JPH0565078A - 車体骨格部材の接合構造 - Google Patents

車体骨格部材の接合構造

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Publication number
JPH0565078A
JPH0565078A JP22780191A JP22780191A JPH0565078A JP H0565078 A JPH0565078 A JP H0565078A JP 22780191 A JP22780191 A JP 22780191A JP 22780191 A JP22780191 A JP 22780191A JP H0565078 A JPH0565078 A JP H0565078A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
joint
front pillar
pillar upper
skeleton member
vehicle body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22780191A
Other languages
English (en)
Inventor
Masakiyo Kawaguchi
政清 川口
Hiroshi Ohashi
宏 大橋
Takeo Mori
健雄 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
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Publication of JPH0565078A publication Critical patent/JPH0565078A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フロントピラー等の骨格部材とジョイント材
との接合部位に凹凸を生じされることのない接合構造を
得る。 【構成】 鋳物でジョイントフロントピラーアッパ12
を成形し、車体骨格部材18、20、22との接合縁に
それぞれ段部40、50、60を形成する。この段部4
0、50、60の段差は、車体骨格部材18、20、2
2の部材厚と等しくされているので、閉断面とされる車
体骨格部材18、20、22の内側にジョイントフロン
トピラーアッパ12の段部40、50、60を挿入接合
すれば、ジョイントフロントピラーアッパ12と車体骨
格部材18、20、22との接合部位に凹凸が生じな
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、押し出し成形された車
体骨格部材の端部が接合する車体骨格部材の接合構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】車体フレームは、図2の示されるよう
に、フロントピラーアッパー18とルーフサイドレール
20及びルーフヘッドレール22等の端部は、ジョイン
ト50を介して連結されるようになっている。
【0003】従来、これらフロントピラーアッパー1
8、ルーフサイドレール20、ルーフヘッドレール22
及びジョイント50は、それぞれ押出し加工によって閉
断面または開断面を有する部材に成形されている。
【0004】ところが、押出し加工では、部材端部の複
雑な成形、例えば段部を設ける等の成形が容易でないた
め、通常、図4の一部拡大図に示されるように、例えば
ルーフヘッドレール22等の骨格部材と、ジョイント5
0との接合部位は、突き合わせ溶接または重ね合わせ溶
接によって接合されていた。しかしながら、このような
重ね合わせ溶接等では、結合強度が弱く、また凹凸が生
じるので、空力特性の向上が図れない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は係る事実を考
慮し、フロントピラー等の骨格部材とジョイント材との
接合部位に凹凸を生じさせることのない車体骨格部材の
接合構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る車体骨格部
材の接合構造は、鋳物で成形したジョイント材の車体骨
格部材との接合縁に、前記車体骨格部材の部材厚に相当
する段差を有する段部を形成したことを特徴としてい
る。
【0007】
【作用】上記構成の車体骨格部材の接合構造では、鋳物
でジョイント材を成形するので、ジョイント材の接合縁
に段部が容易に形成される。この段部の段差は骨格部材
の部材厚と等しくされている。従って、一般的に閉断面
に構成される骨格部材の内側にジョイント材の段部を挿
入接合すれば、骨格部材とジョイント材との外表面が同
一面となるので、接合部位に凹凸を生じさせることがな
く、結合強度も大きくなる。
【0008】
【実施例】本発明に係る車体骨格部材の接合構造は、図
2に示されるジョイントカウルサイド10、ジョイント
フロントピラーアッパ12、ジョイントクォーターピラ
ーアッパ14及びジョイントパッケージトレイ16にそ
れぞれ適用できる。
【0009】ここで、ジョイントフロントピラーアッパ
12を例に採って説明する。ジョイントフロントピラー
アッパ12には、フロントピラーアッパ18、ルーフサ
イドレール20及びルーフヘッドレール22の端部が接
合されている。
【0010】図1に示されるように、ジョイントフロン
トピラーアッパ12の左端と接合するルーフヘッドレー
ル22は、基板24の幅方向の両端部が階段状に屈曲さ
れ対面する側壁26、28が形成された開断面とされて
いる。側壁28の先端部には、フランジ部36が上方に
