JPH056214Y2 - - Google Patents

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JPH056214Y2
JPH056214Y2 JP1986194231U JP19423186U JPH056214Y2 JP H056214 Y2 JPH056214 Y2 JP H056214Y2 JP 1986194231 U JP1986194231 U JP 1986194231U JP 19423186 U JP19423186 U JP 19423186U JP H056214 Y2 JPH056214 Y2 JP H056214Y2
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vehicle
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lower cover
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D25/00Superstructure or monocoque structure sub-units; Parts or details thereof not otherwise provided for
    • B62D25/08Front or rear portions
    • B62D25/081Cowls

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案はキヤブオーバータイプの車両におけ
る前部車体構造に関するものである。
(従来技術及びその問題点) 従来、キヤブオーバータイプの車両の前部車体
構造として第2図及び第3図に示す構造がある。
図において、車体51の前部を構成するフロン
トパネル52にはウインドガラス53が設置され
ており、このウインドガラス53を拭き払いする
ためにフロントパネル52の上縁部にはワイパー
アーム54が設置され、ワイパーアーム54の先
端にはウインドガラス53と当接するワイパーブ
レード55が設けられている。このワイパーアー
ム54の取付部の要部を第3図に示すと、ワイパ
ーアーム54の下端部はフロントパネル52より
前方に突出されたワイパーピボツト58に接続さ
れており、ワイパーピボツト58がフロントパネ
ル52の内方に設置されたピボツトアーム60及
びワイパーリンク61を介し回動されることによ
り、前記ワイパーアーム54がウインドガラス5
3に沿つて往復動される構造となつている。
図中59はワイパーピボツト58の先端部を覆
蓋するピボツトカバーであり、57はレインホー
スメント、56はシール用のガスケツトである。
このような構造においては、ワイパーピボツト
58がフロントパネル52の前方側に突出し車外
に露出しているため、車体51前方側からの見栄
えが悪く、又、車両の走行時に風切音が発生する
という問題点があつた。
そのような問題点を解決すべく、第4図に示す
ように、車体51の前方を構成するフロントパネ
ル1にウインドガラス53の下方部位において前
方に張出した張出部1aを形成し、この張出部1
aの前端部に延出状に上方にカバー部材2をエン
ドラバー3を介し取り付け、カバー部材2により
フロントパネル1の上端部より前方に突出するワ
イパーピボツト58の露出部を前方より隠蔽状に
覆蓋する前部車体構造が考案されている。しかし
このような構造においては、フロントパネル1の
内方にピボツトアーム60及びワイパーリンク6
1等が設置されているため、これら駆動装置を修
理等するためには、車室内側のインストパネル、
ステアリング、ヒーターユニツト、ブレーキマス
ターバツク等の部品を車室内側より取外してから
ワイパーリンク61等を取外す作業が必要であ
り、ワイパーリンク61等の脱着が非常に面倒で
あるという問題点があつた。又ワイパーピボツト
58の支持をフロントパネル1が受け持つている
ため剛性上の問題点があつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記従来の問題点に鑑み案出したもの
であつて、ワイパーリンク等の脱着が容易で強固
なキヤブオーバー車の前部車体構造を提供せんこ
とを目的とし、その要旨は、キヤブオーバータイ
プの車両の前部を構成するフロントパネルに、ワ
イパーアームの下端部を前方より隠蔽状に覆蓋す
るカバー部材を着脱可能に取り付けた前部車体構
造であつて、前記ワイパーアームの下端部に連結
されたワイパーアーム用駆動装置を車両の車室と
区画するロアカバーを前記フロントパネルの後方
に設け、該ロアカバーと前記カバー部材間に前記
駆動装置を支持するピボツトステイを配設し、該
ピボツトステイに外気導入用の開口部を形成し、
前記ワイパーアーム用駆動装置の脱着を前記開口
部を介しロアカバー前方の車室外側より行なえる
ように構成するとともに、前記ロアカバーにも車
室内と連通する開口部を形成し、該開口部と前記
