JPH055903Y2 - - Google Patents

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JPH055903Y2
JPH055903Y2 JP10870587U JP10870587U JPH055903Y2 JP H055903 Y2 JPH055903 Y2 JP H055903Y2 JP 10870587 U JP10870587 U JP 10870587U JP 10870587 U JP10870587 U JP 10870587U JP H055903 Y2 JPH055903 Y2 JP H055903Y2
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cutting
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案はシロツプ、蜂蜜、果汁等の液状物に
かき氷をミツクスして比較的低温でソフトな飲料
を製造する装置に関するものである。
従来の技術 従来、半冷凍のソフトアイス飲料として、例え
ば果汁を主原料とし反凍結したシヤーベツトがあ
り、また、別の例としてシロツプと水に炭酸ガス
を加えて冷凍機で攪拌しながら凍らせるものがあ
る。
しかしながら、これらはいずれも液体状の飲料
を冷凍機で攪拌冷却して一部を結氷させるもので
あるから、たとえそれが泡状のソフトなものであ
つても結氷粒が存在し、喫食したときに口の中で
の触感で冷たさの実感を味うことができる一方、
この結氷粒の舌ざわりが不快感を与えることもし
ばしばあつた。
そこでこの出願の考案の考案者は、前記のよう
な従来のアイス飲料製造装置のもつ問題点を解決
するものとして、さきに特願昭61−141754号に開
示したソフトアイス製造装置を提案した。
この装置の概要は、切削刃を臨ませたスリツト
が設けられた切削プレート、この切削プレート上
に支承された氷塊を切削刃と共同して切削する切
削プレート上に設けられた回転部材、及びこの回
転部材を回転させる第1駆動モータを有し、機台
に設置された氷削機構と、前記氷削機構の下部に
おいて機台に設置され、前記スリツトの下方に位
置する容器内に設けられた該容器内のシロツプ等
の液状物と該容器内に投入されるかき氷とをミキ
シングするとともに、前記かき氷を微粒子状に粉
砕する回転刃、及びこの回転刃を高速回転させる
第2駆動モータを有するミキシング機構とを具え
たものであつて、前記のような問題点を解決する
ことには成功した。
考案が解決しようとする問題点 ところでこのような装置にあつては、容器に液
状物を注入する際、または容器からソフトアイス
を取出す際には、いちいち容器を機台から取外さ
なければならず、その操作が厄介なだけでなく、
この操作を繰返えして連続供給を必要とすると、
そのための製造作業の中断時間も長くなるという
新たな問題点を生じた。
そこでこの考案の目的は、前記のような既提案
にかかる装置のもつ問題点を解決し、液状物の注
入及びソフトアイスの取出しの際、容器をいちい
ち機台から取出すという厄介な操作を必要とせ
ず、またその際の中断時間を短くすることのでき
るソフトアイス飲料の製造装置を提供するにあ
る。
問題点を解決するための手段 この考案は前記のような目的を達成するにつ
き、前記のような既提案の装置において、そのミ
キシング機構の容器は開口部が縦方向に回転可能
なうず形容器からなり、この容器内には前記駆動
モータによつて回転される駆動軸が横向きに配置
され、この駆動軸には容器内に位置する前記回転
刃が着脱可能に取付けられていることを特徴とす
るものである。
作 用 前記のようなソフトアイス製造装置にあつて
は、液状物を注入する際は、容器の開口部を装置
の切削プレートのスリツトの下方のかき氷供給位
置から、装置外の斜め上方を向いた液状物注入位
置のところへ回動させて、該開口部から容器内に
液状物を注入した後、かき氷供給位置へ復帰させ
てソフトアイス製造工程を行い、この工程終了後
再度容器を回動してその開口部を装置外の斜下方
を向いたソフトアイス取出位置へ回動させて、ソ
フトアイスを別の容器へ取出すこととなる。
実施例 第1図ないし第6図に示す第1実施例について
説明する。
氷削機構 A 第1図において1は機台を示し、この機台1は
基板2及びそれに立設した複数本の支柱3をもつ
ている。この支柱3の上端にフレーム5の平板部
6が着脱可能に装着されており、このフレーム5
は平板部6以外の部分に逆円錐形の切削プレート
7を具えている。
フレーム5において切削プレート7の中心ボス
8の裏面には、円筒状の軸ハウジング10の上端
が固定され、このハウジング10内には回転軸1
1が縦向きに配置されて支承され、その上端はボ
ス8の中心孔9を貫通して上方に突出し、下端は
