JPH0557513A - 多軸ヘツドのコンタリング装置 - Google Patents
多軸ヘツドのコンタリング装置Info
- Publication number
- JPH0557513A JPH0557513A JP3242354A JP24235491A JPH0557513A JP H0557513 A JPH0557513 A JP H0557513A JP 3242354 A JP3242354 A JP 3242354A JP 24235491 A JP24235491 A JP 24235491A JP H0557513 A JPH0557513 A JP H0557513A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sleeve
- spindle
- spindles
- gear
- drive mechanism
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23B—TURNING; BORING
- B23B39/00—General-purpose boring or drilling machines or devices; Sets of boring and/or drilling machines
- B23B39/16—Drilling machines with a plurality of working-spindles; Drilling automatons
- B23B39/161—Drilling machines with a plurality of working-spindles; Drilling automatons with parallel work spindles
- B23B39/162—Drilling machines with a plurality of working-spindles; Drilling automatons with parallel work spindles having gear transmissions
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23B—TURNING; BORING
- B23B2260/00—Details of constructional elements
- B23B2260/004—Adjustable elements
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Drilling And Boring (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 多軸ヘッドの各軸で異径の孔を同時にコンタ
リング加工する。 【構成】 第１の駆動機構部により複数本のスピンドル
を同時に回転すると共に、該スピンドルを偏心支持する
スリーブを第２の駆動機構部で回転制御し前記スピンド
ルに装置する工具によりコンタリング加工をする。 【効果】 単一の多軸ヘッドで異径の孔を同時にコンタ
リング加工することが出来る。
リング加工する。 【構成】 第１の駆動機構部により複数本のスピンドル
を同時に回転すると共に、該スピンドルを偏心支持する
スリーブを第２の駆動機構部で回転制御し前記スピンド
ルに装置する工具によりコンタリング加工をする。 【効果】 単一の多軸ヘッドで異径の孔を同時にコンタ
リング加工することが出来る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、多軸ヘッドの複数本の
スピンドルを同時に円弧運動させる多軸ヘッドのコンタ
リング装置に関する。
スピンドルを同時に円弧運動させる多軸ヘッドのコンタ
リング装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】多軸ヘッドには複数本のスピンドルが配
設され、それぞれのスピンドルに装着された刃具により
被加工物を同時に切削加工をする。切削加工のうち、孔
明加工やリーマ加工のような比較的単純な加工の場合に
は多軸ヘッドをそのまま加工軸線方向に往復動させれば
よいが、例えば、円孔をコンタリング加工により仕上げ
加工する場合には単なる往復動だけでは加工出来ない。
