47と該カセット保持部47の
両側壁の後端から後方に向って突出した2つのアーム4
8、48とが一体的に形成されて成る。
49、49はカセット保持部47の両側壁の後端部受内面に
突設された蓋開け縁であり、下端から始まり後方へ行く
に従って上方に変位して行く円弧状に形成されている。
このようなカセットホルダー46はそのアーム48、48が
メインシャーシ13から突設された支持壁50、51に回動自
在に支持され、これによって、カセットホルダー46は第
10図に示すイジェクト位置と第11図に示す装着位置との
間を移動し得るようになっている。
イジェクト位置にあるカセットホルダー46のカセット
保持部47にテープカセット1を挿入して行くと、前面蓋
11の下側になっている部分の両端部が蓋開け縁49、49に
当接する。そこから更にテープカセット1をカセット保
持部47に挿入して行くと、前面蓋11の両端部が蓋開け縁
49、49により迫り上げられて行き開放位置へと回動せし
められる。前面蓋11が開放位置に達するとカセット保持
部47の天板の前縁が前面蓋11と殆んど接する状態で対向
した状態となる。従って、テープカセット1をカセット
保持部47から抜き出すと、前面蓋11がカセット保持部47
の天板の前縁によって相対的に押圧されて閉塞位置へと
戻される。
上記したように、テープカセット1がカセット保持部
47に挿入された状態のカセットホルダー46が下方へ向け
て回動されることによって、テープカセット1がカセッ
ト装着部29に装着される。即ち、テープカセット1のテ
ープリール3、3の係合孔3a、3aにリール台15、16のリ
ール係合軸18、18′が係合され、カセットケース2の下
側になっている面がカセット支持ピン44、44、44の上端
面上に載置される。
(b−3.ヘッドドラムの支持) 52はヘッドベースであり、サブシャーシ14に前後方向
へ移動自在に支持されている。
該ヘッドベース52は板状をした摺動板53と該摺動板53
と固定された支持ブロック54とから成る。
支持ブロック54の左右両側面の上下方向における略中
央から連結片55、55が外法に向けて突設されている。
摺動板53には後方に向って開口した大きな切欠56が形
成されており、このような摺動板53の後端部の左右両端
部が支持ブロック54の連結片55、55に固定されている。
57、57は連結片55、55の上面に固定された摺動駒であ
り、辷り性の良好な合成樹脂で形成され、外側に向って
開いた摺動溝58、58が形成されている。
59は摺動板53の前端縁の中央に形成され前後方向に延
びると共に前端に開口したスリット、60は同じく摺動板
53の前端部に形成された前後方向に長い案内長孔であ
る。
61は摺動板53の前端寄りの位置に形成され左右方向に
長い係合長孔である。
サブシャーシ14にはその略後半部の大部分を占める孔
62が形成されており、該孔62の両側縁63、63が案内縁と
され、前後方向に延び互いに平行にされている。そし
て、該案内縁63、63はその後端部63a、63aが僅かに内方
に突出されていて、該後端部63aと63aとの間の間隔が上
記摺動駒57、57に形成された摺動溝58、58の奥面58a、5
8a間の間隔と略同じにされ、案内縁63、63の後端部63
a、63aを除いた部分63b、63b間の間隔は上記摺動溝58、
58の奥面58a、58a間の間隔より稍大きくなっている。
そして、ヘッドベース52の摺動溝58、58がサブシャー
シ14の案内縁63、63に摺動自在に係合され、また、サブ
シャーシ14に植設された案内ピン64がヘッドベース52の
案内長孔60と摺動自在に係合し、更に、同じくサブシャ
ーシ14に植設された案内ピン65がヘッドベース52のスリ
ット59と摺動自在に係合し、これらによって、ヘッドベ
ース52はサブシャーシ14に前後方向へ移動自在に支持さ
れることになる。
尚、摺動溝58、58が案内縁63、63の後端部63a、63aと
係合しているときは、摺動溝58、58の奥面58a、58aに案
内縁63a、63aが略接触した状態となるのでヘッドベース
52は殆んど左右への振れの無い状態となるが、摺動溝5
8、58が案内縁63、63の部分63b、63bと係合していると
きは、該部分63b、63bと摺動溝58、58の奥面58a、58aと
の間に若干の間隙があるので、ヘッドベース52は若干左
右への振れが出来る状態となる。
そして、このようなヘッドベース52に上記したヘッド
ドラム23が固定される。
尚、このヘッドドラム23はモーター体型のヘッドドラ
ムであり、66がドラムモータである。
67は回転軸であり、該回転軸67に上記中ドラム24とロ
