JPH0572977A - 表示素子および表示装置 - Google Patents

表示素子および表示装置

Info

Publication number
JPH0572977A
JPH0572977A JP3234821A JP23482191A JPH0572977A JP H0572977 A JPH0572977 A JP H0572977A JP 3234821 A JP3234821 A JP 3234821A JP 23482191 A JP23482191 A JP 23482191A JP H0572977 A JPH0572977 A JP H0572977A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
curved
electrode
tubes
discharge holes
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3234821A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Nakajima
淳一 中島
Hidenori Ito
秀徳 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Lighting and Technology Corp filed Critical Toshiba Lighting and Technology Corp
Priority to JP3234821A priority Critical patent/JPH0572977A/ja
Publication of JPH0572977A publication Critical patent/JPH0572977A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
  • Gas-Filled Discharge Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】表示素子を高密度で実装すると共に、表示素子
の製造効率を高める。 【構成】共通陰極16およびこれとそれぞれ対をなす複
数の陽極18とをそれぞれ収容する電極室15,17を
形成して前面にこれら電極室15,17に連通する複数
の放電孔20をそれぞれ穿設する電極部12と、共通陰
極16と陽極18の電極室15,17に対応する放電孔
20同士を連通させて放電空間をそれぞれ形成する複数
本の湾曲管22R,22G,22Bの内面に蛍光体膜2
7を被着し、これら湾曲管22R,22G,22Bの湾
曲部を表示面として複数の画素を構成する表示部13と
を有する。前記湾曲管22R,22G,22Bのうち相
互に隣接するもの同士の複数本を一体に形成すると共
に、これらの各表示面を湾曲面に形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は道路表示盤や運動競技場
等に設置する表示装置等に組み込む表示素子に好適な表
示素子および表示装置に係り、特に、表示素子であるガ
ラスバルブの複数本を一体化して高密度実装等を図った
表示素子および表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の表示装置は複数の表示素
子を縦横に配設して表示画面を構成するが、その表示素
子の一例としては例えば特開平1−100855、特開
昭63−307649、特開昭62−188128、特
開昭62−188143、実開平2−95153、特開
平2−189856、特開平2−213044等に記載
されているものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の表示素子では図11に示すように縦横に配列
した複数の表示素子1,1…の各表示面1a,1a…が
ほぼ平坦面であるために、これら表示面1a,1a…
と、各表示面1a間の間隙外面1bで反射した太陽光等
の外光2の反射光3が表示面1a,1a…を見る者の眼
4に多量に入射される。
【0004】このために、各表示面1aのコントラスト
が低下する上に、背景の映り込みが発生し、見にくいと
う課題がある。
【0005】そこで、従来では各表示面1aにレンズを
設けているものがあるが、これではレンズを設ける分だ
け、部品数が増加してコストアップを招くという課題が
ある。
