JPH057037B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH057037B2 JPH057037B2 JP59129579A JP12957984A JPH057037B2 JP H057037 B2 JPH057037 B2 JP H057037B2 JP 59129579 A JP59129579 A JP 59129579A JP 12957984 A JP12957984 A JP 12957984A JP H057037 B2 JPH057037 B2 JP H057037B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bobbin
- thread
- sewing machine
- needle
- indicates
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000009958 sewing Methods 0.000 claims description 13
- 239000004677 Nylon Substances 0.000 description 2
- 229920001778 nylon Polymers 0.000 description 2
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 229920000728 polyester Polymers 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は工業用ミシンにおける上糸の給糸機
構、詳しくは給糸がくずれ、もつれることがなく
スムーズに給糸され糸切れの虞れが少ない上糸の
給糸機構に関するものである。
構、詳しくは給糸がくずれ、もつれることがなく
スムーズに給糸され糸切れの虞れが少ない上糸の
給糸機構に関するものである。
従来の一般的な給糸機構はミシン本体（例えば
アーム）上、若しくはミシン本体上方に配置した
ボビンより天秤に給糸しており、そのボビンa′は
第５図に示すようにテーブル１０上に起立固定さ
れた支柱１１に取付けて、ボビンa′に巻着した糸
を引き上げるようにして給糸していた。そのた
め、この従来品はテーブル１０とボビンa′の下端
部との間〓イにボビンa′からくずれた糸がもつれ
たり或いはからまつて糸切れする不具合があつ
た。また、ボビンa′からテーブル１０上に糸がく
ずれないようにすると、テーブル１０とボビン
a′との間〓イに糸がからまる虞れがなくなるが、
糸の抵抗によつて糸切れが生じる。且又、テーブ
ル１０とボビンa′との間に間〓イが生じないよう
に、ボビンa′をテーブル１０に取付ければ、ボビ
ンa′の回転抵抗によつて糸切れする虞れがあつ
た。
アーム）上、若しくはミシン本体上方に配置した
ボビンより天秤に給糸しており、そのボビンa′は
第５図に示すようにテーブル１０上に起立固定さ
れた支柱１１に取付けて、ボビンa′に巻着した糸
を引き上げるようにして給糸していた。そのた
め、この従来品はテーブル１０とボビンa′の下端
部との間〓イにボビンa′からくずれた糸がもつれ
たり或いはからまつて糸切れする不具合があつ
た。また、ボビンa′からテーブル１０上に糸がく
ずれないようにすると、テーブル１０とボビン
a′との間〓イに糸がからまる虞れがなくなるが、
糸の抵抗によつて糸切れが生じる。且又、テーブ
ル１０とボビンa′との間に間〓イが生じないよう
に、ボビンa′をテーブル１０に取付ければ、ボビ
ンa′の回転抵抗によつて糸切れする虞れがあつ
た。
そこで、本発明者は種々の実験を重ね鋭意研究
に努めた結果、本発明に至つた。
に努めた結果、本発明に至つた。
即ち、本発明はボビンをハンガーから懸垂し
て、糸がボビンより抵抗なく繰出せるようにする
と共に、その糸が風等の抵抗を受けることなくス
ムーズに天秤に供給できるように誘導管をボビン
と天秤との間に配設したものである。
て、糸がボビンより抵抗なく繰出せるようにする
と共に、その糸が風等の抵抗を受けることなくス
ムーズに天秤に供給できるように誘導管をボビン
と天秤との間に配設したものである。
以下、図面にもとづいて本発明の実施例を説明
する。
する。
図中ａは糸１がコンビネーシヨンビルデイング
など解け易い方法で巻取られているボビン（木
管）で、このボビンａはその上端がハンガーｂの
ガイド溝ｂ１に装着されている。糸１はナイロ
ン、ポリエステルなどの糸であり、前記ボビンａ
を懸垂した際に自重によつて自然に解けて落ちる
ものであれば、図示しないが、筒状の弾性体（例
えばナイロンで筒状に丸編みしたもの）をボビン
ａの外側に嵌装することが望ましい。
など解け易い方法で巻取られているボビン（木
管）で、このボビンａはその上端がハンガーｂの
ガイド溝ｂ１に装着されている。糸１はナイロ
ン、ポリエステルなどの糸であり、前記ボビンａ
を懸垂した際に自重によつて自然に解けて落ちる
ものであれば、図示しないが、筒状の弾性体（例
えばナイロンで筒状に丸編みしたもの）をボビン
ａの外側に嵌装することが望ましい。
このボビンａは従来と同一のものであり、正逆
反対にハンガーｂに固定されている。ａ１はボビ
ンａの座盤を示す。
反対にハンガーｂに固定されている。ａ１はボビ
ンａの座盤を示す。
ハンガーｂは支柱ｃ，ｃに取付けられており、
その上部には前記ボビンａを挾し込み固定するガ
イド溝b1があり、下部には通孔を有する受皿b2が
設けてある。そしてその通孔はボビンａの軸心延
長線上に開孔されている。
その上部には前記ボビンａを挾し込み固定するガ
イド溝b1があり、下部には通孔を有する受皿b2が
設けてある。そしてその通孔はボビンａの軸心延
長線上に開孔されている。
Ａは工業用のミシン本体で、このミシン本体Ａ
の天秤２近傍まで、前記受皿b2の通孔に一端を固
定した誘導管ｄが延設されている。図中３は針
体、４は押え金、５は針棒を夫々示す。
の天秤２近傍まで、前記受皿b2の通孔に一端を固
定した誘導管ｄが延設されている。図中３は針
体、４は押え金、５は針棒を夫々示す。
誘導管ｄは糸１ｍ〜３ｍ程の長さの可撓性を有