従来技術では、多軸ヘッドをＸ，Ｙ軸方向に同期させて
同時に移動し、多軸ヘッド全体を円弧運動させてコンタ
リング加工をするものが採用されていた。
設され、それぞれのスピンドルに装着された刃具により
被加工物を同時に切削加工をする。切削加工のうち、孔
明加工やリーマ加工のような比較的単純な加工の場合に
は多軸ヘッドをそのまま加工軸線方向に往復動させれば
よいが、例えば、円孔をコンタリング加工により仕上げ
加工する場合には単なる往復動だけでは加工出来ない。
従来技術では、多軸ヘッドをＸ，Ｙ軸方向に同期させて
同時に移動し、多軸ヘッド全体を円弧運動させてコンタ
リング加工をするものが採用されていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】多軸ヘッドはコラムお
よびベース台上にＸ軸，Ｙ軸方向に移動自在に支持され
るため、前記のようにＸ，Ｙ軸方向に同時に移動させて
（クロスフィード）円弧運動させることは可能である。
しかしながら、多軸ヘッドは重量物であり、これを高精
度にクロスフィードさせるためには各部が高剛性に形成
される必要がある。そのため、構造が複雑となり、高価
なものとなり、かつその制御系も複雑なものとなる問題
点が生ずる。更に、従来技術では各スピンドルは一定の
円弧運動しか出来ず、それぞれのスピンドル毎に異った
円弧運動をさせることは不可能である。従って、１つの
多軸ヘッドにより異った直径の孔をコンタリング加工す
ることは出来ない問題点があった。
よびベース台上にＸ軸，Ｙ軸方向に移動自在に支持され
るため、前記のようにＸ，Ｙ軸方向に同時に移動させて
（クロスフィード）円弧運動させることは可能である。
しかしながら、多軸ヘッドは重量物であり、これを高精
度にクロスフィードさせるためには各部が高剛性に形成
される必要がある。そのため、構造が複雑となり、高価
なものとなり、かつその制御系も複雑なものとなる問題
点が生ずる。更に、従来技術では各スピンドルは一定の
円弧運動しか出来ず、それぞれのスピンドル毎に異った
円弧運動をさせることは不可能である。従って、１つの
多軸ヘッドにより異った直径の孔をコンタリング加工す
ることは出来ない問題点があった。
【０００４】本発明は、以上の問題点を解決するもの
で、多軸ヘッドの各軸が単独に、かつ同時に円弧運動出
来、異径の孔をコンタリング加工し得ると共に、構造が
簡単で、かつ比較的安価に実施出来る多軸ヘッドのコン
タリング装置を提供することを目的とする。
で、多軸ヘッドの各軸が単独に、かつ同時に円弧運動出
来、異径の孔をコンタリング加工し得ると共に、構造が
簡単で、かつ比較的安価に実施出来る多軸ヘッドのコン
タリング装置を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上の目的を
達成するために、刃具を装着する複数本のスピンドルを
同時に回転駆動する第１の駆動機構部と、前記スピンド
ルをそれぞれ偏心支持すると共に多軸ヘッドのケース本
体に枢支されるスリーブと、該スリーブを回転駆動制御
する第２の駆動機構部とを設けてなる多軸ヘッドのコン
タリング装置を構成するものである。
達成するために、刃具を装着する複数本のスピンドルを
同時に回転駆動する第１の駆動機構部と、前記スピンド
ルをそれぞれ偏心支持すると共に多軸ヘッドのケース本
体に枢支されるスリーブと、該スリーブを回転駆動制御
する第２の駆動機構部とを設けてなる多軸ヘッドのコン
タリング装置を構成するものである。
【０００６】
【作用】本発明においては、刃具を装着したそれぞれス
ピンドルが、スリーブに所望の値だけ偏心した状態で枢
支される。また、それぞれのスリーブは多軸ヘッドのケ
ース本体に枢支される。スピンドルおよびスリーブは、
第１および第２の駆動機構部により同時に回転される。
前記スピンドルは前記第１の駆動機構部により自転しな
がら前記第２の駆動機構部によるスリーブの回転運動に
よりそれぞれの偏心量に見当った公転運動（円弧運動）
をし、所謂コンタリング運動が行われる。この場合、多
軸ヘッドのケース本体は不動状態に保持され、その内部
機構のみが回転運動する構造のため、比較的コンパクト
に形成され、簡単，安価に実施することが出来る。
ピンドルが、スリーブに所望の値だけ偏心した状態で枢
支される。また、それぞれのスリーブは多軸ヘッドのケ
