JPH0557731A - 樹脂成形金型装置 - Google Patents
樹脂成形金型装置Info
- Publication number
- JPH0557731A JPH0557731A JP21747291A JP21747291A JPH0557731A JP H0557731 A JPH0557731 A JP H0557731A JP 21747291 A JP21747291 A JP 21747291A JP 21747291 A JP21747291 A JP 21747291A JP H0557731 A JPH0557731 A JP H0557731A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- slide block
- molded product
- undercut
- mold device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/26—Moulds
- B29C45/33—Moulds having transversely, e.g. radially, movable mould parts
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 成形品キャビティ側のアンダーカットを金型
の型開き,型閉じ動作を利用して形成し、また、抜くた
めの樹脂成形金型装置に関するものである。 【構成】 成形品1のアンダーカット部である穴形状1
aを形成するための形状部3bを有するスライドブロッ
ク3と、このスライドブロック3を型開き時に前記アン
ダーカット部から前記形状部3bが抜ける方向に付勢す
る付勢手段と、型閉じ時に前記スライドブロック3を前
記付勢力に抗して摺動復帰させる復帰手段とを備え、型
開きと同調して、成形品1のキャビティ側のアンダーカ
ットを抜くことができるので、成形サイクル短縮にきわ
めて有利である。
の型開き,型閉じ動作を利用して形成し、また、抜くた
めの樹脂成形金型装置に関するものである。 【構成】 成形品1のアンダーカット部である穴形状1
aを形成するための形状部3bを有するスライドブロッ
ク3と、このスライドブロック3を型開き時に前記アン
ダーカット部から前記形状部3bが抜ける方向に付勢す
る付勢手段と、型閉じ時に前記スライドブロック3を前
記付勢力に抗して摺動復帰させる復帰手段とを備え、型
開きと同調して、成形品1のキャビティ側のアンダーカ
ットを抜くことができるので、成形サイクル短縮にきわ
めて有利である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、成形品のキャビティ側
のアンダーカットを抜くための金型装置に関するもので
ある。
のアンダーカットを抜くための金型装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の樹脂成形金型装置は、図
3および図4に示す構造となっていた。
3および図4に示す構造となっていた。
【0003】図4において、9は側面にアンダーカット
となる穴9aを有した成形品である。図3は図4の成形
品9を成形する金型装置である。10は、アンダーカッ
ト部を有する摺動インサートで、キャビティ型板11内
に配置される。12はシリンダーで、前記摺動インサー
ト10に連結され、キャビティ型板11の端面に固定さ
れる。
となる穴9aを有した成形品である。図3は図4の成形
品9を成形する金型装置である。10は、アンダーカッ
ト部を有する摺動インサートで、キャビティ型板11内
に配置される。12はシリンダーで、前記摺動インサー
ト10に連結され、キャビティ型板11の端面に固定さ
れる。
【0004】以上のように構成された金型装置で、以下
その動作について説明する。まず、樹脂充填後、型開き
前にシリンダー12により摺動インサート10が後退
し、成形品9のアンダーカットを抜き、型開き後、離型
する。
その動作について説明する。まず、樹脂充填後、型開き
前にシリンダー12により摺動インサート10が後退
し、成形品9のアンダーカットを抜き、型開き後、離型
する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構造では、型開き前に、シリンダーにより摺動イン
サートを摺動させ成形品のアンダーカットを抜かなけれ
ばならないため、シリンダー駆動時間を要し、成形サイ
クルが長くなるという問題点を有していた。
うな構造では、型開き前に、シリンダーにより摺動イン
サートを摺動させ成形品のアンダーカットを抜かなけれ
ばならないため、シリンダー駆動時間を要し、成形サイ
クルが長くなるという問題点を有していた。
【0006】そこで本発明は上記問題点に鑑み、従来例