ピボツトステイの開口部間の下部部位に雨水を車
外へ排出するドレンパイプを配設したことであ
る。
(作用) フロントパネルにはワイパーアームの下端部を
覆蓋するカバー部材が取り付けられているため、
ワイパーアームの下端部が前方側よりカバー部材
により隠蔽されワイパーピボツト等の突出部が前
方に露出しないため、前方側からの見栄え性が向
上し、かつカバー部材により風切音が防止されて
走行時における空力性能等が向上する。しかもカ
バー部材を取外すことにより、ワイパーリンク等
をピボツトステイの外気導入用の開口部を介し脱
着することができるため、ワイパーアーム用駆動
装置の脱着を前記開口部等を介しロアカバー前方
の車室外側より行なえ、修理作業等が極めて容易
となる。又、ピボツトステイはカバー部材により
外部より隠蔽されているため、ピボツトステイを
強固な形状及び肉厚に形成させることができ、そ
の分ワイパーピボツト等の駆動装置の支持剛性を
強固にすることができる。さらに、ピボツトステ
イ及びロアカバーに開口部が開設されているた
め、外気を両開口部を介し車室内に取り入れるこ
とができ、両開口部は大面積に形成可能であり、
外気流入時の通風抵抗を極めて低減させることが
できる。しかも、外気とともに雨水等が流入され
た時にも、ドレンパイプを介し雨水等は車外に流
出されるため、雨水等の車内への流入を有効に防
止することができる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
本例においては、フロントパネル11の上縁側
に、前方に突出したワイパーピボツト58を前方
より覆蓋するカバー部材12が取り付けられてお
り、さらにフロントパネル11の車室内側にはロ
アカバー15が配設されており、このロアカバー
15の前方側にピボツトステイ14が配設されて
いる。このピボツトステイ14の上端部とロアカ
バー15の上端部の接合部にガスケツト56を介
しウインドガラス53の下端縁が接合され、かつ
ピボツトステイ14とロアカバー15間にワイパ
ーピボツト58の駆動装置であるピボツトアーム
60及びワイパーリンク61が設置されている。
さらにピボツトステイ14の下端部には前記フロ
ントパネル11の内側と接合する支持パネル16
が配設され、この支持パネル16と前記ロアカバ
ー15の下端部にドレンパイプ17が接合され、
ドレンパイプ17の下端部に車外と連通するドレ
ンホース18が連結されている。さらに前記ロア
カバー15には車室内と連通する第2エアインテ
ーク部15aが開口され、かつピボツトステイ1
4にも車外と連通する第1インテーク部14aが
開設されている。
従つて本例構造においては、ワイパーピボツト
58の前方にカバー部材12が設置されているた
め、前方側よりワイパーアーム54の下端部が隠
蔽され、前方側からの見栄え性が向上するととも
に、ロアカバー15によりピボツトアーム60及
びワイパーリンク61が車室内側と区画されるた
め、従来においてはワイパーリンク61、ピボツ
トアーム60等を修理等のため脱着させようとす
る時には、車室内側のインストパネル、ステアリ
ング、ヒーターユニツト、ブレーキマスターバツ
ク等の部品を車室内側より取外してからワイパー
リンク61等を車室内側より取外す作業が必要で
あつたのが、本例構造においてはカバー部材12
を取外すことにより、ピボツトステイ14の第1
インテーク部14aを介してワイパーリンク61
等を車外側より脱着することができ、修理作業等
が極めて簡単となる効果を有し、又、ピボツトス
テイ14はカバー部材12により外部より隠蔽さ
れているため、ピボツトステイ14を強固な形状
及び肉厚に形成させることができ、その分ワイパ
ーピボツト58の支持剛性を強固にすることがで
きるという効果をも有し、さらに本例においては
ピボツトステイ14及びロアカバー15に第1イ
ンテーク部14a及び第2インテーク部15aが
開設されているため、カバー部材12の上方より
外気を第1インテーク部14a及び第2インテー
ク部15aを介し車室内に取り入れることがで
き、第2インテーク部15aの車室内側に空調ユ
ニツト等を接続すれば、車室内における空調コン
トロールを極めて良好に行なうことができるもの
であり、外気の流入が第1ンイテーク部14a及
び第2インテーク部15aを介し良好に行なえる
ため、従来に比し外気流入時の通風抵抗を極めて
低減させることができる。即ち、従来においては
ヘツドランプケースとかフロントパネル前面に外
気流入用のインテーク孔を設けていたため開口面
積が十分に取れず、通風抵抗が極めて大であり風
力不足或いは外観形状を損なう等の問題があつた
のが、本例においてはカバー部材12により隠蔽
されたピボツトステイ14及びロアカバー15に
大孔径の第1インテーク部14a及び第2インテ
ーク部15aを開口させることができ、通風抵抗
を低減させることができるとともに十分な風量を
得ることができるのである。しかも前方側からの
車体の外観形状を何ら損なうことはない。尚、第
1インテーク部14aより外気とともに雨水等が
