JPH0557672A - 豆腐等の切断分離装置 - Google Patents

豆腐等の切断分離装置

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JPH0557672A
JPH0557672A JP3218928A JP21892891A JPH0557672A JP H0557672 A JPH0557672 A JP H0557672A JP 3218928 A JP3218928 A JP 3218928A JP 21892891 A JP21892891 A JP 21892891A JP H0557672 A JPH0557672 A JP H0557672A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンベヤベルト10上の豆腐等Tを切断し
て、分離する。 【構成】 コンベヤベルト10の上方に、上下左右に移
動可能な切断刃21、21…を設け、コンベヤベルト1
0を介して切断刃21、21…と対向する平板31を配
設する。切断刃21、21…が下降し、平板31が上昇
することにより豆腐等Tを切断することができ、その
後、切断刃21、21…が左右方向に拡がるように移動
することにより、豆腐等Tを所定の間隔に分離すること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、帯状に切断された豆
腐等の材料(以下、単に豆腐等という)を所定の単位に
切断し、包装等のために、相互間を分離するための豆腐
等の切断分離装置に関する。
【0002】
【従来の技術】豆腐等は、シート状のものを帯状に切断
し、さらに、それを所定の単位に切断した後、パック詰
めされ、商品になる。
【0003】帯状の豆腐等は、パック詰めするために相
互の間を所定の間隔に分離する必要がある。そこで、帯
状の豆腐等を切断し、分離する装置が知られている。こ
のものは、切断刃の下流側に、豆腐等の間隔を拡げるた
めに、豆腐等の切断された単位ごとにガイドを設けたも
のである。
【0004】コンベアベルトによりシート状の豆腐等が
搬送されてくると、豆腐等は、切断刃により所定の帯状
の単位に切断され、ガイドによって左右方向に開かれる
ことにより、所定の間隔に分離することができる。な
お、豆腐等は、その形くずれを防ぐために、水中に配設
したガイドに沿って、水中を搬送するようにしたものも
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来技術による
ときは、豆腐等は、コンベヤベルトの前進に伴い、ガイ
ドに沿って左右方向に移動していくので、豆腐等を所定
の間隔にするためには、ガイドを長くしなければなら
ず、切断刃の下流側に長い搬送距離が必要になるために
スペース効率が悪くなり、さらに、豆腐等は、ガイドに
接触しながら長い距離を搬送されるため、形くずれを起
こし易いという問題が避けられなかった。また、豆腐等
を水中で搬送するものは、操業中に水が汚れ易く、衛生
上の問題を発生し易いという重大な欠点がある。
【0006】そこで、この発明の目的は、かかる従来技
術の問題に鑑み、相互の間隔を変更することができる複
数の切断刃を備えることにより、スペース効率を悪くす
るような長いガイドを全く必要とせず、しかも、水中を
搬送することなく、豆腐等を簡単に切断し、分離するこ
とができる豆腐等の切断分離装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めのこの発明の構成は、豆腐等を搬送するコンベヤベル
トと、コンベヤベルトの上方に配設し、コンベヤベルト
にほぼ接するまで下降して、左右に相互の間隔を変更す
ることができる複数の切断刃と、コンベヤベルトを介し
て切断刃と対向し、コンベヤベルトを押し上げて下降中
の切断刃に接触させる上下動可能な平板とからなること
をその要旨とする。
【0008】なお、切断刃は、相互の間隔の最小値を規
制するスペーサと、最大値を規制する連結ロッドとを有
してもよく、また、切断刃は、これを板状にし、コンベ
ヤベルトの進行方向に互いに平行に配設してもよい。
【0009】
【作用】かかる構成によるときは、切断刃は、コンベヤ
ベルトにより豆腐等が搬送されてきたとき、下降するこ
とによって豆腐等を上方から切断することができ、その