【0006】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たもので、その目的は、簡単な構成により表示画面のコ
ントラストを向上させると共に、背景の映り込みを防止
することができ、高密度実装が可能な表示素子および表
示装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するために、次のように構成される。
【0008】本願の請求項1に記載の発明(以下第1の
発明という)は、共通電極およびこれとそれぞれ対をな
す複数の電極とをそれぞれ収容する電極室を形成して前
面にこれら電極室に連通する複数の放電孔をそれぞれ配
設する電極部と、前記対をなす電極同士の電極室に対応
する前記放電孔同士を連通させて放電空間をそれぞれ形
成する複数本の湾曲管の内面に蛍光体膜を被着し、これ
ら湾曲管の湾曲部を表示面として複数の画素を構成する
表示部とを有し、前記湾曲管のうち相互に隣接するもの
同士の複数本を一体に形成すると共に、前記各表示面を
湾曲面に形成したことを特徴とする。
【0009】また、本願の請求項2に記載の発明(以下
第2の発明という)は、共通電極およびこれとそれぞれ
対をなす複数の電極とをそれぞれ収容する電極室を形成
してこれら電極室の開口端を前面に設ける電極部と、こ
の電極部の前面に固定されて前記各電極室の開口端に連
通する放電孔をそれぞれ穿設する前面板と、この前面板
の前方を気密に被覆して前記対をなす電極同士の電極室
に対応する一対の前記放電孔同士を連通させて放電空間
をそれぞれ気密に形成する複数本の半円管の湾曲した各
外面を表示面として複数の画素を構成する表示部とを有
し、前記半円管の複数本を径方向に一体に連結してフェ
ースプレートを形成し、このフェースプレートの内面お
よび前記前面板の前面の少なくとも一方に蛍光体膜を被
着したことを特徴とする。
【0010】さらに、本願の請求項3に記載の発明(以
下第3の発明という)は、請求項1または2記載の複数
の表示素子を縦横に配設して表示画面を構成したことを
特徴とする。
【0011】
【作用】
〈第1の発明〉複数の電極のうち、対をなす所要の電極
間に電圧を印加すると、放電が発生し、この放電が湾曲
管内の放電空間を通り、水銀を励起して紫外線を発生さ
せる。この紫外線はさらに湾曲管の内周面の蛍光体膜を
励起して所要色に発光し、湾曲管の湾曲した表示面から
所要の色光が発光する。
【0012】そして、湾曲管はその隣接するもの同士の
複数本を一体に形成しているので、その隣接する湾曲管
同士には間隙がなく、高密度実装を図ることができる上
に、複数本の湾曲管を一工程で製造することができる。
また、複数本の湾曲管を一体化したので、その両端部を
電極部に封着する場合の封着箇所を減少することができ
る。
【0013】このために、表示素子の製造工程数を減少
させて製造コストを低減できる上に、湾曲管の封着部の
信頼性を高めて歩留りを高めることができる。
【0014】そして、表示面が湾曲しているので、この
湾曲表示面で外光が反射してこの表示面を見る者の目に
入射する反射光量を低減できる。このために、表示面の
コントラストを向上することができる上に、背景の映り
込みを防止することができ、表示画質を向上することが
できる。
【0015】〈第2の発明〉複数の電極のうち、対をな
す所要の電極間に電圧を印加すると、放電が発生し、こ
の放電が通電中の電極を覆う半円管の内部の放電空間を
通り、水銀を励起して紫外線を発生させる。この紫外線
はさらに半円管の内周面および前面板の前面の少なくと
も一方の蛍光体膜を励起して所要色に発光し、この半円
管の湾曲した表示面から所要の色光が発光する。
【0016】そして、半円管は複数本を径方向に一体に
順次連結してフェースプレートに形成されているので、
その隣接する半円管同士には間隙がなく、表示面の高密
度実装を図ることができる上に、複数本の半円管を一工
程で製造することができる。このために、表示素子の製
造工程数を減少させて製造コストを低減できる。
【0017】そして、表示面が湾曲しているので、この
湾曲表示面で外光が反射してこの表示面を見る者の目に
入射する反射光量を低減できる。このために、表示面の
コントラストを向上することができる上に、背景の映り
込みを防止することができ、表示画質を向上することが
できる。
【0018】〈第3の発明〉第1、第2の発明のいずれ