ハウジング10を貫通して下方に突出し、その下
端にプーリ12が固定されている。また、ハウジ
ング10から側方に張出した支持腕13に第1電
動モータ14が取付けられ、このモータ14のモ
ータ軸に取付けられたプーリ15とプーリ12と
の間にはベルト16が懸張されている。
切削プレート7にはスリツト17が設けられ、
このスリツト17には切削刃19が切削プレート
7内への突出度の調節及び着脱が可能に取付けら
れ、スリツト17にはこれに連続してかき氷投入
シユート18が切削プレート7に設けられる。
また、ボス8の中心孔9を貫通して上方に突出
した回転軸11の上端部には、回転部材21のボ
ス22がその下面に穿つた中心孔23を摺嵌した
うえ、ボルト24により着脱可能に固定されてい
る。回転部材21はボス22から放射状に延び、
かつ下面が切削プレート7の表面とほぼ平行とな
つている数枚の翼板25と、この翼板25の先端
を連結する環状板26と、この環状板26に下端
周縁から外方に拡がるフランジ27で、とめねじ
等により着脱可能に固定されるホツパ28とをも
つている。そしてこのホツパ28の周囲において
平板部6の上面に防水カバー30が装着されてい
る。
また、ホツパ28の上方には飛散防水カバー3
1が配置されて、その下端がフレーム5の平板部
6にとめねじ等により着脱可能に固定されてい
る。このカバー31の頂部にはホツパ28と相対
向する位置に開口32があり、この開口32を開
閉する蓋体33がカバー31に揺動と着脱が可能
に装着されている。
ミキシング機構 B シユート18の下方において、基板2上にミキ
シング機構Bが設けられ、このミキシング機構B
はうず形容器36を有し、このうず形容器36は
基板2上に設置された架台37上に設けられた軸
受38によつて、その中心側面に突設したフラン
ジ部39が回転可能に支承されている。そしてそ
の開口部45が第1図実線に示すかき氷供給位置
と、1点鎖線で示す液状物注入位置と、2点
鎖線で示すソフトアイス取出位置との間におい
て縦方向に回動するようになつている。軸受38
は第3図イ,ロに示すような上下軸受部46,4
7を図示しないボルト等で結合するようになつて
いる。
容器36は特に第5、第6図から明らかなよう
に、うず形の一方の面板41の周囲に設けられた
所定幅の側板42を有する容器本体40に面板4
1と同形の他方の面板43が図示しないボルトナ
ツト等の固着具によつて着脱自在に装着されたも
のからなつている。そして面板41の円形部分の
中心には円孔44が設けられ、この円孔44の周
囲にフランジ部39が突設されているのである。
容器36の内部には第6図に示す軸部48の周
囲に取付けられた回転刃49が配置され、この軸
部48の一端は容器36の円孔44を貫通して外
部に突出し、その外周とフランジ部39の内周と
の間にシールリング50が装着されている。そし
て軸部48に設けた中心軸孔に架台上に設置した
第2電動モータ51の駆動軸52が挿入され、そ
の先端がねじ53によつて軸部48に離脱可能に
取付けられる。
次に、前記実施例の作用を説明する。まず蓋3
3を開き、フレーム5の切削プレート7上に例え
ばキユービツク状の氷塊を開口32から適量投入
して閉じる。
つぎに容器36を位置に向けて回動し、この
位置において、開口部45を経て容器36内にシ
ロツプ等の液状物を適量入れる。その後容器36
を逆方向に回動して位置に復帰させ、このよう
にして準備を終えた後、図示しないスイツチを
ONし、制御回路が作動して、氷削機構Aの第1
モータ14がまず始動して、切削刃19によつて
氷塊を切削し、このようにしてできたかき氷が容
器36内の液状物中に投入される。そこでミキシ
ング機構Bの第2モータ51が始動し、高速回転
刃49によつてかき氷を微細に粉砕したうえ液状
物と混合させ、このようにして所定量のソフトア
イス飲料が形成されると、モータ14が先に停止
してかき氷の供給を停止し、その後モータ51が
停止する。
このようにして液状物にかき氷が微粒化されて
ミツクスされた気泡を含んだソフトアイス飲料が
出来上り、容器36を位置へ回動して、容器3
6内の前記飲料を別のコツプに移して提供するこ
ととなる。
出来上つた飲料は結氷粒の存在を感じないソフ
トな極めて舌ざわりのよいものであり、従来のク
リームとシヤーベツトとの中間の品質をもつ。ま
た、飲料中のかき氷の細かい微粒子は泡に包み込
まれているため、容易に融解することがなく、コ
ツプに移して喫食する時間中は充分保冷される。
つぎに第7、第8図に示すこの考案の第2実施
例について説明する。
この実施例はミキシング機構Bは、第1実施例
のそれと格別の相違がなく、その相違するところ
は主として氷削機構Aにおいてであるので、ここ
では主として氷削機構Aについて述べる。
ところでこの氷削機構Aは、その大部分がほと
