JPH0558508A - フルカラー複写装置 - Google Patents
フルカラー複写装置Info
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- JPH0558508A JPH0558508A JP3240490A JP24049091A JPH0558508A JP H0558508 A JPH0558508 A JP H0558508A JP 3240490 A JP3240490 A JP 3240490A JP 24049091 A JP24049091 A JP 24049091A JP H0558508 A JPH0558508 A JP H0558508A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ジャム発生時の後処理を容易に行うことがで
きる。 【構成】 転写ドラム１１１を用いたフルカラー複写装
置１００において、レジスト時の記録紙の搬送方向が垂
直となる位置に配設された一対のレジストローラ１２１
ａ，１２１ｂと、レジストローラの片側のローラ１２１
ｂが取り付けられ、且つ、片側のローラ１２１ｂが取り
付けられた面で搬送路の一部を形成する開閉自在に設け
られた開閉ドア１２２とを備え、開閉ドア１２２を開く
ことによりレジストローラの片側のローラ１２１ｂ及び
搬送路の一部が開放可能である。
きる。 【構成】 転写ドラム１１１を用いたフルカラー複写装
置１００において、レジスト時の記録紙の搬送方向が垂
直となる位置に配設された一対のレジストローラ１２１
ａ，１２１ｂと、レジストローラの片側のローラ１２１
ｂが取り付けられ、且つ、片側のローラ１２１ｂが取り
付けられた面で搬送路の一部を形成する開閉自在に設け
られた開閉ドア１２２とを備え、開閉ドア１２２を開く
ことによりレジストローラの片側のローラ１２１ｂ及び
搬送路の一部が開放可能である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は転写ドラムを用いたフル
カラー複写装置に関し、より詳細には、ジャム発生時の
後処理が容易に行えるフルカラー複写装置に関する。
カラー複写装置に関し、より詳細には、ジャム発生時の
後処理が容易に行えるフルカラー複写装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】通常、転写ドラムを用いたフルカラー複
写装置では、記録紙の給紙部及び排出部が装置の片側
（左側或いは右側）のみに配置され、Ｕ字形の用紙搬送
路を有しているのが一般的である。
写装置では、記録紙の給紙部及び排出部が装置の片側
（左側或いは右側）のみに配置され、Ｕ字形の用紙搬送
路を有しているのが一般的である。
【０００３】図５は、従来の転写ドラムを用いたフルカ
ラー複写装置の一例を示し、フルカラー複写装置２００
の片側に給紙部２０３及び排紙部２０４が配置されお
り、用紙搬送路が給紙部２０３から感光体ドラム２０１
と転写ドラム２０２の間を通過して排紙部２０４へ到達
するＵ字形となっている。このような転写ドラム２０２
を用いることにより、特別な搬送路を設けることなく、
転写ドラム２０２上に巻き付けられた記録紙を容易に画
像転写位置に繰り返し搬送することができる。
ラー複写装置の一例を示し、フルカラー複写装置２００
の片側に給紙部２０３及び排紙部２０４が配置されお
り、用紙搬送路が給紙部２０３から感光体ドラム２０１
と転写ドラム２０２の間を通過して排紙部２０４へ到達
するＵ字形となっている。このような転写ドラム２０２
を用いることにより、特別な搬送路を設けることなく、
転写ドラム２０２上に巻き付けられた記録紙を容易に画
像転写位置に繰り返し搬送することができる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
転写ドラムを用いたフルカラー複写装置によれば、給紙
部及び排紙部が装置の左側或いは右側の片側のみに配置
されているため、図５に示すように、用紙搬送路がＵ字
形となり、ジャムが発生した際にジャムの後処理がやり
ずらいという問題点があった。例えば、図中のＢ部及び
Ｃ部でのジャム発生時の後処理が必要であるが、実際に
は装置の小型化の要望から有効なジャム処理用のスペー
スを確保することが困難であり、ジャムとなった記録紙
を取り出す作業がやりずらい状況であった。特に、Ｃ部
においては、転写ドラムからレジストローラにまたがる
ジャムのため、ジャムとなった記録紙を取り出す作業が
やりずらかった。
転写ドラムを用いたフルカラー複写装置によれば、給紙