かの表示素子の複数本を縦横に配設して表示画面を構成
するので、本発明によっても前記第1、第2の発明のい
ずれかの効果と同様の効果を奏することができる。
【0019】
【実施例】以下、本願第1〜第3の発明の実施例を図1
〜図10に基づいて説明する。
【0020】なお、図1〜図10中、共通する部分には
同一符号を付している。
【0021】図1は本願第1の発明の一実施例の斜視図
であり、図において、表示素子11は電極部12に例え
ば4絵素を構成する表示部13を設けている。
【0022】電極部12は図2,図3に示すように例え
ばセラミックス製角柱状のベース14の前面中央部に、
横方向に長い前面開口で有底長孔状の陰極室15を形成
し、この陰極室15内には横長の共通陰極16を収容し
ている。
【0023】また、ベース14の前面には陰極室15の
両側にて、例えば前面開口の盲孔の片側6つの陽極室1
7,17…をそれぞれ穿設し、各陽極室17内には小円
柱状の陽極18をそれぞれ収容している。
【0024】さらに、ベース14はその前面外縁部に前
方へ若干突出する角形の外縁フランジ19を一体に形成
し、この外縁フランジ19内のベース14の前面には、
図3に示す前面板21を嵌入固定し、前面板21には陰
極室15、各陽極室17の前面開口に対応する放電孔2
0,20…をそれぞれ穿設している。
【0025】そして、この前面板21の前面には、図1
で示す例えば4本の一体形湾曲管22,22…を封着し
て4絵素を構成している。
【0026】一体形湾曲管22は例えばB,G,Rにそ
れぞれ発光して1絵素を構成する3本のU字状の湾曲管
22B,22G,22Rを横方向に一体化したものであ
る。各湾曲管22B,22G,22Rはガラス製円管を
ほぼU字状に折曲してそのほぼ全長に、青、緑、赤(以
下B,G,Rという)に発光する蛍光体膜22Pをそれ
ぞれ被着している。また、各湾曲管22B,22G,2
2Rはその軸方向両端22a,22bを開口する一方、
その湾曲部22cを表示面としている。
【0027】そして、この各表示面22cはU字状湾曲
管22B,22G,22Rが円管よりなるので、外方に
凸の湾曲面に形成されている。
【0028】次に、この一体形湾曲管22の製造方法の
一例を図4,図5に基づいて説明する。
【0029】まず、図4に示すように大径長円形のガラ
スバルブ23の全体を例えば左右方向からバーナ24の
火炎によりほぼ均等に加熱軟化させる。
【0030】次に、この大径ガラスバルブ23を例えば
前後一対の型25a,25bにより図5(A)に示すよ
うに強く挟み込み、図5(B)に示すように3本のガラ
スバルブを径方向で一体に連結した一体形ガラスバルブ
26を形成する。
【0031】この後、一体形ガラスバルブ26内に、例
えばR,G,B用の蛍光体塗料を流し込み等によりB,
G,Rの蛍光体膜22Pを全面的に被着する。
【0032】次に、この一体形ガラスバルブ26をその
長さ方向に例えば3等分し、さらに、これらを例えばU
字状にそれぞれ折曲し、図5(C)と図1で示す一体形
湾曲管22を形成する。
【0033】そして、このように構成された各一体形湾
曲管22の開口両端22a,22bを前面板21に封着
し、各一体形湾曲管22のU字状湾曲部を表示面22c
とする。
【0034】つまり、図3に示すように、各一体形湾曲
管22の一開口端部22aを各陽極室17に連通する前
面板21の放電孔20に連通させると共に、その開口他
端部22bを陰極室15に連通する前面板21の放電孔
20に連通させて、前面板21に気密に封着する。ま
た、陰極室15と各陽極室17と各一体形湾曲管22…
内に適量の水銀とアルゴン等の希ガスを封入している。
【0035】次に本実施例の作用を説明する。
【0036】共通陰極16と所要の陽極18との間に所
要の電圧を印加すると、両者16,18間で放電が発生
し、この放電は通電中の陽極18を内包する湾曲管内の
水銀を励起して紫外線を発生させる。この紫外線はさら
に湾曲管内の蛍光体膜22Pを励起して所要色を発光
し、表示面22cより出光される。
【0037】また、1絵素分、または全絵素分の複数の
陽極18,18…と共通陰極16との間に電圧を印加す
ると、1絵素分または全絵素分の色光を表示面22cか
ら出光する。
【0038】したがって本実施例によれば、一体形湾曲
管22は3本の湾曲管22B,22G,22Rを一体に
連結して1絵素を構成しているので、各湾曲管22B,
22G,22R間に間隙がなく、高密度実装を図ること