する合成樹脂製パイプ（チユーブ）で、取付部材
６など固定部に下端が固定されている。
する合成樹脂製パイプ（チユーブ）で、取付部材
６など固定部に下端が固定されている。
斯して、ボビンａの上糸１は自重によつてボビ
ンａ下方の受皿b2上に垂下して略１巻分ほど載置
すると共に受皿b2の通孔から誘導管ｂ内に導入さ
れる。そして、その上糸１を誘導管ｄ内を通過さ
せてミシン本体Ａの天秤２を介して針体３に通
し、運転させると、糸１は図示するか如く受皿b2
上に一巻程解かれ乍ら、針体３に給糸される。第
４図は多針用ミシンにおける上糸給糸機構であ
る。
ンａ下方の受皿b2上に垂下して略１巻分ほど載置
すると共に受皿b2の通孔から誘導管ｂ内に導入さ
れる。そして、その上糸１を誘導管ｄ内を通過さ
せてミシン本体Ａの天秤２を介して針体３に通
し、運転させると、糸１は図示するか如く受皿b2
上に一巻程解かれ乍ら、針体３に給糸される。第
４図は多針用ミシンにおける上糸給糸機構であ
る。
本発明によれば、上糸のボビンがハンガーに懸
垂されているため上糸が抵抗なくボビンから下方
に繰り出されて、ミシン本体の針体に供給され
る。従つて前記従来品に比べスムーズに引掛りな
どなく上糸が供給され上糸の糸切りを完全に防止
できる。しかも従来のボビンを逆にハンガーにセ
ツトするのであるから、その構造が極めて簡単で
あり、セツトの作業性も損なわれない。
垂されているため上糸が抵抗なくボビンから下方
に繰り出されて、ミシン本体の針体に供給され
る。従つて前記従来品に比べスムーズに引掛りな
どなく上糸が供給され上糸の糸切りを完全に防止
できる。しかも従来のボビンを逆にハンガーにセ
ツトするのであるから、その構造が極めて簡単で
あり、セツトの作業性も損なわれない。
更に、本発明によれば、ボビン下方に固定した
受皿と、天秤との間に渉つて誘導管が配設されて
いるため、この誘導管を通して上糸が給糸され
る。従つて、ミシンの振動、自動ミシンによる被
縫製品の送り込み……などによる風圧によつて、
天秤に供給される上糸が影響を受けない。そのた
め、ボビンから天秤に上糸が風圧等の抵抗を受け
ることなくスムーズに供給され、上糸のからま
り、上糸切れを防止できる。
受皿と、天秤との間に渉つて誘導管が配設されて
いるため、この誘導管を通して上糸が給糸され
る。従つて、ミシンの振動、自動ミシンによる被
縫製品の送り込み……などによる風圧によつて、
天秤に供給される上糸が影響を受けない。そのた
め、ボビンから天秤に上糸が風圧等の抵抗を受け
ることなくスムーズに供給され、上糸のからま
り、上糸切れを防止できる。
依つて所期の目的を達成する。
第１図乃至第４図は本発明の一実施例を示し、
第１図はその側面図、第２図は要部の一部を切欠
して示す正面図、第３図は第２図における縦断面
図、第４図は多針用ミシンにおける本発明品の斜
視図である。第５図は従来品の一部を示す正面図
である。図中ａはボビン、ｂはハンガー、ｄは誘
導管、１は糸を夫々示す。
第１図はその側面図、第２図は要部の一部を切欠
して示す正面図、第３図は第２図における縦断面
図、第４図は多針用ミシンにおける本発明品の斜
視図である。第５図は従来品の一部を示す正面図
である。図中ａはボビン、ｂはハンガー、ｄは誘
導管、１は糸を夫々示す。
Claims (1)
- １ ミシン本体の上方に配置したハンガーにボビ
ンを懸垂し、該ボビンの下方に、通孔を有する受
皿を固定し、この受皿と天秤との間に渉つて誘導
管を配設してボビンの上糸を受皿上に垂下し、受
皿の通孔から誘導管内を通過させて天秤に給糸す
ることを特徴とするミシンにおける上糸の給糸機
構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12957984A JPS618089A (ja) | 1984-06-22 | 1984-06-22 | ミシンにおける上糸の給糸機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12957984A JPS618089A (ja) | 1984-06-22 | 1984-06-22 | ミシンにおける上糸の給糸機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS618089A JPS618089A (ja) | 1986-01-14 |
| JPH057037B2 true JPH057037B2 (ja) | 1993-01-27 |
Family
ID=15012947
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12957984A Granted JPS618089A (ja) | 1984-06-22 | 1984-06-22 | ミシンにおける上糸の給糸機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS618089A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1025654A (ja) * | 1996-05-09 | 1998-01-27 | Barudan Co Ltd | 刺繍ミシンの上糸供給構造 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS48111356U (ja) * | 1972-03-27 | 1973-12-20 |
-
1984
- 1984-06-22 JP JP12957984A patent/JPS618089A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1025654A (ja) * | 1996-05-09 | 1998-01-27 | Barudan Co Ltd | 刺繍ミシンの上糸供給構造 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS618089A (ja) | 1986-01-14 |
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