JP2741877B2 - 蛍光ランプ - Google Patents

蛍光ランプ

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JP2741877B2
JP2741877B2 JP63282960A JP28296088A JP2741877B2 JP 2741877 B2 JP2741877 B2 JP 2741877B2 JP 63282960 A JP63282960 A JP 63282960A JP 28296088 A JP28296088 A JP 28296088A JP 2741877 B2 JP2741877 B2 JP 2741877B2
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秀三 圷
郁弘 奥野
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松下電子工業株式会社
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J61/00Gas-discharge or vapour-discharge lamps
    • H01J61/92Lamps with more than one main discharge path

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  • Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は大型カラー映像表示装置の発光素子等に用い
られる蛍光ランプに関するものである。
従来の技術 大型カラー映像表示装置に用いられる複数の絵素をも
つ発光素子として、第5図に示すような蛍光ランプが特
開昭61−55851号公報において提案されている。この図
において、放電空間16a,16b,16cがひとつの絵素を,放
電空間17a,17b,17cがもうひとつの絵素をそれぞれ形成
している。
なお、第5図中、18は電極、19は電極フィラメントを
それぞれ示す。
発明が解決しようとする課題 しかし、第5図に示すような構成では、この蛍光ラン
プを大型カラー映像表示装置の発光素子として用いる場
合、外形が六角形であるため、画面でのランプの配置方
法が複雑となり、その組立が簡単ではない。また、この
ようなランプ形状では、一般に放電路は棒状となるた
め、ランプ面積に対する発光面積の比が小さくなり、発
光輝度が低下する。さらに、第5図に示すような構成で
は、フィラメントコイルの軸を中心として、熱電子が供
給されるので、フィラメントコイルの軸に対して放電空
間の軸が直交しない放電空間が生じる結果、各放電空間
に対する熱電子の供給が不均一となりやすい。このた
め、放電維持電圧の不均一を招き、輝度むらを生じやす
い。
本発明はこのような問題点を解決するためになされた
もので、画面でのランプ配置が簡単で組立が容易であ
り、またランプ面積に対する発光面積の比が大きく、高
い輝度を有し、かつ輝度むらを防止した蛍光ランプを提
供するものである。
課題を解決するための手段 この問題を解決するために本発明の蛍光ランプは、透
光性の前面板を有する直方体状の気密容器本体と、この
気密容器本体の底面中央部に一体化された電極フィラメ
ント収納部とから気密容器を形成し、前記気密容器本体
内に格子状の隔壁を設けることによって複数の放電空間
を形成し、前記気密容器本体の底面中央部に各前記放電
空間と前記電極フィラメント収納部の空間部とを連通さ
せるための穴を独立して設け、前記電極フィラメント収
納部に設けられた単一の電極フィラメントを、この電極
フィラメントの軸が前記気密容器本体の各前記放電空間
の軸と直交する方向に配置するとともに、各前記放電空
間の前記穴から遠い方の端部に電極をそれぞれ設けて、
単一の前記電極フィラメントと複数の前記電極との間で
複数の放電路を形成し、かつ前記気密容器本体の各前記
放電空間に赤色、緑色および青色に発光する蛍光体をそ
れぞれ塗布することによって、赤色に発光する放電空
間、緑色に発光する放電空間、および青色に発光する放
電空間からなる絵素を、複数個有するものである。
作用 本発明の蛍光ランプは、例えば大型カラー映像表示装
置の発光素子として用いた場合、気密容器本体の形状が
直方体状であるので、画面でのランプ配置がきわめて簡
単であり、またランプ面積に対する発光面積の比も大き
いため、高い輝度が得られ、しかも電極フィラメントが
どの放電路に対してもこの軸と直交する方向に配置され
ているので、各放電空間に対する熱電子の供給が均一と
なり、このため放電維持電圧が均一化して、輝度むらを
防止することができる。
実施例 以下、本発明の一実施例について図面を用いて説明す
る。
第1図は本発明の一実施例である蛍光ランプの分解斜
視図、第2図は同正面図である。
第1図に示すように、本発明実施例の蛍光ランプ
は、、セラミックス容器からなる直方体状の気密容器本
体1、この前面に低融点ガラスで封着されたガラス板か
らなる前面板2、および、気密容器本体1の後面にあけ
られた穴3に一端が低融点ガラスで封着され、他端が封
止されているガラス管からなる電極フィラメント収納部
4で気密容器が構成されている。気密容器本体1内に
は、隔壁5が格子状に一体成形されて設けられていて、
6つの放電空間6a,6b,6c,7a,7b,7cが形成されている。
気密容器本体1の底面の中央部、つまり各放電空間の一
方の端部には、第2図に示すように、小さな穴8が独立
して設けられており、これらの穴によって各放電空間と
電極フィラメント収納部4の空間部とが連通されてい
る。これらの穴の近傍には、電極フィラメント収納部4
内に設けられたコイル状の電極フィラメント9が2本の