ース本体に枢支される。スピンドルおよびスリーブは、
第１および第２の駆動機構部により同時に回転される。
前記スピンドルは前記第１の駆動機構部により自転しな
がら前記第２の駆動機構部によるスリーブの回転運動に
よりそれぞれの偏心量に見当った公転運動（円弧運動）
をし、所謂コンタリング運動が行われる。この場合、多
軸ヘッドのケース本体は不動状態に保持され、その内部
機構のみが回転運動する構造のため、比較的コンパクト
に形成され、簡単，安価に実施することが出来る。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図１は本実施例の主要部の構造を示す軸断面図、図
２は図１のＡ−Ａ線断面図、図３は実施例の第１および
第２の駆動機構部の駆動モータ配置等を示す側面図、図
４は図３のＢ矢視の多軸ヘッドの一部正面図である。図
３に示すように、多軸ヘッド１はスライドベース３２上
に紙面直角方向（切込み方向に相当する）に沿って摺動
自在に支持され、スライドベース３２はベッド２上にス
ピンドル軸線方向に沿って摺動自在に支持される。その
ケース本体５の先端には刃具３を装着したスピンドル４
が配設される。スピンドル４は図４に示すように４ａ，
４ｂ，４ｃ，４ｄに示す複数本のものが配設される。ま
た、多軸ヘッド１には第１の駆動機構部の駆動モータ６
と、その回転軸に連結するプーリ７およびベルト８を介
してプーリ７に連結するプーリ９がそれぞれ配設される
と共に、第２の駆動機構部の駆動モータ１０が搭載され
る。なお、駆動モータ１０はセンサ付きのＡＣモータか
ら構成される。
る。図１は本実施例の主要部の構造を示す軸断面図、図
２は図１のＡ−Ａ線断面図、図３は実施例の第１および
第２の駆動機構部の駆動モータ配置等を示す側面図、図
４は図３のＢ矢視の多軸ヘッドの一部正面図である。図
３に示すように、多軸ヘッド１はスライドベース３２上
に紙面直角方向（切込み方向に相当する）に沿って摺動
自在に支持され、スライドベース３２はベッド２上にス
ピンドル軸線方向に沿って摺動自在に支持される。その
ケース本体５の先端には刃具３を装着したスピンドル４
が配設される。スピンドル４は図４に示すように４ａ，
４ｂ，４ｃ，４ｄに示す複数本のものが配設される。ま
た、多軸ヘッド１には第１の駆動機構部の駆動モータ６
と、その回転軸に連結するプーリ７およびベルト８を介
してプーリ７に連結するプーリ９がそれぞれ配設される
と共に、第２の駆動機構部の駆動モータ１０が搭載され
る。なお、駆動モータ１０はセンサ付きのＡＣモータか
ら構成される。
【０００８】図１はスピンドル４ａ，４ｂ，４ｃ，４ｄ
の内の一部のもの、すなわち、スピンドル４ａのまわり
の詳細構造とスピンドル４ｂのまわりの概要構造を示す
ものであり、スピンドル４ｃ，４ｄのまわりも図１に示
すスピンドル４ａのまわりの構造とほぼ同一のものから
なり、その説明を省略する。スピンドル４ａは細長のロ
ッド状部材からなり、その先端部には刃具３が固定さ
れ、後端部には太陽歯車１１が固定される。スリーブ１
２ａは軸受１３，１４を介しケース本体５に枢支され
る。スリーブ１２ａに隣接するスリーブ１２ｂも軸受１
３，１４を介しケース本体５に枢支される。スリーブ１
２ａには所定の偏心量だけ偏心した偏心貫通孔１５が穿
設され、スピンドル４ａは偏心貫通孔１５内に嵌着され
た軸受１６，１７を介しスリーブ１２ａに枢支される。
また、スピンドル４ｂも同様にスリーブ１２ｂにより枢
支される。
の内の一部のもの、すなわち、スピンドル４ａのまわり
の詳細構造とスピンドル４ｂのまわりの概要構造を示す
ものであり、スピンドル４ｃ，４ｄのまわりも図１に示
すスピンドル４ａのまわりの構造とほぼ同一のものから
なり、その説明を省略する。スピンドル４ａは細長のロ
ッド状部材からなり、その先端部には刃具３が固定さ
れ、後端部には太陽歯車１１が固定される。スリーブ１
２ａは軸受１３，１４を介しケース本体５に枢支され
る。スリーブ１２ａに隣接するスリーブ１２ｂも軸受１
３，１４を介しケース本体５に枢支される。スリーブ１
２ａには所定の偏心量だけ偏心した偏心貫通孔１５が穿
設され、スピンドル４ａは偏心貫通孔１５内に嵌着され
た軸受１６，１７を介しスリーブ１２ａに枢支される。
また、スピンドル４ｂも同様にスリーブ１２ｂにより枢
支される。