ータ68がそれぞれ固定されている。そして、ロータ68に
はロータ磁石68aが固定されている。69はロータ68に対
向するように配置されたステータであり、ロータ磁石68
aに対向するようにステータコイル69aが支持されてい
る。70はステータ69を挟んでロータ68と対向するように
回転軸67に固定されたバックヨークである。
そして、上記モータ66の下端から下方へ突出した回転
軸67の下端に駆動ギヤ71が一体に形成されている。
72、72はヘッドドラム23の両脇に位置するようにヘッ
ドベース52の摺動板53上に固定的に位置されたテープガ
イドである。
これらテープガイド72、72はその上下両端部にそれぞ
れ規制フランジ72a、72a、72b、72bが形成されており、
これら規制フランジ72a、72aと72b、72bとの間の間隔は
磁気テープ4の幅と略等しくされ、かつ、その位置関係
がヘッドドラム23に対して厳密に固定された状態でヘッ
ドベース52上にヘッドドラム23との位置関係が固定的に
なるように設けられている。
73はギヤベースであり、その後端部が上記ヘッドベー
ス52の支持ブロック54の下端部に固定されている。
74は駆動ギヤ71の左横でギヤベース73に回転自在に支
持された伝達ギヤである。該伝達ギヤ74は大ギヤ74aと
小ギヤ74bとが一体に形成されて成り、大ギヤ74aが上記
駆動ギヤ71と噛合されている。
75、76はギヤベース73の前端部に左右に並んで、か
つ、互いに噛合された状態で回転自在に支持された中継
ギヤであり、75はFWD系であり、76はREW系である。そし
て、FWD系中継ギヤ75は大ギヤ75aと小ギヤ75bとが同軸
に一体に形成されている。
そして、FWD系の中継ギヤ75の大ギヤ75aと伝達ギヤ74
の小ギヤ74bとの間がギヤベース73に回転自在に支持さ
れた連係ギヤ77によって連係されている。
従って、ドラムモータ66が回転すると、2つの中継ギ
ヤ75、76が互いに反対の方向に、即ち、上方から見て、
FWD系中継ギヤ75は反時計回り方向へ、REW系中継ギヤ76
は時計回り方向へ、それぞれ回転されることになる。
78はキャプスタンアームであり、その基端部がギヤベ
ース73と上ドラム26とに回動自在に支持され、かつ、そ
の回動軸は伝達ギヤ74の回転軸と同軸になっている。
そして、キャプスタンアーム78の回動端部にはキャス
タン79が回転自在に支持されており、かつ、キャプスタ
ン79の下方に延出された軸79aにはキャプスタンギヤ80
が固定されており、該キャプスタンギヤ80は上記伝達ギ
ヤ74の小ギヤ74bと噛合されている。従って、ドラムモ
ータ66が回転するとキャプスタン79が回転せしめられ
る。
81はキャプスタンアーム78とヘッドベース52との間に
張設された引張バネであり、これによって、キャプスタ
ンアーム78には上方から見て反時計回り方向への回動力
が付勢されている。
しかして、ヘッドベース52が前進してヘッドドラム23
が第1の位置にある状態では、ヘッドベース52の摺動溝
58、58は案内縁63の部分63b、63bと係合しており、左右
に若干振れることができる状態である。従って、ヘッド
ドラム23の突当縁26a、27aがテープカセット1の当接面
8、8に押し付けられる過程でヘッドドラム23は自から
その姿勢を修正することになる。従って、テープカセッ
ト1の当接面8、8の精度さえしっかりと出ていれば、
磁気テープ4とヘッドドラム23との相対位置が精度良く
規定されることになる。
そして、ヘッドドラム23が第1の位置へと移動される
過程で、キャプスタン79がテープカセット1のピンチロ
ーラ9、9のうち巻取側のリール台16のリール係合軸18
と係合しているテープリール3側のもの9に磁気テープ
4を介して接触し、そこから、ヘッドドラム23が第1の
位置へ移動するまでの間に、キャプスタン79が相対的に
稍後退せしめられて引張バネ81が若干伸張される。従っ
て、この引張バネ81の引張によって蓄えられた弾発力に
よってキャプスタン79がピンチローラ9に磁気テープ4
を介して圧着されることになる。
また、ヘッドドラム23が第1の位置に達すると、その
両脇に位置されたテープガイド72、72がテープカセット
1のピンチローラ9、9とサブガイド10、10との間に進
入して行き、これによって、磁気テープ4がこのテープ
ガイド72、72に巻き付けられる。そして、磁気テープ4
はテープガイド72、72に巻き付けられることによってそ
の上下方向での位置がテープガイド72、72の規制フラン
ジ72a、72aと72b、72bとの間に規制され、その状態で送