部及び排紙部が装置の左側或いは右側の片側のみに配置
されているため、図５に示すように、用紙搬送路がＵ字
形となり、ジャムが発生した際にジャムの後処理がやり
ずらいという問題点があった。例えば、図中のＢ部及び
Ｃ部でのジャム発生時の後処理が必要であるが、実際に
は装置の小型化の要望から有効なジャム処理用のスペー
スを確保することが困難であり、ジャムとなった記録紙
を取り出す作業がやりずらい状況であった。特に、Ｃ部
においては、転写ドラムからレジストローラにまたがる
ジャムのため、ジャムとなった記録紙を取り出す作業が
やりずらかった。
【０００５】また、給紙部及び排紙部が装置の左側或い
は右側の片側のみに配置されているため、ソータ等の周
辺機を取り付ける場合にスペース上の制約が多くなり、
限られた周辺機しか取り付けることができないという問
題点もあった。特に、フィニッシャーや、ソータ・ステ
ープラー等の大型の周辺機は取り付けることができなか
った。尚、フロントローディング化を図って給紙部を排
紙部の反対側に配置することにより、周辺機を取り付け
るスペースを確保することが容易に考えられるが、従来
のフルカラー複写装置において、フロントローディング
化を図ると、用紙搬送路がＳ字形等のように複雑となる
ため、搬送性及びジャムの後処理等が難しくなるという
問題点が起こる。
は右側の片側のみに配置されているため、ソータ等の周
辺機を取り付ける場合にスペース上の制約が多くなり、
限られた周辺機しか取り付けることができないという問
題点もあった。特に、フィニッシャーや、ソータ・ステ
ープラー等の大型の周辺機は取り付けることができなか
った。尚、フロントローディング化を図って給紙部を排
紙部の反対側に配置することにより、周辺機を取り付け
るスペースを確保することが容易に考えられるが、従来
のフルカラー複写装置において、フロントローディング
化を図ると、用紙搬送路がＳ字形等のように複雑となる
ため、搬送性及びジャムの後処理等が難しくなるという
問題点が起こる。
【０００６】更に、給紙部及び排紙部が装置の左側或い
は右側の片側のみに配置されているため、手差し給紙部
を設けることが困難であるという問題点や、手差し給紙
部を設けた場合、手差し給紙部の直上に排紙部が位置す
ることになり、操作性が悪くなるという問題点があっ
た。特に、ソータ等の周辺機を取り付けた場合には、手
差し給紙部の操作性が更に悪くなるという不都合もあっ
た。
は右側の片側のみに配置されているため、手差し給紙部
を設けることが困難であるという問題点や、手差し給紙
部を設けた場合、手差し給紙部の直上に排紙部が位置す
ることになり、操作性が悪くなるという問題点があっ
た。特に、ソータ等の周辺機を取り付けた場合には、手
差し給紙部の操作性が更に悪くなるという不都合もあっ
た。
【０００７】本発明は上記に鑑みてなされたものであっ
て、ジャム発生時の後処理が容易に行えることを第１の
目的とする。
て、ジャム発生時の後処理が容易に行えることを第１の
目的とする。
【０００８】また、本発明は上記に鑑みてなされたもの
であって、ジャム発生時の後処理を容易に行え、且つ、
用紙の搬送性を低下させることなく周辺機の取り付けス
ペースを確保することを第２の目的とする。
であって、ジャム発生時の後処理を容易に行え、且つ、
用紙の搬送性を低下させることなく周辺機の取り付けス
ペースを確保することを第２の目的とする。
【０００９】また、本発明は上記に鑑みてなされたもの
であって、手差し給紙部を容易に設けることができ、且
つ、ソータ等の周辺機を取り付けた場合でも操作性が低
下しないことを第３の目的とする。
であって、手差し給紙部を容易に設けることができ、且
つ、ソータ等の周辺機を取り付けた場合でも操作性が低
下しないことを第３の目的とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明は上記第１の目的
を達成するために、転写ドラムを用いたフルカラー複写
装置において、レジスト時の記録紙の搬送方向が垂直と
なる位置に配設された一対のレジストローラと、レジス
トローラの片側のローラが取り付けられ、且つ、片側の
ローラが取り付けられた面で搬送路の一部を形成する開
閉自在に設けられた開閉ドアとを備え、開閉ドアを開く
ことによりレジストローラの片側のローラ及び搬送路の
一部を開放可能であるフルカラー複写装置を提供するも
のである。尚、前述した開閉ドアによって形成される搬
送路は、垂直搬送路であるが望ましい。また、開閉ドア
の搬送路或いは垂直搬送路上には、必要に応じて一対の
中間ローラの片側のローラが取り付けられていることが
