JPH1030622A - ファスナ - Google Patents

ファスナ

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JPH1030622A
JPH1030622A JP18579596A JP18579596A JPH1030622A JP H1030622 A JPH1030622 A JP H1030622A JP 18579596 A JP18579596 A JP 18579596A JP 18579596 A JP18579596 A JP 18579596A JP H1030622 A JPH1030622 A JP H1030622A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】仮組作業を容易にし、仮組付作業性を向上す
る。 【解決手段】ピン部材10の軸部12をグロメット20
の開口22に挿入して、ピン部材10が半挿入範囲内で
移動可能になるが、弾撥片16が軸部12または筒部2
3に弾撥的に当接し、ピン部材10を仮組位置へ戻す方
向へ付勢し、仮組位置では係合部15が仮拘束部26に
当接してピン部材10の抜けが規制されるので、ピン部
材10が仮組位置近傍に保持されるようにし、仮組作業
が容易になり、仮組状態でピン部材10とグロメット2
0とのガタツキが減少して、仮組付作業性を向上するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、グロメットの頭部
に開設された開口にピン部材の軸部を挿入していき、挿
入終了時に、前記開口の周縁に連続して延設された筒部
の延設部を、前記ピン部材の軸部が押し広げるようにし
たファスナに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のファスナとしては、例えば、実公
平1−35928号公報に開示されたものがある。すな
わち、グロメットの頭部に開口が開設され、該開口の周
縁部に連続して脚片が垂下され、ピンの軸部に外部へ突
出する一対の爪が形成され、ピンの軸部をグロメットの
開口に通していくと、一対の爪の一方がグロメットの開
口の周縁を乗越えるとともに、一対の爪の他方がグロメ
ットの開口の周縁に係止するようになり、一対の爪が開
口の周縁を挟むようになり、それにより、グロメットと
ピンとが仮組されるものである。一般的にグロメットと
ピンとはこの仮組された状態で搬送され、ピンの軸部が
完全に挿入されて組み付けが完了する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のファスナでは、一対の爪の間の間隙が狭く、
仮組時において挿入する際の力加減によっては、一対の
爪が共にグロメットの開口の周縁を乗越えてしまう場合
が生じ、一対の爪が共に乗り越えた場合には、例えば、
ピンの軸部を一度引き抜いて、仮組作業をやり直す必要
があり、作業性が良くない、一方、一対の爪の間の間隙
を広げていくと、広げた分だけ、グロメットとピンとに
相互のガタツキが増大して、仮組み状態が不揃いとな
り、組み付ける際や搬送時に取り扱いにくいという問題
点があった。本発明は、このような従来の問題点に着目
してなされたもので、仮組作業が容易で、しかも仮組状
態でピン部材とグロメットとのガタツキが減少し、仮組
状態のバラツキが低減して、仮組付作業性を向上するこ
とができるファスナを提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの本発明の要旨とするところは、次の各項に記載され
た事項に存する。 [1] グロメット(20)の頭部(21)に開設され
た開口(22)にピン部材(10)の軸部(12)を挿
入していき、挿入終了時に、前記開口(22)の周縁に
連続して延設された筒部(23)の延設部を、前記ピン
部材(10)の軸部(12)が押し広げるようにしたフ
ァスナにおいて、前記ピン部材(10)の挿入初期位置
と挿入終了位置との間の半挿入範囲内に設定される仮組
位置で、係合部(15)が当接して前記ピン部材(1
0)の抜けを規制する仮拘束部(26)と、前記軸部
(12)または前記筒部の一方から前記軸部(12)ま
たは前記筒部(23)の他方に弾撥的に当接し、前記ピ
ン部材(10)を前記係合部(15)と仮拘束部(2
6)とが当接する方向へ付勢して、該ピン部材(10)
を前記仮組位置に保持する弾撥片(16)と、前記軸部
(12)または前記筒部(23)の一方に設けられ、前
記ピン部材(10)を前記仮組位置からさらに挿入する
際に前記弾撥片(16)を収容する収納空間(17)と
を備えたことを特徴とするファスナ。
【0005】[2] 前記弾撥片(16)は、前記ピン