行されるので、ヘッドドラム23とテープガイド72、72と
の間の位置関係が精確に設定されてさえすれば、磁気テ
ープ4のヘッドドラム23に対する相対位置がしっかりと
規定される。しかも、磁気テープ4はその一方の側縁が
従来あったリードと摺接される必要がないので、磁気テ
ープ4に対する損傷も起こり難い。
(b−4.操作機構) 82はヘッド移動レバーであり、左右方向に長く形成さ
れ、その略中間部がメインシャーシ13に回動自在に支持
されている。
該ヘッド移動レバー82の左端部には連結ピン83が植立
されており、該連結ピン83がヘッドベース52の係合長孔
61と摺動自在に係合されている。従って、このヘッド移
動レバー82が回動されると、その連結ピン83が略前後方
向に移動することになり、これによって、ヘッドベース
52、即ち、ヘッドドラム23が前後方向に移動せしめられ
ることになる。
ヘッド移動レバー82の前縁のうちヘッド移動レバー82
の回動支点より左側へ寄った位置に被押圧部82aが形成
されている。また、右端部の後縁82bはストッパ縁とさ
れていて、更に、右端にバネ掛片82cが形成されてい
る。
84はPLAYレバーであり、メインシャーシ13に前後方向
へ摺動自在に支持されている。85はPLAYレバー84の前後
方向における略中間の位置から左方へ向けて突設された
押圧片であり、その後側縁の左端は左に行くに従って前
側へ変位するように傾斜した押圧縁85aとされ、また、
左側縁85bは前後方向に延びる保持縁とされている。
86はPLAYレバー84の前端寄りの位置から左方へ向けて
突出された腕片であり、該腕片86の先端部には被ロック
ピン86aが立設されている。
87はPLAYレバー84の右側縁の後寄りの位置に立設され
たストッパ片、88はPLAYレバー84の後端から右方へ向け
て突設されたバネ掛片、89はPLAYレバー84の前端寄りの
位置から右方へ向けて突設されたバネ掛片である。
尚、90はPLAYレバー84の前端に取着された押釦であ
る。
そして、ヘッド移動レバー82のバネ掛片82cとPLAYレ
バー84のバネ掛88との間には引張バネ91が張設されてお
り、これによって、ヘッド移動レバー82には上方から見
て反時計回り方向への回動力が付勢されている。そし
て、ヘッド移動レバー82にこれを時計回り方向へ回動さ
せる力が加えられていないときは、ヘッド移動レバー82
のストッパ縁82bがPLAYレバー84のストッパ片87に前側
から当接され、これによってヘッド移動レバー82の位置
が規定されるようになっている。
92はPLAYレバー84のバネ掛片89とメインシャーシ13と
の間に張設された引張バネであり、これによって、PLAY
レバー84に前方への移動力が付勢されている。
しかして、PLAYレバー84が押し込まれない間は、第14
図に示すように、ヘッド移動レバー82は略左右方向に延
びるように位置し、これによって、ヘッドドラム23は第
2の位置に位置している。そして、PLAYレバー84が、第
15図に示すように、押し込まれると、ヘッド移動レバー
82はその右端が引張バネ91を介してPLAYレバー84によっ
て後方へ引張られるので、ヘッド移動レバー82は上方か
ら見て反時計回り方向へ回動し、その連結ピン83は略前
方へ移動するので、ヘッドドラム23は第1の位置へと移
動せしめられる。尚、PLAYレバー84はロックが解除され
るまでは、後述するロックレバーにより、第15図に示す
後退位置に保持され、従って、ヘッドドラム23も第1の
位置に保持される。
93はPLAYレバー84の左側に稍離間した位置でメインシ
ャーシ13に前後方向へ摺動自在に支持されたSTOP/EJECT
レバーであり、押圧突起94が立設されている。尚、図示
しない弾発手段により、STOP/EJECTレバー93には前方へ
の移動力が付勢されている。また、STOP/EJECTレバー93
の後端縁93aは押圧縁となっている。尚、93bはSTOP/EJE
CTメンバー93の前端に取着された押釦である。
95は左右方向に長い板状をしたロックレバーであり、
メインシャーシ13の前端寄りの位置に左右方向へ摺動自
在に支持され、図示しない弾発手段により左方への移動
力が付勢されている。
96はロックレバー95の中央から稍右へ寄った位置に形
成された前後方向に長い孔であり、該孔96の右側縁には
後方に行くに従って左方へ変位するように傾斜した被押
圧縁96aが形成されている。尚、ロックレバー95には図
示しない弾発手段により左方への移動力が付勢されてい
る。
そして、上記STOP/EJECTレバー93の押圧突起94はロッ
クレバー95の孔96内に位置しており、かつ、該孔96の右