望ましい。
を達成するために、転写ドラムを用いたフルカラー複写
装置において、レジスト時の記録紙の搬送方向が垂直と
なる位置に配設された一対のレジストローラと、レジス
トローラの片側のローラが取り付けられ、且つ、片側の
ローラが取り付けられた面で搬送路の一部を形成する開
閉自在に設けられた開閉ドアとを備え、開閉ドアを開く
ことによりレジストローラの片側のローラ及び搬送路の
一部を開放可能であるフルカラー複写装置を提供するも
のである。尚、前述した開閉ドアによって形成される搬
送路は、垂直搬送路であるが望ましい。また、開閉ドア
の搬送路或いは垂直搬送路上には、必要に応じて一対の
中間ローラの片側のローラが取り付けられていることが
望ましい。
【００１１】本発明は上記第１の目的を達成するため
に、転写ドラムを用いたフルカラー複写装置において、
レジスト時の記録紙の搬送方向が垂直となる位置に配設
された一対のレジストローラと、その片面で垂直搬送路
を形成する開閉自在に設けられた開閉ドアとを備え、開
閉ドアを開くことにより垂直搬送路が開放可能であるフ
ルカラー複写装置を提供するものである。尚、開閉ドア
の垂直搬送路上には、必要に応じて一対の中間ローラの
片側のローラが取り付けられていることが望ましい。
に、転写ドラムを用いたフルカラー複写装置において、
レジスト時の記録紙の搬送方向が垂直となる位置に配設
された一対のレジストローラと、その片面で垂直搬送路
を形成する開閉自在に設けられた開閉ドアとを備え、開
閉ドアを開くことにより垂直搬送路が開放可能であるフ
ルカラー複写装置を提供するものである。尚、開閉ドア
の垂直搬送路上には、必要に応じて一対の中間ローラの
片側のローラが取り付けられていることが望ましい。
【００１２】また、本発明は上記第２の目的を達成する
ために、前述した構成において、転写ドラムが感光体ド
ラムの下部に配置されたフルカラー複写装置を提供する
ものである。尚、この時、現像装置はリボルバー現像装
置であることが望ましい。
ために、前述した構成において、転写ドラムが感光体ド
ラムの下部に配置されたフルカラー複写装置を提供する
ものである。尚、この時、現像装置はリボルバー現像装
置であることが望ましい。
【００１３】本発明は上記第３の目的を達成するため
に、前述した構成において、開閉ドアに手差し給紙部を
配設したフルカラー複写装置を提供するものである。
に、前述した構成において、開閉ドアに手差し給紙部を
配設したフルカラー複写装置を提供するものである。
【００１４】
【作用】本発明のフルカラー複写装置は、開閉ドアを開
くことにより、レジストローラ或いはレジストローラ近
傍から給紙部までの搬送路を開放状態とし、その開放部
分からジャムとなった記録紙を取り出す。
くことにより、レジストローラ或いはレジストローラ近
傍から給紙部までの搬送路を開放状態とし、その開放部
分からジャムとなった記録紙を取り出す。
【００１５】また、転写ドラムを感光体ドラムの下部に
配置して、給紙部からレジスト位置までの搬送路を簡単
な形状とすることにより、ジャム発生時の後処理，及
び，用紙の搬送を容易にしている。
配置して、給紙部からレジスト位置までの搬送路を簡単
な形状とすることにより、ジャム発生時の後処理，及
び，用紙の搬送を容易にしている。
【００１６】また、開閉ドアに手差し給紙部を設けるこ
とにより、手差し給紙部の配置，及び，操作性を容易に
する。
とにより、手差し給紙部の配置，及び，操作性を容易に
する。
【００１７】
【実施例】以下、本発明のフルカラー複写装置につい
て、〔実施例１〕，〔実施例２〕，〔実施例３〕，〔実
施例４〕の順に図面を参照して詳細に説明する。
て、〔実施例１〕，〔実施例２〕，〔実施例３〕，〔実
施例４〕の順に図面を参照して詳細に説明する。
【００１８】〔実施例１〕図１は、実施例１のフルカラ
ー複写装置１００の構成図を示し、原稿（図示せず）を
載置するコンタクトガラス１０１と、原稿に光を照射す
る光源１０２と、原稿からの反射光を後述する感光体ド
ラム１０８へ導くための第１ミラー１０３，第２ミラー
１０４，レンズ１０５，及び，第４ミラー１０６と、複
数の色分解フィルターを有したフィルター装置１０７
と、静電潜像を形成するための感光体ドラム１０８と、
感光体ドラム１０８を一様に帯電する帯電器１０９と、
イエロー色トナーが装填されたイエロー現像部１１０
Ｙ，マゼンタ色トナーが装填されたマゼンタ現像部１１
０Ｍ，シアン色トナーが装填されたシアン現像部１１０
Ｃ，及び，ブラック色トナーが装填されたブラック現像
部１１０Ｂの４つの現像部を有するリボルバー現像装置
１１０と、記録紙（図示せず）を巻き取って搬送する転
