JPH0558518U - 車両用乗員保護装置 - Google Patents

車両用乗員保護装置

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JPH0558518U
JPH0558518U JP8758292U JP8758292U JPH0558518U JP H0558518 U JPH0558518 U JP H0558518U JP 8758292 U JP8758292 U JP 8758292U JP 8758292 U JP8758292 U JP 8758292U JP H0558518 U JPH0558518 U JP H0558518U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
capacitor
timer
voltage
backup capacitor
Prior art date
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Pending
Application number
JP8758292U
Other languages
English (en)
Inventor
泰男 斉藤
紳一郎 鶴島
孝 中野
博久 中田
幹雄 河口
Original Assignee
株式会社カンセイ
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社カンセイ filed Critical 株式会社カンセイ
Priority to JP8758292U priority Critical patent/JPH0558518U/ja
Publication of JPH0558518U publication Critical patent/JPH0558518U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンデンサが正しい容量を有しているか否か
をチェックすることにより、コンデンサを1個のみの構
成にし、回路規模を小さくする。 【構成】 バックアップコンデンサ7の良否判断基準時
間T1 にタイマ時間が設定され、イグニッションスイッ
チ2のオン状態への切換えによって作動を開始するタイ
マ24と、バックアップコンデンサ7への充電に伴う充
電電圧と基準電圧とを比較し、充電電圧が基準電圧を越
えたとき、セット信号を出力する比較回路25と、タイ
マ24からリセット信号の供給前に比較回路25からセ
ット信号が供給されたとき、そのセット信号をラッチす
るラッチ回路26とを備え、ラッチ回路26の出力を診
断回路10に供給する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、自動車等に設けられ、車体が衝突した場合等にエアバックを展開 させて運転者の身体を保護するようにした車両用乗員保護装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の車両用乗員保護装置としては例えば図3に示すようなものがある。図3 において、1は車載バッテリ、2はイグニッションスイッチ、3は車載バッテリ 1の電源電圧がイグニッションスイッチ2を介して供給されるコントローラ、4 はエアバック展開用直流電源部で、DC/DCコンバータ5、抵抗6、並列接続 された2個のコンデンサ7a,7b、コンデンサ7a,7bへの突入電流防止用 ダイオード9及び逆流防止用ダイオード8a,8b,8c等で構成される。10 は処理回路で、CPU10a等から成る。11は処理回路用電源部で、前記イグ ニッションスイッチ2のON,OFFの状況に応じて車載バッテリ1の電源電圧 に基づく所定電圧を切換えて処理回路10、不揮発性記憶部12に供給する。1 2は処理回路10とデータの授受を行う記憶部、13a〜13eは逆流防止ダイ オード、14〜19は車体の所定個所に夫々設けられた衝突検出部で、車体の加 速度の変化により閉成される加速度スイッチ14a〜19aと、これらの加速度 スイッチ14a〜19aに夫々並列接続された抵抗14b〜19bとから成って いる。20はステアリング部に設けられたスクィーブで、ステアリング部に設け られたエアバック(図示せず)を展開するための火薬に点火する電極である。2 1はスクィーブ20と車体側のコントローラ3とを電気的に接続するためのステ アリング軸の囲りに巻回されたフレキシブルな渦巻ケーブルである。なお、衝突 検出部14,15が互いに並列に接続されると共に、衝突検出部16〜19が互 いに並列に接続されており、これらの2つの並列回路が、渦巻ケーブル21及び スクィーブ20と共に直列に接続されている。
【0003】 次に、上記構成による動作について説明する。 イグニッションスイッチ2を閉成すると、車載バッテリ1からの電源電圧がエ アバック展開用直流電源部4に供給され、ここでDC/DCコンバータ5により 昇圧される。この昇圧された電圧は、抵抗6とコンデンサ7a,7bとにより決 定される時定数によりコンデンサ7a,7bを充電する。なお、コンデンサ7a ,7bはバックアップコンデンサ7を構成している。これによってコンデンサ7 a,7bの端子電圧は、車載バッテリ1の電源電圧よりも常に高くなっている。 このとき加速度スイッチ14a〜19aは全て解放されており、従って、全ての 抵抗14b〜19bがエアバック展開用直流電源部4の負荷として接続されてい る。このためその負荷電流は小さくなっている。また処理回路10には、コンデ ンサ7の端子電圧及び各抵抗14b〜19bの端子電圧等のデータが入力され、 これらの端子電圧を監視している。
【0004】 この状態において、車が衝突し、これによって所定値以上の負の加速度が生じ ると、加速度スイッチ14a〜15aの両方又は何れか、及び加速度スイッチ1 6a〜19aの何れかが閉成又は短絡に近い状態となる。例えば加速度スイッチ 14aと16aとが閉成されたとすると、それが不揮発性記憶部12に記憶され ると共に、これによって、抵抗14aと19bの端子電圧が正常値より下がるの で、それが記憶部12に記憶される。これと共にコンデンサ7a,7bに充電さ れた電荷が急速に放電され、この放電電流が図の点線で示すように、加速度スイ ッチ14a、ダイオード13a、渦巻ケーブル21、スクィーブ20、渦巻ケー ブル21、ダイオード13b、及び加速度スイッチ16aを通じてアースへ流れ る。この放電電流によりスクィーブ20が発熱し、これによって火薬が点火され て、その爆発力によりエアバックが展開される。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の車両用乗員保護装置にあっては、エアバック 展開用の電源となる大形状のコンデンサ7a,7bを2個用いることにより、コ ンデンサの劣化等により容量不足等が生じた場合に、その補償を行うような構成 となっていたため、回路ユニットが大きくなると共に、大容量コンデンサは価格 が高いため、コストアップになるという問題点があった。またコンデンサの一方 にショート故障等の致命的故障が発生した場合には、冗長設計の意味合いがなく なる等の問題点があった。