側縁96aの前端寄りの部分と略当接するように位置して
いる。そして、STOP/EJECTレバー93が後方へ押し込まれ
ると、その押圧突起94がロックレバー95の被押圧縁96a
を押圧するため、ロックレバー95はそれに付勢されてい
る弾発力に抗して右方へ移動される。そして、STOP/EJE
CTレバー93がそれに付勢された弾発力により元の位置に
戻ると、ロックレバー95もそれに付勢された弾発力によ
り左方へ移動されて元の位置に戻る。
ロックレバー95の右端部から後方へ向って突出した突
片97の左側縁から左方へ向ってロック爪98が突設されて
おり、該ロック爪98の後縁98aは左右方向に延びるロッ
ク縁とされ、該ロック縁98aの左端から前方に延びる縁9
8bは前方へ行くに従って右方へ変位するように傾斜した
被押圧縁とされている。
しかして、PLAYレバー84が、第14図に示す、非押込位
置にあるときは、その被ロックピン86aがロックレバー9
5のロック爪98の被押圧縁98bの前寄りの位置と当接して
る。そして、PLAYレバー84が押し込まれると、その被ロ
ックピン86aがロックレバー95の被押圧縁98bを押圧する
ので、ロックレバー95は右方へ移動せしめられる。そし
て、PLAYレバー84が、第15図に示す、押込位置に達する
と、被ロックピン86aは被押圧縁98bから後方へ外れるの
で、ロックレバー95はそれに付勢された弾発力により左
方へ移動し、そのロック縁98aが被ロックピン86aの前側
に位置し、これによって、PLAYレバー84を後方へ向って
押圧していた力が除かれても、その被ロックピン86aが
ロックレバー95のロック縁98aに後方から係合されて、P
LAYレバー84は押込位置にロックされる。
PLAYレバー84が押込位置にロックされている状態から
STOP/EJECTレバー93が押し込まれると、上記したよう
に、ロックレバー95が右方へ移動するので、PLAYレバー
84の被ロックピン86aの前側に位置していたロック縁98a
が右方へ逃げるので、PLAYレバー84は引張バネ92によっ
て付勢された移動力によって前記非押込位置に戻され
る。
99はPLAYレバー84とSTOP/EJECTレバー93との間の位置
でメインシャーシ13に前後方向へ摺動自在に支持された
支持レバーであり、図示しない弾発手段により前方への
移動力が付勢されている。100は支持レバー99の左側縁
のうち略中央から稍後寄りのストッパ縁である。
101は支持レバー99の前後方向における略中央の上記
ストッパ縁100の前側から左方へ向って突設された支持
片である。
102は中継レバーであり、その略中央が支持レバー99
の支持片101に回動自在に支持されている。該中継レバ
ー102は略前後方向に延びており、その前端には被押圧
片103が下方へ向けて突設され、後端には押圧片104が上
方へ向けて突設されている。また、後片105の右側縁の
うち前後方向における略中間の位置から規制片106が下
方へ向けて突設されている。
中継レバー102の押圧片104の左端からバネ掛得片107
が左方へ向けて突設されており、該バネ掛片107と支持
レバー99の後端部に形成されたバネ掛片99aとの間に引
張バネ108が張設されており、これによって、中継レバ
ー102には上方から見て時計回り方向への回動力が付勢
されていて、通常は、その規制片106が支持レバー99の
ストッパ縁100の左側面に当接してその姿勢が略前後方
向に延びる中継姿勢に規制されている。そして、支持レ
バー99が前進位置にあり、かつ、中継レバー102が中継
姿勢にある状態で、非押込位置にあるPLAYレバー84の押
圧縁85aは中継レバー102の規制片106の前端に右前から
接触した状態とされている。
その状態から、PLAYレバー84が押込位置まで移動され
ると、その間に、その押圧縁85aが中継レバー102の規制
片105を左後方へ向って押圧するため、中継レバー102は
引張バネ108の引張力に抗して反時計回り方向へと回動
せしめられ、更に、PLAYレバー84の後退に伴って規制片
106がPLAYレバー84の保持縁85bと接して、上記中継姿勢
から稍反時計回り方向へ回動した非中継姿勢に保持され
る。
そして、中継レバー102が中継姿勢にある状態では、
その被押圧片103はSTOP/EJECTレバー93の押圧縁93aに後
方から近接対向しており、また、押圧片94はヘッド移動
レバー82の被押圧部82aに前方から近接対向している。
また、非中継姿勢にある状態では、その被押圧片103はS
TOP/EJECTレバー93の押圧縁93aの移動軌跡から右方へ外