流入された時には、ドレンパイプ17及びドレン
ホース18を介し雨水等は車外に流出されるた
め、雨水等の車内への流入を有効に防止すること
ができるものである。
(考案の効果) 本考案は、キヤブオーバータイプの車両の前部
を構成するフロントパネルに、ワイパーアームの
下端部を前方より隠蔽状に覆蓋するカバー部材を
着脱可能に取り付けた前部車体構造であつて、前
記ワイパーアームの下端部に連結されたワイパー
アーム用駆動装置を車両の車室と区画するロアカ
バーを前記フロントパネルの後方に設け、該ロア
カバーと前記カバー部材間に前記駆動装置を支持
するピボツトステイを配設し、該ピボツトステイ
に外気導入用の開口部を形成し、前記ワイパーア
ーム用駆動装置の脱着を前記開口部を介しロアカ
バー前方の車室外側より行なえるように構成する
とともに、前記ロアカバーにも車室内と連通する
開口部を形成し、該開口部と前記ピボツトステイ
の開口部間の下部部位に雨水を車外へ排出するド
レンパイプを配設したことにより、ワイパーアー
ムの下端部が前方側よりカバー部材により隠蔽さ
れワイパーピボツト等の突出部が前方に露出しな
いため、前方側からの見栄え性が向上し、しかも
カバー部材を取外すことにより、ワイパーリンク
等をピボツトステイの外気導入用の開口部を介し
脱着することができるため、ワイパーアーム用駆
動装置の脱着を前記開口部を介し車室外側より行
なえ、修理作業等が極めて容易となる。又、ピボ
ツトステイはカバー部材により外部より隠蔽され
ているため、ピボツトステイを強固な形状及び肉
厚に形成させることができ、その分ワイパーピボ
ツト等の駆動装置の支持剛性を強固にすることが
できる。さらに、ピボツトステイ及びロアカバー
に開口部が開設されているため、外気を両開口部
を介し車室内に取り入れることができ、両開口部
は大面積に形成可能であり、外気流入時の通風抵
抗を極めて低減させることができる。しかも、外
気とともに雨水等が流入された時にも、ドレンパ
イプを介し雨水等は車外に流出されるため、雨水
等の車内への流入を有効に防止することができる
効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す要部拡大断面
図、第2図乃至第4図は従来例を示し、第2図は
キヤブオーバー車の前部斜視図、第3図は第2図
のA−A線断面拡大図、第4図は他の従来例を示
す要部拡大断面図である。 11……フロントパネル、12……カバー部
材、14……ピボツトステイ、14a……第1エ
アインテーク部、15……ロアカバー、15a…
…第2エアインテーク部、16……支持パネル、
17……ドレンパイプ、18……ドレンホース、
53……ウインドガラス、54……ワイパーアー
ム、58……ワイパーピボツト、60……ピボツ
トアーム、61……ワイパーリンク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. キヤブオーバータイプの車両の前部を構成する
    フロントパネル11に、ワイパーアーム54の下
    端部を前方より隠蔽状に覆蓋するカバー部材12
    を着脱可能に取り付けた前部車体構造であつて、
    前記ワイパーアーム54の下端部に連結されたワ
    イパーアーム用駆動装置60,61を車両の車室
    と区画するロアカバー15を前記フロントパネル
    11の後方に設け、該ロアカバー15と前記カバ
    ー部材12間に前記駆動装置60,61を支持す
    るピボツトステイ14を配設し、該ピボツトステ
    イ14に外気導入用の開口部14aを形成し、前
    記ワイパーアーム用駆動装置60,61の脱着を
    前記開口部14aを介しロアカバー15前方の車
    室外側より行なえるように構成するとともに、前
    記ロアカバー15にも車室内と連通する開口部1
    5aを形成し、該開口部15aと前記ピボツトス
    テイ14の開口部14a間の下部部位に雨水を車
    外へ排出するドレンパイプ17を配設したことを
    特徴とするキヤブオーバー車の前部車体構造。
JP1986194231U 1986-12-17 1986-12-17 Expired - Lifetime JPH056214Y2 (ja)

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JPS6398263U JPS6398263U (ja) 1988-06-25
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6020533Y2 (ja) * 1980-01-18 1985-06-19 マツダ株式会社 自動車のカウルパネル部構造
JPS5860556U (ja) * 1981-10-20 1983-04-23 富士重工業株式会社 キヤブオ−バ−型自動車の前部カバ−装置

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