内部導入線10で支持されて配置されている。2本の内部
導入線10はステム11で支持されており、これらに外部導
入線13がそれぞれ接続されている。なお、12は排気管を
示す。また、穴8から遠い方の端部、つまりこれらの放
電空間の他方の端部には各々電極14a,14b,14c,15a,15b,
15cが設けられて、電極フィラメント9と電極14a,14b,1
4c,15a,15b,15cとの間で複数の放電路が形成されてい
る。電極フィラメント9はこの軸が放電空間6a,6b,6c,7
a,7b,7cの軸と直交する方向に設けられている。気密容
器内には水銀および希ガスが封入されている。
気密容器本体1の各放電路となる部分、すなわち放電
空間7a,7aを形成しているセラミックス壁面には緑色
(G)に発光する希土類蛍光体が、放電空間6b,7bを形
成しているセラミックス壁面には赤色(R)が発光する
希土類蛍光体が、そして放電空間6c,7cを形成している
セラミックス壁面には青色(B)に発光する希土類蛍光
体がそれぞれ塗布されている。
以上のようにして、放電空間6a,6b,6cがひとつの絵素
を、放電空間7a,7b,7cがもうひとつの絵素をそれぞれ形
成している。
このような発光素子の電極フィラメント(陰極)9に
電流を通じ、各電極(陽極)14a,14b,14c,15a,15b,15c
に放電開始に必要な電圧を選択して印加するとともに、
各放電路に流れる電流を変化させると、第3図に示され
た範囲内の色度を得ることができた。これからわかるよ
うに、現在用いられているカラーTVの色再現とほぼ同等
で色再現性がよい。
また、それらの電流を時間的に変化させると、その変
化に追従して輝度が変化することも認められた。
このような結果はこの発光素子がカラー映像表示用と
して使用可能であることを意味する。
そして、このような発光素子の輝度を、放電空間の長
さがほぼ同じである第5図に示すような従来構成の発光
素子のそれと比較したところ、本発明実施例のものは同
じ入力電力に対して輝度が約1.3倍であった。また、こ
のような発光素子を第4図に示されたような配置でもっ
て多数並べると、従来のかかる発光素子に比べて、単位
面積当り約1.3倍の素子数を並べることができた。そし
て、その並べ方も素子の上下関係だけを配慮すればよい
ので、第5図に示すような素子に比べて、きわめて簡単
であった。さらに、各放電空間の放電維持電圧も均一
で、輝度むらの発生もなかった。
発明の効果 以上説明したように、本発明は画面でのランプ配置が
きわめて簡単であり、またランプ面積に対する発光面積
の比が大きく、高い輝度が得られ、しかも輝度むらのな
い蛍光ランプを提供することができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である蛍光ランプの分解斜視
図、第2図は同正面図、第3図は本発明にかかる蛍光ラ
ンプの発光色の領域を示す色度図、第4図は本発明にか
かる蛍光ランプをカラー映像表示用として用いた場合の
配置例を示す図、第5図は従来例の蛍光ランプを説明す
るための図である。 1……気密容器本体、2……前面板、3……穴、4……
電極フィラメント収納部、5……隔壁、6a,6b,6c,7a,7
b,7c,……放電空間、8……穴、9……電極フィラメン
ト、14a,14b,14c,15a,15b,15c……電極。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】透光性の前面板を有する直方体状の気密容
    器本体と、この気密容器本体の底面中央部に一体化され
    た電極フィラメント収納部とから気密容器を形成し、前
    記気密容器本体内に格子状の隔壁を設けることによって
    複数の放電空間を形成し、前記気密容器本体の底面中央
    部に各前記放電空間と前記電極フィラメント収納部の空
    間部とを連通させるための穴を独立して設け、前記電極
    フィラメント収納部に設けられた単一の電極フィラメン
    トを、この電極フィラメントの軸が前記気密容器本体の
    各前記放電空間の軸と直交する方向に配置するととも
    に、各前記放電空間の前記穴から遠い方の端部に電極を
    それぞれ設けて、単一の前記電極フィラメントと複数の
    前記電極との間で複数の放電路を形成し、かつ前記気密
    容器本体の各前記放電空間に赤色、緑色および青色に発
    光する蛍光体をそれぞれ塗布することによって、赤色に
    発光する放電空間、緑色に発光する放電空間、および青
    色に発光する放電空間からなる絵素を、複数個有するこ
    とを特徴とする蛍光ランプ。
JP63282960A 1988-11-09 1988-11-09 蛍光ランプ Expired - Fee Related JP2741877B2 (ja)

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CA2127850C (en) * 1993-07-19 1999-03-16 Takio Okamoto Luminescent panel for color video display and its driving system, and a color video display apparatus utilizing the same

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JPS60123179A (ja) * 1983-12-07 1985-07-01 Mitsubishi Electric Corp カラ−画像表示装置
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