れたところに位置し、また、押圧片104はヘッド移動レ
バー82の被押圧部82aの移動軌跡から左方へ外れたとこ
ろに位置することになる。
しかして、PLAYレバー84が押込位置まで移動されて、
ヘッドドラム23が第1の位置へと移動して記録及び/又
は再生モードが形成されている状態から、該モードを解
除するために、STOP/EJECTレバー93が押し込まれると、
その押圧縁93aは中継レバー102の被押圧片103を押圧す
ることなく、ロックレバー95が右方、即ち、ロック解除
方向へ移動されてPLAYレバー84が非押込位置へ戻され
て、これにより、ヘッドドラム23が第2の位置に戻され
るだけである。そして、中継レバー102は中継姿勢に戻
される。
PLAYレバー84が非押込位置にある状態でSTOP/EJECTレ
バー93が押し込まれると、その押圧縁93aが中継姿勢に
ある中継レバー102の被押圧片103を後方へ向って押圧す
るので、中継レバー102は支持レバー99と共に後方へ移
動せしめられ、このとき、中継レバー102の押圧片104が
ヘッド移動レバー82の被押圧部82aを略後方へ向って押
圧するため、ヘッド移動レバー82は引張バネ91の引張力
に抗して上方から見て時計回り方向へ回動し、これによ
って、ヘッドドラム23は第3の位置へと移動せしめられ
る。すると、図示しないロック手段によるカセットオル
ダー46へのロックが解除されてカセットホルダー46は図
示しない弾発手段によりイジェクト位置へと移動せしめ
られる。また、カセットホルダー46がイジェクト位置に
達すると、ヘッドベース52に対してロックがかかり、従
って、カセットホルダー46が装着位置に戻るまでは、ヘ
ッドドラム23が第3の位置に保持されるようになってい
る。
尚、このようなヘッドベース52に対するロックは、例
えば、上記ロックレバー95にSTOP/EJECTレバー93を押込
位置にロックするロック爪を形成し、カセットホルダー
46の装着位置への移動の過程でロックレバー95をロック
解除方向へ移動させるカムをカセットホルダー46に連動
させる等種々の手段で実現することができる。
109はREWレバーであり、STOP/EJECTレバー93の左側で
メインシャーシ13に前後方向へ摺動自在に支持され、か
つ、図示しない弾発手段により前方への移動力が付勢さ
れている。そして、該REWレバー109には被ロック片109a
と押圧片109bがそれぞれ突設されている。
110はロックレバー95に上記孔96の左側に形成された
前後方向に長い孔であり、該孔110の右側縁には左方へ
向ってロック爪111が突設されており、該ロック爪111の
後縁111aは左右方向に延びるロック縁とされ、該ロック
縁111aの左端から前方に延びる縁111bは前方に行くに従
って右方へ変位する被押圧縁とされている。
そして、上記REWレバー109の被ロック片109aはロック
レバー95の孔110内に位置し、かつ、REWレバー109が第1
4図に示す非押込位置にあるときは、その被ロック片109
aがロック爪111の被押圧縁111bに前方から対向してい
る。そして、REWレバー109が押し込まれると、その被ロ
ック片109aがロック爪111の被押圧縁111bを押圧するの
で、ロックレバー95は右方へ移動せしめられる。そし
て、REWレバー109が、第18図に示す、押込位置に達する
と、被ロック片109aは被押圧縁111bから後方へ外れるの
で、ロックレバー95はそれに付勢された弾発力により左
方へ移動し、そのロック縁111aが被ロック片109aの前側
に位置し、これによって、REWレバー109を後方へ押圧し
ていた力が除かれても、被ロック片109aがロック縁111a
に後方から係合されて、REWレバー109は押込位置にロッ
クされる。
そして、REWレバー109が非押込位置から押込位置へ向
って移動する間に、その押圧片109bが上記REWギヤアー
ム40のカム縁42から後方へ逃げるので、引張バネ43の引
張力によって、REWギヤアーム40は反時計回り方向へ回
動され、そのREWギヤ41が中継ギヤ76に噛合される。ま
た、REWレバー109が押込位置から非押込位置へ戻される
間に、その押圧片109bがREWギヤアーム40のカム縁42を
前方へ押圧するので、REWギヤアーム40は引張バネ43の
引張力に抗して時計回り方向へ回動されて、そのREWギ
ヤ41が中継ギヤ76から離れる。
112はFFレバーであり、REWレバー109の左側でメイン
シャーシ13に前後方向へ摺動自在に支持され、かつ、図
示しない弾発手段により前方への移動力が付勢されてい
る。そして、該FFレバー112には被ロック片112aと押圧