【０００９】次に、前記第１の駆動機構部について説明
する。第１の駆動機構部は駆動モータ６，プーリ７，９
および内歯車１８，太陽歯車１１等から構成される。す
なわち、プーリ９を後端部に固定した回転軸１９は軸受
２０，２１を介しケース本体５に枢支される。その先端
側には太陽歯車１１と噛合する内歯車１８が固設され
る。なお、太陽歯車１１と内歯車１８とは、スリーブ１
２ａとスピンドル４ａとの前記偏心量と等しい値だけ偏
心した状態で互いに噛合するように形成される。次に、
第２の駆動機構部について説明する。第２の駆動機構部
は駆動モータ１０（図３）およびこれに連結する歯車機
構から構成される。前記歯車機構は次のものから構成さ
れる。すなわち、スリーブ１２ａにはウォームホイール
２２が固定され、ウォームギヤ２３がこれに噛合する。
図２に示すように、ウォームギヤ２３の回転軸２４はケ
ース本体５に軸受２５，２６等を介して枢支され、その
後端には歯車２７が固定される。歯車２７は歯車２８等
を介し、図１の歯車２９に連結する。歯車２９をその後
端に固定する回転軸にはウォームギヤ３０が形成され、
ウォームギヤ３０（図１）はスリーブ１２の隣接スリー
ブ１２ｂに固定するウォームホイール３１に噛合する。
また、歯車２９は図略の歯車列を介し駆動モータ１０に
連結する。
する。第１の駆動機構部は駆動モータ６，プーリ７，９
および内歯車１８，太陽歯車１１等から構成される。す
なわち、プーリ９を後端部に固定した回転軸１９は軸受
２０，２１を介しケース本体５に枢支される。その先端
側には太陽歯車１１と噛合する内歯車１８が固設され
る。なお、太陽歯車１１と内歯車１８とは、スリーブ１
２ａとスピンドル４ａとの前記偏心量と等しい値だけ偏
心した状態で互いに噛合するように形成される。次に、
第２の駆動機構部について説明する。第２の駆動機構部
は駆動モータ１０（図３）およびこれに連結する歯車機
構から構成される。前記歯車機構は次のものから構成さ
れる。すなわち、スリーブ１２ａにはウォームホイール
２２が固定され、ウォームギヤ２３がこれに噛合する。
図２に示すように、ウォームギヤ２３の回転軸２４はケ
ース本体５に軸受２５，２６等を介して枢支され、その
後端には歯車２７が固定される。歯車２７は歯車２８等
を介し、図１の歯車２９に連結する。歯車２９をその後
端に固定する回転軸にはウォームギヤ３０が形成され、
ウォームギヤ３０（図１）はスリーブ１２の隣接スリー
ブ１２ｂに固定するウォームホイール３１に噛合する。
また、歯車２９は図略の歯車列を介し駆動モータ１０に
連結する。
【００１０】次に、本実施例の作用を説明する。まず、
被加工物の加工孔にそれぞれのスピンドル４ａ等を挿入
し、図２に示す回転軸２４を回動し刃具３と加工孔との
位置合わせを行う。次に、多軸ヘッド１をスライドベー
ス３２に沿って刃具３の切込み方向に移動し、所定の切
込みを与える。次に、前記第１の駆動機構部の駆動モー
タ６を回転すると、プーリ７，ベルト８，プーリ９を介
し内歯車１８が回転する。それにより内歯車１８に噛合
する太陽歯車１１が回転するため、スピンドル４ａが回
転（自転）する。勿論、この場合、スリーブ１２ｂ等の
スピンドル４ｂ，４ｃ，４ｄも同時に回転する。次に、
前記第２の駆動機構部の駆動モータ１０を駆動すると歯
車２９，２８，２７等を介し回転軸２４が回転し、ウォ
ームギヤ２３に噛合するウォームホイール２２が回転す
る。勿論、同時にスリーブ１２ｂ等のウォームホイール
３１も回転する。スピンドル４ａはスリーブ１２ａに偏
心支持されているため、スリーブ１２ａが回転するとス
ピンドル４ａはスリーブ１２ａの中心線まわりにその偏
心量を半径とする公転運動をする。この公転軌跡を被加
工物の加工孔に対応させることにより、スピンドル４ａ
の刃具３は円弧運動し、所謂コンタリング加工が行わ
れ、加工孔を仕上加工することが出来る。第２の駆動機
構部の前記歯車列はそれぞれのスリーブ１２ａ等が同時
に１回転するように構成されるため、各スリーブ１２ａ
等は同時に回転し、同時に１回転を終了する。駆動モー
タ１０は前記したようにセンサ付きのＡＣモータからな
り、スリーブ１２ａ等の１回転を確認出来るため、スリ
ーブ１２ａが１回転毎に刃具３を被加工物側に切込み送
りするように多軸ヘッド１に移動指令を発することが出
来る。これにより、スピンドル４ａ等は自転，公転を繰