ができる上に、ほぼ一工程で少なくとも3本分の湾曲管
22R,22G,22Bを製造できるので、製造効率を
高めることができる。
【0039】また、本実施例では、一体形湾曲管22の
両端部22a,22bを前面板21に封着する封着部が
8箇所で済み、従来例の24箇所に比して封着箇所が少
ないので、封着作業効率および封着部の信頼性を共に向
上させることができる。
【0040】さらに、一本の共通陰極16を複数の陽極
18で共用し、この共通電極16を収容する陰極室15
が1つで足りるので、ベース14の構成の簡単化と小型
化とを共に図ることができる。
【0041】そして、図6に示すように一体形湾曲管2
2はその表示面22cを外方に凸の湾曲面に形成してい
るので、太陽光等の外光28が各表示面22cで反射し
て見る者の眼29に入射する反射光30の光量を低減す
ることができる。このために、表示面22cのコントラ
ストを向上させる上に背景の映り込みを防止して表示面
22cを見易くすることができる。
【0042】なお、前記実施例では1絵素を構成する3
本の湾曲管22B,22G,22Rを一体化した場合に
ついて説明したが、本発明はこれに限定されるものでは
なく、複数本の湾曲管22を一体化すればよく、その本
数には限定されない。
【0043】図7は本願第2の発明の一実施例の斜視図
であり、図において、表示素子31は電極部32に例え
ば2絵素を構成する表示部33を設けている。
【0044】電極部32は図8,図9に示すように例え
ばセラミックス製角柱状のベース34の前面一側(図8
では左側部)に、横方向に長い前面開口で有底長孔状の
陰極室35を形成し、この陰極室35内には横長の共通
陰極36を収容している。
【0045】また、ベース34の前面には陰極室35の
一側にて、例えば前面開口の盲孔の片側6つの陽極室3
7,37…をそれぞれ穿設し、各陽極室37内には小円
柱状の陽極38をそれぞれ収容している。
【0046】さらに、ベース34はその前面外縁部に前
方へ若干突出する角形の外縁フランジ39を一体に形成
し、この外縁フランジ39内のベース14の前面には、
前面板41を嵌入固定し、前面板41には陰極室35、
各陽極室37の前面開口に対応する放電孔40,40…
をそれぞれ穿設している。
【0047】そして、この前面板41の前面には、図9
で示すように軸横断面形状が波形のガラス製フェースプ
レート42の底面開口端を気密に封着して例えば2絵素
の表示部32を構成している。
【0048】フェースプレート42は例えばB,G,R
にそれぞれ発光して1絵素を構成する3本の半円管4
3,43,43の2絵素分、つまり、6本の半円管4
3,43…の開口底部をその径方向に順次一体に連結し
て波板状に形成したものである。各半円管43はガラス
製円管をほぼ半割状に分断してその内面のほぼ全長に、
B,G,Rにそれぞれ発光する2絵素分の蛍光体膜42
Pをそれぞれ被着し、軸方向両端部の両開口底面を陰極
室35と各陽極室37とにそれぞれ連通させている。ま
た、各半円管43の外方に凸の湾曲外面43cを表示面
としている。
【0049】さらに、前面板41の前面には必要に応じ
て各半円管43の蛍光体膜42pの各発光色に対応した
蛍光体膜42pをそれぞれ被着している。
【0050】次に本実施例の作用を説明する。
【0051】共通陰極36と所要の陽極38との間に所
要の電圧を印加すると、両者36,38間で放電が発生
し、この放電は通電中の陽極38を内包する半円管43
内の水銀を励起して紫外線を発生させる。この紫外線は
さらに半円管43内の蛍光体膜42Pを励起して所要色
に発光し、表示面43cより出光される。
【0052】また、1絵素分、または2絵素分の複数の
陽極38,38…と共通陰極36との間に電圧を印加す
ると、1絵素分または2絵素分の色光を表示面43cか
ら出光する。
【0053】したがって本実施例によれば、フェースプ
レート42は例えば6本の半円管43,43…を順次一
体に連結して各表示面43cを連続して構成しているの
で、各半円管43間に間隙がなく、表示面43cの高密
度実装を図ることができる上に、ほぼ一工程で例えば2
絵素分のフェースプレート42を製造できるので、製造
効率を高めることができる。また、フェースプレート4
2はその表示面43cを外方に凸の湾曲面で形成してい
るので、前記実施例と同様に、各表示面43cにおける
外光の反射光量を低減することができ、コントラストの