片112bがそれぞれ突設されている。
113はロックレバー95に上記孔110の左側に形成された
前後方向に長い孔であり、該孔113の右側縁には左方へ
向ってロック爪114が突設されており、該ロック爪114の
後縁114aは左右方向に延びるロック縁とされ、該ロック
縁114aの左端から前方に延びる縁114bは前方に行くに従
って右方へ変位する被押圧縁とされている。
そして、上記FFレバー112の被ロック片112aはロック
レバー95の孔113内に位置し、かつ、FFレバー112が第14
図に示す非押込位置にあるときは、その被ロック片112a
がロック爪114の被押圧縁114bに前方から対向してい
る。そして、FFレバー112が押し込まれると、その被ロ
ック片112aがロック爪114の被押圧縁114bを押圧するの
で、ロックレバー95は右方へ移動せしめられる。そし
て、FFレバー112が、第19図に示す、押込位置に達する
と、被ロック片112aは被押圧縁114bから後方へ外れるの
で、ロックレバー95はそれに付勢された弾発力により左
方へ移動し、そのロック縁114aが被ロック片112aの前側
に位置し、これによって、FFレバー112を後方へ押圧し
ていた力が除かれても、被ロック片112aがロック縁114a
に後方から係合されて、FFレバー112は押込位置にロッ
クされる。
そして、FFレバー112が非押込位置から押込位置へ向
って移動する間に、その押圧片112bが上記FFギヤアーム
36のカム縁38から後方へ逃げるので、引張バネ39の引張
力によって、FFギヤアーム36は時計回り方向へ回動さ
れ、そのFFギヤ37が中継ギヤ75に噛合される。また、FF
レバー112が押込位置から非押込位置へ戻される間に、
その押圧片112bがFFギヤアーム36のカム縁38を前方へ押
圧するので、FFギヤアーム36は引張バネ39の引張力に抗
して反時計回り方向へ回動されて、そのFFギヤ37が中継
ギヤ75から離れる。
(b−5.動作) 次に、上記テーププレーヤの動作の概要について説明
する。
先ず、テープカセット1を装着するには、STOP/EJECT
レバー93を押し込む。すると、STOP/EJECTレバー93の押
圧縁93aによって中継レバー102の被押圧片103が押圧さ
れて、支持レバー99と共に中継レバー102が後方へ移動
し、この後方へ移動する中継レバー102の押圧片104によ
って被押圧部82aが後方へ押圧されるため、ヘッド移動
レバー82が時計回り方向へ回動されて、ヘッドベース52
が後方へ移動せしめられ、これによってヘッドドラム23
が第3の位置に移動する。
ヘッドドラム23が第3の位置に移動すると、カセット
ホルダー46に対するロックが解除され、図示しない弾発
手段によって、カセットホルダー46は第17図に示すイジ
ェクト位置へと移動される。
そして、イジェクト位置にあるカセットホルダー46の
カセット保持部47にテープカセット1を挿入すると、前
面蓋11が開蓋位置へと移動される。尚、テープカセット
1は裏返えして使用することが可能であり、どちらの向
きでカセット保持部47に挿入しても、前面蓋11は上方へ
回動される。また、磁気テープ4への記録は幅方向で2
分割した一方の領域にいわゆるヘリカルスキャンによる
斜めの記録トラックが形成されるようにして行なわれ
る。
テープカセット1が挿入されたカセットホルダー46を
下方へ回動させてカセット装着部29まで移動させて、テ
ープカセット1が装着位置に達すると、ヘッドドラム23
を第3の位置に止めていたロックが解除されるため、ヘ
ッド移動レバー82が引張バネ91の引張力によって反時計
回り方向へ、ストッパ縁82bがPLAYレバー84のストッ片8
7に当接するまで、回動され、ヘッドドラム23は第2の
位置に達する。この第14図に示した状態がストップ状態
(停止モード)であり、中継ギヤ75、76はプレイギヤ3
2、FFギヤ37、REWギヤ41と離れた状態にある。
この状態からFFレバー112が押込位置に移動される
と、第19図に示すように、FFギヤ37が中継ギヤ75と噛合
され、かつ、ヘッドドラム23のドラムモータ66が回転さ
れ、従って、リール台16がテープ巻取方向へ高速で回転
されるFFモードが形成される。
また、ストップ状態からREWレバー109が押込位置に移
動されると、第18図に示すように、REWギヤ41が中継ギ
ヤ76と噛合され、かつ、ドラムモータ66が回転され、従
って、リール台15がテープ巻取方向へ高速で回転される
REWモードが形成される。
また、このヘッドドラム23が第2の位置にあるとき