返し行いながら被加工物が所定寸法に加工されるまで加
工を進めることが出来る。
被加工物の加工孔にそれぞれのスピンドル４ａ等を挿入
し、図２に示す回転軸２４を回動し刃具３と加工孔との
位置合わせを行う。次に、多軸ヘッド１をスライドベー
ス３２に沿って刃具３の切込み方向に移動し、所定の切
込みを与える。次に、前記第１の駆動機構部の駆動モー
タ６を回転すると、プーリ７，ベルト８，プーリ９を介
し内歯車１８が回転する。それにより内歯車１８に噛合
する太陽歯車１１が回転するため、スピンドル４ａが回
転（自転）する。勿論、この場合、スリーブ１２ｂ等の
スピンドル４ｂ，４ｃ，４ｄも同時に回転する。次に、
前記第２の駆動機構部の駆動モータ１０を駆動すると歯
車２９，２８，２７等を介し回転軸２４が回転し、ウォ
ームギヤ２３に噛合するウォームホイール２２が回転す
る。勿論、同時にスリーブ１２ｂ等のウォームホイール
３１も回転する。スピンドル４ａはスリーブ１２ａに偏
心支持されているため、スリーブ１２ａが回転するとス
ピンドル４ａはスリーブ１２ａの中心線まわりにその偏
心量を半径とする公転運動をする。この公転軌跡を被加
工物の加工孔に対応させることにより、スピンドル４ａ
の刃具３は円弧運動し、所謂コンタリング加工が行わ
れ、加工孔を仕上加工することが出来る。第２の駆動機
構部の前記歯車列はそれぞれのスリーブ１２ａ等が同時
に１回転するように構成されるため、各スリーブ１２ａ
等は同時に回転し、同時に１回転を終了する。駆動モー
タ１０は前記したようにセンサ付きのＡＣモータからな
り、スリーブ１２ａ等の１回転を確認出来るため、スリ
ーブ１２ａが１回転毎に刃具３を被加工物側に切込み送
りするように多軸ヘッド１に移動指令を発することが出
来る。これにより、スピンドル４ａ等は自転，公転を繰
返し行いながら被加工物が所定寸法に加工されるまで加
工を進めることが出来る。
【００１１】本実施例において、第１および第２の駆動
機構部を図示のようなものから構成したが、勿論この構
造に限定されない。また、駆動モータ６，１０は単一の
ものを使用したがそれに限定するものでない。
機構部を図示のようなものから構成したが、勿論この構
造に限定されない。また、駆動モータ６，１０は単一の
ものを使用したがそれに限定するものでない。
【００１２】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果が上げ
られる。 （１）多軸ヘッドのそれぞれのスピンドルが自転と公転
運動し、所定のコンタリング加工を行うことが出来る。
すなわち、重量物多軸ヘッド自体をＸ，Ｙ軸方向にクロ
スフィードすることなく、コンタリング加工を行うこと
が出来る。 （２）それぞれのスピンドルの偏心量を変えることによ
り異径の加工孔のコンタリング加工が同時に行われる。 （３）スピンドルおよびスリーブは多軸ヘッドのケース
本体内に枢支され、その駆動機構部も多軸ヘッドに設け
られるため、全体構造がコンパクトにまとめられ、従来
技術のように各部を高剛性に形成する必要がない。従っ
て、安価に実施することが出来る。
られる。 （１）多軸ヘッドのそれぞれのスピンドルが自転と公転
運動し、所定のコンタリング加工を行うことが出来る。
すなわち、重量物多軸ヘッド自体をＸ，Ｙ軸方向にクロ
スフィードすることなく、コンタリング加工を行うこと
が出来る。 （２）それぞれのスピンドルの偏心量を変えることによ
り異径の加工孔のコンタリング加工が同時に行われる。 （３）スピンドルおよびスリーブは多軸ヘッドのケース
本体内に枢支され、その駆動機構部も多軸ヘッドに設け
られるため、全体構造がコンパクトにまとめられ、従来
技術のように各部を高剛性に形成する必要がない。従っ
て、安価に実施することが出来る。
【図１】スピンドルまわりの詳細構造を示す軸断面図で
ある。
ある。
【図２】図１のＡ−Ａ線断面図である。
【図３】本実施例の第１および第２の駆動機構部の駆動
モータ等を示す側面図である。
モータ等を示す側面図である。
【図４】図３のＢ矢視の多軸ヘッドの一部正面図であ
る。
る。