後、切断刃は、左右に相互の間隔を拡げ、切断刃自体に
よって豆腐等の切断面を積極的に押し、豆腐等を左右に
移動させることにより、豆腐等を分離することができ
る。
【0010】平板は、切断刃が下降中のとき、上昇して
コンベヤベルトを押し上げ、切断刃に接触させるから、
豆腐等の切断動作を一層確実にすることができる。さら
に、平板は、切断完了後、直ちに下降し、切断刃とコン
ベヤベルトとの接触を解放することにより、切断刃がコ
ンべヤベルトを傷付けることを防止し、切断刃が、左右
に相互の間隔を変更するとき、その動作を円滑にするこ
とができる。
【0011】切断刃がスペーサと連結ロッドとを有する
ときは、切断刃は、相互の間隔の最小値と最大値とを正
確に規制することができるから、豆腐等を確実に所定の
長さに切断し、所定の位置に分離することができる。
【0012】切断刃を板状にし、コンベヤベルトの進行
方向に互いに平行に配設するときは、豆腐等を分離する
とき、切断刃は、豆腐等に対し、その移動方向に正しく
力を加えることができるので、豆腐等の形くずれを防止
することができる。
【0013】
【実施例】以下、図面を以って実施例を説明する。
【0014】豆腐等の切断分離装置は、コンベヤベルト
10と、コンベヤベルト10の上方に配設する複数の切
断刃21、21…と、コンベヤベルト10の下方に、切
断刃21、21…と対向して配設する平板31とを主要
部材としてなる(図1、図2)。
【0015】コンベヤベルト10は、ゴムまたは合成樹
脂材料からなる平ベルトである。コンベヤベルト10
は、図示しない駆動源により駆動され、コンベヤベルト
10の幅方向に長い帯状の豆腐等T、T…を、図2の矢
印A方向に搬送しているものとする。
【0016】切断刃21、21…は、スライダヘッド2
2、22…と、スライド軸23、23と、上下動部材2
4とを介し、コンベヤベルト10の上方に、コンベヤベ
ルト10を横切るようにして配列されている。
【0017】上下動部材24は、コンベヤベルト10の
上方に、シリンダ25、25を介し、上下動自在に配設
されている。上下動部材24は、コンベヤベルト10を
横切る方向に長い長方形の天板24aと、天板24aの
両端に垂設する側板24b、24bとからなり、全体と
して浅い溝形に形成されている。また、天板24aの中
央部には、分厚い固定ヘッド24cが垂設されている。
シリンダ25、25は、固定フレームFに下向きに固定
され、シリンダ25、25のロッド25a、25aは、
その長さを調節することができる調節部材25b、25
bと、ブラケット24d、24dとを介し、側板24
b、24bに連結されている。
【0018】各シリンダ25の両側には、ガイドブロッ
ク27、27が固定フレームFに下向きに固定されてい
る。ガイドブロック27、27には、それぞれガイドロ
ッド27aが摺動自在に貫通しており、ガイドロッド2
7aの下端は、固定部材27bを介して側板24bに固
定されている。したがって、上下動部材24は、シリン
ダ25、25を伸縮することにより、ガイドブロック2
7、27…に沿って上下動することができる。
【0019】上下動部材24の側板24b、24bの間
には、2本のスライド軸23、23が天板24aの長手
方向に平行に架設されている。スライド軸23、23
は、中央部の固定ヘッド24cを貫通し、その両端は、
ナット23a、23a…により側板24b、24bに固
定されている。
【0020】スライド軸23、23には、複数のスライ
ダヘッド22、22…が摺動自在に取り付けられてい
る。両端のスライダヘッド22、22の上面には、移動
ロッド22f、22fが立設されており、移動ロッド2
2f、22fは、上下動部材24の天板24aに形成す
る長孔24a1 、24a1 を貫通して、上下動部材24
の上方に突出し、その先端には、ロッドエンド26a、
26aを介し、シリンダ26、26が連結されている
(図1、図3)。なお、シリンダ26、26は、上下動
部材24の天板24aの上面に、それぞれブラケット2
6b、26bを介し、互いに反対方向に向けて、スライ
ド軸23、23に平行に固定されている。
【0021】スライダヘッド22、22…は、それぞ
れ、両端部の2個のスライド孔22a、22aと、2個
の段付きの連結孔22b、22bと、ねじ孔22cとを