向上と、背景の映り込みを防止することができる。
【0054】さらに、フェースプレート42の波形表示
面43cの各凹部、つまり、隣接する半円管43,43
間の各凹部も湾曲しているので、ここでの反射光を拡散
させてコントラストの向上と背景の映り込みを防止でき
る。
【0055】図10は本願第3の発明の一実施例の表示
装置50の正面図であり、この表示装置50は、前記し
たように構成された表示素子11,31の複数個を、図
示しない表示棚の複数段の各棚板51上に密に載置し
て、縦横に配設することにより大型の表示画面52を構
成している。
【0056】この表示装置50は前記表示素子11,3
1の複数個を縦横に配設しているので、この表示素子1
1,31の効果と同様の効果を奏することができる。
【0057】つまり、表示素子11,31を高密度実装
できるので、表示画質を高めることができる上に、表示
素子11,31の製造コストを低減することができるの
で、表示装置全体としての製造コストの低減も図ること
ができる。
【0058】なお、各表示素子11,31はその各湾曲
管22、各半円管43の軸線を図6中、縦方向に一致さ
せても、横方向に一致させてもよい。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように本願第1の発明は、
表示面を有する湾曲管の隣接するもの同士の複数本を一
体化したので、湾曲管同士の隙間を解消させて高密度実
装を図ることができる上に、複数本の湾曲管をほぼ同時
に形成することができるので、その製造効率を高めるこ
とができる。
【0060】また、表示面が湾曲しているので、この湾
曲表示面で外光が反射して、この表示面を見る者の眼に
入射する反射光量を低減できる。このために、コントラ
ストを高める上に、背景の映り込みを防止して、表示面
を見易くすることができる。
【0061】そして、本願第2の発明は、隣接する複数
本の半円管を径方向に順次一体に連結してフェースプレ
ートを形成するので、半円管同士の間隙を無くして表示
面の高密度実装を図ることができると共に、半円管を個
々に製造する場合に比して製造効率を高めることができ
る。
【0062】また、フェースプレートの表示面を湾曲面
に形成しているので、第1の発明と同様に表示面のコン
トラストを高める上に、背景の映り込みを防止し、表示
面を見易くすることができる。
【0063】また、本願第3の発明はこれら第1、第2
の発明のいずれかの表示素子を縦横に配設するので、こ
れら第1、第2の発明のいずれかの効果と同様の効果を
奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願第1の発明に係る表示素子の一実施例の斜
視図。
【図2】図1で示す電極部のベースの斜視図。
【図3】図1のIII −III 線断面図。
【図4】図1で示す一体型湾曲管を製造する場合の第1
の工程を示す斜視図。
【図5】(A)は図1で示す一体型湾曲管を製造する場
合の第2工程を示す斜視図、(B)は同図(A)の工程
により製造された一体形ガラスバルブの斜視図、(C)
は最終工程の結果製造された一体形湾曲管の斜視図。
【図6】図1等で示す表示素子の表示面における反射光
量を低減する効果を示す図。
【図7】本願第2の発明に係る表示素子の一実施例の斜
視図。
【図8】図7のVIII−VIII線断面図。
【図9】図7のIX−IX線断面図。
【図10】本願第4の発明の一実施例に係る表示装置の
正面図。
【図11】従来の表示素子の一部拡大側面図。
【符号の説明】
11,31 表示素子 12,32 電極部 13,33 表示部 15,35 陰極室 16,36 共通陰極 17,37 陽極室 18,38 陽極 20,40 放電孔 21,41 前面板 22 一体形湾曲管 22B 青色発光の湾曲管 22G 緑色発光の湾曲管 22R 赤色発光の湾曲管 22p 蛍光体膜 26 一体形ガラスバルブ 42 フェースプレート 43 半円管 43c 表示面 50 表示装置 52 表示画面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 共通電極およびこれとそれぞれ対をなす
    複数の電極とをそれぞれ収容する電極室を形成して前面
    にこれら電極室に連通する複数の放電孔をそれぞれ配設
    する電極部と、前記対をなす電極同士の電極室に対応す
    る前記放電孔同士を連通させて放電空間をそれぞれ形成