は、磁気ヘッド25、25、25が磁気テープ4に軽く接触し
て移動するので、上記のFFモードやREWモードのように
磁気テープ4を高速で走行させながら磁気ヘッド25、2
5、25による信号の読み取りを同時に行なってサーチモ
ードを形成することもできる。
尚、上記した高速走行モードやサーチモードは、停止
モード以外の他のモードから直接移行させることもでき
る。即ち、FFレバー112、REWレバー109は、これが押し
込まれるとロックレバー95がロック解除方向へ移動され
るので、その直前のモードが解除され、FFレバー112やR
EWレバー109の押込によるモードが形成されるからであ
る。
次に、PLAYレバー84が押込位置に移動されると、上記
したようにヘッドドラム23が第1の位置へと移動され、
かつ、中継ギヤ75の小ギヤ75bがプレイギヤ32の大ギヤ3
2aと噛合される。このときプレイギヤアーム31は稍時計
回り方向へと回動されて引張バネ35が伸長され、これに
よって、中継ギヤ75の小ギヤ75bとプレイギヤ32の大ギ
ヤ32aとが程良く圧着される。そして、ドラムモータ66
が回転されて、リール台16がテープ巻取方向へ回転さ
れ、記録及び/又は再生モードが形成される。
そして、この記録及び/又は再生モードは、STOP/EJE
CTレバー93、REWレバー109又はFFレバー112が押し込ま
れることにより解除され、それぞれのレバーの押し込み
によるモードへと移行する。
(c.変形例)[第20図、第21図] 次に本発明に係る回転ヘッドを備えたテーププレーヤ
の変形例についていくつか説明する。
(c−1.第1の変形例)[第20図] 第20図は第1の変形例の要部のみを示すものである。
115はヘッドドラムである。
尚、このヘッドドラム115は円柱形で示してあるが、
これはこのヘッドドラム115がどのようなタイプのもの
であっても構わないことを示してある。即ち、上ドラム
回転−下ドラム固定タイプ、上ドラム固定−下ドラム回
転タイプ、上下ドラム固定−中ドラム回転タイプ、一体
ドラムタイプ等の何れでも良く、ただ、テープを巻き付
ける外周面を有していれば良い。そこで、回転ヘッド等
の細かい点も図示を省略してあり、また、以上に述べた
ことは、次の第2の変形例の説明においても同様であ
る。
116、116はヘッドドラム115の両脇に配置されたテー
プガイドであり、その下端部に規制フランジ116a、116a
が形成されている。尚、このようなフランジ116、116a
をテープガイド116、116の上端部に設けても良い。
そして、磁気テープ4はヘッドドラム115の両脇部で
はテープガイド116、116に巻き付けられて送行され、か
つ、該テープガイド116、116のところで下方への移動力
F、Fを受け、従って、磁気テープ4はその下側縁が規
制フンラジ116a、116aに摺接し、これによって、ヘッド
ドラム115に対する相対位置が規制される。尚、フラン
ジ116a、116aを上端部に設けた場合は、磁気テープ4に
上方への移動力を付勢するようにすれば良い。
(c−2.第2の変形例)[第21図] 第21図は第2の変形例を示すものである。
ヘッドドラム115の両脇にそれぞれ2本づつのテープ
ガイド117、117及び118、118が設けられている。
そして、ヘッドドラム115に近い方のテープガイド11
7、117の下端部に規制フランジ117a、117aが設けられ、
ヘッドドラム115から遠い方のテープガイド118、118に
はその上端部に規制フランジ118a、118aが設けられてい
る。そして、規制フランジ117a、117aと118a、118aとの
間の間隔は、磁気テープ4の送行方向に見て、磁気テー
プ4の幅と等しくなるようにされている。
しかして、磁気テープ4はテープガイド117、117及び
118、118に巻き付けられてそのヘッドドラム115に対す
る相対位置が規制された状態で送行せしめられる。尚、
テープガイド117、117と118、118の位置は入れ替えても
構わない。
尚、上記2つの変形例において、実施例で示しテープ
カセット1内のサブガイド10、10のような外部の部材が
テープガイド116、116や117、117とヘッドドラム115と
の間で磁気テープ4に接触されても構わない。
(G.発明の効果) 以上に記載したところから明らかなように、本発明回
転ヘッドを備えたテーププレーヤは、回転ヘッドを備え
ると共にその外周面にテープが所定の巻付角で巻き付け
られた状態で走行されるヘッドドラムの上記テープが巻
き付けられる面は段差部の無い平滑な面とされ、該ヘッ
ドドラムがテーププレーヤに装着されたテープカセット
に離接される摺動体に支持され、上記ヘッドドラムの両