備えている(図4、図5)。各スライド孔22aには、
その内側にブシュ22a1 が嵌合され、ブシュ22a1
を介して、スライド軸23が貫通している。
【0022】スライダヘッド22、22…は、隣接する
スライダヘッド22、22の連結孔22b、22bに、
ストッパ22e1 、22e1 付きの連結ロッド22eを
挿通することにより、互いに連結されている。なお、固
定ヘッド24cの両側のスライダヘッド22、22も、
同様にして、固定ヘッド24cに連結されている。
【0023】各スライダヘッド22のねじ穴22cに
は、スペーサ22dがねじ込まれている。スペーサ22
d、22d…は、各スライダヘッド22ごとに、固定ヘ
ッド24cに向けて固定するものとする。
【0024】スライダヘッド22、22…は、固定ヘッ
ド24cを中心に左右対称に設けてあり(図1)、各ス
ライダヘッド22の下面には、切断刃21が垂設されて
いる(図1、図5)。各切断刃21は、ステンレス等の
金属材料からなる薄板状であり、その表面には、磨きが
かけられており、その下辺には、刃先が形成されてい
る。切断刃21、21…は、コンベヤベルト10の進行
方向に互いに平行であり、コンベヤベルト10に対して
垂直に、しかも、その刃先がコンベヤベルト10に対し
て平行になるように、各スライダヘッド22の下面にお
いて、固定ヘッド24c側に取り付けられている。
【0025】スペーサ22d、22d…、連結ロッド2
2e、22e…の長さは、次のように定めてあるものと
する。すなわち、スライダヘッド22、22…を固定ヘ
ッド24c側に押し付けるとき(図1、図4の中心線C
Lから左側)、固定ヘッド24cを基準にする切断刃2
1、21…の間隔d1 、d2 、d2 …は、スペーサ22
d、22d…によって規制され、d1 =d2 /2とな
る。なお、このとき、連結ロッド22e、22e…は、
フリーになる。また、スライダヘッド22、22…を固
定ヘッド24cから遠ざけるように移動するとき(同図
の中心線CLから右側)、間隔d3 、d4 、d4 …は、
連結ロッド22e、22e…によって規制され、d3 =
d1 +Δ、d4 =d2 +Δ(Δは、定数)となるものと
する。
【0026】平板31は、シリンダ32、32を介して
固定フレームFに上下動自在に配設されている(図1、
図2)。平板31は、コンベヤベルト10を介して切断
刃21、21…と対向し、コンベヤベルト10に平行に
なるように配設されている。シリンダ32、32は、平
板31の両端に、ブラケット31b、31bを介して連
結されている。
【0027】平板31は、長方形の板状であり、その長
辺がコンベヤベルト10を横切る方向に配設されてい
る。平板31は、その長辺の長さが、切断刃21、21
…の左右の最大移動範囲よりも多少長く、その短辺の長
さが切断刃21、21…の長さよりも多少長くなってい
るものとする。平板31の上面には、ゴムまたは合成樹
脂材料からなるシート31aが貼着されている。
【0028】かかる豆腐等の切断分離装置の作動は、次
ぎのとおりである。
【0029】切断刃21、21…は、シリンダ25、2
5を同時に伸縮して上下動部材24を上下に駆動するこ
とにより、刃先がコンベヤベルト10から十分に離れる
退避位置(図1の実線)と、刃先がコンベヤベルト10
にほぼ接する作動位置(同図の一点鎖線、二点鎖線)と
をとることができる。
【0030】また、切断刃21、21…は、その退避位
置と作動位置とのいずれにおいても、シリンダ26、2
6を伸縮することにより、相互の間隔d1 、d2 、d2
…を実現する切断位置(同図の一点鎖線)と、間隔d3
、d4 、d4 …を実現する分離位置(同図の二点鎖
線)とをとることができる。シリンダ26、26を短縮
すると、最外側のスライダヘッド22、22を介して、
すべてのスライダヘッド22、22…が固定ヘッド24
cに向けて駆動され、固定ヘッド24cを基準とする切
断刃21、21…の間隔d1 、d2 、d2 …がスペーサ
22d、22d…によって規制される一方、シリンダ2
6、26を伸長すれば、最外側のスライダヘッド22、
22が外側に移動し、以下、連結ロッド22e、22e
…を介し、順次、スライダヘッド22、22…が外側に
移動するから、切断刃21、21…は、連結ロッド22
e、22e…によって規制される間隔d3 、d4 、d4