のようなシリンダーを使用せずに、型開き動作と連動
し、アンダーカットとなる穴形状を有する成形品を成形
することができ、かつ成形サイクルを短縮できる金型装
置を提供するものである。
のようなシリンダーを使用せずに、型開き動作と連動
し、アンダーカットとなる穴形状を有する成形品を成形
することができ、かつ成形サイクルを短縮できる金型装
置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明の成形金型装置は、成形品のアンダーカット
部を形成するための形状部を有するスライドブロック
と、このスライドブロックを型開き時に前記アンダーカ
ット部から前記形状部が抜ける方向に付勢する付勢手段
と、この付勢手段の付勢力によって一定距離摺動した前
記スライドブロックを停止させるストッパーと、型閉じ
時に前記スライドブロックを前記付勢力に抗して摺動復
帰させる復帰手段とを備えたことを特徴とする。
めに本発明の成形金型装置は、成形品のアンダーカット
部を形成するための形状部を有するスライドブロック
と、このスライドブロックを型開き時に前記アンダーカ
ット部から前記形状部が抜ける方向に付勢する付勢手段
と、この付勢手段の付勢力によって一定距離摺動した前
記スライドブロックを停止させるストッパーと、型閉じ
時に前記スライドブロックを前記付勢力に抗して摺動復
帰させる復帰手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明は上記構成により、型開きと同調して、
付勢手段によりスライドブロックがアンダーカットの抜
き方向に摺動し、成形品のキャビティ側のアンダーカッ
トを抜くことができるので、成形サイクル短縮にきわめ
て有利である。
付勢手段によりスライドブロックがアンダーカットの抜
き方向に摺動し、成形品のキャビティ側のアンダーカッ
トを抜くことができるので、成形サイクル短縮にきわめ
て有利である。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例における樹脂成形金
型装置について、図面を参照しながら説明する。
型装置について、図面を参照しながら説明する。
【0010】図1において、1はキャビティ側にアンダ
ーカットとなる穴1aを有する成形品、2は一端に型開
き方向に対し、ある角度傾いた面を有するロッドで他端
は固定側取付板7に固定されている。3は前記ロッド2
のあて面3aを有し、かつ一端に前記穴形状1aのアン
ダーカット部を成形する形状部3bを有し、アンダーカ
ットの抜き方向に摺動可能なスライドブロックである。
4は前記スライドブロック3の摺動方向に配置されたロ
ッドで、前記スライドブロック3に一端を固定されてい
る。5は発条で前記ロッド4の外周に配置されている。
6は固定側型板8の下端部に固定され、前記スライドブ
ロック3を一定距離摺動後停止させるストッパーで、前
記発条5のあて面6aを有する。
ーカットとなる穴1aを有する成形品、2は一端に型開
き方向に対し、ある角度傾いた面を有するロッドで他端
は固定側取付板7に固定されている。3は前記ロッド2
のあて面3aを有し、かつ一端に前記穴形状1aのアン
ダーカット部を成形する形状部3bを有し、アンダーカ
ットの抜き方向に摺動可能なスライドブロックである。
4は前記スライドブロック3の摺動方向に配置されたロ
ッドで、前記スライドブロック3に一端を固定されてい
る。5は発条で前記ロッド4の外周に配置されている。
6は固定側型板8の下端部に固定され、前記スライドブ
ロック3を一定距離摺動後停止させるストッパーで、前
記発条5のあて面6aを有する。
【0011】以上のように構成された樹脂成形金型装置
についてその動作を説明する。図2は型開き時の成形金
型装置を示すものである。型開きにより、固定側取付板
7に固定されたロッド2がスライドブロック3のあて面
3aから離れ、発条5がロッド4に内側をガイドされロ
ッド4をアンダーカットの抜き方向に付勢することによ
り、ロッド4に固定されたスライドブロック3は一定距
離摺動後、ストッパー6により停止する。この動作によ
り、成形品1のキャビティ側の穴形状アンダーカットを
抜き成形品1は離型する。型閉じ時、固定側取付板7に
固定されたロッド2により、スライドブロック3のあて
面3aを付勢し、スライドブロック3を型開き前の位置
(図1の状態)に戻す。
についてその動作を説明する。図2は型開き時の成形金
型装置を示すものである。型開きにより、固定側取付板
7に固定されたロッド2がスライドブロック3のあて面
3aから離れ、発条5がロッド4に内側をガイドされロ
ッド4をアンダーカットの抜き方向に付勢することによ
り、ロッド4に固定されたスライドブロック3は一定距
離摺動後、ストッパー6により停止する。この動作によ
り、成形品1のキャビティ側の穴形状アンダーカットを