１ パレット ２ ベッド ３ 刃具 ４ スピンドル ４ａ スピンドル ４ｂ スピンドル ４ｃ スピンドル ４ｄ スピンドル ５ ケース本体 ６ 駆動モータ ７ プーリ ８ ベルト ９ プーリ １０ 駆動モータ １１ 太陽歯車 １２ａ スリーブ １２ｂ スリーブ １２ｃ スリーブ １２ｄ スリーブ １３ 軸受 １４ 軸受 １５ 偏心貫通孔 １６ 軸受 １７ 軸受 １８ 内歯車 １９ 回転軸 ２０ 軸受 ２１ 軸受 ２２ ウォームホイール ２３ ウォームギヤ ２４ 回転軸 ２５ 軸受 ２６ 軸受 ２７ 歯車 ２８ 歯車 ２９ 歯車 ３０ ウォームギヤ ３１ ウォームホイール ３２ スライドベース
Claims (1)
- 【請求項１】 刃具を装着する複数本のスピンドルを同
時に回転駆動する第１の駆動機構部と、前記スピンドル
をそれぞれ偏心支持すると共に多軸ヘッドのケース本体
に枢支されるスリーブと、該スリーブを回転駆動制御す
る第２の駆動機構部とを設けることを特徴とする多軸ヘ
ッドのコンタリング装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3242354A JPH0557513A (ja) | 1991-08-29 | 1991-08-29 | 多軸ヘツドのコンタリング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3242354A JPH0557513A (ja) | 1991-08-29 | 1991-08-29 | 多軸ヘツドのコンタリング装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0557513A true JPH0557513A (ja) | 1993-03-09 |
Family
ID=17087946
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3242354A Pending JPH0557513A (ja) | 1991-08-29 | 1991-08-29 | 多軸ヘツドのコンタリング装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0557513A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2749201A1 (fr) * | 1996-06-04 | 1997-12-05 | Peugeot | Dispositif de reglage de la position d'une broche d'usinage ou analogue sur un support relativement a un element de reference de ce support |
| JP2013013984A (ja) * | 2011-07-06 | 2013-01-24 | Honda Motor Co Ltd | 工作機械及びそれを用いた加工方法 |
| CN107160482A (zh) * | 2017-05-29 | 2017-09-15 | 孙美娟 | 一种间距可调的建筑装饰板材的双头打孔装置 |
| CN108381184A (zh) * | 2017-12-22 | 2018-08-10 | 朱江帆 | 一种高效的新型合金材料装置 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0373203A (ja) * | 1989-08-11 | 1991-03-28 | Mitsui Seiki Kogyo Co Ltd | ２重偏心軸による内溝加工方法と装置 |
| JPH03190646A (ja) * | 1989-12-20 | 1991-08-20 | Nissan Motor Co Ltd | Ｎｃ工作機械の工具支持軸移動装置 |
-
1991
- 1991-08-29 JP JP3242354A patent/JPH0557513A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| EP0811448A1 (fr) * | 1996-06-04 | 1997-12-10 | Automobiles Peugeot | Dispositif de réglage de la position d'une broche d'usinage |
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