…となるように、左右に拡げることができるからであ
る。
【0031】また、平板31は、シリンダ32、32を
同時に伸縮することにより、コンベヤベルト10を上方
に押し上げる作動位置(図6の実線)と、コンベヤベル
ト10の下方に退避する退避位置(同図の二点鎖線)と
をとることができる。
【0032】そこで、切断刃21、21…は、上方の退
避位置において、間隔d1 、d2 、d2 …の切断位置に
して待機させ、平板31は、退避位置に下降して待機さ
せておき、コンベヤベルト10により帯状の豆腐等Tを
搬入する(図2、図3の一点鎖線)。豆腐等Tが、図示
しないセンサまたはエンコーダ等により、切断刃21、
21…の下方に到達したことが検知されると、シリンダ
25、25が作動し、切断刃21、21…は、作動位置
に下降することができる。また、このとき、同様にし
て、シリンダ32、32が作動し、平板31も、上方の
作動位置をとる。すなわち、切断刃21、21…は、帯
状の豆腐等Tを、間隔d2 に相当する等長の単位からな
る豆腐等T1 、T1…に切断することができる(図1の
中心線CLの左側)。なお、このとき、平板31は、切
断刃21、21…の刃先にコンベヤベルト10を押し付
けることができるので、切断刃21、21…は、豆腐等
Tを確実に切断することができる。
【0033】平板31は、豆腐等Tが切断された直後、
シリンダ32、32により退避位置に下降する。すなわ
ち、平板31は、切断刃21、21…とコンベヤベルト
10との接触を極く短時間で解放することができるか
ら、切断刃21、21…がコンベヤベルト10を傷付け
ることを防止することができる。
【0034】平板31の下降後、切断刃21、21…
は、シリンダ26、26が伸長することにより、分離位
置に拡がる。このとき、切断刃21、21…は、切断さ
れた豆腐等T1 、T1 …を左右に押して移動させ、しか
も、移動後の間隔d3 、d4 、d4 …は、連結ロッド2
2e、22e…により、前述のように規制されているか
ら、豆腐等T1 、T1 …は、その間隔Δ=d3 −d1 =
d4 −d2 となるように、整然と分離することができる
(同図の中心線CLの右側)。
【0035】このようにして分離された豆腐等T1 、T
1 …は、そのままコンベヤベルト10によって搬送する
ことができるから(図3)、コンベヤベルト10の下流
端において、たとえば、図示しないパック詰め装置によ
り、パックP、P…に1個ずつパック詰めし、商品とす
ればよい。
【0036】豆腐等T1 、T1 …が切断刃21、21…
の位置を通過した後、切断刃21、21…は、シリンダ
25、25により、退避位置に上昇した後、あるいは、
それと同時に、シリンダ26、26を短縮することによ
り切断位置に復帰して、次ぎの豆腐等Tの搬入に備えて
待機する。
【0037】以下、同様の動作を繰り返すことにより、
帯状の豆腐等Tを、連続的に切断し、分離することがで
きる。
【0038】以上の説明において、連結ロッド22e、
22e…とスペーサ22d、22d…とは、切断後の豆
腐等T1 、T1 …の大きさにより、適宜、任意の長さの
ものに交換することができる。すなわち、連結ロッド2
2e、22e…、スペーサ22d、22d…は、切断刃
21、21…の相互の間隔d1 、d2 、d2 …、d3、
d4 、d4 …に対し、それぞれ、分離位置に対応する最
大値、切断位置に対応する最小値を規制するものとなっ
ている。
【0039】
【他の実施例】切断刃21、21…、スライダヘッド2
2、22…は、リンク機構により相互の間隔を変更する
ことができる(図7)。
【0040】リンク機構は、リンク41、41…と、ピ
ン41a、41a…、41b、41b…と、ねじ部材4
1b1 、41b1 と、ねじロッド42と、モータ43と
からなる。
【0041】リンク41、41…は、その2本がピン4
1aを介して中央で交差し、互いにピン41aのまわり
に回転可能に連結されており、ピン41aは、スライダ
ヘッド22の上面の中心に固定されている。すなわち、
スライダヘッド22、22…は、それぞれピン41aを
介して2本のリンク41、41を装着している。また、
隣接するスライダヘッド22、22の各リンク41、4
1は、ピン41b、41bを介して回転可能に連結され
ている。
【0042】ねじ部材41b1 、41b1 は、任意の隣