部材(10)を抜き方向へ付勢することを特徴とする1
項記載のファスナ。 [3] 前記弾撥片(16)は、前記収納空間(17)
に収容される収納状態では多角形断面形の軸部(12)
の角部(12a)を構成し、前記弾撥的に当接する弾撥
状態では該角部(12a)が前記軸部(12)から分離
することを特徴とする1または2項記載のファスナ。
【0006】[4] 前記係合部(15)は、前記多角
形断面形の軸部(12)の角部(12a)を外方へ突出
させて形成し、筒部(23)は前記多角形断面形の軸部
(12)が内挿する同じく多角形断面形の筒壁(24)
を有し、該多角形断面形の筒壁(24)の角部(12
a)に、前記軸部(12)の軸線と平行に延び、前記係
合部(15)が移動可能に嵌合するスリット(25)を
形成し、前記仮拘束部(26)は、前記スリット(2
5)の一端部に形成されていることを特徴とする1、2
または3項記載のファスナ。
【0007】次に前記各項に記載された発明の作用につ
いて説明する。 [1]項記載のファスナでは、ピン部材(10)の軸部
(12)をグロメット(20)の開口(22)に挿入し
ていくと、ピン部材(10)は、弾撥片(16)によっ
て付勢され、係合部(15)と仮拘束部(26)とが当
接する方向へ容易に移動させられ、仮組位置に保持され
る。作業者は単に仮組位置近傍にまでピン部材(10)
を挿入するだけで、後は弾撥片(16)によって自動的
に、仮組位置まで移動調整されることになり、仮組作業
を容易に行なうことができる。
【0008】ピン部材(10)が仮組位置に保持された
状態では、ピン部材(10)とグロメット(20)との
相互ガタつきは小さく、仮組状態のバラツキを低減する
ことができ、容易に取り扱うことができる。 [2] 仮組位置にて係合部(15)が仮拘束部(2
6)を乗越えて、ピン部材(10)は半挿入範囲内で移
動可能になる。前後して、軸部(12)または筒部(2
3)の一方に設けられた弾撥片(16)が軸部(12)
または筒部(23)の他方に弾撥的に当接し、ピン部材
(10)を抜き方向へ付勢する。それにより、ピン部材
(10)は半挿入範囲内で抜き方向へ移動し、やがて、
係合部(15)が仮拘束部(26)に当接して、ピン部
材(10)が抜け不能に仮組位置に保持される。すなわ
ち、ピン部材(10)は仮組位置を大きく行過ぎて挿通
しても、仮組位置に戻り、その仮組位置に保持され、作
業者は、単に係合部(15)が仮拘束部(26)を乗越
えさせればよく、仮組作業を容易に行なうことができ
る。
【0009】弾撥片(16)がピン部材(10)を抜き
方向へ付勢するので、ピン部材(10)の頭部(11)
とグロメット(20)の頭部(21)との間の間隔が十
分広くなり、車体パネル等への最終組付作業時に作業者
の太い指や、さらに軍手などの手袋によって太さを増し
た指、自動機のマニピュレータでも、ピン部材(10)
の頭部(11)やピン部材(10)の首部を確実に把持
することができる。
【0010】[3]項記載のファスナでは、前記弾撥片
(16)は、前記収納空間(17)に収容される収納状
態では多角形断面形の軸部(12)の角部(12a)を
構成し、前記弾撥的に当接する弾撥状態では該角部(1
2a)が前記軸部(12)から分離するようにしたの
で、多角形断面形の軸部(12)が挿通する筒部(2
3)は、その内壁を同じく多角形断面形に形成すればよ
く、成形し易い形にすることができる。
【0011】[4]項記載のファスナでは、前記係合部
(15)は、前記多角形断面形の軸部(12)の角部
(12a)を外方へ突出させて形成し、筒部(23)は
前記多角形断面形の軸部(12)が内挿する同じく多角
形断面形の筒壁(24)を有し、該筒壁(24)は、前
記軸部(12)の軸線と平行に延び、前記係合部(1
5)が移動可能に嵌合するスリット(25)を有し、前
記仮拘束部(26)は、前記スリット(25)の一端部
に形成されているので、ピン部材(10)およびグロメ
ット(20)は、その軸部(12)および筒部(23)
を多角形断面形にそれぞれ形成し、軸部(12)の角部
(12a)には係合部(15)を形成し、多角形断面形
の筒部(23)の隅部には係合部(15)に対応してス
リット(25)を形成すれば済み、ピン部材(10)お
よびグロメット(20)が複雑な形に成らないで、共
に、成形し易い形にすることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の一実
施の形態を説明する。各図は本発明の一実施の形態を示
している。図1〜図8に示すように、本実施の形態にか
かるファスナは、ピン部材10とグロメット20とから
成る。ピン部材10は、頭部11と軸部12とを有し、
軸部12の一般部は図5に示すように四角形断面形に形
成されている。また、ピン部材10の首部は図4に示す