脇部に位置されると共にそれに巻き付けられたテープの
幅方向での位置を規制するフランジ部を備えたテープガ
イドを上記摺動体にヘッドドラムとの位置関係が固定的
となるように設けたことを特徴とする。
従って、本発明回転ヘッドを備えたテーププレーヤに
あっては、ヘッドドラムにはリードを設ける必要が無
く、その分、ヘッドドラムの加工コストが著しく低減さ
れ、テーププレーヤのコスト低減に寄与する。また、ヘ
ッドドラムにおけるリードが必要で無くなるために、テ
ープの接触する部分が全て回転するドラムでも良く、ヘ
ッドドラムを一体構造とすることが可能となり、この点
でもコストの低減が可能であると共に、エアーフィルム
の形成が容易となり、所望のエアーフィルムを得るため
の設計の困難性遠が解消され、この点でもコストの低減
に寄与する。更に、テープがその側縁が長い距離に亘っ
て存在するリードと摺接することが無いのでテープのエ
ッジの損傷も受け難いという利点がある。更にまた、ヘ
ッドドラムとテープガイドとが固定的に位置していて、
他のテープパス規制要素やテープテンション等他の要素
による影響を受け難いので、テープパスの形成やテープ
テンションのとり方に自由度が生じ、この点でもコスト
ダウンの方策を講じることが可能となる等数々の利点を
有する。
尚、上記実施例並びに変形例に示した具体的な構造や
形状は、本発明の実施に当っての具体化の一例を示した
ものにすぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限
定的に解釈されるものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第21図は本発明回転ヘッドを備えたテーププ
レーヤの実施の一例を示すもので、第1図はテープカセ
ットの斜視図、第2図は水平断面図、第3図はテープカ
セットの側面図であり、(A)は前面蓋が閉塞位置にあ
る状態を、(B)は前面蓋が開放位置にある状態を示す
図、第4図はテーププレーヤの分解斜視図、第5図はギ
ヤベースの斜視図、第6図は全体の平面図、第7図はヘ
ッドドラムが第1の位置にある状態を示す一部切欠平面
図、第8図はヘッドドラムが第2の位置にある状態を示
す一部切欠平面図、第9図はヘッドドラムが第3の位置
にある状態を示す一部切欠平面図、第10図はカセットホ
ルダーがイジェクト位置にある状態を示す要部の側面
図、第11図はカセットホルダーがカセット装着位置にあ
る状態を示す要部の側面図、第12図はテープカセットが
カセットホルダーに挿入され開蓋された後引き出される
状態を(A)〜(F)へ順を追って示す一部切欠側面
図、第13図はヘッドドラムの断面とギヤベース上のギヤ
を展開して見せた垂直断面図、第14図乃至第19図は操作
機構の動きを示す平面図であり、第14図は非押込位置に
ある状態を、第15図は記録及び/又は再生モードにある
状態を、第16図は記録及び/又は再生モード時にSTOP/E
JECT釦を押し込んだ状態を、第17図はイジェクト状態
を、第18図は巻き戻しモードにある状態を、第19図は早
送りモードにある状態を、それぞれ示し、第20図は第1
の変形例を示す概略正面図、第21図は第2の変形例を示
す概略正面図、第22図及び第23図はそれぞれ従来の回転
ヘッドの各別の例を示す概略正面図である。 符号の説明 1……テープカセット、4……テープ、 12……回転ヘッドを備えたテーププレーヤ、 23……ヘッドドラム、 25……回転ヘッド、52……摺動体、 72……テープガイド、 72a、72b……フランジ部、 115……ヘッドドラム、 116……テープガイド、 116a……フランジ部、 117、118……テープガイド、 117a、118a……フランジ部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転ヘッドを備えると共にその外周面にテ
    ープが所定の巻付角で巻き付けられた状態で走行される
    ヘッドドラムの上記テープが巻き付けられる面は段差部
    の無い平滑な面とされ、 該ヘッドドラムがテーププレーヤに装着されたテープカ
    セットに離接される摺動体に支持され、 上記ヘッドドラムの両脇部に位置されると共にそれに巻
    き付けられたテープの幅方向での位置を規制するフラン
    ジ部を備えたテープガイドを上記摺動体にヘッドドラム
    との位置関係が固定的となるように設けた ことを特徴とする回転ヘッドを備えたテーププレーヤ
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