写ドラム１１１と、３つの給紙カセット１１２ａ，１１
２ｂ，１１２ｃからなる給紙部１１２と、転写ドラム１
１１に巻き付けられた記録紙にトナー像を転写する転写
チャージャー１１３と、トナー像を転写した記録紙を転
写ドラム１１１から分離するための分離チャージャー１
１４及び分離爪１１５と、トナー像を記録紙へ定着させ
る定着装置１１６と、定着終了後の記録紙を排出するた
めの排出トレイ１１７と、各トナー像を記録紙に転写し
た後の感光体ドラム１０８上の残留トナーを除去する磁
気ブラシクリーニング装置１１８と、給紙部１１２から
送り出された記録紙を搬送するための中間ローラ対１１
９ａ，１１９ｂと、記録紙を導くためのガイド板１２０
ａ，１２０ｂと、搬送されてきた記録紙のレジストを行
うレジストローラ対１２１ａ，１２１ｂと、前述した中
間ローラ１１９ｂ，レジストローラ１２１ｂ，及び，ガ
イド板１２０ｂが配設され、且つ、図示の如く開閉可能
な開閉ドア１２２とを備えている。
ー複写装置１００の構成図を示し、原稿（図示せず）を
載置するコンタクトガラス１０１と、原稿に光を照射す
る光源１０２と、原稿からの反射光を後述する感光体ド
ラム１０８へ導くための第１ミラー１０３，第２ミラー
１０４，レンズ１０５，及び，第４ミラー１０６と、複
数の色分解フィルターを有したフィルター装置１０７
と、静電潜像を形成するための感光体ドラム１０８と、
感光体ドラム１０８を一様に帯電する帯電器１０９と、
イエロー色トナーが装填されたイエロー現像部１１０
Ｙ，マゼンタ色トナーが装填されたマゼンタ現像部１１
０Ｍ，シアン色トナーが装填されたシアン現像部１１０
Ｃ，及び，ブラック色トナーが装填されたブラック現像
部１１０Ｂの４つの現像部を有するリボルバー現像装置
１１０と、記録紙（図示せず）を巻き取って搬送する転
写ドラム１１１と、３つの給紙カセット１１２ａ，１１
２ｂ，１１２ｃからなる給紙部１１２と、転写ドラム１
１１に巻き付けられた記録紙にトナー像を転写する転写
チャージャー１１３と、トナー像を転写した記録紙を転
写ドラム１１１から分離するための分離チャージャー１
１４及び分離爪１１５と、トナー像を記録紙へ定着させ
る定着装置１１６と、定着終了後の記録紙を排出するた
めの排出トレイ１１７と、各トナー像を記録紙に転写し
た後の感光体ドラム１０８上の残留トナーを除去する磁
気ブラシクリーニング装置１１８と、給紙部１１２から
送り出された記録紙を搬送するための中間ローラ対１１
９ａ，１１９ｂと、記録紙を導くためのガイド板１２０
ａ，１２０ｂと、搬送されてきた記録紙のレジストを行
うレジストローラ対１２１ａ，１２１ｂと、前述した中
間ローラ１１９ｂ，レジストローラ１２１ｂ，及び，ガ
イド板１２０ｂが配設され、且つ、図示の如く開閉可能
な開閉ドア１２２とを備えている。
【００１９】ここで、転写ドラム１１１は、図示の如
く、感光体ドラム１０８の下側に配置されており、転写
ドラム１１１における記録紙の搬送経路は、下側の搬送
路から転写ドラム１１１へ搬送され、左側へ搬送される
Ｌ字形となっているので、記録紙の搬送性が良い。
く、感光体ドラム１０８の下側に配置されており、転写
ドラム１１１における記録紙の搬送経路は、下側の搬送
路から転写ドラム１１１へ搬送され、左側へ搬送される
Ｌ字形となっているので、記録紙の搬送性が良い。
【００２０】また、前述したように給紙部１１２は、転
写ドラム１１１の下側に複数の給紙カセットが配置され
ており、各給紙カセット１１２ａ，１１２ｂ，１１２ｃ
から送りだされた記録紙は、中間ローラ対１１９ａ，１
１９ｂと、ガイド板１２０ａ，１２０ｂと、レジストロ
ーラ対１２１ａ，１２１ｂとによって形成される垂直搬
送路を介して転写ドラム１１１へ給紙される。
写ドラム１１１の下側に複数の給紙カセットが配置され
ており、各給紙カセット１１２ａ，１１２ｂ，１１２ｃ
から送りだされた記録紙は、中間ローラ対１１９ａ，１
１９ｂと、ガイド板１２０ａ，１２０ｂと、レジストロ
ーラ対１２１ａ，１２１ｂとによって形成される垂直搬
送路を介して転写ドラム１１１へ給紙される。
【００２１】給紙部１１２と対向する中間ローラ１１９
ｂ，レジストローラ１２１ｂ，及び，ガイド板１２０ｂ
は、開閉ドア１２２と一体で構成されており、図示の如
く、開閉ドア１２２をＡ方向に回転させる（開く）こと
により垂直搬送路を開放することが可能である。
ｂ，レジストローラ１２１ｂ，及び，ガイド板１２０ｂ
は、開閉ドア１２２と一体で構成されており、図示の如
く、開閉ドア１２２をＡ方向に回転させる（開く）こと
により垂直搬送路を開放することが可能である。