ように、十字状のリブ形に成形されている。
【0013】ピン部材10の軸先部14には係合部15
が形成されている。係合部15は、図7に示すように、
四角形断面形の軸部の4つの角部12aを外方へそれぞ
れ突出させて成る。軸部10の軸先部14は、図3およ
び図6に示すように、係合部15から先端に向かって軸
径が徐々に細く成っている。図8に示すように、ピン部
材10の軸先部と首部との間には、弾撥片16が設けら
れている。弾撥片16は、その弾撥力により軸部12の
対角をなす一対の角部12aより外方へ斜めに突出して
いて、弾撥力に抗して軸心側へ撓んだ際に四角形断面形
の軸部12の角部12aを構成するように形成されてい
る。軸部12の角部12aには、一対の弾撥片16に対
応して、撓んだ際の弾撥片16を収容するための収容凹
部である収納空間17が形成されている。
【0014】図1〜図3および図9〜図11に示すよう
に、グロメット20は、頭部21と筒部23とを有して
いて、頭部21にはピン部材10の軸部12を挿通させ
るための四角形状の開口22が開設されている。筒部2
3は開口22に連続して垂下するように形成され、筒部
23は、軸部12と同じく四角形断面形の筒壁24に成
形されている。筒壁24の四隅には、図9および図11
に示すように、筒壁24の先端から頭部21側に向かっ
て延びるスリット25が形成されている。4つのスリッ
ト25が形成されることで筒壁24は4つに分離され、
分離された各筒壁24の先端は、縮径されており、係合
部15が当接して、ピン部材10を挿入終了位置で抜け
不能に拘束する本拘束部27に成っている。また、スリ
ット25の奥部である一端部には、係合部15が当接し
てピン部材10を抜け不能に仮組位置に拘束する仮拘束
部26が形成されている。係合部15と弾撥片16の基
端との間の間隔は、仮拘束部26と開口22の周縁との
間の間隔より広めに設定されている。
【0015】次に、本実施の形態の作用を説明する。ピ
ン部材10の軸部12をグロメット20の開口22に通
していくと、軸部12の軸先部14がグロメット20の
筒壁24内に嵌り込み、やがて、軸先部14の係合部1
5がスリット25に嵌り込み、スリット25に沿って移
動する。
【0016】軸先部14の係合部15がスリット25に
沿って移動していくと、弾撥片16の基端がグロメット
20の開口22の周縁に当接し、開口22の周縁がその
付勢力に抗して弾撥片16を収納空間17側へ押し込ん
でいく。
【0017】弾撥片16の付勢力により、ピン部材10
の軸部12が抜け方向へ押し戻され、軸先部14の係合
部15もスリット25に沿って逆方向へ移動し、やが
て、軸先部14の係合部15が、スリット25の奥部で
ある仮拘束部26に当接し、ピン部材10の軸部12が
抜け不能に仮組位置に拘束される。
【0018】ピン部材10の軸部12をグロメット20
の筒壁24内に深く差し込んだ場合にも、弾撥片16が
大きく収納空間17側に撓み、弾撥片16の付勢力が大
きくなり、その大きな付勢力でピン部材10の軸部12
が抜け方向へ押し戻され、仮組位置に拘束されるように
なるので、ピン部材10の軸部12をグロメット20の
筒壁24内に差し込み加減が比較的緩やかであり、ピン
部材10とグロメット20との仮組を容易に行なうこと
ができる。ピン部材10とグロメット20とは、仮組さ
れた状態で使用現場へ搬送される。
【0019】上記仮組作業中の短い時間内に仮組位置ま
での移動が完了しないケースがあると、この搬送途中で
振動を受けている間に少しずつ移動を繰り返して、使用
現場へ到着する頃には、係合部15が、スリット25の
奥部である仮拘束部26に当接するようになり、仮組位
置に向けてさらに接近することになる。使用現場におい
ては、弾撥片16がピン部材10を抜き方向へ付勢して
いるので、ピン部材10が仮組位置近傍に戻るようにな
り、それにより、ピン部材10の頭部11とグロメット
20の頭部21との間の間隔が十分広くなり、その結
果、車体パネル等への最終組付作業時に作業者の太い指
や、さらに軍手などの手袋によって太さを増した指、自
動機のマニピュレータでも、ピン部材10の頭部11や
ピン部材10の首部を確実に把持することができ、作業
性が向上する。
【0020】ピン部材10を仮組位置からさらにグロメ
ット20の筒壁24内に差し込んでいくと、グロメット
20の開口22の周縁に押されて、弾撥片16が収納空
間17側に撓み、収納空間17に収容され、軸部12の
角部を構成するようになり、軸部12が全体的に四角形
断面形になってグロメット20の開口22内に入り込
む。軸部12の軸先部14が4つのスリット25の各先
端部を弾撥力に抗して外方へ押し出し、4つのスリット
25の各先端部が成す隙間が広くなり、広くなった隙間