延設され、ルーフ32の掛止部34を掛止するようにな
っている。側壁28の折曲部からはリブ30が立設さ
れ、フランジ部36と相まって、ウインドシールドガラ
スが装着されるダムキットが嵌め込まれる取付溝38を
形成している。このジョイントフロントピラーアッパ1
2は、平面視してY字型とされ、中心軸線を境として、
一方が開断面、他方が閉断面とされている。また、ルー
フヘッドレール22と接合されるジョイントフロントピ
ラーアッパ12の接合縁は、ルーフヘッドレール22の
接合縁と同形状とされており、さらにその接合縁の端部
には、基板24と側壁26、28で構成される開口部へ
挿入される段部40が形成されている。この段部40の
段差hは、図3に示されるように、ルーフヘッドレール
22の部材厚tと等しく、接合部の外表面に凹凸を生じ
ないようになっている。また、図1に示されるように、
ジョイントフロントピラーアッパ12にもルーフヘッド
レール22のリブ36と突き合わされるリブ42が形成
され、取付溝38と連続する取付溝44を構成してい
る。
【0011】フロントピラーアッパ18は閉断面形状と
され、長手方向に沿ってリブ46、48が上方に向かっ
て立設されている。一方、このフロントピラーアッパ1
8に接合されるジョイントフロントピラーアッパ12の
接合縁は、フロントピラーアッパ18の接合縁と同形状
とされており、さらにその接合縁の端部には、閉断面内
に挿入される段部50が形成されている。
【0012】ルーフサイドレール20は、基板52の幅
方向の両端部が階段状に屈曲されて対面する側壁54、
56が形成された開断面とされている。側壁56の先端
部のフランジ部58には、ルーフ32の掛止部34が掛
止されるようになっている。一方、このルーフサイドレ
ール20に接合されるジョイントフロントピラーアッパ
12の接合縁は、ルーフサイドレール20の接合縁と同
形状とされており、さらにその接合縁の端部には、基板
52と側壁54、56で形成される開口部へ挿入される
段部60が形成されている。
【0013】次に、本実施例に係る作用を説明する。本
実施例に係るジョイントフロントピラーアッパ12の接
合縁は、それぞれフロントピラーアッパ18、ルーフサ
イドレール20及びルーフヘッドレール22の端部に接
合される。この接合は、フロントピラーアッパ18、ル
ーフサイドレール20及びルーフヘッドレール22の内
空内へジョイントフロントピラーアッパ12の接合縁に
形成された段部40、50、60がそれぞれ挿入された
状態で行われるので、接合部位の外表面に凹凸が生じる
ことがなく、しかも接合強度の向上が図られる。
【0014】
【発明の効果】本発明に係る車体骨格部材の接合構造は
上記構成としたので、フロントピラー等の骨格部材とジ
ョイント材との接合部位に凹凸を生じさせることのな
く、また接合強度の向上が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車体骨格部材の接合構造が適用さ
れた骨格部材の構造を示した部分斜視図である。
【図2】本発明に係る車体骨格部材の接合構造の接合部
を示した部分斜視図である。
【図3】本発明に係る車体骨格部材の接合構造が適用さ
れたジョイント材と骨格部材との接合縁部の接合状態を
示した部分断面図である。
【図4】従来のジョイント材と骨格部材との接合縁部の
接合状態を示した部分断面図である。
【符号の説明】
12 ジョイントフロントピラーアッパ(ジョイント
材) 40 段部 50 段部 60 段部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鋳物で成形したジョイント材の車体骨格
    部材との接合縁に、前記車体骨格部材の部材厚に相当す
    る段差を有する段部を形成したことを特徴とする車体骨
    格部材の接合構造。
JP22780191A 1991-09-09 1991-09-09 車体骨格部材の接合構造 Pending JPH0565078A (ja)

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JP22780191A JPH0565078A (ja) 1991-09-09 1991-09-09 車体骨格部材の接合構造

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JP22780191A JPH0565078A (ja) 1991-09-09 1991-09-09 車体骨格部材の接合構造

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Publication Number Publication Date
JPH0565078A true JPH0565078A (ja) 1993-03-19

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ID=16866602

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JP22780191A Pending JPH0565078A (ja) 1991-09-09 1991-09-09 車体骨格部材の接合構造

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JP (1) JPH0565078A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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