【００２２】従って、給紙部１１２と転写ドラム１１１
の間でジャムが発生すると、開閉ドア１２２を回転させ
て、垂直搬送路を開放することにより、ジャムとなった
記録紙を容易に、且つ、確実に除去することができる。
の間でジャムが発生すると、開閉ドア１２２を回転させ
て、垂直搬送路を開放することにより、ジャムとなった
記録紙を容易に、且つ、確実に除去することができる。
【００２３】また、実施例１のフルカラー複写装置１０
０は、図示の如くフロアタイプである。フロアタイプで
は、給紙部１１２も装置本体と一体で構成されるので、
レジストローラ対１２１ａ，１２１ｂも開閉ドア１２２
と一体として回転させることが可能であり、転写ドラム
１１１より上流側の搬送路が殆ど開放される。
０は、図示の如くフロアタイプである。フロアタイプで
は、給紙部１１２も装置本体と一体で構成されるので、
レジストローラ対１２１ａ，１２１ｂも開閉ドア１２２
と一体として回転させることが可能であり、転写ドラム
１１１より上流側の搬送路が殆ど開放される。
【００２４】また、装置本体の左側には排出トレイ１１
７のみしかないので、ソータ等の周辺機を制約条件なし
に取り付けることが可能である。
７のみしかないので、ソータ等の周辺機を制約条件なし
に取り付けることが可能である。
【００２５】〔実施例２〕図２は、実施例２のフルカラ
ー複写装置１００の構成を示す。ここでは、ディスクト
ップタイプを例として示している。尚、レジストローラ
対１２１ａ，１２１ｂが装置本体側に設けられているこ
と以外は実施例１と共通であるので説明を省略する。
ー複写装置１００の構成を示す。ここでは、ディスクト
ップタイプを例として示している。尚、レジストローラ
対１２１ａ，１２１ｂが装置本体側に設けられているこ
と以外は実施例１と共通であるので説明を省略する。
【００２６】ディスクトップタイプでは、給紙部１１２
を装置本体と別ユニットで構成するので、給紙部１１２
に種々のバリエーションを持たせて組み合わせることが
できる。例えば、給紙カセットを２５０枚用カセット，
５００枚用カセットで構成するとか、給紙部１１２を１
段，２段，３段のどのような構成にすることも可能であ
る。
を装置本体と別ユニットで構成するので、給紙部１１２
に種々のバリエーションを持たせて組み合わせることが
できる。例えば、給紙カセットを２５０枚用カセット，
５００枚用カセットで構成するとか、給紙部１１２を１
段，２段，３段のどのような構成にすることも可能であ
る。
【００２７】このようなディスクトップタイプでは、図
示の如く、レジストローラ対１２１ａ，１２１ｂを装置
本体側に配置することが望ましい。これは、レジストロ
ーラ対１２１ａ，１２１ｂと転写ドラム１１１との位置
関係及び速度関係が画像の転写位置精度に関わるためで
あり、位置精度の信頼性を維持するためである。
示の如く、レジストローラ対１２１ａ，１２１ｂを装置
本体側に配置することが望ましい。これは、レジストロ
ーラ対１２１ａ，１２１ｂと転写ドラム１１１との位置
関係及び速度関係が画像の転写位置精度に関わるためで
あり、位置精度の信頼性を維持するためである。
【００２８】従って、ジャム発生時の後処理において、
開閉ドア１２２を矢印Ａ方向に回転させると、カバー板
１２０ｂ及び中間ローラ１１９ｂが移動して垂直搬送路
が開放され、ジャムとなった記録紙を容易に除去するこ
とができる。尚、レジストロラ対１２１ａ，１２１ｂは
開放されないが、例えば、ノブ等を設けることにより容
易にジャム処理を行うことができる。
開閉ドア１２２を矢印Ａ方向に回転させると、カバー板
１２０ｂ及び中間ローラ１１９ｂが移動して垂直搬送路
が開放され、ジャムとなった記録紙を容易に除去するこ
とができる。尚、レジストロラ対１２１ａ，１２１ｂは
開放されないが、例えば、ノブ等を設けることにより容
易にジャム処理を行うことができる。
【００２９】〔実施例３〕図３は、実施例３のフルカラ
ー複写装置１００の構成を示す。実施例３のフルカラー
複写装置１００はフロアタイプの装置において、給紙カ
セット１２４ａ，１２４ｂからなる給紙部１２４を装置
の片側に設けた場合を示し、給紙部１２４から送り出さ
れた記録紙は、中間ローラ対１２３ａ，１２３ｂを介し
てレジストローラ対１２１ａ，１２１ｂへ搬送される。
尚、その他は開閉ドア１２２上にレジストローラ１２１
ｂのみが設けられいること以外は実施例１と共通である
ので説明を省略する。
ー複写装置１００の構成を示す。実施例３のフルカラー
複写装置１００はフロアタイプの装置において、給紙カ
セット１２４ａ，１２４ｂからなる給紙部１２４を装置