に軸部12の軸先部14が挿通する。広くなった隙間に
軸部12の軸先部14が通り抜けると、4つのスリット
25の各先端部が復元して、スリット25の本拘束部2
7が、軸部12の係合部15に弾撥的に係合し、ピン部
材10が本組位置に拘束される。
【0021】前記実施の形態では、ピン部材10とグロ
メット20とを仮組して、さらに、本組するものを示し
たが、ピン部材10とグロメット20とを直接的に本組
するには、ピン部材10をグロメット20の開口22に
通し、4つのスリット25の各先端部が復元して、スリ
ット25の本拘束部27が、軸部12の係合部15に弾
撥的に係合し、ピン部材10が本組位置に拘束されるま
で、ピン部材10を押し込んでいけば良い。
【0022】前記実施の形態にかかるファスナでは、弾
撥片16と収納空間17とをピン部材10側に設けたも
のを示したが、グロメット20側に設けてもよい。
【0023】また、ピン部材10の軸部12を四角形断
面形に形成したものを示したが、五角形や6角形の断面
形に形成してもよいことはいうまでもなく、弾撥片16
を一対設けたものを示したが、ピン部材10の軸部12
が多角形断面形に成るに応じて三つ以上にしてもよい。
【0024】
【発明の効果】本発明にかかるファスナによれば、ピン
部材の軸部をグロメットの開口に挿入して、ピン部材が
半挿入範囲内で移動可能になるが、弾撥片が軸部または
筒部に弾撥的に当接し、ピン部材を仮組位置へ向かう方
向へ付勢し、仮組位置では係合部が仮拘束部に当接して
ピン部材の移動が規制されるので、仮組作業が容易で、
しかも仮組状態でピン部材とグロメットとのガタツキが
減少して、仮組状態のバラツキが低減して、仮組付作業
性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示すファスナを部分的
に破断して表わした正面図である。
【図2】本発明の一実施の形態を示すファスナの正面図
である。
【図3】本発明の一実施の形態を示すピン部材を部分的
に破断して表わした正面図である。
【図4】図3のIV−IV線断面図である。
【図5】図3のV−V線断面図である。
【図6】図3のVI−VI線断面図である。
【図7】図3のVII-VII 線断面図である。
【図8】図3のVIII-VIII 線断面図である。
【図9】本発明の一実施の形態を示すグロメットを部分
的に破断して表わした正面図である。
【図10】本発明の一実施の形態を示すグロメットの底
面図である。
【図11】図9のXI−XI線断面図である。
【符号の説明】
10…ピン部材 11…頭部 12…軸部 15…係合部 16…弾撥片 20…グロメット 21…頭部 22…開口 23…筒部 25…スリット 26…仮拘束部 27…本拘束部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】グロメットの頭部に開設された開口にピン
    部材の軸部を挿入していき、挿入終了時に、前記開口の
    周縁に連続して延設された筒部の延設部を、前記ピン部
    材の軸部が押し広げるようにしたファスナにおいて、 前記ピン部材の挿入初期位置と挿入終了位置との間の半
    挿入範囲内に設定される仮組位置で、係合部が当接して
    前記ピン部材の抜けを規制する仮拘束部と、 前記軸部または前記筒部の一方から前記軸部または前記
    筒部の他方に弾撥的に当接し、前記ピン部材を前記係合
    部と仮拘束部とが当接する方向へ付勢して、該ピン部材
    を前記仮組位置に保持する弾撥片と、 前記軸部または前記筒部の一方に設けられ、前記ピン部
    材を前記仮組位置からさらに挿入する際に前記弾撥片を
    収容する収納空間とを備えたことを特徴とするファス
    ナ。
  2. 【請求項2】前記弾撥片は、前記ピン部材を抜き方向へ
    付勢することを特徴とする請求項1記載のファスナ。
  3. 【請求項3】前記弾撥片は、前記収納空間に収容される
    収納状態では多角形断面形の軸部の角部を構成し、前記
    弾撥的に当接する弾撥状態では該角部が前記軸部から分
    離することを特徴とする請求項1または2記載のファス
    ナ。
  4. 【請求項4】前記係合部は、前記多角形断面形の軸部の
    角部を外方へ突出させて形成し、 筒部は前記多角形断面形の軸部が内挿する同じく多角形
    断面形の筒壁を有し、該多角形断面形の筒壁の隅部に、
    前記軸部の軸線と平行に延び、前記係合部が移動可能に
    嵌合するスリットを形成し、 前記仮拘束部は、前記スリットの一端部に形成されてい
    ることを特徴とする請求項1、2または3記載のファス
    ナ。
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