【0006】 この考案は、このような従来の問題点に着目してなされたもので、コンデンサ が正しい容量を有しているか否かをチェックすることにより、上記問題点を解決 することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この考案に係る車両用乗員保護装置においては、コンデンサの容量等の異常を チェックする機能を設けている。
【0008】
【作用】
この考案による車両用乗員保護装置によれば、コンデンサの容量が正常である か否かがチェックされるので、特に大容量のコンデンサを複数個必要としない。
【0009】
【実施例】
以下、この考案を図面に基づいて説明する。 図1及び図2はこの考案の一実施例を示すものでコンデンサ7の容量チェック 回路のみ示してある。 図1及び図2において、入力電圧V0 はタイマ24を駆動すると共に、抵抗R 1 を通じてコンデンサ7を充電する。この充電電圧VC はコンパレータ(比較回 路)25に加えられて基準電圧VS と比較され、VC ≧VS のときフリップフロ ップ(ラッチ回路)26をセットするように成されている。タイマ24は、電圧 v0 で駆動されてから一定時間T1 が経過するまで、フリップフロップ26をリ セットするように成されている。
【0010】 次に作用を説明する。 コンデンサ7の容量C1 が正常な範囲内にあるときは、充電電圧VC は緩やか に上昇するので、上記所定時間T1 を過ぎてから基準電圧VS に達する。これに よってフリップフロップ26がセットされて、そのQ出力が「H」レベルとなり 、コンデンサ7が正常であることが判明する。コンデンサ7の容量C1 が小さい 場合は、充電電圧VC は早く上昇し、所定時間T1 内に基準電圧VS に達するが 、このときフリップフロップ26はリセット状態にあるため、Q出力は「L」レ ベルのままとなる。以上によれば、電圧V0 を入力してから所定時間T1 が経過 してからQ出力の状態を監視することにより、コンデンサ7の異常をチェックす ることができる。
【0011】
【考案の効果】
以上説明してきたように、この考案によれば、その構成を、エアバック展開用 の電源となるコンデンサの異常をチェックするようにしたため、従来のように大 容量のコンデンサを2個用いる必要がなく、所定容量のコンデンサを用いて、回 路規模を縮小することができると共に、コストダウンをはかることができるとい う効果が得られる。また、ハードウェア構成のみで簡単に検知できる効果が得ら れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例による車両用乗員保護装置
のコンデンサ容量チェック回路部分を示す回路図であ
る。
【図2】図1の各部の出力波形図である。
【図3】従来のエアバックシステムのブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 車載バッテリ 2 イグニッションスイッチ 3 作動制御回路 7 バックアップコンデンサ 10 処理回路(診断回路) 14〜19 衝突検出回路 24 タイマ 25 比較回路 26 フリップフロップ(ラッチ回路)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 中田 博久 埼玉県大宮市日進町2丁目1910番地 株式 会社カンセイ内 (72)考案者 河口 幹雄 埼玉県大宮市日進町2丁目1910番地 株式 会社カンセイ内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車載バッテリの端子間に、イグニッショ
    ンスイッチを介して設けられ、衝突検出器からの検出出
    力に基づいてエアバックを展開させる作動制御回路と、
    前記イグニッションスイッチと作動制御回路との間に介
    挿される前記エアバック展開用のバックアップコンデン
    サと、該バックアップコンデンサの異常をチェックする
    機能を有する診断回路とを備えてなる車両用乗員保護装
    置において、前記バックアップコンデンサの良否判断基
    準時間にタイマ時間が設定され、前記イグニッションス
    イッチのオン状態への切換えによって作動を開始するタ
    イマと、前記バックアップコンデンサへの充電に伴う充
    電電圧と基準電圧とを比較し、充電電圧が基準電圧を越
    えたとき、セット信号を出力する比較回路と、前記タイ
    マから、リセット信号の供給前に前記比較回路からセッ
    ト信号が供給されたとき、そのセット信号をラッチする
    ラッチ回路とを備え、前記ラッチ回路の出力を前記診断
    回路に供給することを特徴とする車両用乗員保護装置。
JP8758292U 1992-11-30 1992-11-30 車両用乗員保護装置 Pending JPH0558518U (ja)

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JPH0558518U true JPH0558518U (ja) 1993-08-03

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0840184A (ja) * 1994-07-26 1996-02-13 Sensor Technol Kk 乗員保護装置の診断システム
US5638274A (en) * 1993-10-15 1997-06-10 Fujitsu Ten Limited Electronic control apparatus for an air-bag system
JP2017114386A (ja) * 2015-12-25 2017-06-29 株式会社デンソー 車両用身体保護システム

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