の片側に設けた場合を示し、給紙部１２４から送り出さ
れた記録紙は、中間ローラ対１２３ａ，１２３ｂを介し
てレジストローラ対１２１ａ，１２１ｂへ搬送される。
尚、その他は開閉ドア１２２上にレジストローラ１２１
ｂのみが設けられいること以外は実施例１と共通である
ので説明を省略する。
【００３０】実施例３では、実施例１が転写ドラム１１
１より上流側の搬送路が殆ど開放されたのと比較して、
開閉ドア１２２によって開放される部分がレジストロー
ラ対１２１ａ，１２１ｂの近傍のみと少なくなっている
が、一般的に転写ドラム１１１とレジストローラ対１２
１ａ，１２１ｂとの間のジャム発生確率が高く、且つ、
この部分の記録紙の除去が困難であることを考慮する
と、ジャムの後処理を充分容易にすることができる。
１より上流側の搬送路が殆ど開放されたのと比較して、
開閉ドア１２２によって開放される部分がレジストロー
ラ対１２１ａ，１２１ｂの近傍のみと少なくなっている
が、一般的に転写ドラム１１１とレジストローラ対１２
１ａ，１２１ｂとの間のジャム発生確率が高く、且つ、
この部分の記録紙の除去が困難であることを考慮する
と、ジャムの後処理を充分容易にすることができる。
【００３１】〔実施例４〕図４は、実施例４のフルカラ
ー複写装置１００の構成を示す。実施例４のフルカラー
複写装置１００は、図示の如く、開閉ドア１２２に手差
し給紙部１２５を設けたものである。尚、その他の構成
は実施例１と共通であるので説明を省略する。
ー複写装置１００の構成を示す。実施例４のフルカラー
複写装置１００は、図示の如く、開閉ドア１２２に手差
し給紙部１２５を設けたものである。尚、その他の構成
は実施例１と共通であるので説明を省略する。
【００３２】図示から明らかなように、手差し給紙部１
２５の上部に充分なスペースを確保できるので、手差し
給紙を容易に行うことができる。また、給紙部１１２或
いは排紙トレイ１１７と対向する側に手差し給紙部１２
５が配置されているため、周辺機を取り付けた場合でも
手差し給紙の操作性が低下しない。
２５の上部に充分なスペースを確保できるので、手差し
給紙を容易に行うことができる。また、給紙部１１２或
いは排紙トレイ１１７と対向する側に手差し給紙部１２
５が配置されているため、周辺機を取り付けた場合でも
手差し給紙の操作性が低下しない。
【００３３】また、手差し給紙部１２５を配置するため
の新たに搬送路及びスペースを確保する必要がないの
で、手差し給紙部を容易に設けることができる。
の新たに搬送路及びスペースを確保する必要がないの
で、手差し給紙部を容易に設けることができる。
【００３４】
【発明の効果】以上説明したように本発明のフルカラー
複写装置は、転写ドラムを用いたフルカラー複写装置に
おいて、レジスト時の記録紙の搬送方向が垂直となる位
置に配設された一対のレジストローラと、レジストロー
ラの片側のローラが取り付けられ、且つ、片側のローラ
が取り付けられた面で搬送路の一部を形成する開閉自在
に設けられた開閉ドアとを備え、開閉ドアを開くことに
よりレジストローラの片側のローラ及び搬送路の一部を
開放可能としたため、ジャム発生時の後処理を容易に行
うことができる。
複写装置は、転写ドラムを用いたフルカラー複写装置に
おいて、レジスト時の記録紙の搬送方向が垂直となる位
置に配設された一対のレジストローラと、レジストロー
ラの片側のローラが取り付けられ、且つ、片側のローラ
が取り付けられた面で搬送路の一部を形成する開閉自在
に設けられた開閉ドアとを備え、開閉ドアを開くことに
よりレジストローラの片側のローラ及び搬送路の一部を
開放可能としたため、ジャム発生時の後処理を容易に行
うことができる。
【００３５】また、本発明のフルカラー複写装置は、転
写ドラムを用いたフルカラー複写装置において、レジス
ト時の記録紙の搬送方向が垂直となる位置に配設された
一対のレジストローラと、その片面で垂直搬送路を形成
する開閉自在に設けられた開閉ドアとを備え、開閉ドア
を開くことにより垂直搬送路を開放可能としたため、ジ
ャム発生時の後処理を容易に行うことができる。
写ドラムを用いたフルカラー複写装置において、レジス
ト時の記録紙の搬送方向が垂直となる位置に配設された
一対のレジストローラと、その片面で垂直搬送路を形成
する開閉自在に設けられた開閉ドアとを備え、開閉ドア
を開くことにより垂直搬送路を開放可能としたため、ジ
ャム発生時の後処理を容易に行うことができる。
【００３６】また、本発明のフルカラー複写装置は、前
述した構成において、転写ドラムを感光体ドラムの下部
に配置したため、ジャム発生時の後処理を容易に行え、
且つ、用紙の搬送性を低下させることなく周辺機の取り