接するスライダヘッド22、22の間のピン41b、4
1bの上方に固定されているものとし、ねじ部材41b
1 、41b1 には、ねじロッド42が共通に螺入されて
いる。ねじロッド42は、その両端部に逆方向のねじが
切ってあり、その一端には、モータ43が接続されてい
る。
【0043】モータ43を一方向に回転し、ねじロッド
42を介してねじ部材41b1 、41b1 の間隔を拡げ
ると、リンク機構を伸長させることができ、このとき、
ピン41a、41a…、スライダヘッド22、22…
は、相互の間隔が全て同じ距離だけ拡がるので、切断刃
21、21…は、豆腐等T1、T1 …を正確に分離する
ことができる。スライダヘッド22、22…を切断位置
に復帰する場合は、モータ43を逆回転させればよいこ
とはいうまでもない。
【0044】連結ロッド22e、22e…を使用する必
要がなく、すべてのスライダヘッド22、22…を同時
に駆動することができるので、切断刃21、21…を分
離位置に拡げる際のショックが皆無であり、豆腐等T1
、T1 …が極めて軟質である場合でも、その形くずれ
を有効に防止することができる。また、ピン41a、4
1a…がスライダヘッド22、22…の中央に固定され
ているため、スライダヘッド22、22…は、左右に移
動するとき、スライド軸23、23に対して傾くおそれ
がなく、より円滑に移動することができる。
【0045】さらに、連結ロッド22e、22e…、ス
ペーサ22d、22d…を使用しないから、モータ43
を介し、リンク機構の伸縮量をコントロールするのみ
で、切断位置、分離位置における間隔d2 、d4 を簡単
に変更し、設定することができる。ただし、この場合に
も、連結ロッド22e、22e…、スペーサ22d、2
2d…を併用し、間隔d2 、d4 を機械的に規制するよ
うにしてもよいことはいうまでもない。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、コンベヤベルトの上方に、相互の間隔を変更するこ
とができる複数の切断刃と、コンベヤベルトを介して切
断刃に対向する上下動可能な平板とを備えることによっ
て、スペース効率を悪くするような長いガイドを全く必
要とせず、切断刃自体によって豆腐等を切断して分離す
ることができるから、全体装置を極めてコンパクトにす
ることができるという優れた効果がある。
【0047】また、切断刃は、切断した豆腐等を積極的
に押して分離させるので、豆腐等は、切断刃に接触しな
がら搬送される距離が極めて短く、形くずれを起こすお
それを最少にすることができる上、水中を搬送する必要
がないから、水の汚損による衛生上の問題が発生するお
それも全くないという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 全体正面説明図
【図2】 図1のX矢視相当図
【図3】 図1のY矢視相当図
【図4】 図1のY矢視相当要部拡大図
【図5】 要部拡大斜視図
【図6】 図2の要部拡大説明図
【図7】 他の実施例を示す図4相当図
【符号の説明】
T、T1 …豆腐等 d1 、d2 、d3 、d4 …間隔 10…コンベヤベルト 21…切断刃 22d…スペーサ 22e…連結ロッド 31…平板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 豆腐等を搬送するコンベヤベルトと、該
    コンベヤベルトの上方に配設し、該コンベヤベルトにほ
    ぼ接するまで下降して、左右に相互の間隔を変更するこ
    とができる複数の切断刃と、前記コンベヤベルトを介し
    て前記切断刃と対向し、前記コンベヤベルトを押し上げ
    て下降中の前記切断刃に接触させる上下動可能な平板と
    からなる豆腐等の切断分離装置。
  2. 【請求項2】 前記切断刃は、相互の間隔の最小値を規
    制するスペーサと、最大値を規制する連結ロッドとを有
    することを特徴とする請求項1記載の豆腐等の切断分離
    装置。
  3. 【請求項3】 前記切断刃は、板状であり、前記コンベ
    ヤベルトの進行方向に互いに平行に配設することを特徴
    とする請求項1または請求項2記載の豆腐等の切断分離
    装置。
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