んど公知に属し、このような部分は実開昭61−
42296号公報に開示されているので、詳細に説明
するのをさけて概略を述べることとする。
61は機台を示し、その一側に支持フレーム6
2が設立され、その上部に横方向に張出して上部
フレーム63が設けられ、支持フレーム62上部
内に第1電動モータ65が収容され、フレーム6
2,63を覆つて頭カバー64が設けられる。
上部フレーム63上に設けた支持部材70にウ
オームが形成された主軸67を回動可能に設置
し、この主軸67の上部にプーリ66をキー等に
よつて滑動が可能なように嵌合し、プーリ66と
モータ軸に取付けたプーリ68との間にベルト6
9を張設している。
主軸67の下端には爪を具えた回転部材72が
取付けられ、その下方には切削プレート73が配
置され、このプレート73にはスリツト74が設
けられ、このスリツト74に臨んで切削刃71が
着脱可能に取付けられている。主軸67のウオー
ムに噛合するウオーム歯車75が、上部フレーム
63上に設けた図示しない支持部材に軸支された
回転軸76に固定されている。フレーム63上に
は支持部材78が設けられ、この支持部材78に
横向きに設けたねじ孔にねじ軸80が螺合し、こ
のねじ軸80の先端に設けた盲孔にブレーキシユ
ー79の小径の支持軸81が嵌入し、この支持軸
81の外周に巻着したコイルばね82によつてシ
ユー79を絶えずウオーム歯車75と同心の制動
輪に押圧するようになつている。83は回転軸7
6の突出端に固定した手動ハンドルを示す。
この実施例にあつては、前記の実施例とは相違
して大きな塊となつている氷85を切削プレート
73上におき、ハンドル83を回転することによ
つてウオーム歯車75を回転して、主軸67を下
降して回転部材72によつて氷85を押える。そ
して前記の実施例におけると同様にして容器36
内に液状物を注入し、原位置に復帰させたうえ、
第1モータ65を作動してかき氷を作つて容器3
6内に投入し、第2モータ50の作動によつてソ
フトアイスを製造することとなる。
考案の効果 この考案は前記のようであつて、ミキシング機
構の容器は縦方向に回動するうず形容器からなつ
ていて、その内部に駆動モータによつて回転する
回転刃が設置されたものとなつているもので、容
器への液状物の注入及びソフトアイスの容器から
の取出しに際し、容器をいちいち機台から取外す
ことなく、回動するだけですみ、したがつて従来
のもののように容器の取外し、取付け等の厄介な
操作を必要としなくて操作が簡単であり、さらに
その間の中断時間を短縮することができるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の第1実施例の要部縦断正面
図、第2図は同上の一部切欠部側面図、第3図
イ,ロは同上の容器支承用軸受の分解斜面図、第
4図は第2図の部分の拡大縦断面図、第5図は
同上の容器本体の斜面図、第6図は同上の回転刃
部分の分解斜面図、第7図はこの考案の第2実施
例の要部縦断正面図、第8図は同上の一部切欠側
面図である。 A……氷削機構、B……ミキシング機構、1,
61……機台、7,73……切削プレート、1
4,65……第1電動モータ、17,74……ス
リツト、21,72……回転部材、36……うず
形容器、49……回転刃、51……第2電動モー
タ、52……駆動軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 切削刃を臨ませたスリツトが設けられた切削プ
    レート、この切削プレート上に支承された氷塊を
    切削刃と共同して切削する切削プレート上に設け
    られた回転部材、及びこの回転部材を回転させる
    第1駆動モータを有し、機台に設置された氷削機
    構と、前記氷削機構の下部において機台に設置さ
    れ、前記スリツトの下方に位置する容器内に設け
    られ該容器内のシロツプ等の液状物と該容器内に
    投入されるかき氷とをミキシングするとともに、
    前記かき氷を微粒子状に粉砕する回転刃、及びこ
    の回転刃を高速回転させる第2駆動モータを有す
    るミキシング機構とを具えているソフトアイス飲
    料製造装置において、前記ミキシング機構の容器
    は開口部が縦方向に回動可能なうず形容器からな
    り、この容器内には前記駆動モータによつて回転
    される駆動軸が横向きに配置され、この駆動軸に
    は容器内に位置する前記回転刃が着脱可能に取付
    けられていることを特徴とするソフトアイス飲料
    の製造装置。
JP10870587U 1987-07-14 1987-07-14 Expired - Lifetime JPH055903Y2 (ja)

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