付けスペースを確保することができる。
述した構成において、転写ドラムを感光体ドラムの下部
に配置したため、ジャム発生時の後処理を容易に行え、
且つ、用紙の搬送性を低下させることなく周辺機の取り
付けスペースを確保することができる。
【００３７】また、本発明のフルカラー複写装置は、前
述した構成において、開閉ドアに手差し給紙部を配設し
たため、手差し給紙部を容易に設けることができ、且
つ、ソータ等の周辺機を取り付けた場合でも操作性を低
下させることがない。
述した構成において、開閉ドアに手差し給紙部を配設し
たため、手差し給紙部を容易に設けることができ、且
つ、ソータ等の周辺機を取り付けた場合でも操作性を低
下させることがない。
【図１】実施例１のフルカラー複写装置の構成を示す説
明図である。
明図である。
【図２】実施例２のフルカラー複写装置の構成を示す説
明図である。
明図である。
【図３】実施例３のフルカラー複写装置の構成を示す説
明図である。
明図である。
【図４】実施例４のフルカラー複写装置の構成を示す説
明図である。
明図である。
【図５】従来の転写ドラムを用いたフルカラー複写装置
の構成を示す説明図である。
の構成を示す説明図である。
１００ フルカラー複写装置 １０８ 感光体ドラム １１０ リボ
ルバー現像装置 １１１ 転写ドラム １１２ 給紙
部 １１７ 排出トレイ １１９ａ １１９ｂ 中間ローラ対 １２０ａ １２０ｂ ガイド板 １２１ａ １２１ｂ レジストローラ対 １２２ 開閉ドア １２４ 給紙部 １２５ 手差
し給紙部
ルバー現像装置 １１１ 転写ドラム １１２ 給紙
部 １１７ 排出トレイ １１９ａ １１９ｂ 中間ローラ対 １２０ａ １２０ｂ ガイド板 １２１ａ １２１ｂ レジストローラ対 １２２ 開閉ドア １２４ 給紙部 １２５ 手差
し給紙部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 神谷 拓郎 東京都大田区中馬込１丁目３番６号 株式 会社リコー内 (72)発明者 佐藤 直基 東京都大田区中馬込１丁目３番６号 株式 会社リコー内
Claims (7)
- 【請求項１】 転写ドラムを用いたフルカラー複写装置
において、レジスト時の記録紙の搬送方向が垂直となる
位置に配設された一対のレジストローラと、前記レジス
トローラの片側のローラが取り付けられ、且つ、前記片
側のローラが取り付けられた面で搬送路の一部を形成す
る開閉自在に設けられた開閉ドアとを備え、前記開閉ド
アを開くことにより前記レジストローラの片側のローラ
及び搬送路の一部を開放可能であることを特徴とするフ
ルカラー複写装置。 - 【請求項２】 前記開閉ドアによって形成される搬送路
は、垂直搬送路であることを特徴とする請求項１のフル
カラー複写装置。 - 【請求項３】 転写ドラムを用いたフルカラー複写装置
において、レジスト時の記録紙の搬送方向が垂直となる
位置に配設された一対のレジストローラと、その片面で
垂直搬送路を形成する開閉自在に設けられた開閉ドアと
を備え、前記開閉ドアを開くことにより垂直搬送路が開
放可能であることを特徴とするフルカラー複写装置。 - 【請求項４】 前記転写ドラムが感光体ドラムの下部に
配置されたことを特徴とする請求項１，２，及び，３の
フルカラー複写装置。 - 【請求項５】 現像装置がリボルバー現像装置であるこ
とを特徴とする請求項１，２，３，及び，４のフルカラ
ー複写装置。 - 【請求項６】 前記開閉ドアに手差し給紙部を配設した
ことを特徴とする請求項１，２，３，４，及び，５のフ
ルカラー複写装置。 - 【請求項７】 前記開閉ドアの搬送路或いは垂直搬送路
上には、必要に応じて一対の中間ローラの片側のローラ
が取り付けられていることを特徴とする請求項１，２，
３，４，５，及び，６のフルカラー複写装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3240490A JPH0558508A (ja) | 1991-08-27 | 1991-08-27 | フルカラー複写装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3240490A JPH0558508A (ja) | 1991-08-27 | 1991-08-27 | フルカラー複写装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0558508A true JPH0558508A (ja) | 1993-03-09 |
Family
ID=17060291