    する複数本の湾曲管の内面に蛍光体膜を被着し、これら
    湾曲管の湾曲部を表示面として複数の画素を構成する表
    示部とを有し、前記湾曲管のうち相互に隣接するもの同
    士の複数本を一体に形成すると共に、前記各表示面を湾
    曲面に形成したことを特徴とする表示素子。
  2. 【請求項2】 共通電極およびこれとそれぞれ対をなす
    複数の電極とをそれぞれ収容する電極室を形成してこれ
    ら電極室の開口端を前面に設ける電極部と、この電極部
    の前面に固定されて前記各電極室の開口端に連通する放
    電孔をそれぞれ穿設する前面板と、この前面板の前方を
    気密に被覆して前記対をなす電極同士の電極室に対応す
    る一対の前記放電孔同士を連通させて放電空間をそれぞ
    れ気密に形成する複数本の半円管の湾曲した各外面を表
    示面として複数の画素を構成する表示部とを有し、前記
    半円管の複数本を径方向に一体に連結してフェースプレ
    ートを形成し、このフェースプレートの内面および前記
    前面板の前面の少なくとも一方に蛍光体膜を被着したこ
    とを特徴とする表示素子。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の複数の表示素子
    を縦横に配設して表示画面を構成したことを特徴とする
    表示装置。
JP3234821A 1991-09-13 1991-09-13 表示素子および表示装置 Pending JPH0572977A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3234821A JPH0572977A (ja) 1991-09-13 1991-09-13 表示素子および表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3234821A JPH0572977A (ja) 1991-09-13 1991-09-13 表示素子および表示装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0572977A true JPH0572977A (ja) 1993-03-26

Family

ID=16976915

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3234821A Pending JPH0572977A (ja) 1991-09-13 1991-09-13 表示素子および表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0572977A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR910001871B1 (ko) 칼라형광표시램프어셈블리
JPH0278147A (ja) 平面形蛍光ランプ
JPH0572977A (ja) 表示素子および表示装置
JP4493693B2 (ja) 複数のガス放電管からなる表示装置、および表示装置の製造方法
JPH0561419A (ja) 表示素子および表示装置
JPH05182615A (ja) 表示素子
JP2741884B2 (ja) 蛍光ランプ
JP2741877B2 (ja) 蛍光ランプ
JPH0512904A (ja) 表示素子および表示装置
JPH0542108B2 (ja)
KR100453247B1 (ko) 평판형 형광램프
JPH09274892A (ja) 光源用蛍光表示管
JP2563012B2 (ja) 表示用発光素子
JPH10106501A (ja) 表示用蛍光ランプ
KR100335067B1 (ko) 플라즈마 디스플레이 패널
JPH0588631A (ja) 表示素子および表示装置
JPH047541B2 (ja)
JP2001015076A (ja) 放電ランプ、表示素子および表示装置
JP2001068033A (ja) 発光装置
JP2001068028A (ja) ガス放電管
JPH07211295A (ja) 放電表示素子
JPH0982249A (ja) 光源用蛍光表示管
JPS5951450A (ja) 表示用けい光ランプ
JPH11111232A (ja) 表示用蛍光ランプ
JPH08162071A (ja) 放電表示素子およびそれを用いた映像表示装置