抜き成形品1は離型する。型閉じ時、固定側取付板7に
固定されたロッド2により、スライドブロック3のあて
面3aを付勢し、スライドブロック3を型開き前の位置
(図1の状態)に戻す。
【0012】本実施例の構成の樹脂成形金型装置であれ
ば、シリンダー動作による成形サイクルの遅延がなく、
成形サイクル短縮が図れる。
ば、シリンダー動作による成形サイクルの遅延がなく、
成形サイクル短縮が図れる。
【0013】
【発明の効果】以上のように本発明は、シリンダー動作
による成形サイクルの遅延がなく、成形サイクル短縮が
図れ、かつシリンダーを使用しないこと、成形サイクル
が短縮できることによる装置、および成形品のコスト低
減が図れる。
による成形サイクルの遅延がなく、成形サイクル短縮が
図れ、かつシリンダーを使用しないこと、成形サイクル
が短縮できることによる装置、および成形品のコスト低
減が図れる。
【図1】本発明の一実施例における樹脂成形金型装置の
型閉じ時の部分断面図
型閉じ時の部分断面図
【図2】同樹脂成形金型装置の型開き時の部分断面図
【図3】従来の樹脂成形金型装置の型閉じ時の部分断面
図
図
【図4】アンダーカットとなる穴形状を有する成形品の
斜視図
斜視図
1 成形品 1a 穴形状 2 ロッド 3 スライドブロック 4 ロッド 5 発条 6 ストッパー 7 固定側取付板 8 固定側型板
Claims (1)
- 【請求項1】 成形品のアンダーカット部を形成するた
めの形状部を有するスライドブロックと、このスライド
ブロックを型開き時に前記アンダーカット部から前記形
状部が抜ける方向に付勢する付勢手段と、この付勢手段
によって一定距離摺動した前記スライドブロックを停止
させるストッパー部と、型閉じ部に前記スライドブロッ
クを前記付勢力に抗して摺動復帰させる復帰手段とを備
えたことを特徴とする樹脂成形金型装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21747291A JPH0557731A (ja) | 1991-08-28 | 1991-08-28 | 樹脂成形金型装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21747291A JPH0557731A (ja) | 1991-08-28 | 1991-08-28 | 樹脂成形金型装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0557731A true JPH0557731A (ja) | 1993-03-09 |
Family
ID=16704773
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21747291A Pending JPH0557731A (ja) | 1991-08-28 | 1991-08-28 | 樹脂成形金型装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0557731A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0695619A1 (de) * | 1994-07-28 | 1996-02-07 | Strack Norma GmbH | Spritzwerkzeug |
CN102935706A (zh) * | 2012-11-09 | 2013-02-20 | 凡嘉科技(无锡)有限公司 | 一种滑块退出装置 |
CN112520281A (zh) * | 2019-09-18 | 2021-03-19 | 天津新松机器人自动化有限公司 | 一种智能仓储机器人取放货***及其方法 |
-
1991
- 1991-08-28 JP JP21747291A patent/JPH0557731A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0695619A1 (de) * | 1994-07-28 | 1996-02-07 | Strack Norma GmbH | Spritzwerkzeug |
CN102935706A (zh) * | 2012-11-09 | 2013-02-20 | 凡嘉科技(无锡)有限公司 | 一种滑块退出装置 |
CN112520281A (zh) * | 2019-09-18 | 2021-03-19 | 天津新松机器人自动化有限公司 | 一种智能仓储机器人取放货***及其方法 |
CN112520281B (zh) * | 2019-09-18 | 2022-04-08 | 天津新松机器人自动化有限公司 | 一种智能仓储机器人取放货***及其方法 |
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