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3240490A Pending JPH0558508A (ja) | 1991-08-27 | 1991-08-27 | フルカラー複写装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0558508A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09319125A (ja) * | 1996-05-24 | 1997-12-12 | Ricoh Co Ltd | 転写ドラムを用いたカラー電子写真プロセス |
| US6806588B2 (en) | 2000-03-01 | 2004-10-19 | Hitachi, Ltd. | Power controller for a vehicle |
| US11655114B2 (en) | 2019-06-14 | 2023-05-23 | Ricoh Company, Ltd. | Sheet conveying device and image forming apparatus incorporating the sheet conveying device |
Citations (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5016540A (ja) * | 1973-06-11 | 1975-02-21 | ||
| JPH0233162A (ja) * | 1988-07-22 | 1990-02-02 | Mita Ind Co Ltd | カラー画像形成装置 |
| JPH02158542A (ja) * | 1988-12-09 | 1990-06-19 | Canon Inc | 画像形成装置 |
| JPH0367272A (ja) * | 1989-05-15 | 1991-03-22 | Konica Corp | カラー画像形成装置 |
| JPH03100565A (ja) * | 1989-09-12 | 1991-04-25 | Konica Corp | カラー画像形成装置 |
| JPH03118567A (ja) * | 1989-09-29 | 1991-05-21 | Mita Ind Co Ltd | 画像形成装置 |
| JPH03120140A (ja) * | 1989-09-29 | 1991-05-22 | Mita Ind Co Ltd | 画像形成装置 |
-
1991
- 1991-08-27 JP JP3240490A patent/JPH0558508A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5016540A (ja) * | 1973-06-11 | 1975-02-21 | ||
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| JPH03118567A (ja) * | 1989-09-29 | 1991-05-21 | Mita Ind Co Ltd | 画像形成装置 |
| JPH03120140A (ja) * | 1989-09-29 | 1991-05-22 | Mita Ind Co Ltd | 画像形成装置 |
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|---|---|---|---|---|
| JPH09319125A (ja) * | 1996-05-24 | 1997-12-12 | Ricoh Co Ltd | 転写ドラムを用いたカラー電子写真プロセス |
| US6806588B2 (en) | 2000-03-01 | 2004-10-19 | Hitachi, Ltd. | Power controller for a vehicle |
| US11655114B2 (en) | 2019-06-14 | 2023-05-23 | Ricoh Company, Ltd. | Sheet conveying device and image forming apparatus incorporating the sheet conveying device |
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|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |